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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
→ 新刊・既刊等はこちら

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2023.01
28
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08:19
Category : 未分類
 まあまあ忙しい。11月12月に「忙しいから今は無理、でも1月になればヒマ」といった報いなのだが、約束が結構詰まっている。

 打ち合わせとその後の飲み会も重なる。23日に新宿3丁目、26日に三越前と中2日の間隔となった。

 そこでフト思ったのだが、いつの間にか伊勢丹のほうが三越よりも偉くなったものであると。昔は三越の方が偉かった。日本で一等偉いデパートだったのだが今では伊勢丹のほうが上であるとされている。それはいつからかと。

 それがなかなかわからない。なんせデパートなんか使わない。特にここ10年では買い物は池袋の東武の中の本屋くらいしか行っていない。あとは写真展とかあるときに行くくらいのものだ。主力の威信財の類は買ったことがない。腕時計や万年筆、背広なんか買いもしないので本屋写真展以外では敷居もまたがない。

 なんとなく20年来かと思っていたのだがそうでもなさそうである。

 すくなくとも平成初期の段階ですでに衣類はそうなっている。「伊勢丹が値下げしたから最新ではない」「合わせて値下げする」とする商慣習があったらしい。今年最新の洋服は全国のデパートで定価まあ希望小売価格で売る。それが伊勢丹が値下げをすると定価で売ってはならないような仕組みがあった様子である。

 逆に最初の三越が一等賞取ったのはわかっている。明治39年に日比翁助が越後屋を改変して日本で始めての英国式のデパートにしたのが濫觴である。だいたい、デパートの日比さんと言われるくらいである。それまでにはデパートはなかった。

 ただ、まあ、そのデパートといった商売の仕方自体が賞味期限切れだからねえ。伊勢丹が一番であるか三越が一番であるか高島屋がといっても仕方はないものではある。

 日比さんの好きな話は赤療治かね。神経衰弱、まずはうつ病なんだろうがその時に頭から足の先まで赤い朱を塗って治すという療治をやったという話である。やはり効果はなくそのままなくなった様子なのだがねえ。

 あとは「石垣の大石小石組合て千代も揺るがぬ松が枝の色」か「御代は揺るがぬ」か。どっちかがオリジナルで、残り片方が添削版。それを書家に書いてもらおうとしたのだが、当時は「書家は自作や歴史的名作を書くもの。例外としても貴人の詠んだ歌でもなければ書くことは出来ぬ」と言われたという話である。
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2023.01
12
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22:56
Category : 未分類
 東奥日報に第9師団の偵察隊と戦車隊の整理についてコメントしました。一面記事で使われています。

 なお、WEB版にも出ています。

 「WEB東奥」はこちらです。
・ 「陸自が弘前駐屯地の定員を15%削減方針」(会員向け)

 YAHOO提供記事はこちちです。
・ 「陸自弘前駐屯地(青森県)、定員190人減 第9偵察隊を廃止、岩手に移転

 昨日夕方に「戦車削減で南西シフトとは直接の関係はないけど、両者は全く無関係ではないです」とコメントした内容です。

 ただ、「16式と87式偵察車の関係は説明し難いよね」と記者さんと相当、まずは20分くらい話しました。「16式は87式の後継ではないけど、87式の後継計画はどうせポシャるから実質は後継かなあ」とか。

 あとは将来見通しもですね。「旧式化したとはいえ87式も多分、今後も相当の間残る」「軽くて運転も楽で、コマツだからエンジン廻りは壊れないだろうとかあるのではないか」みたいな話です。ほかにも「偵察隊が師団司令部から離れた場所にあるのも不便だよね」とか「そもそも多賀城の連隊のうち二個が八戸とか駐屯地と部隊配置は相当無理しているよね」とかも話しましたか。

 それから1時間後にまた電話となったのですが、 なによりも1面記事でコメント欄の制約があるので大変そうでした。あの文字数、175字で「コメントに間違いはない」かつ「概ね正しい」記事を作るのは相当の経験が必要だなと。その記事案を耳で聞きながら「先行師団の例を出すよりも「なんでニコイチにするの?」が優先だよね」と思いましたです。


■ 周總理の指導

 あとは、シグナルを明示するのも新聞仕事だよねと。記事において弘前市長の談話を取ってきて、市としての反応を提示したのはやはり伝統ある県紙であり地元紙だなと。

 ちょうど読んだ雑誌にあったけど、新華社はそれに失敗して周恩来總理の指導を受けている。

 ことの起こりは国交正常化前の上海バレー団の東京公演なのだけれども。田中角栄が文化庁の役人を差し向けたことがあった。でも、新華社はそれを特出しなかった。

 それに対して周総理は叱責した。
 「『田中首相が政府関係者を派遣してバレエを見せたのは政治であり、その意思表示であり、私たちへの呼応なのだ。この記事は政治を全く分かっていない』」
 「『田中首相の政治姿勢を示す文化庁関係者の出席を、なぜ記事の冒頭、もっといえば見出しに出さなかったのか』」 
 というものだ。これは今月の日本語版の『人民日報』に出ている。*


 まあ、今でもそういう新聞とかいっぱいあるけどねえ。自衛隊関連だと自衛隊が言うことをそのまま掲載する。そして、それがどのような影響をもたらすかまでは書かないアレね。それにより影響を受けるところの反応を見てこないのだけれども。やはり何が政治なのか、シグナルなのかといった問題意識はないなあとは思うものです。

* 張雲方「農村から突然の支局再建へ」『人民中国』(835)(人民中国雑誌社,2023年)pp.42-43.
2023.01
07
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10:36
Category : 未分類
 下水の汚泥は圧縮脱水で処理されている。そのままでは水分が多すぎて処分が面倒くさい。だから圧縮機を通して脱水ケーキにして燃やすなりセメント製造の燃料にする。

 それをOOI@N_Mさんはご存知ないらしい。下水由来の炭化水素生産であるオーランチキチキの類の処理について「非現実だ、脱水なんてどうやるのか」と疑問を呈している。


■ オーランチキチキ批判

 具体的には、以前に、ゆきかぜまるを称していた方との次の会話でそのように発言している。

小野仁@豊原航技 C101師走31日東“イ”32b@yukikazemaru
350度200気圧(約20Mpa)て、火力発電所の高圧タービン並みの圧力つくらなければならんのだぞ?
ひつじさん@明るいニュース@hitsuji_bright
下水と藻類が日本を産油国にする
下水・CO2を材料に藻類で原油を作る「藻類バイオマスエネルギー」。最近、2年間6千万円の予算が国に認められた。2030年迄に全国下水処理場で藻による下水処理と原油生産が開始。国内下水処理場1/3で年間原油輸入量と同等の原油(1億3600万t)を生産できる革命的技術だ。

https://twitter.com/yukikazemaru/status/1610532202881900548


ooi@n_m@JDSDE214
まず、20%濃縮ケーキにするのをどうするんだろうな、ってのと、更に、処理に必要なエネルギーを何処からぶっこむかな、ってとこですかね、再生可能エネルギーにしても安定はしない訳ですし。
https://twitter.com/JDSDE214/status/1610552829432987649


 基本的には再エネ嫌いの延長である。ボクたちはリアリストなので原発と石炭以外のエネルギーは認めないのですのアレである。


■ 下水は脱水処理している

 ただ、その疑問のことごとくが間違えている。

 その原因は脱水によるケーキ処理は普通に実施されていることをご存知ないことに起因している。

 OOI@N_Mさんは濃縮処理を通常はしない特殊処理だと考えている様子である。それは「20%濃縮ケーキにするのをどうするんだろうな」(OOI@N_M)や「処理に必要なエネルギーを何処からぶっこむ」(同)から窺える。

 だが、オーランチキチキが原料と考えている下水処理では常道である。

 普通に圧縮機で個水分離を行えば水分量80%くらいまでにしている。重力で99%程度になったスラッジを雑に圧縮した状態である。チラシで出てくる「20%濃縮ケーキ」とはまずはその状態である。

