FC2ブログ

RSS
Admin
Archives

隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
→ 新刊・既刊等はこちら

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2019.02
17
CM:11
TB:0
06:04
Category : 未分類
 理系人生で最大コスパを発見したとする主張がある。高専、国立大、国立大院の経歴がそれだそうだ。

ぺん@化学メーカー技術・開発職@YK_chem
高専→国立大3年次編入→国立大学院 ってルート結構おすすめです。
公立高校→国立大→国立大学院 と比較しても約160万安いです。
そのうち詳細出したいと思いますが、最もお金かからず、さらに比較的楽に行けます。
https://twitter.com/YK_chem/status/1096079534544216065


ぺん@化学メーカー技術・開発職@YK_chem
高専は5年間実験漬けで、4年生の終わりから大学と同じように研究室に配属されます。そのおかげで大学生と比べて圧倒的な実験スキルを身につけることができます。編入して研究室に配属されるとそのスキルがめちゃくちゃ発揮されますよ。
https://twitter.com/YK_chem/status/1096447097828630528


ぺん@化学メーカー技術・開発職@YK_chem
高専→国立大3年次編入→国立大学院 がおすすめなのは
一般的な通常ルートと比較して
①同等かそれ以上の教育を受けることができる
②とことん理系科目に集中できる
③とにかく専門スキルが身につく
④なのに教育費は圧倒的に安い
科学者・技術者になるためには最適って思ってます。
https://twitter.com/YK_chem/status/1096676979871338496


 実際にそのコースを歩まれたとのことだ。本当に最コスパであり人生の最短経路なのだろう。


■ 15歳の段階で判断しなければならない

 だが、途中で方針転換ができないリスクに全く言及していない。中途で科学者・技術者以外に転身するときには大変なことになる。

 なんせこのコースは15歳で選択しなければならない。15歳で理系だと思っていても実際は文系適といった状態はありうる。その際の軌道修正は効きがたい。

 特に人文・社会科学系への転身可能性が低くいだろう。「②とことん理系科目に集中できる ③とにかく専門スキルが身につく」(ぺん)はそういうことだ。

 また、社会人以降でも科学者・技術者ラインから外れたあとでも苦労する。就職してある程度まで進めば現場から離れる。専門職、技術職でも管理や人材育成のウエイトが大きくなる。また総務系統に移るにしても民法あたりの考えかたを知らなければ大変だ。


■ 科学者・技術者になれた人の発想

 もちろん、主張を否定するつもりはまったくない。そういう考え方もあるだろう。

 ただ、それは現時点で科学者・技術者になれた人の発想だ。今の自分の人生をなぞるなら最コスパであり最短である。そういう話である。

 逆に科学者・技術者になれなかった人が選択すれば評価は厳しい。人生の無駄ではないにせよ転身を困難にするコースである。ある意味、人生の柔軟性をそこなう選択肢だ。

 なによりもそれを最善解として扱う「オレもそう思う」が続く会話には違和感を感じる。本来あるべきものがない。そのような感覚だである。


■ (オマケ)文明の衝突

 違和感はほかにもねえ。理系の人からすれば「大学生と比べて圧倒的な実験スキルを身につけることができます」(ぺん)は利点だろう。また実験スキルが高いことは実際に大学や研究で役立つ要素なのかもしれない。

 だが、それは単なる手技やら業務的能力にしかみえない。それが大学での研究に役立つと考えるのはおかしいのではないかとも疑うためだ。理系はそうだといわれればそうなのだろうが、それは本質かねと。

 まずは文明の衝突である。文系理系には駄話のAMラジオと二世日本語のFMラジオのどちらを良しとするかの価値観の違いがある。まあ、クリス・ペプラーみたいな話し方にうっとりできる人もいるのも社会だ。だが、79.5Mhzを流しているラーメン屋で「なにがナックファイブだFM埼玉でいいだろFMさいたまで」と怒る価値観もある。それの文系理系版ではないか。

 あと、大学院は「国立大の大学院」といった選び方をするものだろうかともね。〇〇の研究、〇〇先生できめるのではないかとおもうのだが、やはり理系は違うものなのだろうかねえ。
スポンサーサイト
2019.02
14
CM:4
TB:0
15:45
Category : 未分類
 原稿を書いている最中なのだが。多用途支援艦の名前を挙げるときにどうしても「あまおう」が先に出てしまう。

 「ひうち」型多用途支援艦といういことは承知している。また「あまくさ」であることも知っている。

 だが、以前に一度いい間違えをした。「あまおう」と口に出したか書いた。「あかい、まるい、おおきい、うまい」の「あまおう」と混同したのだ。

 その時に多用途支援艦というと「あまおう」といった回路が脳内にできてしまった。以降は「『あまおう』じゃなくて」が毎回でるようになっている。

 なにより場所的に近い。あまおうは九州のイチゴである。天草も九州の地名である。記憶領域でとなりどうしか関連詞が共通しているせいもあって混同する要素なのだろう。

 まあ、多用途支援艦「あまおう」もいいと思うよ。佐世保のフネにして毎週金曜日に「あまおう」をふんだんに使った甘口いちごスパでもだすとかね。多分、農協も宣伝兼ねて等外品をロハでくれるのではないかね。
2019.02
09
CM:3
TB:0
13:29
Category : 未分類
 空は誰にも所有されない。支配できないからだ。柵で囲障し他人の利用を排除しようとしてもできないのでそうなる。

 だから飛行機は他人の土地の上を飛べる。自衛隊基地や在日米軍施設も含めてそうだ。危険性が生じる飛行場周辺でもなければ基本は自由往来だ。

 ドローンも同じだ。今でも他人の敷地や家屋の上も自由に飛べる。危険性がある場合にのみ規制を受ける。住宅密集地や飛行場のたぐいである。


■ (未使用の荒地をふくめて)自衛隊上空聖域論

 だが、それを承知できていない主張がある。ドローンの自衛隊・駐留軍敷地上空の通過を禁止する意見であり、それへの反対論への反論である。

 特にCHINさんの意見は興味深い。なぜなら従来の法的切り分けをまったく踏まえていない上、感情的なマスゴミ批判とも結合しているためだ。

chin@chin_1stLT
正気を疑うレベルの話だなw
そんなに知る権利が大事なら、各社の社長や編集局長のデスクを俯瞰からライブ映像で常時流してよ
知りたいから

産経ニュース@Sankei_news
新聞協会がドローン規制法改正案に反対申し入れ
https://www.sankei.com/life/news/190208/lif1902080053-n1.html …

 →自衛隊や在日米軍施設上空の飛行禁止を盛り込む方針に反対。

https://twitter.com/chin_1stLT/status/1093840303226683392




■ 飛行機・民地・屋内との比較ができていないCHINさんの主張

 このCHINさんによる新聞協会の主張への反論は興味深い。本来の改正案にある問題点に全く気づいていない。また屋外活動の撮影と屋内活動の撮影を同一視しているからだ。

 それでいながら新聞協会の反対申し入れをマスコミのわがままであり、自衛隊の聖域性は自明といった視点で断じているのはどうかしている。もちろんCHINさんのように失礼な「正気を疑う」(CHIN)をいった表現は使うつもりはない。だが、婉曲的に言えばCHINさんには何かが不足しているのではないかと疑いを持つものだ。

 まず禁止案には飛行機と切り分けする理由がない。飛行機は自衛隊や在日米軍施設上空の飛行できる。それなのにドローンは飛んではいけない。そのような問題の存在を理解せずに新聞協会を批判している。もちろん「正気を疑う」(CHIN)と失礼なことは言わないが(以下略)である。

 また、その他の官地や民地との切り分けの理由もない。国会、裁判所、各省庁、地方自治体、民間が保有する土地と建物の上をドローンは飛べる。だが自衛隊や在日米軍施設の上空は飛んではならないといった理由は立ち難い。それも気づかずに新聞協会を批判している。やはりCHINさんの言う「正気を疑う」(CHIN)といわないが(以下略)である。

 そして、屋内と屋外の区別もついていない。自衛隊の屋外活動の撮影と民間の屋内での活動撮影を同一視している。屋外活動は撮影自由である。敷地外や上空から自由に撮影してよい。だが屋内はそうではない。そもそも撮影のため家屋に入るには許可が必要である。それも分けられずに新聞協会を批判している。これも「正気を疑う」(CHIN)とは言わないが(以下略)である。


■ マスゴミ批判と自衛隊ヨイショのコンプレックス

 そしてCHINさんは新聞協会に反論をしたつもりで悦に入っている。「そんなに知る権利が大事なら、各社の社長や編集局長のデスクを俯瞰からライブ映像で常時流してよ知りたいから」で新聞協会の主張を打ち砕けたつもりでいる。「彼らは自己撞着している」と論破したと考えているご様子だ。

