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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2017.02
10
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18:39
Category : 未分類
  「尖閣は安保条約の対象範囲」を信じているのはピュアにすぎるものだ。

 なぜなら、米国にその気はないからだ。その仔細は「『尖閣安保適用』は米のリップサービス」で述べたとおり。数日前にJapan in-depthに送った記事なのだが、今日公開となっている。

 その点、日本の政治的得点だと言い出すのはおめでたい。チョイチョイ調べてみると「すげえこれ引き出したのか日本政府」みたいな発言がある。

 まずは何も調べようといないのだろう。ここ10年で何回ほど同じ発言があったのか、日中の尖閣衝突で米国の取ったスタンス、米国が中国にどのような発言をしているか。そのあたりを雑にでも調べれば「暢気なことだ」としか言いようはない。


■ 中身を理解しようとしない

 表層部分だけを鵜呑みにしてその内実を見ないということだ。

 なんというのかね。アレ系の軍事マニアが旧東側世界の理解でロシア人のくびきだけを見て、その中にあった各国の温度差を全然見抜けないアレに近いものがある。

 昔で言うなら「コメコンの会議で東側の団結を謳ったから、東側は団結している」といった見方に近いものがある。

 実際には見巧者はそれを見抜いている。昭和30年代には新聞記事レベルでも「アイツらスタンスの差がある」「『率直的な発言』って喧嘩したってことだろ」とかあったのだけどね。

 だが軍クラの盆クラ連はそれができない。「ボクはWTOといえばワルシャワ条約機構なのですよ」と言ってるあたりは、まずは表面しか見ず、その背後は探らない。そういうものだ。
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No title

記事のリンクが上手くいってないので修正お願いします

リップサービスつーよりも、
「日本は尖閣を守る」
って言えば、自動的にアメリカ側もそうなるんじゃね?

そもそも日米ガイドラインで、”島嶼防衛は日本側が一義的責任を負う”つまり、米軍に責任なしって合意してるんだよね

 こんにちは。毎度の茶番ですが、選挙の時に「3分の2」の意味を知らない有権者が9割近くを占めるこの国ではこの程度のハッタリでも有効なんでしょう。
 安保条約上、日本の施政権の及ぶ範囲内は条約の対象です。(よって、実効支配のない竹島や南千島には及ばない)
 ただし、「日米防衛協力のためのガイドライン」で、”島嶼防衛は日本側が一義的責任を負う”つまり、「米には島嶼防衛の責任はない」ということで日本政府は合意してる。一方、米軍については「(自衛隊を)支援し、補完するための作戦を実施する」とだけ定めている。「支援、補完」が何なのかは明言されてないようだが、「海軍分析センター」のマイケル・マクデビット退役海軍少将によると「監視、補給、技術指導」辺りだそうで、支援砲撃だの、自衛隊が持っていない戦略爆撃機による絨毯爆撃といったものではないというのが識者の見立てのようだ。
>オバマ氏の(「尖閣は日米安保条約の適用範囲だ」という)“真意”を確かめる米メディアの記者から「明確にしたい。中国がこれらの島に侵入すれば、米国は武力行使を検討するのか」と質問を浴びせた。オバマ氏は気色ばみ、こう答えた。
 「他国が国際法や規則を破るたびに、米国は戦争しなければならないのか。そうじゃないだろう」
”<沖縄基地の虚実2>自衛隊まず対応 米軍は「支援」「補完」2016年3月24日 19:05”より

No title

2月11日の産経一面トップに喜々として書いてありますね。
そんなに石ころが大事ですかねえ。

No title

Lさんが紹介してくれた琉球新報の元記事をじっくり読みました。

尖閣攻防戦が実際に発生したら、1982年のフォークランド紛争と同様、米軍は直接戦闘には参加せず、同盟国軍を間接的に支援するにとどまるのでしょうな。

安倍政権がすべきことは米国の靴舐めでなく、南西諸島における自衛隊の海空戦力の強化でしょう。