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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
→ 新刊・既刊等はこちら

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2019.06
14
CM:10
TB:0
23:29
Category : 未分類
 JSFさんはそれっぽいことをいう。自分を大きく見せようと軍事や海外事情、技術で素人にはそれっぽく聞こえるような適当なことをいう。盆暗の軍クラとやらを騙せる程度のテキトーな内容だ。

 「リムペットマインの外し方」は全くそれである。



JSF@rockfish31
リムペットマインは他人が外そうとすると起爆するトラップ機能があるのが普通なので、外し方を知らないと手早く外すのは無理かな・・・
6:50 AM - 14 Jun 2019
https://twitter.com/rockfish31/status/1139530618272747522



■ 「トラップ機能があるのが普通」(JSF)と断言できないよね

 まず前半から首をかしげる。「リムペットマインは他人が外そうとすると起爆するトラップ機能があるのが普通」の部分だ。

 まず「トラップ機能があるのが普通」(JSF)と断言するのは強心臓だ。そもそもリムペット・マインの中身は殆ど公表されていない。あるのは外観写真だけだ。そこに「トラップ機能」(JSF)とやらがあるかどうかは公表されていない。そもそも町工場で作りました水準や攻撃準備段階で部隊で制作するような器材もある。低水準製品にそんなものはついているとも思えない。

 また「他人が外そうとすると起爆するトラップ」(JSF)も都合がよい機能にすぎる。「自分は安全に外す機能がある」ようにも読める。だが、そもそも自分が貼り付けたあとで外す発想はない。


■ SWAGをご存じないJSFさん

 そして後半の「外し方を知らないと手早く外すのは無理かな・・・」(JSF)だ。

 これはJSFさんがSWAGを知らないことを示している。

 確かにリムペットマインには除去対策が施されている可能性がある。だから漫然と剥がすのは危険である。

 そのため専用器材のSWAGが用いられる。ゴムやウレタンと爆薬を使って衝撃波で一瞬で剥がし、あるいは無効化する器材である。処理も安全距離から実施可能だ。その存在や構造は公刊資料で周知である。単純なこともあり現地資材での自作が推奨されている。*

 だから外し方を知る必要はない。SWAGを設置して動作させるだけだ。成功するか失敗するかはともかくそうする。

 そこで「[トラップ機能とやらを回避する]外し方を知らないと手早く外すのは無理かな・・・」は間違いである。

 まずは水雷について「俺は詳しいんだ」と気取っているだけである。その実、リムペットマインについては何もご存じない。

 自分を大きく見せようと適当なことを言ってもバレるということだ。JSFさんは軍事や技術にはなんでもいっちょ噛みする。そして「俺は知っているんだ」と装う。だがある程度以上の知識がある人達には「それっぽいことを言っているだけ」はバレる。通用するのは中学生高校生くらいなものだ。


■ (オマケ)「安全航路を一本啓開すればよい」こともご存じなかったJSFさん

 まあ、JSFさんは機雷や魚雷の水雷関係は前々からテキトーなことばっか言ってるからね。

 以前に「機雷原での通航確保と完全処理を混同しているJSFさん」で書いたとおり。広大な機雷原でも安全通路を一本通せば封鎖効果はなくなる。それをご存じなく「完全処理には2年かかるから2年間通れない」といったのがJSFさんだからねえ。


* チンポ絵を書けと言われれば書ける。ただその図版や寸法その他はナイショの本に書いてあった中身のような気がするので書かない。ちなみに文字情報での構造や作り方は公刊されている本に書いてある。

** そいやチンポ絵もセリーグやパリーグのご時世なのでわざわざひっくり返してポンチ絵と言い換えているかもしれない。昔は実現不能な理想的な配置図なんか「ドリームチンポ」といっていたのだけれどもね。刑事警察を「デカ」というと失礼だからわざわざひっくり返してカデとかカクソデと呼ぶようなものだね。漢字の宛字で角袖とか書くというし。
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2019.06
13
CM:2
TB:0
21:09
Category : 未分類
 香港の犯罪者引き渡し条例とデモの件について。 「条例案は審議時間切れ」で手打ちにすべきではないか?

 それが三者にとってほぼ唯一の選択肢だからだ

 香港人は条例を作らせたくない。他に選択肢はない。

 北京は引っ込められない。引っ込めると「香港支配が揺らぐ」「デモに負けた」と見られてしまう。面子から選択肢はない。

 香港政庁と議会、なかでも肝心の香港議会は可決も否決もしたくない。否決できない。北京の面子に泥を塗る自体となる。また可決もしたくはない。香港人の感情が爆発して暴動・鎮圧が置きかねない。


■ 時間切れが一番良い

 つまり可決否決どちらもし難い状態である。

 それなら、可決否決でもない選択肢を取るしか無い。それが「時間切れ」だ。それによる自然消滅あるいは次回議会への繰越である。

 現段階で三者はそれぞれ建前を言っている。だが、本音はみんなとりあえず「時間切れ」で先送りだと思っているはずだ。


■ ヤルゼルスキとワレサが必要

 ただ、それが言えない。

 さらに決められない。行政長官の林さんは自分の政治的自由度を作ろうとしていない。今回はチャンスだがそれをしようとしていない。以前からそうなのでやる気がないのだろう。なにより市民運動側にまだリーダーがいない。

 必要なのは統一労働者党のヤルゼルスキと連帯のワレサだ。連帯や教会を口実にソ連と渡りあうヤルゼルスキと体制とゲームができるワレサがいれば問題はスムースに進む。

 だが香港にはそれがいない。だからどうなるかは全くわからない。



 背景としては香港の地盤沈下もあるのだろう。昔は新中国へのゲートウェイであったため存在感も経済力もあった。だが、いまでは港澳は華南経済圏に埋没する印象すらある。北京に遠慮させる、あるいは跳ね返す力は相当に弱まっているはずだ。
2019.06
09
CM:0
TB:0
00:21
Category : 未分類
 岩波書店の『世界』7月号の斉藤光政さんの記事で名前を出してもらえました。F-35が落ちた際に取材を受けた内容です。「F-35で一番の秘密と考えるのは何か?」の質問に対して「ESのライブラリとロジック」と答えようとして、世間的な言葉ではないので「ソフトウェア」と答えた件です。

いつか『世界』に書けたらいいなあと。あと黒木亮さんの「アパレル攻防」でついに……

 斉藤光政「F35A墜落-日米軍事戦略への衝撃」『世界』2019年7月号 通巻922号(岩波書店,東京.2019)pp.27-32.
2019.06
07
CM:7
TB:0
22:09
Category : 未分類
 ooi@n_mさんは「東北の農民は獣肉魚肉をフンダンに食べていた」という。ooi@n_mさんの発言を総括するとそうなる。

 これは瀬川深さんによるヴィーガニズムに関連する発言に反論をなしたものだ。反ヴィーガニズムに対しかつての日本もほぼ菜食のみに依存していたことを指摘している。
瀬川深@segawashin
何度か書いてるが俺の祖父は岩手山麓の山の中で前近代的な生活を送ってた最後の世代で、聞けば若いころの食など米・麦・大豆・雑穀が専らですよ。魚釣りに行くだの山に野禽取りに行くだのなんて、手間暇と得られる成果考えれば優雅な博打、良く言っても余技でしかないんだよなあ。
https://twitter.com/segawashin/status/1136473604567183360




■ 「江戸の長屋では毎日お寿司と天麩羅が食べられていた」みたいな話だよね

 それにooi@n_mさんは次のように述べている。

ooi@n_m@JDSDE214
岩手山麓在住の祖父の食生活はどうだったか、ってなんか逆張りの人がグダグダ言うてたけど、その辺りの食生活だと
https://www.tohoku-bunko.jp/details/00096.html …
この辺りがそのものずばりの食生活に付いての記録ですな。
https://twitter.com/JDSDE214/status/1136934781550116865

ooi@n_m@JDSDE214
元の話から言えば、岩手山麓の山の中で生活してたというわけで。
"「奥羽山系の食」=山菜、きのこ、すし漬の宝庫" か "県央・紫波での基本食とその食べ方"辺りを当たれば分かりやすい話です。
https://twitter.com/JDSDE214/status/1136959491545546753

ooi@n_m@JDSDE214
"◎買って食べる魚と川でとる魚
 買って食べる海の魚、かすべの煮つけ、川魚・どじょう・つぶ
◎山の動物たちと小家畜
 野山のけだもの、うさぎと鶏、うさぎ汁"
とかにもあるように、タンパク源も獲ってるわけで、余技もヘッタクレも無いんですね、ましてや、海の魚も食べている。
https://twitter.com/JDSDE214/status/1136959493529452548


 毎日「山菜、きのこ、すし漬」(ooi@n_m)「かすべの煮つけ、川魚・どじょう・つぶ
」(ooi@n_m)「野山のけだもの、うさぎと鶏、うさぎ汁"」(ooi@n_m)を食べていたと主張しているわけだ。

 まずは「江戸の町民は毎日お寿司を食べていた」ような話である。もちろん社会階層次第では毎日贅沢な食事はしていただろう。だが、当時大多数の市民にはそのような余裕はない。


■ 「米・麦・大豆・雑穀が専らですよ。」(瀬川)の「専ら」も理解できないらしい

 もちろんそのようなことはない。当時の日本の食事は瀬川さんのいう「米・麦・大豆・雑穀が専らですよ。」だからだ。特に経済的発展が遅れた内陸部ではそうなる。

 まず経済条件から肉類は常食できない。だから「米・麦・大豆・雑穀が専らですよ。」となる。

 当時は100%の白米飯を食えない階層も多い。麦やら粟やら稗やらが混ぜられる。そのような経済状態では海産物を日常的に食べられない。それよりは白米を、あるいは麦ほかの増量を目指す。メザシや身欠きにしてもたまのごちそうでしかない。それを常食できると考えるほうがオカシイ。

 だいたい商店がない。その状況では「山菜、きのこ、すし漬」(ooi@n_m)「かすべの煮つけ、川魚・どじょう・つぶ」(ooi@n_m)「野山のけだもの、うさぎと鶏、うさぎ汁"」(ooi@n_m)を日常的に入手できない。

 さらに採取する暇もない。生業でカツカツだからだ。生きるために畑仕事や山仕事で手一杯である。そこで「家庭消費的な漁労や狩猟をすればいいだろ」と主張するのは相当にズレている。重労働と低賃金で飢餓線上にいる杣人に「お腹が空いたならイワナをとればよい」というようなものだ。

 そもそも調理の手間から嫌がる。生業が忙しいので「かすべの煮つけ」といった面倒な食事はしない。それはハレのときのみだ。



■ 東北に溜め池があると考える(ooi@n_m)

 さらにズレているのは溜め池である。ooi@n_mさっmは東北に食料供給に足りる溜池があると考えている。

ooi@n_m@JDSDE214
そんな、ウチは釣りなんかしてないよ!と言うのは貴方きちんと話を聞いてないでしょう、と言う話で、川の魚を捕るのに釣りなんかしません、仕掛けかけるなり、溜め池やらで養殖して年に1回干したりして一網打尽とか当たり前の話です、主体が菜食でもある程度のタンパク源取るのは当たり前の話です。
https://twitter.com/JDSDE214/status/1136959495228121088


 溜め池は基本的にほぼ西国限りである。人口稠密であり稲作農業かつ水不足の地域に作られる。

 つまり東北にはほとんどない。人口密度は低く稲作依存度も西国ほどではなく水は余っている。資本の蓄積も遅いので投資もない。つまり溜め池そのものがほとんど作られていない。

 その点で「溜め池を干しあげればいいのです」というのは、何もわかっていないということだ。*

 そもそも趣味の漁労と生活のための漁業を混同している。

 漁労は経済的時間的余裕がいる。「仕掛け[を]かける」には仕掛けを買う必要がある。また取れるかとれないかわからない仕掛けを掛けて廻る時間がいる。つまりある程度余裕がある経済状態でなければならない。川漁師を除けばそうだ。

 実際に川で漁労ができるのは自作農程度の経済的余裕がいる。簗やらウケやらウナギ押さえを買うだけの金が必要だ。それらは今のように安価な資材ではない。竹細工や鍛冶屋といった職人手作りである。** 簡単には買えない。

 総括すれば、ooi@n_mさんによる瀬川深さんへの反論はことごとくピント外れということだ。





* 田んぼで魚を養殖するのもまずは関東-越後がほぼ限界である。新潟のメダカ佃煮や関東の金魚養殖までは聞くが以北ではほぼ聞かなくなる。

** 1年くらい前の季刊民族学に有明海の趣味ウナギ漁業の連載があったが、昭和30年ころでも資材は職人手作りであり今のように簡単に手に入るものではなかった。
2019.06
07
CM:0
TB:0
20:40
Category : 未分類
当籤しました 3日目 日曜日 西し19b 隅田金属です。

対機雷戦本を作る予定です。
2019.06
06
CM:8
TB:0
14:18
Category : 未分類
 スーパーカーがブームの時代、免許を持たない小学生がスポーツカーを礼賛していた。彼らが興味を向けるのは最高速力と最大馬力だけである。それ以外は低性能と切り捨てられていた。軽トラックの利便性や経済性にきづく小学生はいなかった。

 (哲)さんの拙記事批判はそれを彷彿させる。

(哲)@Tetsu__tw
あと「小銃はボルトアクションで十分」はな、まず筆者の名前を見るんじゃ
そして閉じろ
次からはその名前を見たらページ閉じられるようになろうな
https://twitter.com/Tetsu__tw/status/1136440815754989569
 
これは拙記事「海自・航自はボルトアクション小銃でよい」(航自を含む題名は編集部)への批判にもとづいた発言だ。だがその中身は軽トラの利便性や経済性に気づかない小学生を彷彿させるものだ。


■ (哲)さんは64とボルトアクションを使ったことがあるか?