 だが、それは法改正案にある問題点に対して盲目であり、また屋外活動の公然性と屋内が持つ権利を同一視する誤りを犯している。つまりCHINさんの反論はむしろご自身の見識の水準を示すものとなってしまっている。

 マスゴミ批判と自衛隊ヨイショの複合感染の内実はこの程度だということだ。

 あるいはCHINさんがお気に入りのガルパンやら少女戦記やら中村桜のファンの中身も窺えるかもしれない。

 あの手のファンもマスゴミ批判と自衛隊ヨイショと相性が良い。それからすれば、そのファン連の中身もCHINさんと同じように飛行機とドローン、自衛隊用地とそのほか官地民地に差をつける不自然を理解できず、屋外撮影と屋内撮影を同一視する程度ではないかと心配するものだ。
2019.02
06
CM:4
TB:0
14:20
Category : 未分類
 安全保障屋や軍事セクターは相手を過大評価する。「仮想敵は強力だ」といっていれば商売になるからだ。日本ならかつてのソ連脅威論やこの間の北朝鮮弾道弾の脅威はまったくそれだ。またこの間のレーダ照射は危険でアブナイもその類である。

 これは他国でも同じだ。中国の解放軍関係者はクールジャパンを過大評価している。それにより「日本の文化産業は強力になった」と完了形で書いている。そして日本に負けないように中国も同じような文化のゴリ押し輸出をすべきと示唆している。

 具体的には「”酷日本”戦略及其対日本外交的影響」である。酷日本はクールジャパンの中文訳であり悪い意味はない。。

 クールジャパンで日本の国家影響力は増すともしている。上で紹介した部分は「日本文化産業在国際上形成了」(p.35)と完了形で成功したとしており、さらにはそれにより「以増強日本産品国競争力並堤升国家影響力」(p.35)と述べている。

 筆者は解放軍関係者だ。張光新さんは解放軍外国語学員、李可さんは解放軍理工学院のそれぞれ講師だ。

 その結論も日本の安全保障屋や軍事セクターの言うことと似ている。日本が酷日本によりソフトパワー面での国力を増している。だから中国も国の金を突っ込んで文化影響力を増すべきといった中身だ。

 だが、実態を知る日本人からすればどうかしている。クールジャパン政策は死に体である。もともともどうかしている。実際は経産省の業界利益があり、アレ政権がそれと結託して年1500億をブチ込んだアレ政策である。そしてすぐに各種推進体のアレ経営が問題になっている。

 だが中国の安保軍事セクターは過大評価している。中国に限らないが安保軍事のセクターはフシアナなのだろう。

 ちなみに、さらに裏返しにすれば日本における孔子学園への評価も似たようなものだ。日本の安保軍事のセクターは「孔子学園は文化侵略の手羽先」のような口を効くが、実際を見るとさほどのものでもない。仮想敵国のやることはなんでも強力な効果を持ち脅威に見える。そのような病気に掛かっているのだろう。



*   張光新、李可「”酷日本”戦略及其対日本外交的影響」『東北亜柔実力』32(東北亜学刊、2017.3月)pp.35-40.
2019.01
31
CM:3
TB:0
23:45
Category : 未分類
 『史林』は面白い記事が多い。上海社会科学院の歴史研究所が発行している雑誌なのだが内容が雑多でなかなかおもしろい。論文集なのだが、そのテーマに関して雑誌の雑の部分が強い感じしてよい。もちろん水準も非常に高いのだけれども。

 そのなかで武官のアレ気な振る舞いを発見。これは王萌さんの児玉経済使節団の記事、「抗戦前中日国交調整的最后嘗試与失敗」* でみつけたもの。件の磯谷康介さんが武官身分で民国の幣制改革を妨害していた。
上海各国銀行均将庫在白銀転譲於国民政府、然而日方銀行駐華武官磯谷廉介反対而拒絶転譲(p.153)


 時期的には日本が占領した天津で英国銀行の銀ストック問題になっていた時期のはず。それも含めれば陸軍は民国の政策すべてを不利にするように動いていたのだろう。南京の陸軍武官の振る舞いはそれを示している。華北における紛争の有利不利だけのために勝手に日中外交に干渉していたということだ。

 中国側の担当者は張群さん。外交部長だから当然の話ではある。

 ただ、この人の工作ってあまりうまく行っていない印象もある。この児玉経済使節団との会談のほかに川越会談や戦後の日本政府との交渉もしているが、いずれも成果を挙げた印象はない。

 その原因は「蒋介石のレーニズム的独裁体制があって自由度が得られなかったのではないか?」と漠然と考えている。何応欽さんとかもそうなんじゃないかな。だいたいが校長先生蒋介石が作った独裁体制の失敗に見えるのよね。



*  王萌「抗戦前中日国交調整的最后嘗試与失敗」『史林』148(2014年第4期)
   pp.144-154
2019.01
26
CM:15
TB:0
21:34
Category : 未分類
 竹内修さんは問題の根本部分に触れようとしない。触れれば自分の反論が意味をなさなくなるからだ。だからそれには触れない場当たり的な反論に終始している。

 拙記事への竹内さんの反論はそうなっている。

 濫觴は次のとおりだ。筆者は『軍事研究』2018年11月号に戦闘機戦力の見通しを書いた。「安価な戦闘機を併用すべきだ」といった主張だ。それに対して脳内ニューロンでも発火したのだろう。竹内さんは次のように言及した。

竹内修@otfsx1228
忙しくてちゃんと読んでないんだけど、この一文で読む価値が無いとわかるし、こんな駄文を書きとばしてるから、文谷には仕事が来ねえんだよな(笑)
https://twitter.com/otfsx1228/status/1050322725942648832


 以降、時折に「文谷の低価格戦闘機導入論はありえない」といった趣旨の発言をしている。

 だが、その発言は根本の問題に触れていない。戦闘機の高級化による保有数減少と中国とのバランシング困難については全く避けている。

 それを認めると主張が崩れる、低価格戦闘機論が意味を持つからだ。

 だからそこから逃げた発言に終始している。ディティールに関する反論めいた不明確な指摘を繰り返しているのである。

 本日の次の発言はまったくそれである。
竹内修@otfsx1228
すべての航空機のパイロットが不足してる状況下では、空自の戦闘機パイロットだって、今よりスキルの低い人材を採用しなきゃならないから、それを補完するには機械が人間をサポートしてくれる機材を買わなきゃならない訳で、それ故に文谷の主張する安い戦闘機を買えなんてのは、痴人の夢なのよ(笑)
https://twitter.com/otfsx1228/status/1089040979938598912

竹内修@otfsx1228
あとアラートに関しては、近い将来、今と基準が変わるって話があるんで、その辺の情報のアップデートが無いまま、アラートが主任務なんだから安い戦闘機で良いってのも、文谷のヌルい所なんだよな。
https://twitter.com/otfsx1228/status/1089042400855568384



■ 素養低下の中身を混同している竹内修さん

 だが、この反論は素養低下について誤っている。「空自の戦闘機パイロットだって、今よりスキルの低い人材を採用しなきゃならないから、それを補完するには機械が人間をサポートしてくれる機材を買わなきゃならない」(竹内)がその部分だ。

 これは身体的素養と知的素養を混同する誤りがある。

 確かに、今後はパイロットの素養は低下するだろう。採用水準を緩めなければならないためだ。そのため身体検査ほかでの水準は下がる。

 ただ、知的能力は今後もほとんど変わらない。なぜなら現状でもパイロット採用においては知的能力はほとんど考慮されていないためだ。現状でも航空学生採用あるいは幹部候補生採用の試験さえとおれば知的水準の検査はおわりだ。

 その点からすれば、「今よりスキルの低い人材を採用しなきゃならないから[中略]機械が人間をサポートしてくれる機材を買わなきゃならない」(竹内)は正しい主張ではない。

 また、これは拙記事への反論ともなっていない。「低価格機により非正面は負担できる」や「領域警備的なスクランブルはそれで対処できる」が主張だからだ。また「敵地侵入といった高度な任務はF-35にやらせろ」とも主張している。その意味で藁人形でもある。

 さらにいえば、素養低下の反論は竹内さんの従前の発言とも矛盾する。

 以前は「パイロットは不足する」と主張していた。
竹内修@otfsx1228
今日もSEECATの所々で少子化の話になったんだけど、戦闘機だけじゃなく、艦艇とか車輌なんかもオペレーターが確保できなくなるから、無人装備でそれを埋めてかなきゃってのが業界の共通認識で、軽戦闘機を買い増せなんてお花畑のいる場所はどこにも無いからな(笑)2018年10月12日
https://twitter.com/otfsx1228/status/1050748982996099073

