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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2017.04
27
CM:1
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12:22
Category : 未分類
 「東北が大好きならフクシマは危険だというな」と主張するのは不思議なロジックだ。東北が好き、あるいは福島県の海側に郷土愛を持つことと、フクシマは危険だと主張することは矛盾しないからだ。実際に原発周辺は体に悪い。双葉町はいまだに高線量であり、居住すべき環境ではない。

 だが、須賀原洋行さんは次のように主張している。
須賀原洋行‏@tebasakitoriri
報ステ。今までさんざん放射能デマ、危険デマを流し、チェルノブイリと同一視し、避難区域解除になっても「本当に安全なのでしょうか」などと水を差してきたのに、「東北でよかった」タグの話題に乗っかって「私、本当に東北大好きなんです」と東北の食べ物や自然がいかに魅力的かを語り出した。
https://twitter.com/tebasakitoriri/status/857223094707998720

つまり「東北を愛しているなら、原発事故を口にするな」といったものだ。

 これは田舎の因習ジジィのロジックでしかない。居酒屋で自称「保守おじさん」が「ムラを愛しているなら、村長の使い込みをおおごとにするな」といったものだ。「八墓村で生計を立てているなら、庄屋様の悪口を言うな」でもいい。それで良いことをいったつもりになっている有頂天ジジィの発言そのものだ。

 須賀原さんの発言を60年前のアメリカ、公民権運動になぞらえるならつぎのようなものか。
マズゴミ。今までさんざん黒人差別デマ、人種差別デマを流し、奴隷制度と同一視し、奴隷解放もされたのに「本当に平等なのでしょうか」などと水を指してきたのに、「マーク・トウェイン」ブームの話題に乗っかって「私、南部大好きなんです」と南部の食べ物や自然がいかに魅力的か語りだした
まー、「区別であって差別ではない」とか「ぼくは別に一緒でもいいけど、社会が混乱するから有色人種とは分けたほうが良い」といった感じで、一生懸命にバスや学校での分離を正当化するロジックを振り回して「現実派でござい」と言っていた人はソレくらいはいくだろう。

 須賀原さんの場合は、さらに現地に住まず、白人でもない名誉白人が言い出している感が強い。

 そういうのも須賀原さんは支配者側ではないのに、自分を支配者側に擬しているためだ。
須賀原洋行‏ @tebasakitoriri
報ステ。「(今村大臣は)原発事故で自主非難している人達に対して『自己責任』と言い放ち」
また不正確な伝え方でミスリードしている。
https://twitter.com/tebasakitoriri/status/857219521538531328

自分が支配者側でもないのに、その発言を真似ることで支配者側にいると思い込みたいのだろう。ネトウヨ層全体がそれだけどね。

 八つ墓村の例に戻れば、全然いい暮らしができていない底辺クラスの自作農が小作を馬鹿にする心持ちだ。それが農地解放をやっかむ気持ちでしかない。もし、須賀原さんが八つ墓村の限界自作農だとしたら「労働意欲の低い小作に農地を与えても荒廃するだけ」とか言い出したのではないかね。自分も一反五畝しかもっていないのに。
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2017.04
23
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00:15
Category : 未分類
 和田政宗さんが「朝鮮総連は[中略]非合法化すべきだ。」(和田)と述べている。
和田 政宗@wadamasamune
これが事実であればとんでもないこと。
朝鮮総連は、日本人拉致事件への関与をはじめとして犯罪と問題が余りある組織。
非合法化すべきだ。
『総連、正男氏報道で日テレなどに圧力 北犯行否定を要請』(産経新聞)
https://twitter.com/wadamasamune/status/853074780748005376


 だが、現行の法体系で「非合法化」(和田)とはなのだろうか?

 そもそも何を指すのかがわからない。

 そもそも現行法に「非合法化」(和田)のオプションはない。憲法が結社の自由を認めているからだ。だから例の破防法にしても団体を存在しないことにもできないし、その構成員や財産を法的保護から外すことはできない。できるのは法人格を抹消することくらいだ。これはオウム真理教の処置のとおり。

 新しい法律を作っても無駄だ。和田提案によってある団体を非合法とするには、日本中すべての団体について合法以外を許さない仕組みを作らなければならない。それはどうするのか、そのコストに耐えられるのかを考えれば絵空事でしかない。さらにそのような法を作っても憲法がオーバーライドするため意味はない。

 さらにいえば、朝鮮総連を今以上に締め付けて何か利益が得られるわけでもない。既に警察や公調の監視体制下にある。その行動も野放しでもない。

 第一、何か実害ある行動ができるわけではない。北朝鮮への送金も交通も止めている段階にある。

 その上、総連がやったことは、報道各社に「暗殺は金正恩の仕業ではない」と訴えただけだ。ちなみにこれは産経報道である。

 それをもって「非合法化」(和田)と言い出すのは、相当にバランスを欠いたものだ。自己弁護をしたことで存在を許さないというのならば、海外で「従軍慰安婦はいなかった」と言い出すアレな連中が「非合法化」(和田)されても文句は言えないということにもなるだろう。




 まあ、他人に厳しく自分に甘いことを言うのがネトウヨの常だけどね。口先だけで北に厳しいこといって満足するあたり、御本尊も支持者の程度が窺えるものだ。日本国内で「総連けしからん」「非合法化しろ」といっていい気になるのも、安いものだ。あの水死体フェイスで、強い言葉を発しただけで「僕は国士なんです」とウットリできるのは一つの才能ともいえるだろう。
2017.04
21
CM:13
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00:20
Category : 未分類
 なんでも憲法9条のせいにするのは簡単なものだ。夕刊フジの佐藤正久さん記事では、朝鮮有事での在外邦人救出は憲法のせいで難しいといっている。

 また、安全保障関連法が成立したことで、自衛隊による在外邦人の救出が可能になった。だが、現実には難しい壁が立ちはだかる。在外邦人を救出できる要件が厳しいからだ。[中略]佐藤氏は「この要件を韓国に当てはめると、かなりハードルが高く、現状では邦人の救出は難しいだろう。憲法9条が最大の足かせとなっている。『憲法を改正しなければ、守るべき命も守れない』という現実を改めて受け止めるべきだ」と語っている。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20170420/plt1704201100004-n3.htm


 だが、朝鮮有事での邦人救出はそれほど難しいものではない。韓国政府が崩壊しなければ、空港あるいは港湾までの移動にさほどの支障はない。日本が輸送力を出すならそれで終わる。そして韓国が北に敗北し、支配体制が崩壊することは考えがたい。

 そこでなぜ憲法9条が出てくるのかは不思議なものだ。頭の悪い支持者や産経読者向けに「『憲法を改正しなければ、守るべき命も守れない』」と見栄を切っているが、法人救出なら変えなくても支障なくできるし、逆に憲法を改正してもできないものはできない。

 まずは、防衛費増強と9条改正しか言えない御仁である。

 それ以上は何も言えない。支持者の手前、防衛費の中にある非効率、陸海空配分費や無駄な国産化方針には何も言えない。現実的には9条があっても海外派兵しており、改正しても今ある問題は何も解決しない。

 あとは、銃剣道を学校でやらせろくらいか。あんなものやっても何にもならない。銃剣道協会から支持もらっているからそうしたのだから、靖国神社奉賛会ほかの支持がもらえるなら「学校のボランティア活動で靖国社や護国神社で清掃奉仕しろ」とかも言い出すのだろうね。
2017.04
20
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TB:0
00:13
Category : 未分類
 弾道弾に化学弾頭をつけてもさほど効果は見込めない。その記事に「なんでシリアでは効果があったのか」と言い出すのは不思議なものだ。なぜなら弾道弾を使ってない上に、死者も70人にすぎないからだ。

高須克弥 @katsuyatakasu
じゃあ何故シリアでは効果的だったんですか?
北朝鮮「サリン弾」効果なし(Japan In-depth) - Y!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170418-00010000-jindepth-int … #Yahooニュースアプリ
https://twitter.com/katsuyatakasu/status/854667282659688448


 しかも、記事の中では効果的な散布法も示している。風上からの地上放出、ガス雨下、小口径砲爆弾やクラスターによる攻撃だ。

 そのあたりのテキトウさは少し遡るだけで見つかる。

高須克弥‏@katsuyatakasu
君たちはロンメルが隻眼だったの知らないんだね。無知蒙昧(*´∀`)♪高須克弥さんが追加
stri9s2wice @midorinotom
返信先: @MayamaWoodgedさん、@policy_freedomさん、@netgeek_0915さん
何をどう間違えたらダヤンとロンメルを間違えられるのだろう?指摘されても改められないのなら、やっぱり認知に障害が出てるのでは?
https://twitter.com/katsuyatakasu/status/854307490082701312


 砂漠で、戦車運用で名を成した店でイスラエルのダヤンと明らかに混同している。少なくとも作戦指揮の段階では両眼とも揃っている。最後に西部戦線で負傷をしたことについて、ネットに頭部負傷やその際に片目を失ったといった記述はあるにしても、彼が名前を成した段階では片目ではない。その点、片目で有名なダヤンとは明らかに異なっている。

 まずは全体を確認しないで早とちりをしているということだ。皮を切ってもらうにしても別のお医者さんの方がいいだろう。新成人は保険が効くという。まあ、火星人だからどうでもいいけど。
2017.04
15
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23:07
Category : 未分類
 ようやく時間に余裕が出て「終わる前に」と火曜日にパキスタン映画の『娘よ』を見ました。部族間抗争でジジィのところに9歳の娘を政略結婚で、おっ母さんが娘と逃げる話。



 全く家から出してもらえないんで村落の中でも迷うといったあたりが最初の見どころでしょうか。

 勝手に乗り込んだトラックの運ちゃんに降りろと言われるのですが、おっ母さんの「本当にそうすればオマエも巻き込む」といった行為で母娘の味方をするといった映画です。

 まあ、運転手が元パキスタン特殊部隊のナーメテーター映画だといったらどうなるかといったものです。特殊部隊が本当かどうかはいいませんけどね。

 ただ、本質はパキスタンのご婦人ウットリ映画なのではないですかね。囲い込まれた人妻が自分の力で亭主に反抗し、イケメンの運転手と恋仲におちるあたりが現地のある程度以上の女性がウットリ映画なのではないかと。

 次はチベット監督のチベット映画で面白そうなものですが、中国国内で撮られたものなのでネトウヨ層が反応するかどうかも面白いもんです。

2017.04
11
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21:49
Category : 未分類
 海難に際しては船員は救難の義務を負う。これは明文化されていない義務である。躾ではなく慣習法である。国際慣習としてのグッドシーマンシップ、船員の常務であるからだ。

 それを果たしただけで「日本スゴイ」とは何事だろうか?