 まず(哲)さんは64とボルトアクションの両方使ったことがあるのだろうか?

 使ったことがあればボルトアクションは馬鹿にはしない。実用上の問題はない。発射速度は遅くもない。普通に構えたままでボルトの開閉もできる。なにより手間がかからない。ボルトを外して洗矢を通せば整備は終わる。ボルトほか機構の分解整備の必要もない。実際に10年使ったボルトを分解したが特に汚れもない。

 逆に64が勝つ要素もない。警備で配分する弾薬数は極めて少ないからだ。半自動射撃も2割の銃はほぼ手動の必要性が生じる。回転不良あるいは撃発不良で尾栓の引き直しが必要となるからだ。

 だいたい、半自動射撃にしても2発目以降は狙い直す必要がある。そうしなければ集弾域は姿勢で狙っている範囲にとどまるだけだ。伏射あるいは委託しなければ2発目はアサッテだ。


■ 自隊警備の水準もご存じない

 また自隊警備の水準もご存知なのだろうか? といった疑問も浮かぶ。

 自隊警備で渡す弾薬数は少ない。連発どころか半自動で撃っても無くなる。この状況で自動銃の利点は生かせない。

 また警備は交戦を前提としない。基本的には警備員の巡回と変わらない。小銃はあるから渡す程度である。それに64を渡す理由も、たまたま在庫があるから渡しているだけだ。以前は全自動がないガーラントであった。また今でもトンプソンは使われている。自隊警備ではなんでもよいのだ。

 そもそも海空による自隊警備と陸戦の差の理解も怪しい。

(哲)さんほかは野戦や前線近くでの戦闘だけを念頭においている風がある。だから火力でしか評価できない。

 だが、海空自にとって小銃は戦闘がない後方域で使うものだ。しかも海空基地の周囲は警察ほかの警備も厳重となっている。そこで火力ベースの評価は意味を持たない。

 それを理解していない。あるいは全ての海空隊員が専従の特殊部隊や警衛隊のような陸戦対応をすると考えているのだろう。A4やBARといった機関銃を含む本格編制を取るのは彼らだけだ。

 発言を遡るとサバゲに興じる写真が出ている。そこで遊戯銃をもってご満悦のご様子である。その意識で小銃を評しているのだろう。かつての小学生が模型を手にしてスーパーカーの品定めをしているように。



■ (オマケ)まあ軍事研究の自由とかのタイプみたいだしね

 軍事と大学との、いわく因縁を知らずに気軽な発言をするような方だからねえ。
(哲)@Tetsu__tw
ウチの(助)教授、軍事研究はしないって言い張ってるけどコレ関係はすっごい関わってるあたり分かってんのか感はある
https://twitter.com/Tetsu__tw/status/834404917716545539


 学部生が院生かしらないけど、「『軍事研究はしない』はお花畑」とかいってそうだね。あの界隈は語彙も論理展開も理解力も豊かじゃないから、なんても「お花畑」っていうし、それで勝ったつもりになれるからねえ。

 あるいは問題の説明でよく出てくる「実際には2つに別れている」も理解できないかもしれない。「マルクス的理解から資本家は一つと思い込んでいるけど、実際はケインズが指摘したように金主と経営者の2つに分かれる」と説明しても「資本家は資本家だろ」というようなものだ。

 お理工さんにたまにいる抽象と具体の間を行ったり来たりできない子はそれができない。

 その点でも理解は厳しいのだろうね。「自衛隊の小銃用途は戦闘と一括りされて理解される。だが、実際には戦闘正面での熾烈な陸戦と安全性が期待できる後方域での警備と大きく2つの用途に大別される」といっても駄目な子はだめだから。
2019.06
05
CM:0
TB:0
12:35
Category : 未分類
 柵ほかで囲まれていない土地の出入りは違法ではない。不法侵入は家屋に付随する宅地や囲障地でのみ成立する概念である。田畑や牧草地を含めて何も囲っていない土地への進入を咎める決まりはない。


■ 自分の土地でもないのに怒るヤツ

 だが、最近ではそれに文句をつける話がある。写真を取るために立ち入ったことを詫びる発言があり、それを違法であるかのように責める話だ。

tomoya akiba@tomoyakiba
【牧草地への不法侵入に関する謝罪と皆さんにお伝えしたい事】
2019年6月1日、中標津町の摩周湖中標津線付近の牧草地に無断で車で侵入して写真撮影を行い、インスタグラムとツイッターに掲載してしまいました。
https://twitter.com/tomoyakiba/status/1135337265541001216


tomoya akiba@tomoyakiba
牧草地や農地での写真撮影は、私有地への不法侵入であるばかりか、牧草や農作物に被害を与へ、タイヤや靴裏から持ち込まれる害虫により、訪れた農場だけでなく、地域全体を巻き込んだ家畜伝染病被害につながるリスクのある危険行為です。
https://twitter.com/tomoyakiba/status/1135337482197774336


K(カフェ巡り垢)@kirarakinmosa返信先: @tomoyakibaさん
まず第一に、人の土地に入る違法行為をしているのが問題で農作物云々は関係なく、あなたの倫理観の欠如が問題なだけです。
https://twitter.com/kirarakinmosa/status/1135778822291279873


うロコ雲@u_loco
返信先: @tomoyakibaさん
頭悪いのかね。こういうバカが北海道をダメにする。
RT @tomoyakiba: 【牧草地への不法侵入に関する謝罪と皆さんにお伝えしたい事】
2019年6月1日、中標津町の摩周湖中標津線付近の牧草地に無断で車で侵入して写真撮影を行い、インスタグラムとツイッターに掲載してしまいました。
https://twitter.com/u_loco/status/1135884576767610881


 自分の土地でもないのに怒るのは滑稽でしかない。土地に入られた農家でもないのに説教するのは何様であるか。

 そもそも謝る方も謝る方である。人の土地に入ったことに罪悪感があるのはいいだろう。だが、それを謝る相手は農場主である。世間ではない。だが謝罪をする。した形を取る。そこには助平心がある。謝ったことを誇る雰囲気がある。謝罪により自分を持ち上げる計算がある。外見は殊勝に見えて内面はソロバンづくなのだろう。


■ いやなら棒杭に鉄線でも貼っとけ

 この手の話で不思議なのは入られた農家による反駁はほぼ見ないことだ。

 本人たちは「囲わない農地は立入禁止できない」と知っているためだろう。「柵で囲わず立ち入り禁止の掲示もしないのが悪い」あたりが農家側の本音である。

 少なくとも関東では田畑に入られるにしてもまず「立入禁止」といった文句はつけない。違法行為ではないことを漠然と知っている。だから「入られると困るんで出ていってくれ」「畦を壊すな」程度である。

 本当に立ち入りを禁止したければ「松杭を打って番線でも引いとけ」ということだ。そこらで伐った竹を指してスズランテープを巡らせる、立ち入り禁止の看板を立てるでもよい。

 何もしないで立入禁止とは何事かということだ。

 それからしても「非常識、線虫やらの病原体ガー」の指摘する説教はどうかしている。

 本当に当事者ならマヌケにすぎる。線虫やら病原体やら口蹄疫が嫌、1000万2000万円の損害が嫌なら無精して囲障する手間を省くな。道徳やら非常識で説教するなということだ。

 さらに当事者でないやつの怒りはエゴでしかない。農地も持っていないのに当事者「病原体が」というが、それは怒ったフリである。怒り説教することで相手に有利に立ちたいといったアレだ。



■ (オマケ)

 そいや、口蹄疫で「民主党ガー」といってた人って、自民党政権下での豚コレラに文句もつけないし、うなぎやマグロ問題での無作為に何もいわないよねえと。

 まー、どこの政権党でもかわらないけどね。自民党が政権党でも口蹄疫は発生して同じ対応となったし、民主党系がいま政権もっていても豚コレラは発生して対応に苦慮するわけだけど。
2019.06
03
CM:2
TB:0
22:05
Category : 未分類
 ここ1-2ヶ月あまりヴィーガン批判が盛んとなっている。「肉食ってないから凶暴」やら「大量の微小生物を虐殺する野菜生産を支持する矛盾」といったものだ。

 だが、菜食主義はそれほど突拍子がないものではない。ジャイナ教徒や仏教徒の理想でもある。それをバカにするのはどうかしているものだ。


■ 会ったこともない胸顔人の批判

 なによりヴィーガンという人はまず見ない。その見たことも話したこともない。当然ながら迷惑を掛けられたこともない。そのような人々を「連中は危険だ」と言い出すのは不思議なものだ。

 まずは胸顔人の批判ではないか。中世地図に出てくるゾゴックのような人種である。調べるとブレムミュアエという。山海経にも刑天として出てくるという。

 あったこともないヴィーガンについて「肉食ってないから凶暴」と言い立てる。まずは存在しない胸顔人を批判する態度に似ている。


■ [反ヴィーガンの]「連中は自分たちのことを理性的と思い込んでいる」(瀬川)

 一月くらい前にそう書こうと思っていた。忙しくて未着手で終わったけど。

 それを瀬川さんの発言で思い出してちょいちょい書いた。カウンターのつもりでやっている動物はおかずデモのアレさを指摘する発言である。

瀬川深Segawa Shin@segawashin
個人的には肉屋襲うなどしない限りヴィーガンは好きにしろと思っているし、マイルド~ガチヴィーガンの知人たちのスジを通した感じはある種好ましく思ってもいるのだが、それにしたってアンチのこのみすぼらしさはどうしたことだ。はっきり言えば、本質的にはどうでもいいと思ってるからじゃないか。
https://twitter.com/segawashin/status/1135305871007731712

瀬川深Segawa Shin@segawashin
日本で普通に生きていればヴィーガニズムからは実害を被るどころか接点すら薄弱だろうに、専らネット由来の情報で嫌い、馬鹿にし、嫌がらせまでする連中とは要するに幼稚な差別主義者と断じて差し支えないのではないか。ところが連中は自分たちのことを理性的と思い込んでいるらしい。なんたる錯誤。
https://twitter.com/segawashin/status/1135330230044729344


 なにより「専らネット由来の情報で嫌い、馬鹿にし、嫌がらせまでする連中とは要するに幼稚な差別主義者と断じて差し支えないのではないか。ところが連中は自分たちのことを理性的と思い込んでいるらしい。」(瀬川)が素晴らしい。