竹内修@otfsx1228
LCCのピーチさんすらパイロットの自社養成を始めるほど、人材不足な状況下で、航空自衛隊に安い戦闘機をいくら増やしてみても、それはエプロンに金属の塊が並ぶだけの話だからな。2018年10月12日
https://twitter.com/otfsx1228/status/1050751030630133761


 その主張の奇妙な点は、以前に「自分の結論をださない人に言われるのもね」述べたので繰り返さない。

 だそれが今回は「パイロット不足は採用水準切下げで対応できる」としている。これは従来発言との矛盾である。


■ 任務負担の見通しで誤っている竹内修さん

 また、任務負担の見通しも誤っている。竹内さんの「今後、アラートは戦闘機の主任務にはならない」といった見通しである。

 具体的には「アラートに関しては、近い将来、今と基準が変わるって話があるんで、その辺の情報のアップデートが無いまま、アラートが主任務なんだから安い戦闘機で良いってのも、文谷のヌルい所なんだよな。」(竹内)の部分だ。

 これは「[アラートの]基準が変わ」った(竹内)ところで、空自戦闘機は領空警備の負担がなくなるのか?」 を考えればよい。

 まず数的把握が怪しいのだ。仮に実任務の9割が領域警備だとする。それが基準変わって仮に7割になった。それにより「アラートは戦闘機の主任務ではなくなる」と主張しているのが竹内さんの反論である。

 当然だが基準を変えたところで実任務の過半は領空警備であることは変わらない。訓練を除けば残りは全てそれだ。強いて言えば広報や演習参加や訓練協力、国際親善的な共同訓練もあるが時間的には無視してよい。

 その点で「アラートが主任務なんだから安い戦闘機で良いってのも、文谷のヌルい所なんだよな。」といった批評は根本から誤っている。

 さらにいえば「情報のアップデートが無い」(竹内)もなかなかの発言だ。情報のアップデートと言い出す御仁はたいてい公式発表鵜呑みである。さらには昨日聞いた内容と今日聞いた内容が矛盾していても情報のアップデートで済ましており、その矛盾を気にも掛けない。

 だから公式が誤ればアップデートした御仁も誤る。

 最近なら国際法解釈の例がそれだ。これまで政府は日米地位協定における主権免除は国際慣習法であると述べていた。だが、それは嘘だった。そして政府はそれをコッソリ変更した。そしてそれに依拠していた情報アップデート組もその誤りについて批評せず、再び情報アップデートをして終わりとした。当然ながら自己批判はない。*


■ 構造的な部分については反論できない竹内修さん

 繰り返すが、なによりも竹内さんは根本の問題には触れようとしない。

 記事の問題意識については徹頭徹尾に避けている。記事で提示した戦闘機の高級化による保有数減少と中国とのバランシング困難は何も言及しようとしない。

 まずは主張の構造的な部分については反論できないのである。それを認めると安価な戦闘機のオプションは有り得べき選択肢となる。それにより自分の「反論」がすべて意味を失われるためだ。だから安価な戦闘機オプションそのものの評価は避け、そのディティールに文句をつけているのである。

 これまでの竹内さんの反論を見るとそう判断できるのである。



* 中でも「国際法に詳しい」(自称)御仁の振る舞いは興味深いものであった。議論において「日米地位協定における主権免除は国際慣習法です、政府がそう言っているのだからそうなんです」と自分の理屈抜きにでかい顔をしてた。その梯子が外されたのだが、今でも知らんぷりである。国際法研究について各国の主張や事例を比較検討するのではなく、日本政府が国際法で主張していることを丸暗記しようとしているのだろう。
2019.01
22
CM:14
TB:0
22:06
Category : 未分類
 レーダ抗議は対立だけを残す結果に終わった。日本政府の抗議は韓国になんの変化ももたらさなかった。何らの利益も産まず、。両国の国民感情を害し、日韓の対立を残す形で終わった。

 その仔細は朝日新聞記事「『協議継続、もはや困難』レーダー照射、日本が最終見解」のとおり打つ手なしで終わった。

 なにより最初から無理筋である。照射により日本には何の損害も生まれていない。それで抗議をするのはまずどうかしている。また韓国が抗議を受容するはずもない。何の損害も与えていないにもかかわらず非難された形である。反発するのは当然であった。

  当然ながら日本にとっては損に終わった。韓国との関係をさらに悪化させ、各種の政治問題への韓国との協調、韓国政府との協力の可能性を失ったためだ。

■ 職責を放棄した政務官と副大臣

 だが、個人的利益を得た連中はいる。ネトウヨ層を支持者とするアレ政治家である。

 お爺ちゃんは帝大を出ていて「馬鹿」とだけは言われなかったアレ宰相はその筆頭だ。

 加えて防衛・外務のアレな政務官副大臣もそうだろう。支持者たるネトウヨ層の関心を買う。その私益のために職責を果たさず国益を失わせる。奸賊としか言いようはない。

 そもそも防衛政務官が火に油を注ぐような態度では終わりだ。
山田宏 自民党参議院議員@yamazogaikuzo
では、わが国の自衛隊機が「威嚇的」な低空飛行をしたという『証拠』を出しなさい!自衛隊機は完璧に国際法に則り、「友好国」として対応したことは、公開映像で明らかですよ。
2019年1月2日
https://twitter.com/yamazogaikuzo/status/1080421707372875776

流石に普段から「歴史戦」といっているだけのことはあるものだ。

 そして事態を収拾すべき外務副大臣もこの体たらくである
佐藤まさひさ(正久)@SatoMasahisa
【菅官房長官「韓国は日本へ責任転嫁」と文大統領発言に猛反発】
解決済みの問題を蒸し返したのは文政権だ。慰安婦問題もそうだが、協定や政府間合意を守らず、日本に責任を転嫁する文政権の姿勢は異常だ。約束を守らなければ、国と国との関係が成り立たなくなる。
https://web.smartnews.com/articles/fxVsa7SPsWZ …
2019年1月10日
https://twitter.com/SatoMasahisa/status/1083593682325028864

そのヒゲをとるか首をとるかの選択を早く迫られないものかとね。


■ 落着を予想できない目利きってなんだろうね

 その上で言えば、その結末を見抜けない目利きはどんなものだろうかね。

 関健太郎さんは拙記事「韓国レーダ照射への抗議は誤り」について「今年の軍事クソポエムオブザイヤー最有力候補がポップアップ。」(関)と評した。

 その関さんは直前の音響転換データ公開で「韓国に勝った」と評していた。それで「外交で手打ち」(関)できる。「韓国の首を徐々に絞め」(関)られていくと述べていた。「[日韓政府は]今回落としどころを見つけ」(関)られる。そして「韓国は他で代償を支払う」(関)とも述べている。日本外交勝利を疑わなかったわけだ。

ぐり@関賢太郎@gripen_ng
防衛省、新証拠の「音」公開へ 韓国のレーダー照射で https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190119-00000549-san-pol …
最終的には外交で手打ちしなきゃならんわけだけど、韓国の首を徐々に絞めていく方針はこれ最初からそのつもりだったんじゃないかとさえ思える。今回落としどころを見つけても、韓国は他で代償を支払うことになりそう。
2019年1月19日
https://twitter.com/gripen_ng/status/1086629628372934656


 だが、現実はこのていたらくである。

 そもそも国際社会の理解が甘い。国際関係は相対である。また日韓にはさほどの力量差もない。この状況において日本が韓国の首を締められる、韓国に代償を支払わせられる。そのように考えること自体がまずはどうかしている。

 そのようなご見識でありながら「何も解決しないよ」に対し「今年の軍事クソポエムオブザイヤー最有力候補がポップアップ。」(関)と他人を評するのは強心臓なものだ。
2019.01
20
CM:0
TB:0
01:11
Category : 未分類
 『宇治拾遺物語』「こぶ取り爺さん」の話はご存知だろうか?