 さらにその後工程で水分量はさらに減らせる。通風しておけば勝手に乾燥する。また雑熱や天日を活用すれば20%くらいまではまずは落とせる。

 そのエネルギーも別段に心配するほどでもない。処理量によるがまずは10馬力や100馬力と言った程度だ。しかも、もともと下水処理では必要なエネルギーである。

 その点でOOI@N_Mさんの疑問は的を外している。


■ 200気圧も必須でもない

 さらに言えば、小野仁さん、旧ゆきかぜまるさんの200気圧批判も核心を食っていない批判である。

 油脂抽出において高圧は必須の条件ではないからである。

 オーランチキチキが生産する油は実質的にはワックスである。C数で100や300といった巨大な炭化水素である。

 それを脱水ケーキから取り出す方法は350度、200気圧の低温高圧乾留だけではない。逆に減圧して蒸留する。より高圧の超臨界で抽出する。溶剤で処理して抜き出す。そのような方法もある。

 そして、これらの方法は各種産業で普通に実施されている。減圧法は減圧残渣油の生産で、超臨界はオイルサンド処理で、溶剤抽出は食用油やオイルサンドで使われている。

 工業生産の段階に至るのであればコストも問題とはならない。

 熱を効率的に使える石油コンビナートでの処理となるからだ。オーランチキチキの類が作り出す油は事実上はワックスである。そこから燃料油を取り出すためにはクラッキングやアップグレードといった熱を使う工程が必要となる。だから脱水ケーキは精油所に集めて処理するのが常道となる。または熱の獲得が容易な製鉄所やゴミ工場での処理が選ばれるからである。


■ もちろん、経済性が確保されるかはわからない

 もちろん、藻類バイオマスが商業ベースに乗るかはわからない。仮に実現しても原油価格が50ドル以上でなければ、100ドル付近でなければ経済性が確保できないといった問題もあるだろう。

 ただ、両名の批判は再エネを否定したいあまりの無理筋の批判である。

 また、その攻め筋も悪い。実現可能性としては市況に基づく経済性が焦点となる問題を、彼らが大好きなお理工さん系の問題として処理しようとしている。

 実際のところ、お理工さんが執着するメカ的な問題は経済性が優れば簡単に覆る。

 仮に原油価格が200ドルを越えた場合だ。100ドルでオーランチキチキ油が入手できるなら200気圧だろうが超絶的な圧縮技術だろうが惜しみなく投入される。

 そこまでいかず石油製品として多少割高となってもグリーン燃料のプレミアムで売れる。環境保護を重視する心正しい人たちが買うだけではない。CO2問題でぶっ叩かれている航空産業は批判を躱すために経営判断として購入する。ICAOは10年くらい前から「将来は50%をバイオ燃料にする」と言っている。

 利潤や利益がでてくれば技術的課題は簡単に乗り越えられるのである。

 それをOOI@N_Mさんも小野仁さん:旧ゆきかぜまるさんは理解したほうがよいだろう。
2023.01
06
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21:06
Category : 未分類
 いまさらSA-17系の発射機でシースパローが発射て切ることを不思議がっているのだけれども。

 ある程度にこの趣味やっていれば別段に驚く話ではない。それに驚くのが不思議である。


■ 20年前にチェコに提案されていたのだけどね

 まずは20年前には出ていた話なんだよね。

 シースパローを旧ソ連系システムから発射する話は2005年ころには既にでていた。チェコが保有しているSA-6むけにレイセオンが提案した話だ。所詮はSARHで波長帯が同じだったらどうとでもなる話である。

 それについて「技術的メド」(DRAGNAR)と、さも高度なことであるように扱うのは新鮮なものだ。

dragoner@2日目東イ26b@dragoner_JP
アメリカがシースパローをウクライナに供与して、旧ソ連製のブークから撃つという話。報道を見るにブークからのシースパロー発射はウクライナが技術的メドをつけたらしいけど、事実なら以前からアメリカがシースパローの制御プロトコルや物理的仕様といった技術情報をウクライナに開示してたのか
https://twitter.com/dragoner_JP/status/1611219675043729412


 「開示してたのか」(DRAGNAR)とかいっても、垂直発射型でもなければ中間誘導がないシースパローなんてプロトコルなんて「設定」水準だし物理的仕様もシンプルなものだと見当はつきそうである。

 だが、実際にはそうでもなかった。界隈は以前から情報のアップデートとか言っていたのだが、アップデートを重視するあまり昔にあったことは興味は向かないのだろう。


■ スパロー系の地上発射は80年代からあったよ

 さらにいえば、シースパローやさらにはスパローの地上発射も1980年代からあった話だ。

 ホークの発射機に8発のシースパローあるいはスパローを発射するシステムが提案されていた。ホークの誘導機とスパローの応急艦載誘導用システムのMk102だったかの外形は全く同じ。多分、中身も同じなのでそのまま発射できたのだろう。

 それをやはり特筆すべきことだと思いこんでいる。

march@_hare_jp
シースパローの地上運用は台湾だけだったが、ウクライナはブク対空ミサイル車両システム(BUK)から運用できるよう改造したと。
Tsuyoshi Goroku@t_gordau
米国の供与パッケージには対空ミサイル「シースパロー」も含まれるという話。
Biden will send Bradley Fighting Vehicles to Ukraine. And tanks could be next. https://politi.co/3jPGTeG via @politico

https://twitter.com/_hare_jp/status/1611199704846450690


 小さんの軍事マニアならご承知然るべきであると考えていたものだ。

 だが、実際は珍しがっている。それが却って新鮮に見えるものだ。


■ (オマケ) 韓国レーダで「アレ」といわれているからね

 まあ、この方は以前に筆者記事を批判していた方なので、こちからも批判してもよかろうと思って提示するものだけどね。

 迎撃魚雷だと
https://twitter.com/_hare_jp/status/1252806054200504321
https://twitter.com/_hare_jp/status/1252915212514017288
かね、「[迎撃魚雷は]見越し射撃か直接照準[する]」(march@_hare_jp)とはすごいこと言うなと思ったものです。

 韓国レーダだと、あとで前言を翻した関賢太郎さんに乗っかって「アレ」と評して頂いていますね。
https://twitter.com/_hare_jp/status/1077905071399067655

 ちなみに、関さんの前言翻しとは韓国レーダ問題へのスタンスは筆者記事を「今年の軍事クソポエムオブザイヤー最有力候補」(関)と評した10日後に「隣国同士の対外関係でこの程度の問題世界中でよくあることなんですよ。」(関)とアレ日本人のナショナリズムに説教した件です。

 その仔細は
10日前に日韓ナショナリズム衝突を予想できなかった関健太郎さん
で述べたとおりです


■ オマケのオマケ

調べたら11年前に書いていたヨ

SA-6 + シー・スパロー

「2009年の『IDR』(インターナショナル・デフェンス・レビュー)に載ってた」という記事をこのブログで2011年7月に書いている。

 『ジェーン・ディフェンス・レビュー』2009年7月号から。
 レイセオンが、チェコ陸軍のSA-6(2K12 kub)を改修する様子。その目玉は、シー・スパロー運用能力の付与。SA-6のランチャーに、航空機用のLAU-127ランチャーを使って取り付けるらしい。(既存のSA-6用SAM"3M9M3"の運用能力も残す)
どうも、ESSMの導入で、余剰になったシー・スパローの活用も兼ねているよう。まず、中古未使用のシー・スパローを整備して一儲けというところだろう。

 あと、シー・スパローが運用できれば、スパローも取り付けられるはず。(初期のBPDMSでは、単純にスパローを搭載していた) 実際にこの例でも、空対空用スパローのランチャーをカマしている。
 そう考えて、ググって見たら
http://www.raytheon.com/capabilities/rtnwcm/groups/rms/documents/content/rtn_rms_ps_sparrow_datasheet.pdf
でレイセオンの広報資料発見。やっぱりスパローでもシー・スパローでも、どっちでもいいみたい。

 西側からすると、ランド・スパロー(ホークの架台に搭載:開発はされたのですけど採用なし)って 中途半端なんですよね。ホークよりも射程は短い、軽量だけれども自走化して行進間射撃ができるほど小さくもならないし。
 強いていえば、チャパレルなんかよりもECMなんかに強く、ホークほど値段も高くもないところで、基地防空用のスカイガードのミサイルとして採用はされてはいたのですけど。
 単に、SA-6とミサイルがほぼ一緒の大きさだから、売りつけたのでしょうね。

mixi日記 2009年08月22日より

 ちなみに、スパローAAMを地上発射した場合の射程は、最大20km(AIM-7F)
2023.01
06
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19:21
Category : 未分類
 同人通販だと新しいものから売れていく。