 これは自分の胸顔人の先に潜在していた語句である。自分の心持ちにあり、喉まで出かかっていた言葉である。本来出るべき言葉である。それが一月前は出なかった。それが出てきたカタルシスがある。流石に医業もできる小説家である。
2019.05
23
CM:8
TB:0
13:53
Category : 未分類
 5月ころには電離層反射以上が出やすい。普段は短波しか反射しないのに超短波も反射することがある。九州で韓国のTVがみられるといった現象すら起こりうる。

 それが先程発生。12時58分から13時06分にかけて87.5Mhzで中国語放送が聞こえた。車の「シガレットから電波とばすMP3」を外したところ雑音ではなく放送がはいっている。それも中国語。

 1分程度雑音混じりに安定して、1分程度聞こえなくなる程度、FMの特性上では限界ではそうなる。

 家に帰って周波数を調べると、珠海交通音乐广播が87.5と出る。まあ、あまりにも遠いので東北あたりの市广播あたりだろうとは思うけどね。ちなみにワッチ中に周波数をすこしづつずらして調べるとやはりピークは87.5Mhz、そして87.3MhzのCityFMさいたまと88.0Mhzの日本語放送局とは別だった。


■ マコーミックの刈り取り機械

 あと、Eスポだけではなんなので。

 岩波で予告がかかった映画、第一次世界大戦フランスの銃後で女だけで農家を切り盛りする話。

 昨年103歳で死んだ婆さんがまったくそれだった。母方の爺様は暦年で13年、年数計算で10年チョイ徴兵されたままで+シベリア2年だった。その間にそれなりの広さがある自作農の田んぼを婆さんはあんま働かない義理の両親と3人で切り回していた。

 だから戦争中のことはあんま覚えていなかったという。実際にあんまり話さなかった。硫黄島で死んだ弟(孫から見れば大叔父、多分、海軍の年少兵)の話も聞かず葬式で初めて聞いた。



 ちなみに上を再生して始まるカットで「マコーミックの刈り取り機械?」と思った。マコーミック製ではないだろうけど畜力式の刈り取り機械ではないかと思う。でも予告でトラクターも出てくるんだけどね。(今、再生して見返したら「マコーミック」って書いてあるね)
2019.05
22
CM:6
TB:0
01:50
Category : 未分類
 男にはつらい映画だとわかっていても見なければならないことがあります。

 岩波ホールで『ニューヨーク公共図書館』を見てきました。ホント、3時間25分の恐怖でした。ノンフィクションとしての面白さがあり、寝たりすることもなくはしませんがやはり長いものです。



 ですが、あることに気づいてからはそれが吹っ飛びました。

 それは「いいこと映画ではない」ことです。「ほんわか」した「いいこと映画」ではなく、組織が生き残りを掛けて変化し、生き残っていく話であるということです。

 その点で宣伝ほかと映画の本質は完全に異なっています。この映画についての最大の発見はそれでした。


■ ニューヨーク図書館は偉い! の事前紹介

 事前の映画紹介は、ほんわかしたいい話です。宣伝等の紹介ではニューヨークの図書館が頑張ってる。偉い。就職援護やっている。偉い。新しいアメリカ人のためのコーナーとしてグリーンカードのとり方の本おいている。偉い。モバイルWIFIでインターネットの普及やら年寄りにパソコンやダンスを教えている。偉い。そんな内容です。

 でも、実際の内容は「ニューヨーク図書館がどう生き残るか」です。映画は現場と幹部職員の会議シーンを行ったり来たりします。そして、そこでのたしかに現場のシーンはほんわかしたいい話です。対してもう一つの幹部職員の会議のシーンは「如何に市から金をぶっこ抜くか」といった話に終始しています。

 幹部会議のシーンをみれば「市民のためのいいこと」も組織が生き残るための手段にみえます。市民を図書館の味方につける、マイノリティを図書館の支持者とする、将来の有権者の子供を図書館のファンにする。そうともとれるわけです。実際にそうなのでしょう。

 もちろん、やっていることはいいことです。世間の人の役に立つことをしています。その点で悪いことしているといいたいわけでも、奴らは銭ゲバといいたいわけでもありません。


■ 政府自治体の図書館じゃないからね

 なぜそうなるか?

 ニューヨーク図書館は政府施設ではないためです。あくまでも公共図書館のわけです。親方星条旗ではない。ほっておいてもお金はもらえないというわけです。

 変化し、努力しなければ生き残れない。それが新しいサービスを提供する動機となるわけです。市民を図書館の味方につけなかれば滅びる。あるいは衰微する。そのような危機感があるわけです。

 ですから、直接に日本の図書館と比較できるわけではない。ニューヨーク公共図書館を出して「アメリカの図書館は」「対して日本の図書館は」の出羽守は通用しないということです。


■ 「議会図書館あるじゃん」

 なお、他にも勘違いしやすい要素もあります。米国最大の、あるいは米国図書館の首席であるといった理解です。

 その規模や建築の格式、稀覯書から日本人観客はそう勘違いしやすいでしょう。ジェファーソンの草稿といったあたりです。

 でも、米国図書館の筆頭はあくまでも米議会図書館です。ニューヨーク公共図書館ではありません。ハーバード大学やカリフォルニア大学もあるわけです。該当するのは広尾の都立中央図書館あたりでしょう。


■ 黒人文化研究所ほか

 黒人問題のウエイトが大きいことも特徴でしょう。現場のシーンで黒人問題は歴史的な奴隷制度を含めて4回でてきます。セネガルの奴隷で大儲けする王族と奴隷防衛機に反対する宗教指導者、黒人文化研究所の資料が奴隷解放運動で裁判資料として使われた、カール・マルクスによる奴隷制度評価とリンカーンへの書簡、そして教科書問題です。

 一番最後の教科書問題は日本と同じです。かつて奴隷制度があったことを隠したい意図がそこにある。マグロウビルの教科書には「黒人はアフリカから労働のためにやってきた」とある。その記述は英国からの年季奉公人の扱いよりも軽い。そのような内容です。アメリカ版の扶桑社教科書みたいなものなのでしょう。

 ちなみにその教科書はテキサスで売れているとのこと。日本でもアレ系の市長やアレ系の議会やアレ系の文部副大臣が力を発揮できる地域でアレ系の教科書が押し付けられるのと同じでしょう。


■ 音楽におけるシミュラクラ効果で狼と香辛料になってしまう

 どうでもいい内容とすれば、木管楽器の演奏会ですかね。図書館の演奏会で演奏家4人が中世っぽい音楽をピーヒャラしているのですが、どっかで聞いた感じかと思ったら狼と香辛料のBGMそっくりという。それに気づくと以降は香辛料にしか聞こえないという。

 なんといいますかね。シミュラクラですか。毒蝮が出囃子に「WHIPPED CREAM 」を使われた結果、元の音楽の価値は完全に上書きされる「毒蝮三太夫のミュージックプレゼント」にしか聞こえなくなるアレですね。




 21日に見に行ったのですが午前午後が混んでいるとのことで夕方6時15分の回にしました。観客は30人位、1時間前にチケット買ったら5番でした。映画が終わるのは21時50分ね。あとは背広が多いのは図書館関係者が見に来ているとかTRCあたりがチケット大量購入したのではないかと見ています。
2019.05
18
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22:14
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 菊池誠さんが殊勝なご発言をしていらっしゃる

菊池さんの殊勝なご発言
kikumaco(5/31ベアーズ・レコ発)@kikumaco
反原発に有利だのだの原発推進に有利だの不利だのという理由で放射能デマ批判を控えたりする人間はニセ科学批判者としても信用できないのですよね
https://twitter.com/kikumaco/status/1129616738058825728

とのことである。


■ 早野龍五さんの論文批判を控えたりする菊池誠さん

 では、早野龍五さんの論文に対する態度はどのようなものだろうか? 

 岩波の『科学』に批判記事がでた論文の件だ。 放射線量を低く見積もる側により依頼され、データを提供された件を黙っていた利益相反不言及、不適切な個人情報の取扱、データの評価は全て放射線量を減らす側に解釈した件への反応である。*

 菊池さんは阪大理工の先生、科学の学者さんでいらっしゃる。そのようなご商売の方はニセ科学以上に研究倫理に厳しくなけらばならないはずだ。

 そこでツイッターの検索窓で「早野龍五 from:kikumaco since:2019-01-01 until:2019-05-31」で検索してみた。その結果は次のとおりだ。

早野龍五 from:kikumaco since:2019-01-01 until:2019-05-31の検索結果はありません
申し訳ありませんが、検索結果が見つかりませんでした。


 見事な言行不一致としかいいようはない。まず「反原発に有利だのだの原発推進に有利だの不利だのという理由で」(菊池) 早野論文「批判を控えたりする人間はニセ科学批判者としても信用できないのですよね」(菊池)といわれても仕方ないだろう。


■ 科学的に胡散臭い論文を書いても擁護する松浦晋也さん

 なお、同様にいつも小学校の道徳授業のようにそれっぽいことをおっしゃっている方でも検索してみた。

 もちろん松浦晋也さんである。

<早野龍五 from:ShinyaMatsuura since:2019-01-01 until:2019-05-31の検索結果はありません
申し訳ありませんが、検索結果が見つかりませんでした。


 もちろん松浦さんは早野さんを擁護する立場である。早野さん批判した惣田監督に言葉尻の反駁をなし早野さんを間接援護したこともある。
想田和弘@KazuhiroSoda
僕は放射線に関しては専門家じゃないし、早野龍五氏らが出してくるデータや計算については批判・検討する能力などない。しかし東電や政府を絶対に批判しようとせず、安全とは言い切れぬはずのことまで安全と断言する早野氏の言動には、高度な政治性と胡散臭いものを感じてきた。
https://twitter.com/KazuhiroSoda/status/1080143312412135424


松浦晋也@ShinyaMatsuura
「(自分に)批判・検討する能力などない。」と言いつつ、「安全とは言い切れぬはず」と検討し、「言い切れぬはずのことまで安全と断言する」と批判していた。自己矛盾。
https://twitter.com/ShinyaMatsuura/status/1081348780396429312


 党派性の前には科学的に胡散臭い論文を書いても一切批判しないのだろう。松浦さんが批判するニセ科学と同じなのに扱いが違うもんだよね。



* 筆者は『科学』2019年3月号で読んだが、そちらの方がわかりやすかった。
  黒川真一「被曝防護には空間線量そのものを使うことが妥当である -信頼性なく被曝線量を過小評価する宮崎早野第一論文」『科学』1039(東京、岩波書店、2019年)pp.270-286
2019.05
11
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23:58
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 もともと空は誰のものでもない。飛行機が登場して以降、誰の土地の上であっても自由に飛行でき、利用できる。それが本則である。これはさかのぼれば凧や気球の時代からそのようにされてきていた。

 その点でドローン規制法の改正案は従来の慣習を超えている。これまで確保されてきた自衛隊や米軍基地における上空利用の権利を奪う形である。


■ もへもへさんの的外れ反論

 だが、ネトウヨ層はそれに気づかずさらにピント外れの反論をしている。

 例えば、もへもへさんの反論がそれだ。

もへもへ@gerogeroR
軍事基地の上空をドローンがとぶことを規制するなってやったらテロにも使われるしスパイにも使われる。
後、軍用機がとぶところに「ドローンをとばす」ってのがどんだけ危ないか理解してないんですか?
簡単にいえば「空港の滑走路上空にドローンをとばすのに賛成ですか?って話。馬鹿すぎる。
蓮舫・立憲民主党(りっけん)@renho_sha
対案をまとめました。
小型無人機ドローンによる自衛隊や在日米軍基地上空の飛行禁止を盛り込んだドローン規制法改正案に対し、国民の知る権利、報道の自由を鑑み、報道目的の場合は原則、防衛関係施設上空の飛行を認める内容です。…
https://twitter.com/renho_sha/status/1126739568806350848

https://twitter.com/gerogeroR/status/1127084065801129985



■ 従来の上空利用の権利を踏まえていない反論

 まず、従来の上空利用の権利を理解できていない。誰でも凧や飛行機は他人の所有地の上を飛ばして差し支えない。そこから撮影しても差し支えはない。

 そして、その慣習的権利の存在や行使の実績も踏まずドローンについてのみ規制は当然という。「軍事基地の上空をドローンがとぶことを規制するなってやったらテロにも使われるしスパイにも使われる。」(もへもへ)とはそういうことだ。