 概略は以下のとおりだ。コブ男Aがオニにコブを取られる。コブ男Bはその体験を模倣しようとする。だがそれは失敗しオニにAのコブもつけられてダブルのコブとなる。

 その話はミャンマーのカレン族にもある。

 同様に概略を示すと次のとおり。コブのある旅人が墓地で寝ていると精霊がコブをとってくれた。それを聞いたコブ男が同様に墓地で寝ていると精霊が首尾よくコブをとってくれる。でも翌日にそのコブを返され、旅人のコブもつけられてダブルのコブとなる。

 これは『アジア・アフリカ言語研究』の2018年3月号で見つけた。倉部慶太「ミャンマーの『こぶ取り爺さん』 -シンポー語における民話テキスト」pp.181-199による。ちなみに東京外語大学のWEBにPDFで全文が掲載されている。アクセスに何の制限もないことから公開されているものと考え、URLを示す。
http://repository.tufs.ac.jp/bitstream/10108/92462/1

 日本の話と相違する点もある。まず爺さんではない。踊りを踊るわけでもなく、何か秀でた芸をしたわけではない。オリジナルのコブは甲状腺腫であり首の前にある。模倣をしようとした男も何か失敗したわけではなくコブをつけられる。新しくコブがつくのは首の後ろである。そういった内容だ。

 ちなみに、墓場で寝る理由は「空き家で寝ると祟りがあるから」といったもの。196ページにはその理由が示されている。

 もちろん、昔話や民話が広く分布していることは珍しくもない。海幸彦山幸彦神話は中国、東南アジアからポリネシアやアメリカインディアンまで分布している。

 ただ、どちらも「精霊がコブを自由に切り貼りできる力を持つ」ことに不自然さを抱かない感覚があり共通している。その共通項の存在になかなか不思議な感覚がした。

 なお、宇治拾遺物語「こぶ取り爺さん」の町田康さんの朗読はつぎのとおり。https://radiocloud.jp/archive/a6j/?content_id=43431 オニのリーダーの頭に陰茎が6本ついいたとか知らなかったよ。ちなみにアフターシックスジャンクションでチェアリングをやった2018年9月24日の回です。
2019.01
19
CM:4
TB:0
00:32
Category : 未分類
 神保町の東方書店さんに冬コミの新刊をお願いしました。

ようほう

 『瀛報』第49号 海自新空母は大型化を指向する-6万トン級におよぶか? です。

新空母ウェブ用表1

 ほか、コピー誌を含む旧刊もお願いしています。

 中文書を買うついでに、また見本もおいてますので「同人通販では実物がわからない」といった方もどうぞ

 場所はすずらん通り、東京堂書店の斜向かいです




 ほかにも、メロンブックスと、とらのあなにも委託しております

・ 「メロンブックス」(旧刊3種もあるよ)
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=457320

・ 「とらのあな」(旧刊3種もあるよ)
https://ec.toranoana.shop/tora/ec/item/040030693941


2019.01
18
CM:1
TB:0
21:24
Category : 未分類
 仕事が終わると虚脱する。2-3日はグッタリするので始末に困る。

 まずは怠け者の極みだ。道路には獅子が、街頭にはライオンが徘徊している。外に出れば食べられてしまうと思っているのでしょうがない。新共同訳で確認しようとしたらWEBで公開していない「本文は冊子体を買え」といった体なのだが。英語でググると簡単にでてくるあたりはサンレモマニュアルと同じ構造になっている。

 そうならぬように無理にも他出しなければならない。木曜に先週末からの仕事が終わったときにそう決心した。

 で、東京市内に出た。出発時には財布に3万5000円入っていた。

 しかし帰りに汽車に乗る前、飯を食ったあとには5000円札1枚しかない。

 全く腑に落ちない。

 だが考えると身に覚えはある。まず、車に乗るとギャソリンが尽きかけているのに気づく。燃料満タンで5000円超。営団の改札出るときに残高不足。6円足りなかった。そこで1万円チャージ。某所でコピーをバンバンとる。上限100枚を3ローテと+1回で1万円弱を取られた。最後に3000円くらいの本を2冊買った。

 飯食う前にもなんとなく気づいていたんだけどね。「あと5000円しかない」と気づくと嫌な気持ちになったものだよ。

 日本の古本屋の類で古本とか買うときは5万10万つかってもそんなものかなんだけどね。

 ちなみに昨日深夜というか本日早朝にはは洋書を5冊位を買っている。だいたい100ドルなのでそれもいれれば4万円。

 だからしばらくは金を使いたくはない。オレ、この仕事終わったら『抗日戦争研究』と『太平洋学報』、『東北亜論壇』の購読をするんだとか考えていたけど、あまりに早く金が溶けて嫌な気持ちになったので来週まで頭を冷やすことにする。
2019.01
06
CM:29
TB:0
11:35
Category : 未分類
 関賢太郎さんは10日前にした発言との整合性はどう考えているのだろうか?

 26日に筆者記事『韓国レーダ照射への抗議は誤り』がアップされた。その内容は「レーダ照射には抗議すべきではない。なぜなら1.現実的な被害や危険性はないこと、2.抗議から利益は得られないこと、3.相互の国民感情を刺戟すること」だ。

 対して関さんは拙記事について次のように評した。なぜそう判断するか。その根拠もしめさず「軍事クソポエムオブザイヤー最有力候補」(関)と述べた。

ぐり@関賢太郎‏@gripen_ng
韓国レーダ照射への抗議は誤り(Japan In-depth) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181226-00010000-jindepth-pol … これは酷い。年末になって突如今年の軍事クソポエムオブザイヤー最有力候補がポップアップ。酷すぎてわざとやってるんじゃないかとさえ思える。
https://twitter.com/gripen_ng/status/1077902719002673153



■ 10日間で掌返し

 だが、10日後の関さんの発言は急変する。

 抗議に刺激されたアレ日本人のナショナリズムに説教をしている。

 例えばつぎの発言だ。
ぐり@関賢太郎@gripen_ng
https://twitter.com/Blue_Oyaji/status/1081661964890165248?s=19 …
隣国同士の対外関係でこの程度の問題世界中でよくあることなんですよ。あなたは本も新聞も読まないから知らないんでしょうが。それなのに断交するなんて、日本の外交能力の低さを世界に露呈してかえって侮りを受け、恥になることになるんですよ。わからないかなぁ。
https://twitter.com/gripen_ng/status/1081664350870355968


 他にも以下の発言も同じ中身だ。
・ https://twitter.com/gripen_ng/status/1081390229385179136
・ https://twitter.com/gripen_ng/status/1081346280813584384
・ https://twitter.com/gripen_ng/status/1081659798100140032

 その主張はまずは拙記事と大差はない。

 まずは「軍事クソポエムオブザイヤー最有力候補」(関)との評との整合性はどうなっているかということだ。


■ 日韓ナショナリズム衝突は自明だった

 なによりも不思議な点は、関さんは10日前にそれが予見できなかったことだ。

 ある程度の見識があれば泥仕合はわかっていた。日韓双方の愛国者は吹き上がる。そして現在の政治状況ではそれを沈静化させることもできない。これは尖閣漁船ビデオ流出事件からもそう推測できた。

 だが、その状況で関さんは論拠なしで「軍事クソポエムオブザイヤー最有力候補」(関)と発言した。

 つまり予想ができていなかったのだ。

 その点で関さんの目利きとしての実力はいかがかと。問題が起きることを予見できない。それでいて問題化したあとになって説教を垂れて悦にいる。その様子を拝見しているとそのような疑問も生まれる。
2019.01
05
CM:5
TB:0
13:02
Category : 未分類
 早野龍五さんの噴飯がニュースになっている。「福島は安全」論の根拠であった調査結果は被曝量を実際の1/3に低く計算した代物であった。仔細はBUZZAPの「『福島の放射能は安全』と言い続けてきた早野龍五東大教授、個人被曝線量のデータを1/3に改ざんしていた」に詳しい。

 それについて 『選挙』で有名な想田監督は次のように述べている。
想田和弘@KazuhiroSoda
僕は放射線に関しては専門家じゃないし、早野龍五氏らが出してくるデータや計算については批判・検討する能力などない。しかし東電や政府を絶対に批判しようとせず、安全とは言い切れぬはずのことまで安全と断言する早野氏の言動には、高度な政治性と胡散臭いものを感じてきた。
https://twitter.com/KazuhiroSoda/status/1080143312412135424



■ HPVワクチンも同じ

 これはHPVワクチンも同じではないか? 

 HPVワクチンはなによりも危険性が不分明である。その費用対効果もわかっていない。

 しかし、推進派は安全であると全力で推す。その点で惣田さんのいう「高度な政治性と胡散臭いもの」に近い臭いを感じる。ワクチン広報の村中璃子さんの発言は「安全とは言い切れぬはずのことまで安全と断言する」姿そのものだからだ。

 なによりもヨイショ連の挙動が似ている。科学技術セクターのやることは何でも正しい。科学者や技術者の言うことは無謬である。そのような科学崇拝がベースとなっている。そして反対者を無知蒙昧と考えて小馬鹿にする。「早野論文を理解しない愚か者」や「ジョン・マドックス賞の権威を知らない」といったあれだ。


■ 水俣病で御用学者はなんと主張したか?

