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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2022.12
09
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14:05
Category : 未分類
 仕事が詰まっていて大変なのだけれども。

 そういうときにこそ労力を改善する努力をしなければならない。無駄を省いて作業時間を増やさなければならない。

 そう考えて新装備スティックスを導入した。遠隔操作によりファンヒータの延長操作を行い、部屋の電灯を点滅し、机の下に落ちた諸機材を回収する道具である。

 モノはホームセンターで買ってきた12ミリ×1800ミリのラタン材の丸棒2本である。それで机に向かったままファンヒータの延長ボタンを押し、寝床から出ずに部屋の電灯ボタンを押し、椅子に座ったまま下に落ちたリモコン等を回収できる。面倒な落下物も両面テーブを貼り付ければ簡単に手元に届く。

 近い道具は仏教道具の如意かね。まずは意の如くに諸物を操作できる便利な道具である。

 昔は商売物の瓦棒を自分で削って作っていて、それでテレビの電源やチャンネルを直接操作し、寝床にいながらにしてデロンギの電気ストーブの電源をオンにしたりしていたのだけれども。自分用の家の建て替えで捨てたものだ。

 それを再生したよ。リモコンはあって全部に磁石はっつけて机の脚にくっつけているけど、ファンヒータにはリモコンはないし電灯はリモコンで切ると常用する壁スイッチでは簡単には点灯しない不便があるからねえ。

 あとは机の上だが腕が届かない距離にあるマテリアルを取るための道具もほしい。1350ミリ×2400ミリあるので奥や両端は手が届かない。椅子の後ろの机も900×1820で、タテにおいているので振り返っても奥にある物体は取れない不便がある。

 これは如意よりもマジックハンドの類ほうがいいかもしれない。
 
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2022.11
27
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04:21
Category : 未分類
 『史林』の最新号に陳浩さんの「全球史視野下的突厥起源叙事分析」があった。神話や伝承との突き合わせで突厥の起源をさがすといった内容である。

 そこでメモをとるため突厥と書いたときに、高校生以来35年ぶりに書いた字だと気づいた。

 なお、突厥の突の字は今の日本漢字とは違い「犬」と点がある。これも己が子供時分には「大」か「犬」で悩んだなとも思い出した。小学校で使ってよい字はどっちかわからなくなっていたためだっだ。圧の「土」には点はいらないことは確信できていたが、「突」とあとは「専」の字も点をつけるかつけないかで悩んだ字だった。


■ 話がドンドン怪しくなる

 なんにせよ、記事はなかなかおもしろいものであった。

 話はドンドン怪しくなるのがよい。

 まず突厥の神話にある狼の子孫の設定や社会の継嫁制度からすれば烏孫との関係が窺えるとある。継嫁制度とは父の嫁を子供が相続する制度である。

 次に狼子孫設定はローマのロムロスとレムス神話に通底すると出てくる。だからローマと突厥との関係はとなってくる。このあたりから怪しい。

 そして金の角を持つ鹿の話からはアルテミス-アガメノンとの関係からやはりローマとの関係が推測しうる。そう言い出している。

 さらにはローマ人・フランク人と共通祖先の可能性を指摘する研究がある。

 最後に中世アラビア史料にはノアの子孫24人の一人が突厥の起源といった話も出てくる。


■ ドンデン返し

 そして最後にドンデン返しがある。

 まず「当然だけど、これらの推測は突厥をアルタイ語族の外と連携させるアイデアだよね」というような指摘をしている。確かに烏孫以外はみんな印欧語族やセムハム語族である。同一起源とは考えがたい。

 そして「考古学的に見れば突厥は新石器時代の東北における粟作農耕の興隆窪文化に遡る集団だよね」と結論づけている。

 「ムー」や「神々の指紋」の如くに広げた風呂敷を最後に完全否定して撤収した形であった。


■ 取材が終わるとたいてい駄話

 あとは興隆窪文化はシンクロニシティでもあった。木曜日に取材受けをしたときにも興隆窪文化がでてきたからである。

 遡るとシンクロニシティはあと一つあった。取材をした記者さんの記事を月曜日にたまたま読んだ20年前の雑誌、しかもたまたま開いた頁で見つけた。

 まあ、取材といっても中核部分の話が終わるとズッと駄話ですね。

 取材が一通り終わると「池中玄太は80何キロだったけ」とかの駄話を互いに延々していた。

 一番迂遠かつ長い話を再構成すると「天知茂の『昭和ブルース』は『殺しのライセンス』の歌ではなくそれから先だった『アッシーたちの街』みたいな映画のために作られた歌。その映画(いま調べると『若者は行く』)は『椿三十郎』で三船が撮影しているときに夜泣きうどんを買い食いして三船に殴られたやつ、あとで北海道で開拓生活みたいなやつやるTVドラマ(北の国から)の主人公(田中邦衛)がでてくる映画」であるか。

 まず「名前が出て来ない病」が延々とする。だいたい、池中玄太が出てくるけど西田敏行が出てこないで「太陽を盗んだ男のサラ金の借金取り」とか「ガンダーラの歌の西遊記のドラマの天蓬元帥猪八戒」とか全然遠回りの内容ばかりが出てくるのがね。
2022.11
21
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23:17
Category : 未分類
 東京市内の用事をまとめた運動で1日で済ませた。国会図書館から午後に人と会ってそこの神保町で本買ってアメ横の野田屋で花山椒買う予定を連続で済ませた。ただ、「そいや」と思いついて加えて秋葉原でSSD買ったあとでふと「今のゲーセンどーなってるのか」と見たら、皆目わからない。

 ただ、たまたまだけれどもバーチャロン各種があった。

 もちろんやる。

 ただ、バーチャスティックの使い方を忘れた。運動系は「座る」とか「廻る」までも覚えている。でも左右の射撃とダッシュの組み合わせが全然覚えていない。あと、とりあえず射撃して相手に正対するが上手くいかない。

 あとは、アファームドのトンファーでジグラッドが斬れない。コアが露出した状態で斬れたとおもったのだけれども。

 とうぜんジグラッドを抜けない。

 まあ、第一作でドルカス、第二作はアファームド特化でそれ以外は使わなかったのであとは試せなかった。

 学部生時代を思い出すとなによりもフェイエンとバイパー2使いがヤバかった。制限時間の問題から早めにハイパーモードに入るヤツとか、絶妙タイミングでSLCダイブやってくるヤツ。特に後者は勝ち負けなんかどうでもいい、SLCダイブさえ入ればオレは満足というのがいた。

 あとはライデンとバルバスバウ使い。ライデンは格闘攻撃寸前に零距離射撃ブチかましてくるわ、上手な人のバルバスバウはそもそも攻撃位置に入りにくいのがねえ。
2022.11
11
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19:50
Category : 未分類
冬コミ当籤しました
12月31日 土曜日 東ポ34a 隅田金属ぼるじひ社 です

「ASM-3はなぜ失敗したのか あるいは17式後継の12式改良型はなぜ成功するのか」を作ります。

あとは駐車場の申込みだ子
2022.11
09
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11:38
Category : 未分類
 郵便事情の大幅悪化で見本誌がまだ届かないのです。

 ただ、目次に名前が載っているので多分、掲載されているのでしょう。
文谷数重「日本のミサイルは何を狙うのか」『世界』964(2022年)pp.148-156.
です

 肩書が「軍事ジャーナリスト」になってますけど、こちらは編集部の好意です。本人はいつも「軍事ライター」でだしています。

 まあ、ジャーナリストとかのかっこよさげの横文字はチョットね。「馬券コンサルタント」「競艇アナリスト」「タバコ回収・再生業」「白ナンバー車による旅客運送業務に従事」とかならまあいいけど。
2022.11
06
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00:49
Category : 未分類
 資源を求めて南方に向かい昭18年には敵性勢力を排除できたけど北方への還送はできなかった。

 今から3000年ほど前の話ね。

 周王朝は南方の銅資源を欲しがり南方攻略を進めた。だが中期には東の淮夷の妨害を受けるようなる。昭王は討伐を決意、昭王18年から19年のキャンペーンで勝利するが、その後は周王朝内部の問題で銅資源の採掘や内地還流はできなくなる。仕方がないので市を開き敵だった淮夷から貿易で買ったという話である。

 これ『四川文物』2022年3期に掲載されていた。
 杜揚、黄一哲「西周王朝計略南方的動態観察」『四川文物』223、pp.41-52.