■ 「基地=飛行場」といった誤り

 さらに基地と飛行場を混同している。「軍用機がとぶところに「ドローンをとばす」ってのがどんだけ危ないか理解してないんですか?」(もへもへ)とある。これは、もへもへさん「自衛隊基地や在日米軍基地はすべて飛行場である」といった誤った理解を示している。

 当然だが、自衛隊基地も在日米軍基地は飛行場ではない。飛行場ではない基地も多数存在している。その点で、もへもへさんの反論は的はずれである。

 その上、飛行場周辺での飛行の問題は従来法ですでに解決済である。平成27年航空法改正により飛行機の運行と人家密集地帯の上空に関しては既に法的に規制されている。

 つまりこの点でも反論は的はずれである。「軍用機がとぶところに「ドローンをとばす」ってのがどんだけ危ないか理解してないんですか?」(もへもへ)は「軍用機が発着する場所に関してはドローン他の飛行物体は規制されている」ことを知らない発言だからだ。


■ 基地上空飛行を禁止なんて旧共産圏の話だよね

 なお、もへもへさんの的外れの反論はその後も続く。

 例えば、次の的外れである。
もへもへ@gerogeroR
そもそも軍事基地上空に報道機関なら自由に飛行できる国なんて存在するんかいな。知らんけど。普通絶対させないぞ。
あと「報道機関のみ」って「報道機関をどこが選別」するの?国?それこそ平等に反しない?個人がジャーナリストなのったらどうするの?
https://twitter.com/gerogeroR/status/1127084826920570881


 西側では冷戦時代でも軍事基地に上空飛行禁止をかけていない。当時の海外報道でも普通に上空から撮影されていた。それをご存じないのだろうか

 その点で、もへもへさんの発想は当時の共産圏あるいは軍事独裁国家の反応でしかない。「 軍事基地上空に報道機関なら自由に飛行できる国なんて存在するんかいな。知らんけど。普通絶対させないぞ。」(もへもへ)といいだすのはそういうことだ。


■ 法的に齟齬もないのに「整合性がとれない」(もへもへ)だって

 また、次の発言も現行の法的体制を承知しない的外れを示すものだ。
もへもへ@gerogeroR
これを認めるなら関空や成田や那覇空港の上空にドローンをとばすのも容認しないと整合性とれないぞ。
https://twitter.com/gerogeroR/status/1127085087600701442


 もへもへさんは従来の2つの法律をご存じない。既述のように航空法改正により飛行場の上空は既に規制されていることを知らない。そしてドローン規制法の対象に基地は含まれていないこともしらない。

 なによりもそこに整合性の齟齬が生じない。それを承知していない。やはり相当に粗雑な発言である。


■ 蓮舫さんの方が頭がいいよね(オマケ)

 まあ、少なくとも言えるのは「蓮舫さんの方が頭いいよね」ということだ。

 その発言は妥当だ。「従来、上空の利用は自由である」「飛行機でOKなことがなんでドローンは駄目なのか」といった従来慣習やドローン利用の妥当性、さらにはこれまでの法的規制、すべてを踏まえているのは蓮舫さんの方だからだ。

 対して蓮舫さんを小馬鹿にしている、もへもへさんほかはそのあたりを全くご存じない。

 もちろん、もへもへさんの頭がいいか悪いかは知らない。

 だが、間違いなく蓮舫さんのほうが頭がよい。それは確かである。このカシオミニをかけてもいい。
2019.05
05
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13:00
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「中国新型駆逐艦脅威にあらず」がアップされてました。

・ ジャパンインデプス(https://japan-indepth.jp/?p=45641
・ ヤホオヂャパン(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190504-00010001-jindepth-int

です。良ければ御覧ください。借題は「日米にとってむしろ好都合な中国新型駆逐艦『南昌艦』」出だしましたが確かに長いので、、まずは「中国新型駆逐艦脅威にあらず」くらいでしょうねえ。

 で、1箇所「ソノブイ」が「ソナブイ」となっていました。勝手に直されたのかなと思ったら、自分の元原稿でもそうなってました。なんでそう打ったのか自分でもわかりません。推敲で「使い捨てソナー」とか書いた記憶もあるので、そのあたりでなんかうち間違えたのかとも思います
2019.05
03
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22:44
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 場違い感というものがある。本来出てくるべきものが出てこない。代わりにパチモノ臭あふれるマテリアルが出てくる状態である。『ドラえもん』について論じる記事の図版に、うまい棒のアレがでてくる状況である。

 Calciさんの政治経済主張も同じだ。物価を提示する上でIMFや世界銀行統計ではなく「マーサー世界生活費調査」とやらが出てくるためだ。

 次の発言にぶら下がる形で提示された統計がそれだ。
Calci@Calcijp
日本の国力が低下したから日本の物価が安くなったとか大嘘だよね。実際には東京が世界第3位の物価が高い都市。日本の悪口を言いたい奴はどんな嘘でもつく。
https://twitter.com/Calcijp/status/1124144144773816321

コミケ医者は何の統計であるかを見ない

 そもそも日本の地位・国力低下を指摘することを「日本の悪口」(Calci)と扱うあたりでグンニョリと来る。

 日本経済の地位は低下は事実である。1990年は世界GDP合算で日本GDPは13.7%を占めていた。それが今では6.2%でしかない。一人あたりGDPも相対的に低下している。世界経済が成長する状況で日本経済は成長できていない。つまり相対的地位は低落している。

 それを認めないのはご自由だろう。ブラジルの勝ち組のように日本経済は連戦連勝であると勝手に信じればいいだろう。

 だが、事実の指摘を虚偽と言い出すあたりで不快感がある。「日本の悪口を言いたい奴はどんな嘘でもつく。」(Calci)と嘘つき扱いする。まずもってネトウヨの所業である。


■ パチモノ臭い「マーサー世界生活費調査」でご満悦

 そして出てくる統計がパチモノ臭い。「マーサー世界生活費調査」とやらを出している。IMFでも世界銀行でも日本の公的機関でもない調査を出して「実際には東京が世界第3位の物価が高い都市。」エッヘンと自慢げである。

 そのハズレぶりには反論したくなるものだ。アレ主張のアレにアテられる不快感がある。その不快感から快復するためにはコントルリポストの一つもしたくなるものである。

 果たして日本の物価は今なお高いのか?

 そうではない。OECDの消費者物価(物価指数)をみると「実際には東京が世界第3位の物価が高い都市。」(Calci)こそが疑わしい数字である。そしてCalciさんが反駁していた「日本の国力が低下したから日本の物価が安くなった」(Calci)が正しいことが窺えるものだ。
物価指数
G7とオーストラリアと中国の消費指数を提示した。ちなみにスイス、ノルウェー、アイスランドは豪よりも高いし、デンマーク、スウェーデン、フィンランドは日本よりも高い
https://data.oecd.org/price/price-level-indices.htm#indicator-chart

 ちなみに「マーサー世界生活費調査」はこの際に提示する数字としては不適である。駐在員の生活を維持する上での物価水準だからだ。これは「世界でも東京の物価は高いというのは本当か?」https://ent.smt.docomo.ne.jp/article/1256130で指摘されている。

 もちろん、それは常識ではない。

 だが、少し考えればその疑いに至る。だいたい当今の東京の物価がニューヨークやチューリヒよりも高いといった調査はオカシイと築くのが当然だからだ。物価を時給で割った数字といったものではないかといった疑問が湧く。あとはググれば駐在員限定の物価指数だよといった検索結果は出てくるものだ。


■ トンチンカンであることへの嫌悪感がね

 ホリエモンは別段に嫌いではない。ナニサマのつもりかとは思うし、商売人としても碌なものでもないとは思う。だが、別段に嫌悪感はない。たぶん、性格が悪いだけであって頭が悪いわけではないからだ。

 だがCalciさんには嫌悪感しかない。医者としてどうかしらない。だが発言を見ているとロジックや根拠の外れっぷりにアテられる。これは世間一般についての発言だけではない。オタク趣味の受容でも表層的にすぎる。そのハズレぶりは嫌悪感を伴う。積極的にその誤りを指摘したくなるものだ。

 おそらくは岸信介と安倍晋三の差に近い。爺様には嫌悪感はないが孫には嫌悪感しかないことに近い。少なくとも岸信介は馬鹿ではなかった。また妖怪だったが女房を政治に容喙させなかった。
2019.05
02
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17:11
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 無線は飛んだり飛ばなかったりする。電波状況次第でいくらでも変わる。これは聞くだけでもわかるし、使えばさらにわかる。

 それをヘッドセットをつけて飛行機乗った写真を使う御仁が「絶対に聞こえない」という。極めて興味深い事態である。

無線は飛ぶのに
和泉守兼定@netsensor1
有料記事のため最後まで読めなかったが、完全に嘘の話がてんこ盛り。大体無線の通信が入ったままで「海軍のバカヤロー」が聞こえたって、当時の最新の無線3式空1号無線(通達距離最大約185Km)では作戦海域の声は絶対に聞こえない。モールス信号の信号音だけが頼り。毎度毎度毎日新聞いい加減にしろ。
https://twitter.com/netsensor1/status/1123177254626836480



■ ボクの大好きな特攻隊員が恨み節を言うわけがない(和泉守)

 「特攻隊員が海軍を怨嗟した通信をした」への反論である。

 和泉守さんからすれば「特攻隊員は日本軍隊を怨嗟した」は気に食わない発言なのだろう。

 だから「特攻隊員はそんなことを言っていない」と強弁している。それが「無線の通信距離は100マイルだから通信できない」だ。

 だが、無線のスペック上の到達距離が足りなかったところで「特攻隊員は怨嗟していた」は否定されない。「日本軍隊、日本の体制に恨みを持っていなかった」は成り立たないからだ。

 なによりもその発言は和泉守さんの真の主張を補強しない。「特攻隊員は純真純朴」の主張はその反論で成り立つわけではないからだ。


■ 実際の無線到達距離をご存知ない和泉守さん

 さらにいえば「当時の最新の無線3式空1号無線(通達距離最大約185Km)では作戦海域の声は絶対に聞こえない。」(和泉守)も不思議な主張だ。

 これはホントに無線機を、それもAM系変調ほかを聞いた、使った立場からすればそんな事は言わない内容だからだ。

 だいたい3式空1号とやらは長距離を飛びかねない無線機だ。終末段で15w、周波数帯4Mhzである。まずは相当に飛ぶ。しかも「旧軍無線機は使い物にならない」はどっちかといえば受信側の話であり、しかも飛行機側の問題である。電波状況が良好でしかも陸上ワッチなら下手すれば1000kmは飛ぶ。

 それを「絶対に聞こえない。」(和泉守)とおっしゃっている。それはやはり不思議である。ヘッドセットつけて飛行機乗っているような写真を使う御仁であれば無線や電波がどのようなものかは承知しているはずだからだ。


■ 不都合な発言をすると「あのジジィはタダの下士官」の神立さん(クヒオ将校)

 ちなみに大本の発言は保阪正康さんによる。それを毎日新聞が記事化したものだ。

 そして、その発言にはゼロ戦警察(自営)の神立さんも文句を言っていた。

神立尚紀@koudachinaoki
同じ相手からインタビューしていながら、ご自分の都合のいいよう纏めてしまう。この人、いったい何を取材してきたんだろう。この人は信用できんと、何人かの然るべき元隊員も言っていた。
特攻70年:「特攻は日本の恥部、美化は怖い」保阪正康さんインタビュー - 毎日新聞
https://twitter.com/koudachinaoki/status/1123284441273495552
 

 その反論の様式が従来どおりである点は興味深い。

 神立さんは旧軍軍人の発言について「ご自分の都合のいい」発言だけを評価し、それに反する主張は「この人は信用できん」と切り捨ててきた。日本軍隊を賛美し体制擁護の発言だけを評価し、そうでない人は否定してきた。