 だから、筆者の同人の場合は旧刊はパンフと突発本から売れていく。本誌を通販登録してからパンフと突発本を作って新刊登録するからだ。

 で、旧刊の本誌の動きが渋くなる。特にこの2つはコミケ縮小のあおりをうけて在庫が余っている。


■ ひゅうが級はどう使われるか

2022夏コミ_新刊3種

 ・ メロンブックス
   https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1585635
 ・ とらのあな
   https://ecs.toranoana.jp/tora/ec/item/040031004892


■ 中国と機雷戦

21冬コミ新刊一式

・ メロンブックス
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1174992
 
・ とらのあな
https://ecs.toranoana.jp/tora/ec/item/040030955873


■ 直接通販もします

 興味あればリンクから買っていただきたい。

 なお、古い同人も含めて直接通販にも対応している。御用があればメールアドレスまで連絡いただきたい。
2023.01
05
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01:58
Category : 未分類
 正月3日はブッ倒れてました。11月の半ばからズッと何か書いていたのと別件の用事でテンテコマイでね。4日になってやっと他出して喫茶店で今月以降の予定を再確認したところです。そして、新刊の通販案内をしていないことにも気づきました。

 新刊3種の通販をはじめました


■ 本 誌 『新対艦ミサイルは成功するかASM-3の失敗と12式性能向上型の成功』 

メロン用表紙みほん
メロン https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1789352
とら  https://ecs.toranoana.jp/tora/ec/item/040031039218
読み返したらあとがきで「パリピ孔明」を褒めてますね。入稿は10日前なのに本人は忘れているものです


■ パンフ 『P-1を陸攻に』

P1陸攻小さい

メロン https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1795984
とら https://ecs.toranoana.jp/tora/ec/item/040031041103

副題はスウィフトのアレです。


■ 突発本 『ミッドウェー海戦の敗因は何か』

突発本の版面
メロン https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1799003
とら https://ecs.toranoana.jp/tora/ec/item/040031041105

高目の価格設定は、まずコミケの販売価格を高くした結果です
で、コミケの値段が高くなったのはコミケ前日午前に書き始めて夜10字くらいに製本終えた関係で
中途半端な値段では釣り銭が準備できないのでラウンドアップして500円にしたためです
ホントはあと一つパンフ作って、300円にするつもりだったのですけどねえ
2022.12
29
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12:41
Category : 未分類
■ とりあえず冬コミは2種は出ます

新刊オフセ : 新対艦ミサイルは成功するのか 800円 (現地納品予定)
新刊パンフ : P-1を陸攻に 200円

P1陸攻小さい

■ あと一冊

でるかわからないけど、というよりもパンフ作り終わってから書きはじめるのだけれども

例の体裁の突発本 : ミッドウェーって普通に勝てたんじゃね? 釣り銭確保と製造可能数の天井から たぶん500円
(でるかわからないし、価格設定は高めだよ)
2022.12
28
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16:41
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 こないだインタビューを受けまして、それが『東奥日報』で27・28日に載りました。

 ブロック紙にも比肩する地方紙の雄です。ただ県紙で購読できる範囲もありますので近隣で読める方であれば購入して御覧ください。

東奥27日ボカシ

 クリックすると大きくなります。でも本文はボカシかけてます。

 まあ、海自だと「八戸の機動施設隊そろそろ整理」かなとは答えておきました。

 この主の県紙の報道って防衛局の青森事務所か三沢事務所から上がるのですけど、現地部隊もやってるもので2空群の方の細かい形はわかりませんが、まあ機動施設隊から海幕にも懐かしのFAX1枚形式で上がるんじゃないかとは思います。

 たぶん、機動施設隊と厚木の航空管制隊は海自も考えているとは思う。また職域も反対しない。海自が健全なところは各職域とも海自の任務達成のためにはその手の負担は仕方ないと同意するところだなとは。機甲科、特科残って陸自滅ぶとは違うよねと。

 だいたい、いつの誰とはいいませんが昔の海幕施設課長は「人手が少なくてフネが動かせない状況なんだがら、施設幹部も艦船装備みたいに最初の1年は艦艇幹部になるのもしょうがないし反対しないしさせない」とはいってましたね。
2022.12
27
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12:53
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 新刊の通販の予約を開始しました。

メロン用表紙みほん

・ メロン
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1789352

・ とら
https://ecs.toranoana.jp/tora/ec/item/040031039218/

・ 書店売り
年明けに相談に行ってきます

・ コミケ
12月31日 土曜日 東ポ34a 隅田金属ぼるじひ社

作品詳細:ASM-3は防衛省にも見捨てられたミサイルである。射程延伸型ASM-3改も暫定生産型ASM-3Aも先はない。ASM-3はなぜ失敗したのか。それについてコンセプトの誤りから問題解決の失敗、高コスト、汎用性の欠如の3点にまとめてのべる。そして12式能力向上型はなぜ成功するか。JSM/NSMミサイルの模倣であり確実である。問題解決への寄与、実現容易、低コストの3点で説明する。最後に国産の極超音速誘導弾が失敗する理由を述べる。本文24頁、表1-4を含めて28ページである。筆者は軍事ライターの文谷数重。



 11月末から大スランプで、まあスランプ値が30といったジャブコン状態でどうにか月曜日に印刷書にデータ送って作った同人誌です。 まあスランプなのは誰が悪いというと筆者が悪いのだけれども。特急料金で刷ったものなので、その分の回収もあわせてコミケ会場(一番利益率がいいです)で、通販で買ってもらえるとありがたいです。
2022.12
20
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08:23
Category : 未分類
 「せんしゃだいすき」なキッズはコマツの装甲車を嫌っているのだけれども。

 実は相当優れていたのではないかね。

 なぜなら海外でハライタ起こしていない。96式、87式だか82式だか、軽装甲車と海外派遣の中心となっていて、なんだかんだで色んなところに持ってったけど、傍で聞く限りはノートラブルだった。

 それからすれば連中が大好きな三菱よりも優れているのではないかな。三菱の自動車やエンジンには定評ないし、重機はキャタピラーと組む必要があって、キャタピラーと分かれたあとには作っていない。

 実際の三菱重工の防衛装備品見ても確実性はどうもね。16式なんか砂漠とか極寒地とかで動かないとかあるのではないか。日本でも外気温40度で日射状況だとピコピコが暴走するとか、油圧系のリークがとかあるのではないかなあと。

 少なくともコマツのような伝説はないでしょう。マガダンのコルイマ川で平然と動作した。ソビエトの零下30度の鉱山でもエンジンの下で焚き火をしとけば普通に起動した。中古機械がアフリカでも元気に動き回っている。そんなブランドイメージもないものでねえ。

 新型装甲車が海外開発で、うまくすれば海外から輸入できるのも悪くないんだが、値段も値段なんで、本当なら防御力とか眼をつぶって96式改良型でも良かったのではないかと思うよ。タイヤ装甲車なんだから装甲にアマリ期待するのもなんだし。BTRみたいに右タイヤハウスに7.62ミリ打ち込むと高確率で貫通して操縦手の頭にヒットみたいなことさえなければ。

 まあ、陸自はどうせそれほど使わないものだから、重装甲の装甲車は保有している89式とLVTP7だけにするアイデアもありかね。第7師団が動くときにはLVTP7借りてくる。あるいは水陸機動団の連隊ごと借りてくるかね。アメリカ海兵隊はLVTPでバクダット突入したのだからそれで足りるでしょう。
2022.12
19
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15:06
Category : 未分類
 この趣味やってると「上陸はオーバーロード」を聞くと同人締切が近いなあと

 「明日6時になればアイクがここにやってくる」とか、「それから何時間を空費したでしょ」とか、「戦車師団を呼びに行くけど」とか「ある日遠い街へのガイルが連れて行ったきり」とか「そうよ、お昼になれば総統もきっと起きるはず」とかね。

 毎年何回も聞くけと本当の歌詞はむしろ忘れ気味で理解していない。

 20年前の帝国華撃団もそんだもので、当時は赤衛ソ連軍とばかり聞いており最近ではトンとかからないので正確な歌詞は忘れた
 心までマルクスで武装する同士、のマルクスはオリジナルは何だったか覚えていない
 赤い旗染め上げて、は愛の色染め上げては覚えているのだけれども。

 あと、どーでもいいけど、愛のコリーダは映画の主題歌ではないことを50間近にして初めて知ったよ。
 
2022.12
19
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TB:0
02:28
Category : 未分類
 表紙できました。先行して明日入稿です
表紙試験


