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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
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2017.03
23
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21:47
Category : 未分類
 自民有力者が首相になる方法として、お腹を痛くさせる選択肢はある。「今の安倍体制が続くから首相の出目はない」立場からすればそうだ。病気でいなくなることは最良の選択肢である。選挙で負けるのとは異なり、議席を失うことがないからだ。

 それに対して「病気に対する差別」といった批判は意味はあるのだろうか?

 青山一二三さんの批判は次のとおりだ。
都合のいい時に道徳律を持ち出す青山一二三さん
青山一二三‏ @aoym123
このブログもそうなんだけど、なんで普通に批判すればいいものを「お腹痛くさせて」とか病気に対する差別を助長させるんだろう。あんたらは長谷川豊の同類だよ。 / “隅田金属日誌(墨田金属日誌) 解散の出目はないのかね” http://htn.to/7AhSpW
https://twitter.com/aoym123/status/843542554788290560


 ちなみに、その記事では筆者はなにもアレ政権を批判していない。自民有力者の立場を想像し、示しただけだ。今の自民は従来の有力者を封殺して成立している、いわば不自然なる多数党だ。それが安定するわけがない。大政翼賛会と同じで内閣の指導力がなくなるとなんでもする。その中に病気が進むようにするオプションもあり得ると述べただけにすぎない。


■ 可能性予測について非道徳的と反論

 可能性の予測について差別というのは、なんだろうか?

 つまりは、不都合な見通しを「道徳的ではない」と拒絶するものでしかない。それは、例えばネパールの予測をするとしよう。政治混乱からマデシ運動が選挙をボイコットし破壊的活動に転じる可能性は高い。それを指摘した時に「選挙ボイコットや破壊活動を肯定するのか」と言い出すようなものだ。


■ いつものテンプレ

 まあ、体制擁護の御仁の党派性発言なのだろうけどね。リツイートをみていると
・ CatNA‏ @CatNewsAgency
・ 加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧‏ @azukiglg
・ 菊池誠(4/8SilverWings)‏ @kikumaco
・ 上念 司‏ @smith796000
非常にわかりやすいものだ。

 批判の中身としてもテンプレだ。ネトウヨ系御仁が「お腹痛くなればいいのに」をアレな宰相の悪口にとる。そしてそれを不道徳だとして反論するいつものテンプレにすぎない。沖縄の基地反対運動を米軍へのヘイトだというアレなテンプレの亜種だ。

 道徳的ではないとして相手に優位に立つ、あるいは相手に罪悪感をもたせようと言った程度にすぎない。

 まーアレだ、連中はそのうち不能犯に怒り出すのではないかね。「『アレ宰相のお腹が痛くなりますように』と祈祷をしました」程度の発言に、「その発言を聞いて、心理的ストレスでお腹が痛くなったら傷害罪」とかいい出すんじゃないかなと思うよ。


■ 爺ちゃん妖怪だったけど、女房には容喙させなかった

 なんにしても、心技体そろってダメ宰相を支持してもね。

 「ジッチャンの名にかけて」というけどさ、お爺さんは帝大を出て内務省じゃないけど高文通ってる。「岸を倒せ岸を◯せ」といわれたが「岸は馬鹿」といわれたことはない。そして、ジッチャンは巣鴨にブチ込まれてのお腹が痛くなって逃げたり、いわんや政権を放り出したりはしない。

 しかも女房の始末もできないわけでもない。蒋介石や東条英機は許したが岸は政治に口を挟ませていない。

 心技体そろってダメ、その上、女房のコントロールもできないということだ。別人格とかいうなら、じゃあ政治に容喙させるなと。オマエの爺ちゃん妖怪だったが、政治に女房は容喙させなかったぞと。
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2017.03
17
CM:2
TB:0
17:01
Category : 未分類
 政治的責任を追求する議会で、そこで「物証」「触法」とは何事だろうか?

 議会による国政調査、行政のチェックはフリーハンドである。また政治の過程として首相以下の閣僚に対する攻撃権を持つ。首相が自由に解散を行えるように、議会は首相以下を自在に引き下ろすことができる。その政策を受け入れられない、行政府運用を認めないでよい。別段、無過失だろうが合法だろうが構わない。

 そこで刑事訴訟のように物証や触法を持ち出すのは滑稽でしかない。刑事法でデュー・プロセス・オブ・ローが前提となるのは国家権力と個人が対峙する状況だからである。攻撃側が絶対的な権力をもち、防御側は無力であるためだ。

 当然だが、甲乙対等の民事では必要はない。状況証拠でよいし信義則に触れるだけでもよい。さらに国会の政治作用では甘くて良い。採決の形で議会が納得できさえすればよい。


■ 政治を理解できない青髭さん

 それが理解できていないのが青髭さんだ。この期に及んでセルフ体制擁護庁活動に余念がない。

 例えば以下の発言がそれだ。
青髭‏ @laboratorymembe
ところで…追求(自称)を続けている、民進党をはじめとした野党議員の皆様が誰も説明して下さらないのですが、安倍首相が学園に対し「寄付」を行っていたとしたら、どのような法に触れる行為なのでしょうか?かつて民主党のトップは「在日外国人から献金」を受けておりましたが。
https://twitter.com/laboratorymembe/status/842627670135324673


 今、注目されているのは政権による不当な国有地廉価払い下、首相以下の身内に格安で国有地を横流ししたことだ。

 これは疑獄を疑う合理的な状況にある。野党はその政治責任を問おうとしている。型式が合法であるかないかさしたる問題ではない

 それを理解できず「野党議員の皆様が誰も説明して下さらないのですが、安倍首相が学園に対し「寄付」を行っていたとしたら、どのような法に触れる行為なのでしょうか?」(青髭)と言い出すのは滑稽なものだ。

 つまり青髭さんは「形態が合法なら、身内に対して国有地をロハで引き渡すことは責められない」といっているわけだからだ。


■ はすみとしこ同等品

 そして、政府側による刑事法の問題には自ら眼をつぶっている。

無期限拘束
青髭‏ @laboratorymembe 青髭さんがはすみ としこをリツイートしました
前田朗教授(東京造形大学) どうもこの人は、「自分以外の」日本人を悪し様に罵ることで相対的に自分が先進的だと主張しつつ、利益を得ている人という印象ですねぇ。かの悪名高き「無防備都市宣言」呼びかけ人にして朝鮮大学講師、在日朝鮮人人権セミナー事務局長という納得の肩書きをお持ちで。
はすみ としこ @hasumi29430098
友人からの報告より。国連に、東京造形大学 前田朗教授が登場。「(高江の基地移設反対運動のリーダーと言われている)山城博治を早く釈放しろ」「日本において少数民族である韓国人が、『ゴキブリ』と言われ差別されて…

https://twitter.com/laboratorymembe/status/842572120617975809


 山城博治さんは微罪を理由とした無期限の拘束を受けている。これは人権や司法運用の問題である。左右の政治勢力を問わず問題となるものだ。

 だか、それに対しては何も言わない。むしろそれを黙認し、問題視する勢力を攻撃する立場にある。「山城博治さんを早く釈放しろ」といった主張に対して、「この人は、『自分以外の』日本人を悪し様に罵ることで相対的に自分が先進的だと主張しつつ、利益を得ている人」(青髭)と述べているのがそれだ。

 まずは、はすみとしこ同等品だということだ。その発言をリツイートして支持して同じことをいう以上、そういうことだ。セリフ体制擁護庁として「首相の人権は大事」でも、「反日の人権はどうでもよい」といった、ご都合的なスタンスしかない。
2017.03
17
CM:4
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07:30
Category : 未分類
 自民の有力者に「首相に解散させれば後釜が狙える」と考える御仁はいないのだろうか?

 状況は党内有力者にとって悪くない。禅譲されると言われていた稲田防衛相は、ほぼ沈んだからだ。

 つまり、今の首相がいなくなれば次の首相になれる可能性がある。このままでは疑獄追求は長く続く。それなら支持率があるうちに解散すべきと焚き付ける。それで敗北すれば自分にお鉢が回ってくる。そういった図画を書く御仁はいるのではないかということだ。


■ 党内暗躍(想像)

 そう考えると「自民内部で暗躍があるのではないか」とも想像できる。首相を侮辱したから証人喚問といいだすあたり、うまいことをいって誘導しているように聞こえなくもない。

 別段、自民が負けてもよい。ある程度の有力者なら、自分が首相になること優先する。そのために自民が負けることはどうでもよいと考える。

 そもそも、誰もそこまで党には義理はない。保守政治家として祖国のために死ぬことにやぶさかではないかもしれないが、党のための死ぬなんて考えるはずもない。戦争になってEUのために死ぬといい出さないことと同じだ。

 その点で解散誘導や、そう仕向けることあるのではないか。そう考えるものだ。


■ お腹を痛くさせてもよい

 もちろんお腹を痛くさせて退陣でもよい。追い込めるチャンスを得て、味方ヅラして追い込むとかもあるだろう。まず、自尊心が肥大している。だからヨイショ的に勇ましいこと言わせ、それにより自ら退路を絶たせることもできる。

 首相がいなくなれば自分にお鉢が回ってくる。これは解散・敗北でも病気退陣は変わらない。





■ 指揮権発動も見てみたい(オマケ)

 ま、屁理屈エンターテインメントだけどね。あっても不思議はないが、別段それを信じるほどの根拠はない。でも理屈として党内暗躍を加速する状況ではある。それが面白い。

 他にも、生放送での指揮権発動を見てみたい。

 法相による検察への指揮権発動だ。今まであるとは聞いていたが見たことがない。ツチノコのようなものである。でたら眼福、目の正月だ。

 しかも法相は件の御仁なので余計な発言も期待できる。稲田防衛相が「交戦してるけど戦闘って書いちゃうと憲法違反となるので」みたいなアレで「裁判で勝てる見込みがないから発動しました」みたいな正直発言と一緒だとゲラゲラだけどね。

 解散も、変な解散を見たい。できれば追い詰められた上で「ニッキョーソ」等の怪訝な罵声が契機となった「ニッキョーソ解散」とかみてみたいけどね。
2017.03
16
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TB:0
15:53
Category : 未分類
 産経は日本のメディア・コントロールには言及しないが、中国でハブられたときには声高となる。

 「なぜ産経を閉め出すのか 権力を監視する外国メディアが必要だ 外信部長・渡辺浩生」がそれ。李克強首相の会見に産経は招待されなかったことへの恨みつらみを述べたものだ。

 一見、主張は公正を求めるようなものにも見える。中国には取材・報道の自由はない。いずれも党・政府のコントロール下にある。それは確かに不透明であり、自由や権利について中国が後進的であることを示すものではあるだろう。

■ 権力によるGPS操作バンザイ(産経)

 だが、産経の報道からすれば「よく言えたもの」でもある。記事題名のように、産経が日本国内で「権力を監視」したことがあるだろうか? 権力ヨイショしかしていない。

 例えば「GPS捜査 最高裁の判断に疑義あり」がそれだ。

GPS捜査は特に集団窃盗や、銃器、薬物などの組織犯罪の摘発に有効だとされてきた。[中略]2020年の東京五輪を控え、治安対策は待ったなしの急務である。最高裁の判断を受け、警察庁は全国の警察に、GPS捜査を控えるよう通達を出した。早くも捜査員らは、その手足をしばられることになる。こうした事態を、一体、だれが喜ぶことになるのだろう。[改行・行あけは省略]


 ちなみに冒頭の閉め出し記事では産経は次のように述べている。「産経新聞も、中国総局長へのビザ発給が昨年9月まで3年以上凍結された。駐在記者への不審な尾行や取材妨害は日常茶飯事である。」

 つまり、産経は中国では不審な尾行を問題視する。だが、日本では令状なしのGPSログを認めており、治安対策のために必要と述べているのである。


■ 中国でも何の成果も上げていない

 そもそも、中国報道でも産経が独自取材で成果を挙げた例もない。

 それ以前に、産経の海外報道に独自性はまったくない。大体は通信社の記事転載である。たまにあるのは日本が喜ぶような記事であり、その後は雲散霧消するたぐいの記事だ。

 さらに、国内外問わず産経の記事はそこにないものに気づかない物が多い。大抵は発表されたものをベタに流して、自社あるいは読者のネトウヨ価値観でのコメントをつけるだけだ。