 例えば「戦争はろくなもんじゃないといったパイロット」を「あのジジィは昔と言ってることが違う」(https://twitter.com/koudachinaoki/status/1096802826167021568)と切り捨てている。また「あいつは機関科だから作戦に参加していない」(https://twitter.com/koudachinaoki/status/1000057279352258561)や「下士官・兵風情に戦略を聞くな」(https://twitter.com/koudachinaoki/status/1023373920416587776)と曰わっている。自分は戦争どころか軍隊にも入ったこともないのにたいした将校(クヒオ)きどりなものだ。


■ 神立式世界観はブラック企業の「200時間残業は自発的意思、強要してない」と同じだよね

 今回はそれを「特攻隊員は純真純朴」にも適用している。「特攻隊員は自発的、高潔」は旧日本軍隊の賛美や体制擁護、反「反戦」スタンスと同じ価値をもつのだろう。

 まずは気持ち悪いものだけれどもね。「特攻隊員はなんの組織・社会的圧力もない状況で自発的意思で特攻を志願した」 いい歳こいてそんな神話を信じている。その価値観がねえ。「会社は圧力をかけていない。責任感から自発的に残業して誰も恨まずに過労死した」世界観だよねと。



 まあ、神立さんはゼロ戦パイロットお下がりの中古スポーツカーで自損事故おこしてくれないかなあとは希うものだよ。そしたらオレお赤飯焚いて「神様ありがとう」って近所の神社に500円玉の賽銭を投げてくるね。
2019.04
30
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13:14
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東奥日報にコメントが載りました

 「三沢沖墜落のF35A 日米、大掛かりな捜索も長期化」にコメントが載りました。
・ https://www.toonippo.co.jp/articles/-/184981
  WEB東奥日報です PCだと登録必要/スマホはそのままで読めます
・ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190428-00000001-webtoo-l02
  ヤフージャパンです
よかったら御覧ください。

■ 質問は一番の秘密と海流の影響

 これは「一番の秘密はなにか?」「海流の影響はどれくらいであるか?」について尋ねられたものです。

 前者は「ESMデータベースと脅威判定のロジックと重み付け、でも多分自動消去される」「だからやはりESM、レーダ、システム、ステルス技術」と答えて「ソフトウェアが最重要だけど多分消えてるからハード」と答えた中身です。

 後者は、ほぼ「海流は表層を」以下の部分です。同じことを言った海自関係者がいるとのことで間違いではなかったと安堵しています。

 あとは、従来に外海であった墜落機改修の事例を挙げました。
外海に墜落した飛行機の捜索では94年の浜松沖が陸岸から50km、95年の宿毛沖が島から20km、91年の三沢沖の米軍爆弾投棄捜索が天ヶ森から12kmです。他にも投入艦船や乗員は墜落飛行機の捜索が専門でもないので、これも捜索を難しくする原因だと思います

記事の「過去の自衛隊機を見ると、墜落地点が海岸から20~50キロ程度と比較的近かったため今回ほど[捜索]範囲も拡大しなかった。」は短くキレイに要約されたと思います。


■ 中露は回収しない、は書きませんでした

 あとは「実際には中露は回収に来ない」とも付け加えようかと思いましたが、記事趣旨からはズレるだろうなと考えてそれは書きませんでした。

 ヨーロッパ正面ならともかく極東ロシアではそれは無理です。

 中国は海底落下物の回収は日本EEZ内ではそもそもやりません。沖ノ鳥島とか東シナ海大陸棚のように領域主張はできません。さらにいえば中国政治はああ言われてはいますが一種の文治主義、徳治主義もある。*1 大義名分も立てられずに他国領域で事故機を奪うことはしません。もちろん自国領域に落ちれば回収して解析するでしょうけど。



*1 なんか甘い。というか学級会の正義みたいな建前論を持ち出して、それを押しとおすようなシンプルさがある。例えば中印紛争や中越紛争も勝ったあとで自分から後ろに下がっているからねえ。
2019.04
29
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22:39
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 日本軍の将兵は中国での乱暴狼藉ではまず裁かれない。

 そもそも起訴されない。軍法会議は日本軍が日本軍人を裁く。日本軍内や日本軍人への犯罪は困るから一生懸命に裁く。でも、戦場となった中国で虐殺をしても強姦をしても強盗としても日本軍も日本人も困らない上、部隊や日本軍、日本の悪評になるから一切起訴しない。

 仕組からして軍隊に甘い。軍法会議は軍内の法務士官が検事役となる。起訴するしないは日本軍の都合で決まる。さらにいえば検事が検事総長の指揮監督をうけるように法務士官は軍司令官の指揮監督を受ける。法務士官が起訴すると決めても司令官がNGをだせばオーバーライドされる。

 裁判は不告不理である。検事が起訴しなければ裁判にはならない。またその犯罪で起訴しなければ裁判も対象としない。以上は軍法会議制度の常識だ。

 だから日本軍の非行記録に占領地の乱暴狼藉は載らない。ネトウヨは日本軍が軍機厳粛だった証拠だと言い出すのはこのあたり全く無知だからだ。

 そして、それは中国側にも指摘されている。彭程さんの『軍事歴史研究』の記事がそれである。*1

 これは「掃討」に従事した日本軍非行記録の紹介である。58師団が新四軍と戦った際の記録を提示したあとの最後の余論として次のように既述している
発現一个奇怪現象:日軍対其士兵常年在外(尤其是対当地居民)犯科的厳重罪行諸如焼殺搶掠等、進行記載並形成的報告極少[中略]日軍十分重視其対内的紀律建設、意在借此保持戦闘力、而極度忽視対外的紀律建設、甚至対他們来説、其士兵対中国人民犯罪、根本不是在”違反紀律”。
彭(2019)p.124



■ 家屋全焼くらいもみ消せばいいのにね

 まあ軍法会議制度を抜きに説明するとそうなるということだ。

 そして、その記事の中を見るとまあ大したことはない。一等兵が酔っ払って中隊長をぶん殴ったとかお金ちょろまかしたといった話。前者は当たり前だが軍法会議は回避されていて訓戒で済んでいる。まあ自衛隊でもよくあるどうしようもない話。

 厳しい話は自傷行為。映画の二百三高地で出てきた右手の指を飛ばすアレだ。あとは夜間交戦中にはぐれて彷徨ううちに部隊に帰る気力がなくなった兵隊。これらは軍法会議送り方である。読んでいて気の毒でしょうがない。

 ただ、面白い話はあるもの。それは失火の罪なんだが、一等兵三人が仲良くお酒を飲んでいた。アルコール濃度が高い白酒4合だから業務用ストロングゼロどころの比ではない。泥酔してぶっ潰れる。そして灯油ランプの火を消すのを忘れて、それが木造紙張りの現地接収の建屋に引火し、都合悪いことに水源まで1kmあるので、おそらく全焼したといった話。

 でも誰も死んでいない。このあたりで一種の笑い話だ。火災部署で在隊者は一味同心して物件を搬出。ガスマスク11ヶを除けば武器も無事、損害も300円程度でしかない。思想性もないし、喧嘩でもない、軍規への挑戦でもない。中国人民も死んでいないし、家屋接収はともかく非人道、非合法の行為の影響はうけていない。


 でも3人は営倉7日。よほどアレでクソ真面目な指揮官が罰を与えたのだろう。本来はもみ消すべき案件だからだ。*2

 そして、とばっちりは留守隊長の少尉さん。監督責任で営倉3日を貰っている。まあ責任といえば責任なんだが、耐燃性や防火用水が準備できないところでは搬出成功、人的被害なしでむしろ褒めてもよいはずである。

 あるいはこの少尉さんが上級部隊にホントのことを言ったせいでもあるかもしれない。「新四軍の襲撃と判断して飛び起きたところランプが転がって引火」とでもいっておけば新四軍のせいにできただろうし、新四軍も日本軍の営舎を焼く戦果を挙げたことにできてWin-Winだと思うけどね。


*1 彭程「1942年日軍第五十八師団在与新四軍作戦期間士兵内部違反報告」『軍事歴史研究』135(国防大学国家安全学院,南京,2019)pp.114-124

*2 あるいは軍法会議を回避するための便法かもしれないが
2019.04
29
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04:19
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 須賀原洋行さんの主張は不思議だ。明石順平さんの「実質賃金が低下した」への反論として「名目賃金が上昇した」と述べているからだ。

明石順平@junpeiakashi
アベノミクスの失敗は一つのグラフで簡単に説明できる。
つまり,
①増税と円安で物価(赤)が急に上がったが
②名目賃金(青)の伸びが物価の伸びを大きく下回ったので
③実質賃金(緑)が急落し
④消費(黄)が超冷えた
要するに,生活が苦しくなっただけです。
https://twitter.com/junpeiakashi/status/1122357569731694592


須賀原洋行@tebasakitoririをフォローします
ベアと賃上げを5年連続実現し、名目賃金、総雇用者所得が伸びたが、物価目標を設定したのと消費税増税で物価が上がったのと雇用者数激増によって定年後の再就職や若者の就職・主婦のパート職等(賃金は低め)が増え、消費者物価指数で割られる実質賃金が下がっただけで、生活は全体に良くなったと思う
https://twitter.com/tebasakitoriri/status/1122412100511338497



■ 論理をなしていない反論

 その反論は極めて難解である。須賀原さんが難しいことを言っているわけではない。まずは140字で一文であること。なにより、文内の文節同士のつながりが全く論理をなしていないことだ。

 その筋悪は次のように中略をいれて縮小すれば明快となる「[中略]名目賃金、総雇用者所得が伸びたが[中略]実質賃金が下がっただけで、生活は全体に良くなったと思う」(須賀原)


■ 実質賃金が下がればベアも賃上げもないもんだ

 その上で述べれば誇る点も不思議である。須賀原さんは「ベアと賃上げを5年連続実現し、名目賃金、総雇用者所得が伸びた」と低能宰相のアレ経済を褒めるかのような記述をしているからだ。。

 実質賃金が低下している状況下で名目賃金の上昇は成果となるだろうか?

 ならない。賃下げでしかないからだ。1000%のインフレ下に200%の賃上げがあっても、それは給料4/5のカットである。それを給料を2倍にしたと誇るのは、まずはお気の毒としかいえない。


■ 名目賃金すら「(賃金は低め)」なのに「生活は全体に良くなったと思う」(須賀原)

 さらにいえば、被雇用者数の増加で対抗できると考えているフシも見受けられる。「[被]雇用者数激増によって定年後の再就職や若者の就職・主婦のパート職等(賃金は低め)が増え」(須賀原)の部分だ。

 だが、それも「生活は全体に良くなったと思う」(須賀原)の主張を支持する理由とはならない。

 「定年後の再就職や若者の就職・主婦のパート職等(賃金は低め)が増え」(須賀原)は「定年後の老人や主婦がパートをしなければならなくなった」とも読める。

 なによりもいずれの雇用も「(賃金は低め)」(須賀原)と述べている。名目賃金ですら低賃金で働かされることは果たして「生活は全体に良くなったと思う」(須賀原)なのだろうか。


■ 「実質賃金が下がっても生活は苦しくなったとは言えない」(須賀原)

 須賀原さんの独特な実質賃金感は次のツイートでも見られる。

須賀原洋行@tebasakitoriri
明石さんが提示する数値は正しいし、読み取り方も間違っていないと思うが、生活が良くなったか苦しくなったかは実質賃金の数値では計れないと思う。一番大きいのは新卒が売り手市場になり就職に困らなくなった事じゃないかな。あと、定年後にも職がある事。前政権ではこれが困難で、好転したのは確か。
https://twitter.com/tebasakitoriri/status/1122418255212077056


 このうちの「生活が良くなったか苦しくなったかは実質賃金の数値では計れない」(須賀原)の部分である。

 つまり、実質賃金の低下は生活が苦しくなったことを示さないと述べているのである。

 もちろん、生活が良くなったか苦しくなったかには多面的な評価軸がある。その要素は経済や経済以外でもいくらでもありうる。

 だが、「実質賃金が下がった」ことは「生活が苦しくなる」一大要素である。また実質賃金が下がったことで生活がよくなることもない。


■ 団塊世代が労働市場から抜けたから新規就業者数が増えただけ

 ちなみに、須賀原さんはここでも就業者数増加を持ち出している。これも明石さんの「アベノミクスの失敗」に対する反論のつもりなのだろう。「前政権ではこれが困難で、好転したのは確か。」(須賀原)の部分からそれは汲み取れる。

 だが、それはアレ政権の功績ではない。新規就業者数増加やより細かく大学卒業時の内定率上昇は人口モデルで説明がつくからだ。夏の時期には気温があがるようなもので今の政権の成果ではない。
2019.04
27
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04:33
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 原発汚染水の海洋投棄に対する批判に加藤AZUKIさんが次のように述べている。
25mプール満杯の水にペットボトル1本の醤油を流して、塩味を感じられたり血圧が上がったりする超感覚の人、なかなか減らないなー。
https://twitter.com/azukiglg/status/1121533565831827456


 では、水銀を含む工場排水を海洋投棄しても同じことを言うのだろうか?

