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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2019.04
17
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07:39
Category : 未分類
 70歳以上の厚生年金の保険料支払い義務にみんなが怒っているのだけれども。

厚生年金加入、70歳以上も 厚労省が納付義務を検討 受給額を上乗せ
2019/4/15 23:47日本経済新聞 電子版
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厚生労働省は会社員らが入る厚生年金について、一定額以上の収入などがある場合、70歳以上も加入して保険料の支払いを義務付ける検討に入る。現在は70歳未満としている保険料の納付期間が長くなるため、受給できる年金額は増える。健康寿命は延び続けており、将来に備えて長い期間働く高齢者が増える可能性がある。

厚労省は今年、公的年金制度の健全性を確認する5年に1度の検証作業を実施する。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43565480Q9A410C1MM8000/


 べつに金儲けしているやつに年金を負担させるのは悪くはない。従業員として一定以上の収入があるなら年金負担はあるべきである。また現に比較的額が大きい厚生年金と共済年金をもらっているヤツなら、とって当然だと思うけどね


■ 厚生年金と共済年金から奪うしかない

 問題となるのは国民年金である。あまりに額が小さく老人が困窮する原因だからだ。

 対して厚生年金と共済年金はそうではない。結構もらえる計算である。

 それを年金問題、老人困窮問題として一緒くたにするのは混同の誤りだ。上の記事への怒りはそれに見える。

 実際に問題解決すべきは国民年金である。社会を安定させるには金額は少ない。だが闇雲に増額するのも難しい。勤労世代の負担やら財政がきつすぎる。

 その点からすれば 厚遇されている厚生年金と共済年金から金を引き上げるべきではある。そうしないと国民年金が持たない。その点で受給者でも働いしている老人に厚生年金を負担させるのは悪くはない。


■ 課税して国民年金に回すのがいちばんよくないかね

 ただ、焼け石にみずでしかない。

 本来ならガッチンコが望ましい。

 でも国保と厚生年金と共済年金と軍恩の合体は難しい。貰っているヤツが大反対するからだ。

 それなら厚生年金と共済年金に90%の税金かければいいんじゃないかね。国保相当額、月6万6000円を超える分には9割課税、とった税金は国民年金、厚生、共済の受給者で頭割りして分配する。

 国保の無理は相当に緩和するはず。調べるのが面倒なので調べてないが戦後生まれが扶養者コミで国民年金、厚生、共済が2:4:1で、月あたり6万6000、15万円、20万円とすればだいたい国民年金で13万円超、厚生と共済で14万と15万くらいになるんじゃないかね。後二者は退職金がある。きちんと貯金しとけば極端には困らないでしょう。

 そうすれば最貧層は嵩上げされる。あとはBIと生活扶助でどうにかなる。また、一度均した上での補助なら現役勤労世代の負担も減る。たぶんそれが一番いい。
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2019.04
16
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03:38
Category : 未分類
 一時、帝国議会の上奏や建議を地引網していたことがある。

 古い帳面で探しものをしていたらその頃のメモを発見した。昭和14-15年の『帝国議会 衆議院 上奏・建議・決議・同義・質問 七十五帝国議会』で気になる項目を拾ったもの。

 その一つが四国帝国大学の件。徳島に作る話であったらしい。メモに「可決」とあるのは建議を可決した意味だろう。帝国議会が建議しても政府はそれを実施する義務はない。

 もう一つが「脊椎骨調整医師法規制定二関スル決議案」。提出者は福島の栗山博さん。カイロプラクティクスなんだが、はあま師は医師でないのに新参のカイロプラクティクスを医師相当とかどうかしている。10年前にもそう考えたことを思い出したよ。
2019.04
14
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14:51
Category : 未分類
 ニセ科学バスターとやらはお理工さんの癇癪なのだろう。「科学的に正しいのにボクの主張が通らない」で怒っているのはそれだ。

 よく見れば主張が通らないのは別の理由がある。例えば単に御本尊の説得力が低い。主張が成立する余地もないのを見極められていない。影響力がない。はっきりとノーと言わない。そういったものだ。

 しかし、お理工さんはそれを放置して「科学的に誤っている」だけを言い立てる。それは彼の属する理系カルトの中では共感は得られるのだろう。

 ただ、もともと主張しても通らない人の話である。その意見に価値があるといった印象はうけない。せいぜいが「ああそうだね」で終わりだ。


■ 単なるマンション組合内での政治敗北でしょ

 謎水さんの磁気防錆批判はそれだ。
謎水@nazomizusouti
マンションに謎の水装置を導入されてしまった被害者です。
ニセ科学の注意喚起を拡散しています。
ウェブサイト移転しました。
https://nazomizu.com
https://twitter.com/nazomizusouti/status/1100367541271027712


 マンション組合での話である。イカサマ磁気防錆の導入を非科学的だと主張したのだが受け入れられなかった内容だ。

 その中身をみれば説得力や行動力での敗北だ。マンション組合での多数派形勢に失敗した。あるいは提出案件の拒否に失敗した。その程度である。さらに言えば公的機関への救済を求めるばかりで自力での抵抗も不徹底であるようにみえる。
https://nazomizu.com/html/comic/main/images/page_0010.jpg
https://nazomizu.com/html/comic/main/images/page_0056.jpg

 結論は「そんなに嫌なら区分所有なんか住むな」で終わる。1戸あたりで5万10万の負担だから払って忘れる。積立からの支出なのでその支払拒否ができなった。それを悔やむなら区分所有はやめるだけの話である。


■ それって「科学で折伏できない」のフラストレーションだよね

 だが、謎水さんはその後にニセ科学であると昂ぶっっておられる。

 内容はあまり意味はない。イカサマ磁気防錆はイカサマであると述べているだけ。そんなの周知なので買わなければいい。あるいは鰯頭で信じているのだからほっておけばよい。別に人体には害はない。

 そして、そこにあるのは癇癪である。本来は「買うな」で終わるはずだ。なのに「科学的に正しくないものが否定されないことは許されない」で一貫している。「科学的に正しいのにボクの主張が通らない」のフラストレーションの表出に尽きている。*

 まずは特異な世界認識を感じざるを得ない。この地球は科学的正しさだけで回っているわけではないし、社会は科学的正しさだけで動いているわけではない。そこに原理的科学主義の教義で世間が動かないことを訴えている。まずは世界認識の差異を感じるものだ。




 お理工さんのニセ科学批判・啓蒙ってアレ気な宗教の勧誘に似てるんだよねえ。「宇宙大稲荷大明神さまの奇跡の数々を説明しているのに教団に興味を持ってもらえない」とか「死後のお稲荷世界の素晴らしさを聞いても入信してくれない」みたいな。相手が神秘話を聞いてくれないことへのフラストレーションの表出とか、神秘理論を理解しないのは日本人の神秘リテラシーが低いからですみたいな合理化とかね。
2019.04
10
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12:53
Category : 未分類
 自動車レースとオリンピックは似ている。熱狂するのは途上国だけだ。

 自動車レースはモータリゼーションが進行中の国で人気がでる。途上国の国民は自動車とナショナリズムの高揚を欲しがる。かつての貧乏人は車を欲しがる。かつての貧乏国は他国の自動車チームに勝つことでナショナリズムを満足させるからだ。

 成熟した国ではさほどの人気もない。飽きられてしまい一部の好事家が好むだけとなる。60年代日本のように子供までが熱狂することはない。今の日米欧はその程度である。


■ エアレースはそれ以下

 エアレースはそれ以下である。常人には飛行機を所有したがる感情はない。その点で自分で買って運転できる自動車ほどの興味は惹かない。ナショナリズムを刺激する効果しかない。

 だから短期で飽きられる。目新しさがなくなれば終わりだ。

 レッドブルの曲芸大会はまったくそれだ。実際に興行は焼畑農業的である。固定した都市を巡回する形ではない。ジプシーのように各国を巡回する形である。同じところではすぐに飽きられる構造にあるのだ。

 そもそも世界大会もおこがましい。自社で10人の運転手を集めて団体を作っただけ。インディのプロレス団体と変わらない。それで世界大会を名乗り決勝云々は間抜けでしかない。

 当初は目新しさでナショナリズムを刺激できる。自民族の運転手が一等賞とれるかどうかが話題になる。

 だが、やっていることはタダの曲芸飛行であり、実態はインディのプロレス団体の世界大会である。

 だから人気は落ちていくのである。


■ 欧米では人気は凋落している

 これはファン層の偏りで明らかである。大貫剛さんによれば、曲芸運転手の発言に反応するのは日本人だけとのことだ。つまり日本以外の人気は凋落しているのだ。

レッドブル人気なくなる
大貫剛@ohnuki_tsuyoshi
ションカ選手のTweetに反応してるのが全員日本語アカウントってのが、レッドブルエアレースの日本での人気が特別だってことを物語っているよな…
https://twitter.com/ohnuki_tsuyoshi/status/1115629661596176384


 「レッドブルエアレースの日本での人気が特別」(大貫)とは、日本以外では人気がないということだ。従来の巡業国は焼畑しきったのである。


■ 日本でもそろそろ飽きられる

 もちろん、日本での人気もそろそろ終わる。飽きがくるからだ。

 実際に観客動員数は着実に減っている。15年には12万人を動員した。それが3年後の18年には7万人に減っている。今後は採算がとれなくなるだろう。

 その点で日本での焼畑農業もそろそろおわる。そのうち日本から撤退し中国や東南アジア、中央アジアや湾岸地域、将来的にはアフリカや南米に引っ越すのだろう。

 もちろん、それ以前にも人が死ねば終わる。運転手がしくじる。他人を巻きこむの他にも
熱中症で何人か死ぬでも終わるだろう。金とって海岸に押し込む。直射日光に晒す。そして飲み物を安価に提供しない。何人か死んでも不思議はない話である。


■ 逆に言えば、人が死ぬスリルもないからねえ

 まー、でもホントのスペクタクルって人が死ぬことだよねえ。エアレースも10回に1回ほど人が死ぬような危険があれば人気は出ると思うよ。安全なTVの前に座ってコーラを飲みながら現実で人が死ぬかどうかのスリルを提供できればすごいことになるだろうね。それなら己もケシカランとか言いながら見る。悪趣味と目を両手で覆いながら指の間から見る。

 でも、何もおきないからね。その点でもレッドブルはすぐに飽きられる内容でしかない。

 まあ、最下位あるいは優勝者を○して神に捧げるようなアステカ方式ならね。それならあの退屈な曲芸飛行でもサッカーや野球でも見る。

 オリンピックもそうすればいい。「メダル競争で優勝できなければ元JOC会長の卑属を族滅する」なら喜んで見るし、どのゲームでも対戦国を応援するね。
2019.04
05
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19:28
Category : 未分類
 なぜ、日本軍隊の武器の「里帰り」は人の金をアテにするのだろうか?