 その産経が中国が全人代を取材してどうにかなるか? 能力的な問題から何もできない。


■ 招待制は批判せず、招待されなかったことを恨む

 そもそも本来からして招待制の会見である。それに乗れるときは何も文句言わず、招待に呼ばれなかった時だけ文句をいう。記者クラブ制度のようなクローズな体制は認めるくせに、その体制に入れないことを恨むのはのは不覚悟なものだ。

 さらに、その中でもヨイショしかしない。国内でもアレ教育者の会見に「朝日はダメだ、産経はいないのか、産経は」といわれた。その立ち位置である。それでクローズド・ショップに入り込んで、それで権力を監視でございとはタイガイな主張である。






■ オマケ

 ちなみに、産経は日本国内で「[日本の]権力を監視する外国メディア」に反発している。例えば「イプシロンはICBM? 韓国紙 突出した反日報道 国内からも疑問の声」http://www.sankei.com/world/news/130828/wor1308280011-n1.htmlがそれ。

 日本特派員からの記事について産経は次のように述べている。
韓国メディアはここのところ日本の「軍国主義化」を強調、安倍晋三政権たたきを繰り返しているが、新型ロケットの開発目的まで歪曲(わいきょく)して伝える反日姿勢は突出


 自社による海外での現地政府の権力監視は正当でも、海外他社による日本政府の権力監視は反日呼ばわりしているということだ。なんとも都合の良い権力監視だということだよ
2017.03
14
CM:2
TB:0
12:16
Category : 未分類
 東芝の決算先送りのニュースだが、子会社そのものとしては売却されて自由になったほうがよいのではないかね。

 本体は日米同時破産しかないと言われている。今月の『世界』、細野裕二「東芝の債務超過による存続可能性」は、その点を明瞭に指摘している。

 報道を聞いてもカスみたいな会社なのだろう。まず自浄作用もない。その上、この期に及んで決心もできない。旧日本軍隊のようなものだ。ヒエラルキー構造の自己存続だけしかない。

 ならば、半導体事業や子会社は独立したほうが良いのではないか。アレな集団から離れられるため自由度が増えるし、儲けを吸い上げられることもないからだ。


■ 沈む東芝から逃げるチャンス

 人格としての子会社があるとすればそう考えるだろう。法人ではなく自然人としての立場を仮託すれば「あのマヌケ共も、取り柄だった金もなくなった。そろそろ離れたい」と考える。

 それのほうが社会のためになる。原発と心中し、あるいはその借金に縛り付けられるよりも、自由な経済活動に専念してもらう。オワコン原発のような外部負経済の塊とは違い、真に世に役に立つサービス製品を世に出し、製品雇用を増やし、設備投資をし、どうせ租税回避するだろうが多少なりとも納税してもらったほうがよい。

 記事であった優良六分野はそうではないか。半導体事業と五つの上場子会社、東芝テック、ニューフレアテクノロジー、東芝プラントシステム、芝浦メカトロニクス、西芝電機は、むしろ売却で縁切りしてもらったほうがよいようにみえる。



■ ニューフレアテクノロジーなんて空調屋かとね

 まー、どの会社が何処にあって何作ってるかなんて知らないけどね。たまに出る東芝テック、プラントシステム、芝浦メカトロニクスはともかく、後二者なんて東芝の一味とは全く思ってもいなかった。

 特にニューフレアテクノロジーなんて初めて聞いた。板橋あたりで毎日フレア加工してるエアコン屋のアレな二代目が、株式会社が安いときに「有限会社じゃ恥ずかしい」と名前変えたみたいな感じしかしない。

 まー、西芝は調べ物とか、展示会の電気推進で名前をみたことあるけど、東芝のパクリみたいな会社で島耕作あたりが私物化してそうな名前だとしか思わなかった。



*   細野裕二「東芝の債務超過による存続可能性」『世界』(岩波書店,2017.3)pp.33-42.
2017.03
14
CM:1
TB:0
12:16
Category : 未分類
 稲田さんが今日の議会で「天地神明に誓って」といっているのだが。ことこの期に及んで潔白を主張するなら靖国社の境内で盟神探湯やったらいいのではないかね。

 その主張が神道・神話に全肯定的なのだからそうすればよい。以前は憲法について「前文で書かれるべきは、日本という国が神話の時代から連綿と連なる歴史を保持し」と述べ、「建国記念の日を祝う呉市民の会」で講師しているくらいだから、真に「天地神明に誓」えるならそれもできるだろう。

 まあ盟神探湯といった古代習慣がいやなら、近世的な湯起請でもいい。神道原理主義の理事長と大臣、どっちかが嘘付いているのだから真ん中でお湯を沸かせて討論させればよろしいのではないかね。第三者の証言や物証がないことをいい出したら手を突っ込めとね。

 まー、神判だと両方とも火傷する場合もあるらしいけど。そのときには双方ともに蓑笠と杖一つだけ与えて沖鳥島に島流しで。あそこで住民が通常に生活できる、水を得て漁労耕作で生存できることが証明されれば、領土主張でも有利になるでしょう。
2017.03
13
CM:11
TB:0
00:04
Category : 未分類
 ネトウヨのポップの500円さんは、基地賛成派がカルトまみれなのはどう考えているのだろうか?

 沖縄の基地反対運動は旬だ。左派としてはそれに乗り遅れる訳にはいかない。何もしなければ支持組織の突き上げを食うからだ。

 これは過激派も同じだ。何もしなければ「何のためにカンパ集めているのか」と言われるだろう。だから、弱体化した組織でも参加する。

 そして、その影響力はさほどでもない。左右を横断した基地反対運動のマスに飲み込まれている。40年間力を削がれ続けた過激派は何もできない。


■ ネトウヨの好きな餌を知っている500円さん

 それを「重大事実判明」と500円さんはいう。
500円‏ @_500yen
和田政宗「沖縄基地反対運動に過激派が参加しているのか」

警備部長「沖縄基地反対派に極左の過激派が参加してます」

重大事実判明キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
#kokkai
https://twitter.com/_500yen/status/839666998879518721


 そういえば、支持者が喝采することを知っているからだ。

 彼らは基地反対は過激派だと思いこんでいる。これまでのネトウヨ言説により、自分でモノを考えない頭の悪い支持者は「基地反対運動=サヨク=過激派」と思い込んでいるからだ。

 だが、その認識は基地反対への広範な支持といった現実と衝突している。基地反対運動が広汎な県民運動であり、一種の民族運動の萌芽さえも見られる。事実として一般の県民が支持している。これは「過激派の運動」あるいは「中国人の侵略」といった「ユダヤ人の背後の一突き」認識では受け入れられないものだ。

 つまり、ネトウヨは過激派の存在やその影響力を渇望しているのである。

 そして500円さんは、そこに餌を入れれば馬鹿だから食いつくことを知っている。だから「重大事実判明キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」(500円)とやるわけだ。

 あとは、フラストレーションの解消としてネトウヨが勝手に矛盾を止揚するだろう。例えば「県民は過激派に扇動されて反基地運動をしている」「過激派によって県内2紙がコントロールされている」「中国の資金で過激派が県内工作をしている」そういったものだ。相矛盾する二つの要素、金髪巨乳好きと清楚な女子校生好きだから、両者を一緒に見たい。だから女子校での外人教師と生徒のレズもの夢想するようなものだ。


■ カルトには選択的盲目となるネトウヨ

 そして、基地賛成派のカルトには選択的盲目となる。沖縄でのイカタコ教団(仮称)活動がそこにあっても「それはない」といった振る舞いをしている。

 彼らの活動そのものは紹介する。手登根さんあたりの基地賛成、反・反基地運動、海兵隊ヨイショ、国難思想的な中国侵攻妄想といったものがそれだ。

 だが、その背後にイカタコ教団がいることは気づかないフリをしている。

 これは500円さんだけではない。和田政宗さんも同じだ。さらに、500円さん、和田さん、手登根さんの発言を引っ張るネトウヨも同じである。

 実際に彼らはそれを質問することはないし、その結果がでてもRTはしない。和田さんが「基地賛成・海兵隊ヨイショの背後にはイカタコ教団(仮称)が存在しているのか」と質問することはない。別の議員がそれを確認しても500円さんは絶対RTしないし、500円さんをRTするようなネトウヨは見てみぬフリをする。そういうことだ。

 なんにしても、都合の良い時だけの盲目であることだよ。

 まあ、便利な病気は保守派としての矜持も覚悟もないネトウヨ的なファッションファッショ右翼の伝統だけどね。URからお金貰った甘利大臣もそうだし、政治的に厳しくなるとお腹が痛くなる宰相もそれだった。
2017.03
12
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00:01
Category : 未分類
 藤山哲人さんの「DC扇風機は省エネなのを実験してみた」の記事なのだが、風量を調べると称して風圧しか計っていない。

 「第14回:高級なDCモーター扇風機と、安いACモーター扇風機の違いは何?」がそれだ。


■ 計っているのは風圧だけ

 記事中で風量計測の方法として計測器を作っているが、これは風圧しか測定できない。
ここで簡単な風量計を作ってみた。
・ 子どもの学習教材の風力発電機。モーターが大きく極弱い風では発電できなかったので、モーターを取り替えてみる
・ 携帯やスマートフォンのバイブレーション用超小型モーターに取り替えて、微弱な風でも回る発電機に改造!
・ 羽にカウル(覆い)をつけて空気の抵抗を減らし、土台も作って風量計のできあがり
 この風量計で発電できた電圧をテスターで測れば、風量を数値化できる! 大きく息を思い切り吹いてみたところ、風量は「106」となった(単位は独自のもの)。


 結局は風力発電機の回転数だけ、この場合は電圧をはかっているだけ。そこから拾えるのは風圧だけだ。

 さらにいえば、この測定器はそのポイント限りの風圧しか測定できない。扇風機の風流は一様ではない。羽軸から離れればはなれるほど低くなる構造にある。この点、直線パイプの中に流れる水流とは違う。そこで1点での水圧=風圧を図ってもあまり意味はない。

 つまり記事で求めるべき風量はわかっていない。

 電気で言えば電力を図ろうとしているのに、電圧しか計っていないのだからそうなる。本来なら電流を併せて測って電力を計算するか、電力そのもの図るべきなのだがそれをしていない。

 風量を図るなら違うやり方をすべきだ。扇風機をダクトで覆って、一様の風にして離れた終末端での風圧を測定する、あるいは風車で錘を持ち上げさせるといったものだ。


■ もともと高効率

 結果、結論もおかしくなる。

 記事では、効率(電力量あたりの風量)は倍以上と結論つけている。

AC扇風機の強は47Wなのに対して、DCの最大風量8は、そのおよそ半分となる24Wしか食わない。しかも、風を弱くすればするほど省エネになり、中相当ではACモーターの37%、弱では24%の電力で同じ風量を送れるという結果だ。

 これまでの結果だけを見ると、「DC扇風機はAC扇風機よりも弱い風が出せる」ことに加えて、「DC扇風機はAC扇風機と同等の風を出しても、消費電力は半分程度」という、いいことづくめの結果となった。


 だが、これも実際のモータの効率からすれば怪訝である。もともとモータの効率は高い。悪いと言われる単相交流モータであっても電気を熱に変えているほどでもない。それをDCに変えてたところで2倍の差は出ない。実際にはインバータでの損失もあるので、その差はさほどのものとなるとは考えがたい。

 少なくとも「風を弱くすればするほど省エネになり、中相当ではACモーターの37%、弱では24%の電力で同じ風量を送れる」(藤山)とはならない。


■ 記事のDC扇風機はスイッチがプア

 もちろん、効率そのものはDC扇風機の方が高い。

 だが、そこに信頼性やコスト差を覆せるほどの優位であるかは怪しい。交流扇風機の単純な単相モータは壊れないし、壊れても2000円で新しい扇風機が買える。対して、DC扇風機はモータそのものは壊れないにせよ、回路が壊れれば終わる。電気代を回収できるのは10年後といった話はさておいてもそのような問題もある。

 もちろん極小電力なのでハンダが割れるようなことはない。

 しかしどうでもいい部品が壊れればオシマイとなる。記事で取り上げた扇風機だとスイッチがショボいように見える。そして壊れた時には何もできなくなるようにも見える。バラしてマイクロスイッチを交換すれば済む話だが、普通の家はそれをしないだろう。

 その点で、大げさなことをする割には結論に意味のない記事に見えるものだ。

 もちろん、DC扇風機そのものは買っても良い。「AC扇風機にはマネできないこの涼しい微風は、DC扇風機だけの特権」(藤山)は便利であって、音も静かなのも利点となるだろう。
2017.03
11
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TB:0
13:28
Category : 未分類
 中間線の向こうにあるガス田について、裁判をして勝てるだろうか?