 ニューズウィークジャパンに遠藤誉さんが寄せた「海保の精神は『正義仁愛』-タジタジの中国政府」、はっきりいえば反語的用法としての疑問しか沸かない。


■ 海保が救助しただけ

 事実は難船者を見つけた海保が救助しただけの話だ。

 それを気持ち悪く脚色している。「尖閣の接続水域に中国公船がいたのに、日本の海保は対立を放棄して人命第一で救助した」といったものだ。しかも、たまたま展開が遅れた中国公船が救助できなかったことをネガティブに書いている。

 接続水域は基本的に公海である。そこに中国公船がいても問題はない。ちなみに、尖閣の対峙はプロレス化している。これは日本が主張する領海への進入も3-3-2 formulaと呼ばれる形でルーチン化していることでわかる。「一ヶ月に三回、一度に三隻、二時間」で332だ。

 つまり、実際には大したこともない。

 ついでに言えば、領海に進入する事態でも難船者がいればそちらの救助が優先される。平時だからそれは当然だ。


■ 五省と同じで言わされているだけ

 さらに気持ち悪いのは、「海保の精神は『正義仁愛』」と言った形で精神性をヨイショすることだ。

海上保安庁の精神は「正義仁愛」。どの保安官に聞いても、必ず間違いなく「正義仁愛の精神に基づいて行動している」と回答するだろう。(遠藤)


 あの手のスローガン、あるいは念仏は、とりあえずそう言っとけというものだ。毎日毎日そのように調教しておけば部外に対してはそれで済ませる。

 海自の五省と同じだ。そう言っときゃ回りが勝手に納得する。だからそういう。

 当然、意味なんかわかっちゃいない。「『努力に憾み』の『うらみ』ってなんだ?」と訪ねてみれば良い。まずは答えられない。単にそう言えといっているから言うだけの話だ。気の利いたやつは意味はわかるが、アノたぐいの念仏嫌いも多いのでわざと否定的なことも言う。己は「五〇年経っても一〇〇年経っても消えない怒りの感情」とデタラメをいっていた。

 それを真面目に受け取るあたり、まあ警察自衛隊消防応援団への負の感情、「気の毒」といった憐れむ感情と「世間知らずでコロリだな」といった侮蔑が同時に浮かぶものだ。
 ちなみに、警察自衛隊消防応援団は思想左右問わず(右が多いけど)オバちゃんに矢鱈多い。社会規範あるいはその圧力として「女性はそういったものに懐疑的になってはいけない」があるのではないかと思うもんだ。「男は小馬鹿にすることが許されるけど、女性はそれは駄目」みたいな矯正的なフォースね。



   遠藤誉「海保の精神は『正義仁愛』-タジタジの中国政府」『NEWSWEEK ニューズウィーク日本語版』(Newsweek,2016年8月22日)http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/08/post-5689.php
2017.03
31
CM:23
TB:0
21:21
Category : 未分類
 産経新聞の県別購読数を見ると、大阪・奈良・和歌山だけでしか読まれていないことが判然とする。これは読売新聞が公表している「全国紙の都道府県別販売部数と世帯普及率」から索いたものだ。数字はABC協会の16年度前半期のもの。

 そもそも、全国的にみると世帯購読率は1%を越えていない。48都道府県のうち、18都府県で1%を超えるだけ。39都道府県で1%を超える全国紙3位の毎日、部数では毎日に負けるが48都道府県でまんべんなく売れている日経と較べて相当の差がある。ちなみに発行部数は両者の半分である。

 だが、大阪・奈良・和歌山だけはそれなりに売れている。大阪は13.11%、奈良15.82%、和歌山9.7%である。ちなみに残りの15都府県は4%未満である。


■ 大阪以下はアレな御仁が多いのか

 そこからすれば大阪・奈良・和歌山はアレな御仁が多いのではないかと推測できる。逆に言えば、月極で100円くらい安いだけの理由で産経が読まれるので、その方向にミスガイドされるといったものもあるのだろう。

 産経がどうしようもない記事を書き続けているのも、それで説明できるかもしれない。東京や東日本基準では馬鹿にされる内容でも、大阪・奈良・和歌山では有難がられる。その可能性もある。原発報道は全くそれだ。

 それからすれば、かの夕刊フジも関西では売れている可能性がある。関東の街頭で見る限りはゲンダイに惨敗している。だが、大阪以下で夕刊フジが売れているとすれば、関東では権力へのヨイショは人気はないが、関西では忖度ドットコムが人気がある。そうとも看取ることもできるだろう。

 そして、かのネトウヨ委員会も関西で作られ、関西で放映されている。これも同じだ。

 おそらく、関東でやると視聴もされずに「ニュース女子」のように抗議を受けて終わる。そうとも見える。なによりネトウヨ委員会を見ているといえば箱根の東、あるいは畿外では馬鹿っぽく見えるだろう。実際に「ネトウヨ委員会では~」の出羽守は馬鹿しかいない。


■ ネトウヨ思想の地産地消か?

 大阪・奈良・和歌山ではネトウヨ思想が地産地消されている。

 そうみると、ネトウヨも本場は関西で、本来は地産地消されていたものにすぎない。そうとも見える。連中は東京の政治・報道が自分たちの思い通りに動かない。それにフラストレーションを感じている。それがマスゴミ的な反朝日新聞、反毎日新聞、反TBSといったものかもしれない。

 関東から見れば上方の演芸以下は勘弁してくれなのだが、上方からみれば東京の演芸は物足りないようなものか。

 ただ、それを大阪の外に出されても迷惑なものだ。大阪でウケるために沖縄でカルトと一緒になって反・反普天間・辺野古活動をされても沖縄の人は迷惑するだけだろう。




■ オマケ

 ついでに言えば、カルトも関西起源が多いようにも見える。文化的先進地帯で鎌倉新仏教以来の新興宗教が生まれた土地でもあるからねえ。
2017.03
29
CM:49
TB:0
08:20
Category : 未分類
 他者を批評する御仁が、自己を批評されると誹謗中傷であり、引用を著作権違反と言い立てるのは不思議なものだ。

 以前の記事がそれで非公表状態とされている。まずは本人の申立てなのだろう。

 外見は公正を装っている御仁だが、その内面はどんなものなのかね。
2017.03
28
CM:0
TB:0
02:34
Category : 未分類
 武器の性能ばっか並べ立てる記事はロクなものではない。このあたり「10式戦車でなければ国が守れない」と言っている間抜連の発言を見れば理解は容易いものだ。

 これは「北朝鮮の金正恩氏が影武者を抱えても米軍の斬首作戦に脅えるワケ‐『死の白鳥』が舞う時、死が訪れる」も例外ではない。野口裕之さんの産経新聞掲載記事だが武器の性能だけに終止するものであり、現実的な価値はなにもない。

 その主張の骨子は「米軍最新兵器を使えば金正恩を抹殺できる」といったものだ。

 だが、そこに現実的の検討がない。それが実際にできるのか、オプションとして許容されるのか、成功して効果があるかといったものだ。


■ 抹殺できるかわからない(成功・失敗の検討がない)

 そもそも抹殺できるかどうかもわからない。

 記事には、どうやって金正恩の居場所を探すかは書いていない。いきなり爆撃を実施し、特殊部隊で死体を確認する段取りだけだ。

 野口さんは、次のように「極秘居所」(野口)を爆撃するといっている。
[金正恩は]米軍が現在、練りに練っている《斬首作戦》を防げず、独裁者としての生涯を30年とちょっとで終えることになる、かもしれない。
 金委員長の極秘居所などに対するピンポイント(精密誘導)爆撃を核にすえる斬首作戦を立案した米空軍は、わずか1機が第1波目の出撃で16~24もの目標を葬り去る、恐るべき性能を誇る戦略爆撃機を保有しているからだ。複数の影武者もほぼ同時に急襲できる。
http://www.sankei.com/premium/news/170327/prm1703270005-n1.html

 だが、その後に何処が「極秘居所」(野口)であるかを突き止める、あるいは推測するかについて言及していない。ただその「極秘居所」(野口)を同時爆撃するとしか述べていない。
いずれにしても、米軍は衛星を最大活用した、24時間いかなる天候でも攻撃に転じられるJDAMなどで、金委員長を仕留める作戦を立案し終えた。同時多発で金委員長の潜伏可能性のある場所は全て猛撃される。影武者だとて容赦はされない。あとは、ドナルド・トランプ大統領が「非常に悪い振る舞いをしている」と目を付ける金委員長をどう「処理」するか、大統領の決断にかかっている。北朝鮮のどこにも、金委員長の逃げ場所はないのだ。
http://www.sankei.com/premium/news/170327/prm1703270005-n5.html


 ちなみに、米国は以前からこれら装備を保有していたが首狩りに成功していない。B-2も衛星もJDAMもイラク戦争・アフガニスタン戦争に投入された。だが、フセイン大統領もウサマビンラディンも空爆で抹殺できていない。後者はどこにいるかだけを突き止めるのに10年近くを要している。

 さらにいえば爆弾で殺した場合、本人かどうかの照合ができない。ピンポイントで攻撃して目標を消し飛ばずと、後に特殊部隊を投入できても本人だったかわからない。そもそも、大戦中の日本のようなもので人口稠密な地帯で警戒態勢である。特殊部隊は通用する敵ではない。

 これらの点で野口式首刈作戦は杜撰である。まず実現はないものだ。


■ 周辺国は賛同しない(実現性の検討がない)

 さらに、周辺国が同意しない問題がある。

 韓国は北朝鮮への本格攻撃を許すだろうか? 戦争になれば韓国は大混乱する。そのような作戦に同意しない。これは日本も同じだ。

 ちなみに、北朝鮮は韓国の領土でもある。米国は韓国の諒解を得なければならない。

 中国・ロシアも同意しない。国民世論は米軍が自国領域付近で大規模な作戦行動をすることを許さない、米軍が駐留する韓国との緩衝地帯が失われることもたれられない。アレでも一応は友好国といったていになっている。その喪失は自国政権にとっての失敗となる。

 さらにいえば、中ロも迷惑が掛かる。国家がメチャクチャになって難民が出て来る。その世話をしなければならない。さらに両国はテロ対策に敏感である。中には胡乱なやつも混じっていることを恐れている。

 野口式作戦検討はこれら検討も全く欠いている。この点でも実現性はない。


■ 結果として何も改善しない(成果の検討がない)

 そして、期待できる成果についての検討もない。

 抹殺に成功したとして、何が改善するのだろうか?

 金正恩を抹殺したとして、次が今より良くなる可能性はない。米国や韓国に対して従順になる確証もない。そもそも逆に報復として核を使う可能性もある。

 仮に、北朝鮮を崩壊させたとしても万々歳かといえばそうではない。その場合、中国がどのように変化するか。韓国が中立化するのではないかといったリスクもはらむものだ。

 この点でも野口式首刈りは意味はない。現状の問題解決に適しているかといった適合性の検討がないのである。


■ 妄想を紙面に載せるってどうよ?

 つまり、野口記事は現実世界との整合性が全く取られていない。単に、金正恩を抹殺する空想を楽しむものでしかない。しかも自国軍事力ではなく米軍軍事力をアテにする他力本願妄想である。

 まずは「どうしたものか」といったものでしかない。具体的には、それを得として書く政治部編集委員が「どうしたものか」であり、何よりも自社WEBに掲載する新聞社も「どうかしている」といったものだ
2017.03
27
CM:6
TB:0
06:13
Category : 未分類
 太田文雄さんの「学術会議は中国に協力し自衛隊に協力しないのか」はなかなか興味深いものだ。旧軍からの因果因縁、高度技術は軍事技術と言った思い込み、日本技術への夜郎自大がみえるものだからだ。


■ 因果因縁を重視できない

 その第一は、日本学術会議は自衛隊に協力せず、中国に利敵行為をしていると述べている点だ。
 学術会議がこうした[日本国内に中国人留学生が研究している]事実に目をつぶり、防衛省への科学技術協力を「軍事研究」と称して行わないのは、自国の自衛隊への協力は拒否しても人民解放軍への協力は積極的に行っていることに他ならない。
http://jinf.jp/weekly/archives/20196


 日本の研究者が軍事研究に協力しないことには理由がある。前の戦争で碌でもないことに散々協力させたといったものだ。中には自ら望んでロクデモナイことをしたやつもいる。九大生体解剖事件はまったくそれだ。

 その理由を斟酌せず、留学生を入れているだけで中国の利敵行為、売国奴というのは了見が狭い。

 経歴を拝見すると太田さんは防大出の艦艇幹部である。やはり兵書ばかり読んでいてそのあたりにはご存じなく、因果因縁を重視する世間の論理にも疎いのだろう。既述のとおり学術会議には軍事研究を嫌い、忌避する理由があり、世間もそれを諒としているからだ。

 さらにいえば、自衛官も国内留学で研究室に入っている。その点からすれば片方に肩入れとするのも極端な見方である。


■ レーザ技術は軍事九割か?

 さらにいえば、「レーザー技術のほぼ9割が軍事利用されることは世界的な常識である。」(大田)も怪しい。測距用のレーザは既に一般技術であるし、軍事でイメージするような大出力レーザは、普通は産業用をイメージするものだからだ。

 これは軽く検索するだけで出て来る。例えば、デイビッド・A・ベルフォルテ「産業用レーザ市場のレビューと予測 驚くべき回復」『Industrial Laser Solutions Japan April』(2011.4)がそれだ。

 中では「レーザの用途別売上高」がある。それを見ると金属加工、マーキング・エングレービング(多分、看板の切り抜きの類)、半導体と細密加工の順となっている。そこに軍用はない。もちろん、艦船航空機の金属加工器材もそこに含まれるだろうが、それは民生機でしかない。

 おそらく、太田さんは高度技術は全て軍用と思い込んでいるのだ。

 だが、今日では必ずしもそうではない。民生が先に出ている分野も多い。例えば、八〇年代の複合材技術としてもてはやされた炭素繊維は釣り竿が先行したものだ。電子光学(EO)も今では民需によって引っ張られている。そしてレーザも同じである。


■ 日本に原子力技術があるか?