 なお、発端と加藤AZUKIさんほかの反応は以下のとおりである。

80年型の教条的リアリスト

 
 そのメンツをみると不破雷蔵さん、moltoke◆Rumia1pさんとまずは加藤AZUKIさんの同等品である。「環境保護や平和運動といったサヨクっぽい連中を冷笑にする俺らってリアリストだよね」という教条的リアリストの方々だ。ちなみにその教条は80年代の保守論壇のままで何の進歩もない。その後の現実社会の変化を認識できていない。その点でお気の毒な自称リアリストの皆さんである。

 その反論の的外れぶりも奮っている。毒物、放射性廃棄物を投棄する無責任への批判に対して「薄まるから影響はない」的外れの反論をしている。加藤AZUKIさんは超感覚云々ともいっている。

 彼らはアマゾンの大河にアマルガム法由來の水銀を廃棄する行為にも、その行為に怒る原住民にも同じことをいうのだろう。「アマゾン川に10gの水銀を流して、水銀中毒になる超感覚の人、なかなか減らないなー」と。
2019.04
17
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07:39
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 70歳以上の厚生年金の保険料支払い義務にみんなが怒っているのだけれども。

厚生年金加入、70歳以上も 厚労省が納付義務を検討 受給額を上乗せ
2019/4/15 23:47日本経済新聞 電子版
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厚生労働省は会社員らが入る厚生年金について、一定額以上の収入などがある場合、70歳以上も加入して保険料の支払いを義務付ける検討に入る。現在は70歳未満としている保険料の納付期間が長くなるため、受給できる年金額は増える。健康寿命は延び続けており、将来に備えて長い期間働く高齢者が増える可能性がある。

厚労省は今年、公的年金制度の健全性を確認する5年に1度の検証作業を実施する。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43565480Q9A410C1MM8000/


 べつに金儲けしているやつに年金を負担させるのは悪くはない。従業員として一定以上の収入があるなら年金負担はあるべきである。また現に比較的額が大きい厚生年金と共済年金をもらっているヤツなら、とって当然だと思うけどね


■ 厚生年金と共済年金から奪うしかない

 問題となるのは国民年金である。あまりに額が小さく老人が困窮する原因だからだ。

 対して厚生年金と共済年金はそうではない。結構もらえる計算である。

 それを年金問題、老人困窮問題として一緒くたにするのは混同の誤りだ。上の記事への怒りはそれに見える。

 実際に問題解決すべきは国民年金である。社会を安定させるには金額は少ない。だが闇雲に増額するのも難しい。勤労世代の負担やら財政がきつすぎる。

 その点からすれば 厚遇されている厚生年金と共済年金から金を引き上げるべきではある。そうしないと国民年金が持たない。その点で受給者でも働いしている老人に厚生年金を負担させるのは悪くはない。


■ 課税して国民年金に回すのがいちばんよくないかね

 ただ、焼け石にみずでしかない。

 本来ならガッチンコが望ましい。

 でも国保と厚生年金と共済年金と軍恩の合体は難しい。貰っているヤツが大反対するからだ。

 それなら厚生年金と共済年金に90%の税金かければいいんじゃないかね。国保相当額、月6万6000円を超える分には9割課税、とった税金は国民年金、厚生、共済の受給者で頭割りして分配する。

 国保の無理は相当に緩和するはず。調べるのが面倒なので調べてないが戦後生まれが扶養者コミで国民年金、厚生、共済が2:4:1で、月あたり6万6000、15万円、20万円とすればだいたい国民年金で13万円超、厚生と共済で14万と15万くらいになるんじゃないかね。後二者は退職金がある。きちんと貯金しとけば極端には困らないでしょう。

 そうすれば最貧層は嵩上げされる。あとはBIと生活扶助でどうにかなる。また、一度均した上での補助なら現役勤労世代の負担も減る。たぶんそれが一番いい。
2019.04
16
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03:38
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 一時、帝国議会の上奏や建議を地引網していたことがある。

 古い帳面で探しものをしていたらその頃のメモを発見した。昭和14-15年の『帝国議会 衆議院 上奏・建議・決議・同義・質問 七十五帝国議会』で気になる項目を拾ったもの。

 その一つが四国帝国大学の件。徳島に作る話であったらしい。メモに「可決」とあるのは建議を可決した意味だろう。帝国議会が建議しても政府はそれを実施する義務はない。

 もう一つが「脊椎骨調整医師法規制定二関スル決議案」。提出者は福島の栗山博さん。カイロプラクティクスなんだが、はあま師は医師でないのに新参のカイロプラクティクスを医師相当とかどうかしている。10年前にもそう考えたことを思い出したよ。
2019.04
14
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14:51
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 ニセ科学バスターとやらはお理工さんの癇癪なのだろう。「科学的に正しいのにボクの主張が通らない」で怒っているのはそれだ。

 よく見れば主張が通らないのは別の理由がある。例えば単に御本尊の説得力が低い。主張が成立する余地もないのを見極められていない。影響力がない。はっきりとノーと言わない。そういったものだ。

 しかし、お理工さんはそれを放置して「科学的に誤っている」だけを言い立てる。それは彼の属する理系カルトの中では共感は得られるのだろう。

 ただ、もともと主張しても通らない人の話である。その意見に価値があるといった印象はうけない。せいぜいが「ああそうだね」で終わりだ。


■ 単なるマンション組合内での政治敗北でしょ

 謎水さんの磁気防錆批判はそれだ。
謎水@nazomizusouti
マンションに謎の水装置を導入されてしまった被害者です。
ニセ科学の注意喚起を拡散しています。
ウェブサイト移転しました。
https://nazomizu.com
https://twitter.com/nazomizusouti/status/1100367541271027712


 マンション組合での話である。イカサマ磁気防錆の導入を非科学的だと主張したのだが受け入れられなかった内容だ。

 その中身をみれば説得力や行動力での敗北だ。マンション組合での多数派形勢に失敗した。あるいは提出案件の拒否に失敗した。その程度である。さらに言えば公的機関への救済を求めるばかりで自力での抵抗も不徹底であるようにみえる。
https://nazomizu.com/html/comic/main/images/page_0010.jpg
https://nazomizu.com/html/comic/main/images/page_0056.jpg

 結論は「そんなに嫌なら区分所有なんか住むな」で終わる。1戸あたりで5万10万の負担だから払って忘れる。積立からの支出なのでその支払拒否ができなった。それを悔やむなら区分所有はやめるだけの話である。


■ それって「科学で折伏できない」のフラストレーションだよね

 だが、謎水さんはその後にニセ科学であると昂ぶっっておられる。

 内容はあまり意味はない。イカサマ磁気防錆はイカサマであると述べているだけ。そんなの周知なので買わなければいい。あるいは鰯頭で信じているのだからほっておけばよい。別に人体には害はない。

 そして、そこにあるのは癇癪である。本来は「買うな」で終わるはずだ。なのに「科学的に正しくないものが否定されないことは許されない」で一貫している。「科学的に正しいのにボクの主張が通らない」のフラストレーションの表出に尽きている。*

 まずは特異な世界認識を感じざるを得ない。この地球は科学的正しさだけで回っているわけではないし、社会は科学的正しさだけで動いているわけではない。そこに原理的科学主義の教義で世間が動かないことを訴えている。まずは世界認識の差異を感じるものだ。




 お理工さんのニセ科学批判・啓蒙ってアレ気な宗教の勧誘に似てるんだよねえ。「宇宙大稲荷大明神さまの奇跡の数々を説明しているのに教団に興味を持ってもらえない」とか「死後のお稲荷世界の素晴らしさを聞いても入信してくれない」みたいな。相手が神秘話を聞いてくれないことへのフラストレーションの表出とか、神秘理論を理解しないのは日本人の神秘リテラシーが低いからですみたいな合理化とかね。
2019.04
10
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12:53
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 自動車レースとオリンピックは似ている。熱狂するのは途上国だけだ。

 自動車レースはモータリゼーションが進行中の国で人気がでる。途上国の国民は自動車とナショナリズムの高揚を欲しがる。かつての貧乏人は車を欲しがる。かつての貧乏国は他国の自動車チームに勝つことでナショナリズムを満足させるからだ。

 成熟した国ではさほどの人気もない。飽きられてしまい一部の好事家が好むだけとなる。60年代日本のように子供までが熱狂することはない。今の日米欧はその程度である。


■ エアレースはそれ以下

 エアレースはそれ以下である。常人には飛行機を所有したがる感情はない。その点で自分で買って運転できる自動車ほどの興味は惹かない。ナショナリズムを刺激する効果しかない。

 だから短期で飽きられる。目新しさがなくなれば終わりだ。

 レッドブルの曲芸大会はまったくそれだ。実際に興行は焼畑農業的である。固定した都市を巡回する形ではない。ジプシーのように各国を巡回する形である。同じところではすぐに飽きられる構造にあるのだ。

 そもそも世界大会もおこがましい。自社で10人の運転手を集めて団体を作っただけ。インディのプロレス団体と変わらない。それで世界大会を名乗り決勝云々は間抜けでしかない。

 当初は目新しさでナショナリズムを刺激できる。自民族の運転手が一等賞とれるかどうかが話題になる。

 だが、やっていることはタダの曲芸飛行であり、実態はインディのプロレス団体の世界大会である。

 だから人気は落ちていくのである。


■ 欧米では人気は凋落している

 これはファン層の偏りで明らかである。大貫剛さんによれば、曲芸運転手の発言に反応するのは日本人だけとのことだ。つまり日本以外の人気は凋落しているのだ。

レッドブル人気なくなる
大貫剛@ohnuki_tsuyoshi
ションカ選手のTweetに反応してるのが全員日本語アカウントってのが、レッドブルエアレースの日本での人気が特別だってことを物語っているよな…
https://twitter.com/ohnuki_tsuyoshi/status/1115629661596176384


 「レッドブルエアレースの日本での人気が特別」(大貫)とは、日本以外では人気がないということだ。従来の巡業国は焼畑しきったのである。


■ 日本でもそろそろ飽きられる

 もちろん、日本での人気もそろそろ終わる。飽きがくるからだ。

 実際に観客動員数は着実に減っている。15年には12万人を動員した。それが3年後の18年には7万人に減っている。今後は採算がとれなくなるだろう。

 その点で日本での焼畑農業もそろそろおわる。そのうち日本から撤退し中国や東南アジア、中央アジアや湾岸地域、将来的にはアフリカや南米に引っ越すのだろう。

 もちろん、それ以前にも人が死ねば終わる。運転手がしくじる。他人を巻きこむの他にも
熱中症で何人か死ぬでも終わるだろう。金とって海岸に押し込む。直射日光に晒す。そして飲み物を安価に提供しない。何人か死んでも不思議はない話である。


■ 逆に言えば、人が死ぬスリルもないからねえ

 まー、でもホントのスペクタクルって人が死ぬことだよねえ。エアレースも10回に1回ほど人が死ぬような危険があれば人気は出ると思うよ。安全なTVの前に座ってコーラを飲みながら現実で人が死ぬかどうかのスリルを提供できればすごいことになるだろうね。それなら己もケシカランとか言いながら見る。悪趣味と目を両手で覆いながら指の間から見る。

 でも、何もおきないからね。その点でもレッドブルはすぐに飽きられる内容でしかない。

 まあ、最下位あるいは優勝者を○して神に捧げるようなアステカ方式ならね。それならあの退屈な曲芸飛行でもサッカーや野球でも見る。

 オリンピックもそうすればいい。「メダル競争で優勝できなければ元JOC会長の卑属を族滅する」なら喜んで見るし、どのゲームでも対戦国を応援するね。
2019.04
05
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19:28
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 なぜ、日本軍隊の武器の「里帰り」は人の金をアテにするのだろうか?