 注目すべき点は先行失敗例に酷似していることだ。

 一言でいえば水俣病だ。当時、御用学者は何を言ったか? 彼らと製薬会社や政府との距離感はどうであったか? それを思い出せばよい。

 そして早野さんや中村さんの立場は当時の御用学者のそれに類似している。

 まず早野さんは中立ではない。政府や東電に近い。そのため線量を低めに提示する動機がある。

 また村中さんも中立ではない。やはり製薬会社に近い。HPVワクチンが売れれば利益を得られる立場にある。その点で危険性は隠したがる立場にある。

 その点で2人のいうことを全て真に受けるのはどうかしている。そういうことだ。


■ 何も見抜けない松浦晋也さん

 ちなみに、科学技術ヨイショで知られる松浦晋也さんは早野さんの被曝量操作について何も言っていない。

 代わりに惣田監督の発言について、エムス電報事件なみに編集し、その上で言葉尻を捉えて悦に入っている。

松浦晋也@ShinyaMatsuura
「(自分に)批判・検討する能力などない。」と言いつつ、「安全とは言い切れぬはず」と検討し、「言い切れぬはずのことまで安全と断言する」と批判していた。自己矛盾。
想田和弘@KazuhiroSoda 僕は放射線に関しては専門家じゃないし、早野龍五氏らが出してくるデータや計算については批判・検討する能力などない。しかし東電や政府を絶対に批判しようとせず、安全とは言い切れぬはずのことまで安全と断言する早野氏の言動には、高度な政治性と胡散臭いものを感じてきた。

https://twitter.com/ShinyaMatsuura/status/1081348780396429312


 まあ、お理工さんの好きないい方ですれば、想田さんの発言は「定量的には批判検討できないけど、定性的にはオカシイ」程度の中身だ。

 そのうちの「定量的には」の部分を意図して削ってるからね。「早野龍五氏らが出してくるデータや計算については批判・検討する能力などない。」(想田)を「(自分に)批判・検討する能力などない。」(松浦)と省略している。まあなんつーか穢らわしさを感じる上に松浦さん本人も敗北を認めてるんだろうね。

2019.01
02
CM:2
TB:0
09:20
Category : 未分類
 昨日に「とらのあな」と「メロンブックス」の順番で通販がはじまりました。店頭でもじきに並ぶとおもいます。データ上では東京市内の一部の「とらのあな」なら既に並んでいるかとは思いますが、物流次第ですので地方はまだかなと思います

新空母ウェブ用表1

・ 「とらのあな」(旧刊3種もあるよ)
https://ec.toranoana.shop/tora/ec/item/040030693941

・ 「メロンブックス」(旧刊3種もあるよ)
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=457320

 まー、表紙はフォントのパス化を忘れたんですけど、イラレと小塚だから問題なしで処置されたみたいですね
次からは忘れないようにしないと。
2018.12
30
CM:4
TB:0
14:14
Category : 未分類
新刊3種です

3つめの「中国の水際機雷」のパンフを折っていたところ、宅配便で印刷屋さんに頼んだ新刊が来ました

2018冬新刊3種

・ 海自新空母6万トン 本 599円
・ 新艦種哨戒艦のパンフ 199円
・ 中国の水際機雷     199円

 です、他にも旧刊もっていきます


 まー、冷凍食品だけで1週間なので、折終わったら新狭山のチャーシュー力でブッチャー辛味噌か、花さんしょうで麻辣肉豆腐麺でも頼みます


オマケ

ちょっとだけね、ちょっちね

ちょっと2

ちょっとだけよ1
2018.12
28
CM:2
TB:0
20:25
Category : 未分類
 とりあえず64kgのコピー用紙でテスト印刷、折、裁断しました

<テストショット

 実物は90kgの紙になります。まあ110でも130kgでもいいし在庫もあるけど硬すぎて折れない


--------------------------------------------------------------------------

完成版、90kgです。文字の裏写りなしになってます

完成版
2018.12
28
CM:6
TB:0
15:09
Category : 未分類
 一つ目はほぼ出来ました
・ 「新艦種『哨戒艦』 -どのような水上艦になるか?-」

 もう一つの
・ 「中国の水際機雷 -ロケット散布式について-」
 も書き始めました

 でもまあ、レーダ照射とか本気で「韓国が謝罪する」とか思ってるんですかね。ニュースなんか見るとさも日本の要求が通るような事書いてるけど、日華事変だってその前日の新聞までは「蒋介石は折れざるを得ない」ベースでしたからねえ。どうかしてるもんです
2018.12
26
CM:43
TB:0
13:31
Category : 未分類
 Japan in-depthは土曜日のお昼に書いて届けといた文章です。で、リテラは昨日電話取材を受けたものです。

・ 「韓国レーダ照射への抗議は誤り」(JAPAN in-depth)

・ 「韓国軍レーダー照射に田母神俊雄・元航空幕僚長が『危険じゃない』『大騒ぎしなくてよい』と発言しネトウヨがヒステリー」(リテラ)


 前後しないでよかったといったあたりです。連休と年末の影響でJapan in-depthさんの記事があとになっていいようにリテラさんの記事は直接話法といった形にしてます。

 まあ、前者の記事で「その点で敵意や脅威度は低い。」は後者で「状況から敵意も認められませんし、脅威度も極めて低いでしょう」となってますけど、厳密正確には「敵意は低い」が発言趣旨ということで承知してください。
2018.12
22
CM:0
TB:0
23:27
Category : 未分類
同人通販書店に口座ができました。できた順番に

・ メロンブックス
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=457320


・ とらのあな
https://ec.toranoana.shop/tora/ec/item/040030693941

よろしければ御覧ください
なお、いまは東京都内の二つの本屋さんにも委託しております
交渉と納品後にまた掲示します



新空母ウェブ用2

新空母ウェブ用7

新空母ウェブ用11

2018.12
22
CM:0
TB:0
15:11
Category : 未分類
 当節、クリスマスソングは余り聞かない。昔ならコミケ前で焦燥している時期で耳障りだったのでそのヘビーローテーションよく覚えているのだが。

 で、大沢悠里のゆうゆうワイド土曜日版で久方ぶりに聞いた。

 ただし前半分だけなのでドイツの不意をついて雨の晴れ間に来たで終わりだった。ほんとはお昼になれば総統もきっと起きるはず、とか、艦砲がオーバロード、舟艇がオーバロード、海の壁を破って私を攻めに来るまで口ずさみたかったのだけれども
2018.12
21
CM:11
TB:0
12:12
Category : 未分類
冬コミを印刷所にぶち込みました

30時間起きはなしでケホケホえづきながらPDF作って印刷所に送って
1時間寝てシャワー浴びて同人本屋に納品連絡したところです
1日5食くらい冷凍担々麺だったのでリンガーハットでいいので野菜食いたいです、


で、図版のひとつです、6万トンクラスならこれくらいは作れるかなと、まあ下のフネからモンタージュでキメラですよ
HMS QEの平面よりスコシ広いけど煙突とか艦橋とかをFRPとかプラダンとか藁のブロックでつくれば軽くなるでしょ

本文は書いてるうちに「ひゅうが」の悪口かいたら楽しくなって、軍艦「伊勢」と同じになんじゃね?とか書いときました
まえがきは「マルクス・エンゲルス」、あとがきは「鉄道会社つぶれんじゃね?」です

飛行甲板プラン

2018冬コミ表紙
2018.12
15
CM:12
TB:0
15:22
Category : 未分類
 「本庶さんがHPVワクチンを推している、でも日本のマスコミが扱わない」

 これは何を意味するのか?