 武器を見世物にする完全な私的商売である。そのランカイ屋商売の資本となる武器はランカイ屋が投資として買うべきである。

 それにもかかわらず寄付を求めている。綺麗事をいってマニアあるいは世間に金を無心した。人の金で好奇を引く兵器を買う。それで里帰り云々である。

 だが、実際は見世物としての金儲けの算段であった。これは飛行機の前例や売却話をみればそう判断できる。


■ 金もないのに戦車を買う話を真に受けるべきだろうか?

 95式軽戦車でも同じ話が進められている。「『九五式軽戦車』を日本人の手に取り戻す」と題し「日本の技術遺産の歴史」云々と、また例によってクラウドファウンディングと言い出している。(https://readyfor.jp/projects/type95HA-GO

 だが、金もないのに戦車を買うような話を真に受けてよいものだろうか。「「九五式軽戦車」を日本人の手に取り戻す。修復、里帰り計画」の最初に掲示された文章には「金は無いけど戦車を買う話を進めているよ」とある。

しかし本来、日本の遺産は日本で保存すべきです。決して、日本人にその"能力"がないわけではないのです。
先達の失敗に学び、私たちは今度こそ、成功事例を作りたい。
10年越しの準備を経て、あと必要なのは、買い取りの資金だけ。
残された時間はあとわずか。
今回、支援が集まらなければ、私たちの買い取り権利は失われ、車両はロシアのマニアか中東石油王の手に。そして日本の防衛技術遺産保存は、また10年、遅れをとることになるでしょう。
https://readyfor.jp/projects/type95HA-GO


 「10年越しの準備を経て、あと必要なのは、買い取りの資金だけ。」とは不思議な表現だ。まずは、10年やっていて金の目処がついていないことを示している。また、金も準備できないでいて「あとの準備は整っている」という強心臓である。


■ もし、「公的博物館」ができなかったらどうするのかね

 さらには実現性も相当に怪しい。

 なぜなら計画に言い訳があるからだ。図版として示された将来計画の線表には「防衛技術博物館(御殿場市に公営として建設計画中)が完成すれば、ついに日本へ里帰り!」とある。

計画線表

 もし、「防衛技術博物館(御殿場市に公営として建設計画中)が完成」しなかったらどうなるのだろうか?

 ボービントンのパレードとやらで走行お披露目して計画は終わりにも見える。展示場所がなく、輸入も難渋するだろうためだ。

 特に公的機関が絡まなければ戦車の輸入は容易ではない。砲や機銃を外しても外為法上は武器である。そのため経産大臣の許可が必要だからだ。

 その点で線表の「防衛技術博物館(御殿場市に公営として建設計画中)が完成すれば」は注目すべきである。現地で戦車が買えたからといって必ずしも日本に戻るわけではない。そのような言い訳にも見えるためだ。


■ 道楽は中東やロシアのお大尽に任せるのが筋

 なによりも道楽である。旧日本軍隊の戦車を持ち帰り動かすというのは趣味でしかない。本来は模型マニア向けの道楽である。1/1のプラモが動きますよ程度の意味しかない。

 本来はお大尽がやることだ。それなら問題はない。どんなに金を無駄遣いしても、わけのわからない取引をしても誰も口をはさむことはできない。

 それを寄付で賄おうとするからおかしくなる。醵金を募るため、さも社会的に価値あるように言い立てるあたりで怪訝となる。

 人の金で自分の道楽をやる浅ましさがそこにある。まずは不首尾に至ることを望むばかりである。





 ま、自衛隊か靖国社に納めるならわからないこともないけどね。
 ただ、自衛隊ももらってもあまり喜ばないし、いまの靖国は政治的にどうしようもないのはおいても、宗旨からして戦闘に参加した車両でもなければ由来も縁起もないタダの鉄屑だけどねえ。
 あとは、無理に1億だすよりも例の少年戦車兵神社の保管を先に進めたほうがいいんじゃないかね。錆落としや戦車の外観を整頓し、密閉式の展示保管庫を奉納するにしても2000万もいらないでしょ。地元の神社にある戦車を大事にしないで海外の戦車によくわからない金額を突っ込むって話はどうよとは思うね。
2019.04
02
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10:39
Category : 未分類
 新元号が令和に決まった。 今上天皇の 御退位により 皇太子殿下が5月1日に 御即位される。その際に平成が令和に改元されることとなる。

 だが、令和の年数は平成の治を超えない。新憲法下において 御退位の先例が生まれ慣例となるためだ。天皇制は定年制となる。結果、 皇太子殿下が百歳を超える 御長寿を全うされても相当以前に 御退位される。つまり令和の治世は定年制により終わる。70歳定年なら最短12年、85歳定年なら最長27年となる。

 これは何を意味するだろうか?

 元号は今後、実用性を喪失する。定年制により次の次の元号、ポスト令和はさらに短く、おそらく5年で終わる。つまり令和とポスト令和の2代の 御治世は合計して最短16年、最長31年となる。頻繁な改元対応を避けるため元号利用は儀礼場面を除けば使われ難くなる。そう予想できる。

小さく_生前御退位の定年年齢と元号の期間

 
■ 令和は最長27年

 「令和は何年続くだろうか?」

 従前であれば不敬の発言である。明治憲法により 天皇は終身現役が定められた。定年や予備役は存在しなかった。そのため元号期間の予測は 崩御の予想となるため口にはできない問題であった。

 だが、今回の 今上御退位により状況は変化した。次の元号についての議論や予想は禁忌ではなくなった。当然、その期限を予想することもタブーではない。

 その前提に立って予想すれば、令和は最短12年から最長27年である。 皇太子殿下もおそらく定年制度の前例は踏まれる。その定年年齢を70歳とすれば令和は12年、85歳とすれば27年となる。

 令和の 御治世は平成の 御治世を超えない。そう予測できるのである。

 
■ 定年年齢の引き下げは必至

 その上でポスト令和を予測すると5年となる。まずは 文仁親王殿下は 皇太子殿下の5歳年下でいらっしゃる。そして同一年齢での 御定年となればポスト令和は5年だ。また宮廷は前例主義で動くため一番ありうる年数である。

 この計算では令和とポスト令和は32年となる。85歳定年制を前提とすればそうなる。

 ただし、定年年齢の引き下げにより短縮される可能性は高い。

  御定年年齢の引下議論は必至だ。85歳定年はあまりに過酷だ。 御退位後を楽しんでいただくためには80歳定年とすべきだ。あるいは75歳、70歳とすべきといった話は必ず出てくる。

  今上の85歳定年を維持する必要もない。なにより 悠仁親王殿下がいらっしゃる。無理に 治世を長引かせる必要もない。その点で 御退位は差し支えない。

  また制度上のハードルも低い。宮廷は前例主義で動くとは述べた。だが、 御歴代の事例を拝見すればより若年での 御退位例も多い。また他国王室の例も宮廷でいう勘例となりうる。

 
■ 令和と、ポスト令和は16~31年

 それからすれば令和と、ポスト令和は極めて短くなる。 今上天皇の 御定年が85歳、 皇太子殿下の 御定年を80歳と仮定すれば令和は22年だ。そして、 文仁親王殿下の 御定年も80歳ならポスト令和は5年となる。その場合の合計期間は暦年で26年である。

 この年数予想26年は 悠仁親王殿下の 御即位年齢との相性もよい。令和とポスト令和が22年であれば 悠仁親王殿下は39歳で 御即位される。 明治大帝は14歳、 昭和帝は25歳と比べて若年ということはなく、 今上の55歳 皇太子殿下の59歳よりもお若く公務が 御負担となるお年でもない。

 実際には合計はさらに短くなる。定年年齢はさらに下る可能性は高い。オランダの ベアトリクス女王の例に倣えば75歳定年である。その際には合計22年となる。70歳定年もありえない話ではない。その場合は合計16年だが 悠仁親王殿下の 登極は29歳であり違和感はない 御年齢だ。

 
■ 元号利用は儀礼に限定されるようになる

 いずれにせよ今後20年から30年の間に改元は2回ある。令和とポスト令和の合計は最短16年最長でも31年が限りとなるからだ。

 その結果、どうなるか。世間では元号をなるべく使わない選択がなされる。国民の 皇室へ敬慕や天皇制の支持にかかわらずそうなる。

 実際に兆しは見えている。今回の改元により表示はともかくシステム内部での元号利用は完全になくなった。また書類も西暦ベースが進んでいる。公的な免許証ほかも西暦が付され始めている。今後はそれがさらに進む。

 なによりも元号は年数計算がしづらい。元年は0年ではなく数えで1年、しかも1月1日始まりでもない。さらに複数年号をまたぐ必要性も増える。当然ながらそれは避けられる。