 そして、日本に原子力技術があると思いこんでいる点も興味深い。

 「[中国人研究者が関連した]研究成果は即、人民解放軍に軍事利用されることは疑いがない。レーザー技術のみならず原子力技術に関しても、日中友好という美名の下、中国に日本の国立大学技術者が協力している事実がある。」(大田)と述べている。

 だが、日本にそのような原子力技術があるだろうか?

 日本の実用原子力技術は基本的に全て借り物、研究技術も役に立つ見込みもない。そもそも「もんじゅ」をみればマネッコかつ低水準は明らかである。

 しかし太田さんはあると思い込んでいる。おそらく、ジャパン・アズ・ナンバーワンの時代を引きずっているのだろう。

 お気の毒だが、実際に日本の技術は大したものでもない。特に兵器技術はそれが顕著だ。大抵はマネッコであり、諸外国が作った後に後追いで作る。できた頃には時代遅れとなっている。一〇式戦車、F-2戦闘機をみればその模倣の習性は明瞭だ。

 英米仏のようにゼロから作っていない。諸外国にあるもの、成功したものを「成功する」と確認したアトで作っているだけだ。F-2はその例だ。空力的に問題がないことを承知して同じレイアウトで作っている。一部を軽く作っただけで日本製は高性能とは恐れ入ったものだ。

 その伝でいえば、日本の技術は鼻くその役にも立たない。原子力技術は自力で核や原潜を作った中国の参考になる者でもない。ロケットやドローンも負けている。

 そのような技術レベルで「国内で[中国人研究者に研究させる]反日的活動を許すことは国の安全保障を危うくする」とは、不能犯に近いものだ。


■ 危険が危ないといえばいいと思いこんでいる

 そこから見えてくるのは、安全保障は「危険が危ない」といえばいいといった安直な姿勢だ。

 だいたい、安全保障セクターはどの程度、危険かを示せない。ただ、中国に有利になる点を拾って危ないを繰り返すだけである。

 その上、他の分野との整合もとれない。軍事、安全保障だけが政治ではない。軍事と経済等との釣り合いがあり、安全保障も社会保障その他とのバランスもある。それを総合して国の方針・政策は決まるが、安全保障セクターだけは自分の殻の中に閉じこもる。

 結局は、兵隊ぐらしの延長であり、組織内だけの正解探しをやっている。そのようにしかみえないものだ。







 まー、あれよ。普通はやんわりと風穴開けようとするものだ。「学術会議さんや大学の自治のおっしゃることもごもっとも、ただ、防衛省も技術がほしい、だからそちらの監督下での活動を許してほしい」くらいの言い分でロボット技術やら画像認識あたりの研究者に予算を貢げばいいものだ。

 なんで安全保障セクターは「軍隊に協力しないとはけしからん」と、「黙れ」の佐藤賢了みたいな間抜けなことをするのか不思議なものだよ。辺野古普天間問題とか、厚木の騒音とかもそうだけど、そういえば余計な反発食らうのはわかっているはずなんだけどね。
2017.03
26
CM:3
TB:0
03:18
Category : 未分類
 日経平均配当といった指数がある。一株あたりの配当額を示すものだ。そのグラフをみると320円くらい。株価の底、2011年が180円位なので1.8倍近く上がっているようにみえる。

 だが、平均株価はその間に2.4倍近く上昇している。それに倣い、株価ベースで配当率を出すと1.8/2.4で0.75倍に減ったことになる。

 これは、いま株を買っても配当はあまり見込めないことを示すものだ。


■ いまさら株を買う馬鹿はいない

 その状況で、いまさら株を買うやついるのか。

 株の利鞘を狙う連中はともかく、資産としての長期保有に食指が動くとは思えない。

 アホノミクスは1年目終わりから何の先も見えていない。* だから企業収益が今以上に改善しなければ配当は増えない。

 そして株価が上がれば上がるほど配当は減る構造がある。

 それからすれば、株価は落ちるのではないかね。

 その点からすれば、いつまで今の株価が維持できるかわからない。2年前から経験則、バフェット指数でみると不自然なる株高といわれている。

 実際に株高もアレ政権の株価コントロールの結果だ。円を切り下げて現金を株に移動させ、さらに年金機構なりに買わせて不自然なる高騰状態を演出している。

 それからすれば、コントロールに失敗すればストンと落ちるということだ。剣呑剣呑。


* 就職率改善は生産年齢人口減少を反映したものだ。政権期間のGDP成長率は失われた20年の平均値よりも低い。高成長だった民主党政権期よりも相当に落ちている。
2017.03
23
CM:7
TB:0
21:47
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 自民有力者が首相になる方法として、お腹を痛くさせる選択肢はある。「今の安倍体制が続くから首相の出目はない」立場からすればそうだ。病気でいなくなることは最良の選択肢である。選挙で負けるのとは異なり、議席を失うことがないからだ。

 それに対して「病気に対する差別」といった批判は意味はあるのだろうか?

 青山一二三さんの批判は次のとおりだ。
都合のいい時に道徳律を持ち出す青山一二三さん
青山一二三‏ @aoym123
このブログもそうなんだけど、なんで普通に批判すればいいものを「お腹痛くさせて」とか病気に対する差別を助長させるんだろう。あんたらは長谷川豊の同類だよ。 / “隅田金属日誌(墨田金属日誌) 解散の出目はないのかね” http://htn.to/7AhSpW
https://twitter.com/aoym123/status/843542554788290560


 ちなみに、その記事では筆者はなにもアレ政権を批判していない。自民有力者の立場を想像し、示しただけだ。今の自民は従来の有力者を封殺して成立している、いわば不自然なる多数党だ。それが安定するわけがない。大政翼賛会と同じで内閣の指導力がなくなるとなんでもする。その中に病気が進むようにするオプションもあり得ると述べただけにすぎない。


■ 可能性予測について非道徳的と反論

 可能性の予測について差別というのは、なんだろうか?

 つまりは、不都合な見通しを「道徳的ではない」と拒絶するものでしかない。それは、例えばネパールの予測をするとしよう。政治混乱からマデシ運動が選挙をボイコットし破壊的活動に転じる可能性は高い。それを指摘した時に「選挙ボイコットや破壊活動を肯定するのか」と言い出すようなものだ。


■ いつものテンプレ

 まあ、体制擁護の御仁の党派性発言なのだろうけどね。リツイートをみていると
・ CatNA‏ @CatNewsAgency
・ 加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧‏ @azukiglg
・ 菊池誠(4/8SilverWings)‏ @kikumaco
・ 上念 司‏ @smith796000
非常にわかりやすいものだ。

 批判の中身としてもテンプレだ。ネトウヨ系御仁が「お腹痛くなればいいのに」をアレな宰相の悪口にとる。そしてそれを不道徳だとして反論するいつものテンプレにすぎない。沖縄の基地反対運動を米軍へのヘイトだというアレなテンプレの亜種だ。

 道徳的ではないとして相手に優位に立つ、あるいは相手に罪悪感をもたせようと言った程度にすぎない。

 まーアレだ、連中はそのうち不能犯に怒り出すのではないかね。「『アレ宰相のお腹が痛くなりますように』と祈祷をしました」程度の発言に、「その発言を聞いて、心理的ストレスでお腹が痛くなったら傷害罪」とかいい出すんじゃないかなと思うよ。


■ 爺ちゃん妖怪だったけど、女房には容喙させなかった

 なんにしても、心技体そろってダメ宰相を支持してもね。

 「ジッチャンの名にかけて」というけどさ、お爺さんは帝大を出て内務省じゃないけど高文通ってる。「岸を倒せ岸を◯せ」といわれたが「岸は馬鹿」といわれたことはない。そして、ジッチャンは巣鴨にブチ込まれてのお腹が痛くなって逃げたり、いわんや政権を放り出したりはしない。

 しかも女房の始末もできないわけでもない。蒋介石や東条英機は許したが岸は政治に口を挟ませていない。

 心技体そろってダメ、その上、女房のコントロールもできないということだ。別人格とかいうなら、じゃあ政治に容喙させるなと。オマエの爺ちゃん妖怪だったが、政治に女房は容喙させなかったぞと。
2017.03
17
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17:01
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 政治的責任を追求する議会で、そこで「物証」「触法」とは何事だろうか?

 議会による国政調査、行政のチェックはフリーハンドである。また政治の過程として首相以下の閣僚に対する攻撃権を持つ。首相が自由に解散を行えるように、議会は首相以下を自在に引き下ろすことができる。その政策を受け入れられない、行政府運用を認めないでよい。別段、無過失だろうが合法だろうが構わない。

 そこで刑事訴訟のように物証や触法を持ち出すのは滑稽でしかない。刑事法でデュー・プロセス・オブ・ローが前提となるのは国家権力と個人が対峙する状況だからである。攻撃側が絶対的な権力をもち、防御側は無力であるためだ。

 当然だが、甲乙対等の民事では必要はない。状況証拠でよいし信義則に触れるだけでもよい。さらに国会の政治作用では甘くて良い。採決の形で議会が納得できさえすればよい。


■ 政治を理解できない青髭さん

 それが理解できていないのが青髭さんだ。この期に及んでセルフ体制擁護庁活動に余念がない。

 例えば以下の発言がそれだ。
青髭‏ @laboratorymembe
ところで…追求(自称)を続けている、民進党をはじめとした野党議員の皆様が誰も説明して下さらないのですが、安倍首相が学園に対し「寄付」を行っていたとしたら、どのような法に触れる行為なのでしょうか?かつて民主党のトップは「在日外国人から献金」を受けておりましたが。
https://twitter.com/laboratorymembe/status/842627670135324673


 今、注目されているのは政権による不当な国有地廉価払い下、首相以下の身内に格安で国有地を横流ししたことだ。

 これは疑獄を疑う合理的な状況にある。野党はその政治責任を問おうとしている。型式が合法であるかないかさしたる問題ではない

 それを理解できず「野党議員の皆様が誰も説明して下さらないのですが、安倍首相が学園に対し「寄付」を行っていたとしたら、どのような法に触れる行為なのでしょうか?」(青髭)と言い出すのは滑稽なものだ。

 つまり青髭さんは「形態が合法なら、身内に対して国有地をロハで引き渡すことは責められない」といっているわけだからだ。


■ はすみとしこ同等品

 そして、政府側による刑事法の問題には自ら眼をつぶっている。

無期限拘束
青髭‏ @laboratorymembe 青髭さんがはすみ としこをリツイートしました
前田朗教授(東京造形大学) どうもこの人は、「自分以外の」日本人を悪し様に罵ることで相対的に自分が先進的だと主張しつつ、利益を得ている人という印象ですねぇ。かの悪名高き「無防備都市宣言」呼びかけ人にして朝鮮大学講師、在日朝鮮人人権セミナー事務局長という納得の肩書きをお持ちで。
はすみ としこ @hasumi29430098
友人からの報告より。国連に、東京造形大学 前田朗教授が登場。「(高江の基地移設反対運動のリーダーと言われている)山城博治を早く釈放しろ」「日本において少数民族である韓国人が、『ゴキブリ』と言われ差別されて…

https://twitter.com/laboratorymembe/status/842572120617975809


 山城博治さんは微罪を理由とした無期限の拘束を受けている。これは人権や司法運用の問題である。左右の政治勢力を問わず問題となるものだ。

 だか、それに対しては何も言わない。むしろそれを黙認し、問題視する勢力を攻撃する立場にある。「山城博治さんを早く釈放しろ」といった主張に対して、「この人は、『自分以外の』日本人を悪し様に罵ることで相対的に自分が先進的だと主張しつつ、利益を得ている人」(青髭)と述べているのがそれだ。

 まずは、はすみとしこ同等品だということだ。その発言をリツイートして支持して同じことをいう以上、そういうことだ。セリフ体制擁護庁として「首相の人権は大事」でも、「反日の人権はどうでもよい」といった、ご都合的なスタンスしかない。
2017.03
17
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07:30
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 自民の有力者に「首相に解散させれば後釜が狙える」と考える御仁はいないのだろうか?