 銅陵とか銅緑山、銅嶺はその時の攻略目標で3000年経ってもその名前で呼ばれている。

 まあ、なにかに似ているなあとね。昭18年とか19年とかあと1年早ければピッタシという。

 ちなみに輸送経路を東、中央2つ、西に設定し、周辺から出てきた器物の暦年や金文を持ち出してその進展や衰退を論じる内容だった。


■ 100nmのアルミ粉は16%まで混ぜても大丈夫らしい

 あとは、昔に同人にしてその後で軍事研究で書いた高カロリー燃料の記事も読んだ。

 今日は金属粉を混用する内容だった。マイルじゃなくてナノメートルの方の100nmのアルミ粉をロケット用のRP-1燃料やミサイル用のJP-10に混ぜるといったもの。重量比16%まで混ぜてもどうにかなるけど、粘度や霧化には問題が出てくるよとのこと。

 ちなみに、体積ベースならボロン、重量ベースならベリリウムが最もカロリーが高い。ボロン混和燃料は60年代にNASAが試しているともある。ただ調べるとブレードに悪さをする問題がある。それからすれば一番無難なのは炭素粉混和で次がアルミ粉混和なんだろうね。
2022.11
02
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20:02
Category : 未分類
 11月6日の赤旗日曜版に載ります。

https://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/#2022110601x
https://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/2022/11/06-week/ 多分、再来週にはバックナンバーでこのリンクに収まる

 そいや、前に載るときには『(仮称)新河岸川新聞日曜版』と呼んでいましたけど、当然ですけど『新ライン新聞』のモジリです。「ディ・ローテ・ファーネ」(東ドイツマニアの「じぬんがぐろぐろ」にならないように男性女性とか変化は今調べた)だと露骨なんで。*

 あと、たぶん8日売りの『(仮称)ル・モンド』に載っていると思います。9月納品の原稿で「以上の点からトマホークは導入される」と書いてますけど、まあ現実が追いついた形です。

* 覚えているのは、LoeWE、LoeWEN、LoeWEN、LoeWEN / LoeWEN、LoeWEN、LoeWEN、LoeWEN (oeはウムラウトのOね)とか、ジンギスカンの歌詞とフロイト?だかの「男性的なフォルムから男性なんぢゃ」で思い出されるder Zugくらいなもんでね。でも、ドイツマニアを標榜するなら男性女性中性と格変化くらいは理解するべきだし、知らないなら勉強すべきだし、それっぽく装いたいならその単語だけ調べればいいのにね。
2022.10
29
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16:35
Category : 未分類
 FFMの記事を書かなければならないけどまともな先行記事がない、今週発売の『世界の艦船』しかない。だから3時起きで木更津の一般公開に行ってきた。ホントは前日夜の8時には寝たかったけど中国TVメディアの電話取材を受けたので夜10時就寝。

 行きは16号をただひたすら。うちの目の前というか一回曲がると16号なんで、そこから3時間半は一切左右に曲がらず木更津新港までついて、そこから23回曲がって駐車場待ちの最後尾についた。

 「もがみ」と「くまの」に割り振られる形で「くまの」を見学した。

 まだ秘密の保持が図られている印象で後甲板から左右舷の、ステルスカバー内の通路を経由して前部甲板に揚がって戻る経路になっている。艦橋とか機関操縦室の公開はなし、公開部も写真撮影は限定されていた。

 ついにサウンドパワーはなし、速力標識もなしとなっていた。あとはバカの振りして失礼なことまでを聞いたら結構教えてくれた。それはその記事で書くつもり。

 11時には帰りは大島田と呼塚を避けたいので東京湾を左手でなぞって新木場まで、そっからいつもの道で帰ってきたけど、5時間近くかかった。中途、「かつや」で飯食って聞いた内容を浄書した時間を除くと4時間半かね。途中に漁協あったら干物でも買おうと思ったけどなかった。

 合計8時間運転、まあ、高速乗っても行きで1時間チョイ、帰りで1時間半チョイと短くなるだけ、それに往復7000円とかかけてもねえ。2時間半で7000円もらえるバイトはないもんだしね。
2022.10
28
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02:40
Category : 未分類
 トマホークを買うのは台湾有事が近いからとの主張があるのだけれども。

JSF@rockfish31
開発中の12式地対艦誘導弾能力向上型を配備前倒ししても間に合わない可能性があるので今直ぐトマホークが欲しいとなると、台湾有事が数年以内に発生する可能性が高いと日本政府が判断していることになってしまう。・・・事態は其処まで切迫を?
https://twitter.com/rockfish31/status/1585599132755894272


 それならなんで米海空軍が西太平洋に出張ってこないのだろうか。ホントに緊迫しているなら大西洋からCSGの一つでも持って来て抑止強化をはかろうとするはずである。

 だが、それはない。それからすれば結論の台湾有事が近いそのものが誤っているということである。


■ 当の台湾メディアの人も

 ちなみに、台湾有事は近いと思いこんでいるのは日本人だけらしい。

 先々週の15日に台湾・香港メディアの人と東京市内で会ったのだけれども。「『台湾有事は近い』とか美国軍部の予算欲しい発言に日本人は惑わされすぎ」とか言っていた。

 米中の口喧嘩もいつものことである。米国が台湾に関与介入するような威勢のいいことを言えば中国指導部も国民の対面から反駁する。台湾は中国の一部で外国勢力は文句つけるなとかいつでも回収できるとは言う。

 だが、どちらも従来の一線は超えていない。習総書記の発言も「平和的統一を目指す」といったあとである。米国が「一つの中国政策は変わらない」「台湾独立は支持しない」との前提を示した上で「必要があれば関与介入する」と言うのとおなじことである。

 つまりは、どちらも米中の台湾ルールを守った上で、口先だけで喧嘩しているだけなのである。

 それを本気で台湾有事が近いと思い込んでいまっている。

 実際に事情を承知していればそのような判断はしない。米中関係と両岸関係の構図からすれば、ない話でしかないからである。


■ 武器調達から政治変化を窺うのもね

 その上で、日本がトマホークを買うのは台湾有事が近いからとの判断も空中楼閣的な推測でしかない。

 まずは本末が転倒している。些末な要素でしかない通常武器の調達から政治情勢を判断する形だからだ。政治情勢から武器調達の変更は推測できるだろう。だが、その逆はまずはあやうい結果しか出ない。1970年代に入り航空自衛隊の戦闘機導入は軽戦闘機のF-104からF-4、F-15といった侵攻用に用いる大型戦闘機の導入に変化した。そこから「70年代80年代の日本政府が外征を企図していた」と判断するようなものだ。

 付け加えると、なんで台湾有事が近いから敵基地攻撃能力の強化を図るのかが不思議である。

 台湾有事は中国領域限りの問題でしかない。形式的には国内内戦である。また日本も「一つの中国」原則に配慮している。つまりは内戦には干渉しない立場にある。「平和的解決を望む」と言う程度の立場だ。

 そこで敵基地攻撃能力に何の関係があるかだ。あるいは「日本が敵基地攻撃能力を、トマホークを持てば中国はビビって台湾回収を諦める」と思っているのだろうかである。そうでもなければ台湾有事と敵基地攻撃能力は結びつかない。


■ まずはアショア代替艦用と、オマケじゃないの

 ニュースのトマホーク導入は台湾有事とは別の話でしかないということである。

 単純に敵基地攻撃用のミサイルを調達しようとしているだけである。理由はアショア代替艦用、付け加えても、それにかこつけて入手して潜水艦とFFMの空セルに詰めようとしているくらいである。

 アショア代替艦に積むならトマホークとなる。代替艦に敵基地攻撃能力をつける話は1年前からある。そして、一応はイージスであることからすればシステムからすれば一番親和性が高いのはトマホークである。*

 そして、そのトマホーク引き渡しの見込みがたった。おそらくは去年辺りから日本は米国にリリースを頼んでいた。そして売却が可能となった。先月くらいにあった「トマホークの日本向け売却は可能」の報道がそれである。

 だからトマホークを買う話が出た。12式の向上型云々とは全く別の話ということだ。


* ちなみに、来月売りの雑誌向けとして先々月に納品した原稿に本筋ではないもののそのあたりは書いた。「アショア代替艦に敵地攻撃能力をつける話があるけど、その場合はトマホークを積む。だから敵基地攻撃用ミサイルはスタンドオフ攻撃能力のミサイル6種類だけではなくもう一つトマホークも含まれる」といった内容である。前の記事で書いた26日にやったゲラの一つがそれである。本当に載るかは今でも不安だから書店に並んで自分の記事を確認するまでは誌名とかは言わないけどね。
2022.10
27
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22:18
Category : 未分類
 基本は毎日サンデー状態なのだが先先週の末から小繁忙期で珍しくはたらいた。それが一段落したと思ったらそのゲラが一昨日の午後に3つ同時に来た。昨日は天手古舞となったよ。しかも、うち2つが似た内容となると混乱する。仮称「萬朝報」から来たゲラを他社の仮称「亜州週間」*に返しそうにもなった。

 で、一段落した今日は貯めといた雑誌記事を読んだ。

 中文記事の一つは夏代の存在・不存在論争の記事で、最近の『人民中国』で「禹の伝承に合致した遺跡がある」という記述が気になったもので、夏王朝関連を大学図書館で漁ってきたもの。二里頭文化とか仰韶文化のヤツね。中国の一般誌では夏の存在を肯定する前提なんだが歴史学とか考古学関係では「字証[文字の存在]がないからねえ」とか結構慎重であったよ。