 マスコミはHPVワクチンは胡散臭いとみなしているということだ。だから今ではヨイショしない。それほどHPVワクチンの薬害リスクが警戒されている。また、利益相反が横行しているあたりで「ウカと乗ると怪しい」と判断されている。そういうことだ。

 それをお理工さんは見抜けない。科学の権威が言ってるから絶対正しいと信じ切っている。それはとても興味深いことだ。


■ 本庶発言は菊地誠さんも御推奨

 なによりも菊地誠さんがそう述べている。その点で本庶さんのスタンスや発言も考えさせられる。

kikumaco(12/10ベアーズ)@kikumaco
本庶さんがHPVワクチンについて踏み込んだ発言をしたのに日本のマスコミは完全無視。マスコミは国連科学委員会の福島報告書も報じませんし、要は反ワクチン派や放射能デマ派に肩入れしているわけですよ。許せないよね
https://twitter.com/kikumaco/status/1073801190792515584


 もちろん本庶さんの人となりは知らない。知っているのはクスリで一山当てたということだけだ。

 だが、それについて菊地誠さんが評価している。これは本庶発言を判断する材料となる。

 本庶さんの発言に疑問を抱く行為について菊地誠さんは「要は反ワクチン派や放射能デマ派に肩入れしているわけですよ。許せないよね」(菊池)と述べている。

 つまり本庶さんの「HPVワクチンについて踏み込んだ発言」(菊池)は、菊池誠さんが大絶賛する中身であるということだ。

 その点で本庶さんも、まずは菊池誠さん御一行様に近い発想の御仁なのだろう。


■ 新聞の科学文化部なんてフシアナでしょ

 さらにいえば、菊池さんの発言を受けて「新聞の科学部が弱い」からと評するのも興味深い。

スーパー北斗2000-2331@2000_2331
単に、科学文化部が弱すぎて社会部が強すぎるだけ。
https://twitter.com/2000_2331/status/1073810084004716544


 これも素直にすぎる理解だ。今回の件で多少でも批判的な素養があれば「科学文化部のスタンスだとフシアナすぎて紙面には乗せられないよ」の可能性に気づくだろう。

 科学文化部なんて取材対象と仲良しこよしでしかない。日本のロケットやヒコーキは将来がない。それを将来がないとハッキリ書かずにヨイショする。科学文化部とはその程度の連中である。

 そのヨイショの中身もどうしようもない。仮に「アニメで出てきた個人飛行機を作ったやつがいる」としよう。それについて瞳を輝かせて「スゴイ」や「ゼネアビのためにこういった飛行機はバンバン作れ」と記事を書く水準である。どうみても安定性欠いているとか、必要のない危険であるとか、一人で死ぬなら勝手だが周辺家屋に迷惑をかけるなといった問題点に至らない。

 まずは科学文化部は算数だけができるタイプのボンクラということだ。

 だから紙面への発言力がない。科学文化部が「本庶センセーが反ワクチンをフンダララ」とかいい出しても「そんな怪しい発言を乗せられるかバーカ」となる。つまり社会部が強くて科学文化部が弱いのは当然の結果である。

 それを菊池誠さん御一行様が嘆くのは不思議でもないけどね。
2018.12
11
CM:17
TB:0
03:21
Category : 未分類
 とりあえず二日間ウンウンと唸って、洗濯やら掃除に逃げながらも本文の一番最初の350字が書けたので冬コミ新刊は書けると思います。規定文とどのような内容にするかを書いたのであとはそれに従うだけなんで

 ちなみにその間の再度の資料読みで『軍事文摘』読んでたら清風「日本防衛予算逐年増長為哪般?」で安倍の逆コースの先について「防衛」の二文字を別の字に置き換えるんじゃないか、防衛大綱が「○○大綱」みたいな指摘が面白かったです。防衛省を国防省にみたいな奴はいい出すんじゃないかと。

ディプロマシー風の細部

 画像は表4のディプロマシー風、ピクセル数を1/5位に縮小。繰り返すけどタダの意匠として作った。地図部分は1850年の地図を使ったので国境線がない上にナントカ図法でいまのメルカトルの国境を乗せらんないのでグーグル・アースで似た投影図になるような配置にして国境位置を自分で引きました。

 もちろん、両岸挟んで一つの中国なので台湾省は同じ色で塗っておきました。小林亜星が作曲したみたいに「地球は一つ、中国も一つ」ということで。まあ、「日本は一つ、民族も(倭族)一つ」とかいってるのに中国になると激昂して一つではないと拒否するのはあれだねえと。
2018.12
09
CM:14
TB:0
15:45
Category : 未分類
表紙できました
表4をディプロマシー風にするのに無駄に一日かけました、ちなみにただのデザインで何の意味もないです

2018年12月8日_2018冬コミ_ようほう_表紙案


本文はまだ一文字もかいてませんけど
まー、頭の中にはかいてあるのでどーにかなるでしょう

駄目なときは「諸星きらりは菩薩である」と「かわいそうなかな子」を中身にします
2018.12
08
CM:9
TB:0
12:26
Category : 未分類
 JAPAN IN-DEPTHにアップされました、先月の末に書いた記事です、早いときは早いのですけど詰まっていると1週間チョイかかりますね。まあ、急ぎの記事ではないです。

 https://japan-indepth.jp/?p=43143

 JIDは使っていただいていつもありがたいと思ってます

 ただ、一つだけあるとすれば改行を整理されるのがチョットね。2段落が1段落になったり、1段落が二つに分割されたりするのだけれども、それだと意味を含んだ文章構成がやや変わることもある。

 だから、チョットややこしい内容のときは「今回は改行いじらないで」とお願いしてます。まあ、まあ今回みたいな読み物程度のときは添えないけど。
2018.12
05
CM:12
TB:0
16:34
Category : 未分類
 アレな人たちはディティールに拘る。「電車じゃない気動車だ」や「ゼロ戦じゃないレイ戦だ」「ジャンボじゃない777だ」の類だ。

 よほどカンに触るようでそれだけで激昂する。だから面白い。

 お理工さんも同じだ。おしどりマコさんに論難をしかけデマ呼ばわりする中身を見ていたらいい歳こいてなかなかの発言を見つけた。

kikumaco(12/10ベアーズ)@kikumaco
おしどりマコが「飯舘村の土壌にプルトニウムがたくさんある」というデマを流したために、いまだにそれを理由に帰村できずにいる人がいるというのは、まさにおしどりマコによる放射能デマの実害です。実害を引き起こしています。この責任を彼女はどう取るのでしょう
#おしどりマコ擁立問題 @CDP2017
https://twitter.com/kikumaco/status/1069774338553929728


 これは「放射能汚染の原因はセシウムだ、プルトニウムなんてデマを広めるな」ということだろう。別にセシウムが原因であるかどうかはしらないが、「デマである」と怒っている中身はその程度だ。

 セシウムでもプルトニウムでも放射線の害は変わらないのにね。仮にそういわれると連中は「体内被曝の恐怖の呪いを福島県民にホニャララ」みたいなこというだろうけど、「セシウムなら飯舘村に帰るけどプルトニウムだから帰らない」なんて住民もまずいないだろうから意味ない主張だよね。

 一番滑稽なのは「メルトダウンじゃないだす」とか「馬鹿はだまってろ」との整合性だけどねえ。モノホンのデマ屋が自分たちよりも世間のお役に立っている他人様を妬んで「おしどりマコはデマ」(菊池誠)とはねえ。ナムコも765プロも菊地真さんもとんだ風評被害だよね。
2018.12
04
CM:5
TB:0
12:59
Category : 未分類
 フランスなんだが独仏共同旅団ってクーデターに参加できるのかね。

 見てみたいんだよね。騒乱状態からの紆余曲折あったあとで「マクロン大統領がフランス武装力量を掌握に成功した」と報道された翌日、よりによって指揮系統から外れていた独仏共同旅団がパリに入城して大統領と第五共和制が打倒されるとか。なんで独仏旅団が動くかは知らない。たぶん、メルケルの陰謀なんだろ。

 もちろん映画の最初のシーンは大統領専用車が黄色いゼッケンつけたテロリストに機銃掃射されるカットで。そしてギロチンで処刑されるテロリストとか、どっちの味方かわからない主人公が窮地に陥るとなんでも空手チョップで解決する『ジャッカルの日』オマージュ。

 あとは、命令だけに忠実で階段の上からデモ隊に水平銃撃するドイツ兵もねえ。制服を着た市民の概念はフランス指揮下では適用されないみたいなヘンテコな理屈にドイツ兵が正確に騙されてそうする。撃たれたおっ母さんが「この子を病院に連れて行っってください」というけどドイツ兵にはフランス語が伝わらないからといったオデッサの階段のシーン。

 たぶん、ナントカ劇場に進出した独仏旅団司令部は救国軍に砲撃される。蜂起して赤旗か斧付きの三色旗を上げた革命軍でマルセイユあたりからTGVにでも乗ってきたお上りさんの集団。設定からすれば中核はまずはマルセイユ消防大隊で戦争中レジスタンスの九〇爺とかOASの生き残りとかも出てくる。最初にメディアは連中をテロリスト集団扱いするけど連戦連勝後に最後は報道は「救国軍パリ解放間近」一色となるという。