 状況は党内有力者にとって悪くない。禅譲されると言われていた稲田防衛相は、ほぼ沈んだからだ。

 つまり、今の首相がいなくなれば次の首相になれる可能性がある。このままでは疑獄追求は長く続く。それなら支持率があるうちに解散すべきと焚き付ける。それで敗北すれば自分にお鉢が回ってくる。そういった図画を書く御仁はいるのではないかということだ。


■ 党内暗躍(想像)

 そう考えると「自民内部で暗躍があるのではないか」とも想像できる。首相を侮辱したから証人喚問といいだすあたり、うまいことをいって誘導しているように聞こえなくもない。

 別段、自民が負けてもよい。ある程度の有力者なら、自分が首相になること優先する。そのために自民が負けることはどうでもよいと考える。

 そもそも、誰もそこまで党には義理はない。保守政治家として祖国のために死ぬことにやぶさかではないかもしれないが、党のための死ぬなんて考えるはずもない。戦争になってEUのために死ぬといい出さないことと同じだ。

 その点で解散誘導や、そう仕向けることあるのではないか。そう考えるものだ。


■ お腹を痛くさせてもよい

 もちろんお腹を痛くさせて退陣でもよい。追い込めるチャンスを得て、味方ヅラして追い込むとかもあるだろう。まず、自尊心が肥大している。だからヨイショ的に勇ましいこと言わせ、それにより自ら退路を絶たせることもできる。

 首相がいなくなれば自分にお鉢が回ってくる。これは解散・敗北でも病気退陣は変わらない。





■ 指揮権発動も見てみたい(オマケ)

 ま、屁理屈エンターテインメントだけどね。あっても不思議はないが、別段それを信じるほどの根拠はない。でも理屈として党内暗躍を加速する状況ではある。それが面白い。

 他にも、生放送での指揮権発動を見てみたい。

 法相による検察への指揮権発動だ。今まであるとは聞いていたが見たことがない。ツチノコのようなものである。でたら眼福、目の正月だ。

 しかも法相は件の御仁なので余計な発言も期待できる。稲田防衛相が「交戦してるけど戦闘って書いちゃうと憲法違反となるので」みたいなアレで「裁判で勝てる見込みがないから発動しました」みたいな正直発言と一緒だとゲラゲラだけどね。

 解散も、変な解散を見たい。できれば追い詰められた上で「ニッキョーソ」等の怪訝な罵声が契機となった「ニッキョーソ解散」とかみてみたいけどね。
2017.03
16
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15:53
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 産経は日本のメディア・コントロールには言及しないが、中国でハブられたときには声高となる。

 「なぜ産経を閉め出すのか 権力を監視する外国メディアが必要だ 外信部長・渡辺浩生」がそれ。李克強首相の会見に産経は招待されなかったことへの恨みつらみを述べたものだ。

 一見、主張は公正を求めるようなものにも見える。中国には取材・報道の自由はない。いずれも党・政府のコントロール下にある。それは確かに不透明であり、自由や権利について中国が後進的であることを示すものではあるだろう。

■ 権力によるGPS操作バンザイ(産経)

 だが、産経の報道からすれば「よく言えたもの」でもある。記事題名のように、産経が日本国内で「権力を監視」したことがあるだろうか? 権力ヨイショしかしていない。

 例えば「GPS捜査 最高裁の判断に疑義あり」がそれだ。

GPS捜査は特に集団窃盗や、銃器、薬物などの組織犯罪の摘発に有効だとされてきた。[中略]2020年の東京五輪を控え、治安対策は待ったなしの急務である。最高裁の判断を受け、警察庁は全国の警察に、GPS捜査を控えるよう通達を出した。早くも捜査員らは、その手足をしばられることになる。こうした事態を、一体、だれが喜ぶことになるのだろう。[改行・行あけは省略]


 ちなみに冒頭の閉め出し記事では産経は次のように述べている。「産経新聞も、中国総局長へのビザ発給が昨年9月まで3年以上凍結された。駐在記者への不審な尾行や取材妨害は日常茶飯事である。」

 つまり、産経は中国では不審な尾行を問題視する。だが、日本では令状なしのGPSログを認めており、治安対策のために必要と述べているのである。


■ 中国でも何の成果も上げていない

 そもそも、中国報道でも産経が独自取材で成果を挙げた例もない。

 それ以前に、産経の海外報道に独自性はまったくない。大体は通信社の記事転載である。たまにあるのは日本が喜ぶような記事であり、その後は雲散霧消するたぐいの記事だ。

 さらに、国内外問わず産経の記事はそこにないものに気づかない物が多い。大抵は発表されたものをベタに流して、自社あるいは読者のネトウヨ価値観でのコメントをつけるだけだ。

 その産経が中国が全人代を取材してどうにかなるか? 能力的な問題から何もできない。


■ 招待制は批判せず、招待されなかったことを恨む

 そもそも本来からして招待制の会見である。それに乗れるときは何も文句言わず、招待に呼ばれなかった時だけ文句をいう。記者クラブ制度のようなクローズな体制は認めるくせに、その体制に入れないことを恨むのはのは不覚悟なものだ。

 さらに、その中でもヨイショしかしない。国内でもアレ教育者の会見に「朝日はダメだ、産経はいないのか、産経は」といわれた。その立ち位置である。それでクローズド・ショップに入り込んで、それで権力を監視でございとはタイガイな主張である。






■ オマケ

 ちなみに、産経は日本国内で「[日本の]権力を監視する外国メディア」に反発している。例えば「イプシロンはICBM? 韓国紙 突出した反日報道 国内からも疑問の声」http://www.sankei.com/world/news/130828/wor1308280011-n1.htmlがそれ。

 日本特派員からの記事について産経は次のように述べている。
韓国メディアはここのところ日本の「軍国主義化」を強調、安倍晋三政権たたきを繰り返しているが、新型ロケットの開発目的まで歪曲(わいきょく)して伝える反日姿勢は突出


 自社による海外での現地政府の権力監視は正当でも、海外他社による日本政府の権力監視は反日呼ばわりしているということだ。なんとも都合の良い権力監視だということだよ
2017.03
14
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12:16
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 東芝の決算先送りのニュースだが、子会社そのものとしては売却されて自由になったほうがよいのではないかね。

 本体は日米同時破産しかないと言われている。今月の『世界』、細野裕二「東芝の債務超過による存続可能性」は、その点を明瞭に指摘している。

 報道を聞いてもカスみたいな会社なのだろう。まず自浄作用もない。その上、この期に及んで決心もできない。旧日本軍隊のようなものだ。ヒエラルキー構造の自己存続だけしかない。

 ならば、半導体事業や子会社は独立したほうが良いのではないか。アレな集団から離れられるため自由度が増えるし、儲けを吸い上げられることもないからだ。


■ 沈む東芝から逃げるチャンス

 人格としての子会社があるとすればそう考えるだろう。法人ではなく自然人としての立場を仮託すれば「あのマヌケ共も、取り柄だった金もなくなった。そろそろ離れたい」と考える。

 それのほうが社会のためになる。原発と心中し、あるいはその借金に縛り付けられるよりも、自由な経済活動に専念してもらう。オワコン原発のような外部負経済の塊とは違い、真に世に役に立つサービス製品を世に出し、製品雇用を増やし、設備投資をし、どうせ租税回避するだろうが多少なりとも納税してもらったほうがよい。

 記事であった優良六分野はそうではないか。半導体事業と五つの上場子会社、東芝テック、ニューフレアテクノロジー、東芝プラントシステム、芝浦メカトロニクス、西芝電機は、むしろ売却で縁切りしてもらったほうがよいようにみえる。



■ ニューフレアテクノロジーなんて空調屋かとね

 まー、どの会社が何処にあって何作ってるかなんて知らないけどね。たまに出る東芝テック、プラントシステム、芝浦メカトロニクスはともかく、後二者なんて東芝の一味とは全く思ってもいなかった。

 特にニューフレアテクノロジーなんて初めて聞いた。板橋あたりで毎日フレア加工してるエアコン屋のアレな二代目が、株式会社が安いときに「有限会社じゃ恥ずかしい」と名前変えたみたいな感じしかしない。

 まー、西芝は調べ物とか、展示会の電気推進で名前をみたことあるけど、東芝のパクリみたいな会社で島耕作あたりが私物化してそうな名前だとしか思わなかった。



*   細野裕二「東芝の債務超過による存続可能性」『世界』(岩波書店,2017.3)pp.33-42.
2017.03
14
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12:16
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 稲田さんが今日の議会で「天地神明に誓って」といっているのだが。ことこの期に及んで潔白を主張するなら靖国社の境内で盟神探湯やったらいいのではないかね。

 その主張が神道・神話に全肯定的なのだからそうすればよい。以前は憲法について「前文で書かれるべきは、日本という国が神話の時代から連綿と連なる歴史を保持し」と述べ、「建国記念の日を祝う呉市民の会」で講師しているくらいだから、真に「天地神明に誓」えるならそれもできるだろう。

 まあ盟神探湯といった古代習慣がいやなら、近世的な湯起請でもいい。神道原理主義の理事長と大臣、どっちかが嘘付いているのだから真ん中でお湯を沸かせて討論させればよろしいのではないかね。第三者の証言や物証がないことをいい出したら手を突っ込めとね。

 まー、神判だと両方とも火傷する場合もあるらしいけど。そのときには双方ともに蓑笠と杖一つだけ与えて沖鳥島に島流しで。あそこで住民が通常に生活できる、水を得て漁労耕作で生存できることが証明されれば、領土主張でも有利になるでしょう。
2017.03
13
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00:04
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 ネトウヨのポップの500円さんは、基地賛成派がカルトまみれなのはどう考えているのだろうか?

 沖縄の基地反対運動は旬だ。左派としてはそれに乗り遅れる訳にはいかない。何もしなければ支持組織の突き上げを食うからだ。

 これは過激派も同じだ。何もしなければ「何のためにカンパ集めているのか」と言われるだろう。だから、弱体化した組織でも参加する。

 そして、その影響力はさほどでもない。左右を横断した基地反対運動のマスに飲み込まれている。40年間力を削がれ続けた過激派は何もできない。


■ ネトウヨの好きな餌を知っている500円さん

 それを「重大事実判明」と500円さんはいう。
500円‏ @_500yen
和田政宗「沖縄基地反対運動に過激派が参加しているのか」

警備部長「沖縄基地反対派に極左の過激派が参加してます」

重大事実判明キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
#kokkai
https://twitter.com/_500yen/status/839666998879518721


 そういえば、支持者が喝采することを知っているからだ。

 彼らは基地反対は過激派だと思いこんでいる。これまでのネトウヨ言説により、自分でモノを考えない頭の悪い支持者は「基地反対運動=サヨク=過激派」と思い込んでいるからだ。

 だが、その認識は基地反対への広範な支持といった現実と衝突している。基地反対運動が広汎な県民運動であり、一種の民族運動の萌芽さえも見られる。事実として一般の県民が支持している。これは「過激派の運動」あるいは「中国人の侵略」といった「ユダヤ人の背後の一突き」認識では受け入れられないものだ。

 つまり、ネトウヨは過激派の存在やその影響力を渇望しているのである。

 そして500円さんは、そこに餌を入れれば馬鹿だから食いつくことを知っている。だから「重大事実判明キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」(500円)とやるわけだ。

 あとは、フラストレーションの解消としてネトウヨが勝手に矛盾を止揚するだろう。例えば「県民は過激派に扇動されて反基地運動をしている」「過激派によって県内2紙がコントロールされている」「中国の資金で過激派が県内工作をしている」そういったものだ。相矛盾する二つの要素、金髪巨乳好きと清楚な女子校生好きだから、両者を一緒に見たい。だから女子校での外人教師と生徒のレズもの夢想するようなものだ。


■ カルトには選択的盲目となるネトウヨ

 そして、基地賛成派のカルトには選択的盲目となる。沖縄でのイカタコ教団(仮称)活動がそこにあっても「それはない」といった振る舞いをしている。

 彼らの活動そのものは紹介する。手登根さんあたりの基地賛成、反・反基地運動、海兵隊ヨイショ、国難思想的な中国侵攻妄想といったものがそれだ。

 だが、その背後にイカタコ教団がいることは気づかないフリをしている。

 これは500円さんだけではない。和田政宗さんも同じだ。さらに、500円さん、和田さん、手登根さんの発言を引っ張るネトウヨも同じである。

 実際に彼らはそれを質問することはないし、その結果がでてもRTはしない。和田さんが「基地賛成・海兵隊ヨイショの背後にはイカタコ教団(仮称)が存在しているのか」と質問することはない。別の議員がそれを確認しても500円さんは絶対RTしないし、500円さんをRTするようなネトウヨは見てみぬフリをする。そういうことだ。