 面白いのが不可知論とか一部可知論とかまである。夏があったかどうかは調べる術がないが前者で、状況次第ではありうるが後者ね。

 実際のところ、夏代に相当する時期の小邑規模の都市はいくつもある。まあ夏はあっても不思議はないし、伝承からすれば黄河沿いだよねとはね。

 もう一つは160km/貨物列車の件。25T系列高速列車の貨物列車化の検討では全側開棚車と塞拉門車があるけど、そこに集装箱つまりコンテナ輸送型はどうかねといったもの。

 どっちかというと160km/hの全側開棚車の写真かねえ。フルオープンで反対側までズッポ抜けている貨車で、こんなのが一帯一路で、できればゲージ変更なしで欧州まで連結すると上海からハンブルクまで3日で貨物が届くのではないかと。
(写真でググるとこんなやつね。https://i2.kknews.cc/pgmQ-BMYVykAQZ1_AEf0S26L9EOD09k/0.jpg)

 あとはアスファルト再生の日文、中文記事。別に仕事でもなんでも無いのだけれども、半年くらい前からアスファルト舗装って無限再生されるのではないかと思い立って調べ始めた内容。その流れで積んどいた日本の雑誌『舗装』とか中国のアスファルト再生材とか劣化関連記事を10個くらい読んだよ。

 ざっというと平成元年くらいからアスファルト舗装の再生は始まっている。今ではアスファルト舗装の75%が再生アスファルト舗装材で新品は25%だけ、剥ぎ取ったアスコンを加熱して新しいアスファルトを足すか芳香族系のアスファルト再生材混ぜればいくらでも行けるといった中身だった。

 で、その『舗装』でカーボンリサイクルコンクリートの記事も見つけた。カルシウムとCO2をくっつけて炭酸カルシウムCaCO3を作って、それをセメントとしてコンクリートを作るもの。要は回収CO2をコンクリートとして安定化させて大気から切り離すといった技術で、C02地中保管のCSSと同程度の保管密度を達成するというもの。

 まあ、カルシウムを作る時のCO2がどうなるか次第とは思うけど、面白いものです。多分、大成建設の技報あたりに詳細記事があると思う。


* ちなみに8月くらいにホンモノの『亜州週間』で筆者記事が引用されてご親切にゲラのPDFをもらったのだけれども、なんせ実物はサッと買えるわけでもないので、どっかの収蔵図書館で読もうと考え中です。

 
2022.10
14
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10:35
Category : 未分類
 ゆうきまさみは別段に嫌うものではないのだが、ゆうき作品のファンはウットオしいものである。まあファンのほとんどは人畜無害なのだろうがその一部が嫌らしい。物語を現実を切り分けられない気持ち悪さがある。*


■ 宇宙開発のファンも同じ

 ロケットキッズも同じである。

 ロケットそのものはどうでもよい。日本の宇宙開発は将来性も経済性も実現可能性もないものである。まずは妥当ではなくやるだけ無駄だがそれはそれで終わりだ。事業はともかく実物そのものはどうでもよい。金をドブに捨てる無駄を嫌うだけである。

 その周りのロケットキッズは度し難いものであるよ。

 イプシロンロケットが失敗したという。日本の航空宇宙産業の実力からすればたまには失敗するのも頷ける。一流国のマネをしようとしている程度なのでそんなものだ。

 だがねえ「失敗の積み重ねがロケットを、宇宙産業を前進させる」みたいな世迷い言を言い出すあたりはね。


■ 日本ロケットは手仕舞いの時期にあるのにね

 失敗を積み重ねても日本ロケットや宇宙産業は別段前進していない状況を見ていそう言うのかとね。

 そもそも惰性で宇宙開発をしている。人工衛星打ち上げから五〇年が立つが、まともに前進していたのは最初の二〇年位である。この三〇年はまずは足踏み状態である。

 まずは三〇年金を突っ込んでも経済性は実現していない。一流国と並ぶ見込みも立たない。ロケット屋が米欧のモノマネをしているだけ。経済性無視の官需で産業のように装っているだけである。

 本来なら撤退するころである。ロケット敗北を糊塗したいなら欧州なり韓国なりと共同開発して精算するかどうかである。

 ロケットキッズはそれに気づけていない。いまでも月ロケットやら宇宙旅行の夢から盲目的に支持しているあたりで頭が悪い。

 その上で国損でしかないロケット事業の推進が必要だと言い出している。そのほとんどは自分の商売でもないのに宇宙産業創出詐欺や金の無駄遣いといった害悪に無自覚に手を貸している。

 その狂信の気味の悪さから嫌うものだよ。これは戦車や戦闘機の国内開発や大量配備をやるあたりとも同根なんだがねえ。


■ メカミリ全体もそう

 メカミリ全体もそうだけどね。

 まずは好きであるかどうかと妥当であるかどうかを切り分けられない頭の悪さがある。極端にいえばSLの汽車ポッポが大好きだから国交省は全国でSLを復活して走らせろみたいなスタンスがある。多少の現実味を足すならロータリエンジンが好きだからマツダはRE搭載車を作れみたいなものだ。

 そして、将来の見込みもなく事業に税金を費やす無駄遣いをさも有用であるように言い出すいやらしさである。

 コミケのメカミリ:ミリタリーを2年くらいでやめて評論情報に移ったのもそれである。国産兵器やロケットキッズが多くその頭の悪さといやらしさの故でもある。まあ最後の三三七拍子とかそれに付和雷同するサークルや参加者も気持ち悪かったのだけれども。


* そいや「大サトー」の連中もそうだねえ。戯作としての物語と、その外にある現実世界を切り分けられていないのが少なくない。物語に影響を受けるのは仕方がないとしても「現実社会かくあるべし」ではねえ。しかも、それが分別ざかりで世知に長けているはずの四十郎や五十郎ときた日にはねえ。
2022.10
05
CM:2
TB:0
14:01
Category : 未分類
 ミサイル発射で「カーマン・ラインが」とか言ってるのがいるのだけれども。

 それも話としてはどうもおかしい。そもそも物理的に支配できない高さの段階で領空ではないだろうとは思うものだよ。自国の力量が及ばず独占支配できない区域を領域としてもあまり意味はない。それはその国の軍事力が及ぶ範囲というだけれはない。技術的な限界もある。それからすれば、いまならざっと高度30kmはまずは領空とは言い難いのではないかね。

 だからカーマン・ラインがと言い出すあたりはねえ。単にものしりであるだけにしかみえない。そこから上は宇宙と単純に考えているだけのようにしか見えないものだ。

 もちろん、その程度の理解で困ることはない。実際に高度100kmはあきらかに領空の範囲を超えている。領域として独占使用や排他的に支配できない空間であることは間違いではないからだ。

 だが、それを軍事だの航空だのの連中が言い出しているのはねえ。領域とか支配とか占有とか独占的利用といった概念に基づいて言っているわけではないとは思うね。

 まあ、軍事ジャーナリストを自称する連中はだいたいそんなもんだけどね。中でも写真屋系がそうなんだが「防衛省が、自衛隊がそういっている」をコレクションしているだけ。それをまとめて、まあ解説する程度である。当然だけどそこに批評的なアウトプットはないし。そもそも批判的な視点もない。今回なら「カーマン・ラインから上は宇宙である」と教えられると、それをそのまま信じ込んでキンカギョクジョーとなるのだろうなとはねえ。

 本来のジャーナリストにはもっと新発見の探索や批判的読み解きや問題提起があるわけだ。己からすればジャーナリストといった語を聞くとそのジャーナルの部分から「朝日ジャーナル編集長 筑紫哲也」の名前が自然と出てくるわけで。方向性はともかく筑紫さんのような振る舞いがジャーナリストではないかと。あとは世代が違うから直接は読んでないけど名前は轟く大森実さんとかね。ただ同世代で同時期になくなった田英夫さんは少し違うけど。
2022.10
04
CM:4
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12:34
Category : 未分類
 AFP記事の写真なんだがねえ。己はロシア語どころかキリル文字の対応もよくわからないのだけれども、多分「撃ちてし止まむ」と書いてあると思う。

ロシア語のウチテシヤマム

 「ロシア極東の徴兵責任者、停職処分に 誤って数千人を招集」『AFPBB News』(2022年10月3日)https://www.afpbb.com/articles/-/3427057

 なんでそう読めるかというと80年前のポスターの類推から。 それについては佐藤イヌコさんの「有楽町「日劇」の外観で見る昭和【戦争から「来夢来人」まで】」が毎日新聞の『さよなら20世紀』の写真を引用して提示している。 画像のリンクはコレ https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/N/NARASIGE/20200419/20200419115158.jpg