 例によってカバーで掛けただけです。なお、題は「成功するのか」と撮影後に「の」を入れました。
カバー分解

 明日もう一度、寝たあとでスペルとか太陽光の下で色とかチェックします

 ちなみに「まえがき」と「あとがき」ができているので、多分できるでしょう。パリピ孔明とゲーセンです。孔明はよろしいのですが読み下しは「松柏はクダカれてタキギとなる」でしょうねえ。まあ、今では「ハクソンコウの戦い」で「ハクスキノエの戦い」と読まないとか、ナントの王令で勅令ではないみたいな新形式かもしれませんが。

 なお、冬コミは12月31日 土曜日 東ポ34a 隅田金属ぼるじひ社 です
2022.12
15
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TB:0
19:19
Category : 未分類
 20年ほど前に「叫ぶ詩人の会」というのがあったのだけれども。

 日本映画もたいてい叫ぶね。登場人物の感情が昂ぶっていることを示すために役者に叫ばせようとする。また、逆に叫ぶことでそこが重要であることを示す。

 半年前からラジオでしょっちゅう宣伝されていたけど、『ラーゲリより愛をこめて』の予告版はそれだった。




 叫んでいるカットを宣伝で使うだけで見る気をなくすものだよ。鼻白むというのかねえ。日本映画の何でもセリフで説明するもあわせて、つまらないのが予想できる。クライマックスとかカタルシスって別段にセリフで説明するものでもないし役者が叫ぶものでもないねと。

 あとは「描写が軍事的に正しい」とか言っているあたりもねえ。

 たしかに服装とかは正しいのだろう。

 でも予告編を見る限りは妙に清潔な絵なんだよね。被服は薄汚れてもいないし、痩せこけていない、なにより餓鬼の眼ではない。

 死ぬかどうかの瀬戸際が見えない。母方の爺様なんかシベリア二年だったけど道にジャガイモも落ちていると思って煮たら馬糞だったとか、木材伐採で出てきたキクイムシを食ったとかいってた。復員で帰ってくる際にも自宅に戻る途中にある婆様の実家で信じられないほどの大飯を食ったと言っていた。

 まずは収容所の暗い雰囲気を活写できなければ落第でしょうと。服装が正しくとも何の意味ないものだとは思うよ。

 まあ、ミリオタ連の褒めるのをみるとね。ソ連兵の肩章が正しく内務省の兵隊とか日本兵の軍装が正しいとかいっている。ピント外れなことこの上ないものであるよ。
2022.12
09
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TB:0
14:05
Category : 未分類
 仕事が詰まっていて大変なのだけれども。

 そういうときにこそ労力を改善する努力をしなければならない。無駄を省いて作業時間を増やさなければならない。

 そう考えて新装備スティックスを導入した。遠隔操作によりファンヒータの延長操作を行い、部屋の電灯を点滅し、机の下に落ちた諸機材を回収する道具である。

 モノはホームセンターで買ってきた12ミリ×1800ミリのラタン材の丸棒2本である。それで机に向かったままファンヒータの延長ボタンを押し、寝床から出ずに部屋の電灯ボタンを押し、椅子に座ったまま下に落ちたリモコン等を回収できる。面倒な落下物も両面テーブを貼り付ければ簡単に手元に届く。

 近い道具は仏教道具の如意かね。まずは意の如くに諸物を操作できる便利な道具である。

 昔は商売物の瓦棒を自分で削って作っていて、それでテレビの電源やチャンネルを直接操作し、寝床にいながらにしてデロンギの電気ストーブの電源をオンにしたりしていたのだけれども。自分用の家の建て替えで捨てたものだ。

 それを再生したよ。リモコンはあって全部に磁石はっつけて机の脚にくっつけているけど、ファンヒータにはリモコンはないし電灯はリモコンで切ると常用する壁スイッチでは簡単には点灯しない不便があるからねえ。

 あとは机の上だが腕が届かない距離にあるマテリアルを取るための道具もほしい。1350ミリ×2400ミリあるので奥や両端は手が届かない。椅子の後ろの机も900×1820で、タテにおいているので振り返っても奥にある物体は取れない不便がある。

 これは如意よりもマジックハンドの類ほうがいいかもしれない。
 
2022.11
27
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04:21
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 『史林』の最新号に陳浩さんの「全球史視野下的突厥起源叙事分析」があった。神話や伝承との突き合わせで突厥の起源をさがすといった内容である。

 そこでメモをとるため突厥と書いたときに、高校生以来35年ぶりに書いた字だと気づいた。

 なお、突厥の突の字は今の日本漢字とは違い「犬」と点がある。これも己が子供時分には「大」か「犬」で悩んだなとも思い出した。小学校で使ってよい字はどっちかわからなくなっていたためだっだ。圧の「土」には点はいらないことは確信できていたが、「突」とあとは「専」の字も点をつけるかつけないかで悩んだ字だった。


■ 話がドンドン怪しくなる

 なんにせよ、記事はなかなかおもしろいものであった。

 話はドンドン怪しくなるのがよい。

 まず突厥の神話にある狼の子孫の設定や社会の継嫁制度からすれば烏孫との関係が窺えるとある。継嫁制度とは父の嫁を子供が相続する制度である。

 次に狼子孫設定はローマのロムロスとレムス神話に通底すると出てくる。だからローマと突厥との関係はとなってくる。このあたりから怪しい。

 そして金の角を持つ鹿の話からはアルテミス-アガメノンとの関係からやはりローマとの関係が推測しうる。そう言い出している。

 さらにはローマ人・フランク人と共通祖先の可能性を指摘する研究がある。

 最後に中世アラビア史料にはノアの子孫24人の一人が突厥の起源といった話も出てくる。


■ ドンデン返し

 そして最後にドンデン返しがある。

 まず「当然だけど、これらの推測は突厥をアルタイ語族の外と連携させるアイデアだよね」というような指摘をしている。確かに烏孫以外はみんな印欧語族やセムハム語族である。同一起源とは考えがたい。

 そして「考古学的に見れば突厥は新石器時代の東北における粟作農耕の興隆窪文化に遡る集団だよね」と結論づけている。

 「ムー」や「神々の指紋」の如くに広げた風呂敷を最後に完全否定して撤収した形であった。


■ 取材が終わるとたいてい駄話

 あとは興隆窪文化はシンクロニシティでもあった。木曜日に取材受けをしたときにも興隆窪文化がでてきたからである。

 遡るとシンクロニシティはあと一つあった。取材をした記者さんの記事を月曜日にたまたま読んだ20年前の雑誌、しかもたまたま開いた頁で見つけた。

 まあ、取材といっても中核部分の話が終わるとズッと駄話ですね。

 取材が一通り終わると「池中玄太は80何キロだったけ」とかの駄話を互いに延々していた。

 一番迂遠かつ長い話を再構成すると「天知茂の『昭和ブルース』は『殺しのライセンス』の歌ではなくそれから先だった『アッシーたちの街』みたいな映画のために作られた歌。その映画(いま調べると『若者は行く』)は『椿三十郎』で三船が撮影しているときに夜泣きうどんを買い食いして三船に殴られたやつ、あとで北海道で開拓生活みたいなやつやるTVドラマ(北の国から)の主人公(田中邦衛)がでてくる映画」であるか。

 まず「名前が出て来ない病」が延々とする。だいたい、池中玄太が出てくるけど西田敏行が出てこないで「太陽を盗んだ男のサラ金の借金取り」とか「ガンダーラの歌の西遊記のドラマの天蓬元帥猪八戒」とか全然遠回りの内容ばかりが出てくるのがね。
2022.11
21
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23:17
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 東京市内の用事をまとめた運動で1日で済ませた。国会図書館から午後に人と会ってそこの神保町で本買ってアメ横の野田屋で花山椒買う予定を連続で済ませた。ただ、「そいや」と思いついて加えて秋葉原でSSD買ったあとでふと「今のゲーセンどーなってるのか」と見たら、皆目わからない。

 ただ、たまたまだけれどもバーチャロン各種があった。

 もちろんやる。

 ただ、バーチャスティックの使い方を忘れた。運動系は「座る」とか「廻る」までも覚えている。でも左右の射撃とダッシュの組み合わせが全然覚えていない。あと、とりあえず射撃して相手に正対するが上手くいかない。