 佐藤正久さんはガス田問題にご執心である。「中国の東シナ海での一方的なガス油田開発はもう阻止しなければならない」で「国による一方的な油田開発が続いて看過できない。」(佐藤)と述べている。それで、アレな支持者の歓心を買えるからだろう。

 その主張の中で国際司法裁判所を持ち出している。「国連海洋法条約に基づく国際仲裁裁判所への提訴を含め[中略]必要と意見する」(佐藤)がそれだ。これは支持者は訴訟で勝てると思い込んでいることを利用したものだ。もしかしたら、当のご本尊も勝てると思いこんでいるのかもしれない。


■ 国際裁判で負ける可能性大

 だが、裁判で勝てるかは怪しい。なぜなら、現地は日本主張の先にあり、日本資源のストローを証明しがたく、採掘実績のない日本は実損害を主張し難いからだ。

 ガス田は日本主張の中間線の向こうにある。日本が主張する領域の外である。その点で日本が負ける可能性が高い。そもそも訴訟そのものに利益があるかと言った点で取り上げられるかも怪しい。

 そして、日本側の利益が損なわれたかについての主張も難しい。まず中間線の向こうである。本来日本側に属する資源ということは難しい。地下ストロー効果についても、地面の下で繋がっている証拠を出せと言われると日本は窮する。日本はあのあたりの海底地質のデータを持っていない。以前は中国に「疑いを晴らすためにタダで見せろ」といったこともあるくらいだ。

 さらに、日本に現地ガス田商業開発の実績もない。地下でつながっているかどうかはともかく、実際に採掘してもいないガスについて日本は損害を言い立てられるだろうかも怪しい。使いもしない資源でゴチャゴチャいっても相手にもされない。


■ 負けた時、判決を受け入れるか

 実際には日本が負ける可能性が高い。具体的には「中国の採掘は合法的」あるいは「日本の訴えは妥当ではない」とされた場合がそれだ。

 その場合、佐藤さんやその支持者は判決を受け入れるか怪訝なものだ。自ら裁判を主張しながら、負ければ手のひらを返すだろう。「裁判所は中国の手羽先」「中国の不当な買収」「国際裁判に意味はない」と間違いなく言い出す。

 これは捕鯨問題の先例がある。日本では捕鯨支持派が日本に理ありと、勝てるような口を効いていた。だが、結果はボロ負けである。その後には裁判への悪口ばかりを言っていた。IWCでは不自然なる多数派ガーやら、非科学的といったものだ。

 そのあたり、少し先回りすればわかりそうなものだ。

 だが、佐藤さんはそのような発言をしている。好意的にみれば現実に訴訟にならないと多寡を括っているのだろう。だが、案外素朴に「正義の日本は絶対訴訟に勝つ」と信じているのかもしれない。彼は自衛隊のエリートのはずなんだがね。
2017.03
08
CM:1
TB:0
16:30
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 野口裕之さんの記事は願望の吐露でしかない。「『核攻撃力を持った途端、金正恩は死ぬ』 米高官の警告直前の地中貫通核爆弾投下試験公表は斬首作戦の前触れか」はそれだ。

 野口さんは記事中で米国は限定攻撃による北朝鮮での核狩り、金正恩の首狩りを行うだろうとしている。

 だが、その根拠はあやふやなもの2つしかない。一つはプレッシャーをかけるためのブラフともいわれる国務省のダニエル・ラッセルの発言である。そして、もう一つは例によって「どの組織がおこなったか、どのようなモデルで行われたか」を示さないシミュレーションでしかない。


■ あるべき検討がない

 さらに、あるべき検討がない。限定攻撃を選択する上では、本来検討されるべき要素がある。

 だが、それが提示されていない点は不自然である。

 おそらく、シュミレーションとはその程度なのだろう。野口さんは「小欄[野口]が加わった安全保障関係者のシミュレーションでも、米軍が北朝鮮に仕掛ける攻撃の確率は驚異的な数字をはじき出した。」と述べている。


■ 核は狩り尽くせるか?

 まず、核が狩り尽くせるかについての検討はない。

 野口さんは核を含む限定攻撃を提示している。それで全ての核弾頭を覆滅する前提である。

 だが、核弾頭が分散・隠蔽・偽装された場合、対抗できるだろうか? 核と弾道弾10セットを、1セットづつ全国にバラマキ、洞窟や地下陣地、人道施設に収納し、さらにダミー100セットも同様に展開されれば、短期間に核を狩りつくることは厳しい。

 つまり、野口式限定攻撃は軍事技術面で厳しいと判断されるのである。


■ 日中韓露の同意が得られるか?

 また、周辺国の同意が得られるかについての検討がない。具体的には日中韓露である。さらに、国際社会との根回しができるかもない。

 限定攻撃であっても周辺国の同意なしにはできない。

 まず、中国やロシアが同意しない場合、米国は両国と敵対的関係に陥る。

 また外交のロジックとして米国の攻撃には韓国の同意も必要だ。建前上、北朝鮮は韓国未回収の領土である。そこでの大規模行動は韓国の同意を必要とするが、北朝鮮との大規模交戦は韓国の社会・経済に悪影響を与える。さらに、韓国はそれを判断できる政治状況にない。

 また、日本にしても同意するかわからない。核を狩り尽くせるか?、さらに中露韓が同意するか? といった疑問を抱くためだ。


■ 金正恩交代で北は好転するか?

 さらに、金正恩を除くことで北朝鮮が安定するかについての検討もない。

 そもそも、北朝鮮は指導者個人の思惑で動いているかどうかは疑問である。

 まず、核開発は祖業であり指導者の個人的判断で中止できるかは怪しい。辞められる太祖、正日が始めたもので、三代続いて行われている祖業である。

 また、新しい指導者が違う判断ができるかも怪しい。金正恩にしても、指導者としての役割演技をしているだけにも見える。軍や官僚機構により求められる独裁者としての役割を果たしているだけ、それら勢力の均衡点のなかでしか動けないとも見えるためだ。

 その点、金正恩を抹殺すれば四代目がいうことを聞くとは思えない。抹殺で状況が好転する見込みはないということだ。


■ 野口裕之の深夜のファミレス放談

 つまり野口さんの記事には全くの現実味がないということだ。次官補が、シミュレーションがといっているが、それがオプションとして成り立つかの検討は全て欠いている。アッキード事件、安倍小学校の目眩まし記事でしかない。

 安保関係者を強調したシミュレーションも、まずは深夜のファミレス放談と大差はないということだ。やってることは軍クラ大学生がファミレスであつまって、自分が事情通であることを誇る軍事シミュレーションレベルでしかない。まずはボンクラの所業である。


 まあ、深夜ファミレス駄話、アニメとか映画談義そのものは面白いけどね。でもそれは学生時分の話であり、今の商売でやるものじゃない。
2017.03
03
CM:31
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06:04
Category : 未分類
 今時、国内航空輸送のような近距離・軽輸送の所要を言い出してどうするのだろうか? 商業誌に書いたC-2記事について「戦術輸送機だからC-2は失敗ではない」と主張するのは不思議なものだ。


■ 「戦術輸送機であるC-2」(はらぺこ)

 はらぺこさんは次のように述べている
はらぺこ(CV:沢城みゆき)‏ @harapeko11
軍研のC-2記事がツッコミどころ満載とのことだので買ってみたら著者はスミキンで安定のツッコミどころ満載記事だった
https://twitter.com/harapeko11/status/837237118573256704

はらぺこ(CV:沢城みゆき)‏ @harapeko11
この記事、そも戦術輸送機であるC-2を終始中途半端な戦略輸送機として扱ってC-17と比較し批判してるのが頭痛い。
https://twitter.com/harapeko11/status/837252505293594624

はらぺこ

 「戦術輸送機であるC-2」(はらぺこ)といった認識は興味深い。擁護しているC-2を短距離かつ軽輸送が任務の輸送機である。そのような認識の開陳であるからだ。

 仮にそれであれば、C-2開発や調達は無駄だったと認めるようなものだからだ。

 なぜなら、C-2は航空輸送への需要の変化をうけて開発・整備される機体だからだ。 国内に航空輸送の所要は、ほぼない。必要なのは硫黄島と沖縄だけに過ぎない。あとは訓練がてら空気輸送しているようなものだ。 対して海外派遣の所要は大きい。そして空自の海外派遣はまずは輸送機となる。

 つまり、空自輸送機に求められる役割は国内ではなく、海外にある。

 その点で、短距離・軽輸送のニュアンスとして「戦術輸送機であるC-2」(はらぺこ)とするのは、むしろC-2の航続距離や活用法を否定するものだからだ。


■ 輸送力で劣るC-2

 さらに、C-2輸送力をC-17に比肩すると主張するのは、国産機贔屓がすぎるものだ。

はらぺこ(CV:沢城みゆき)‏ @harapeko11 9 時間9 時間前
ああ、うん。確かにC-17の最大高はC-2より高いですね。でも最低高がある以上制限でますよね。それガン無視してC-2のよりC-17ふんだららって言われましてもですね。
https://twitter.com/harapeko11/status/837254407213371393


 明示された数字をみても、C-2は幅も長さも高さもC-17に劣っている。当然だが開口部も小さい。より嵩高・大重物輸送に耐えるのはどちらかは明らかだ。

 その点で、天井高だけを指摘してC-2はC-17に劣らないというのは強心臓である。「最低高がある以上制限でますよね。それガン無視してC-2のよりC-17ふんだららって言われましても」(はらぺこ)と述べているのがそれだ。C-2はC-17に劣ることは明らかなのに

 さらにいえば、C-2は断面他を出していない。出しているのは16×4×4mの数字だけ。防衛関係は優れている点は鉦や太鼓を叩いて吹聴する。それが天井高さ4mだが、それ以外を提示しない。このあたりをみると凡庸あるいはそれ以下であることが疑われる。

 これはランプも同じ。C-130ストレッチ型の床面積と同じといった主張に、ランプを含んでいないと言いだしているが、ランプ長も、そのどこまで積めるかも明示していない。ただ16×4×4mというだけだ。まずはC-130と比較してさほど優位を示せないといったものだ。


■ 将来の所要を予想できない

 なによりも不思議なのは、将来所要への不足が見込まれることだ。

 自衛隊の海外派遣は回数も規模も拡大する。その見込の中では、輸送機にはなるべく全地球的な行動力と輸送容量を持たせる必要がある。

 その点で、C-2はできたときには時代遅れになっている。寸法や重量的に輸送ヘリや掃海ヘリ、重量だと戦車や人道支援用の土木重機の輸送は厳しい。あるいは、単純な生活物資輸送(ベルリン空輸では石炭も運んだ)の能力にしても、既存のC-130の倍はない。

 結局はカンボジアPKOレベルの対応でしかない。90年末に過去20年の所要をみて作った機体が、2020年近くなって登場したようなものだ。

 その点で、C-2はC-1の失敗を繰り返す可能性が高い。C-1は完成時には既に能力不足であった。これは過去の需要にあわせて作った機体であり、できたときには時代遅れだったからだ。

 そして登場直後にC-130導入が決まった。ちなみに、C-1もできたときにはヨイショされていたが、C-130導入以降には輸送力としては全く顧みられていない。

 この点でも「戦術輸送機であるC-2」(はらぺこ)には、C-2の擁護になっていない。現在そして将来の所要に耐えるかといった視点の欠如を示すものでしかない。戦術輸送機であるC-2」(はらぺこ)で今後の航空輸送への要求に耐えることができるかどうか。それを考えるべきだ。
2017.02
26
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13:49
Category : 未分類
 「経済成長できない」見通しへの反発はマヌケなものだ。アレな子が揃いも揃って「経済成長できなければ死ぬ」と言う。その面子を見るだけでも駄目論である。
経済成長否定


■ 経済成長できる見通しがあるか

 まず、日本経済が成長できると考えるのがオカシイ。

 日本は人口オーナスに入っている。就労人口が減り、社会保障負担が増える状況にある。

 この情勢で日本のGDPが増やせると考えるほうがどうかしている。仮に勤労者の一人あたり生産性を上昇しても、それ以上に勤労者そのものが減っている。一人あたりのGDPは非生産人口で薄まる。

 そもそも人口そのものが小さくなるのでGDPそのものが小さくなる。つまりは、生産性を挙げても経済は縮小する。


■ 成長否定を縮小に直結する

 また、経済成長できなければ経済縮小に結びつけるのも頭の悪さを示すものだ。

 成長の反対は縮小であるという一点だけで、成長できなければ縮小と思い込んでいる。

 実際には現状維持もある。日本のGDPは97年にピークを迎えるが、以降は現状維持ベースにある。成長はできていないが縮小もしていない。

 それを理解できず「経済成長できなければ、経済は縮小する、みんな死ぬ」といいだす。それで徳としているのだがら思慮が足りない。


■ 非生産的な政策を支持する

 そして最後が、「成長できなければ死んじゃう論」は有害な経済施策を肯定している点だ。

 経済縮小幅を小さくするには工夫するしかない。新分野を開拓する、生産性を上げるといった努力が必要となる。経営者のアニマル・スピリッツを振作するしかない。

 だが、今の政策はそれを押していない。円を切り下げる、政治主導でインフラを売りつけるといった重厚長大の大企業を生き残らせているだけだ。

 それは本来の成長エンジンとなる中小企業に焦点を当てたものではない。

 また政治主導であり、経営者のアニマル・スピリッツを刺激するものでもない。オリンピックの公共投資、経済性のない原発の再稼働・投資で経済成長につながるのだろうか?

