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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
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2010.08
22
CM:110
TB:3
20:58
Category : ミリタリー
 『ふざけているようにしか見えないです、それ』(週刊オブイェクト、2010.8.22)への反論は次のとおりです

 前々から繰り返しますが「日本に着上陸する敵戦力の計量的な見積りを示せ」がJSF氏に対する第一のリクエストでした。それは何回も示してみたのですが、結局なにも提示されていません。 
 氏は、その数字を明らかにすることから逃げている。それは、その数が余りにも少なく、上がってくる戦車の質ではどうしようもないことが分かるからでしょう。持論の根本にある穴を隠すために、故意に質問を避けている。「上陸戦は商船や漁船でもできる」というのは、この問題から遠のくための欺瞞です。
 周辺国の上陸戦能力は限定されています。さらに上がる前には海没もあるでしょう。いくら最新鋭戦車を持ってきたとしても、その質で数はカバーし切れないのです。

 いずれにせよ、JSF氏は戦車が好きで好きでたまらない。それに少しでも否定的な言説を見つけると、いてもたってもいられなくなる。氏の批判のベースはそこにあるのでしょう。今回の批判を見ても、ツイッターでの感情的な反論に較べて、ブログでの記事に力がない。これは、理性ベースでは批判できないことの現れです。これは氏の戦車への偏愛が、ペニス願望的な存在であるためでしょう。原始的なものであって、本人には理屈を付けられないわけです。マッシブで突進力を秘めた戦車は男性器と等価です。戦車への愛は、戦車に表象される男らしさ、征服のイメージに自己を同一化させるものなのです。氏にとって戦車=ペニスなのでしょう。実際に、氏の行動のマッチョなところ、ブログやツイッターでの他者への攻撃的な批判は、戦車への愛、同一化と同根の、男らしさの追求や征服願望なのではないかと思われます。氏にとって戦車は既に自己と同一化している、戦車への批判的言辞は、自分の身を切られるものと錯覚していているのです。

 ですから、氏のツイッターにおける感情的反応も、論理を立てざるを得ないブログでの批判のパワーの少なさも当然なのです。感情がまずたってしまうけれども、合理的に説明はできないのです。
 それが、今回の反論でしょう。ツイッターでの感情的な拒否に対して、今回のブログでは大した批判はできていません。それも、本来昼過ぎになって出すつもりであったとのことですが、それにここまでの時間を要しています。結局、『この方、お年を召したお爺ちゃんなんですか? 』といった皮相的な批判にとどまっています。
 氏は、ツイッターで『隅田金属さん特集記事は書くのに時間が掛かるな』と発言しています。さらにその批評にもいつものキレもない。これこそが『必要なのか新戦車』への論理的な批判が難しかったことの証拠となるでしょう。

 あとは、批判への批判ですね。上陸部隊のほとんどは歩兵でしょう。それを叩く火力は多ければ多いほどよい。その点で誤ってはいないでしょう。戦車の相手は常に戦車ではない。相手の上陸を失敗させるのであれば、戦車だけではなく歩兵や工兵、資材を潰さなければならないわけです。それならば、こういった装備も役に立つでしょう。逆に言えば、火力増強が「役に立たない」というのは否定できないでしょうね。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 以下、前回の反論の分 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 以下は『隅田金属ぼるじひ社の「戦車不要論」に反論する』(週刊オブイェクト、2010.8.21)への反論になります。

 
 最初に書くのは私のスタンス。戦車はあったほうがいいでしょう。ただ、対ゲリラとか市街戦なら74式で充分。新戦車は不要というのが私の意見です。でもまあ、それがいつの間にか「戦車無用論」を標榜しているということになっている。

 おそらく、戦車無用論が存在することを怖れている。前に神学部だと言いましたけれども、神学をやっている方が無神論について否定しなければ、自分の立ち位置をなくしてしまうように、戦車無用論を否定することに躍起になっているのでしょう。戦車無用論そのものではないのに、戦車無用論に繋がる可能性があるという理由で、新戦車への懐疑を否定しなければならない心持ちなのではないかというところでしょう。