 あとは、アファームドのトンファーでジグラッドが斬れない。コアが露出した状態で斬れたとおもったのだけれども。

 とうぜんジグラッドを抜けない。

 まあ、第一作でドルカス、第二作はアファームド特化でそれ以外は使わなかったのであとは試せなかった。

 学部生時代を思い出すとなによりもフェイエンとバイパー2使いがヤバかった。制限時間の問題から早めにハイパーモードに入るヤツとか、絶妙タイミングでSLCダイブやってくるヤツ。特に後者は勝ち負けなんかどうでもいい、SLCダイブさえ入ればオレは満足というのがいた。

 あとはライデンとバルバスバウ使い。ライデンは格闘攻撃寸前に零距離射撃ブチかましてくるわ、上手な人のバルバスバウはそもそも攻撃位置に入りにくいのがねえ。
2022.11
11
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19:50
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冬コミ当籤しました
12月31日 土曜日 東ポ34a 隅田金属ぼるじひ社 です

「ASM-3はなぜ失敗したのか あるいは17式後継の12式改良型はなぜ成功するのか」を作ります。

あとは駐車場の申込みだ子
2022.11
09
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11:38
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 郵便事情の大幅悪化で見本誌がまだ届かないのです。

 ただ、目次に名前が載っているので多分、掲載されているのでしょう。
文谷数重「日本のミサイルは何を狙うのか」『世界』964(2022年)pp.148-156.
です

 肩書が「軍事ジャーナリスト」になってますけど、こちらは編集部の好意です。本人はいつも「軍事ライター」でだしています。

 まあ、ジャーナリストとかのかっこよさげの横文字はチョットね。「馬券コンサルタント」「競艇アナリスト」「タバコ回収・再生業」「白ナンバー車による旅客運送業務に従事」とかならまあいいけど。
2022.11
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 資源を求めて南方に向かい昭18年には敵性勢力を排除できたけど北方への還送はできなかった。

 今から3000年ほど前の話ね。

 周王朝は南方の銅資源を欲しがり南方攻略を進めた。だが中期には東の淮夷の妨害を受けるようなる。昭王は討伐を決意、昭王18年から19年のキャンペーンで勝利するが、その後は周王朝内部の問題で銅資源の採掘や内地還流はできなくなる。仕方がないので市を開き敵だった淮夷から貿易で買ったという話である。

 これ『四川文物』2022年3期に掲載されていた。
 杜揚、黄一哲「西周王朝計略南方的動態観察」『四川文物』223、pp.41-52.

 銅陵とか銅緑山、銅嶺はその時の攻略目標で3000年経ってもその名前で呼ばれている。

 まあ、なにかに似ているなあとね。昭18年とか19年とかあと1年早ければピッタシという。

 ちなみに輸送経路を東、中央2つ、西に設定し、周辺から出てきた器物の暦年や金文を持ち出してその進展や衰退を論じる内容だった。


■ 100nmのアルミ粉は16%まで混ぜても大丈夫らしい

 あとは、昔に同人にしてその後で軍事研究で書いた高カロリー燃料の記事も読んだ。

 今日は金属粉を混用する内容だった。マイルじゃなくてナノメートルの方の100nmのアルミ粉をロケット用のRP-1燃料やミサイル用のJP-10に混ぜるといったもの。重量比16%まで混ぜてもどうにかなるけど、粘度や霧化には問題が出てくるよとのこと。

 ちなみに、体積ベースならボロン、重量ベースならベリリウムが最もカロリーが高い。ボロン混和燃料は60年代にNASAが試しているともある。ただ調べるとブレードに悪さをする問題がある。それからすれば一番無難なのは炭素粉混和で次がアルミ粉混和なんだろうね。
2022.11
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20:02
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 11月6日の赤旗日曜版に載ります。

https://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/#2022110601x
https://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/2022/11/06-week/ 多分、再来週にはバックナンバーでこのリンクに収まる

 そいや、前に載るときには『(仮称)新河岸川新聞日曜版』と呼んでいましたけど、当然ですけど『新ライン新聞』のモジリです。「ディ・ローテ・ファーネ」(東ドイツマニアの「じぬんがぐろぐろ」にならないように男性女性とか変化は今調べた)だと露骨なんで。*

 あと、たぶん8日売りの『(仮称)ル・モンド』に載っていると思います。9月納品の原稿で「以上の点からトマホークは導入される」と書いてますけど、まあ現実が追いついた形です。

* 覚えているのは、LoeWE、LoeWEN、LoeWEN、LoeWEN / LoeWEN、LoeWEN、LoeWEN、LoeWEN (oeはウムラウトのOね)とか、ジンギスカンの歌詞とフロイト?だかの「男性的なフォルムから男性なんぢゃ」で思い出されるder Zugくらいなもんでね。でも、ドイツマニアを標榜するなら男性女性中性と格変化くらいは理解するべきだし、知らないなら勉強すべきだし、それっぽく装いたいならその単語だけ調べればいいのにね。
2022.10
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16:35
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 FFMの記事を書かなければならないけどまともな先行記事がない、今週発売の『世界の艦船』しかない。だから3時起きで木更津の一般公開に行ってきた。ホントは前日夜の8時には寝たかったけど中国TVメディアの電話取材を受けたので夜10時就寝。

 行きは16号をただひたすら。うちの目の前というか一回曲がると16号なんで、そこから3時間半は一切左右に曲がらず木更津新港までついて、そこから23回曲がって駐車場待ちの最後尾についた。

 「もがみ」と「くまの」に割り振られる形で「くまの」を見学した。

 まだ秘密の保持が図られている印象で後甲板から左右舷の、ステルスカバー内の通路を経由して前部甲板に揚がって戻る経路になっている。艦橋とか機関操縦室の公開はなし、公開部も写真撮影は限定されていた。

 ついにサウンドパワーはなし、速力標識もなしとなっていた。あとはバカの振りして失礼なことまでを聞いたら結構教えてくれた。それはその記事で書くつもり。

 11時には帰りは大島田と呼塚を避けたいので東京湾を左手でなぞって新木場まで、そっからいつもの道で帰ってきたけど、5時間近くかかった。中途、「かつや」で飯食って聞いた内容を浄書した時間を除くと4時間半かね。途中に漁協あったら干物でも買おうと思ったけどなかった。

 合計8時間運転、まあ、高速乗っても行きで1時間チョイ、帰りで1時間半チョイと短くなるだけ、それに往復7000円とかかけてもねえ。2時間半で7000円もらえるバイトはないもんだしね。
2022.10
28
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02:40
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 トマホークを買うのは台湾有事が近いからとの主張があるのだけれども。

JSF@rockfish31
開発中の12式地対艦誘導弾能力向上型を配備前倒ししても間に合わない可能性があるので今直ぐトマホークが欲しいとなると、台湾有事が数年以内に発生する可能性が高いと日本政府が判断していることになってしまう。・・・事態は其処まで切迫を?
https://twitter.com/rockfish31/status/1585599132755894272


 それならなんで米海空軍が西太平洋に出張ってこないのだろうか。ホントに緊迫しているなら大西洋からCSGの一つでも持って来て抑止強化をはかろうとするはずである。

 だが、それはない。それからすれば結論の台湾有事が近いそのものが誤っているということである。


■ 当の台湾メディアの人も

 ちなみに、台湾有事は近いと思いこんでいるのは日本人だけらしい。

 先々週の15日に台湾・香港メディアの人と東京市内で会ったのだけれども。「『台湾有事は近い』とか美国軍部の予算欲しい発言に日本人は惑わされすぎ」とか言っていた。

 米中の口喧嘩もいつものことである。米国が台湾に関与介入するような威勢のいいことを言えば中国指導部も国民の対面から反駁する。台湾は中国の一部で外国勢力は文句つけるなとかいつでも回収できるとは言う。

 だが、どちらも従来の一線は超えていない。習総書記の発言も「平和的統一を目指す」といったあとである。米国が「一つの中国政策は変わらない」「台湾独立は支持しない」との前提を示した上で「必要があれば関与介入する」と言うのとおなじことである。

 つまりは、どちらも米中の台湾ルールを守った上で、口先だけで喧嘩しているだけなのである。

 それを本気で台湾有事が近いと思い込んでいまっている。

 実際に事情を承知していればそのような判断はしない。米中関係と両岸関係の構図からすれば、ない話でしかないからである。


■ 武器調達から政治変化を窺うのもね

 その上で、日本がトマホークを買うのは台湾有事が近いからとの判断も空中楼閣的な推測でしかない。

 まずは本末が転倒している。些末な要素でしかない通常武器の調達から政治情勢を判断する形だからだ。政治情勢から武器調達の変更は推測できるだろう。だが、その逆はまずはあやうい結果しか出ない。1970年代に入り航空自衛隊の戦闘機導入は軽戦闘機のF-104からF-4、F-15といった侵攻用に用いる大型戦闘機の導入に変化した。そこから「70年代80年代の日本政府が外征を企図していた」と判断するようなものだ。