 それからすれば、看板の建物なんだが、多分、サンクトペテルブルグでかつて大黒屋光太夫が住んでいたオーグロ街あたりにあるロシア劇場だと思うよ。

 もう一つの可能性は「ロシア国債を買おう」あたりかな。まあ、Googleレンズで見れば正解は分かるけど、それが分かっても面白くないので正解は探さない。

 戦争はどっちもやめ時もないし、ウクライナがクリミアに手を出すと今度はロシア愛国主義が持ち上がるのでズッと続くと思う。

 核使うと国連軍も出てくるカモね。そうなると「隊長殿、あの旗をうたせてください。兵隊が指を指したその先には国連旗、あの旗が」みたいなポスターも出てくる。平和のための結集で国連軍ができた日には「あの旗を撃って撃って撃ちまくるのだ」みたいな。

2022.09
28
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10:14
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 警察予備隊はなぜ三八式と四四式を使わなかったのか。

 弾薬を国民党に全部くれたせいもあるかもしれない。国民党が東京のGHQに6.5ミリJAPをありったけくれといった。そしてGHQはおそらくは全部くれてやった。だから6.5ミリは在庫払底で警察予備隊ほかに渡せなかったあたりではないか。

 家だと一つのことに集中できない。だから喫茶店かファミレスに行く。今日はインター近くのロイホで修行した。今後の予定の確認と原稿の種だしと昔買った本の読み直しと中文資料を読んでいた。

 本は選書メチエの『代官の生活』でもう18年も前に買ったやつ。当時、1回ほど読んで本棚放り込んだままで18年ぶりに読み返した。


■ 戦後の日式装備部隊

 そのあと、やはり貯めておいた『抗日戦争研究』を読んだのだ。

 そこで「国民党が戦後に日本の機甲戦力を導入」みたいな話を発見した。ただ、これは読み間違いで正確にいえば「日本の武器を導入した部隊を作った」話だった。「抗戦勝利后国民党軍日械部隊研究」で「機械」ではなく「械」で「械闘」の言葉からすれば「からくり」というよりは武器のニュアンス。


 戦争集結から暫くの間、国民党は日本兵器への装備更新を進めていた。

 国民党は戦争が終わったので装備貧弱であった陸軍の整編と装備充実を進めようとした。戦争末期に定めた1945年2月の三十四年編制や戦後の1946年に定めた三十五年編制への改変である。

 ただ、制式武器は足りなかった。国産兵器の供給力は低い上、レントリース停止で米式兵器が入ってこなくなっておりドイツ式も米国式装備の部隊は作れなかった。そこで大量に捕獲した日本兵器で部隊の改変を図ったのである。

 結果、半分以上の師が日式装備となった。日本は大陸に大量の武器を持ち込んでいた。それが降伏で国民党に引き渡された。大陸と台湾とインドシナ北部の日軍降伏により国民党は戦争終結時に持っていた武器と同じかそれ以上の数の日本製武器を手に入れた。

 参謀総長だった陳誠の見積もりだと140ヶ師の装備が充当できる数であった。重装備も持った本格的な師、おそらくは整編後の師団級となった師を40ヶ、軽装備の師であれば100ヶ程度を作れる数である。


■ 6.5ミリは暫定配備のつもり

 そのため日式弾薬の生産もはじめている。同様に日式武器に依存していた共産党側の生産が有名だが国民党側も弾薬は作っていた。

 それでも「流石に6.5ミリJAPの生産設備を作るのはねえ」となったらしい。

 これは民国の小銃は中正-漢陽とモーゼル系で7.92ミリである影響もある。

 当然ながら6.5ミリ系は古く物足りなくもみえたのだろう。当時は中国人の方が格段に体格はよい。反動が少ないのは威力が少ないようにも感じられる。大陸で使うには射程もやや短い。馬の殺傷にも向かない問題がある。

 また、九九式小銃や九九軽機には残す価値も合った。銃身改削で7.92ミリにできたからである。中正式まあ乱暴に言えば民国版Kar-98製造の3割のコストで99式小銃は7.92ミリに改修できた。

 小銃弾は将来も使う99式向けの7.7ミリJAPに絞りそれを改造まで供給する。当座のあいだ日式小銃、軽機、重機のあてればよいとした。


■ GHQにおねがい

 でも、日式装備を部隊に配備すると6.5ミリが不足する。日本捕獲小銃は13万丁だが数は三八/四四式の方が多い。8万丁と99式小銃の5万丁の倍近くあったから当然である。

 そこで国民党は東京のGHQに「6.5ミリJAPをくれ」と要求した。

 そして在庫をもらった様子である。記事では「モウ生産設備がないので」となったとあるが、ある限りの在庫は貰えたとも読みうる。

 これが警察予備隊に三八式が出てこなかった理由の一つではないかね。弾がないから交付できなった。逆に九九式は30-06が使えたから「とりあえず使え」で渡せた。そのあたりではないかね。


■ 馬も5万頭ほど欲しい

 ちなみに1947年以降の国民党は米式武器を貰えるようになったので日式武器なかでも小火器への依存度は下がったらしい。

 ただ、重装備は以前として日式だよりであった。

 それに関連して国民党軍には「曳く馬がない」問題も生じていた。どうも日本製の野砲以上を曳く場合には西洋馬と交配を進めた日本軍用馬が要る。中国馬ではうまくいかない様子である。

 だから「日本に『戦後賠償で馬5万頭寄越せと言え』」との主張もあった。記事には後方組織の聯勤がその案を出したともある

 ちなみに、その場合にはこんどは馬糧の問題が生じることになる。日本馬は丈夫で病気もしないのだが大柄すぎて大食らいでもある。兵隊3ー4人分は食べるので国民党軍にとっては補給が厄介となる問題もあったらしい。
 
2022.09
25
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23:22
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 積んどいた『太平洋学報』の「不結盟国家対1962年中印辺界衝突的調解」* を読んでたのだが中文で書かれているのでアジア・アフリカほかの非同盟諸国の国名と人名がパッと出て来ない。

 国名がわかればどうとでもなる。インド、インドネシア、スリランカ、ビルマ、日本語と字が違うけど東埔寨でカンボジアからどうとでもなる。それっぽい漢字でネルーであると検討はつく。特にシアヌークは親王がつくから明白に分かる。

 でも国名わからず人名も検討つかずだとね。かそうじて「阿聯の納賽尓」はアラブ連合と読みからナセルだと文脈でわかった。だが「南斯拉夫の鉄托」と「加納の恩克魯瑪」はパッとわからない。

 人名の「鉄托」の後ろにTitoとあるのでチトーとある、国名も読みはスラブなんでユーゴスラビアだろうなと思うのだが、南で引っかかる「たぶんユーゴスラビアは『南のスラブ』で意訳なんだろう」と調べると果たして「南にあるスラブ人の国」だった。

 も一つは「加納の恩克魯瑪」でパッと見で「なんでカナダなのか」と初見で思った。人名はNKだけ。これはググってガーナのエンクルマだとね。エは便宜上でンクルマとは知ってたけど、NKは略し過ぎではないかと。

 内容をかいつまむと1961年の中印国境紛争の仲裁の話。

 目新しい結論は「それで印度は顔を失った」というもの。中国は第三世界の仲介に真面目に取り合ったけど印度はそうではない。非同盟諸国の筆頭みたいな顔してたのに英米に軍事援助を求めるあたりで以降はそうなる。実際にそこからは非同盟諸国は中国に靡いたというもの。

 インド国技の掌返しはそのころからということだねえ。その場その場の都合で手のひらを覆す。最近だと武器技術を欲しさにイスラエルに接近している。そしてイスラエル非難決議への賛成から手を引いている。節操ないものだ。

 なお、中国も無人機技術ほしさでイスラエルに接近してる。でもイスラエル非難決議はいつでも賛成している。

 信用とはこういったあたりから生まれるものよねと。

 そのインドと仲良くしようとしたヤツは、お人好しがすぎるものだよ。ロシアと仲良くすれば北方領土が帰ってくるもおんなじ。まあそいつが言い出した「自由で開かれたインド太平洋」云々をヨイショしていた安全保障セクターもまあねえ。「せめてインド抜け」の一言も言わないのはどーかしているもんだよ。


* 高志平、趙振宇「不結盟国家対1962年中印辺界衝突的調解」『太平洋学報』30.6(中国太平洋学会、2020年6月)pp.25-37.
2022.09
23
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20:38
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 ネットフリックスで2020年の『富豪刑事』があったので仕事しながら見てた。

 まあ突然の面倒があってこの2週間はトラブルと仕事づけだった。家で一人で原稿を書くとなるとなにか流さないと厳しいものでネットフリックスのおすすめのままに再生していたときにでてきてそのまま流し見していた。

 そこで、ふと気づいたのが元の話と違うこと。「元の話とは全く違う。金持ちがカネで解決の構図だけを流用した形となっている。」とね。

 すると、読んでいることを忘れていたことにも気づいた。「多分読んでいるからそう言えるのだろう」ということにも気づいたものだ。たぶん80年代後半の筒井康隆全集か文庫本で読んだはず。