 あとは、「結局、日本にどれくらいの数の敵が上がってくるのか?」を聞きたかったのですが、明示はありませんでした。おそらく、具体的な数を示すと既存の装備でどうにかなってしまうことが明らかになってしまうからネグったのでしょう。

 以下は、区々とした反論ですね

> 10式戦車が「軽い」以外に「火力」「装甲」「機動力」の全てにおいて90式戦車を上回っている事を知らないのかなぁ・・・

 90式を上回っているでしょうけど、世代を画するほどのこともないでしょう。おそらくは微妙な向上なのでしょう。


> カナダ軍は…アフガニスタンへ派兵する際に…

 日本は戦車を必要とするようなところには行かないはずでは?
 さらに、そうしようもなくなってそういうところに行かなければならないとする。それならば90式があるでしょう。重い?だからといって、海外ゲリコマ用に新しい戦車を開発するのは無駄の極みでしょう。そこは工夫ではないですか。



> ですがロシアはフランスからミストラル級強襲揚陸艦を取得する… 中国も大型ドック揚陸艦「崑崙山」の2番艦の建造に着手しました。韓国にもドクト級強襲揚陸艦があります

 それくらいでは、揚陸能力は全然改善しません。ロシアがミストラルを数隻購入したところで、一回に運べる量が1ヶ大隊から2~3ヶ大隊に増えるだけでしょう。中国の崑崙山は、一隻でも2個中隊がいいところ。しかも、海没もあるでしょう、海岸で作業する部隊や予備の弾薬を運ぶ所要もある、日本に上陸するには到底足りない。



> 徴用した民間輸送船も投入するものです

 商船や漁船では上陸戦は難しいでしょう。デリックからLCMをおろして、ギャングウェイや網で移乗するのでしょうか?上がるのにいつまでかかることやらですね。港湾を取らないと商船は役に立ちません。


> 各国の海兵隊/陸戦隊/海軍歩兵の戦車はそれぞれの国が有する最新鋭の装備が廻されています。

 こっちのデータを『ミリタリーバランス2010』に揃えただけの話。
 そのはずなのですが、ソ連海軍歩兵の場合、1980年代にはT-72やT-80が装備されていたにも関わらず、実際の揚陸で出てくるのはT-55でした。ソ連海軍歩兵は沿岸防備もするわけですから、新鋭戦車はそっち用なのでしょう。中国海軍の水陸両用戦車ですけど、まあ強力なのでしょうけど、防御力は水陸両用戦車でしょう。
 いずれにせよ、どれぐらいの数が上がってくるのかを考慮すればよいでしょう。各国ともせいぜい1~3ヶ大隊ですよ。しかも主力は歩兵となる。増強程度に強力な戦車を伴ってきても、できることは限られる。



> 似たような事を朝鮮戦争の前にアメリカ軍事顧問団は考えてましたよね、「山と川と水田の多い朝鮮半島では戦車は使えない」と。

 でも、湛水した水田や川を自由自在に通行できるわけではない。やはり阻害される。その状態で機動戦になるかね?朝鮮戦争もベトナム戦争も戦車は陣地を潰すのに使ったわけでしょう。


> 台湾はM1戦車を欲しがってるのですが、アパッチ攻撃ヘリコプターに予算が取られ過ぎて後回しにされています。

 優先順位を考えれば、戦車は後回しでOKという証左でしょう。これは。


> この部分に付いては既に述べた「ドイツやイギリスは山岳地帯に重い戦車を持ち込めなかった」という事例を見れば10式戦車が適している事が分かります。

 仮に日本が戦車を出すとして、それが山岳地帯であると決まっているわけでもないですね。


> 10式戦車が中途半端? いいえ、そんな事はありません。

 90式を大きく超えるものでもないでしょう。中途半端なものを作ったものです。


----------------------------- 追記 午後9時40分 -----------------------------
コメント欄の方々へ

 ペニス願望・信仰を下ネタとして捉えるのは、少々情けないのではないでしょうか?私は真面目な話をしているのです。戦車がそれにあたるということについて、真面目に考えてみてください。