 そのためには発端がいる、フランスがもっと騒擾する必要があるけどね。まあパリの朝で誰か一人が焼身自殺したのに対して大統領夫人が「バーベキュー」とか「あまりにもお馬鹿さん」とか挑発するあたりが始まりではあるまいか。
2018.12
01
CM:37
TB:0
17:08
Category : 未分類
 「羽田大阪間を三〇分で飛べる飛行機がないから横田空域は返還不要」とはどうかしている。「日本は首都圏上空の主権を恢復していない」「経済的損失を被っている」といった主張に対し「飛行機の機種名を言ってみろ」と言い出して論破ヅラをするのは、まずは何かの壁を感じるものだ。

佐貫昇助𓆡夢幻軌道社@cosmo04_2tag
横田空域の管制を国土交通省にやらせろって人たちの口から、羽田と大阪(伊丹)間を30分で飛べる飛行機の機種名が出てきたことが無いんだよなぁ
いくつかのアカウントに、30分で飛べる飛行機を教えてって聞いたことがあるけど、返事が返ってきたためしが無いんだ
https://twitter.com/cosmo04_2tag/status/1067986215985532928

よんてつきかんし735@yontetsu735
羽田~伊丹30分で飛べるという根拠。おそらく全日空がB727で伊丹→羽田26分の記録が元ネタだろうと思うんですが、あれも当時でも針の穴通す様なフライトだったって事知らないんでしょうな。
https://twitter.com/yontetsu735/status/1068130464097951749

佐貫昇助𓆡夢幻軌道社@cosmo04_2tag
IFRで飛行計画を出しているにもかかわらず、離陸後にIFRをキャンセルして航空路無視で最短距離を飛んで叩き出した記録ですからねぇ…。
ウサイン・ボルトが100メートルを9秒で走ったからといって、他の人もできるわけではないのに、そういうことに気づけないかわいそうな人が多いですね。
https://twitter.com/cosmo04_2tag/status/1068131326241398789



■ 「慰安婦のおばあさんの証言はウソ、日本軍にジープはない」みたいなもの

 そこにはミクロしかない。主張の骨子がどこにあるかを理解せず、末端を否定すれば「論破」なのだろう。

 例の慰安婦のおばあさんの証言否定と同じだ。おばあさんはジープに乗せられたとある。日本軍にジープはない。論破といったアレだ。

 実際に「論拠や論旨崩れた」といい出している例もある
いわん@iwan0730
F-15!
とか答えそう
あっちの人たち、自身の論拠や論旨崩れたとしてもそういうことするからなあ
https://twitter.com/iwan0730/status/1068354210721222657


 横田空域の主権快復について、その主張が30分で飛べる部分で「論旨崩れ」たと言い出すあたりは全くそれだ。

 そしてくだらない話を続ける。慰安婦の証言ならその後に「ジープはGMの登録商標、自衛隊は三菱製で一/四トン小型・・・」といったくだらない話をづづける。「離陸後にIFRをキャンセルして航空路無視で最短距離を飛んで叩き出した記録」(佐貫昇助)はその部分に当たる。


■ [自称]航空宇宙クラスターの類はメカのミクロしかみないよね

 そして、それに乗ずる職業科学ライターも出てくる。

大貫剛@ohnuki_tsuyoshi 11月30日
いや、「30分で行き来できる」って書いてあるんだから、片道15分だ。
https://twitter.com/ohnuki_tsuyoshi/status/1068400142502350849


 プロフィールではご自身を「「世界」を宇宙に拡げることを仕事にしたいと考える自営業者。主な仕事はhttp://Sorae.info を中心に科学ライター。」と説明している。「日本は首都圏上空の主権を恢復していない」「経済的損失を被っている」に対して「いや[中略]片道15分だ。」とミクロにコメントするのが「科学ライター」のお仕事なのだろう。社会のことなんかは眼中にないということだ。

 まず(自称)航空宇宙クラスターや(自称)軍クラの人々は全体が理解できないといったものだ。さらには手元にある賭場のお盆も光量不足でよく見えない。特にロケットやらヒコーキ関係の模型マニアやら写真マニアは大抵そうなっている。

 なんつーかね、国の交通網整備のシンポジウムに、国鉄の駅名全部覚えているカメラ持った半ズボン巨人帽の三〇代男性が来て、質疑応答で資料の駅名の間違いを指摘して悦にいってる状況に似たものだよ。
2018.11
29
CM:6
TB:0
11:53
Category : 未分類
 エレベータの設置は各種の基準で決まっている。だから不要認定できない。これは自衛隊施設でも同じ。だいたい90年代以降の建物で4階建より高い建物ならどこでも設置されている。隊舎でもそうだ。

 その点で「民主党が自衛隊隊舎のエレベータを撤去させた」は疑わしい。

副赤@転職活動中@ATOR86
てゆーか民◯党[民主党]のJ[自衛隊]関係の無駄遣いで分かりやすいのがアレよ。エレベーターの廃止。
図面引くどころか着工まで行ってた隊舎のエレベーターを「不要」と認定して土壇場でキャンセル、違約金と設計変更で却って高くついたってゆー。
しかもコレ全国の駐屯地でやらかしたんだぜ。
https://twitter.com/ATOR86/status/1066888077623226368

副赤@転職活動中@ATOR86
駐屯地祭なんかで隊舎の中に入る機会があったら、1階エントランスの中央に天井までぶち抜きの吹き抜けがあるか探してみよう。
それが「本来ならエレベーターが入る予定だったスペース」だ。
https://twitter.com/ATOR86/status/1066890958367649792



■ おかしな点がいっぱい

 この話はおかしなところがいっぱいある。

 まず「政党はそんな事は言わない」ことだ。そもそも政府のレベルでも一般的な隊舎庁舎の中身までは文句は言わない。

 しかも予算は成立している。その額にエレベータが入っていて、金額が足りていれば作るだけの話である。


■ エレベータシャフトは残る

 また、発言と実際の構造の平仄が合わない。

 具体的にはこの部分だ。「図面引くどころか着工まで行ってた隊舎のエレベーターを『不要』と認定して土壇場でキャンセル」と「隊舎の中に[中略]1階エントランスの中央に天井までぶち抜きの吹き抜けが[中略]『本来ならエレベーターが入る予定だったスペース』だ。」とある。

 当然ながら建築工事は設備に先行する。しかもエレベータ・シャフトは構造である。構造計算レベルから入っている。

 それを「土壇場でキャンセル」して「天井までぶち抜きの吹き抜け」にはできない。吹き抜けは最初から吹き抜けで作られる。ちなみにそれも価格に反映している。吹き抜けは高くつくのだ。


■ 隊舎建設は年に1件あるかどうか

 そして隊舎建設数もおかしい。発言では「土壇場でキャンセル」を「全国の駐屯地でやらかした」とされている。

 だが、隊舎建設は陸海空自衛隊を横断して年1件あるかないかだ。平成初期に一気に更新したので老朽更新はあまりない。また営内者が減っているのでその新しい隊舎も空いている。古い隊舎を廃止しても空き部屋に引っ越すだけで良い。まずは新しい隊舎は建てる必要はない。

 その点で「全国の駐屯地でやらか」(副赤@転職活動中@ATOR86)すのは不可能だ。


■ なんでも民主党のせいにしようとする

 まずはなんでも民主党のせいにしようとするアレだ。

 その上でいえば、信じるヤツもどうかしている。「1,327件のリツイート 1,105件のいいね」はまずはフシアナ東京の類なのだろう。
2018.11
29
CM:5
TB:0
11:14
Category : 未分類
 ミリタリー売りの女性声優(有名じゃない方)がミリヲタ向けにやってるイベントがあるのだけれども。前々から「何かに似ている」とモヤモヤしていたのだがフト気づいた。若い根っこの会だ。

 グルみたいなのが集団就職でさびしんぼだった人畜無害な善男善女を集めてハイキングとかやってたアレだ。

 その「グル」がミリタリー売りの声優で、「集団就職&さびしんぼ&人畜無害&善男善女」が養分の自己表現できないおっさんミリヲタ。そうみるとしっくり来る。やってるのもバスツアーでウイスキー蒸留所周りとか、まー70年代の若い根っこの会のやってたようなイベントでしょ。

 ただ違う点は商業イベントなんだよねえ。今でいうNPOで一応は政治から距離をおいているスタンスだった若い根っこの会とは違う。その点でホントに客は養分だなと。

 ただ、末路はおそらく同じだ。集団就職組がそうであったようにミリヲタ商売も養分もそのまま老いていくのだろう。なんつーか、金を取るイベンターの声優も容姿衰え、くっついている養分ミリヲタも頭髪寂しくなり簪に耐えなくなる感じ。