 やっていることは政権支持セクターへの税金横流しである。安倍小学校に土地を横流しするような施策で経済成長が見込めると考えているのなら、やはりその程度ということだ。
2017.02
26
CM:2
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01:50
Category : 未分類
 夕刊フジが売れて、日刊ゲンダイが売れない状況はあり得るだろうか? まずそのような未来は思いつかない。

 フジはタブーが多すぎて勝負できない。現今の小学校事件でゲンダイは自在な報道を行っている。対して、フジは安倍政権ヨイショ編集なので扱えない。

 駅売りでどちらが勝つかは自明だ。もともとゲンダイは強くフジは弱いが、しばらくはフジは全く太刀打ちできない。


■ フジは勝てない構造

 これは構造的な問題でもある。

 資本系列からフジは体制擁護をしなければならない縛りがある。だから、タブロイド夕刊紙のくせに悪口一つ言えず、ヨイショしかできない。

 対して、ゲンダイは世論に乗り、あるいは読者層の好みのままになんでも存分に叩ける。

 オヤジ・ジャーナルとしての勝負は決まったようなものだ。ゲンダイは凡下のもつ体制への不満、怒りの感情に乗れるからだ。これで勝負あったで終わる。


■ 怒りの文章化も長けている

 さらに、その後工程でもゲンダイは秀でている。感情をロジックとして言語化できない凡夫に対し、居酒屋での怒り方を与えることで購買を迫ることができるからだ。世のオヤジはノドまで出かかった不満を明示、それを言語化できない。

 これもゲンダイの価値がある。多少、アクロバティックであっても、オヤジどもの感情を肯定するロジックを提供できているからだ。その点でも、攻撃ロジックが弱いフジよりも優れている。


■ 体制ヨイショ

 さらにいえば、ゲンダイはクソつまらない体制ヨイショをやらない点も優れる。

 例えば、桜林美佐さんが中谷前防衛相をヨイショしているが、紙面を見るだけでもつまらないこと極まりない。退屈さが漂う紙面である。
桜林_中谷インタビュー

 ゲンダイはかつての小沢擁護でもそんなヘンテコはしない。小沢がなぜ必要かをロジックで示す。その人物個人を浪花節的にヨイショはしない。それをやると読者が離れることをしっているからだ。


■ フジはゲンダイに勝てない、永遠に

 これらの点からすれば、フジはゲンダイに勝てない。おそらく永遠に勝てないだろう。

 さらにいえば、経営・編集方針でのアニマル・スピリッツの差からエロでも負けているのではないかと推測するものだ。このあたりは国立マンガ図書館の新聞室でも確認したいものだ。



 まー、産経本紙が全国4紙に勝てない上に、いずれは東京新聞にも負けるだろうといったあたりとも同じではないかね。ここ15年で一番部数を減らしているのは産経だからだ。
2017.02
25
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14:44
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 軍クラは批判的視点を持てない。だから公式発表を鵜呑みにする。国産武器だからとヨイショして「C-2輸送機の貨物室高さは、C-17よりも高い」とマヌケなことを言い出す。

 これは世間の事件でも同じ。報道・リベラル嫌いが昂じた結果、ネトウヨ発言を鵜呑みにする。今回のooi@n_mさんの発言は全くそれである。


■ 神がかり右派の言うことを真に受ける

 具体的には次のような発言だ。
ooi@n_m‏@JDSDE214 3時間3時間前
ooi@n_mさんがゆうりんちぃをリツイートしました
森友学園もアレだが、正義を見つけた、と思ってか、取材方法が威圧的なのもどうなのかしら、今時、記録はマスコミの専売特許じゃないんだから。
https://twitter.com/JDSDE214/status/835304997424267266


 これは、ゆうりんちぃさんの発言を丸呑みしたものだ。ちなみに、プロフィールには「♡反日韓国人は日本を去れ♡きまぐれでつぶやきます♡」(ゆうりんちぃ)とある。

ゆうりんちぃ‏@maripeee324
塚本幼稚園の職員に対し「お前らわかってんのか?」自分で近づいておきながら
「傷害罪で訴えるぞ!」と詰め寄るTBSの長髪(挑発)カメラマン。TBSの報道番組はこうして作られるのかぁ。#森友学園
http://blogs.yahoo.co.jp/bonbori098/34612444.html …
https://twitter.com/maripeee324/status/835286590800814080


 その大元は、カルト幼稚園の擁護ブログである。 松山昭彦さんの「嫌がらせが続く塚本幼稚園の一日」l『さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」』。
森友学園を標的にした国会質疑はじめマスコミ報道の多い中、塚本幼稚園へもいろんな嫌がらせが絶え間なく起きている。その一端を書かせて頂きます。
http://blogs.yahoo.co.jp/bonbori098/34612444.html


 つまりooi@n_mさんは資料批判ができていないということだ。カルト幼稚園擁護ブログがあり、それを引っ張ったネトウヨ発言を無批判に肯定するのはそういうことだ。


■ 「私は宇宙人に妊娠させられた」を信じるooi@n_mさん

 そもそもの発言が、UFOの実在を確信するUFO信者が「私はMIBに監視されている」といいだすようなものでしかない。神がかり右翼のカルト幼稚園死守発言とはそういうものである。少なくとも暴言とやらの録音・映像証拠もないからには、そう疑うべきだからだ。

 だが、ooi@n_mさんはそれを鵜呑みにている。その上、「UFO信者もアレだが、正義をみつけた、と思ってか、MIB活動が威圧的なのもどうなのかしら」と言い出している。

 このあたり、軍クラの鵜呑みがよく現れている。自分に都合の良いことを全肯定して事実だと思い込み、吹聴するアレだ。


■ 「防衛費は社会資本の増大に資する」(ooi@n_m)

 つまりは、自分に心地よい発言を吟味せずオウム返しするだけなのである。

 これはooi@n_mご自身の発言でも同じだ。その主張が妥当性を持ち得るかの検討がない。やってることが誰かが言ったことをオウム返しにしているだけだから、それは当然のことだ。

 それが大好きな防衛擁護となると、珍無類となる。基地対策費の内訳も知らずに「「防衛費は社会資本の増大に資する」(ooi@n_m)」といいだすのがそれだ。
ooi@n_m‏@JDSDE214
防衛、安全保障費はGDPの伸びに対してマイナスに働くのでは、と言う説、単純化しないと議論が進まんので、前提として防衛費は社会資本等の増大に資するものでは無いとしていたが、結構な割合で施設周辺の生活環境改善に投じられてんだよな…
https://twitter.com/JDSDE214/status/835100604645060609


 実際のところ、周辺の生活環境改善は防衛費のうちの1%にも満たない。防衛費のうち基地対策費は10%程度(9%くらい)だが、その半分は思いやり予算である。さらにその残りのうち、3/4は米軍借地代、さらにその残りのなかから400億程度が充当されるに過ぎない。

 金額で言えば400億円程度。防衛費約4.9兆円、うち基地対策費は4000億円、さらにそのうち思いやり予算は2000億。残りの2000億の過半も米軍基地借り上げ地代が1500億円程度あるからだ。

 その400億円も効果的には使われていない。誰も使わない公民館の補助や、電気代がもったいないので使わない学校に取り付けるだけの空調設備、「国がタダで作ってくれるから」作っただけの共同漁網倉庫の類である。

 全部が全部とはいわないが、昔、食管法で米穀手帳を刷って捨てていたというのと同じようなものだ。

 それを見抜けないooi@n_mさんは「ボクたちはリアリズムの軍クラ、防衛費は社会資本増加に~」と徳と言い出す。まずは幸せなものだ。
2017.02
24
CM:6
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17:54
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 須賀原さんはカルト小学校疑惑について、カルト幼稚園とカルト政権を擁護している。「財務省は不良な土地をうまいこと売りさばいただけ」(須賀原洋行)と述べている。無理筋な擁護に努めているあたり、カルトから貰っているのか、あるいは政府から貰っているのか、その双方なのかと疑われるものだ。
財務は不良な土地を

■ 「財務省の売却は正当」(須賀原)

 カルトと政権の癒着と、その結果としての国有地の横流しについて見たくないのだろう。

 須賀原さんは現実を否認しようとしている。例えば「財務省佐川理財局長の答弁は論理的で具体的で法令に則った手続きをやってたことがわかる。」(須賀原洋行)、「財務省は不良な土地をうまいこと売りさばいただけ」(須賀原洋行)の下りはそうだ。

須賀原洋行‏@tebasakitoriri
国会中継。財務省佐川理財局長の答弁は論理的で具体的で法令に則った手続きをやってたことがわかる。
それに対して民進党の福島伸亮議員「なんか怪しい」
自民党席から野次が飛ぶと大声で「あやしいじゃないか!」
https://twitter.com/tebasakitoriri/status/834932716764180481

須賀原洋行‏@tebasakitoriri
国会。共産党も同じ質問してるけど、埋設物をろくに撤去せずに小学校を建てようとしている森友学園を国会に呼んで追及する事案じゃないかな。財務省は不良な土地をうまいこと売りさばいただけで、ここを攻めても「あとは先方のやる事」以外の答弁は出ないだろう。
https://twitter.com/tebasakitoriri/status/834954517326155776


 須賀原さんにとて、カルトと政権の失策は認めたいくない。だから、その事実を存在しないものとして扱いたいわけだ。介護施設で脱糞した年寄りが「誰かがワシのおむつにウンコを入れた」と怒るようなものでしかない。


■ 才能の涸渇

 なぜ、須賀原さんはそのようなことをするのか? 最近の須賀原さんのネトウヨ化、カルト化はなぜ起きたのか?