---------------------------------- -追記 午後11時30分 -----------------------------------

 ロシア軍の輸送能力の見積りに勘違いをしている人がいるのでね。
かなり大きめに見積もっても、自動車化狙撃兵大隊+α×1でしょう。上陸第一波で戦車大隊だけをもってきてもしょうがないし、彼らの輸送能力では搭載できない。増強したところで、敵の戦車は十両もいないでしょう。
 さらに、自動車化狙撃兵大隊を搭載できるだけで、揚陸できるかどうかも分からない。1隻沈めば25%海没ですね。その上、一度下ろしたら、揚陸艦は戻らないと後続も運べないし補給もできない。そもそも渡洋侵攻なんか決心できませんね。
 
 仮に、蛮勇を奮って強行するにしても、上がれる海岸も予想はつく、潮汐から日時も予想つきますからね。そこに堅固に築城した陣地にこもる一個中隊でもあれば、上陸戦は大混乱するでしょうし、大隊がいれば上がれないでしょう。さらに海没の危険性も高いですね。

 つまりは、机上の空論なのですよ

----------------------------------- 追記 午後11時50分 ---------------------------------
 さらに、リアルに、シビアに言えばね。新刊でやったロシアに好意的な見積以上に厳しくやれば、自動車化狙撃兵大隊×1の輸送も厳しいのだがね。

 ロシア太平洋艦隊に揚陸艦は4隻しかいない。うち、ロプーチャ(×3)の戦車搭載量は10両。アリゲータ(×1)の戦車搭載量は20両ということになっている。

 でも、韓国に引き渡されたあとのアリゲータの資料だと、上陸戦時に戦車は6両しか積めない。ビーチングでは喫水を浅くしないといけないので、目一杯には積めないからだ。最大搭載量の3割とすると、戦車15両。戦車だけを積んでまあ戦車一個中隊が限界になる。この場合はあとは徒歩歩兵だね。(これ以上無理に戦車を積んだら、遠浅の遠いところで船底が引っかかって、戦車が下ろせないカモ)

 しかも、日本側の攻撃による海没の可能性もある。

 無事に戦車大隊×1が上陸した段階からしか考えられないのは…上陸戦についての想像力が欠如しているせいなのでしょう。

----------------------------------- 追記 午前0時30分 ---------------------------------
 まあ、いずれにせよ、JSF氏に「日本に着上陸する敵戦力の計量的な見積り」を示してもらいたいものです。
強気なツイッターでの言動とはうらはらのブログでの弱気。それから察するに、氏は自分への批判に慣れていない、もしくは避けたいという気持ちがあるのではないでしょうか?


----------------------------------- 追記 午前1時10分 ---------------------------------

まあなんだ、できればあとは本を買ってから批評してください。なんせ、あまり中身をバラすとお金を投じてくれた人に申し訳ない。(そもそも、新刊の中身も読まないで批判されるというのもヘンな話だ)

----------------------------------- 追記 午前3時00分 ---------------------------------

> ソ連時代の映像ですが上陸演習でT-72が参加している動画がありました。3分前後に紹介されています。

 うーん、それって太平洋艦隊ですかね?まあともかく、戦車の量は大して変わらないわけです。10両程度でしょう。海没なしで上がってきても、海岸で溶けて消えてしまいますよ。だって孤立無援だもの。
 第二陣がくるのはねえ…一番近い樺太から道北としましょう(道東が無理なのは分かっていますか?)。まず海岸からの復航・入港作業・整備で1日、第二陣の搭載(上陸部隊の搭載がすごくメンド臭いのは知っていますよね?)に2日、また出航して1日で海岸に到着。4日後ですね。片道で1隻づつの損耗を出すと、2往復目で揚陸艦もなくなりますけどね。
 道央や本州ならば、もっと絶望的ですね。時間も伸びるし、被害も受けやすくなるでしょう。

> 着上陸戦になるような状況下では日本の制海権/制空権は敵に奪取されていると考えられます。

 まず、日本が制海権や制空権を失うということがあるでしょうか?
 JSF氏には「陸自不要論じゃないの」といわれましたけれども、それって海空自無能論ではありませんか?
 さらに言えば、周辺国が日本侵攻を決意するということも随分とハードルが高いですけど。