 なんにしても、都合の良い時だけの盲目であることだよ。

 まあ、便利な病気は保守派としての矜持も覚悟もないネトウヨ的なファッションファッショ右翼の伝統だけどね。URからお金貰った甘利大臣もそうだし、政治的に厳しくなるとお腹が痛くなる宰相もそれだった。
2017.03
12
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00:01
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 藤山哲人さんの「DC扇風機は省エネなのを実験してみた」の記事なのだが、風量を調べると称して風圧しか計っていない。

 「第14回:高級なDCモーター扇風機と、安いACモーター扇風機の違いは何?」がそれだ。


■ 計っているのは風圧だけ

 記事中で風量計測の方法として計測器を作っているが、これは風圧しか測定できない。
ここで簡単な風量計を作ってみた。
・ 子どもの学習教材の風力発電機。モーターが大きく極弱い風では発電できなかったので、モーターを取り替えてみる
・ 携帯やスマートフォンのバイブレーション用超小型モーターに取り替えて、微弱な風でも回る発電機に改造!
・ 羽にカウル(覆い)をつけて空気の抵抗を減らし、土台も作って風量計のできあがり
 この風量計で発電できた電圧をテスターで測れば、風量を数値化できる! 大きく息を思い切り吹いてみたところ、風量は「106」となった(単位は独自のもの)。


 結局は風力発電機の回転数だけ、この場合は電圧をはかっているだけ。そこから拾えるのは風圧だけだ。

 さらにいえば、この測定器はそのポイント限りの風圧しか測定できない。扇風機の風流は一様ではない。羽軸から離れればはなれるほど低くなる構造にある。この点、直線パイプの中に流れる水流とは違う。そこで1点での水圧=風圧を図ってもあまり意味はない。

 つまり記事で求めるべき風量はわかっていない。

 電気で言えば電力を図ろうとしているのに、電圧しか計っていないのだからそうなる。本来なら電流を併せて測って電力を計算するか、電力そのもの図るべきなのだがそれをしていない。

 風量を図るなら違うやり方をすべきだ。扇風機をダクトで覆って、一様の風にして離れた終末端での風圧を測定する、あるいは風車で錘を持ち上げさせるといったものだ。


■ もともと高効率

 結果、結論もおかしくなる。

 記事では、効率(電力量あたりの風量)は倍以上と結論つけている。

AC扇風機の強は47Wなのに対して、DCの最大風量8は、そのおよそ半分となる24Wしか食わない。しかも、風を弱くすればするほど省エネになり、中相当ではACモーターの37%、弱では24%の電力で同じ風量を送れるという結果だ。

 これまでの結果だけを見ると、「DC扇風機はAC扇風機よりも弱い風が出せる」ことに加えて、「DC扇風機はAC扇風機と同等の風を出しても、消費電力は半分程度」という、いいことづくめの結果となった。


 だが、これも実際のモータの効率からすれば怪訝である。もともとモータの効率は高い。悪いと言われる単相交流モータであっても電気を熱に変えているほどでもない。それをDCに変えてたところで2倍の差は出ない。実際にはインバータでの損失もあるので、その差はさほどのものとなるとは考えがたい。

 少なくとも「風を弱くすればするほど省エネになり、中相当ではACモーターの37%、弱では24%の電力で同じ風量を送れる」(藤山)とはならない。


■ 記事のDC扇風機はスイッチがプア

 もちろん、効率そのものはDC扇風機の方が高い。

 だが、そこに信頼性やコスト差を覆せるほどの優位であるかは怪しい。交流扇風機の単純な単相モータは壊れないし、壊れても2000円で新しい扇風機が買える。対して、DC扇風機はモータそのものは壊れないにせよ、回路が壊れれば終わる。電気代を回収できるのは10年後といった話はさておいてもそのような問題もある。

 もちろん極小電力なのでハンダが割れるようなことはない。

 しかしどうでもいい部品が壊れればオシマイとなる。記事で取り上げた扇風機だとスイッチがショボいように見える。そして壊れた時には何もできなくなるようにも見える。バラしてマイクロスイッチを交換すれば済む話だが、普通の家はそれをしないだろう。

 その点で、大げさなことをする割には結論に意味のない記事に見えるものだ。

 もちろん、DC扇風機そのものは買っても良い。「AC扇風機にはマネできないこの涼しい微風は、DC扇風機だけの特権」(藤山)は便利であって、音も静かなのも利点となるだろう。
2017.03
11
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13:28
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 中間線の向こうにあるガス田について、裁判をして勝てるだろうか?

 佐藤正久さんはガス田問題にご執心である。「中国の東シナ海での一方的なガス油田開発はもう阻止しなければならない」で「国による一方的な油田開発が続いて看過できない。」(佐藤)と述べている。それで、アレな支持者の歓心を買えるからだろう。

 その主張の中で国際司法裁判所を持ち出している。「国連海洋法条約に基づく国際仲裁裁判所への提訴を含め[中略]必要と意見する」(佐藤)がそれだ。これは支持者は訴訟で勝てると思い込んでいることを利用したものだ。もしかしたら、当のご本尊も勝てると思いこんでいるのかもしれない。


■ 国際裁判で負ける可能性大

 だが、裁判で勝てるかは怪しい。なぜなら、現地は日本主張の先にあり、日本資源のストローを証明しがたく、採掘実績のない日本は実損害を主張し難いからだ。

 ガス田は日本主張の中間線の向こうにある。日本が主張する領域の外である。その点で日本が負ける可能性が高い。そもそも訴訟そのものに利益があるかと言った点で取り上げられるかも怪しい。

 そして、日本側の利益が損なわれたかについての主張も難しい。まず中間線の向こうである。本来日本側に属する資源ということは難しい。地下ストロー効果についても、地面の下で繋がっている証拠を出せと言われると日本は窮する。日本はあのあたりの海底地質のデータを持っていない。以前は中国に「疑いを晴らすためにタダで見せろ」といったこともあるくらいだ。

 さらに、日本に現地ガス田商業開発の実績もない。地下でつながっているかどうかはともかく、実際に採掘してもいないガスについて日本は損害を言い立てられるだろうかも怪しい。使いもしない資源でゴチャゴチャいっても相手にもされない。


■ 負けた時、判決を受け入れるか

 実際には日本が負ける可能性が高い。具体的には「中国の採掘は合法的」あるいは「日本の訴えは妥当ではない」とされた場合がそれだ。

 その場合、佐藤さんやその支持者は判決を受け入れるか怪訝なものだ。自ら裁判を主張しながら、負ければ手のひらを返すだろう。「裁判所は中国の手羽先」「中国の不当な買収」「国際裁判に意味はない」と間違いなく言い出す。

 これは捕鯨問題の先例がある。日本では捕鯨支持派が日本に理ありと、勝てるような口を効いていた。だが、結果はボロ負けである。その後には裁判への悪口ばかりを言っていた。IWCでは不自然なる多数派ガーやら、非科学的といったものだ。

 そのあたり、少し先回りすればわかりそうなものだ。

 だが、佐藤さんはそのような発言をしている。好意的にみれば現実に訴訟にならないと多寡を括っているのだろう。だが、案外素朴に「正義の日本は絶対訴訟に勝つ」と信じているのかもしれない。彼は自衛隊のエリートのはずなんだがね。
2017.03
08
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16:30
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 野口裕之さんの記事は願望の吐露でしかない。「『核攻撃力を持った途端、金正恩は死ぬ』 米高官の警告直前の地中貫通核爆弾投下試験公表は斬首作戦の前触れか」はそれだ。

 野口さんは記事中で米国は限定攻撃による北朝鮮での核狩り、金正恩の首狩りを行うだろうとしている。

 だが、その根拠はあやふやなもの2つしかない。一つはプレッシャーをかけるためのブラフともいわれる国務省のダニエル・ラッセルの発言である。そして、もう一つは例によって「どの組織がおこなったか、どのようなモデルで行われたか」を示さないシミュレーションでしかない。


■ あるべき検討がない

 さらに、あるべき検討がない。限定攻撃を選択する上では、本来検討されるべき要素がある。

 だが、それが提示されていない点は不自然である。

 おそらく、シュミレーションとはその程度なのだろう。野口さんは「小欄[野口]が加わった安全保障関係者のシミュレーションでも、米軍が北朝鮮に仕掛ける攻撃の確率は驚異的な数字をはじき出した。」と述べている。


■ 核は狩り尽くせるか?

 まず、核が狩り尽くせるかについての検討はない。

 野口さんは核を含む限定攻撃を提示している。それで全ての核弾頭を覆滅する前提である。

 だが、核弾頭が分散・隠蔽・偽装された場合、対抗できるだろうか? 核と弾道弾10セットを、1セットづつ全国にバラマキ、洞窟や地下陣地、人道施設に収納し、さらにダミー100セットも同様に展開されれば、短期間に核を狩りつくることは厳しい。

 つまり、野口式限定攻撃は軍事技術面で厳しいと判断されるのである。


■ 日中韓露の同意が得られるか?

 また、周辺国の同意が得られるかについての検討がない。具体的には日中韓露である。さらに、国際社会との根回しができるかもない。

 限定攻撃であっても周辺国の同意なしにはできない。

 まず、中国やロシアが同意しない場合、米国は両国と敵対的関係に陥る。

 また外交のロジックとして米国の攻撃には韓国の同意も必要だ。建前上、北朝鮮は韓国未回収の領土である。そこでの大規模行動は韓国の同意を必要とするが、北朝鮮との大規模交戦は韓国の社会・経済に悪影響を与える。さらに、韓国はそれを判断できる政治状況にない。

 また、日本にしても同意するかわからない。核を狩り尽くせるか?、さらに中露韓が同意するか? といった疑問を抱くためだ。


■ 金正恩交代で北は好転するか?

 さらに、金正恩を除くことで北朝鮮が安定するかについての検討もない。

 そもそも、北朝鮮は指導者個人の思惑で動いているかどうかは疑問である。

 まず、核開発は祖業であり指導者の個人的判断で中止できるかは怪しい。辞められる太祖、正日が始めたもので、三代続いて行われている祖業である。

 また、新しい指導者が違う判断ができるかも怪しい。金正恩にしても、指導者としての役割演技をしているだけにも見える。軍や官僚機構により求められる独裁者としての役割を果たしているだけ、それら勢力の均衡点のなかでしか動けないとも見えるためだ。

 その点、金正恩を抹殺すれば四代目がいうことを聞くとは思えない。抹殺で状況が好転する見込みはないということだ。


■ 野口裕之の深夜のファミレス放談

 つまり野口さんの記事には全くの現実味がないということだ。次官補が、シミュレーションがといっているが、それがオプションとして成り立つかの検討は全て欠いている。アッキード事件、安倍小学校の目眩まし記事でしかない。

 安保関係者を強調したシミュレーションも、まずは深夜のファミレス放談と大差はないということだ。やってることは軍クラ大学生がファミレスであつまって、自分が事情通であることを誇る軍事シミュレーションレベルでしかない。まずはボンクラの所業である。


 まあ、深夜ファミレス駄話、アニメとか映画談義そのものは面白いけどね。でもそれは学生時分の話であり、今の商売でやるものじゃない。
2017.03
03
CM:31
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06:04
Category : 未分類
 今時、国内航空輸送のような近距離・軽輸送の所要を言い出してどうするのだろうか? 商業誌に書いたC-2記事について「戦術輸送機だからC-2は失敗ではない」と主張するのは不思議なものだ。


■ 「戦術輸送機であるC-2」(はらぺこ)

 はらぺこさんは次のように述べている
はらぺこ(CV:沢城みゆき)‏ @harapeko11
軍研のC-2記事がツッコミどころ満載とのことだので買ってみたら著者はスミキンで安定のツッコミどころ満載記事だった
https://twitter.com/harapeko11/status/837237118573256704