 また、改元や新元号が予想不可能な点も要因となる。今回は改元1ヶ月前まで次期元号は公表されなかった。本来なら昨年中に発表しても差し支えもない内容だ。だが、意図してそうされたのだ。

 その点からすれば保守派の振る舞いは元号殺しであった。次元号の秘匿が「天皇制の威厳を保つために必要」と時代遅れの主張があった。そしてその影響により将来の元号利用が低調となったのだ。しかも 今上は 御退位の理由として皇位継承に伴う国民生活の混乱回避を挙げられていた。その 大御心にも背く主張である。この点も保守派による次元号秘匿は没理非漢の振る舞いであった。

 

 * なお、本記事は従来は不敬であった元号期間の予測を行うものである。もちろん今回の 生前 御退位により予測は不敬ではなくなっている。だが、従前感覚から 皇室への敬意を欠くものと誤解される虞れがある。その疑いを避けるため意図して闕字として一文字を下げた。
2019.04
01
CM:10
TB:0
23:27
Category : 未分類
 コミケ医者で有名なCalci@Calcijpさんが退位批判をしている。

コミケ医者譲位
Calci@Calcijp
これだけ批判されても「譲位」と言わないで「退位」と言い続けるNHKなんざ天皇制廃止の最右翼でしょう。
https://twitter.com/Calcijp/status/1112708812023033856

和田政宗や産経あたりが言っている退位は敬意が足りない、譲位と言えの口真似なのだろう。

 だが、肝心の正式名称が退位なんだよねえ。今回の御退位は「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」に基づいている。これは内閣提出法律案が成立したものだ。また宮内省の発表をみても退位になっている。例えば「天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典準備委員会(第2回)」に宮内庁が作成,提出した資料」 だ。

 そこで「『譲位』と言わないで『退位』と言い続けるNHKなんざ天皇制廃止の最右翼」(Calci)は滑稽でしかない。それなら内閣や国会、宮内庁に代表される日本政府も「天皇制廃止の最右翼」(Calci)なのだろう。

 まあ、医者は結構ね。本人連は体の一部は良いと考えている。けど、結構その部位はあまりそうではない方も多い。Calciさんもそれではないのかな。

 そして保守の言っていることは正しいと思っている。地元名士やオタクコミュニティーなんかそうなんだが、ライト・イズ・ライトの発想にある。

 だから参詣あたりのオウム返しをする。本人はそれが正解だと信じ切っている。医者家系で医者になることに特化した丸暗記の受験競争に還暦になってもハマったまま。だから自分で考えられない。正解探しをして、正解を口にするのが正しい態度だと考えている。「退位は敬意が足りない、譲位と言え」の口真似は全くそれである。
2019.03
31
CM:13
TB:0
22:23
Category : 未分類
 キクマコこと菊地誠さんは法の支配よりも法律支配を優先されるそうだ。

 これは在特会の選挙演説を肯定する立場で伺える。

kikumaco(5/9para-dice)@kikumaco
心情的にはありえないのですが、公職選挙法で認められた選挙運動であれば、止めることはできません
channel__3@channel__3
うわっ!いくら選挙活動とはいえ、小学校で差別主義者「#桜井誠」も登壇する演説会って、ありえない・・・・
https://twitter.com/channel__3/status/1112148618587172864

https://twitter.com/kikumaco/status/1112192367639973888


kikumaco(5/9para-dice)@kikumaco
公職選挙法で認められている範囲の選挙運動を妨害するのは民主主義に対する敵対行為なんですよ
https://twitter.com/kikumaco/status/1112211212081590273


 日本の法律で選挙運動の妨害が禁止されている。だから選挙運動に名を借りたヘイトスピーチでも抗議すれば日本の「民主主義に対する敵対行為」(菊池)だそうだ。

 法律で決められてばヘイトスピーチには講義できないといった主張とも言い換えられる。法律主義・法治主義の鑑のような態度である。


■ 逮捕の可能性があるけどヘイトスピーチには抗議する

 ちなみに、3日前には真反対の主張があった。選挙運動に名を借りたヘイトスピーチに抗議する。逮捕の可能性があるけどやる。そのような敢然とした態度である。

 それは川崎でヘイトスピーチを繰り返す差別者へのカウンターである。
C.R.A.C.@cracjp
[HATE ALERT] [選挙妨害] 3月29日(金)12:30 川崎・池上町公園=川崎駅からバス(川13・川40)。★★★通常の選挙運動への抗議とは違い、公選法違反となりうる妨害行動です。後に検挙されてもよい方だけご参加ください。★★★暴力厳禁★★★ 詳細👉http://crac.jp/post/183759633249/ …
https://twitter.com/cracjp/status/1111222988639072256



通常の選挙運動への抗議とは違い、公選法違反となりうる妨害行動です。後に検挙されてもよい方だけご参加ください。

29日午後、これまで川崎市で差別扇動集会への参加を繰り返してきた自民党員佐久間吾一が川崎市議選に出馬、池上町で選挙の第一声をやると言っています。

[中略]

選挙関係なく普段通りに対抗する、という結論となりました(笑)。当然、公選法違反で後に検挙される可能性があります。しかしさまざまなメリット、デメリットを比較考量した結果、それでもやる意味があるという結論に至りました。

[中略]

この行動は選挙の自由妨害とみなされ、後に検挙、起訴される可能性があります。その場合は、裁判を通して以下のことを訴え、現状の問題点を明らかにします。

・罰則のないヘイトスピーチ解消法は現状対策として不十分である
・自治体が反ヘイト条例を定めても適切に運用しなければ無意味である
・国と地方自治体は、ヘイトスピーチに対する実効性のある対策を早急に行うべきである
http://crac.jp/post/183759633249/hate-alert-選挙妨害-3月29日金川崎池上町公園


 まずは自然法、天賦人権、「法の支配」を求める態度である。ヘイトスピートは許されない。それへの抗議は正義である。その正義は法律で抑え込むことはできない。


■ どちらが偉いか、尊いか

 両者の態度は対照的である。「逮捕されるかもしれないけど抗議する、暴力は使わない」(CRAC)と「心情的にはありえないのですが、公職選挙法で認められた選挙運動であれば、止めることはできません」(菊池)

 差別者に対する態度として正しいのはどちらだろうか? CRACによる法の支配の訴求と菊地誠さんの従順な法律主義のどちらが正しいのだろうか?

 明らかに前者だ。

 前者のほうが偉い。差別反対の主張を進めるために逮捕のリスクを承知して行動する立場だからだ。心情的にありえないのですがと言い訳して法律に従って差別を放置しましょうとは比べ物にならない。

 さらに言えば「法律がそうだから『法の支配』に反していても認める」立場は明らかに間違っている。


■ 80年前の菊池さんはユダヤ人虐殺も「法で認められた処分であれば、止めることはできません」なんだろうね

 菊池さんのスタンスは歴史的事件にあてはめるとわかりやすい。法規上は合法、ただし人道上は非合法の例だ。その主張は「ユダヤ人虐殺は合法で抗議はドイツへの敵対行為なんですよ」や「従軍慰安婦は法律上は人身売買じゃない」「南京大虐殺は便衣兵が」と全く同じである。

 政者正也という。間違った法であれば士大夫はそれを糺さなければならない。

 だが菊池さんはそれを怠っている。そのスタンスは法律で認められて入れば法の支配に反しても構わないという立場である。


■ 放射能も法律法規が安全と規定すれば

 これは放射能放射線の問題も同じだ。差別問題だけではない。

 菊池さんの主張は法律主義そのものだ。「国が法律に従い決定した法規・規則で安全と認めた数字以下だから安全だ」である。また「国家が安全と認定したから甲状腺がんが増加するわけはない。過剰診断の結果で見つかった、危険ではない腫瘍だ」も同様である。

 そこに実態被害がでても認めない。法律法規、国家政府がそれをみとめなければ全部、気のせいや既往症で片付ける。

 そのようなご自身の振る舞いを問題とも思わないあたりは不思議なものだ。特に過剰診断や予後良好な良性腫瘍の主張のたぐいは近藤医師の「がんもどき」理論そのものだ。そして「がんもどき」理論は普段はニセ医学とバカにしている。しかし、法律法規や国会政府のお墨付きがあれば自らそれを振り回す。そのような態度はなかなか興味深い。


 
2019.03
29
CM:13
TB:0
16:22
Category : 未分類
 医薬品業者の業界紙を元に「ワクチンとスクリーニングで子宮頸がんは撲滅可能」とはなかなか興味深い発言である。

業界紙

 これは「疑似科学・ニセ医学バスター」を自称する桑満おさむさんの主張(https://twitter.com/kuwamitsuosamu/status/1110761291998621696)である。『Medical Tribune』2019年3月21日号の一面「子宮頸がん 今世紀中の撲滅は可能」の写真を提示してそのように述べている。

 でもねえ、この『Medical Tribune』は如何にも業界紙・PR紙にしかみえない。

 当の会社概要にこうある。
メディカルトリビューン社は、医学新聞『Medical Tribune』を1968年に創刊して以来、メディアカンパニーとして国内外の最新医学・医療情報を提供してまいりました。
 約半世紀におよぶ歳月を通じ、多くの医療関係者様や製薬企業様のお力添えによって、医学・医療情報の提供という社会的責任を担わせていただけた事は、当社の大きな誇りです。
https://medical-tribune.co.jp/corporate/about/

「製薬企業様のお力添えによって、医学・医療情報の提供」をしてきたとのことだ。

 業界紙は広告主に寄り添う。製薬会社が広告を出せば製薬業界をヨイショする。その製薬会社や製品を褒める。ワクチンの広告だせばワクチンを褒める。そういうことだ。

 桑満さんはその業界紙を出して日本のHPVワクチンへの反発を後進的と述べている。
桑満おさむ@kuwamitsuosamu
ワクチンとスクリーニングで子宮頚がんは撲滅可能、と世界的には考えられているのに、日本は何をやっているんだか。
https://twitter.com/kuwamitsuosamu/status/1110761291998621696