 武器を見世物にする完全な私的商売である。そのランカイ屋商売の資本となる武器はランカイ屋が投資として買うべきである。

 それにもかかわらず寄付を求めている。綺麗事をいってマニアあるいは世間に金を無心した。人の金で好奇を引く兵器を買う。それで里帰り云々である。

 だが、実際は見世物としての金儲けの算段であった。これは飛行機の前例や売却話をみればそう判断できる。


■ 金もないのに戦車を買う話を真に受けるべきだろうか?

 95式軽戦車でも同じ話が進められている。「『九五式軽戦車』を日本人の手に取り戻す」と題し「日本の技術遺産の歴史」云々と、また例によってクラウドファウンディングと言い出している。(https://readyfor.jp/projects/type95HA-GO

 だが、金もないのに戦車を買うような話を真に受けてよいものだろうか。「「九五式軽戦車」を日本人の手に取り戻す。修復、里帰り計画」の最初に掲示された文章には「金は無いけど戦車を買う話を進めているよ」とある。

しかし本来、日本の遺産は日本で保存すべきです。決して、日本人にその"能力"がないわけではないのです。
先達の失敗に学び、私たちは今度こそ、成功事例を作りたい。
10年越しの準備を経て、あと必要なのは、買い取りの資金だけ。
残された時間はあとわずか。
今回、支援が集まらなければ、私たちの買い取り権利は失われ、車両はロシアのマニアか中東石油王の手に。そして日本の防衛技術遺産保存は、また10年、遅れをとることになるでしょう。
https://readyfor.jp/projects/type95HA-GO


 「10年越しの準備を経て、あと必要なのは、買い取りの資金だけ。」とは不思議な表現だ。まずは、10年やっていて金の目処がついていないことを示している。また、金も準備できないでいて「あとの準備は整っている」という強心臓である。


■ もし、「公的博物館」ができなかったらどうするのかね

 さらには実現性も相当に怪しい。

 なぜなら計画に言い訳があるからだ。図版として示された将来計画の線表には「防衛技術博物館(御殿場市に公営として建設計画中)が完成すれば、ついに日本へ里帰り!」とある。

計画線表

 もし、「防衛技術博物館(御殿場市に公営として建設計画中)が完成」しなかったらどうなるのだろうか?

 ボービントンのパレードとやらで走行お披露目して計画は終わりにも見える。展示場所がなく、輸入も難渋するだろうためだ。

 特に公的機関が絡まなければ戦車の輸入は容易ではない。砲や機銃を外しても外為法上は武器である。そのため経産大臣の許可が必要だからだ。

 その点で線表の「防衛技術博物館(御殿場市に公営として建設計画中)が完成すれば」は注目すべきである。現地で戦車が買えたからといって必ずしも日本に戻るわけではない。そのような言い訳にも見えるためだ。


■ 道楽は中東やロシアのお大尽に任せるのが筋

 なによりも道楽である。旧日本軍隊の戦車を持ち帰り動かすというのは趣味でしかない。本来は模型マニア向けの道楽である。1/1のプラモが動きますよ程度の意味しかない。

 本来はお大尽がやることだ。それなら問題はない。どんなに金を無駄遣いしても、わけのわからない取引をしても誰も口をはさむことはできない。

 それを寄付で賄おうとするからおかしくなる。醵金を募るため、さも社会的に価値あるように言い立てるあたりで怪訝となる。

 人の金で自分の道楽をやる浅ましさがそこにある。まずは不首尾に至ることを望むばかりである。





 ま、自衛隊か靖国社に納めるならわからないこともないけどね。
 ただ、自衛隊ももらってもあまり喜ばないし、いまの靖国は政治的にどうしようもないのはおいても、宗旨からして戦闘に参加した車両でもなければ由来も縁起もないタダの鉄屑だけどねえ。
 あとは、無理に1億だすよりも例の少年戦車兵神社の保管を先に進めたほうがいいんじゃないかね。錆落としや戦車の外観を整頓し、密閉式の展示保管庫を奉納するにしても2000万もいらないでしょ。地元の神社にある戦車を大事にしないで海外の戦車によくわからない金額を突っ込むって話はどうよとは思うね。
2019.04
02
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10:39
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 新元号が令和に決まった。 今上天皇の 御退位により 皇太子殿下が5月1日に 御即位される。その際に平成が令和に改元されることとなる。

 だが、令和の年数は平成の治を超えない。新憲法下において 御退位の先例が生まれ慣例となるためだ。天皇制は定年制となる。結果、 皇太子殿下が百歳を超える 御長寿を全うされても相当以前に 御退位される。つまり令和の治世は定年制により終わる。70歳定年なら最短12年、85歳定年なら最長27年となる。

 これは何を意味するだろうか?

 元号は今後、実用性を喪失する。定年制により次の次の元号、ポスト令和はさらに短く、おそらく5年で終わる。つまり令和とポスト令和の2代の 御治世は合計して最短16年、最長31年となる。頻繁な改元対応を避けるため元号利用は儀礼場面を除けば使われ難くなる。そう予想できる。

小さく_生前御退位の定年年齢と元号の期間

 
■ 令和は最長27年

 「令和は何年続くだろうか?」

 従前であれば不敬の発言である。明治憲法により 天皇は終身現役が定められた。定年や予備役は存在しなかった。そのため元号期間の予測は 崩御の予想となるため口にはできない問題であった。

 だが、今回の 今上御退位により状況は変化した。次の元号についての議論や予想は禁忌ではなくなった。当然、その期限を予想することもタブーではない。

 その前提に立って予想すれば、令和は最短12年から最長27年である。 皇太子殿下もおそらく定年制度の前例は踏まれる。その定年年齢を70歳とすれば令和は12年、85歳とすれば27年となる。

 令和の 御治世は平成の 御治世を超えない。そう予測できるのである。

 
■ 定年年齢の引き下げは必至

 その上でポスト令和を予測すると5年となる。まずは 文仁親王殿下は 皇太子殿下の5歳年下でいらっしゃる。そして同一年齢での 御定年となればポスト令和は5年だ。また宮廷は前例主義で動くため一番ありうる年数である。

 この計算では令和とポスト令和は32年となる。85歳定年制を前提とすればそうなる。

 ただし、定年年齢の引き下げにより短縮される可能性は高い。

  御定年年齢の引下議論は必至だ。85歳定年はあまりに過酷だ。 御退位後を楽しんでいただくためには80歳定年とすべきだ。あるいは75歳、70歳とすべきといった話は必ず出てくる。

  今上の85歳定年を維持する必要もない。なにより 悠仁親王殿下がいらっしゃる。無理に 治世を長引かせる必要もない。その点で 御退位は差し支えない。

  また制度上のハードルも低い。宮廷は前例主義で動くとは述べた。だが、 御歴代の事例を拝見すればより若年での 御退位例も多い。また他国王室の例も宮廷でいう勘例となりうる。

 
■ 令和と、ポスト令和は16~31年

 それからすれば令和と、ポスト令和は極めて短くなる。 今上天皇の 御定年が85歳、 皇太子殿下の 御定年を80歳と仮定すれば令和は22年だ。そして、 文仁親王殿下の 御定年も80歳ならポスト令和は5年となる。その場合の合計期間は暦年で26年である。

 この年数予想26年は 悠仁親王殿下の 御即位年齢との相性もよい。令和とポスト令和が22年であれば 悠仁親王殿下は39歳で 御即位される。 明治大帝は14歳、 昭和帝は25歳と比べて若年ということはなく、 今上の55歳 皇太子殿下の59歳よりもお若く公務が 御負担となるお年でもない。

 実際には合計はさらに短くなる。定年年齢はさらに下る可能性は高い。オランダの ベアトリクス女王の例に倣えば75歳定年である。その際には合計22年となる。70歳定年もありえない話ではない。その場合は合計16年だが 悠仁親王殿下の 登極は29歳であり違和感はない 御年齢だ。

 
■ 元号利用は儀礼に限定されるようになる

 いずれにせよ今後20年から30年の間に改元は2回ある。令和とポスト令和の合計は最短16年最長でも31年が限りとなるからだ。

 その結果、どうなるか。世間では元号をなるべく使わない選択がなされる。国民の 皇室へ敬慕や天皇制の支持にかかわらずそうなる。

 実際に兆しは見えている。今回の改元により表示はともかくシステム内部での元号利用は完全になくなった。また書類も西暦ベースが進んでいる。公的な免許証ほかも西暦が付され始めている。今後はそれがさらに進む。

 なによりも元号は年数計算がしづらい。元年は0年ではなく数えで1年、しかも1月1日始まりでもない。さらに複数年号をまたぐ必要性も増える。当然ながらそれは避けられる。

 また、改元や新元号が予想不可能な点も要因となる。今回は改元1ヶ月前まで次期元号は公表されなかった。本来なら昨年中に発表しても差し支えもない内容だ。だが、意図してそうされたのだ。

 その点からすれば保守派の振る舞いは元号殺しであった。次元号の秘匿が「天皇制の威厳を保つために必要」と時代遅れの主張があった。そしてその影響により将来の元号利用が低調となったのだ。しかも 今上は 御退位の理由として皇位継承に伴う国民生活の混乱回避を挙げられていた。その 大御心にも背く主張である。この点も保守派による次元号秘匿は没理非漢の振る舞いであった。

 

 * なお、本記事は従来は不敬であった元号期間の予測を行うものである。もちろん今回の 生前 御退位により予測は不敬ではなくなっている。だが、従前感覚から 皇室への敬意を欠くものと誤解される虞れがある。その疑いを避けるため意図して闕字として一文字を下げた。
2019.04
01
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23:27
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 コミケ医者で有名なCalci@Calcijpさんが退位批判をしている。

コミケ医者譲位
Calci@Calcijp
これだけ批判されても「譲位」と言わないで「退位」と言い続けるNHKなんざ天皇制廃止の最右翼でしょう。
https://twitter.com/Calcijp/status/1112708812023033856

和田政宗や産経あたりが言っている退位は敬意が足りない、譲位と言えの口真似なのだろう。

 だが、肝心の正式名称が退位なんだよねえ。今回の御退位は「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」に基づいている。これは内閣提出法律案が成立したものだ。また宮内省の発表をみても退位になっている。例えば「天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典準備委員会(第2回)」に宮内庁が作成,提出した資料」 だ。

 そこで「『譲位』と言わないで『退位』と言い続けるNHKなんざ天皇制廃止の最右翼」(Calci)は滑稽でしかない。それなら内閣や国会、宮内庁に代表される日本政府も「天皇制廃止の最右翼」(Calci)なのだろう。

 まあ、医者は結構ね。本人連は体の一部は良いと考えている。けど、結構その部位はあまりそうではない方も多い。Calciさんもそれではないのかな。

 そして保守の言っていることは正しいと思っている。地元名士やオタクコミュニティーなんかそうなんだが、ライト・イズ・ライトの発想にある。

 だから参詣あたりのオウム返しをする。本人はそれが正解だと信じ切っている。医者家系で医者になることに特化した丸暗記の受験競争に還暦になってもハマったまま。だから自分で考えられない。正解探しをして、正解を口にするのが正しい態度だと考えている。「退位は敬意が足りない、譲位と言え」の口真似は全くそれである。
2019.03
31
CM:14
TB:0
22:23
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 キクマコこと菊地誠さんは法の支配よりも法律支配を優先されるそうだ。