はらぺこ(CV:沢城みゆき)‏ @harapeko11
この記事、そも戦術輸送機であるC-2を終始中途半端な戦略輸送機として扱ってC-17と比較し批判してるのが頭痛い。
https://twitter.com/harapeko11/status/837252505293594624

はらぺこ

 「戦術輸送機であるC-2」(はらぺこ)といった認識は興味深い。擁護しているC-2を短距離かつ軽輸送が任務の輸送機である。そのような認識の開陳であるからだ。

 仮にそれであれば、C-2開発や調達は無駄だったと認めるようなものだからだ。

 なぜなら、C-2は航空輸送への需要の変化をうけて開発・整備される機体だからだ。 国内に航空輸送の所要は、ほぼない。必要なのは硫黄島と沖縄だけに過ぎない。あとは訓練がてら空気輸送しているようなものだ。 対して海外派遣の所要は大きい。そして空自の海外派遣はまずは輸送機となる。

 つまり、空自輸送機に求められる役割は国内ではなく、海外にある。

 その点で、短距離・軽輸送のニュアンスとして「戦術輸送機であるC-2」(はらぺこ)とするのは、むしろC-2の航続距離や活用法を否定するものだからだ。


■ 輸送力で劣るC-2

 さらに、C-2輸送力をC-17に比肩すると主張するのは、国産機贔屓がすぎるものだ。

はらぺこ(CV:沢城みゆき)‏ @harapeko11 9 時間9 時間前
ああ、うん。確かにC-17の最大高はC-2より高いですね。でも最低高がある以上制限でますよね。それガン無視してC-2のよりC-17ふんだららって言われましてもですね。
https://twitter.com/harapeko11/status/837254407213371393


 明示された数字をみても、C-2は幅も長さも高さもC-17に劣っている。当然だが開口部も小さい。より嵩高・大重物輸送に耐えるのはどちらかは明らかだ。

 その点で、天井高だけを指摘してC-2はC-17に劣らないというのは強心臓である。「最低高がある以上制限でますよね。それガン無視してC-2のよりC-17ふんだららって言われましても」(はらぺこ)と述べているのがそれだ。C-2はC-17に劣ることは明らかなのに

 さらにいえば、C-2は断面他を出していない。出しているのは16×4×4mの数字だけ。防衛関係は優れている点は鉦や太鼓を叩いて吹聴する。それが天井高さ4mだが、それ以外を提示しない。このあたりをみると凡庸あるいはそれ以下であることが疑われる。

 これはランプも同じ。C-130ストレッチ型の床面積と同じといった主張に、ランプを含んでいないと言いだしているが、ランプ長も、そのどこまで積めるかも明示していない。ただ16×4×4mというだけだ。まずはC-130と比較してさほど優位を示せないといったものだ。


■ 将来の所要を予想できない

 なによりも不思議なのは、将来所要への不足が見込まれることだ。

 自衛隊の海外派遣は回数も規模も拡大する。その見込の中では、輸送機にはなるべく全地球的な行動力と輸送容量を持たせる必要がある。

 その点で、C-2はできたときには時代遅れになっている。寸法や重量的に輸送ヘリや掃海ヘリ、重量だと戦車や人道支援用の土木重機の輸送は厳しい。あるいは、単純な生活物資輸送(ベルリン空輸では石炭も運んだ)の能力にしても、既存のC-130の倍はない。

 結局はカンボジアPKOレベルの対応でしかない。90年末に過去20年の所要をみて作った機体が、2020年近くなって登場したようなものだ。

 その点で、C-2はC-1の失敗を繰り返す可能性が高い。C-1は完成時には既に能力不足であった。これは過去の需要にあわせて作った機体であり、できたときには時代遅れだったからだ。

 そして登場直後にC-130導入が決まった。ちなみに、C-1もできたときにはヨイショされていたが、C-130導入以降には輸送力としては全く顧みられていない。

 この点でも「戦術輸送機であるC-2」(はらぺこ)には、C-2の擁護になっていない。現在そして将来の所要に耐えるかといった視点の欠如を示すものでしかない。戦術輸送機であるC-2」(はらぺこ)で今後の航空輸送への要求に耐えることができるかどうか。それを考えるべきだ。
2017.02
26
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13:49
Category : 未分類
 「経済成長できない」見通しへの反発はマヌケなものだ。アレな子が揃いも揃って「経済成長できなければ死ぬ」と言う。その面子を見るだけでも駄目論である。
経済成長否定


■ 経済成長できる見通しがあるか

 まず、日本経済が成長できると考えるのがオカシイ。

 日本は人口オーナスに入っている。就労人口が減り、社会保障負担が増える状況にある。

 この情勢で日本のGDPが増やせると考えるほうがどうかしている。仮に勤労者の一人あたり生産性を上昇しても、それ以上に勤労者そのものが減っている。一人あたりのGDPは非生産人口で薄まる。

 そもそも人口そのものが小さくなるのでGDPそのものが小さくなる。つまりは、生産性を挙げても経済は縮小する。


■ 成長否定を縮小に直結する

 また、経済成長できなければ経済縮小に結びつけるのも頭の悪さを示すものだ。

 成長の反対は縮小であるという一点だけで、成長できなければ縮小と思い込んでいる。

 実際には現状維持もある。日本のGDPは97年にピークを迎えるが、以降は現状維持ベースにある。成長はできていないが縮小もしていない。

 それを理解できず「経済成長できなければ、経済は縮小する、みんな死ぬ」といいだす。それで徳としているのだがら思慮が足りない。


■ 非生産的な政策を支持する

 そして最後が、「成長できなければ死んじゃう論」は有害な経済施策を肯定している点だ。

 経済縮小幅を小さくするには工夫するしかない。新分野を開拓する、生産性を上げるといった努力が必要となる。経営者のアニマル・スピリッツを振作するしかない。

 だが、今の政策はそれを押していない。円を切り下げる、政治主導でインフラを売りつけるといった重厚長大の大企業を生き残らせているだけだ。

 それは本来の成長エンジンとなる中小企業に焦点を当てたものではない。

 また政治主導であり、経営者のアニマル・スピリッツを刺激するものでもない。オリンピックの公共投資、経済性のない原発の再稼働・投資で経済成長につながるのだろうか?

 やっていることは政権支持セクターへの税金横流しである。安倍小学校に土地を横流しするような施策で経済成長が見込めると考えているのなら、やはりその程度ということだ。
2017.02
26
CM:2
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01:50
Category : 未分類
 夕刊フジが売れて、日刊ゲンダイが売れない状況はあり得るだろうか? まずそのような未来は思いつかない。

 フジはタブーが多すぎて勝負できない。現今の小学校事件でゲンダイは自在な報道を行っている。対して、フジは安倍政権ヨイショ編集なので扱えない。

 駅売りでどちらが勝つかは自明だ。もともとゲンダイは強くフジは弱いが、しばらくはフジは全く太刀打ちできない。


■ フジは勝てない構造

 これは構造的な問題でもある。

 資本系列からフジは体制擁護をしなければならない縛りがある。だから、タブロイド夕刊紙のくせに悪口一つ言えず、ヨイショしかできない。

 対して、ゲンダイは世論に乗り、あるいは読者層の好みのままになんでも存分に叩ける。

 オヤジ・ジャーナルとしての勝負は決まったようなものだ。ゲンダイは凡下のもつ体制への不満、怒りの感情に乗れるからだ。これで勝負あったで終わる。


■ 怒りの文章化も長けている

 さらに、その後工程でもゲンダイは秀でている。感情をロジックとして言語化できない凡夫に対し、居酒屋での怒り方を与えることで購買を迫ることができるからだ。世のオヤジはノドまで出かかった不満を明示、それを言語化できない。

 これもゲンダイの価値がある。多少、アクロバティックであっても、オヤジどもの感情を肯定するロジックを提供できているからだ。その点でも、攻撃ロジックが弱いフジよりも優れている。


■ 体制ヨイショ

 さらにいえば、ゲンダイはクソつまらない体制ヨイショをやらない点も優れる。

 例えば、桜林美佐さんが中谷前防衛相をヨイショしているが、紙面を見るだけでもつまらないこと極まりない。退屈さが漂う紙面である。
桜林_中谷インタビュー

 ゲンダイはかつての小沢擁護でもそんなヘンテコはしない。小沢がなぜ必要かをロジックで示す。その人物個人を浪花節的にヨイショはしない。それをやると読者が離れることをしっているからだ。


■ フジはゲンダイに勝てない、永遠に

 これらの点からすれば、フジはゲンダイに勝てない。おそらく永遠に勝てないだろう。

 さらにいえば、経営・編集方針でのアニマル・スピリッツの差からエロでも負けているのではないかと推測するものだ。このあたりは国立マンガ図書館の新聞室でも確認したいものだ。



 まー、産経本紙が全国4紙に勝てない上に、いずれは東京新聞にも負けるだろうといったあたりとも同じではないかね。ここ15年で一番部数を減らしているのは産経だからだ。
2017.02
25
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14:44
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 軍クラは批判的視点を持てない。だから公式発表を鵜呑みにする。国産武器だからとヨイショして「C-2輸送機の貨物室高さは、C-17よりも高い」とマヌケなことを言い出す。

 これは世間の事件でも同じ。報道・リベラル嫌いが昂じた結果、ネトウヨ発言を鵜呑みにする。今回のooi@n_mさんの発言は全くそれである。


■ 神がかり右派の言うことを真に受ける

 具体的には次のような発言だ。
ooi@n_m‏@JDSDE214 3時間3時間前
ooi@n_mさんがゆうりんちぃをリツイートしました
森友学園もアレだが、正義を見つけた、と思ってか、取材方法が威圧的なのもどうなのかしら、今時、記録はマスコミの専売特許じゃないんだから。
https://twitter.com/JDSDE214/status/835304997424267266


 これは、ゆうりんちぃさんの発言を丸呑みしたものだ。ちなみに、プロフィールには「♡反日韓国人は日本を去れ♡きまぐれでつぶやきます♡」(ゆうりんちぃ)とある。

ゆうりんちぃ‏@maripeee324
塚本幼稚園の職員に対し「お前らわかってんのか?」自分で近づいておきながら
「傷害罪で訴えるぞ!」と詰め寄るTBSの長髪(挑発)カメラマン。TBSの報道番組はこうして作られるのかぁ。#森友学園
http://blogs.yahoo.co.jp/bonbori098/34612444.html …
https://twitter.com/maripeee324/status/835286590800814080


 その大元は、カルト幼稚園の擁護ブログである。 松山昭彦さんの「嫌がらせが続く塚本幼稚園の一日」l『さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」』。
森友学園を標的にした国会質疑はじめマスコミ報道の多い中、塚本幼稚園へもいろんな嫌がらせが絶え間なく起きている。その一端を書かせて頂きます。
http://blogs.yahoo.co.jp/bonbori098/34612444.html


 つまりooi@n_mさんは資料批判ができていないということだ。カルト幼稚園擁護ブログがあり、それを引っ張ったネトウヨ発言を無批判に肯定するのはそういうことだ。


■ 「私は宇宙人に妊娠させられた」を信じるooi@n_mさん

 そもそもの発言が、UFOの実在を確信するUFO信者が「私はMIBに監視されている」といいだすようなものでしかない。神がかり右翼のカルト幼稚園死守発言とはそういうものである。少なくとも暴言とやらの録音・映像証拠もないからには、そう疑うべきだからだ。

 だが、ooi@n_mさんはそれを鵜呑みにている。その上、「UFO信者もアレだが、正義をみつけた、と思ってか、MIB活動が威圧的なのもどうなのかしら」と言い出している。

 このあたり、軍クラの鵜呑みがよく現れている。自分に都合の良いことを全肯定して事実だと思い込み、吹聴するアレだ。


■ 「防衛費は社会資本の増大に資する」(ooi@n_m)

 つまりは、自分に心地よい発言を吟味せずオウム返しするだけなのである。

 これはooi@n_mご自身の発言でも同じだ。その主張が妥当性を持ち得るかの検討がない。やってることが誰かが言ったことをオウム返しにしているだけだから、それは当然のことだ。