 プロフィールによれば自称「疑似科学・ニセ医学バスター」とのことだ。その割には資料批判は怪しいものである。あるかどうかはしらないが『月間EM菌』を読んで「世界はEM菌を評価しているの日本は」といっているのと変わらない。それをご理解できていないのだろう。


 なんつうかね。疑似科学バスターってこの手の方が多いよねえと。非科学的だといいながら、自分が振り回している根拠は「うーん」というやつ。あるのは勝ち馬に乗りたいという情熱で。「日本は何をやっているんだか」(桑満)みたいな(科学に)無知蒙昧な愚民を啓蒙する側にまわりたいというアレね。

 あとは医者のアレな全能感ね。医者と話していると結構アレ?となることが多い。生島ヒロシの朝ラジオでも「『ボクの考えた健康法』だろ」とかも連発している。まあ、医者の倅は間抜けでも医者になれるあたりを見ると、半分はアレなんじゃないの。金積めば入れる大学があって、丸暗記すれば通る医師試験をとおっただけ。それでも患者や病院職員は言うことに従う。それで全能感をもたれてもねえ。春風亭小朝さんじゃないほうのアノ金髪野郎とかさ。
2019.03
24
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05:24
Category : 未分類
 理工系いわく「理工系は厚遇されるべき」とのことだ。TJOさんの「この国では理工系人材を冷遇してきた」を裏返すとそうなる。

 これは「理工系の採用難深刻に、AI人材など争奪 本社調査 」(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42779130S9A320C1MM8000/)への反応だ。

TJO@TJO_datasci
あれだけこの国では理工系人材を冷遇してきたのに、今更理工系人材が足りないとか言われても誰も答えようがないのでは
https://twitter.com/TJO_datasci/status/1109040834622545926


 そもそも「理工系人材を冷遇してきた」(TJO)といった主張が納得し難い。日本の組織で「理工系人材を冷遇」してきた例があるだろうか?

 採用では文系理系は対等あるいは理系優位でもある。大卒の一括採用では文系理系は対等である。そして院卒以上では理系厚遇だからだ。

 その後の給与も差異はない。だいたい文系・理系で採用以降の昇進に差はない。人事管理で技術職に入っても給与はほとんど変わらない。

 その点で相当にズレた発言に見える。この状況で「理工系人材を冷遇してきた」(TJO)は、相当な理系優越思想が窺えるものだ。理工系人材は厚遇されて当然、あるいは文系は冷遇してよしといった価値観の発露なのだろう。


■ もっとスゲエのもいる

 もっとスゲエのもいるけどね。TJOさんの発言への反応を見ると理系優越の思想の上で文系理系同一賃金を否定する主張もある。

シロー@お家働き方改革@rikeibunkeiwork
じゃマジで 理工系の給与あげてよ…
4ないし6年必死こいて勉強したのに同じ給与って何よ…
と全国の理系の声を代弁します。
https://twitter.com/rikeibunkeiwork/status/1109435135517057027


 理系の仕事のほうが高いとでもいいたのだろう。

 なによりも「4ないし6年必死こいて勉強したのに」(シロー)の背後にある「文系は4年間必死こいて勉強してない」価値観である。あるいは「文系は4年間遊び呆けいている」や「文系は理系よりも知的水準が低い」といった「オマエは理系以外の世界は想像できないのか」アレ雰囲気を強く感じるものだ。


■ 自称「理系」の世界認識

 理系は文系の上位に存在する。文系は理系に劣るといった世界観が明瞭に出ている。「厚遇すべき」や「高給料を与えろ」と言いだしているのはそれだ。内心には「理知的で論理的な理系」といった思い上がりがあるのだろう。汽車のドアに貼ってある『理系が恋に落ちたので証明してみた』みたいな、自称クールのような陶酔である。

 だが、それは言い出すあたりで「理系でござい」以外には何も取り柄はないだろうあたりは窺える。

(実際に見た自称理系の幹部技官の話を書いたが、筆はエライ進んだがとてもアップできる内容ではないので省略する)

 高く評価されるべき理系の自分が世間で高評価されていない。そのこじらせっぷりが「厚遇すべき」や「高給料を与えろ」なのだろう。

 同じような取り柄もない盆暗でも明暗分かれる。文系はたいていは自分のせいにできる。ボンクラもそういうものだと考える仕組みになっている。でも理系のうちの、一部のアレ理系は自分のせいにはできない。そして世間のせいにする。それが「この国では理工系人材を冷遇」なのだろう。
2019.03
15
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22:11
Category : 未分類
 中国気象局のロゴがステキ。伝統的な雲の文様をうまく扱っている。こういうデザイン大好き。

中国気象局360



 対して日本気象庁はねえ。センスのありかを疑う。そもそもデカいロゴがない。しょうがないから既存の小さいロゴを拡大して雑にトレスしたよ。

気象庁360



 まあ、デザインでも負けたということだね。金額ケチるとか、金ぶっ込むにしてもオリンピックのときみたいな縁故デザイナーとかでやってんじゃねえのかなあと。上位の国交省のデザインもあれだしね。

 NOAAなみにかっこいいの作れと。気象庁はNOAAに習えとね。

NOAA360.jpg


 ただまあ、NOAAのロゴは米海軍組織を横断してみてもモダンでナンバーワンだと思うよ。米海軍、米海兵隊、米沿岸警備隊、米海軍省のロゴは古いから。
2019.03
12
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23:55
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 3月9日売りの『軍事研究』に哨戒艦の記事をかいたのだけれども。

 その記事を出した後で水交会で同期会があった。そこでまあ色々話したんだが、哨戒艦は全然固まっていない感じだった。「ホニャララ方面は強力な武装つけたいらしくて『哨戒機に強力に武装できるんだから哨戒艦も強力に武装できるように』のロジック」(同期)だそうだけれども「そう言いだすってことはやっぱり武装なんか全然なんだろうねえ」(己)みたいな話をした。

 あとはFFMね。そっちは「護衛艦隊筋は強力艦にしたいらしいけど掃海隊群筋は入手性や省力化を重視しているみたいな話があるとかないとか」(同期)といった話を聞いたよ。

 別に具体的な装備水準を示すわけでもないし個人名がでるわけでもないので書くけどね。

 まあ、部分最適と全体最適が一致しない問題もあるかなと。内局や予算当局を説得して個艦の装備水準を切り上げさせれば、担当課や担当さんの勝利、功績になるけど、装備水準をあげると入手性や乗員数が犠牲になり予算枠を圧迫するからねえ。

 一番いいのは、LCCも見越した総事業規模の中で最大利益を得るような検討だねえ。それは海自だけではできない問題で利害関係のない識者やらシンクタンクを含めて検討しないと難しいだろうけど
2019.03
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00:29
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 1942年の米海軍作戦も敵進我進で説明できるのではないか?

 アーネスト・キングは大戦初期、太平洋方面においてフリート・イン・ビーイングとゲール・デ・クルースの併用を進めた。

 まずは大西洋からのスイングにより主力空母を日本同数の6隻とした。それにより日本側に決戦を難しくさせようとした。そのうえで空母や潜水艦を積極活用した。

 しかもそれを積極的に運用した。日本優勢の状況下において、防勢に陥りがちなニミッツに襲撃的な作戦の実施を求め続けた。空母を用いた外縁地域の急襲やドーリットル空襲、潜水艦による日本沿岸での襲撃やマキンの襲撃である。

 これは英仏戦争における仏作戦とよく比較される。1690年の英仏戦争や1777年のアメリカ独立戦争での仏海軍のそれだ。フリート・イン・ビーングで制海権を確保する。同時にゲール・デ・クルースにより自国艦隊を圧倒できる戦力を集中させない。ふるまいはそれに似ているといわれている。

 たが、それよりも似る作戦方針がある。同時期の八路軍の作戦だ。1941年から43年にかけて共産党軍は有名な敵進我退から劉伯承の敵進我進にシフトした。これとキングの方針は似ている。状況認識や決心も同じだ。ともに日本軍は戦線拡大により分散を極めたとする状況判断も、その薄くなった警戒線を突破し内側に入り込むべきといった判断だからだ。

 もちろん、そこには異同もある。米軍は一過性の攻撃を行い退いた。対して八路軍は敵後方にとどまり可能なら解放区を作る方針である。

 しかし、さらにその先にある根本的な発想をみるとやはり同じだ。決戦を回避しつつ同時に状況を有利にすべきといった発想である。なによりも決戦を追求して勝利を収める発想の裏返しである。まずは戦闘に勝って戦争に勝つのではなく、戦争に負けない、勝つ構図を作る発想の差である。

 なによりもアクティブである。その点で仏海軍の例よりも八路軍のほうが近いだろう。
2019.03
03
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19:54
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アリババで注文したTECSUNの8台目が届いた。使わないけど欲しくなったので買った。年寄りにやさしいダイヤルのみ設定。ただし、メインは軸方向にクリックできるようになっている。

TECSUN8台目

 
 問題は電池は単一でACアダプターがないこと。電池アダプターは手配したけど、ACアダプターは要らないかといったところ。

安アンプ

 普段のラジオはこっちで聞いているからねえ。20ドルのアンプ・MP3再生・Bluetooth付の車載向けアンプに昔かったNS10のちっこい後継のスピーカをつないだ。あとは別室で作業するときにはTECSUNのリチウム電池ラジオを使うし
2019.02
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22:39
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 暖房実績を訪ねたらBTUで出てきた。今から20年前の話だ。統計かなにかで米軍横須賀地区の数字を訪ねたら聞いたことのない単位が出てきた。多分、潜基か対潜資料隊か消磁所だと思う。