 付け加えると、なんで台湾有事が近いから敵基地攻撃能力の強化を図るのかが不思議である。

 台湾有事は中国領域限りの問題でしかない。形式的には国内内戦である。また日本も「一つの中国」原則に配慮している。つまりは内戦には干渉しない立場にある。「平和的解決を望む」と言う程度の立場だ。

 そこで敵基地攻撃能力に何の関係があるかだ。あるいは「日本が敵基地攻撃能力を、トマホークを持てば中国はビビって台湾回収を諦める」と思っているのだろうかである。そうでもなければ台湾有事と敵基地攻撃能力は結びつかない。


■ まずはアショア代替艦用と、オマケじゃないの

 ニュースのトマホーク導入は台湾有事とは別の話でしかないということである。

 単純に敵基地攻撃用のミサイルを調達しようとしているだけである。理由はアショア代替艦用、付け加えても、それにかこつけて入手して潜水艦とFFMの空セルに詰めようとしているくらいである。

 アショア代替艦に積むならトマホークとなる。代替艦に敵基地攻撃能力をつける話は1年前からある。そして、一応はイージスであることからすればシステムからすれば一番親和性が高いのはトマホークである。*

 そして、そのトマホーク引き渡しの見込みがたった。おそらくは去年辺りから日本は米国にリリースを頼んでいた。そして売却が可能となった。先月くらいにあった「トマホークの日本向け売却は可能」の報道がそれである。

 だからトマホークを買う話が出た。12式の向上型云々とは全く別の話ということだ。


* ちなみに、来月売りの雑誌向けとして先々月に納品した原稿に本筋ではないもののそのあたりは書いた。「アショア代替艦に敵地攻撃能力をつける話があるけど、その場合はトマホークを積む。だから敵基地攻撃用ミサイルはスタンドオフ攻撃能力のミサイル6種類だけではなくもう一つトマホークも含まれる」といった内容である。前の記事で書いた26日にやったゲラの一つがそれである。本当に載るかは今でも不安だから書店に並んで自分の記事を確認するまでは誌名とかは言わないけどね。
2022.10
27
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22:18
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 基本は毎日サンデー状態なのだが先先週の末から小繁忙期で珍しくはたらいた。それが一段落したと思ったらそのゲラが一昨日の午後に3つ同時に来た。昨日は天手古舞となったよ。しかも、うち2つが似た内容となると混乱する。仮称「萬朝報」から来たゲラを他社の仮称「亜州週間」*に返しそうにもなった。

 で、一段落した今日は貯めといた雑誌記事を読んだ。

 中文記事の一つは夏代の存在・不存在論争の記事で、最近の『人民中国』で「禹の伝承に合致した遺跡がある」という記述が気になったもので、夏王朝関連を大学図書館で漁ってきたもの。二里頭文化とか仰韶文化のヤツね。中国の一般誌では夏の存在を肯定する前提なんだが歴史学とか考古学関係では「字証[文字の存在]がないからねえ」とか結構慎重であったよ。

 面白いのが不可知論とか一部可知論とかまである。夏があったかどうかは調べる術がないが前者で、状況次第ではありうるが後者ね。

 実際のところ、夏代に相当する時期の小邑規模の都市はいくつもある。まあ夏はあっても不思議はないし、伝承からすれば黄河沿いだよねとはね。

 もう一つは160km/貨物列車の件。25T系列高速列車の貨物列車化の検討では全側開棚車と塞拉門車があるけど、そこに集装箱つまりコンテナ輸送型はどうかねといったもの。

 どっちかというと160km/hの全側開棚車の写真かねえ。フルオープンで反対側までズッポ抜けている貨車で、こんなのが一帯一路で、できればゲージ変更なしで欧州まで連結すると上海からハンブルクまで3日で貨物が届くのではないかと。
(写真でググるとこんなやつね。https://i2.kknews.cc/pgmQ-BMYVykAQZ1_AEf0S26L9EOD09k/0.jpg)

 あとはアスファルト再生の日文、中文記事。別に仕事でもなんでも無いのだけれども、半年くらい前からアスファルト舗装って無限再生されるのではないかと思い立って調べ始めた内容。その流れで積んどいた日本の雑誌『舗装』とか中国のアスファルト再生材とか劣化関連記事を10個くらい読んだよ。

 ざっというと平成元年くらいからアスファルト舗装の再生は始まっている。今ではアスファルト舗装の75%が再生アスファルト舗装材で新品は25%だけ、剥ぎ取ったアスコンを加熱して新しいアスファルトを足すか芳香族系のアスファルト再生材混ぜればいくらでも行けるといった中身だった。

 で、その『舗装』でカーボンリサイクルコンクリートの記事も見つけた。カルシウムとCO2をくっつけて炭酸カルシウムCaCO3を作って、それをセメントとしてコンクリートを作るもの。要は回収CO2をコンクリートとして安定化させて大気から切り離すといった技術で、C02地中保管のCSSと同程度の保管密度を達成するというもの。

 まあ、カルシウムを作る時のCO2がどうなるか次第とは思うけど、面白いものです。多分、大成建設の技報あたりに詳細記事があると思う。


* ちなみに8月くらいにホンモノの『亜州週間』で筆者記事が引用されてご親切にゲラのPDFをもらったのだけれども、なんせ実物はサッと買えるわけでもないので、どっかの収蔵図書館で読もうと考え中です。

 
2022.10
14
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10:35
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 ゆうきまさみは別段に嫌うものではないのだが、ゆうき作品のファンはウットオしいものである。まあファンのほとんどは人畜無害なのだろうがその一部が嫌らしい。物語を現実を切り分けられない気持ち悪さがある。*


■ 宇宙開発のファンも同じ

 ロケットキッズも同じである。

 ロケットそのものはどうでもよい。日本の宇宙開発は将来性も経済性も実現可能性もないものである。まずは妥当ではなくやるだけ無駄だがそれはそれで終わりだ。事業はともかく実物そのものはどうでもよい。金をドブに捨てる無駄を嫌うだけである。

 その周りのロケットキッズは度し難いものであるよ。

 イプシロンロケットが失敗したという。日本の航空宇宙産業の実力からすればたまには失敗するのも頷ける。一流国のマネをしようとしている程度なのでそんなものだ。

 だがねえ「失敗の積み重ねがロケットを、宇宙産業を前進させる」みたいな世迷い言を言い出すあたりはね。


■ 日本ロケットは手仕舞いの時期にあるのにね

 失敗を積み重ねても日本ロケットや宇宙産業は別段前進していない状況を見ていそう言うのかとね。

 そもそも惰性で宇宙開発をしている。人工衛星打ち上げから五〇年が立つが、まともに前進していたのは最初の二〇年位である。この三〇年はまずは足踏み状態である。

 まずは三〇年金を突っ込んでも経済性は実現していない。一流国と並ぶ見込みも立たない。ロケット屋が米欧のモノマネをしているだけ。経済性無視の官需で産業のように装っているだけである。

 本来なら撤退するころである。ロケット敗北を糊塗したいなら欧州なり韓国なりと共同開発して精算するかどうかである。

 ロケットキッズはそれに気づけていない。いまでも月ロケットやら宇宙旅行の夢から盲目的に支持しているあたりで頭が悪い。

 その上で国損でしかないロケット事業の推進が必要だと言い出している。そのほとんどは自分の商売でもないのに宇宙産業創出詐欺や金の無駄遣いといった害悪に無自覚に手を貸している。

 その狂信の気味の悪さから嫌うものだよ。これは戦車や戦闘機の国内開発や大量配備をやるあたりとも同根なんだがねえ。


■ メカミリ全体もそう

 メカミリ全体もそうだけどね。

 まずは好きであるかどうかと妥当であるかどうかを切り分けられない頭の悪さがある。極端にいえばSLの汽車ポッポが大好きだから国交省は全国でSLを復活して走らせろみたいなスタンスがある。多少の現実味を足すならロータリエンジンが好きだからマツダはRE搭載車を作れみたいなものだ。

