- 2023 . 03 «
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- 8
- 9
- 10
- 11
- 12
- 13
- 14
- 15
- 16
- 17
- 18
- 19
- 20
- 21
- 22
- 23
- 24
- 25
- 26
- 27
- 28
- 29
- 30
- » 2023 . 05
Category : ミリタリー
おおすみ型輸送艦とうらが型掃海母艦と、ましゅう型ほかの補給艦は、ひとつのクラスで一本化できなかったものか。
輸送艦、掃海母艦、補給艦は、大型で中速、補給物資搭載といった点で共通している。航空機運用能力が必要である点や、長距離を移動する仕事といったあたりでも似ている。
輸送艦3隻、掃海母艦2隻、補給艦5隻を共通化できれば、便利になっただろう。同時投入可能な数が、それぞれ10隻に増えたのと同じ事になるからだ。
各艦種を全く同じにできなくとも、限定的でも他艦種が行う仕事ができるようにすべきだった。相当に柔軟な運用ができる。共通化が容易な輸送艦と掃海母艦に比べて、補給艦はやや特殊である。だが、輸送艦と掃海母艦が簡易な洋上補給能力を持ち、補給艦に簡易な輸送能力や掃海艇支援能力をもたせただけで、運用での柔軟性は相当に向上する。
DDHも、輸送/掃海母艦/補給艦の上位互換で作るべきであった。DDHは、すでに護衛艦ではない。護衛される側であり、固有兵装を必要とするものではない。まずは航空機運用能力が第一である。そのための広大な甲板面積、大型格納庫、巨大な燃料搭載量、乗員給養能力が用意されている。いずれも一寸した艤装で輸送/掃海母艦/補給艦として充分に活用することができる。
米空母も、輸送/掃海母艦/補給艦の上位互換として使っている。米国は空母をしばしば輸送艦、つまり強襲揚陸艦の代わりに使う。また、米国の掃海母艦は、ミニ空母とでもいうべき強襲揚陸艦の転用である。掃海ヘリや掃海具展張、対機雷戦艦艇の支援は空母にとって容易である。空母には、随伴水上艦への補給能力もあり、洋上補給を行うこともある。
作ってしまったものは仕方がないが、今からでも改装等により、可能な範囲での共用化を図るべきではないか。それにより、DDH、輸送艦、掃海母艦、補給艦をヨリ有効に使うことができるようになる。
まあ、それなりの軽空母である22・24DDHの後に、モノホンの空母を作るのだろうけどねえ。「おおすみ」と「いせ」にしても、冗談めかしながら「目を慣らすため」という話を聞いたことがあるのだけどね。その時には、輸送艦や掃海母艦、補給艦の上位互換にしといたほうがいいだろうねえ。
輸送艦、掃海母艦、補給艦は、大型で中速、補給物資搭載といった点で共通している。航空機運用能力が必要である点や、長距離を移動する仕事といったあたりでも似ている。
輸送艦3隻、掃海母艦2隻、補給艦5隻を共通化できれば、便利になっただろう。同時投入可能な数が、それぞれ10隻に増えたのと同じ事になるからだ。
各艦種を全く同じにできなくとも、限定的でも他艦種が行う仕事ができるようにすべきだった。相当に柔軟な運用ができる。共通化が容易な輸送艦と掃海母艦に比べて、補給艦はやや特殊である。だが、輸送艦と掃海母艦が簡易な洋上補給能力を持ち、補給艦に簡易な輸送能力や掃海艇支援能力をもたせただけで、運用での柔軟性は相当に向上する。
DDHも、輸送/掃海母艦/補給艦の上位互換で作るべきであった。DDHは、すでに護衛艦ではない。護衛される側であり、固有兵装を必要とするものではない。まずは航空機運用能力が第一である。そのための広大な甲板面積、大型格納庫、巨大な燃料搭載量、乗員給養能力が用意されている。いずれも一寸した艤装で輸送/掃海母艦/補給艦として充分に活用することができる。
米空母も、輸送/掃海母艦/補給艦の上位互換として使っている。米国は空母をしばしば輸送艦、つまり強襲揚陸艦の代わりに使う。また、米国の掃海母艦は、ミニ空母とでもいうべき強襲揚陸艦の転用である。掃海ヘリや掃海具展張、対機雷戦艦艇の支援は空母にとって容易である。空母には、随伴水上艦への補給能力もあり、洋上補給を行うこともある。
作ってしまったものは仕方がないが、今からでも改装等により、可能な範囲での共用化を図るべきではないか。それにより、DDH、輸送艦、掃海母艦、補給艦をヨリ有効に使うことができるようになる。
まあ、それなりの軽空母である22・24DDHの後に、モノホンの空母を作るのだろうけどねえ。「おおすみ」と「いせ」にしても、冗談めかしながら「目を慣らすため」という話を聞いたことがあるのだけどね。その時には、輸送艦や掃海母艦、補給艦の上位互換にしといたほうがいいだろうねえ。
スポンサーサイト
Trackback
Comment
要するに
14:07
URL
編集
22:20
エンリステッド
URL
編集
しかし今からでもというお話ですが、掃海母艦なんか今一番良いんじゃないでしょうか?MH-53が用途廃止が迫り大型各種掃海具を搭載しなくなる筈で艦内レイアウト等を弄るには良い時期です。就役期間もそれなりに過ぎましたし、船体延長込みの延命工事をかまして、補給艦や輸送艦としても活躍できるようしてやれば良いと思います。
現状でも掃海母艦は、その補給能力や客人収容能力で本業以外の海外派遣や災害派遣活躍しています。今以上に使えれば納税者も納得でしょう。
Re: タイトルなし
01:26
文谷数重
URL
編集
それこそ、掃海母艦でなければできないということもない。母艦任務にしても、航空掃海支援にしても、機雷敷設にしてもホントにこれ使ってやるのかなと。
司令部乗っけた時にしても、例の電子海図と一体化した機雷戦用システムだけあればいいんじゃないかと。アレ、20ft海上コンテナかなにかで、システム本体1ヶと、ディスプレイほかを放り込んだ1ヶの計2ヶでどうにかみたいな風にすれば、どんな艦船でもできると思うんですよね。下手すりゃソッチの方が柔軟性が高いわけで。
まあ、すでに作ってしまったわけで、掃群の旗艦用で使うのもいいのですが、必要に応じて召し上げて、輸送艦や補給艦、航空作業支援、旗艦用に有効利用したほうがいいかなと思いますね。
No title
20:15
ぽち
URL
編集
Re: No title
20:56
文谷数重
URL
編集
その時の国際情勢次第ですが、今のままならもちろん、共通化できれば隻数削減ができますね。