 今でもすでにそうなっているけど。なによりどっちも時代というか社会に取り残されている感じで「うーん」っといった印象しかない。

 まあ、集金システムも養分も水準以下なダメな感じがね。自分に自信があればそうしないだろうと。本筋の声優商売に自信がありゃ流鏑馬で客引きとかしないだろうし、養分も養分で消費でしか自己表現出来ない感じがねえ。
2018.11
25
CM:10
TB:0
23:00
Category : 未分類
 松尾芳郎 さんの 「空自次期戦闘機『F-3』、2025年の初飛行なるか」*1は不思議な記事だ。記事は国産戦闘機開発の実現可能性を論じている。それでいながらコスト検討がどこにも書いていないためだ。

 それは「まとめ」に尽きている。
新戦闘機「F-3」に関わる要素技術は、ここに述べたようにほぼ予定通り進捗している。しかし実用機を完成し、量産態勢を軌道に乗せるまでには、これまでにも増して大変な努力と資金が必要となる。2019年から始まる「次期中期防」でどのような判断が下されるのか注目したい。
http://tokyoexpress.info/2018/11/24/空自次期戦闘機「f-3」、2025年の初飛行なるか/

「予定通りに進捗している」(松尾)と実現の見込みを強調しながら、必須の要素であるコストに関しては「これまでにも増して大変な努力と資金が必要となる。」(松尾)だけしかない。

 つまりはコストも勘案すれば実現可能性は低い。それを秘した記事だということである。

 もちろん仕方がない部分がある。商業記事としての要求から「国産機に見込みがあるよ」と書かざるを得なければそうするしかない。

 その点で「これまでにも増して大変な努力と資金が必要となる。」(松尾)とは「本気にするなよ」ということだ。


■ 「コスト面の検討がない」ことを見抜けない人々

 だが、その含意を理解できない人々がいる。自称軍クラのみなさんだ。

 例えば、次の発言である。
木曽路のエトランゼ@トム猫教団の宣教師@fightin_dog
事実を基に書けばこういう記事ができるのになぁ…
空自次期戦闘機「F-3」、2025年の初飛行なるか
https://twitter.com/fightin_dog/status/1066232325816561665


Yuuno@C952日目西む30b@Yuuno_G4312
無料なのに綺麗にまとまっている良い記事ですねこれ。
何より偏向的な書き方になっていないのは好感。というより本来偏向的になってはいけないような。
空自次期戦闘機「F-3」、2025年の初飛行なるか
https://twitter.com/Yuuno_G4312/status/1066376016266854400


 一言でいえば無邪気だ。「事実を基に書けば」(木曽路のエトランゼ)と書いているが、コスト面について何も事実を書いていない不思議に気づかないのは不思議なものだ。また「偏向的な書き方になっていないのは好感。というより本来偏向的になってはいけないような。」(Yuuno)もそうだ。記事は国産戦闘機が大好きな子に特化した糖衣錠記事である。その点で偏向大差ないことに気づいていない。


■ 「この誉エンジンさえ完成すれば」

 その上でいえば、松尾さんの記事は全てが順調に行く前提に立っている。そこに開発上のつまづきや遅延が発生するリスクは触れていない。まずは「名古屋リニアは2027年に完成する」「2050年までに核融合発電は実用化される」と同じ体裁をとっている。

 特にエンジンがコケたら計画は全部コケる。国産戦闘機の話は全部国産エンジンを前提として話されている。それがコケればオシマイだ。特に戦闘機開発開始後は目も当てれない話となる。

 あるいは腹痛エンジンとなっても同じだ。性能は出ないわ稼働率は低いわといった機体となるリスクを含有している。

 しかし、それには触れていない。これも商業記事であるためだ。「国産機は可能である」と想定読者の国産機大好きっ子に夢見心地になってもらう上で邪魔だから触れていない。


 だが、国産戦闘機をヨイショする連中はそれに気づいていない。実用エンジンが性能を達成すると信じ切っている。それでニヨニヨしている。

 まずは昭和17年ころと同じである。「この誉エンジンはスリムかつハイパワーでありり2000馬力出る」「だから新型戦闘機は米軍戦闘機に匹敵する戦闘機になる」と有頂天だ。

 だが、エンジン不調となるとどうしようもない。「地上で動かないF-3なんかよりもF-15の方がマシ」ということになる。

 それを読み解けないあたりでも無邪気な子は気の毒なものだ。


■ 日本の技術はホントに「世界一」なのかね

 (自称)軍クラの人たちは気づくべきとこをに気づいていない。

 そのような部分は他にもある。その一つは松尾さんの記事中にある「世界一」を連発している部分であり、その含意である。
③ 世界一の素材技術を使い、高い電波吸収性を持つSi-Carbide繊維で機体構造を製作、高いステルス性設計、高い電波遮蔽性を持つプラズマTV用電磁シールドをキャノピーに採用する。

④ 世界一の半導体技術で、次世代型ハイパワー・レーダであるGaN半導体素子基盤を使うAESAレーダーを搭載する。これもすでにF-2戦闘機、“あきずき”、“ひゅうが”など以降の新造護衛艦に採用済みである。

⑤ 世界一の耐熱材料技術で次世代高出力スリム・エンジンを搭載する。IHI社開発の「XF9-1」試作1号が2018年に推力33,000 lbsの最大出力運転に成功、6月末に防衛省に納入されている。


「世界一の素材技術」「世界一の半導体技術」「世界一の耐熱材料技術」とある。これは「技術研究本部(現在の防衛装備庁)が作成した「将来戦闘機の関する研究開発ビジョン〜将来の戦闘機に必要な技術〜」と題する報告」(松尾)から引いたとしている。

 これも「防衛装備庁がそう言っている」といった逃げと見るべきだろう。素材も半導体も耐熱材料も世界一とは言い切れない立場にあるためだ。いずれも昔は生産技術は世界一を誇っていた。だが開発技術で世界一とはジャパンアズナンバラワンの時代も言っていなかった。

 これも大きく見れば国産戦闘機を持ち上げる上での修飾である。「防衛当局がそう言っているから騙されてそう書いとくか」程度である。

 だが、国産機が大好きなキッズたちはそれに気づいていない。そして「事実を基に書けば」(木曽路のエトランゼ)と事実認定している。いまだに本気でジャパン・アズ・ナンバーワンと信じているのだろう。


■ データベースなしでESMができるのだろうか?

 そして、もう一つはEWについての紹介である。(自称)軍クラの皆さんはそこでも気づくべきところに気づいていない。

 松尾さんの記事では「先進RF自己防御システム」として
「敵ステルス機や敵ミサイルから自機を守る[中略]RFセンサー・システムである。機体表面のほぼ全周に張り巡らされたESM(electronic support measures)あるいはECM (electronic counter measures)アンテナを使い、敵ミサイルの発射する電磁波を瞬時に受信・捕捉、直ちに対抗電磁波を発射、これを無力化するシステム。主翼前縁、胴体表面などにESM/ECMアンテナを組込み一体化して、機体全球方位を監視、カバーする。


 もちろん、日本人でもそういったハードは作れるかもしれない。それは単なる電子技術だからだ。

 だが、目標達成は困難である。「敵ミサイルの発射する電磁波を瞬時に受信・捕捉、直ちに対抗電磁波を発射、これを無力化」はまず無理だ。それにも気づかなければならない。

 なぜならデータベースを必要とするからだ。記事では、おそらく意図してそれも言及してない。「敵ミサイルの発射する電磁波」を知らなければ「敵ミサイルの発射」は判断できないしどのような「対抗電磁波を発射」*2するかも決められない。

 果たして、日本は主要な海外製ミサイルの電磁波スペクトラムを掌握しているのだろうか?

 まずはロクなものはない。米製空対空ミサイルは承知しているだろうが欧州製は怪しい、さらにロシア製や中国製、将来的にはインド製のミサイルやレーダの輻射電磁波スペクトラムの把握は相当に甘い。

 このあたりも記事はおそらく意図して既述していない。

 だが、(自称)軍クラはそれに気づかず「全てが事実である。反映されていない事実はない」と信じている。そして「事実を基に書けばこういう記事ができるのになぁ…」(木曽路のエトランゼ)と感じ入るのはお気の毒なものだ。



*1  松尾芳郎「空自次期戦闘機『F-3』、2025年の初飛行なるか」『Tokyo Express』2018年11月24日(TOKYO EXPRESS,2018)
   http://tokyoexpress.info/2018/11/24/空自次期戦闘機「f-3」、2025年の初飛行なるか/

*2  たぶん、受波した電磁波を時間軸とスペクトラムでオウム返しにするだけだ。だが、その方式は流行のパルスへのデジタルコード埋め込みに耐えるかは疑問だ。