 確か理科年表かなにかで確認した。当時ネットはいまほど普及していないし、信頼性もない。BTUとの換算は出てきたが本当かと疑って紙の本で確認した。多分正確に254kcalで換算した

 以降、人生で何回も出てくる。「どうせ二度と使わない」と多寡をくくっていたが次配置で三沢米軍から出てきた。空自連絡官を兼ねていたのでまた計算した。

 商売替えをしたら常用されていた。海軍から海運に手を広げ、さらにエネルギー資源まで手を出した結果だ。天然ガスの相場価格はMBTU、つまり100万BTUなのだ。

 天然ガスの単位は錯綜している。相場価格はBTUだが、他の記事はJやkw/hやcalで出てくる。石油ならバレルとリットルとガロンが混用されている形だ。さらに1MBTUがLNG何リットルか、何ガロンか、何立法フィートか、軽油換算するとどうなるか、水素で1Nm^3、ノルマルリューベになるかは毎回面倒になる。なお、ノルマルはともかく後ろのリューべ=立米(りゅうべい)の読みは専門化に通用するか知らない。

 このあたりめんどいから記事では熱量は全部kcal、量は熱量換算軽油リットルを結構使う。まあ熱量単位はジュールだが、質量系のニュートンと同じで世間では実感がない。そう書くとカタログミリオタの類は非正確だと怒るが、連中だって推力はトンを使っていてkNfなんかまずは使っていない。ニュートンフォースはわかりにくいのだろうよ。



 まー、siの変更以降も建築土木の諸職もkgfで考えているけどね。なんだかんだ言って寸法は尺寸モジュールだし面積も坪だよ。そもそも、部材の重量や性能はkgfや尺寸でラウンドアップする形になっているし。
2019.02
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06:04
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 理系人生で最大コスパを発見したとする主張がある。高専、国立大、国立大院の経歴がそれだそうだ。

ぺん@化学メーカー技術・開発職@YK_chem
高専→国立大3年次編入→国立大学院 ってルート結構おすすめです。
公立高校→国立大→国立大学院 と比較しても約160万安いです。
そのうち詳細出したいと思いますが、最もお金かからず、さらに比較的楽に行けます。
https://twitter.com/YK_chem/status/1096079534544216065


ぺん@化学メーカー技術・開発職@YK_chem
高専は5年間実験漬けで、4年生の終わりから大学と同じように研究室に配属されます。そのおかげで大学生と比べて圧倒的な実験スキルを身につけることができます。編入して研究室に配属されるとそのスキルがめちゃくちゃ発揮されますよ。
https://twitter.com/YK_chem/status/1096447097828630528


ぺん@化学メーカー技術・開発職@YK_chem
高専→国立大3年次編入→国立大学院 がおすすめなのは
一般的な通常ルートと比較して
①同等かそれ以上の教育を受けることができる
②とことん理系科目に集中できる
③とにかく専門スキルが身につく
④なのに教育費は圧倒的に安い
科学者・技術者になるためには最適って思ってます。
https://twitter.com/YK_chem/status/1096676979871338496


 実際にそのコースを歩まれたとのことだ。本当に最コスパであり人生の最短経路なのだろう。


■ 15歳の段階で判断しなければならない

 だが、途中で方針転換ができないリスクに全く言及していない。中途で科学者・技術者以外に転身するときには大変なことになる。

 なんせこのコースは15歳で選択しなければならない。15歳で理系だと思っていても実際は文系適といった状態はありうる。その際の軌道修正は効きがたい。

 特に人文・社会科学系への転身可能性が低くいだろう。「②とことん理系科目に集中できる ③とにかく専門スキルが身につく」(ぺん)はそういうことだ。

 また、社会人以降でも科学者・技術者ラインから外れたあとでも苦労する。就職してある程度まで進めば現場から離れる。専門職、技術職でも管理や人材育成のウエイトが大きくなる。また総務系統に移るにしても民法あたりの考えかたを知らなければ大変だ。


■ 科学者・技術者になれた人の発想

 もちろん、主張を否定するつもりはまったくない。そういう考え方もあるだろう。

 ただ、それは現時点で科学者・技術者になれた人の発想だ。今の自分の人生をなぞるなら最コスパであり最短である。そういう話である。

 逆に科学者・技術者になれなかった人が選択すれば評価は厳しい。人生の無駄ではないにせよ転身を困難にするコースである。ある意味、人生の柔軟性をそこなう選択肢だ。

 なによりもそれを最善解として扱う「オレもそう思う」が続く会話には違和感を感じる。本来あるべきものがない。そのような感覚だである。


■ (オマケ)文明の衝突

 違和感はほかにもねえ。理系の人からすれば「大学生と比べて圧倒的な実験スキルを身につけることができます」(ぺん)は利点だろう。また実験スキルが高いことは実際に大学や研究で役立つ要素なのかもしれない。

 だが、それは単なる手技やら業務的能力にしかみえない。それが大学での研究に役立つと考えるのはおかしいのではないかとも疑うためだ。理系はそうだといわれればそうなのだろうが、それは本質かねと。

 まずは文明の衝突である。文系理系には駄話のAMラジオと二世日本語のFMラジオのどちらを良しとするかの価値観の違いがある。まあ、クリス・ペプラーみたいな話し方にうっとりできる人もいるのも社会だ。だが、79.5Mhzを流しているラーメン屋で「なにがナックファイブだFM埼玉でいいだろFMさいたまで」と怒る価値観もある。それの文系理系版ではないか。

 あと、大学院は「国立大の大学院」といった選び方をするものだろうかともね。〇〇の研究、〇〇先生できめるのではないかとおもうのだが、やはり理系は違うものなのだろうかねえ。
2019.02
14
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15:45
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 原稿を書いている最中なのだが。多用途支援艦の名前を挙げるときにどうしても「あまおう」が先に出てしまう。

 「ひうち」型多用途支援艦といういことは承知している。また「あまくさ」であることも知っている。

 だが、以前に一度いい間違えをした。「あまおう」と口に出したか書いた。「あかい、まるい、おおきい、うまい」の「あまおう」と混同したのだ。

 その時に多用途支援艦というと「あまおう」といった回路が脳内にできてしまった。以降は「『あまおう』じゃなくて」が毎回でるようになっている。

 なにより場所的に近い。あまおうは九州のイチゴである。天草も九州の地名である。記憶領域でとなりどうしか関連詞が共通しているせいもあって混同する要素なのだろう。

 まあ、多用途支援艦「あまおう」もいいと思うよ。佐世保のフネにして毎週金曜日に「あまおう」をふんだんに使った甘口いちごスパでもだすとかね。多分、農協も宣伝兼ねて等外品をロハでくれるのではないかね。
2019.02
09
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13:29
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 空は誰にも所有されない。支配できないからだ。柵で囲障し他人の利用を排除しようとしてもできないのでそうなる。

 だから飛行機は他人の土地の上を飛べる。自衛隊基地や在日米軍施設も含めてそうだ。危険性が生じる飛行場周辺でもなければ基本は自由往来だ。

 ドローンも同じだ。今でも他人の敷地や家屋の上も自由に飛べる。危険性がある場合にのみ規制を受ける。住宅密集地や飛行場のたぐいである。


■ (未使用の荒地をふくめて)自衛隊上空聖域論

 だが、それを承知できていない主張がある。ドローンの自衛隊・駐留軍敷地上空の通過を禁止する意見であり、それへの反対論への反論である。

 特にCHINさんの意見は興味深い。なぜなら従来の法的切り分けをまったく踏まえていない上、感情的なマスゴミ批判とも結合しているためだ。

chin@chin_1stLT
正気を疑うレベルの話だなw
そんなに知る権利が大事なら、各社の社長や編集局長のデスクを俯瞰からライブ映像で常時流してよ
知りたいから

産経ニュース@Sankei_news
新聞協会がドローン規制法改正案に反対申し入れ
https://www.sankei.com/life/news/190208/lif1902080053-n1.html …

 →自衛隊や在日米軍施設上空の飛行禁止を盛り込む方針に反対。

https://twitter.com/chin_1stLT/status/1093840303226683392




■ 飛行機・民地・屋内との比較ができていないCHINさんの主張

 このCHINさんによる新聞協会の主張への反論は興味深い。本来の改正案にある問題点に全く気づいていない。また屋外活動の撮影と屋内活動の撮影を同一視しているからだ。

 それでいながら新聞協会の反対申し入れをマスコミのわがままであり、自衛隊の聖域性は自明といった視点で断じているのはどうかしている。もちろんCHINさんのように失礼な「正気を疑う」(CHIN)をいった表現は使うつもりはない。だが、婉曲的に言えばCHINさんには何かが不足しているのではないかと疑いを持つものだ。

 まず禁止案には飛行機と切り分けする理由がない。飛行機は自衛隊や在日米軍施設上空の飛行できる。それなのにドローンは飛んではいけない。そのような問題の存在を理解せずに新聞協会を批判している。もちろん「正気を疑う」(CHIN)と失礼なことは言わないが(以下略)である。

 また、その他の官地や民地との切り分けの理由もない。国会、裁判所、各省庁、地方自治体、民間が保有する土地と建物の上をドローンは飛べる。だが自衛隊や在日米軍施設の上空は飛んではならないといった理由は立ち難い。それも気づかずに新聞協会を批判している。やはりCHINさんの言う「正気を疑う」(CHIN)といわないが(以下略)である。

 そして、屋内と屋外の区別もついていない。自衛隊の屋外活動の撮影と民間の屋内での活動撮影を同一視している。屋外活動は撮影自由である。敷地外や上空から自由に撮影してよい。だが屋内はそうではない。そもそも撮影のため家屋に入るには許可が必要である。それも分けられずに新聞協会を批判している。これも「正気を疑う」(CHIN)とは言わないが(以下略)である。