 それが大好きな防衛擁護となると、珍無類となる。基地対策費の内訳も知らずに「「防衛費は社会資本の増大に資する」(ooi@n_m)」といいだすのがそれだ。
ooi@n_m‏@JDSDE214
防衛、安全保障費はGDPの伸びに対してマイナスに働くのでは、と言う説、単純化しないと議論が進まんので、前提として防衛費は社会資本等の増大に資するものでは無いとしていたが、結構な割合で施設周辺の生活環境改善に投じられてんだよな…
https://twitter.com/JDSDE214/status/835100604645060609


 実際のところ、周辺の生活環境改善は防衛費のうちの1%にも満たない。防衛費のうち基地対策費は10%程度(9%くらい)だが、その半分は思いやり予算である。さらにその残りのうち、3/4は米軍借地代、さらにその残りのなかから400億程度が充当されるに過ぎない。

 金額で言えば400億円程度。防衛費約4.9兆円、うち基地対策費は4000億円、さらにそのうち思いやり予算は2000億。残りの2000億の過半も米軍基地借り上げ地代が1500億円程度あるからだ。

 その400億円も効果的には使われていない。誰も使わない公民館の補助や、電気代がもったいないので使わない学校に取り付けるだけの空調設備、「国がタダで作ってくれるから」作っただけの共同漁網倉庫の類である。

 全部が全部とはいわないが、昔、食管法で米穀手帳を刷って捨てていたというのと同じようなものだ。

 それを見抜けないooi@n_mさんは「ボクたちはリアリズムの軍クラ、防衛費は社会資本増加に~」と徳と言い出す。まずは幸せなものだ。
2017.02
24
CM:6
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17:54
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 須賀原さんはカルト小学校疑惑について、カルト幼稚園とカルト政権を擁護している。「財務省は不良な土地をうまいこと売りさばいただけ」(須賀原洋行)と述べている。無理筋な擁護に努めているあたり、カルトから貰っているのか、あるいは政府から貰っているのか、その双方なのかと疑われるものだ。
財務は不良な土地を

■ 「財務省の売却は正当」(須賀原)

 カルトと政権の癒着と、その結果としての国有地の横流しについて見たくないのだろう。

 須賀原さんは現実を否認しようとしている。例えば「財務省佐川理財局長の答弁は論理的で具体的で法令に則った手続きをやってたことがわかる。」(須賀原洋行)、「財務省は不良な土地をうまいこと売りさばいただけ」(須賀原洋行)の下りはそうだ。

須賀原洋行‏@tebasakitoriri
国会中継。財務省佐川理財局長の答弁は論理的で具体的で法令に則った手続きをやってたことがわかる。
それに対して民進党の福島伸亮議員「なんか怪しい」
自民党席から野次が飛ぶと大声で「あやしいじゃないか!」
https://twitter.com/tebasakitoriri/status/834932716764180481

須賀原洋行‏@tebasakitoriri
国会。共産党も同じ質問してるけど、埋設物をろくに撤去せずに小学校を建てようとしている森友学園を国会に呼んで追及する事案じゃないかな。財務省は不良な土地をうまいこと売りさばいただけで、ここを攻めても「あとは先方のやる事」以外の答弁は出ないだろう。
https://twitter.com/tebasakitoriri/status/834954517326155776


 須賀原さんにとて、カルトと政権の失策は認めたいくない。だから、その事実を存在しないものとして扱いたいわけだ。介護施設で脱糞した年寄りが「誰かがワシのおむつにウンコを入れた」と怒るようなものでしかない。


■ 才能の涸渇

 なぜ、須賀原さんはそのようなことをするのか? 最近の須賀原さんのネトウヨ化、カルト化はなぜ起きたのか?

 おそらく、自己肯定できる数少ない分野だからだろう。

 須賀原さんの才能は20年前に涸渇している。これはNDL-OPACで単行本の刊行間隔を見れば明瞭だ。2000年ころに『モーニング』の『きわめてエノキダ』、『アフタヌーン』に掲載してた『よしえサン』が終わってから鳴かず飛ばずである。2005年から2010年はほぼ空白である。そして13年ころから、どうでもいい酒マンガを書いている。

 つまり、本人にとっての社会的肯定感が失われている。「漫画家でございます」といって、「漫画家さんですか」と評価してくれることはなくなっている。昔の漫画家さんですよねで終わる時節となっている。

 その肯定感を埋め合わせるのが、ネトウヨ分野でのネトウヨ発言によるネトウヨからの肯定なのだろう。有象無象のネトウヨの中では「もと一世風靡」は通用する。すぎやまこういちがヨイショされているのと同じものだ。

 ツイッターで1万人が見ていてくれることで、寂しさを紛らわせている。そういうわけだ。

 だが、その空間にどっぷり浸かれば染まる。支持者であるネトウヨにあわせ、関心を買う発言をしているうちに、ネトウヨ感覚に脳髄を支配される。その結果がカルト政権擁護である。


■ そのうち青林堂に連載する(大預言)

 これはチバレイと全く同じ構造だ。

 かつてチヤホヤされたチバレイは、そのチヤホヤを忘れられない。老化により容貌でのチヤホヤがなくなっても、チヤホヤを求めて彷徨い続ける。そしてネトウヨ世界に行き着きネトウヨに媚を売る卒塔婆小町である。

 同じように、須賀原さんもチヤホヤを求めてネトウヨ世界に入り込み、ネトウヨからチヤホヤを集めようと躍起になっている。

 本人は切実かもしれないが、その内実はゲラゲラでしかない。鵜飼と同じと、やがて悲しいと同情するものもあるかもしれない。

 だが、結果において自由な行為である。「財務省は不良な土地をうまいこと売りさばいただけ」(須賀原洋行)とは、その精華として存分に見下せばよい発言である。
2017.02
23
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15:15
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前回(「太陽光はペイしない」ように逆計算する加藤AZUKIさん)の続き

 太陽光発電の加藤ADUKIさんが釈明に転じているのだが、その主張がまた資料と異なっている。


■ 「産総研の調査だと1/3が壊れる」(加藤ADUKI)

 加藤AZUKIさんは太陽光否定のために逆算した結果、10年にインバータを1ー2回交換しなければならないと主張した。

 どうみてもその計算はオカシイといった反論に次の用意説明している。

加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧‏@azukiglg
「パネルは20年、パワコンは10年保ちます。メンテフリーです」という一般的な太陽光発電セールストークに比して、実際には故障率は30%あるらしい。産総研では実際に複数のメーカー製品を試して、実装から5年目までの故障率が30%近くに上った、という。
https://twitter.com/azukiglg/status/834633405220298754



加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧‏@azukiglg
パワコンの製品寿命10年というのは、「何事もなく最後まで機能した場合」だけど、1/3の割合で5年目までに故障、或いは交換が必要になるという感じらしい。また、家庭用太陽光発電で売電価格に下駄が履かせて貰えるのは10年目までだったかと思う。
https://twitter.com/azukiglg/status/834635732601876480



■ 産総研いわく「5年目で8%で、その後はバスタブの底で故障率低下」

 だが、その産総研の資料は「実装から5年目までの故障率が30%近くに上った」(加藤AZUKI)などとは述べていない。

 これは11年前の「NEDO:『太陽光発電システム共通基盤技術研究開発』(事後評価)分科会」資料、http://www.nedo.go.jp/content/100092887.pdfの8p/10pを見てみればわかる。

 初期5年間のインバータ故障について、1-3-2-1-1%で合計8%としか書いていないからだ。

 その点で「[産総研の資料では]実装から5年目までの故障率が30%近くに上った」(加藤AZUKI)も全く事実ではないということだ。

 しかもこれは11年前の話である。インバータの改良、工法の改良、施工法周知が進んだ今日ではそこまではいかない。


■ 弥縫策的な釈明

 その後の説明もオカシイ。パネルが壊れないことを知ると主張がズレるせいで鳥の糞がと言い出したからだ。

加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧‏@azukiglg
しかしカラスによる鳥害は、投石意外に糞も問題らしい。まあ、カラスの糞、デカイし多いし色が黄色いしw、パネル表面に化学的腐食をもたらすとか、気が付いて洗浄かけようにも大抵干からびてカピカピになってるから放水くらいじゃ落ちなくて、専門のメンテ業者に依頼すると費用が嵩んで(ry
https://twitter.com/azukiglg/status/834638554173054976


 果たして「カラスの糞[略]パネル表面に化学的腐食をもたらす」(加藤AZUKI)のだろうか? 
 
 加藤AZUKIさんは腐食すると主張している。太陽光パネルの表面はガラスになっているが、ガラスが糞の尿素なりで化学的腐食を起こすと言っている。

 それなら和風建築の屋根瓦も腐食する。今の和風瓦は釉薬が掛かっており、表面はガラス質だ。加藤AZUKI理論なら、そこにカラスが糞をすると腐食するはずだ。

 さらにいえば、加藤AZUKI理論ならガリバニは穴が開くだろう。アルミのドブ漬けで不動態を作るとはいえ、内容的には腐食代でしかない。ガラスを腐食させるような化学物質なら直ぐにアルミを溶かして中の鉄板も貫通する。

 このあたりも、読者・フォロワーを相当に甘く見ていることが伺える。化学的腐食といえば信じる程度のオツムだと思っているのだろう。まずは偏差値55以下のネトウヨだけを相手にする主張としかいいようもない。


■ 車についた鳥の糞を専門業者に取ってもらう加藤AZUKIさん

 さらに、鳥の糞が放水で流れないとまで言い出すのはゲラゲラだ。車のウインドウに鳥の糞がつくが、普通に雨水で流れてしまう。その程度が放水洗浄でながれないと主張する。専門のメンテ業者を呼ぶという。

 加藤AZUKIさんは、車のウインドウについたカラスの糞を専門業者に頼んで除去してもらっているのだろう。自家用車に「カラスの糞」がついて、ガラスの「表面に化学的腐食をもたらす」けど「洗浄かけようにも大抵干からびてカピカピになってるから放水くらいじゃ落ちなくて、専門のメンテ業者に依頼」したから「費用が嵩んで(ry」(加藤AZUKI)しかたがないと。
2017.02
23
CM:7
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02:29
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 サイリスタやパワートランジスタが3年で壊れるだろうか? 

 そのような話、電力関係では聞いたこともない。

 だが、加藤AZUKIさんはそのように主張している。


■ 「太陽光は10年目でパネル交換」(加藤AZUKI)

 具体的には太陽光はペイしないとする主張がそれだ。

加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧‏@azukiglg
太陽光パネルの寿命が10~15年だけど、コンバータの寿命が3~5年程度で、一般家庭が自宅消費分差し引いて初期投資を回収できるのは、だいたい10年目くらいなんだけど、その頃にはパネル交換(そこまでで既に2~3回のコンバータ交換)があって、
https://twitter.com/azukiglg/status/834344409235742720

加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧‏@azukiglg
それを踏まえると、家庭用ソーラーは「電気代を前倒しして支払うようなもの」或いは「電気代がローンに置き変わるようなもの」かつ、「ローンの支払いを終えた頃には施設寿命が来るもの」っていうような話を聞いて、ちょっとホロっと、
https://twitter.com/azukiglg/status/834344719035424769

加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧‏@azukiglg
家庭用ソーラーの場合、初期投資は200万前後から(パネルやコンバータやその他諸々込み)らしいんだけど、一カ月の電気代を仮に18000円くらいとして、年間で21万くらい。10年で210万円とすると、結局「10年分を先払いするようなもの」っていうのは言い得て妙。
https://twitter.com/azukiglg/status/834345329843544064


 加藤AZUKIさんは太陽光関連の半導体は10年を経ずに壊れるとしている。寿命から5年以内にコンバータ交換、10年目でパネル全替といったものだ。


■ ペイしないように逆算

 これは「太陽光発電はペイしない」というマヤカシのために逆算したものだ。 実際に「太陽光パネルの寿命が10~15年だけど、コンバータの寿命が3~5年」(加藤AZUKI)ということはない。

 これは体感的に理解できる。世上にはそのような評価は見かけない。自宅や友人、近所でそのような話は聞かない。太陽光発電は普及から既に10年を経過している。だが、太陽光パネルの寿命が切れたという話は聞かない。DC/ADコンバータの交換が頻繁で10年に2回もといった話も聞かない。

 根拠となる数字もある。メーカー保証期間からみれば誤りであることは明瞭である。京セラは無償保証の範囲としてコンバータも10年、パネルについてはその出力を20年保証している。さらに、少額を払い込むことでコンバータ15年も保証している。95%はそれくらい持つ、あるいはそれ以上も持つということだ。

 この点から、加藤AZUKI式寿命計算はオカシイ。

 これは「200万投資しても10年間で寿命が来る。だからペイしない」と主張するため、ひっくり返して計算した寿命を示したものだ。「200万を回収させない」ために「パネル10年、パワーコンディショナ5年」(加藤AZUKI)といい出したものだ。


■ 電力用半導体が3年で壊れるか?