 加えて、80年代作品だと思っていたら70年代発表だった。てっきり日本が金で浮かれた80年代前半のバブル前夜の作品だと思っていた。カネで解決とはそういう背景であるとやはり勝手に短絡していた。でもググると70年代の作品であるとのこと。

 その上で考えれば納得はいく。80年代は虚航船団やら中南米文学への系統やらの実験的なやつばっか書いていた。また90年代は唯野教授に分かりやすくはなったが戯作的ではなくなった。富豪刑事みたいにシンプルなのだからそれ以前の70年代だよなとね。

 あと、『地球の運動について』の最終巻買っといて読まない状態のやつ見つけて読んだのだけれども。第一巻から読んでて「実際は特に弾圧とかなかったよなあ」ってアレが最終巻でまとめて修正して史実に戻しているのが、なんつーか強引だと思いましたです。
2022.09
09
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22:40
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 かの方々には何かの違和感を感じていた。

 その一つは量的把握なのだろう。アレの国賊葬もそうなんだが、感情や世論の量的つかみがズレている。

銀星王@ginseiou
·【悲報】郡司真子さん、日本の天皇だけでなく英国王朝にまで喧嘩を売るw
MI6派遣されても知らんぞ?w

郡司真子/ Masako GUNJI@Koiramako
人の死は悼むが、
私は王政や天皇制に反対しています。
王政や天皇制は、
差別主義だからです。
https://twitter.com/Koiramako/status/1567970514320396288

https://twitter.com/ginseiou/status/1568013297236209664


嶋田兵庫大允隆志@Shimada_Hyougo
この人、世界の何割に喧嘩売ったことになるのか、全く理解してないんでしょうね。
https://twitter.com/Shimada_Hyougo/status/1568067412343537665



■ 別に王政廃止論への反発はない

 まずは「王政反対」の主張くらいで英国や英国民が反発すると考えているあたりがズレている。

 英国にも王政廃止論者はいる。その主張は賛同をえられてはいないものの別段に反発を受けているわけではない。

 また先代には女王退位論もあった。これはそれなりの賛同を得ていた。
 
 そして基本は無関心である。賛成反対のいずれにせよ大した反応はない。これは日本の国体問題つまり君主制=天皇制への賛否も同じである。どちらにしてもさほども関心は惹かない。

 この状況で王政反対を主張したくらいで英国の反発が生じると揶揄するあたりがまずは見当を外している。


■ 反対は世界の1%も行かない

 その上で「世界の何割に喧嘩売ったことになるのか、全く理解してない」(嶋田兵庫大允隆志)は量的把握としてもズレている。

 まず、王政廃止論への反発はさほどではない。これはすでに述べたとおりである。王政派であっても「ああそう」で終わる。

 また、反発するほどの過激分子はその国限りである。英国王政の廃止論を聞いて激怒するのは英国人、ほとんどはイングランド人限りである。他国の王政廃止論に反発する嶋田さんのような御仁はよほどの例外でしかない。

 両者をかけ合わせればどうなるか。

 世界人口の1%にも満たないということだ。

 英国基準で見ると0.05%くらいか。反発する過激分子は人口の5%、英国人口は7000万人、世界人口は80億人とすると0.05%である。

 多めに英連邦、まあ今の言い方ならコモンウェルスでみても1%あたりだ。英連邦26億人のうち英国王室を元首とするのを乱暴に半分13億人とみるとそうなる。実際には君主としてまともに見ている国は英国とカナダと豪州とニュージーランドくらいなもので全部合わせても1.5億くらいだから0,1%とも計算できるけどね。

 一番シビアにイングランド人で外国にルーツがないやつで計算すると0.025%くらいではないかね。王政にシビアだろうスコットランド人や北アイルランド居住者を抜くとそんなものだろうよ。


■ 桁外れの間違いに気づかないあたりが

 なんにせよ世界の何割に喧嘩売ったことになるのか、全く理解してない」(嶋田兵庫大允隆志)となるものではない。

 そして不思議でもある。たかだか英国の王政廃止論への反発が世界人口の何割にも及ぶと見做すあたりにはその感情が生じる。

 まずは掴みでの量的把握がうまくいっていないのだろうねえ。 2倍3倍の間違いなんかはどうでもいいのだけど、桁外れの間違いをしているのに気づかないでいて平気である。かの方々にはそこに違和感を感じるものであるよ。

 このあたりは以前の 「『略字は13%の人しか読めない』(嶋田兵庫大允隆志さん)とはね」もそうなのだけれども。
2022.09
05
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10:26
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 夏コミ新刊の販売状況です。

2022夏コミ_新刊3種


■ ひゅうが級はどう使われるか
 ・ メロンブックス
   https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1585635
 ・ とらのあな
   https://ecs.toranoana.jp/tora/ec/item/040031004892

■ もがみ級とESSM (今からすればESSMブロック2を待っていたのではないかと思うといった本)
 ・ メロンブックス
   https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1610407
 ・ とらのあな
   https://ecs.toranoana.jp/tora/ec/item/040031009844/

■ 哨戒艦の仕事って哨戒だけじゃないよね (突発本:武装必要論も転向者の不要論も間違ってるよね本)
 ・ メロンブックス
   https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1610724
 ・ とらのあな
   https://ecs.toranoana.jp/tora/ec/item/040031010311/

■ 東方書店:ひゅうが級はどう使われるか
  

■ 直接通販
 ・ メール貰えれば対応しますです。
2022.09
04
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 P-1哨戒機の問題の漏れ出してきている。この2年ほどでは航空用兵や航空整備の職域以外からも「炎上案件」「もうダメ」といった話がで始めている。そしてそれは自衛隊から世間まで伝わり始めている。

 問題は機体まわりにも存在するといった話には驚いたものだ。エンジンが病弱に過ぎる。対潜戦システムの更新で米P-8に全く追いつけていない。部品の手配が間に合わないといった既知の問題以外にも厄介を抱えているということだ。

 そのP-1を褒める事情通とはなかなかのものだ。

ooi@n_m@JDSDE214
P-1がエンジントラブルで飛んでない…とか言われて共食い整備の犠牲に云々、国産エンジンガーとか流れて言ったが、飛んでないはずのP-1って結構飛んでる写真が出てるんだけどもが、アレは幻かなんかなのか。
https://twitter.com/JDSDE214/status/1565698301982568453



 即座に、おそらくは血液型AB型の方に反論されている。血液型はPOのような名前だが発言からすれば通常のABO型の人なのだろう。

エンリステッド(ワクチン第4射済)@kaizoku2000
機番が限定とか飛ぶ数が少ないとか地元で観察している方々の気付きは分からんよ!
https://twitter.com/kaizoku2000/status/1566010988323020800


 実際に問題となっているのは稼働率である。共食い整備やエンジントラブルで航空群の約20機のうち何機が飛べないか。飛行不能なステイタスZがおそらくは5割かそれ以上でていることが問題となっている。

 逆に可動機は飛行時間確保で使い潰される。約20機のうちステイタスAが10機しかいなくとも約25クルーの訓練はしなければならないからだ。実用の監視飛行の所要(翌日分含む)や緊急待機機体の1R2Rの所要もある。その場合は5機は平日は1日3ホップ程度の訓練飛行が課せられる。

 だから飛んでいても不思議はない。逆に、飛んでいるのが特定機番といったあたりが問題を示唆する証拠である。

 それからすればOOI@N_Mさんはモスクワ軍事パレードで引っかかるタイプである。ソ連は新型機を何回も上空通過させて大量保有の欺瞞をした。それを真に受けて「新型機の4機編隊が20航通したから80機体以上保有している」と判断するたいぷなのだろう。


■ 8月14日まで「日本はかならず勝つ」といってたのタイプだよね

 さらにいうなら8月14日まで、あるいは15日正午になっても「日本は必ず勝つ」といっているタイプである。広島長崎に新型爆弾が落ちてもソ連が参戦しても「政府発表からすれば最後に勝つ」と言っている。さらには玉音放送を聞いても「畏れ多くも
天皇陛下は『戦争ガンバレ』といってたよ」といったものだ。

 これはかつての3Dプリンターへの評価でも窺える。

 ここ10年でその応用範囲は相当に拡大している。その動きが見えている中でも各国軍や航空産業が採用した段階でもオモチャ扱いしていた。また金属製トナーや焼結技術が見えてきた最近になってもプラスチックしか使えないと言い出してもいる。

ooi@n_m@JDSDE214
・3Dプリンタでプラスチック部品を製造出来る
・プラスチック部品で主要構造が出来ている銃がある
・3Dプリンタで銃が製造出来る!
コレで3Dプリンタでも銃の製造が出来ると証明されたなんて真面目に喋ってる人は、知能を疑われますので注意しましょうね。
https://twitter.com/JDSDE214/status/1302392310248824832