 そして、将来の見込みもなく事業に税金を費やす無駄遣いをさも有用であるように言い出すいやらしさである。

 コミケのメカミリ:ミリタリーを2年くらいでやめて評論情報に移ったのもそれである。国産兵器やロケットキッズが多くその頭の悪さといやらしさの故でもある。まあ最後の三三七拍子とかそれに付和雷同するサークルや参加者も気持ち悪かったのだけれども。


* そいや「大サトー」の連中もそうだねえ。戯作としての物語と、その外にある現実世界を切り分けられていないのが少なくない。物語に影響を受けるのは仕方がないとしても「現実社会かくあるべし」ではねえ。しかも、それが分別ざかりで世知に長けているはずの四十郎や五十郎ときた日にはねえ。
2022.10
05
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14:01
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 ミサイル発射で「カーマン・ラインが」とか言ってるのがいるのだけれども。

 それも話としてはどうもおかしい。そもそも物理的に支配できない高さの段階で領空ではないだろうとは思うものだよ。自国の力量が及ばず独占支配できない区域を領域としてもあまり意味はない。それはその国の軍事力が及ぶ範囲というだけれはない。技術的な限界もある。それからすれば、いまならざっと高度30kmはまずは領空とは言い難いのではないかね。

 だからカーマン・ラインがと言い出すあたりはねえ。単にものしりであるだけにしかみえない。そこから上は宇宙と単純に考えているだけのようにしか見えないものだ。

 もちろん、その程度の理解で困ることはない。実際に高度100kmはあきらかに領空の範囲を超えている。領域として独占使用や排他的に支配できない空間であることは間違いではないからだ。

 だが、それを軍事だの航空だのの連中が言い出しているのはねえ。領域とか支配とか占有とか独占的利用といった概念に基づいて言っているわけではないとは思うね。

 まあ、軍事ジャーナリストを自称する連中はだいたいそんなもんだけどね。中でも写真屋系がそうなんだが「防衛省が、自衛隊がそういっている」をコレクションしているだけ。それをまとめて、まあ解説する程度である。当然だけどそこに批評的なアウトプットはないし。そもそも批判的な視点もない。今回なら「カーマン・ラインから上は宇宙である」と教えられると、それをそのまま信じ込んでキンカギョクジョーとなるのだろうなとはねえ。

 本来のジャーナリストにはもっと新発見の探索や批判的読み解きや問題提起があるわけだ。己からすればジャーナリストといった語を聞くとそのジャーナルの部分から「朝日ジャーナル編集長 筑紫哲也」の名前が自然と出てくるわけで。方向性はともかく筑紫さんのような振る舞いがジャーナリストではないかと。あとは世代が違うから直接は読んでないけど名前は轟く大森実さんとかね。ただ同世代で同時期になくなった田英夫さんは少し違うけど。
2022.10
04
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12:34
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 AFP記事の写真なんだがねえ。己はロシア語どころかキリル文字の対応もよくわからないのだけれども、多分「撃ちてし止まむ」と書いてあると思う。

ロシア語のウチテシヤマム

 「ロシア極東の徴兵責任者、停職処分に 誤って数千人を招集」『AFPBB News』(2022年10月3日)https://www.afpbb.com/articles/-/3427057

 なんでそう読めるかというと80年前のポスターの類推から。 それについては佐藤イヌコさんの「有楽町「日劇」の外観で見る昭和【戦争から「来夢来人」まで】」が毎日新聞の『さよなら20世紀』の写真を引用して提示している。 画像のリンクはコレ https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/N/NARASIGE/20200419/20200419115158.jpg

 それからすれば、看板の建物なんだが、多分、サンクトペテルブルグでかつて大黒屋光太夫が住んでいたオーグロ街あたりにあるロシア劇場だと思うよ。

 もう一つの可能性は「ロシア国債を買おう」あたりかな。まあ、Googleレンズで見れば正解は分かるけど、それが分かっても面白くないので正解は探さない。

 戦争はどっちもやめ時もないし、ウクライナがクリミアに手を出すと今度はロシア愛国主義が持ち上がるのでズッと続くと思う。

 核使うと国連軍も出てくるカモね。そうなると「隊長殿、あの旗をうたせてください。兵隊が指を指したその先には国連旗、あの旗が」みたいなポスターも出てくる。平和のための結集で国連軍ができた日には「あの旗を撃って撃って撃ちまくるのだ」みたいな。

2022.09
28
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 警察予備隊はなぜ三八式と四四式を使わなかったのか。

 弾薬を国民党に全部くれたせいもあるかもしれない。国民党が東京のGHQに6.5ミリJAPをありったけくれといった。そしてGHQはおそらくは全部くれてやった。だから6.5ミリは在庫払底で警察予備隊ほかに渡せなかったあたりではないか。

 家だと一つのことに集中できない。だから喫茶店かファミレスに行く。今日はインター近くのロイホで修行した。今後の予定の確認と原稿の種だしと昔買った本の読み直しと中文資料を読んでいた。

 本は選書メチエの『代官の生活』でもう18年も前に買ったやつ。当時、1回ほど読んで本棚放り込んだままで18年ぶりに読み返した。


■ 戦後の日式装備部隊

 そのあと、やはり貯めておいた『抗日戦争研究』を読んだのだ。

 そこで「国民党が戦後に日本の機甲戦力を導入」みたいな話を発見した。ただ、これは読み間違いで正確にいえば「日本の武器を導入した部隊を作った」話だった。「抗戦勝利后国民党軍日械部隊研究」で「機械」ではなく「械」で「械闘」の言葉からすれば「からくり」というよりは武器のニュアンス。


 戦争集結から暫くの間、国民党は日本兵器への装備更新を進めていた。

 国民党は戦争が終わったので装備貧弱であった陸軍の整編と装備充実を進めようとした。戦争末期に定めた1945年2月の三十四年編制や戦後の1946年に定めた三十五年編制への改変である。

 ただ、制式武器は足りなかった。国産兵器の供給力は低い上、レントリース停止で米式兵器が入ってこなくなっておりドイツ式も米国式装備の部隊は作れなかった。そこで大量に捕獲した日本兵器で部隊の改変を図ったのである。

 結果、半分以上の師が日式装備となった。日本は大陸に大量の武器を持ち込んでいた。それが降伏で国民党に引き渡された。大陸と台湾とインドシナ北部の日軍降伏により国民党は戦争終結時に持っていた武器と同じかそれ以上の数の日本製武器を手に入れた。

 参謀総長だった陳誠の見積もりだと140ヶ師の装備が充当できる数であった。重装備も持った本格的な師、おそらくは整編後の師団級となった師を40ヶ、軽装備の師であれば100ヶ程度を作れる数である。


■ 6.5ミリは暫定配備のつもり

 そのため日式弾薬の生産もはじめている。同様に日式武器に依存していた共産党側の生産が有名だが国民党側も弾薬は作っていた。

 それでも「流石に6.5ミリJAPの生産設備を作るのはねえ」となったらしい。

 これは民国の小銃は中正-漢陽とモーゼル系で7.92ミリである影響もある。

 当然ながら6.5ミリ系は古く物足りなくもみえたのだろう。当時は中国人の方が格段に体格はよい。反動が少ないのは威力が少ないようにも感じられる。大陸で使うには射程もやや短い。馬の殺傷にも向かない問題がある。

 また、九九式小銃や九九軽機には残す価値も合った。銃身改削で7.92ミリにできたからである。中正式まあ乱暴に言えば民国版Kar-98製造の3割のコストで99式小銃は7.92ミリに改修できた。

 小銃弾は将来も使う99式向けの7.7ミリJAPに絞りそれを改造まで供給する。当座のあいだ日式小銃、軽機、重機のあてればよいとした。


■ GHQにおねがい

 でも、日式装備を部隊に配備すると6.5ミリが不足する。日本捕獲小銃は13万丁だが数は三八/四四式の方が多い。8万丁と99式小銃の5万丁の倍近くあったから当然である。

 そこで国民党は東京のGHQに「6.5ミリJAPをくれ」と要求した。

 そして在庫をもらった様子である。記事では「モウ生産設備がないので」となったとあるが、ある限りの在庫は貰えたとも読みうる。

 これが警察予備隊に三八式が出てこなかった理由の一つではないかね。弾がないから交付できなった。逆に九九式は30-06が使えたから「とりあえず使え」で渡せた。そのあたりではないかね。


■ 馬も5万頭ほど欲しい

 ちなみに1947年以降の国民党は米式武器を貰えるようになったので日式武器なかでも小火器への依存度は下がったらしい。

 ただ、重装備は以前として日式だよりであった。

 それに関連して国民党軍には「曳く馬がない」問題も生じていた。どうも日本製の野砲以上を曳く場合には西洋馬と交配を進めた日本軍用馬が要る。中国馬ではうまくいかない様子である。