 おそらく、自己肯定できる数少ない分野だからだろう。

 須賀原さんの才能は20年前に涸渇している。これはNDL-OPACで単行本の刊行間隔を見れば明瞭だ。2000年ころに『モーニング』の『きわめてエノキダ』、『アフタヌーン』に掲載してた『よしえサン』が終わってから鳴かず飛ばずである。2005年から2010年はほぼ空白である。そして13年ころから、どうでもいい酒マンガを書いている。

 つまり、本人にとっての社会的肯定感が失われている。「漫画家でございます」といって、「漫画家さんですか」と評価してくれることはなくなっている。昔の漫画家さんですよねで終わる時節となっている。

 その肯定感を埋め合わせるのが、ネトウヨ分野でのネトウヨ発言によるネトウヨからの肯定なのだろう。有象無象のネトウヨの中では「もと一世風靡」は通用する。すぎやまこういちがヨイショされているのと同じものだ。

 ツイッターで1万人が見ていてくれることで、寂しさを紛らわせている。そういうわけだ。

 だが、その空間にどっぷり浸かれば染まる。支持者であるネトウヨにあわせ、関心を買う発言をしているうちに、ネトウヨ感覚に脳髄を支配される。その結果がカルト政権擁護である。


■ そのうち青林堂に連載する(大預言)

 これはチバレイと全く同じ構造だ。

 かつてチヤホヤされたチバレイは、そのチヤホヤを忘れられない。老化により容貌でのチヤホヤがなくなっても、チヤホヤを求めて彷徨い続ける。そしてネトウヨ世界に行き着きネトウヨに媚を売る卒塔婆小町である。

 同じように、須賀原さんもチヤホヤを求めてネトウヨ世界に入り込み、ネトウヨからチヤホヤを集めようと躍起になっている。

 本人は切実かもしれないが、その内実はゲラゲラでしかない。鵜飼と同じと、やがて悲しいと同情するものもあるかもしれない。

 だが、結果において自由な行為である。「財務省は不良な土地をうまいこと売りさばいただけ」(須賀原洋行)とは、その精華として存分に見下せばよい発言である。
2017.02
23
CM:2
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15:15
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前回(「太陽光はペイしない」ように逆計算する加藤AZUKIさん)の続き

 太陽光発電の加藤ADUKIさんが釈明に転じているのだが、その主張がまた資料と異なっている。


■ 「産総研の調査だと1/3が壊れる」(加藤ADUKI)

 加藤AZUKIさんは太陽光否定のために逆算した結果、10年にインバータを1ー2回交換しなければならないと主張した。

 どうみてもその計算はオカシイといった反論に次の用意説明している。

加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧‏@azukiglg
「パネルは20年、パワコンは10年保ちます。メンテフリーです」という一般的な太陽光発電セールストークに比して、実際には故障率は30%あるらしい。産総研では実際に複数のメーカー製品を試して、実装から5年目までの故障率が30%近くに上った、という。
https://twitter.com/azukiglg/status/834633405220298754



加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧‏@azukiglg
パワコンの製品寿命10年というのは、「何事もなく最後まで機能した場合」だけど、1/3の割合で5年目までに故障、或いは交換が必要になるという感じらしい。また、家庭用太陽光発電で売電価格に下駄が履かせて貰えるのは10年目までだったかと思う。
https://twitter.com/azukiglg/status/834635732601876480



■ 産総研いわく「5年目で8%で、その後はバスタブの底で故障率低下」

 だが、その産総研の資料は「実装から5年目までの故障率が30%近くに上った」(加藤AZUKI)などとは述べていない。

 これは11年前の「NEDO:『太陽光発電システム共通基盤技術研究開発』(事後評価)分科会」資料、http://www.nedo.go.jp/content/100092887.pdfの8p/10pを見てみればわかる。

 初期5年間のインバータ故障について、1-3-2-1-1%で合計8%としか書いていないからだ。

 その点で「[産総研の資料では]実装から5年目までの故障率が30%近くに上った」(加藤AZUKI)も全く事実ではないということだ。

 しかもこれは11年前の話である。インバータの改良、工法の改良、施工法周知が進んだ今日ではそこまではいかない。


■ 弥縫策的な釈明

 その後の説明もオカシイ。パネルが壊れないことを知ると主張がズレるせいで鳥の糞がと言い出したからだ。

加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧‏@azukiglg
しかしカラスによる鳥害は、投石意外に糞も問題らしい。まあ、カラスの糞、デカイし多いし色が黄色いしw、パネル表面に化学的腐食をもたらすとか、気が付いて洗浄かけようにも大抵干からびてカピカピになってるから放水くらいじゃ落ちなくて、専門のメンテ業者に依頼すると費用が嵩んで(ry
https://twitter.com/azukiglg/status/834638554173054976


 果たして「カラスの糞[略]パネル表面に化学的腐食をもたらす」(加藤AZUKI)のだろうか? 
 
 加藤AZUKIさんは腐食すると主張している。太陽光パネルの表面はガラスになっているが、ガラスが糞の尿素なりで化学的腐食を起こすと言っている。

 それなら和風建築の屋根瓦も腐食する。今の和風瓦は釉薬が掛かっており、表面はガラス質だ。加藤AZUKI理論なら、そこにカラスが糞をすると腐食するはずだ。

 さらにいえば、加藤AZUKI理論ならガリバニは穴が開くだろう。アルミのドブ漬けで不動態を作るとはいえ、内容的には腐食代でしかない。ガラスを腐食させるような化学物質なら直ぐにアルミを溶かして中の鉄板も貫通する。

 このあたりも、読者・フォロワーを相当に甘く見ていることが伺える。化学的腐食といえば信じる程度のオツムだと思っているのだろう。まずは偏差値55以下のネトウヨだけを相手にする主張としかいいようもない。


■ 車についた鳥の糞を専門業者に取ってもらう加藤AZUKIさん

 さらに、鳥の糞が放水で流れないとまで言い出すのはゲラゲラだ。車のウインドウに鳥の糞がつくが、普通に雨水で流れてしまう。その程度が放水洗浄でながれないと主張する。専門のメンテ業者を呼ぶという。

 加藤AZUKIさんは、車のウインドウについたカラスの糞を専門業者に頼んで除去してもらっているのだろう。自家用車に「カラスの糞」がついて、ガラスの「表面に化学的腐食をもたらす」けど「洗浄かけようにも大抵干からびてカピカピになってるから放水くらいじゃ落ちなくて、専門のメンテ業者に依頼」したから「費用が嵩んで(ry」(加藤AZUKI)しかたがないと。
2017.02
23
CM:7
TB:0
02:29
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 サイリスタやパワートランジスタが3年で壊れるだろうか? 

 そのような話、電力関係では聞いたこともない。

 だが、加藤AZUKIさんはそのように主張している。


■ 「太陽光は10年目でパネル交換」(加藤AZUKI)

 具体的には太陽光はペイしないとする主張がそれだ。

加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧‏@azukiglg
太陽光パネルの寿命が10~15年だけど、コンバータの寿命が3~5年程度で、一般家庭が自宅消費分差し引いて初期投資を回収できるのは、だいたい10年目くらいなんだけど、その頃にはパネル交換(そこまでで既に2~3回のコンバータ交換)があって、
https://twitter.com/azukiglg/status/834344409235742720

加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧‏@azukiglg
それを踏まえると、家庭用ソーラーは「電気代を前倒しして支払うようなもの」或いは「電気代がローンに置き変わるようなもの」かつ、「ローンの支払いを終えた頃には施設寿命が来るもの」っていうような話を聞いて、ちょっとホロっと、
https://twitter.com/azukiglg/status/834344719035424769

加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧‏@azukiglg
家庭用ソーラーの場合、初期投資は200万前後から(パネルやコンバータやその他諸々込み)らしいんだけど、一カ月の電気代を仮に18000円くらいとして、年間で21万くらい。10年で210万円とすると、結局「10年分を先払いするようなもの」っていうのは言い得て妙。
https://twitter.com/azukiglg/status/834345329843544064


 加藤AZUKIさんは太陽光関連の半導体は10年を経ずに壊れるとしている。寿命から5年以内にコンバータ交換、10年目でパネル全替といったものだ。


■ ペイしないように逆算

 これは「太陽光発電はペイしない」というマヤカシのために逆算したものだ。 実際に「太陽光パネルの寿命が10~15年だけど、コンバータの寿命が3~5年」(加藤AZUKI)ということはない。

 これは体感的に理解できる。世上にはそのような評価は見かけない。自宅や友人、近所でそのような話は聞かない。太陽光発電は普及から既に10年を経過している。だが、太陽光パネルの寿命が切れたという話は聞かない。DC/ADコンバータの交換が頻繁で10年に2回もといった話も聞かない。

 根拠となる数字もある。メーカー保証期間からみれば誤りであることは明瞭である。京セラは無償保証の範囲としてコンバータも10年、パネルについてはその出力を20年保証している。さらに、少額を払い込むことでコンバータ15年も保証している。95%はそれくらい持つ、あるいはそれ以上も持つということだ。

 この点から、加藤AZUKI式寿命計算はオカシイ。

 これは「200万投資しても10年間で寿命が来る。だからペイしない」と主張するため、ひっくり返して計算した寿命を示したものだ。「200万を回収させない」ために「パネル10年、パワーコンディショナ5年」(加藤AZUKI)といい出したものだ。


■ 電力用半導体が3年で壊れるか?

 そもそも、半導体が3-5年で壊れるというのが大概な主張だ。パワーコンディショナーの中身は電力用半導体、サイリスタやパワートランジスタの類だ。低周波数帯で定格を守って使えばまず壊れるものでもない。

 家庭用で使う分には寿命は尽きない。パワーコンディショナーは10kw以下といった規模でつかわる。しかもその周波数は60hz未満である。全く過酷ではない。さらに、実際には定格から相当に余裕を持って使われている。

 充分に放熱される環境であれば、まずは壊れない。寿命を縮める唯一の要素は温度上昇だが、それさえ防げれば問題はない。直射日光が当たる南側に設置するとか、しかも空気が滞留して放熱できないような環境でもない限り、半導体としての保証寿命は問題とはならない。

 それが壊れると主張するなら、他の家電も壊れる。例えばインバータエアコンも3-5年で壊れることになる。空調用のモータの制御機構は全くそれだからだ。


■ 太陽光が憎い

 なぜ、加藤AZUKIさんはそのような主張をするのか?

 太陽光発電が憎いからだ。要は反・サヨクとしての反・反原発スタンスの吐露だ。反サヨクが昂じた結果、原子力ヨイショに廻った。だが、今日、原子力発電の地位は特に太陽光に脅かされている。そして彼からみた「サヨク」が再生エネルギーの優位と将来を主張する上での道具としている。だから、それを否定するため「太陽光はペイしない」と主張する。

 かつて加藤AZUKIさんが反捕鯨運動が憎いためにそのような主張をしたことと同じだ。捕鯨についてのご都合主義の主張は「科学憲兵はこういうのを取り締まらない」のとおり。

 どちらも辻褄の合わない粗雑な理屈だが、それでもかまわない。彼のフォロワーは頭が悪いからだ。自分に都合の良い内容なら頭からそれを信じる。ネトウヨが土地価格9億、廃棄物撤去8億のロジックを問題ないと信じこもうとするように。そう踏んだのだろう。

 実際にフォロワーはメーカ保証期間も調べずRTしている。だから、この点についてだけは加藤AZUKIさんの見通しは正しいということだ。さぞチョロいと思っていらっしゃるのだろうよ。
2017.02
21
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08:08
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 CHINさんが筆者記事にご不満らしい。



chin‏@chin_1stLT
輸送機といえば、とある雑誌でとあるライターがXC-2を「国内での仕様が優先で大きさも中途半端」とdisっていたのだが、もともと空自の需要は国内がメインターゲットだしC-1やC-130と比べたら海外への運行も比較的柔軟に運用できるんだけどなぁ
https://twitter.com/chin_1stLT/status/833685461457448961


chin@chin_1stLT
@chin_1stLT なにより記事でイチ押ししていたC-17にも備わっていない民航機と同じ速度で飛行可能というXC-2最大のセールスポイントはガン無視w
https://twitter.com/chin_1stLT/status/833685672460365825
 


■ いまさら国内輸送といいだす

 いまさらC-2が「国内輸送に向いている」といいだしてどうするのかね?

 自衛隊に求められる役割は変化している。冷戦終結以降、国内防衛での所要はさほどのものではない。それに対し、日本の海外権益保護や国際協調といった役割が求められている。

 輸送機はその最たるものだ。存在価値は国際貢献が目的であり、国内輸送の所要はほとんどない。硫黄島と沖縄をのぞけば、平時国内輸送はどうでもよい。その例外の硫黄島と沖縄もC-130で足りている。

 この状況でC-2が国内輸送に向いていると力説されても困惑するしかない。C-2は20年前にさらに20年前の輸送需要を参考に性能を決めたものだ。この時代遅れの要求性能と同じようなものでしかない。

 まずは、今後の航空輸送がどうなるか見えていない。00年代までは小規模PKOへの連絡程度で良かった。だが、00年以降のイラク派遣、輸送ヘリや土木重機を運ぶ必要がある大規模HA/DRにも対応しなければならない。その点でC-2は既に能力不足に陥っている。


■ 軍用機は脇に避ければいいよ

 そして、そのうえ国内輸送でしか役立たないメリットを強調している。「民航機と同じ速度で飛行可能というXC-2最大のセールスポイントはガン無視w」(CHIN)といったものだ。

 だが、軍用輸送機が民航機と同じ速度で飛ぶ必要があるのだろうか?