 EVもそうである。最近のEVシフトやその風潮といった動向を理解し得ない。そのため手垢のついた充電スポットの数の話を繰り返している。

ooi@n_m@JDSDE214
昨日、次期車両をEVにするかしないか、の話になった時、大阪名古屋かどっかの二点間移動で「みんながEVにした時、移動が詰むよねえ、充電がああも時間掛かると各充電ポイントで順番待ちしなきゃいけないじゃん」そうですね「PAなりSAなりにソコまでポイント用意出来ないのでは?」そうなんです。
https://twitter.com/JDSDE214/status/1566202581739008000


 EVが増えれば充電スポットの数も増える。それだけの話である。

 「みんなが馬車をやめてT型フォードみたいなガソリン自動車としたとき移動で詰むよね。ロサンゼルス-ラスベガス間のガソリンスタンドの数とタンク容量からすれば順番待ちで1日潰れる(1908年)」みたいな話の繰り返しである。

 そもそもEVは自宅で充電する。そして7割も充電しておけば大阪名古屋は往復できるのだが。

 お身内はいつも「情報のアップデート」とか言う割には情報をアップデートできていない。まずは大本営発表のアップデートのコレクターである。だからP-1哨戒機でも3DプリンタでもEV自動車でも動向はつかめない。8月14日になっても日本は必ず勝つといっているわけだし15日の午後になっても「戦争がんばろー」となるわけである。


■ 経済性皆無で地球に厳しいロリータエンジンをいまだに夢見ているあたりもね

 そいや、今日の問答からすれば今でもロリータエンジンは復活すると考えている様子でもある。REだかLEだかの現状はまずは8月14日くらいなんだがねえ。
 
hilowmix@hilowmix
急速充電インフラ整えるより、レンジエクステンダー(例えばロータリーとか)を各車に装備する方が絶対いいと思うけどなあ。欧州人や加州人は何考えているんだろう。
https://twitter.com/hilowmix/status/1566234294544084992


ooi@n_m@JDSDE214
どうしても2次バッテリーという媒体を伴う以上充電に時間掛けざるを得なくなるんですけどね、わりと無理が通ると思ってるんじゃないか、って気がする。
https://twitter.com/JDSDE214/status/1566236066033860609


 遡れば、2017年にはロリータエンジン神州不滅論も展開している。すでにREを誰も相手にしなくなっている時期である。

ooi@n_m@JDSDE214
現状、REの開発で表に出ているのはEV用のREレンジエクステンダーぐらいで、これをロータリーの火を灯し続けると称して良いのか、実は既にREの火が消えかかっているのでは無いか、と見る事も出来るのだが、以前、ロータリーエンジン開発終了の報道にマツダが否定のコメントを出した訳でな。
https://twitter.com/JDSDE214/status/841537735739416576


 そもそもマツダを信用するあたりがねえ。アレは販売店(というかブローカー)と付き合うとベラボーに安く売ってくれることだけが取り柄の会社でしかない。ウチはそれで40年付き合ってきたのだけれども、技術も品質も何の希望していなかった。その会社が推せるブランドがREしかないから推していただけの話である。

 そして、そのマツダもREは実用車にはつけない。非実用品のRX-7の類だけに搭載していた。耐久性が低くて地球に厳しい悪燃費車が許される唯一の車種がスポーツカーである。そのスポーツカーとしても主流はレシプロエンジンのロードスターであった。

 「コスモから50年経ってもマツダ1社だけ、しかもそのマツダも今では作っていないエンジン形式ってどーなのよ」といった発送に至らないのが不思議である。
2022.08
27
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14:11
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 金曜日の昼間に土堤を歩いていると東京タワーが見える。新しい方は家からも見えるのだが西東京のヤツも見える。

 で、深夜1時ころにガソリン給油にあわせてカメラ持っていってきた。往復ざっと60kmあった。

 最近は「行ってみるかな」と思っても面倒がって結局は行かないようになってきている。だから「今日が一番若い日」という例の謎理論にあわせて腰上げて行ってきた。


西東京タワー

西東京タワー南側から

西東京タワー少し離れて



 地図見て、正式名称は田無タワーと始めて知ったよ。ずっと西東京市という、志のない名前を馬鹿にする意味合いを込めて西東京タワーと言っていた。
 
 あとは下道で長野まで行くかとか、鈍行で青森まで行こうかとは思っている。
2022.08
24
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04:54
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 色々と一段落ついたので、ふと思い立って埋立地まで行って帰ってきた。「自由業なんだから自分の主人は自分である、自分の好きにするべき」と考えてのことだ。思い立ったのは23日の2330i頃で45に出発したよ。

 行きは下道で合計90分、池袋から飯田橋まで10分、そっから20分の0115埋立地に到着した。

 いつもと同じところを撮影。リコーGRの無印(GRデジタルじゃないやつ)で、車の窓開けたその窓枠に委託して撮影、0130
頃なんだが星も雲も撮れるもんだよ。


東館

東館西面

風力1

風力2

 帰りは0200iにゲートブリッジを後ろに全然車がないので観光兼ねて30km/hのトロトロ運転で通過して同じ道は通らず環七-新宿-吉祥寺ー保谷-所沢-川越の経路で戻ってきた。

 ナビも地図も使わないで「東京城北端から西に向かい川越の真南まで移動して北上する」つもりなのだが、吉祥寺では西進量は全然足りない。本当なら国分寺まで進まなければならない。でも知らない道に耐えきれないで右転してしまった。

 あとは久留米の南沢あたりでスプロールの中の行き止まりにブチ当たった。迷う感じがしてきて本当に方向感覚が正しいかを知りたくて電話機のデジタル方位磁石を見たのだけれども間隔と真逆、でも月の方位から明らかにおかしいので車外にでると北感覚は正しかった。車の磁場を拾ったのだろうねえ。



 まあ、迷う感覚や経験はいいもので、ナビがあると味わえないものです。
2022.08
23
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12:30
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 同人誌の直接通販分、さきほど今福の郵便局から発送しました。普段は本局の川越西から送るのですが最近はエラく混んでるので戻って畑の中の郵便局からです。

 あとは昨日に東京まで車で行きましたよ。無対策のコロナがアレで汽車で伝染したらバカバカしいので自動車で神保町まで。ただやはり疲れるのがね。

 冬コミは申し込みしております。内容はASM-3をdisる内容を考えています。なんつーか「亜音速に超音速混ぜると効果的」とか「ARHとアンチ・ラディエーションとIIR混ぜると有効」とかいまさら言ってもねえ。80年代の話を環境が変わった今でもそうなっていると思いこんでいるあたりは。賭場のお盆が暗くてよく見えない感じですねえ。

c101cutみほん
2022.08
19
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14:13
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 ようやく時間に余裕ができたもので、通販作業やります

2022夏コミ_新刊3種


■ ひゅうが級はどう使われるか
 ・ メロンブックス
   https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1585635
 ・ とらのあな
   https://ecs.toranoana.jp/tora/ec/item/040031004892

■ もがみ級とESSM (今からすればESSMブロック2を待っていたのではないかと思うといった本)
 ・ メロンブックス
   https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1610407
 ・ とらのあな
   (納品分は発送)

■ 哨戒艦の仕事って哨戒だけじゃないよね (突発本:武装必要論も転向者の不要論も間違ってるよね本)
 ・ メロンブックス
   https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1610724
 ・ とらのあな
   (納品分は発送)

■ 物理書店(準備中)
 ・ (準備中)

■ 直接通販
 ・ メール貰えれば対応しますです、ただ、まだ微妙に忙しいので来週以降にでも
2022.08
15
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09:54
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 今年も8月15日。終戦の日が来ました。土曜日にはTBSラジオで亡くなられた秋山ちえ子の『かわいそうなしゃち』の朗読が始まりました。

 昭和の御聖代に小学校教育を受けた人はみんな知っています。毎年、あの暑い夏の一日の記念日に、秋山ちえ子は戦争を語り継ぐため、相模湾、江ノ島での悲劇を朗読をします。

 戦争中に起きたぞうやライオンやヒョウのお話はご存知でしょう。ジョージもそのような動物の一匹です。

 軍隊は戦争にシャチをつかおうとしました。アメリカの潜水艦に体当りして沈めよう。そう考えたのです。動物園のジョーイは秘匿名称オルカ金物とされました。生物爆雷として潜水艦に体当たりするように条件付けをされたのです。

 ただ、ジョーイは戦争にいきませんでした。負け続けた日本にはシャチを南方まで連れて行く船がなくなったのです。役立たずになったジョーイは江ノ島にある生育った水族館に留め置かれました。そして毎日近くの海で遊んでは帰ってくるといったように、ノンビリ過ごしていました。