 これは在特会の選挙演説を肯定する立場で伺える。

kikumaco(5/9para-dice)@kikumaco
心情的にはありえないのですが、公職選挙法で認められた選挙運動であれば、止めることはできません
channel__3@channel__3
うわっ!いくら選挙活動とはいえ、小学校で差別主義者「#桜井誠」も登壇する演説会って、ありえない・・・・
https://twitter.com/channel__3/status/1112148618587172864

https://twitter.com/kikumaco/status/1112192367639973888


kikumaco(5/9para-dice)@kikumaco
公職選挙法で認められている範囲の選挙運動を妨害するのは民主主義に対する敵対行為なんですよ
https://twitter.com/kikumaco/status/1112211212081590273


 日本の法律で選挙運動の妨害が禁止されている。だから選挙運動に名を借りたヘイトスピーチでも抗議すれば日本の「民主主義に対する敵対行為」(菊池)だそうだ。

 法律で決められてばヘイトスピーチには講義できないといった主張とも言い換えられる。法律主義・法治主義の鑑のような態度である。


■ 逮捕の可能性があるけどヘイトスピーチには抗議する

 ちなみに、3日前には真反対の主張があった。選挙運動に名を借りたヘイトスピーチに抗議する。逮捕の可能性があるけどやる。そのような敢然とした態度である。

 それは川崎でヘイトスピーチを繰り返す差別者へのカウンターである。
C.R.A.C.@cracjp
[HATE ALERT] [選挙妨害] 3月29日(金)12:30 川崎・池上町公園=川崎駅からバス(川13・川40)。★★★通常の選挙運動への抗議とは違い、公選法違反となりうる妨害行動です。後に検挙されてもよい方だけご参加ください。★★★暴力厳禁★★★ 詳細👉http://crac.jp/post/183759633249/ …
https://twitter.com/cracjp/status/1111222988639072256



通常の選挙運動への抗議とは違い、公選法違反となりうる妨害行動です。後に検挙されてもよい方だけご参加ください。

29日午後、これまで川崎市で差別扇動集会への参加を繰り返してきた自民党員佐久間吾一が川崎市議選に出馬、池上町で選挙の第一声をやると言っています。

[中略]

選挙関係なく普段通りに対抗する、という結論となりました(笑)。当然、公選法違反で後に検挙される可能性があります。しかしさまざまなメリット、デメリットを比較考量した結果、それでもやる意味があるという結論に至りました。

[中略]

この行動は選挙の自由妨害とみなされ、後に検挙、起訴される可能性があります。その場合は、裁判を通して以下のことを訴え、現状の問題点を明らかにします。

・罰則のないヘイトスピーチ解消法は現状対策として不十分である
・自治体が反ヘイト条例を定めても適切に運用しなければ無意味である
・国と地方自治体は、ヘイトスピーチに対する実効性のある対策を早急に行うべきである
http://crac.jp/post/183759633249/hate-alert-選挙妨害-3月29日金川崎池上町公園


 まずは自然法、天賦人権、「法の支配」を求める態度である。ヘイトスピートは許されない。それへの抗議は正義である。その正義は法律で抑え込むことはできない。


■ どちらが偉いか、尊いか

 両者の態度は対照的である。「逮捕されるかもしれないけど抗議する、暴力は使わない」(CRAC)と「心情的にはありえないのですが、公職選挙法で認められた選挙運動であれば、止めることはできません」(菊池)

 差別者に対する態度として正しいのはどちらだろうか? CRACによる法の支配の訴求と菊地誠さんの従順な法律主義のどちらが正しいのだろうか?

 明らかに前者だ。

 前者のほうが偉い。差別反対の主張を進めるために逮捕のリスクを承知して行動する立場だからだ。心情的にありえないのですがと言い訳して法律に従って差別を放置しましょうとは比べ物にならない。

 さらに言えば「法律がそうだから『法の支配』に反していても認める」立場は明らかに間違っている。


■ 80年前の菊池さんはユダヤ人虐殺も「法で認められた処分であれば、止めることはできません」なんだろうね

 菊池さんのスタンスは歴史的事件にあてはめるとわかりやすい。法規上は合法、ただし人道上は非合法の例だ。その主張は「ユダヤ人虐殺は合法で抗議はドイツへの敵対行為なんですよ」や「従軍慰安婦は法律上は人身売買じゃない」「南京大虐殺は便衣兵が」と全く同じである。

 政者正也という。間違った法であれば士大夫はそれを糺さなければならない。

 だが菊池さんはそれを怠っている。そのスタンスは法律で認められて入れば法の支配に反しても構わないという立場である。


■ 放射能も法律法規が安全と規定すれば

 これは放射能放射線の問題も同じだ。差別問題だけではない。

 菊池さんの主張は法律主義そのものだ。「国が法律に従い決定した法規・規則で安全と認めた数字以下だから安全だ」である。また「国家が安全と認定したから甲状腺がんが増加するわけはない。過剰診断の結果で見つかった、危険ではない腫瘍だ」も同様である。

 そこに実態被害がでても認めない。法律法規、国家政府がそれをみとめなければ全部、気のせいや既往症で片付ける。

 そのようなご自身の振る舞いを問題とも思わないあたりは不思議なものだ。特に過剰診断や予後良好な良性腫瘍の主張のたぐいは近藤医師の「がんもどき」理論そのものだ。そして「がんもどき」理論は普段はニセ医学とバカにしている。しかし、法律法規や国会政府のお墨付きがあれば自らそれを振り回す。そのような態度はなかなか興味深い。


 
2019.03
29
CM:13
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16:22
Category : 未分類
 医薬品業者の業界紙を元に「ワクチンとスクリーニングで子宮頸がんは撲滅可能」とはなかなか興味深い発言である。

業界紙

 これは「疑似科学・ニセ医学バスター」を自称する桑満おさむさんの主張(https://twitter.com/kuwamitsuosamu/status/1110761291998621696)である。『Medical Tribune』2019年3月21日号の一面「子宮頸がん 今世紀中の撲滅は可能」の写真を提示してそのように述べている。

 でもねえ、この『Medical Tribune』は如何にも業界紙・PR紙にしかみえない。

 当の会社概要にこうある。
メディカルトリビューン社は、医学新聞『Medical Tribune』を1968年に創刊して以来、メディアカンパニーとして国内外の最新医学・医療情報を提供してまいりました。
 約半世紀におよぶ歳月を通じ、多くの医療関係者様や製薬企業様のお力添えによって、医学・医療情報の提供という社会的責任を担わせていただけた事は、当社の大きな誇りです。
https://medical-tribune.co.jp/corporate/about/

「製薬企業様のお力添えによって、医学・医療情報の提供」をしてきたとのことだ。

 業界紙は広告主に寄り添う。製薬会社が広告を出せば製薬業界をヨイショする。その製薬会社や製品を褒める。ワクチンの広告だせばワクチンを褒める。そういうことだ。

 桑満さんはその業界紙を出して日本のHPVワクチンへの反発を後進的と述べている。
桑満おさむ@kuwamitsuosamu
ワクチンとスクリーニングで子宮頚がんは撲滅可能、と世界的には考えられているのに、日本は何をやっているんだか。
https://twitter.com/kuwamitsuosamu/status/1110761291998621696


 プロフィールによれば自称「疑似科学・ニセ医学バスター」とのことだ。その割には資料批判は怪しいものである。あるかどうかはしらないが『月間EM菌』を読んで「世界はEM菌を評価しているの日本は」といっているのと変わらない。それをご理解できていないのだろう。


 なんつうかね。疑似科学バスターってこの手の方が多いよねえと。非科学的だといいながら、自分が振り回している根拠は「うーん」というやつ。あるのは勝ち馬に乗りたいという情熱で。「日本は何をやっているんだか」(桑満)みたいな(科学に)無知蒙昧な愚民を啓蒙する側にまわりたいというアレね。

 あとは医者のアレな全能感ね。医者と話していると結構アレ?となることが多い。生島ヒロシの朝ラジオでも「『ボクの考えた健康法』だろ」とかも連発している。まあ、医者の倅は間抜けでも医者になれるあたりを見ると、半分はアレなんじゃないの。金積めば入れる大学があって、丸暗記すれば通る医師試験をとおっただけ。それでも患者や病院職員は言うことに従う。それで全能感をもたれてもねえ。春風亭小朝さんじゃないほうのアノ金髪野郎とかさ。
2019.03
24
CM:24
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05:24
Category : 未分類
 理工系いわく「理工系は厚遇されるべき」とのことだ。TJOさんの「この国では理工系人材を冷遇してきた」を裏返すとそうなる。

 これは「理工系の採用難深刻に、AI人材など争奪 本社調査 」(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42779130S9A320C1MM8000/)への反応だ。

TJO@TJO_datasci
あれだけこの国では理工系人材を冷遇してきたのに、今更理工系人材が足りないとか言われても誰も答えようがないのでは
https://twitter.com/TJO_datasci/status/1109040834622545926


 そもそも「理工系人材を冷遇してきた」(TJO)といった主張が納得し難い。日本の組織で「理工系人材を冷遇」してきた例があるだろうか?

 採用では文系理系は対等あるいは理系優位でもある。大卒の一括採用では文系理系は対等である。そして院卒以上では理系厚遇だからだ。

 その後の給与も差異はない。だいたい文系・理系で採用以降の昇進に差はない。人事管理で技術職に入っても給与はほとんど変わらない。

 その点で相当にズレた発言に見える。この状況で「理工系人材を冷遇してきた」(TJO)は、相当な理系優越思想が窺えるものだ。理工系人材は厚遇されて当然、あるいは文系は冷遇してよしといった価値観の発露なのだろう。


■ もっとスゲエのもいる

 もっとスゲエのもいるけどね。TJOさんの発言への反応を見ると理系優越の思想の上で文系理系同一賃金を否定する主張もある。

シロー@お家働き方改革@rikeibunkeiwork
じゃマジで 理工系の給与あげてよ…
4ないし6年必死こいて勉強したのに同じ給与って何よ…
と全国の理系の声を代弁します。
https://twitter.com/rikeibunkeiwork/status/1109435135517057027


 理系の仕事のほうが高いとでもいいたのだろう。

 なによりも「4ないし6年必死こいて勉強したのに」(シロー)の背後にある「文系は4年間必死こいて勉強してない」価値観である。あるいは「文系は4年間遊び呆けいている」や「文系は理系よりも知的水準が低い」といった「オマエは理系以外の世界は想像できないのか」アレ雰囲気を強く感じるものだ。


■ 自称「理系」の世界認識

 理系は文系の上位に存在する。文系は理系に劣るといった世界観が明瞭に出ている。「厚遇すべき」や「高給料を与えろ」と言いだしているのはそれだ。内心には「理知的で論理的な理系」といった思い上がりがあるのだろう。汽車のドアに貼ってある『理系が恋に落ちたので証明してみた』みたいな、自称クールのような陶酔である。

 だが、それは言い出すあたりで「理系でござい」以外には何も取り柄はないだろうあたりは窺える。

(実際に見た自称理系の幹部技官の話を書いたが、筆はエライ進んだがとてもアップできる内容ではないので省略する)

 高く評価されるべき理系の自分が世間で高評価されていない。そのこじらせっぷりが「厚遇すべき」や「高給料を与えろ」なのだろう。

 同じような取り柄もない盆暗でも明暗分かれる。文系はたいていは自分のせいにできる。ボンクラもそういうものだと考える仕組みになっている。でも理系のうちの、一部のアレ理系は自分のせいにはできない。そして世間のせいにする。それが「この国では理工系人材を冷遇」なのだろう。
2019.03
15
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22:11
Category : 未分類
 中国気象局のロゴがステキ。伝統的な雲の文様をうまく扱っている。こういうデザイン大好き。

中国気象局360



 対して日本気象庁はねえ。センスのありかを疑う。そもそもデカいロゴがない。しょうがないから既存の小さいロゴを拡大して雑にトレスしたよ。

気象庁360



 まあ、デザインでも負けたということだね。金額ケチるとか、金ぶっ込むにしてもオリンピックのときみたいな縁故デザイナーとかでやってんじゃねえのかなあと。上位の国交省のデザインもあれだしね。

 NOAAなみにかっこいいの作れと。気象庁はNOAAに習えとね。

NOAA360.jpg


 ただまあ、NOAAのロゴは米海軍組織を横断してみてもモダンでナンバーワンだと思うよ。米海軍、米海兵隊、米沿岸警備隊、米海軍省のロゴは古いから。