 海外までの航空展開で50kt、100ktの差は大差はない。シンガポールまで8時間かかるか、10時間かかるかの差でしかない。

 国内輸送も同じだ。別に軍用機が航空路を飛ぶ必要はない。民用機の邪魔にならないように遠回りすればいいだけの話だ。

 ちなみに、これもC-2へのヨイショで出て来るテンプレだ。おそらくご本人が考え出したものではない。だが、そういえばボクの大事なC-2が肯定されると考えていたのだろう。

 くりかえすが、そもそも国内輸送ならC-130で事足りる。今でも空気を運んでいるようなものだ。今のHをJにすればよい。そこに大型輸送機を入れる必要はない。


■ C-17を避けた結果

 本来は、C-17を買えばよかった話だ。2000年ころまで趣味誌、業界誌には広告がでていたように、その頭はあった。

 だが、防衛産業を儲けさせるために国産にした。そのためには競合機のC-17とC-130Jと競合しない性能、ほぼ中間に設定された。

 それがC-2の中途半端な点だ。

 C-17は現用戦略輸送輸送機の下限にある。それ以下のC-2は到底それに耐えない。これは本格的な戦略輸送で他国のC-17と比較されたときに気づくだろう。

 本番で輸送力は足りず、しかも海外でエンコした時に米国製ではないので米軍から部品も貸して貰えない。C-2はそのような気の毒な飛行機になるということだ。



 まー、答えを考えるんじゃなくて、出来合いの答えを探すとこんなもんだろうね。ご趣味も「浦和レッズ、ヒコーキ、ミリ、モータースポーツ(主にラリー)、バイクにアニメ漫画系」と受動的なものがお好みのようだ。おそらくミリ知識も防衛省オフィシャルのコレクションでご満足なさっているのだろう。
2017.02
20
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21:40
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 野口裕之さんが中身も示さずに、数字だけだしてシミュレーションだと言っている。

 まずは常識はずれなものだ。普通は簡単な形でも記事中でモデルを示す。さらに細部を付表か注か別記事で示すものだからだ。


■ モデルも示さずにシュミレーション

 だが、野口さんにはそれがない。

 野口裕之「米中戦争の確率は「70%以上」 そのとき日本はどうすべきか」がそれ。
小欄は過日、駐留米軍撤退に伴うわが国の防衛予算の在り方について、安全保障関係者と共にシミュレーションを試みた。後述するが、予想通り、結果は「激増」であった。
http://www.sankei.com/premium/news/170220/prm1702200006-n1.html


議論の一助として、現行の年間防衛予算5兆円が米軍撤退後、どう変わるのか…小欄らのシミュレーション結果を一部掲載しておく。

 《防衛予算は3~4倍の15~20兆円に。内訳は、陸上自衛隊の2~3倍/海上自衛隊と航空自衛隊は3~4倍にせざるを得ない》

 防衛予算は、米軍が本土&ハワイ&グアムより来援するまで、侵略目的で押し寄せる現時点での中国人民解放軍戦力を迎え撃つために必要な兵器の種類や戦闘員数を基にはじき出した。米軍来援には、軍種・作戦にもよるが、準備と移動で数週間~半年以上かかる。
 以上は、人民解放軍のみとの戦闘に伴う防衛予算増で、北朝鮮やロシアへの備えも担保すれば、4~6倍の20~30兆円に膨らむ。
http://www.sankei.com/premium/news/170220/prm1702200006-n3.html


 そこには結果しかない。どの状態ような態勢でどれくらいの戦力が来るかは一切書いていない。


■ 三正面同時熱戦:野口式国家戦略は最初から破綻

 そもそも、前提条件が相当にオカしい。

 まず、対中国全面戦争と北朝鮮・ロシアとの全面戦争をやる想定である。「以上は、人民解放軍のみとの戦闘に伴う防衛予算増で、北朝鮮やロシアへの備えも担保すれば、4~6倍の20~30兆円に膨らむ。」(野口)とある。野口式国家戦略は三国と徹底敵対し、同時三正面の戦争を行うつもりなのだろう。

 だが、そのような事態に陥るのは、アレすぎる野口式の外交戦略でもしなければ起きることではない。太平洋戦争でも米中ソ三正面作戦などやっていない。


■ 中国軍上陸まで来援しない

 また、隠されたモデルも相当ヘンテコである。なんで対中熱戦で米軍来援までを凌ぐのに「陸上自衛隊の2~3倍」(野口)が必要なのか? 

 制空権を掌握され、制海権を失い、上陸されるまで米国は放置するといった見通しを立てているのだろう。それでなければ陸上戦力なぞ使いみちもない。

 だが、実際にそのような事がありえるのだろうか? 

 米国は制空・制海権喪失まで待ち、わざわざそれを回復して来援してくるような手間をかけるだろうか?

 それなら、最初から足の早い海空戦力を増援して中国に制空・制海権を確立させない。そちらのほうが簡単であり人死も少ない。

 逆に、中国が即時に制海・制空権を打ち立て、まったく在日米軍の行動も許さない状況を作り出せるほど強力なら何をやってもダメだ。一旦喪失した制海・制空権を日本近海でそれを回復できない。競合状態は作り出せても、A2ADで海上輸送による増援は無理だからだ。

 さらにいえばそこまで中国が強く米国が弱いなら、日米安保なんか捨てて中国と安保条約結んだほうがマシだということになる。


■ アルバニア式国防論

 野口さんの発想は、結局は宗教的な国難思想でしかないということだ。

 そこには恐怖心があり、それを煽るだけでリアルはなにもない。そもそも、中露鮮の三カ国全てに熱戦対応する発想や、三カ国が同時に日本と戦争するだろう発想が全く神仏基のカルト国難思想そのものに近い。

 その主張はアルバニア式国防論でしかない。日本は強力な敵に囲まれている。だから国民生活や経済安定を無視して国防に備えろという。それで周辺国との経済交流も利敵行為とし、喧嘩腰の対応しかしない。

 その理想を実現すれば、無駄なトーチカを抱えた経済破綻国家が生まれるだろう。

 まず、日本の本土決戦論者とは大概こんなものだけどね。



■ オマケ:野口式精神が膾炙しないのは素晴らしいものだよ

 つーか、米国がアテにならないなら中国、北朝鮮と関係改善すればいいんじゃないかね。
 ただ、駐留米軍撤退の有無にかかわらず、中国が尖閣諸島(沖縄県石垣市)の占領を狙い、北朝鮮が核開発を進め、弾道ミサイルを乱射する…わが国を取り巻く危機的環境を直視すれば、自衛隊が使えるヒト・モノ・カネの数量は圧倒的に不足している。当然、日本の国会は、軍事膨張路線をひた走る敵性国家に対する「備え」を議論しなければならない。
http://www.sankei.com/premium/news/170220/prm1702200006-n1.html


 どっちもどうとでもなると思うんだよね。ホント、アメリカがアテにならなくなっても、それなりのやりようはある。

 尖閣問題はやらずぶったくりのロシア式交渉で引き伸ばせばどうとでもなる。

 北朝鮮も在日米軍がいなくなれば、弾道ミサイルで特に狙うべき目標は日本になくなる。韓国を売る最悪の事態だけど「南北朝鮮問題には関与しない、両者よく話し合え、そのあと北にも戦時賠償する」とでも口約束しときゃどうとでもなる。もし弾道ミサイル打ち込んだら、中立の日本が敵になるからねえ。

 虎の威もなくなったのに、なんでその後も突っ張らなきゃならないかが不思議。滅びるまで戦う美学に酔ってるようにしかみえないものだ。
2017.02
18
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20:50
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 金曜日午前に仕事あけて、そっから丸一日寝ていたのだが。土曜朝に「これ以上寝られない」と、珍しくカタギの時間に起き出して、汽車乗って開場時間合わせで国立マンガ図書館にいった。

 「どんな話だったか」と『らんぽう』でも読もうと思ったが、2週間行けなかった分の調べ物で忙しくてマンガは読めず。

 で、昼前に横浜に移動して分隊の寄り合いに行った。97幹候の3分隊の20年ぶりの寄り合い。まあ、若い頃にハゲが進行しているかといった御仁はさほど進んでいない。白髪組はそれなりにゴマ塩だがねえ。

 ただ、艦長やったやつ曰く「老眼が始まって文書決済がねえ」とか言い出す。若い頃に文書起案して合議とって決済もらう時、「勿体つけて眼鏡なんか掛けやがって」と思ったが、ありゃ仕方がないものだと言っていたよ。

 あとはバルブが閉まらなくなる話。蛇口のコマが肥大してキレが悪いとまあ、そのような話。

 冷水だけの屋上シャワーとか、教務班を組む相手の4分隊はホント細かかったとか、某は婚活とやらで来やがらねえとか、奴さんは3回艦長やった羨ましいとか、そういった話。

 大概の結論というものでもないが、「あとからすればあの一年はラクだったねえ」といったもの。あとは艦長やったやつと不在の3回艦長やったやつと己が、延灯申請しないで9時45分に寝ていたとかそういった話。

 まあ、他所分隊の自殺とか脳腫瘍とか事故とか色々あった話もでたけどね。20年経つとそういうことも起きるのだろうよ。

 13時に初めて2ヶ所めまで行ったが、それでも4時半に終わった。そこから神保町いって一式ながめて、池袋まで歩って東上線で帰った。2週間ほどほとんど多出せずに7km歩いたので足がガクガクになったよ。
2017.02
12
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04:51
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 今月の軍事研究で「C-2は中途半端じゃね?」記事を書いたのだけれども。

 読んでいて思い出したが、最初は「C-2やめたあとについては、C-17、アントノフに加えて中国のY-20輸送機もアリじゃね」と書いて提出したのですよ。でも、編集部から「額面性能と実性能が差があるみたいだし、そのあたりを書くと助長で話が散漫になるんじゃないかな」といった意見を頂戴したので整理しました。

 まあ、悪くないと思うのですけどね。アンダーパワーや燃料消費率はポッドごとエンジン入れ替えればどーにかなるだろうし。

 もちろん、日本だから兵隊のくせに運転手が乗り心持に文句言うだろう。けど、そんなの「しょせんはトラックだから我慢しろ」でいいんじゃないかな。細かい操縦感覚やら、空中での些細な機動性の類はねえ「会社のトラックが日野だろうが日産ディーゼルだろうが文句いうな」で黙らせていいと思うんだよね。

 まー、C-2は乗り心地はいいけど、お店の現状にあってないから。国内輸送の所要はないし、それはC-130で済む。海外輸送だと能力不足、なんせ床面積はC-130のストレッチ型と同じだからねえ。

 ちなみにこの床面積の話、影響力を持っていてC-2に批判的な人に話したことがある。「エッそうなの?」とガッテンいただけたものだったよ。
2017.02
11
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17:08
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 なんでそこまで積極的になれるかは疑問なものだ。アレ宰相がヨイショ外交にいそしんでいる。先のプーチン会談同様に無理してファーストネームで呼んでいるのだろう。まずは卑屈なものだ。

 もちろん米国に追従することは仕方がない。日本には張り合う力はない。安全保障面での中国との対立も抱えている。米国新政権と日本が衝突する選択肢はない。

 だが、追従は消極的で十分である。米新政権やその施策をヨイショする必要はない。そもそも、先も見えないのに余計なことをするものではない。トランプは選挙に勝ったが、今後もその支配が順調に続くかどうかはわからない。一年オーダーで見ても勝ち馬かどうかは疑問なものだ。


■ 「大統領が変わってもヨイショすればいいや」

 それがアレ宰相に見えているか疑問なものだ。もしひっくり返ったらどうするかの見通しもないのだろう。対米関係、外交といった日本の利益がどう変化するか、さらには自分自身の政治的指導力といった国内での影響はあまり考えていない。

 その時は新米政権にヨイショすればよいと考えているのだろう。まずは幇間外交としか言いようもない。バナナ・リパブリックの独裁者のように、米国の後楯があれば国内は何やっても安泰だといった頭だということだ。