 でも戦争は内地まで近づいてしまいました。すでに特攻隊は何遍も何遍も飛び立っていました。そして内地でも空襲が始まっていました。 

 食べ物も足りなくなっていました。みんなは毎日おなかをすかしていました。そして食べ物を食べられずに餓え死にしてしまう人もでてきました。

 このままではジョーイを飼い続けることは出来ません。シャチは1日に10貫目20貫目の魚を食べてしまうのです。これは人間一人がが1日に食べる魚の100倍や200倍です。その魚があれば100人も200人もの人が助かるのです。

 ついに県知事から「ジョーイを殺しなさい」という命令が出てしまったのです。

 水族館ではジョーイに毒薬を注射しようとします。

 でも針は海獣の厚い皮を通さずポキリと折れてしまいます。

 大好きな魚に毒の入れて与えようとしました。でも知能の高いジョーイはそれを見抜いてしまいます。

 シャチ使いの長谷川さんは命令に逆らうことを承知でジョーイを逃しました。外房の沖まで送りました。でも水族館で育ったジョーイは餌を自分でとれません。自然の海では生きていけません。そしてとても賢い動物なので江ノ島まで帰ってきてしまうのです。

 生まれ育ったプールに戻して欲しい。その一心でジョーイは水族館の前で芸をします。飛び上がって回転したり、上半身を水上に突き出してみたり、逆立ちをして尻尾を立ててみたり。飼育員さんを鼻先に乗せようとしたりして、ほめてもらおうとするのです。

 それを見ていたみんなは銃殺や干上げて殺すことはとてもできない。プールで餓死させるしかないだろうと決めました。

 しかし、そんなことを知るジョーイではありません。よい芸を見せれば今まで育ててくれた人間が餌をくれるものと信じています。芸をすれば体力が奪われてしまうというのに。

 そして、ジョーイはどんどん弱っていってしまいました。見事な流線型の体は脂肪が減ってあばら骨が出てしまいました。ほとんど衰弱して、ただ浮かぶだけになってしまいますが、長谷川さんを見つけるとあの綺麗で澄んだ眼で見つめて、餌を貰おうと芸をみせようとするのです。

 長谷川さんはもう我慢はできません。ついに食料のサバやイワシをジョーイに分けてしまいました。汚穢船を転用した支援船で、しかも貴重な燃料を使った漁労で手に入れた貴重な食料です。「ジョーイ、腹が減ったろう、おいしいか、おいしいか」と食べさせてしまいました。

 他の飼育員のおじさんたちは何もいえませんでした。所長も、大学の人も、ポンドを間借りしている海軍の人たちもみんな黙って見ないふりをしていました。

 中には涙を流している人もいました。みんなが長谷川さんの実の子供と同じと知っていたからです。長谷川さんの幼い息子が亡くなったその日に、ジョーイのお母さんシャチがお産で死にました。それを自分の子供のように育てたのを知っているからです。

 みんなその晩に話し合いをしました。「ジョーイを殺すことなんかできない」「心を鬼にしてプールからジョーイを追い出そう。銛でついてもいい、音でいじめてもいい、普通のシャチとは違う体になってしまったけれども、外に出れば、お腹が空けばいつかは魚を食べるだろう。」

 でも、海軍の人は申し訳なさそうに口を開きました。「ジョーイが三浦半島に住み着いてしまったら、特攻隊の若い人を殺してしまうかもしれません」

 戦争は過酷でした。特攻隊は東京のすぐそばにまで準備されていました。相模湾の近くにある三浦半島でアメリカの軍艦に体当りする訓練をしていたのです。

 特攻隊の人たちはとてもとても小さな潜水艇に乗っていました。条件づけされたジョーイがぶつかるだけでひっくり返ってしまううような代物です。そして一度倒れると二度と浮かび上がらなくなってしまうかもしれないのです。

 飼育員のみんなも黙ってしまいました。実は戦争がどうなっているか、軍隊の方針がどうであるのかということは誰の頭にもありませんでした。でも、みんなは特攻隊の自分の子供のような年齢の兵隊さんの身の上を思うとなんともいえませんでした。兵隊さんたちは水族館の近くの横須賀や辻堂に住んでいます。そして上陸日には鎌倉や江ノ島に遊びにきていました。ジョーイの芸を楽しみに見に来ていたくらいですからなおさらです。

 予備学生のなかには学生時代の研究で水族館に通っていた人もいました。分隊士になって帰ってきた学生さんは予科練繰り上げの、まだニキビが残る下士官を連れて遊びに来ました。そして彼らジョーイの鼻先に乗せてやれるように懇願しました。下士官も軍服を着ながらジョーイの鼻や背に乗って無邪気に喜んで、貴重品になった特別配給のお菓子をジョーイに食べさせようとしたりしているのも見ていました。

 その兵隊さんが乗る潜水艇はあぶない乗り物でした。ちょっと事故を起こせば沈んだままになってしまうのです。そのまま殉職してしまうことも知っていました。みんなは、もう若い人が、訓練で死ぬのはやりきれないです。

 長谷川さんが口を開きました。「もう、ジョーイには何の餌もやらない」みんなは、下をうつむいて何も離しませんでした。ただただ、長谷川さんを囲んで味のしない理研酒をまわし飲むだけでした。

 それから10幾日たった暑い日の午前中にジョーイは死にました。ブールの隅に体をよりかけてバンザイの芸をしながら死にました。せめて綺麗な体で埋めてあげようと、一端引き上げて爆雷取付具や安全尖外しを取り除き、ガスが堪って膨れたお腹を開いたとき、本当は風呂桶のように大きなジョーイの胃袋は湯たんぽの大きさまでしぼんでいました。なかには水一滴残っていなかったそうです。

 その日は8月15日でした。

 いまでもジョーイの命日では鎌倉建長寺で慰霊祭が行われるそうです。

 『かわいそうなしゃち』でした。

 それではみなさん、ごきげんよう。



2009年夏『瀛報』(ようほう)29号のまえがきから、一部修正。

参 考
谷甲州「ジョーイ・オルカ」『星の墓標』(東京,早川書房,1987)
秋山ちえ子 朗読 土家由岐雄「かわいそうなぞう」『大沢悠里のゆうゆうワイド土曜日版』2021年8月14日(TBSラジオ)16時35分ころから
山本匠晃 朗読 土家由岐雄「かわいそうなぞう」『朗読英本で読む戦争』2022年8月14日(TBSラジオ)20時40分ころから
2022.08
12
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11:06
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 パンフの刷り出しが終わって、友人が裁断と折本と圧密をやってくれるとのことで、突発本作ります。

もがみ級とESSM右下補正

 仮の題名ですが 
・ 「哨戒艦の仕事が哨戒だと思っているヤツはお目出度いもんだな」
・ 「あいつら防衛省が発表する前にはソーナーつめとかSEARAMとかいってたくせに
   公式図がでると軽武装が正解とか言い出してんな」
 のどっちか、
 もしかしたら
・ 「ヤマザキ、心臓を撃て」かな。たぶん、大星由良之助の同士である早野勘平が撃った鉄砲が卑怯者を見事に撃ち抜く魔弾の射手みたいな話かな。
2022.08
12
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 パンフの方の本文がとりあえずできました。

 仮題は 「『もがみ』のVLSってESSMのブロック2まちじゃね?」です。

 VLSつけなかったのも、去年にとりあえず2セット買ったのも、ESSMのブロック2を買う目処が立ったからではないかといった邪推本です。

 いまから推敲して、校正して、組版して、図版描いて、写真入れて、摺出して、裁断して、折って、圧密かければ完成です。

 あと、コミケ参加は8月13日土曜日 東 ミー20a 隅田金属 です

ダミー完全





 ・・・・・・パンフが明日のお午の12時までにできれば、哨戒艦の突発本かなと、「哨戒艦で武装必要野郎と不要野郎が喧嘩したけどどっちも階段の上からマクベすればいいのに」あるいは「オーベルシュタインすればいいのに」かな。だいたい不要野郎だって防衛省が構想を少しづつ出すまでは重武装を夢見ていてそれから転向組だろうと。

 まー、哨戒艦のうち4隻くらいは130mでもいいのではないかとか、そもそも哨戒だけが仕事じゃないよとか、シャドーイングってしているほうが強いぞとかですかねえ。
2022.08
05
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15:19
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 水曜には新刊の原稿を印刷所にお願いしました。入稿はPDFで「プレス品質」設定でやるとそれで終わりです

・ 8月13日土曜日 東 ミー20a 隅田金属 です


  通販の口座も立ちました
・ メロンブックス https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1585635
・ とらのあな https://ecs.toranoana.jp/tora/ec/item/040031004892

 神保町の書店はあとで相談します、直接通販もやりますです


 こんな感じになるかなと

ダミー完全

 ダミーで前の同人に表紙の出力を掛けただけなんですけどね

ダミーかぶせる
2022.07
30
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 夏コミ本誌の表紙を入稿しました。ホントはもっと早く入稿はできるのだけれども、題名確定がねえ。で、本文が一応書き終わって題名もこれで行くのが確定したのでようやく。号数と日付は合っているかをチャックして、表4が100.03%になってたので100%にして何回もプリントアウトしてトレース台で透かしたり、ZIPにしたあとで解凍してしてファイル見直してCMYKか重ね順はよいかをみてとね。