■ マスゴミ批判と自衛隊ヨイショのコンプレックス

 そしてCHINさんは新聞協会に反論をしたつもりで悦に入っている。「そんなに知る権利が大事なら、各社の社長や編集局長のデスクを俯瞰からライブ映像で常時流してよ知りたいから」で新聞協会の主張を打ち砕けたつもりでいる。「彼らは自己撞着している」と論破したと考えているご様子だ。

 だが、それは法改正案にある問題点に対して盲目であり、また屋外活動の公然性と屋内が持つ権利を同一視する誤りを犯している。つまりCHINさんの反論はむしろご自身の見識の水準を示すものとなってしまっている。

 マスゴミ批判と自衛隊ヨイショの複合感染の内実はこの程度だということだ。

 あるいはCHINさんがお気に入りのガルパンやら少女戦記やら中村桜のファンの中身も窺えるかもしれない。

 あの手のファンもマスゴミ批判と自衛隊ヨイショと相性が良い。それからすれば、そのファン連の中身もCHINさんと同じように飛行機とドローン、自衛隊用地とそのほか官地民地に差をつける不自然を理解できず、屋外撮影と屋内撮影を同一視する程度ではないかと心配するものだ。
2019.02
06
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14:20
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 安全保障屋や軍事セクターは相手を過大評価する。「仮想敵は強力だ」といっていれば商売になるからだ。日本ならかつてのソ連脅威論やこの間の北朝鮮弾道弾の脅威はまったくそれだ。またこの間のレーダ照射は危険でアブナイもその類である。

 これは他国でも同じだ。中国の解放軍関係者はクールジャパンを過大評価している。それにより「日本の文化産業は強力になった」と完了形で書いている。そして日本に負けないように中国も同じような文化のゴリ押し輸出をすべきと示唆している。

 具体的には「”酷日本”戦略及其対日本外交的影響」である。酷日本はクールジャパンの中文訳であり悪い意味はない。。

 クールジャパンで日本の国家影響力は増すともしている。上で紹介した部分は「日本文化産業在国際上形成了」(p.35)と完了形で成功したとしており、さらにはそれにより「以増強日本産品国競争力並堤升国家影響力」(p.35)と述べている。

 筆者は解放軍関係者だ。張光新さんは解放軍外国語学員、李可さんは解放軍理工学院のそれぞれ講師だ。

 その結論も日本の安全保障屋や軍事セクターの言うことと似ている。日本が酷日本によりソフトパワー面での国力を増している。だから中国も国の金を突っ込んで文化影響力を増すべきといった中身だ。

 だが、実態を知る日本人からすればどうかしている。クールジャパン政策は死に体である。もともともどうかしている。実際は経産省の業界利益があり、アレ政権がそれと結託して年1500億をブチ込んだアレ政策である。そしてすぐに各種推進体のアレ経営が問題になっている。

 だが中国の安保軍事セクターは過大評価している。中国に限らないが安保軍事のセクターはフシアナなのだろう。

 ちなみに、さらに裏返しにすれば日本における孔子学園への評価も似たようなものだ。日本の安保軍事のセクターは「孔子学園は文化侵略の手羽先」のような口を効くが、実際を見るとさほどのものでもない。仮想敵国のやることはなんでも強力な効果を持ち脅威に見える。そのような病気に掛かっているのだろう。



*   張光新、李可「”酷日本”戦略及其対日本外交的影響」『東北亜柔実力』32(東北亜学刊、2017.3月)pp.35-40.
2019.01
31
CM:3
TB:0
23:45
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 『史林』は面白い記事が多い。上海社会科学院の歴史研究所が発行している雑誌なのだが内容が雑多でなかなかおもしろい。論文集なのだが、そのテーマに関して雑誌の雑の部分が強い感じしてよい。もちろん水準も非常に高いのだけれども。

 そのなかで武官のアレ気な振る舞いを発見。これは王萌さんの児玉経済使節団の記事、「抗戦前中日国交調整的最后嘗試与失敗」* でみつけたもの。件の磯谷康介さんが武官身分で民国の幣制改革を妨害していた。
上海各国銀行均将庫在白銀転譲於国民政府、然而日方銀行駐華武官磯谷廉介反対而拒絶転譲(p.153)


 時期的には日本が占領した天津で英国銀行の銀ストック問題になっていた時期のはず。それも含めれば陸軍は民国の政策すべてを不利にするように動いていたのだろう。南京の陸軍武官の振る舞いはそれを示している。華北における紛争の有利不利だけのために勝手に日中外交に干渉していたということだ。

 中国側の担当者は張群さん。外交部長だから当然の話ではある。

 ただ、この人の工作ってあまりうまく行っていない印象もある。この児玉経済使節団との会談のほかに川越会談や戦後の日本政府との交渉もしているが、いずれも成果を挙げた印象はない。

 その原因は「蒋介石のレーニズム的独裁体制があって自由度が得られなかったのではないか?」と漠然と考えている。何応欽さんとかもそうなんじゃないかな。だいたいが校長先生蒋介石が作った独裁体制の失敗に見えるのよね。



*  王萌「抗戦前中日国交調整的最后嘗試与失敗」『史林』148(2014年第4期)
   pp.144-154
2019.01
26
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21:34
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 竹内修さんは問題の根本部分に触れようとしない。触れれば自分の反論が意味をなさなくなるからだ。だからそれには触れない場当たり的な反論に終始している。

 拙記事への竹内さんの反論はそうなっている。

 濫觴は次のとおりだ。筆者は『軍事研究』2018年11月号に戦闘機戦力の見通しを書いた。「安価な戦闘機を併用すべきだ」といった主張だ。それに対して脳内ニューロンでも発火したのだろう。竹内さんは次のように言及した。

竹内修@otfsx1228
忙しくてちゃんと読んでないんだけど、この一文で読む価値が無いとわかるし、こんな駄文を書きとばしてるから、文谷には仕事が来ねえんだよな(笑)
https://twitter.com/otfsx1228/status/1050322725942648832


 以降、時折に「文谷の低価格戦闘機導入論はありえない」といった趣旨の発言をしている。

 だが、その発言は根本の問題に触れていない。戦闘機の高級化による保有数減少と中国とのバランシング困難については全く避けている。

 それを認めると主張が崩れる、低価格戦闘機論が意味を持つからだ。

 だからそこから逃げた発言に終始している。ディティールに関する反論めいた不明確な指摘を繰り返しているのである。

 本日の次の発言はまったくそれである。
竹内修@otfsx1228
すべての航空機のパイロットが不足してる状況下では、空自の戦闘機パイロットだって、今よりスキルの低い人材を採用しなきゃならないから、それを補完するには機械が人間をサポートしてくれる機材を買わなきゃならない訳で、それ故に文谷の主張する安い戦闘機を買えなんてのは、痴人の夢なのよ(笑)
https://twitter.com/otfsx1228/status/1089040979938598912

竹内修@otfsx1228
あとアラートに関しては、近い将来、今と基準が変わるって話があるんで、その辺の情報のアップデートが無いまま、アラートが主任務なんだから安い戦闘機で良いってのも、文谷のヌルい所なんだよな。
https://twitter.com/otfsx1228/status/1089042400855568384



■ 素養低下の中身を混同している竹内修さん

 だが、この反論は素養低下について誤っている。「空自の戦闘機パイロットだって、今よりスキルの低い人材を採用しなきゃならないから、それを補完するには機械が人間をサポートしてくれる機材を買わなきゃならない」(竹内)がその部分だ。

 これは身体的素養と知的素養を混同する誤りがある。

 確かに、今後はパイロットの素養は低下するだろう。採用水準を緩めなければならないためだ。そのため身体検査ほかでの水準は下がる。

 ただ、知的能力は今後もほとんど変わらない。なぜなら現状でもパイロット採用においては知的能力はほとんど考慮されていないためだ。現状でも航空学生採用あるいは幹部候補生採用の試験さえとおれば知的水準の検査はおわりだ。

 その点からすれば、「今よりスキルの低い人材を採用しなきゃならないから[中略]機械が人間をサポートしてくれる機材を買わなきゃならない」(竹内)は正しい主張ではない。

 また、これは拙記事への反論ともなっていない。「低価格機により非正面は負担できる」や「領域警備的なスクランブルはそれで対処できる」が主張だからだ。また「敵地侵入といった高度な任務はF-35にやらせろ」とも主張している。その意味で藁人形でもある。

 さらにいえば、素養低下の反論は竹内さんの従前の発言とも矛盾する。

 以前は「パイロットは不足する」と主張していた。
竹内修@otfsx1228
今日もSEECATの所々で少子化の話になったんだけど、戦闘機だけじゃなく、艦艇とか車輌なんかもオペレーターが確保できなくなるから、無人装備でそれを埋めてかなきゃってのが業界の共通認識で、軽戦闘機を買い増せなんてお花畑のいる場所はどこにも無いからな(笑)2018年10月12日
https://twitter.com/otfsx1228/status/1050748982996099073

竹内修@otfsx1228
LCCのピーチさんすらパイロットの自社養成を始めるほど、人材不足な状況下で、航空自衛隊に安い戦闘機をいくら増やしてみても、それはエプロンに金属の塊が並ぶだけの話だからな。2018年10月12日
https://twitter.com/otfsx1228/status/1050751030630133761


 その主張の奇妙な点は、以前に「自分の結論をださない人に言われるのもね」述べたので繰り返さない。

 だそれが今回は「パイロット不足は採用水準切下げで対応できる」としている。これは従来発言との矛盾である。


■ 任務負担の見通しで誤っている竹内修さん

 また、任務負担の見通しも誤っている。竹内さんの「今後、アラートは戦闘機の主任務にはならない」といった見通しである。

 具体的には「アラートに関しては、近い将来、今と基準が変わるって話があるんで、その辺の情報のアップデートが無いまま、アラートが主任務なんだから安い戦闘機で良いってのも、文谷のヌルい所なんだよな。」(竹内)の部分だ。