■ おじいちゃんのように生きたい

 まあ「ジッチャンの名にかけて」が座右の銘だからね。「ボクは[CIAからお小遣いを貰っていた]おじいちゃんのようになるんだ」だから、ブレないといえばブレない。

 何を合意しても隠せるとも思っているだろう。「おじいちゃんの公文書は30年たっても公開されなかった、何を合意してもいいだろう」もあるだろう。

 そのジッチャンの最後をたどればいいのではないかね。右派にまで「岸を倒せ、岸を○せ」とまでいわれた御仁だ。いずれ飼い犬と思っていた右派に「安倍を倒せ、安倍を○せ」とかいわれんじゃないの。
2017.02
10
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18:39
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  「尖閣は安保条約の対象範囲」を信じているのはピュアにすぎるものだ。

 なぜなら、米国にその気はないからだ。その仔細は「『尖閣安保適用』は米のリップサービス」で述べたとおり。数日前にJapan in-depthに送った記事なのだが、今日公開となっている。

 その点、日本の政治的得点だと言い出すのはおめでたい。チョイチョイ調べてみると「すげえこれ引き出したのか日本政府」みたいな発言がある。

 まずは何も調べようといないのだろう。ここ10年で何回ほど同じ発言があったのか、日中の尖閣衝突で米国の取ったスタンス、米国が中国にどのような発言をしているか。そのあたりを雑にでも調べれば「暢気なことだ」としか言いようはない。


■ 中身を理解しようとしない

 表層部分だけを鵜呑みにしてその内実を見ないということだ。

 なんというのかね。アレ系の軍事マニアが旧東側世界の理解でロシア人のくびきだけを見て、その中にあった各国の温度差を全然見抜けないアレに近いものがある。

 昔で言うなら「コメコンの会議で東側の団結を謳ったから、東側は団結している」といった見方に近いものがある。

 実際には見巧者はそれを見抜いている。昭和30年代には新聞記事レベルでも「アイツらスタンスの差がある」「『率直的な発言』って喧嘩したってことだろ」とかあったのだけどね。

 だが軍クラの盆クラ連はそれができない。「ボクはWTOといえばワルシャワ条約機構なのですよ」と言ってるあたりは、まずは表面しか見ず、その背後は探らない。そういうものだ。
2017.02
08
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21:57
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 もう少しごまかしようがあるのではないか。南スーダンPKOの日誌隠匿問題で稲田防衛相の答弁のことだ。「法的意味での戦闘行為ではない」とは何事だろうか?

 NHK NEWSWEBによれば次のとおりだ。「日誌に戦闘と書いてあるだろう」といった質問への答弁として 「『一般的用語として『戦闘』という言葉が使われていることは書かれているとおりだが、法的意味の戦闘行為ではない』」(稲田)と述べたという。
(「南スーダン 防衛相『法的意味での戦闘行為なし』」『NHK NEWSWEB』(日本放送協会、2,017.2.8)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170208/k10010868691000.html)

■ 重慶爆撃も「法的意味での戦争ではない」(稲田)

 それなら「日華事変は戦争ではないか」と聞けば面白いことになるだろう。当時の政府が法的に戦争ではないとして事変としたものなのでそのように答えるからだ。

 その先で尋ねればよい。「『かつての南京攻略も重慶爆撃も、援蒋ルート切断のための海上封鎖や華南攻略、仏印進駐も全て法的意味での戦争行為ではない。つまり今の憲法とは矛盾しない』と解釈するのですね」と聞けば、愉快な答弁が返ってくるだろう。

 稲田理論なら「重慶を無差別に戦略爆撃しても憲法に違反しない」となるからだ。主張そのものはできないこともないだろうが、訴訟で負けるだろう。防衛相は弁護士で、靖国訴訟や名誉毀損といった法廷で争いごとを多くするという。一度、その勝敗の星取表を見てみたいものだ。


■ その答弁でヨシとする大臣もタイガイ

 もちろん、政府答弁で役人は鉄面皮な原稿を書く。それはそう書く立場にあるからだから仕方がない。パチンコ屋が「景品は換金できない」、女郎屋は「風呂場で自由恋愛」と主張するのと同じだ。それでメシを食っているのだからそう書く。

 だが、それをそのまま大臣に答えさせるヤツはどうかしている。普通なら、もう少し工夫させる。役人として一番いいのは言語明瞭、意味不明瞭にすること。あるいは、鉄面皮に徹するにしても、別の用語として例えば「銃撃戦を書き誤ったもの」と事実誤認をするものだ。それならミスで済む。だが、「法的意味の戦闘行為ではない」と解釈の誤りを出すと、あとで逃れられない。

 さらに、それでGoサインを出す大臣も、内閣もどうかしている。稲田防衛相がそれが通ると思っているなら盆暗もいいところである。特に防衛大臣は戦争を所管する。その気分で稲田式戦争指導をされれば次の戦争も負けるだろう。稲田式訴訟で靖国裁判や名誉毀損で負けたように。
2017.02
07
CM:0
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06:01
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 産経ニュースのWEB編集チームが言いたいことは、「ウイグル会議代表は桜井誠のお仲間」ということなのだろう。記事「殺気立った沿道で、ウイグル人の男性は語った『こんなに素晴らしい国でこんなくだらないデモが…』」を読むとそうとしか読めないものだ。

[アパホテル抗議デモに対し]「行動する保守運動」を中心とした右派系グループら百数十人が陣取っていた。
 「20万人しかいなかった南京市で30万人の虐殺? ふざけたことを言うな」
 行動する保守運動代表の桜井誠氏(44)が声を張り上げる

桜井氏が1人の外国人男性にマイクを渡した。男性は中国・新疆ウイグル自治区出身[中略]トゥール・ムハメットさん。世界ウイグル会議日本全権代表


 つまり、世界ウイグル会議日本全権代表は桜井誠のお仲間であるということだ。


■ ウイグル弾圧があっても、アパ思想は正当化されない

 ちなみに、ムハメットさんの言うこともよくわからない。

 確かに「ウイグル人は弾圧されている」は事実かもしれない。本来は民族自治で国を作れたかもしれない立場にあった民族であり、さらに今の新中国の体制から独立する自由はないからだ。

 だが、それだからといってアパホテルが正しいことにはならない。仮に、ウイグル人が過酷な弾圧下にあるとしても、南京大虐殺はなかったことにはならないし、日本軍国主義の中国侵略は正当化されない。アパ思想は肯定されないからだ。

 ちなみに、世界ウイグル会議は言うことがあまりアテにならない。もちろんウイグルに反体制運動があり、漢族支配への反感もある。だが、独立運動への支持はあつまっていない。さらに会議はその代表とも言いがたい。ウイグル民族独立運動はバラバラでまとまっていないからだ。そして、功を焦ってか会議は都合の良いことばかり吹きまくる。その点でチベット亡命政権(亡命政権なのでこれも言うことは結構アレ)よりもさらにアテにならない。


■ なんで桜井とペアに報道したのか分からない

 さらになによりもわからないのは、なんで二つを一緒に報道したのかだ。

 産経精神で「中国憎し、アレは中国が援助した官製デモ」とポスト真実をするなら、世界ウイグル会議だけを抜き出して書くべきだからだ。ご本尊の発言の中身は矛盾したものだが、そう書けば少なくともキレイにそれっぽくまとまる。右派を容易に騙せる訴求力のあるポスト真実の記事となる。

 だが、桜井誠を出してガッチンコするのが怪訝だ。それだけで下品となり、胡散臭さの自乗となる。桜井誠からマイクを渡されたと書くだけで「コイツも仲間だろ」と感づかれてしまう。

 このあたりは普通は気付く。ポスト真実の立場なら、バカ正直に書かず、全く別個の事態であるように二つに分割するだろう。

 その点「このWEB編集チームとやらは桜井誠の別働隊なのかね?」と疑うものだ。桜井を出しても人気は出ると勘違いしている崇拝者、青林堂のジャパニズムそのものではないか。ちなみに、産経や夕刊フジは(PR)なしに宗教に記事として紙面を渡している。ソレくらいはやっても不思議はない。




■ オマケ:抵制APAはガツンとくる

 デモはアパ一味と日本人全体をわけて考えている。アパやその支持者はクズだが、それ以外の日本人・日本社会とは調和しようと訴えかけるものだ。極めて穏当であり、主張としても首肯できるものだ。

 そのあたり、まず官製デモじゃないだろう。大使館やら華僑はなんらかの援助したかもしれない。だが、中国政府が指導したデモとも見えない。それなら日本の歴史認識そのものに苦言を呈するだろうからだ。

 なかでも「抵制APA」はスゲー横断幕だと感心したものだ。APAが内外人問わずに忌避され、アパ利用者が馬鹿にされるようになれば素晴らしいことであるよ。

 ちなみに、産経やらアパ思想の大好きな台湾のしかもグリーン系の自由時報もデモに好意的(あたりまえだ)に書いている。「在日中國人新宿遊行 抗議APA酒店」がそれ。逆に言えば、味方は例のウイグル会議だけということだ。
2017.02
05
CM:11
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16:33
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 芸として『太平記』を読み解きしているうちに、大楠公がのりうつって叛乱を起こす例がある。『太平記読みの可能性』で指摘された由比正雪がそれだ。

 これは軍事趣味分野も同じ。読み解きしている連中が自分を軍隊機構と同一視する。自分が想像した指揮官あたりの立場に忖度する。

 最近だと『GATE』が顕著だ。作者層も読者層もとっておきに頭が悪い。作者と読者の視点は国家指導層であり、そこで「ボクはうまく満州事変ができる」といった夢見心地に浸っている。

 軍隊機構への同一視も酷い。自衛隊と自己を同一視した上でさらに戦後は軍事軽視といったアレ右派の主張もそのまま取り込んでいる。なんというか、自衛隊に従順な兵隊上がり下士官上がりが自衛隊内の正解を世間で振り回すようなものだ。


■ 「『貴人に話しかけてはいけない』のは常識」

 例えば『Gate』のコミカライズをした御仁もそれだ。もともとアレだったからコミカライズしたか、コミカライズしたので病が重くなったのかはともかく、興味深い発言をしている。
ゲートのコミカライズ
竿尾 さを‏@niffysix
マティス国防長官に、いつものように不遜な態度で立ち振る舞った日本の記者らは、一国の大臣がどのような存在か思い知ったようで。記事で海外の記者が話してたけど、この国の記者はSPが銃持ってるの知らないようで。
https://twitter.com/niffysix/status/827887782882205696


 これは産経記事を受けたものだ。「『一言お願いします』と記者たちはマティス国防長官に突進していったが…マッチョなSPがブチ切れて」への反応である。
首相との会談を終えたマティス米国防長官が官邸を立ち去る際、数十人の記者がコメントを求めて殺到し、マッチョなSP(セキュリティーポリス)に哀れにもはね飛ばされてしまった
http://www.sankei.com/premium/news/170204/prm1702040036-n1.html

[SP(セキュリティーポリス)はママ、和製英語であり米側が連れてきたのだからSS(国防総省の雇ね)かSGだろう]


 竿尾さんによると「不遜な態度で立ち振る舞った日本の記者ら、一国の大臣がどのような存在か思い知った」(竿尾)そうだ。

 新聞は公人にコメントを求める権利がある。これは日本でも慣習として認められている。だから、記者は国防長官訪問した首相官邸への立ち入り、その帰りを待つことがゆるされている。

 それを求めた記者を米SPが跳ね除けた。それは日本において正当ではない行為だ。日本でのSPは阻止はするが、叩きつけることは不要と考えられているからだ。

 それを「一国の大臣がどのような存在か思い知った」(竿尾)という。まずは「『貴人に話しかけてはいけない』のは常識」といったもので江戸時代の発想だ。

 自己を軍隊機構と同一化しており、国防長官はエライから記者風情は接近するなといったものだからだ。


■ 「中の正解」を「世間の正解」と勘違いする下士官上がり

 まずは太平記読みが大楠公に取り込まれたようなものだ。自分が国防政策担当者にでもなった錯覚なのだろう。そのような発言は他にもいくらでもある。
竿尾 さを‏@niffysix
オスプレイ騒動の時の如く、F-35飛びだしたら役所の屋上や「市民」による対空監視が始まるか?オスプレイみたいにすぐわかる特徴ないから、機種識別できなくて誤報告だらけになるだろな。
https://twitter.com/niffysix/status/827552866248241153

竿尾 さを‏@niffysix
防衛力がなければ、進攻目標にならないと思ってるのがいることが驚き。想像力の欠如。いつものことだけど。
https://twitter.com/niffysix/status/826358823392681984