表紙を入稿しました_2022夏コミ版

 あとは一昨日の「なま身の自分に賭ける」にヤラれたよ。

https://youtu.be/X5PDL5RrSm8
https://youtu.be/c4BMHuOmHYs

人生うまくやろうなんて利口ぶった考えをTAROMANは許さない。「自分で指一本動かさず自分の責任において何もしない。組織の人間関係に血道をあげていないで賭けるなら自分自身に、生身の自分に賭けるしかないんだ」 そう岡本太郎も言っていた。
「なま身の自分に賭ける 後編」『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』https://youtu.be/c4BMHuOmHYs


 まー軍クラ(自称)だよね。自分の責任で何も判断しない。自衛隊の発表と軍クラ(自称)の人間関係にばっかかまけている。哨戒艦の発表なんてそんなもんで。防衛省発表まで重武装にしろとか行ってたのに、少しずつ軽武装が見えてくると「軽武装が正義」だもんねえ。

 ホント、身内同士のなかで、うまくありたい、キレイに振る舞いたい、心地よくなりたいだけだもの。デタラメでもとりあえず仮説と結論を立ててそっから検討していくとか絶対ヤラない。「人生うまくやろうなんて利口ぶった考え」(TAROMAN)だよね。
2022.07
28
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13:08
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 たった2発の銃声で政治が変わるというのも面白いものだね。銃弾もクリティカルヒットだが政治的にもクリティカルヒットとなったものだ。一つ月も立たないのに当初は考えもしなかった影響がドンドン出てくるもんだ。

 で、議会の追悼演説なんだがねえ。

 まず亡者の称えるべき功績としては対ロシア外交は欠かせないのではないか。「一緒に駆け抜けよう」はしびれたものだよ。かつての鉄相永井柳太郎の名演説を踏まえて「西にプーチン東にシンゾー」とかいいよね。

 あとはおじいちゃんを超えたことも入れといたほうが良い。目標としていた祖父は「岸を倒せ、岸を○せ」といわれたが、後者は果たして果たせなかった。それを孫は超えた形であるわけだ。

 あるいは帝大出ていないにも関わらず首相になれたことも褒める内容かな。家庭教師やった平沢勝栄さんあたりに亡者の勉学のエピソードを聞いても良いのではないか。
 
 後の国葬にも楽しみがあるんだよねえ。『日刊ゲンダイ』あたりは亡者の社会奉仕について褒めても良いと思う。国民葬から民を抜いたあたりも含めてねえ。
2022.07
26
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14:02
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 昔は広く略字を使っていた。康煕字典の本字は書いてらんないが常用漢字でも画数がおおいと書くのが面倒くさい。だから画数を減らす努力をした。これは漢字研究では筆記経済という概念で説明されている。

 それをご存知ない有職家とは不思議なものだ。
 
 嶋田兵庫大允隆志さんは歴史の細部に詳しいことを自慢していらっしゃる。
嶋田兵庫大允隆志@Shimada_Hyougo
そこは調べたことはありませんね。まぁ、戦前の「席次」は親任官、勅任官、奏任官とかいう序列の中で、勅任官(高等官1等)の将官(天皇の直接任命による師団長)と、同じ勅任官でも高等官1等または2等の内務省の一つの部局長(知事)だと師団長の方が席次が上になって仕舞うのが理由なんですが。
https://twitter.com/Shimada_Hyougo/status/1364019072166334473



■ 「13%の人しか『権』は読めない」(嶋田)そうです

 でも、略字の広範な使用はご存知ない。「権の略字は昭和52年では13%しか知らない」と言っている。

嶋田兵庫大允隆志@Shimada_Hyougo
素朴な疑問なのですが、ま45年前に13%だとして、今、この次を知っているのは何%なんでしょう?
あらいぐま@raccoon_496
デモ自体への賛否でなく漢字の字体への揶揄が拡散されるのだから,それは分断は解決しないなと思わされます。「权」は昔ながらの略字で,学生運動でも好まれました(俗に言うゲバ字)。昭和52年の世論調査では国民の13%が「权」を主に書くという結果で,写真の方が外国人というのは無根拠なデマです。
https://twitter.com/raccoon_496/status/1551206926570369025

https://twitter.com/Shimada_Hyougo/status/1551442381974618112


 これは抗議活動で「権」の略字を使った人を揶揄する過程での発言である。簡体字利用である、中国の手先である、学生運動の一味である。そのような主張に乗る形で発言している。そのスタンスは次の発言からうかがえる。
嶋田兵庫大允隆志@Shimada_Hyougo
この[権の]略字、30年前に一回見たっきりだなぁ。
銀星王@ginseiou
常用漢字も書けない人でも入れる法学部があるみたいですねw
銀も法学部だけど知らなかったですw
https://twitter.com/ginseiou/status/1551021047063138305

https://twitter.com/Shimada_Hyougo/status/1551100721495359488



■ 80年代までは略字は普通に使ってたよね

 まず「略字を普段から使っている」を「略字を知っている」と短絡していることは置こう。元の文章で明確に「昭和52年の世論調査では国民の13%が「权」を主に書くという結果」と書いていることに目が届かないことはともかく置く。

 ただ、「昭和52年に『権』の略字を知ってる人間は13%しかいない」(嶋田)の見立てはどんなものかね。

 五十郎や六十爺なら80年代まで略字が溢れていたことは体感的に知っているはずである。また謄写版以来に事務で使われていた手書き孔版印刷で複雑な字は書けないので略字を使っていたこと、手書き看板も書きやすさ読みやすさから略字を使っていたことを知っているはずである。

 しかも、権の略字はポピュラーだった。略字の「職」や「藤」と同じくらい使われている。限定略字の図書館の「図」や俗字由来の「喜」、地方限定の新潟の「潟」どころではない利用をされていた。

 子どもでなければまずは読めたといったあたりである。

 それを「13%しか読めない」あたりと誤読するあたりは勘所がない。見立てとしてなかなか甘いというものだ。「歴史に詳しい」といったご自身の自己認識あるいはアピールと合わせるとまずは興味深い印象を受けるものだよ。


■ 戦前も市町村長は選挙なんだけどね

 ちなみに、島田さんの戦前の話も正しくない事例はおおい。

 例えば市町村長と選挙の関係である。
嶋田兵庫大允隆志@Shimada_Hyougo
出向じゃなくて、戦前のように知事も市町村長も全部国の役人がやればいいんです。
https://twitter.com/Shimada_Hyougo/status/1292237562749177858


 実際には市町村長のいずれもが戦前から選挙で選ばれている。正確に言えば内務省-県の承認が必要なのだが被承認者はあくまでも選挙で選ばれる。それをご存知ないのだろう。

 戦前の新聞記事をよめば普通に市町村長の選挙は出てくるのだけれどもねえ。


■(オマケ) 法律の先生って普通に「権」を略字で書くよね

 「30年前に一回見たっきり」・「銀も法学部だけど知らなかったですw」もなかなかである。

 法学系の授業の板書はだいたい略字を使う。「権」の字を多用する状況だと自然とそうなる。30年前の学部生のときもそうだった。10年前に修士のときにも見た。作業場所がなくて学部の民法、債権法だか身分法だが覚えていないが、その授業の机を借りたときも板書はそうだった。

 ホントに法律の授業をとった上の発言であるかは疑問である。図書館司書課程で「『口にト』なんてしらなかったです」慶応大学出身で「广にK、广にOなんて略字は知らなかったです」のようなものだからだ。

 有職故実系ならササ菩薩を知らないようなものか。

 仏教では書き物で観音菩薩、勢至菩薩。虚空蔵菩薩とたまに菩薩ラッシュが起きる。そして菩薩の文字の画数は異様におおい。だから、草かんむり2つを「サ サ」のように書いて菩薩の略字とする。これは仏教関連では抄字と呼ぶ手法である。特に菩薩では「ササ菩薩」とも呼ぶ。

 これは今でも続いている。お坊さんだけでははく仏教学部や仏教美術の先生や学生も使っている。

 中にはさらにつなげて「井」とする例もある。縦書きで「観音井」と書くやり方だ。まあ、そもそも観音菩薩も観世音菩薩の省略形なのだけれども。

 その上、さらに「ぼさつ」=「BS」として「KNBS、SSBS,KKZBSとやる人もいると」いった話もある。「漢字を使わずアルファベットなんて仏教にそぐわない」という人もいるかもしれないけれども「もともとはパーリー語やサンスクリットで梵字もブラフミー文字もアルファベットだよね」「仏典の漢字は音写か意訳だよね」といわれればグウの音も出ないだろうという話である。