 これは「[アラートの]基準が変わ」った(竹内)ところで、空自戦闘機は領空警備の負担がなくなるのか?」 を考えればよい。

 まず数的把握が怪しいのだ。仮に実任務の9割が領域警備だとする。それが基準変わって仮に7割になった。それにより「アラートは戦闘機の主任務ではなくなる」と主張しているのが竹内さんの反論である。

 当然だが基準を変えたところで実任務の過半は領空警備であることは変わらない。訓練を除けば残りは全てそれだ。強いて言えば広報や演習参加や訓練協力、国際親善的な共同訓練もあるが時間的には無視してよい。

 その点で「アラートが主任務なんだから安い戦闘機で良いってのも、文谷のヌルい所なんだよな。」といった批評は根本から誤っている。

 さらにいえば「情報のアップデートが無い」(竹内)もなかなかの発言だ。情報のアップデートと言い出す御仁はたいてい公式発表鵜呑みである。さらには昨日聞いた内容と今日聞いた内容が矛盾していても情報のアップデートで済ましており、その矛盾を気にも掛けない。

 だから公式が誤ればアップデートした御仁も誤る。

 最近なら国際法解釈の例がそれだ。これまで政府は日米地位協定における主権免除は国際慣習法であると述べていた。だが、それは嘘だった。そして政府はそれをコッソリ変更した。そしてそれに依拠していた情報アップデート組もその誤りについて批評せず、再び情報アップデートをして終わりとした。当然ながら自己批判はない。*


■ 構造的な部分については反論できない竹内修さん

 繰り返すが、なによりも竹内さんは根本の問題には触れようとしない。

 記事の問題意識については徹頭徹尾に避けている。記事で提示した戦闘機の高級化による保有数減少と中国とのバランシング困難は何も言及しようとしない。

 まずは主張の構造的な部分については反論できないのである。それを認めると安価な戦闘機のオプションは有り得べき選択肢となる。それにより自分の「反論」がすべて意味を失われるためだ。だから安価な戦闘機オプションそのものの評価は避け、そのディティールに文句をつけているのである。

 これまでの竹内さんの反論を見るとそう判断できるのである。



* 中でも「国際法に詳しい」(自称)御仁の振る舞いは興味深いものであった。議論において「日米地位協定における主権免除は国際慣習法です、政府がそう言っているのだからそうなんです」と自分の理屈抜きにでかい顔をしてた。その梯子が外されたのだが、今でも知らんぷりである。国際法研究について各国の主張や事例を比較検討するのではなく、日本政府が国際法で主張していることを丸暗記しようとしているのだろう。
2019.01
22
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22:06
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 レーダ抗議は対立だけを残す結果に終わった。日本政府の抗議は韓国になんの変化ももたらさなかった。何らの利益も産まず、。両国の国民感情を害し、日韓の対立を残す形で終わった。

 その仔細は朝日新聞記事「『協議継続、もはや困難』レーダー照射、日本が最終見解」のとおり打つ手なしで終わった。

 なにより最初から無理筋である。照射により日本には何の損害も生まれていない。それで抗議をするのはまずどうかしている。また韓国が抗議を受容するはずもない。何の損害も与えていないにもかかわらず非難された形である。反発するのは当然であった。

  当然ながら日本にとっては損に終わった。韓国との関係をさらに悪化させ、各種の政治問題への韓国との協調、韓国政府との協力の可能性を失ったためだ。

■ 職責を放棄した政務官と副大臣

 だが、個人的利益を得た連中はいる。ネトウヨ層を支持者とするアレ政治家である。

 お爺ちゃんは帝大を出ていて「馬鹿」とだけは言われなかったアレ宰相はその筆頭だ。

 加えて防衛・外務のアレな政務官副大臣もそうだろう。支持者たるネトウヨ層の関心を買う。その私益のために職責を果たさず国益を失わせる。奸賊としか言いようはない。

 そもそも防衛政務官が火に油を注ぐような態度では終わりだ。
山田宏 自民党参議院議員@yamazogaikuzo
では、わが国の自衛隊機が「威嚇的」な低空飛行をしたという『証拠』を出しなさい!自衛隊機は完璧に国際法に則り、「友好国」として対応したことは、公開映像で明らかですよ。
2019年1月2日
https://twitter.com/yamazogaikuzo/status/1080421707372875776

流石に普段から「歴史戦」といっているだけのことはあるものだ。

 そして事態を収拾すべき外務副大臣もこの体たらくである
佐藤まさひさ(正久)@SatoMasahisa
【菅官房長官「韓国は日本へ責任転嫁」と文大統領発言に猛反発】
解決済みの問題を蒸し返したのは文政権だ。慰安婦問題もそうだが、協定や政府間合意を守らず、日本に責任を転嫁する文政権の姿勢は異常だ。約束を守らなければ、国と国との関係が成り立たなくなる。
https://web.smartnews.com/articles/fxVsa7SPsWZ …
2019年1月10日
https://twitter.com/SatoMasahisa/status/1083593682325028864

そのヒゲをとるか首をとるかの選択を早く迫られないものかとね。


■ 落着を予想できない目利きってなんだろうね

 その上で言えば、その結末を見抜けない目利きはどんなものだろうかね。

 関健太郎さんは拙記事「韓国レーダ照射への抗議は誤り」について「今年の軍事クソポエムオブザイヤー最有力候補がポップアップ。」(関)と評した。

 その関さんは直前の音響転換データ公開で「韓国に勝った」と評していた。それで「外交で手打ち」(関)できる。「韓国の首を徐々に絞め」(関)られていくと述べていた。「[日韓政府は]今回落としどころを見つけ」(関)られる。そして「韓国は他で代償を支払う」(関)とも述べている。日本外交勝利を疑わなかったわけだ。

ぐり@関賢太郎@gripen_ng
防衛省、新証拠の「音」公開へ 韓国のレーダー照射で https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190119-00000549-san-pol …
最終的には外交で手打ちしなきゃならんわけだけど、韓国の首を徐々に絞めていく方針はこれ最初からそのつもりだったんじゃないかとさえ思える。今回落としどころを見つけても、韓国は他で代償を支払うことになりそう。
2019年1月19日
https://twitter.com/gripen_ng/status/1086629628372934656


 だが、現実はこのていたらくである。

 そもそも国際社会の理解が甘い。国際関係は相対である。また日韓にはさほどの力量差もない。この状況において日本が韓国の首を締められる、韓国に代償を支払わせられる。そのように考えること自体がまずはどうかしている。

 そのようなご見識でありながら「何も解決しないよ」に対し「今年の軍事クソポエムオブザイヤー最有力候補がポップアップ。」(関)と他人を評するのは強心臓なものだ。
2019.01
20
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01:11
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 『宇治拾遺物語』「こぶ取り爺さん」の話はご存知だろうか?

 概略は以下のとおりだ。コブ男Aがオニにコブを取られる。コブ男Bはその体験を模倣しようとする。だがそれは失敗しオニにAのコブもつけられてダブルのコブとなる。

 その話はミャンマーのカレン族にもある。

 同様に概略を示すと次のとおり。コブのある旅人が墓地で寝ていると精霊がコブをとってくれた。それを聞いたコブ男が同様に墓地で寝ていると精霊が首尾よくコブをとってくれる。でも翌日にそのコブを返され、旅人のコブもつけられてダブルのコブとなる。

 これは『アジア・アフリカ言語研究』の2018年3月号で見つけた。倉部慶太「ミャンマーの『こぶ取り爺さん』 -シンポー語における民話テキスト」pp.181-199による。ちなみに東京外語大学のWEBにPDFで全文が掲載されている。アクセスに何の制限もないことから公開されているものと考え、URLを示す。
http://repository.tufs.ac.jp/bitstream/10108/92462/1

 日本の話と相違する点もある。まず爺さんではない。踊りを踊るわけでもなく、何か秀でた芸をしたわけではない。オリジナルのコブは甲状腺腫であり首の前にある。模倣をしようとした男も何か失敗したわけではなくコブをつけられる。新しくコブがつくのは首の後ろである。そういった内容だ。

 ちなみに、墓場で寝る理由は「空き家で寝ると祟りがあるから」といったもの。196ページにはその理由が示されている。

 もちろん、昔話や民話が広く分布していることは珍しくもない。海幸彦山幸彦神話は中国、東南アジアからポリネシアやアメリカインディアンまで分布している。

 ただ、どちらも「精霊がコブを自由に切り貼りできる力を持つ」ことに不自然さを抱かない感覚があり共通している。その共通項の存在になかなか不思議な感覚がした。

 なお、宇治拾遺物語「こぶ取り爺さん」の町田康さんの朗読はつぎのとおり。https://radiocloud.jp/archive/a6j/?content_id=43431 オニのリーダーの頭に陰茎が6本ついいたとか知らなかったよ。ちなみにアフターシックスジャンクションでチェアリングをやった2018年9月24日の回です。
2019.01
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00:32
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 神保町の東方書店さんに冬コミの新刊をお願いしました。

ようほう

 『瀛報』第49号 海自新空母は大型化を指向する-6万トン級におよぶか? です。

新空母ウェブ用表1

 ほか、コピー誌を含む旧刊もお願いしています。

 中文書を買うついでに、また見本もおいてますので「同人通販では実物がわからない」といった方もどうぞ

 場所はすずらん通り、東京堂書店の斜向かいです




 ほかにも、メロンブックスと、とらのあなにも委託しております

・ 「メロンブックス」(旧刊3種もあるよ)
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=457320

・ 「とらのあな」(旧刊3種もあるよ)
https://ec.toranoana.shop/tora/ec/item/040030693941


2019.01
18
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21:24
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 仕事が終わると虚脱する。2-3日はグッタリするので始末に困る。