 そもそも、半導体が3-5年で壊れるというのが大概な主張だ。パワーコンディショナーの中身は電力用半導体、サイリスタやパワートランジスタの類だ。低周波数帯で定格を守って使えばまず壊れるものでもない。

 家庭用で使う分には寿命は尽きない。パワーコンディショナーは10kw以下といった規模でつかわる。しかもその周波数は60hz未満である。全く過酷ではない。さらに、実際には定格から相当に余裕を持って使われている。

 充分に放熱される環境であれば、まずは壊れない。寿命を縮める唯一の要素は温度上昇だが、それさえ防げれば問題はない。直射日光が当たる南側に設置するとか、しかも空気が滞留して放熱できないような環境でもない限り、半導体としての保証寿命は問題とはならない。

 それが壊れると主張するなら、他の家電も壊れる。例えばインバータエアコンも3-5年で壊れることになる。空調用のモータの制御機構は全くそれだからだ。


■ 太陽光が憎い

 なぜ、加藤AZUKIさんはそのような主張をするのか?

 太陽光発電が憎いからだ。要は反・サヨクとしての反・反原発スタンスの吐露だ。反サヨクが昂じた結果、原子力ヨイショに廻った。だが、今日、原子力発電の地位は特に太陽光に脅かされている。そして彼からみた「サヨク」が再生エネルギーの優位と将来を主張する上での道具としている。だから、それを否定するため「太陽光はペイしない」と主張する。

 かつて加藤AZUKIさんが反捕鯨運動が憎いためにそのような主張をしたことと同じだ。捕鯨についてのご都合主義の主張は「科学憲兵はこういうのを取り締まらない」のとおり。

 どちらも辻褄の合わない粗雑な理屈だが、それでもかまわない。彼のフォロワーは頭が悪いからだ。自分に都合の良い内容なら頭からそれを信じる。ネトウヨが土地価格9億、廃棄物撤去8億のロジックを問題ないと信じこもうとするように。そう踏んだのだろう。

 実際にフォロワーはメーカ保証期間も調べずRTしている。だから、この点についてだけは加藤AZUKIさんの見通しは正しいということだ。さぞチョロいと思っていらっしゃるのだろうよ。
2017.02
21
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 CHINさんが筆者記事にご不満らしい。



chin‏@chin_1stLT
輸送機といえば、とある雑誌でとあるライターがXC-2を「国内での仕様が優先で大きさも中途半端」とdisっていたのだが、もともと空自の需要は国内がメインターゲットだしC-1やC-130と比べたら海外への運行も比較的柔軟に運用できるんだけどなぁ
https://twitter.com/chin_1stLT/status/833685461457448961


chin@chin_1stLT
@chin_1stLT なにより記事でイチ押ししていたC-17にも備わっていない民航機と同じ速度で飛行可能というXC-2最大のセールスポイントはガン無視w
https://twitter.com/chin_1stLT/status/833685672460365825
 


■ いまさら国内輸送といいだす

 いまさらC-2が「国内輸送に向いている」といいだしてどうするのかね?

 自衛隊に求められる役割は変化している。冷戦終結以降、国内防衛での所要はさほどのものではない。それに対し、日本の海外権益保護や国際協調といった役割が求められている。

 輸送機はその最たるものだ。存在価値は国際貢献が目的であり、国内輸送の所要はほとんどない。硫黄島と沖縄をのぞけば、平時国内輸送はどうでもよい。その例外の硫黄島と沖縄もC-130で足りている。

 この状況でC-2が国内輸送に向いていると力説されても困惑するしかない。C-2は20年前にさらに20年前の輸送需要を参考に性能を決めたものだ。この時代遅れの要求性能と同じようなものでしかない。

 まずは、今後の航空輸送がどうなるか見えていない。00年代までは小規模PKOへの連絡程度で良かった。だが、00年以降のイラク派遣、輸送ヘリや土木重機を運ぶ必要がある大規模HA/DRにも対応しなければならない。その点でC-2は既に能力不足に陥っている。


■ 軍用機は脇に避ければいいよ

 そして、そのうえ国内輸送でしか役立たないメリットを強調している。「民航機と同じ速度で飛行可能というXC-2最大のセールスポイントはガン無視w」(CHIN)といったものだ。

 だが、軍用輸送機が民航機と同じ速度で飛ぶ必要があるのだろうか?

 海外までの航空展開で50kt、100ktの差は大差はない。シンガポールまで8時間かかるか、10時間かかるかの差でしかない。

 国内輸送も同じだ。別に軍用機が航空路を飛ぶ必要はない。民用機の邪魔にならないように遠回りすればいいだけの話だ。

 ちなみに、これもC-2へのヨイショで出て来るテンプレだ。おそらくご本人が考え出したものではない。だが、そういえばボクの大事なC-2が肯定されると考えていたのだろう。

 くりかえすが、そもそも国内輸送ならC-130で事足りる。今でも空気を運んでいるようなものだ。今のHをJにすればよい。そこに大型輸送機を入れる必要はない。


■ C-17を避けた結果

 本来は、C-17を買えばよかった話だ。2000年ころまで趣味誌、業界誌には広告がでていたように、その頭はあった。

 だが、防衛産業を儲けさせるために国産にした。そのためには競合機のC-17とC-130Jと競合しない性能、ほぼ中間に設定された。

 それがC-2の中途半端な点だ。

 C-17は現用戦略輸送輸送機の下限にある。それ以下のC-2は到底それに耐えない。これは本格的な戦略輸送で他国のC-17と比較されたときに気づくだろう。

 本番で輸送力は足りず、しかも海外でエンコした時に米国製ではないので米軍から部品も貸して貰えない。C-2はそのような気の毒な飛行機になるということだ。



 まー、答えを考えるんじゃなくて、出来合いの答えを探すとこんなもんだろうね。ご趣味も「浦和レッズ、ヒコーキ、ミリ、モータースポーツ(主にラリー)、バイクにアニメ漫画系」と受動的なものがお好みのようだ。おそらくミリ知識も防衛省オフィシャルのコレクションでご満足なさっているのだろう。
2017.02
20
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21:40
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 野口裕之さんが中身も示さずに、数字だけだしてシミュレーションだと言っている。

 まずは常識はずれなものだ。普通は簡単な形でも記事中でモデルを示す。さらに細部を付表か注か別記事で示すものだからだ。


■ モデルも示さずにシュミレーション

 だが、野口さんにはそれがない。

 野口裕之「米中戦争の確率は「70%以上」 そのとき日本はどうすべきか」がそれ。
小欄は過日、駐留米軍撤退に伴うわが国の防衛予算の在り方について、安全保障関係者と共にシミュレーションを試みた。後述するが、予想通り、結果は「激増」であった。
http://www.sankei.com/premium/news/170220/prm1702200006-n1.html


議論の一助として、現行の年間防衛予算5兆円が米軍撤退後、どう変わるのか…小欄らのシミュレーション結果を一部掲載しておく。

 《防衛予算は3~4倍の15~20兆円に。内訳は、陸上自衛隊の2~3倍/海上自衛隊と航空自衛隊は3~4倍にせざるを得ない》

 防衛予算は、米軍が本土&ハワイ&グアムより来援するまで、侵略目的で押し寄せる現時点での中国人民解放軍戦力を迎え撃つために必要な兵器の種類や戦闘員数を基にはじき出した。米軍来援には、軍種・作戦にもよるが、準備と移動で数週間~半年以上かかる。
 以上は、人民解放軍のみとの戦闘に伴う防衛予算増で、北朝鮮やロシアへの備えも担保すれば、4~6倍の20~30兆円に膨らむ。
http://www.sankei.com/premium/news/170220/prm1702200006-n3.html


 そこには結果しかない。どの状態ような態勢でどれくらいの戦力が来るかは一切書いていない。


■ 三正面同時熱戦:野口式国家戦略は最初から破綻

 そもそも、前提条件が相当にオカしい。

 まず、対中国全面戦争と北朝鮮・ロシアとの全面戦争をやる想定である。「以上は、人民解放軍のみとの戦闘に伴う防衛予算増で、北朝鮮やロシアへの備えも担保すれば、4~6倍の20~30兆円に膨らむ。」(野口)とある。野口式国家戦略は三国と徹底敵対し、同時三正面の戦争を行うつもりなのだろう。

 だが、そのような事態に陥るのは、アレすぎる野口式の外交戦略でもしなければ起きることではない。太平洋戦争でも米中ソ三正面作戦などやっていない。


■ 中国軍上陸まで来援しない

 また、隠されたモデルも相当ヘンテコである。なんで対中熱戦で米軍来援までを凌ぐのに「陸上自衛隊の2~3倍」(野口)が必要なのか? 

 制空権を掌握され、制海権を失い、上陸されるまで米国は放置するといった見通しを立てているのだろう。それでなければ陸上戦力なぞ使いみちもない。

 だが、実際にそのような事がありえるのだろうか? 

 米国は制空・制海権喪失まで待ち、わざわざそれを回復して来援してくるような手間をかけるだろうか?

 それなら、最初から足の早い海空戦力を増援して中国に制空・制海権を確立させない。そちらのほうが簡単であり人死も少ない。

 逆に、中国が即時に制海・制空権を打ち立て、まったく在日米軍の行動も許さない状況を作り出せるほど強力なら何をやってもダメだ。一旦喪失した制海・制空権を日本近海でそれを回復できない。競合状態は作り出せても、A2ADで海上輸送による増援は無理だからだ。

 さらにいえばそこまで中国が強く米国が弱いなら、日米安保なんか捨てて中国と安保条約結んだほうがマシだということになる。


■ アルバニア式国防論

 野口さんの発想は、結局は宗教的な国難思想でしかないということだ。

 そこには恐怖心があり、それを煽るだけでリアルはなにもない。そもそも、中露鮮の三カ国全てに熱戦対応する発想や、三カ国が同時に日本と戦争するだろう発想が全く神仏基のカルト国難思想そのものに近い。

 その主張はアルバニア式国防論でしかない。日本は強力な敵に囲まれている。だから国民生活や経済安定を無視して国防に備えろという。それで周辺国との経済交流も利敵行為とし、喧嘩腰の対応しかしない。

 その理想を実現すれば、無駄なトーチカを抱えた経済破綻国家が生まれるだろう。

 まず、日本の本土決戦論者とは大概こんなものだけどね。



■ オマケ:野口式精神が膾炙しないのは素晴らしいものだよ

 つーか、米国がアテにならないなら中国、北朝鮮と関係改善すればいいんじゃないかね。
 ただ、駐留米軍撤退の有無にかかわらず、中国が尖閣諸島(沖縄県石垣市)の占領を狙い、北朝鮮が核開発を進め、弾道ミサイルを乱射する…わが国を取り巻く危機的環境を直視すれば、自衛隊が使えるヒト・モノ・カネの数量は圧倒的に不足している。当然、日本の国会は、軍事膨張路線をひた走る敵性国家に対する「備え」を議論しなければならない。
http://www.sankei.com/premium/news/170220/prm1702200006-n1.html


 どっちもどうとでもなると思うんだよね。ホント、アメリカがアテにならなくなっても、それなりのやりようはある。

 尖閣問題はやらずぶったくりのロシア式交渉で引き伸ばせばどうとでもなる。

 北朝鮮も在日米軍がいなくなれば、弾道ミサイルで特に狙うべき目標は日本になくなる。韓国を売る最悪の事態だけど「南北朝鮮問題には関与しない、両者よく話し合え、そのあと北にも戦時賠償する」とでも口約束しときゃどうとでもなる。もし弾道ミサイル打ち込んだら、中立の日本が敵になるからねえ。

 虎の威もなくなったのに、なんでその後も突っ張らなきゃならないかが不思議。滅びるまで戦う美学に酔ってるようにしかみえないものだ。