 だから「日本に『戦後賠償で馬5万頭寄越せと言え』」との主張もあった。記事には後方組織の聯勤がその案を出したともある

 ちなみに、その場合にはこんどは馬糧の問題が生じることになる。日本馬は丈夫で病気もしないのだが大柄すぎて大食らいでもある。兵隊3ー4人分は食べるので国民党軍にとっては補給が厄介となる問題もあったらしい。
 
2022.09
25
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23:22
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 積んどいた『太平洋学報』の「不結盟国家対1962年中印辺界衝突的調解」* を読んでたのだが中文で書かれているのでアジア・アフリカほかの非同盟諸国の国名と人名がパッと出て来ない。

 国名がわかればどうとでもなる。インド、インドネシア、スリランカ、ビルマ、日本語と字が違うけど東埔寨でカンボジアからどうとでもなる。それっぽい漢字でネルーであると検討はつく。特にシアヌークは親王がつくから明白に分かる。

 でも国名わからず人名も検討つかずだとね。かそうじて「阿聯の納賽尓」はアラブ連合と読みからナセルだと文脈でわかった。だが「南斯拉夫の鉄托」と「加納の恩克魯瑪」はパッとわからない。

 人名の「鉄托」の後ろにTitoとあるのでチトーとある、国名も読みはスラブなんでユーゴスラビアだろうなと思うのだが、南で引っかかる「たぶんユーゴスラビアは『南のスラブ』で意訳なんだろう」と調べると果たして「南にあるスラブ人の国」だった。

 も一つは「加納の恩克魯瑪」でパッと見で「なんでカナダなのか」と初見で思った。人名はNKだけ。これはググってガーナのエンクルマだとね。エは便宜上でンクルマとは知ってたけど、NKは略し過ぎではないかと。

 内容をかいつまむと1961年の中印国境紛争の仲裁の話。

 目新しい結論は「それで印度は顔を失った」というもの。中国は第三世界の仲介に真面目に取り合ったけど印度はそうではない。非同盟諸国の筆頭みたいな顔してたのに英米に軍事援助を求めるあたりで以降はそうなる。実際にそこからは非同盟諸国は中国に靡いたというもの。

 インド国技の掌返しはそのころからということだねえ。その場その場の都合で手のひらを覆す。最近だと武器技術を欲しさにイスラエルに接近している。そしてイスラエル非難決議への賛成から手を引いている。節操ないものだ。

 なお、中国も無人機技術ほしさでイスラエルに接近してる。でもイスラエル非難決議はいつでも賛成している。

 信用とはこういったあたりから生まれるものよねと。

 そのインドと仲良くしようとしたヤツは、お人好しがすぎるものだよ。ロシアと仲良くすれば北方領土が帰ってくるもおんなじ。まあそいつが言い出した「自由で開かれたインド太平洋」云々をヨイショしていた安全保障セクターもまあねえ。「せめてインド抜け」の一言も言わないのはどーかしているもんだよ。


* 高志平、趙振宇「不結盟国家対1962年中印辺界衝突的調解」『太平洋学報』30.6(中国太平洋学会、2020年6月)pp.25-37.
2022.09
23
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20:38
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 ネットフリックスで2020年の『富豪刑事』があったので仕事しながら見てた。

 まあ突然の面倒があってこの2週間はトラブルと仕事づけだった。家で一人で原稿を書くとなるとなにか流さないと厳しいものでネットフリックスのおすすめのままに再生していたときにでてきてそのまま流し見していた。

 そこで、ふと気づいたのが元の話と違うこと。「元の話とは全く違う。金持ちがカネで解決の構図だけを流用した形となっている。」とね。

 すると、読んでいることを忘れていたことにも気づいた。「多分読んでいるからそう言えるのだろう」ということにも気づいたものだ。たぶん80年代後半の筒井康隆全集か文庫本で読んだはず。

 加えて、80年代作品だと思っていたら70年代発表だった。てっきり日本が金で浮かれた80年代前半のバブル前夜の作品だと思っていた。カネで解決とはそういう背景であるとやはり勝手に短絡していた。でもググると70年代の作品であるとのこと。

 その上で考えれば納得はいく。80年代は虚航船団やら中南米文学への系統やらの実験的なやつばっか書いていた。また90年代は唯野教授に分かりやすくはなったが戯作的ではなくなった。富豪刑事みたいにシンプルなのだからそれ以前の70年代だよなとね。

 あと、『地球の運動について』の最終巻買っといて読まない状態のやつ見つけて読んだのだけれども。第一巻から読んでて「実際は特に弾圧とかなかったよなあ」ってアレが最終巻でまとめて修正して史実に戻しているのが、なんつーか強引だと思いましたです。
2022.09
09
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22:40
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 かの方々には何かの違和感を感じていた。

 その一つは量的把握なのだろう。アレの国賊葬もそうなんだが、感情や世論の量的つかみがズレている。

銀星王@ginseiou
·【悲報】郡司真子さん、日本の天皇だけでなく英国王朝にまで喧嘩を売るw
MI6派遣されても知らんぞ?w

郡司真子/ Masako GUNJI@Koiramako
人の死は悼むが、
私は王政や天皇制に反対しています。
王政や天皇制は、
差別主義だからです。
https://twitter.com/Koiramako/status/1567970514320396288

https://twitter.com/ginseiou/status/1568013297236209664


嶋田兵庫大允隆志@Shimada_Hyougo
この人、世界の何割に喧嘩売ったことになるのか、全く理解してないんでしょうね。
https://twitter.com/Shimada_Hyougo/status/1568067412343537665



■ 別に王政廃止論への反発はない

 まずは「王政反対」の主張くらいで英国や英国民が反発すると考えているあたりがズレている。

 英国にも王政廃止論者はいる。その主張は賛同をえられてはいないものの別段に反発を受けているわけではない。

 また先代には女王退位論もあった。これはそれなりの賛同を得ていた。
 
 そして基本は無関心である。賛成反対のいずれにせよ大した反応はない。これは日本の国体問題つまり君主制=天皇制への賛否も同じである。どちらにしてもさほども関心は惹かない。

 この状況で王政反対を主張したくらいで英国の反発が生じると揶揄するあたりがまずは見当を外している。


■ 反対は世界の1%も行かない

 その上で「世界の何割に喧嘩売ったことになるのか、全く理解してない」(嶋田兵庫大允隆志)は量的把握としてもズレている。

 まず、王政廃止論への反発はさほどではない。これはすでに述べたとおりである。王政派であっても「ああそう」で終わる。

 また、反発するほどの過激分子はその国限りである。英国王政の廃止論を聞いて激怒するのは英国人、ほとんどはイングランド人限りである。他国の王政廃止論に反発する嶋田さんのような御仁はよほどの例外でしかない。

 両者をかけ合わせればどうなるか。

 世界人口の1%にも満たないということだ。

 英国基準で見ると0.05%くらいか。反発する過激分子は人口の5%、英国人口は7000万人、世界人口は80億人とすると0.05%である。

 多めに英連邦、まあ今の言い方ならコモンウェルスでみても1%あたりだ。英連邦26億人のうち英国王室を元首とするのを乱暴に半分13億人とみるとそうなる。実際には君主としてまともに見ている国は英国とカナダと豪州とニュージーランドくらいなもので全部合わせても1.5億くらいだから0,1%とも計算できるけどね。

 一番シビアにイングランド人で外国にルーツがないやつで計算すると0.025%くらいではないかね。王政にシビアだろうスコットランド人や北アイルランド居住者を抜くとそんなものだろうよ。


■ 桁外れの間違いに気づかないあたりが

 なんにせよ世界の何割に喧嘩売ったことになるのか、全く理解してない」(嶋田兵庫大允隆志)となるものではない。

 そして不思議でもある。たかだか英国の王政廃止論への反発が世界人口の何割にも及ぶと見做すあたりにはその感情が生じる。

 まずは掴みでの量的把握がうまくいっていないのだろうねえ。 2倍3倍の間違いなんかはどうでもいいのだけど、桁外れの間違いをしているのに気づかないでいて平気である。かの方々にはそこに違和感を感じるものであるよ。

 このあたりは以前の 「『略字は13%の人しか読めない』(嶋田兵庫大允隆志さん)とはね」もそうなのだけれども。