 まずは怠け者の極みだ。道路には獅子が、街頭にはライオンが徘徊している。外に出れば食べられてしまうと思っているのでしょうがない。新共同訳で確認しようとしたらWEBで公開していない「本文は冊子体を買え」といった体なのだが。英語でググると簡単にでてくるあたりはサンレモマニュアルと同じ構造になっている。

 そうならぬように無理にも他出しなければならない。木曜に先週末からの仕事が終わったときにそう決心した。

 で、東京市内に出た。出発時には財布に3万5000円入っていた。

 しかし帰りに汽車に乗る前、飯を食ったあとには5000円札1枚しかない。

 全く腑に落ちない。

 だが考えると身に覚えはある。まず、車に乗るとギャソリンが尽きかけているのに気づく。燃料満タンで5000円超。営団の改札出るときに残高不足。6円足りなかった。そこで1万円チャージ。某所でコピーをバンバンとる。上限100枚を3ローテと+1回で1万円弱を取られた。最後に3000円くらいの本を2冊買った。

 飯食う前にもなんとなく気づいていたんだけどね。「あと5000円しかない」と気づくと嫌な気持ちになったものだよ。

 日本の古本屋の類で古本とか買うときは5万10万つかってもそんなものかなんだけどね。

 ちなみに昨日深夜というか本日早朝にはは洋書を5冊位を買っている。だいたい100ドルなのでそれもいれれば4万円。

 だからしばらくは金を使いたくはない。オレ、この仕事終わったら『抗日戦争研究』と『太平洋学報』、『東北亜論壇』の購読をするんだとか考えていたけど、あまりに早く金が溶けて嫌な気持ちになったので来週まで頭を冷やすことにする。
2019.01
06
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11:35
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 関賢太郎さんは10日前にした発言との整合性はどう考えているのだろうか?

 26日に筆者記事『韓国レーダ照射への抗議は誤り』がアップされた。その内容は「レーダ照射には抗議すべきではない。なぜなら1.現実的な被害や危険性はないこと、2.抗議から利益は得られないこと、3.相互の国民感情を刺戟すること」だ。

 対して関さんは拙記事について次のように評した。なぜそう判断するか。その根拠もしめさず「軍事クソポエムオブザイヤー最有力候補」(関)と述べた。

ぐり@関賢太郎‏@gripen_ng
韓国レーダ照射への抗議は誤り(Japan In-depth) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181226-00010000-jindepth-pol … これは酷い。年末になって突如今年の軍事クソポエムオブザイヤー最有力候補がポップアップ。酷すぎてわざとやってるんじゃないかとさえ思える。
https://twitter.com/gripen_ng/status/1077902719002673153



■ 10日間で掌返し

 だが、10日後の関さんの発言は急変する。

 抗議に刺激されたアレ日本人のナショナリズムに説教をしている。

 例えばつぎの発言だ。
ぐり@関賢太郎@gripen_ng
https://twitter.com/Blue_Oyaji/status/1081661964890165248?s=19 …
隣国同士の対外関係でこの程度の問題世界中でよくあることなんですよ。あなたは本も新聞も読まないから知らないんでしょうが。それなのに断交するなんて、日本の外交能力の低さを世界に露呈してかえって侮りを受け、恥になることになるんですよ。わからないかなぁ。
https://twitter.com/gripen_ng/status/1081664350870355968


 他にも以下の発言も同じ中身だ。
・ https://twitter.com/gripen_ng/status/1081390229385179136
・ https://twitter.com/gripen_ng/status/1081346280813584384
・ https://twitter.com/gripen_ng/status/1081659798100140032

 その主張はまずは拙記事と大差はない。

 まずは「軍事クソポエムオブザイヤー最有力候補」(関)との評との整合性はどうなっているかということだ。


■ 日韓ナショナリズム衝突は自明だった

 なによりも不思議な点は、関さんは10日前にそれが予見できなかったことだ。

 ある程度の見識があれば泥仕合はわかっていた。日韓双方の愛国者は吹き上がる。そして現在の政治状況ではそれを沈静化させることもできない。これは尖閣漁船ビデオ流出事件からもそう推測できた。

 だが、その状況で関さんは論拠なしで「軍事クソポエムオブザイヤー最有力候補」(関)と発言した。

 つまり予想ができていなかったのだ。

 その点で関さんの目利きとしての実力はいかがかと。問題が起きることを予見できない。それでいて問題化したあとになって説教を垂れて悦にいる。その様子を拝見しているとそのような疑問も生まれる。
2019.01
05
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13:02
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 早野龍五さんの噴飯がニュースになっている。「福島は安全」論の根拠であった調査結果は被曝量を実際の1/3に低く計算した代物であった。仔細はBUZZAPの「『福島の放射能は安全』と言い続けてきた早野龍五東大教授、個人被曝線量のデータを1/3に改ざんしていた」に詳しい。

 それについて 『選挙』で有名な想田監督は次のように述べている。
想田和弘@KazuhiroSoda
僕は放射線に関しては専門家じゃないし、早野龍五氏らが出してくるデータや計算については批判・検討する能力などない。しかし東電や政府を絶対に批判しようとせず、安全とは言い切れぬはずのことまで安全と断言する早野氏の言動には、高度な政治性と胡散臭いものを感じてきた。
https://twitter.com/KazuhiroSoda/status/1080143312412135424



■ HPVワクチンも同じ

 これはHPVワクチンも同じではないか? 

 HPVワクチンはなによりも危険性が不分明である。その費用対効果もわかっていない。

 しかし、推進派は安全であると全力で推す。その点で惣田さんのいう「高度な政治性と胡散臭いもの」に近い臭いを感じる。ワクチン広報の村中璃子さんの発言は「安全とは言い切れぬはずのことまで安全と断言する」姿そのものだからだ。

 なによりもヨイショ連の挙動が似ている。科学技術セクターのやることは何でも正しい。科学者や技術者の言うことは無謬である。そのような科学崇拝がベースとなっている。そして反対者を無知蒙昧と考えて小馬鹿にする。「早野論文を理解しない愚か者」や「ジョン・マドックス賞の権威を知らない」といったあれだ。


■ 水俣病で御用学者はなんと主張したか?

 注目すべき点は先行失敗例に酷似していることだ。

 一言でいえば水俣病だ。当時、御用学者は何を言ったか? 彼らと製薬会社や政府との距離感はどうであったか? それを思い出せばよい。

 そして早野さんや中村さんの立場は当時の御用学者のそれに類似している。

 まず早野さんは中立ではない。政府や東電に近い。そのため線量を低めに提示する動機がある。

 また村中さんも中立ではない。やはり製薬会社に近い。HPVワクチンが売れれば利益を得られる立場にある。その点で危険性は隠したがる立場にある。

 その点で2人のいうことを全て真に受けるのはどうかしている。そういうことだ。


■ 何も見抜けない松浦晋也さん

 ちなみに、科学技術ヨイショで知られる松浦晋也さんは早野さんの被曝量操作について何も言っていない。

 代わりに惣田監督の発言について、エムス電報事件なみに編集し、その上で言葉尻を捉えて悦に入っている。

松浦晋也@ShinyaMatsuura
「(自分に)批判・検討する能力などない。」と言いつつ、「安全とは言い切れぬはず」と検討し、「言い切れぬはずのことまで安全と断言する」と批判していた。自己矛盾。
想田和弘@KazuhiroSoda 僕は放射線に関しては専門家じゃないし、早野龍五氏らが出してくるデータや計算については批判・検討する能力などない。しかし東電や政府を絶対に批判しようとせず、安全とは言い切れぬはずのことまで安全と断言する早野氏の言動には、高度な政治性と胡散臭いものを感じてきた。

https://twitter.com/ShinyaMatsuura/status/1081348780396429312


 まあ、お理工さんの好きないい方ですれば、想田さんの発言は「定量的には批判検討できないけど、定性的にはオカシイ」程度の中身だ。

 そのうちの「定量的には」の部分を意図して削ってるからね。「早野龍五氏らが出してくるデータや計算については批判・検討する能力などない。」(想田)を「(自分に)批判・検討する能力などない。」(松浦)と省略している。まあなんつーか穢らわしさを感じる上に松浦さん本人も敗北を認めてるんだろうね。

2019.01
02
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09:20
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 昨日に「とらのあな」と「メロンブックス」の順番で通販がはじまりました。店頭でもじきに並ぶとおもいます。データ上では東京市内の一部の「とらのあな」なら既に並んでいるかとは思いますが、物流次第ですので地方はまだかなと思います

新空母ウェブ用表1

・ 「とらのあな」(旧刊3種もあるよ)
https://ec.toranoana.shop/tora/ec/item/040030693941

・ 「メロンブックス」(旧刊3種もあるよ)
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=457320

 まー、表紙はフォントのパス化を忘れたんですけど、イラレと小塚だから問題なしで処置されたみたいですね
次からは忘れないようにしないと。
2018.12
30
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TB:0
14:14
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新刊3種です

3つめの「中国の水際機雷」のパンフを折っていたところ、宅配便で印刷屋さんに頼んだ新刊が来ました

2018冬新刊3種

・ 海自新空母6万トン 本 599円
・ 新艦種哨戒艦のパンフ 199円
・ 中国の水際機雷     199円

 です、他にも旧刊もっていきます


 まー、冷凍食品だけで1週間なので、折終わったら新狭山のチャーシュー力でブッチャー辛味噌か、花さんしょうで麻辣肉豆腐麺でも頼みます


オマケ

ちょっとだけね、ちょっちね

ちょっと2

ちょっとだけよ1
2018.12
28
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20:25
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 とりあえず64kgのコピー用紙でテスト印刷、折、裁断しました

<テストショット

 実物は90kgの紙になります。まあ110でも130kgでもいいし在庫もあるけど硬すぎて折れない


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完成版、90kgです。文字の裏写りなしになってます

完成版