 いずれも80年代右派の左派批判、あるいは90年以降にそれを俗化リピートさせた『正論』のような主張だ。

 ちなみに当の防衛担当者は、あまりそんなことはいわない。90年代以降の現状はそうでないことをしっていること。さらにそれを言うと身内からも馬鹿だと思われること。さらに、モノが見えていない一部も、そう信じていても外で言えば面倒くさいことになるのは承知している。

 ちなみに、この種発言を外でするのはアレな連中だけ。自衛隊の中でしか通用しない甘やかされた「正解」を信じ切り、世間の差を知らない御仁だけだ。まずは20代の兵隊か若年下士官である。あるいはその種の下士官上がりの幹部だ。たまに後者には30代後半以降にそのようなことを言うのがいる。いい歳こいてどうしようもないものだ。


■ 理解も怪しい

 さらに、自分が得手と信じている軍事関係での理解も怪しい。自己同一視するほど軍隊機構を愛しているゆえに、その発表や主張を批判的に読めないためだろう。かつての太平記読みが太平記の内容を批判的に読めなかったように。

 これは竿尾さんにも、容易に看取ることができる。
竿尾 さを‏@niffysix
84年10月に北海道で実施された陸自初の対機甲戦闘演習。1時間は持ちこたえられるという想定が17分で赤軍に突破されたそうで…
https://twitter.com/niffysix/status/825873648342822919

竿尾 さを ‏@niffysix
@niffysix 73式改造BMPや74式改造シルカとか凝ってるw演習参加部隊の編成はこんな感じ。防御側には75式の支援あり。赤軍戦車半数撃破するも、まぁあっと言う間に突破されるわなぁ。
https://twitter.com/niffysix/status/825875339632971778


 だが、これは当時から陸自の予算取りのための演習といわれていたものだ。「平地に単線陣地を作って17分で突破された。」「だから戦車と対戦車戦能力に予算をくれ」といった出来レース。ディテールばかりをみてそれを批判的に見られないあたりは、やはり理解も怪しいものなのだろう。

 実際に写真他をみても、模型とモデルガンや無可動が上がっている。まあ、航空写真はないものの、写真と模型と軍装の軍事マニアは表層しか見ず、批判的な読み解きができないことの証拠ともなるだろう。
2017.02
04
CM:3
TB:0
00:55
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■ 紙が足りないのはMDやってない陸自だけ

 桜林美佐さんは「自衛隊でトイレットペーパーがない理由はミサイル・ディフェンスをやっているから」と説明している。



 不思議な話だ。その当のMDをやっている海空自にはトイレットペーパーは満ち溢れている。足りないのはMDをやらない陸自だけだ。

 隊員の不自由は、陸自が庁費や雑運営費、営舎維持費をケチっているだけだ。MDとは何の関係もない。

 だが、桜林さんは防衛省・自衛隊ヨイショで食っている。

 だから、自衛隊内部のヘンテコな金の使いみちは絶対批判しない。それをお涙ギブミーとして「防衛予算が足りない」に持っていくだけ。


■ 福利厚生よりも制服制帽国産のほうが大事

 桜林さんの主張そのものも矛盾に満ちている。そこで本当に予算の有効活用やそれによる隊員の福利厚生を主張するなら、ご本人が以前やっていた防衛産業ヨイショとも衝突する。

 実際には隊員の福利厚生なんか全然考えていない御仁だ。割高な「なんでも兵器国産化」をやめればいいのだけどね。国産制帽やら国産の木製弾薬梱包まで褒めていたほどアレなオバちゃんである。そんなもの輸入にすれば陸がケツ拭く紙くらい幾らでも買える。

 防衛産業の擁護で衣食している方だからしかたがない。そのようなオバちゃんにフォローしているネトウヨもそうとうにアレだなあと思うけどねえ。


■ オマケ

 なんでこのオバちゃんが嫌いかというと何でもかんでもおんぶにだっこだから
私が陸・海・空の広報の皆さんに、写真のキャプションの確認などをしなければいけないのですが、ぜんぜんできていないからでありまーす!
http://ameblo.jp/misakura2670/entry-11873179896.html

自分の出す本の中身も自分でチェックできない、自分の責任で出せないで役所に任せてんだよねえ。
2017.02
02
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00:36
Category : 未分類
 岩波ホールだから仕方がない。それは覚悟して金と時間を払うものだ。

 今、上演している『皆さま、ごきげんよう』がそれ。ようやく暇ができて見てきたのだがそうだった。『汽車はふたたび故郷へ』のオタール・イオセリアーニ監督とのことで、それほどヘンテコではないかなと思っていたが、果たしてヘンテコだった。



 話の筋がないのが困る。最初にフランス革命と断頭台のシーンがある。そしてそれはほぼ回収されない。グルジアでの紛争と略奪もあるが、これも回収されない。さらに家の立ち退きの話もあるが、さらにこれも回収されない。

 爺ィ二人と国家憲兵だかパリ市警だかのオッサンが対立する話に整理すれば分かり易い。パリのテロ対策徹底を契機といった話にすればそうなるのだろうが。

 だが、それはされていない。とにかく散漫で困る。最近五年だと『風にそよぐ草』よりも散漫としている。まあ、酷いことをするやつはいるものだが、悪い目にあっても明るく生きようよがテーマと言えばテーマなんだがね。


■ 次の次はアタりっぽい



 ただ次の次、パキスタン映画『娘よ』はあたりっぽい。部族間トラブル解決で10歳の娘を相手の酋長に嫁がせる話で、15の時に嫁がされたおっ母さんが娘は勘弁してくれと逃げ出す話。

https://www.iwanami-hall.com/movie/%E5%A8%98%E3%82%88
2017.01
30
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22:46
Category : 未分類
 みなせ@Ton_beriさんが不思議な発言をしている。
みなせ_C91_金曜日東d_17b ‏@Ton_beri 1月29日
沖縄はなー
基地関係の「県民大会」とかがある日程だと、なぜか那覇のビジネスホテルの予約がいっぱいになるんだよね。
なんでかなぁ(棒読
https://twitter.com/Ton_beri/status/825582662739910657


 なんで不思議なのだろうか? 

 普通の判断なら、県内の他の島といった遠方からの参加者や報道の需要でホテルはいっぱいになると考える。

 少なく見積もっても750人は那覇に宿泊するだろう。有人の離島が48、そこの首長と庶務、議員、市職員が5人づつとしてもそれだけで250人、さらに民間参加者が5人づつとすれば別に250人であわせて500人。さらに報道も本土の主要TV局、大新聞、主要出版社が5人づつでも増派すれば250人はいく。合わせればそれだけで750人に達する。一地方のビジネスホテルを空室不足にするには充分な数だ。

 そしてホテルは安いところから埋まる。残るのは滞在観光型やアパのような混雑時ボッタクリのホテルしかない。

 だからホテルが予約で埋まることは不思議とは思わない。それが普通の判断だ。


■ 本土から労組の支援で活動家が来るんだって

 だが、みなせ@Ton_beriさんは違った考えをしている。ビジネスホテルが一杯になるのは本土から反基地活動家が沖縄に来るといった判断だ。みなせさんは実際にこのように発言している。
みなせ@Ton_beri
こうして考えると、宿代と飛行機代を払って、沖縄に来て、宿泊し、(たぶん)ご飯とか食べて、集団でお金を落としていってくれる反基地の方々は、沖縄の経済上マイナスにはなっていない。
むしろプラス……???
https://twitter.com/Ton_beri/status/825584353434480642

みなせ‏@Ton_beri
「反基地ツアー」とかで、
飛行機代と、宿、それから辺野古や普天間、嘉手納などの各基地を集会できるバス込みのツアーとか、旅行代理店が企画したら儲かるかもしれない。
企画して、非難を避けるため表には出さず、いろんな労働組合の受付だけにチラシを置くのだ!
https://twitter.com/Ton_beri/status/825585026452459520

まとめサイトの見すぎで、反基地運動は全て本土の労組がカンパして送り込んだ結果といった発想なのだろう。今時の労組にその力はないのもご存じないといったところだ。


■ 那覇のビジネスホテルは1000人で一杯になる

 しかし、みなせさんの発想は客室数と回転率を調べればすぐに否定される。なぜなら、ビジネスホテルの空室数は1000室、まずは1000人程度分でしかないからだ。

 統計は簡単に見つかる。沖縄県の統計によると、ビジネスホテルを含む那覇市の全ホテル客室数は約15000室、琉球銀行の調査によると年間平均回転率は81%、つまり年平均で空き部屋は3000しかない。

 そのうち、みなせさんが明言するビジネスホテルは1/3でしかない。前掲の沖縄県統計では、全沖縄のホテル客室数が3万、ビジネスホテル客室数は1万だからだ。残りはリゾートホテルと、おそらくラブホを意味するシティホテルとなる。

 そしてビジネスホテルとなれば2人部屋でもまずは1人で使う。だから空き室数は1000名分とみてよい。

 つまり、限定すれば県民大会期間中の増加宿泊者は多くて1000名程度まで減る。

 ちなみに2016年の県民大会が主催者側発表で6万5000、3倍割増としても実員2万程度である。ビジネスホテルを満杯にする分の1000人が全部参加しても5%でしかない。

 さらにその1000も県内有人離島や報道でほとんど埋まる。相当大雑把に見た数字だが、少なめにみて750人はそれだからだ。


■ 「ミリオタ&東方オタ&ガルパン」だからなあ

 繰り返すが、これで県民大会での本土動員を示唆するのだから大したものだ。

 みなせさんは次のように疑問を提示している。「『県民大会』とかがある日程だと、なぜか那覇のビジネスホテルの予約がいっぱいになるんだよね。なんでかなぁ(棒読」(みなせ@Ton_beriさん)

 だが、その主張の粗雑さは上に述べたとおり。まずは産経か、まとめサイトの見すぎか、あるいはオスプレイ・ファンクラブの主張を真に受けたものだということだ。* 

 自己紹介にあるように「ミリオタ&東方オタ&ガルパン」は、まあそんな連中なのだろう。理系を自慢している割にはテキトーな数的把握でしかない。まずは学校でもバルブの開け閉めだけしていた。そういったお理工さんだったのではないかな。



* ちなみに、米議会調査報告でもオスプレイ配備は「シリアス・プロブレム」となったとしている。技術的にそうであるというのではなく、沖縄世論にとってそうだといったものだ。「識者は、オスプレイが[住宅地に]墜落すれば日米同盟にとっての深刻な問題となると警告している」といった書き様である。
2017.01
29
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02:13
Category : 未分類
 日本軍隊の武器をリカバリーして見世物にする話はどうなったのだろうか?

 最近は全く話が出ない。まずはポシャったのだろう。いずれも事業に無理がある内容だった。

 もともと非現実的であった。そのレベルは「夢見心地」から「維持ができない」までの差がある。だが、最初から無理であることは歴然としていた。


■ 「撤退できない」地獄なのだろう

 だが、寄付を集めた以上、撤退は容易ではない。

 なぜなら事業失敗に関しては寄付者に説明を求められることとなる。

 批判に耐えられる説明ができるかは、怪しいものだ。仮に武器の現物がある事業は精算時の現物売却で揉めるし、そうでない事業も、例えば海外出張経費といった支出があれば「進捗の見込みもないのに寄付金の使い切りを目的として」といわれるのではないかね。

 だから、撤退はできずにグズグズとなる。そして失敗したともいいきれないのでダラダラ寄付を募り続け、さらに撤退ができなくなる地獄に陥ることになる。

 このあたり、郡司成忠の報效義会に似ている。明治の新聞や雑誌でよく出てくるものだ。


■ 自腹を切れない人間のやることではない

 民間セクターとしてやるとしても、本来は金持ちが道楽でやるものだ。方針を間違えても、金を失っても本人のリスク。自分の金で損をしても文句をいわれる筋合いはない。そういい切れる人間のやることだ。

 そうでない御仁が寄付を集めて実施というそのやり方が間違えていた。そんなところだ。もちろん山師、香具師とはいわない。だが、寄付者にそういわれる可能性もなくもない。


■ どの事業とはいわないけどね

 まあ、具体的な事業は名指ししないけどね。最初っから胡散臭いと思っていたし、それに寄付するお人好しも馬鹿にしていた。だが、それが戦車、軍艦、駆逐艦の陸海空のどれともいわない。どれが該当して該当しないのかは勝手に考えてくれといったものだ。