> お前さんの相手は大手新聞や有名ジャーナリスト、政治家から弱小ブログ主だろうと誤りを見つければ容赦なく殴りかかる討論マシーンなんだよ
>無視すりゃよかったのにハッキリ言ってもう詰んでるよ。このまま監視対象にされて目に余る記事を上げるたびにこき下ろされて大炎上
>ちょい考えりゃわかるでしょ

これ、皆さんのお仲間ですか?随分と感情的で乱暴ですね。

> ←子供ですか、あなたは。

の人もそうですけど。

繰り返しですが
 JSF氏には「日本に着上陸する敵戦力の計量的な見積り」を示してもらいたいものです。

----------------------------------- 追記 午前9時20分 ---------------------------------

「だよもん」という方、あまり詳しくないようです。
 演習にも種類があって、セレモニー/お稽古的な演習では、自部隊の規模に合わせた敵を作為することを
 ご存じないのでしょう。この数字は、リアルな見積ではなく、荒唐無稽なものです

>> だよもん氏の希望により転載します。内容は以下の文
>えーと 具体的な数字がほしいようなので、(※某演習名 削除した)では>第一派で二個自動車化狙撃師団 第二派で一個機械化狙撃師団と二個機械化旅団を上げて来てますが。

なお、(※某演習名 削除した)は私の手によります。
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2010.08
22
CM:29
TB:0
05:09
Category : ミリタリー
 JSF氏の記事から来た方が、以下の件について早とちり、あるいはそれまでの知識に引きづられているようなので、一つ書いてみた。

・ 普通のSSM、あれは目標に直接向けて目視発射モードで発射すれば、真っ直ぐ飛んでいってレーダで拾った目標をホーミングする。FCSは特に要らない。発射機もトラックに斜めに載せておけばOK。実例?イランのSSMもそうだし、イギリスで開発したエクスカリバーSSMもそんなもの。(エクスカリバーには慣性誘導とかあるだろうけれども)実戦でも、フォークランドで艦載SSMを陸揚げして発射している。あれはおそらく直接照準のLOSラウンチだろう。

・ F-104には対艦ミサイルが積める。西ドイツは実際にやっている。目標の位置は、哨戒機や艦艇や陸上レーダから指示されたのだろう。おそらくこれもLOSラウンチ。天気がよければ20マイルくらいの艦船を見つけることは容易だ。また、賞賛されてきたF-1やF-2の対艦攻撃能力だが、結局は洋上捜索能力を哨戒機や早期警戒機に依存することになる。万邦無比の対艦攻撃機とは言えないだろう。

・ 日本の本州東岸ならば、F-104でも防空の役には立つだろう。相手は所詮ベアだ。セイバーやホークではチョットあれだろうけれどもね。

-------------------------------追記 22日午前11時30分-------------------------------

・ SSM
 地上発射のSSMを内陸において、難しいコースを設定して発射するよりも、直に相手を見つけて発射したほうがその点確実でしょう。シンプルでいいのですけど、これも対艦ミサイルは高級品という思い込みがあるから、そこに捕らわれる人は、まあ私に「バカか?」というでしょうけど、複雑なシステムは必須ではない。

・ F-104での対艦攻撃
 そもそも、F-1で賞賛された「対艦ミサイルが運用できる」という利点が、それほど大したものでもなかったということです。ほとんどの飛行機には対艦ミサイル運用能力は付加できるでしょう。特にレーダの有無は問われない。目視で艦船を見つけることもそれほど難しくはありません。
 だいたい、艦船にしても常に大規模な艦隊を組んで行動しないでしょう。個艦防空用の対空ミサイルは充分にアウトレンジできる。

・ F-104での防空
 本州の東岸あたりには、相手の戦闘機が飛んでくるわけではない。結局は低速で運動性に乏しい大型機が来るだけです。第2線なのですから、それほどの高級機は不要でしょう。なにも全部とも高級な機体を揃えることもない。加速のでるF-104なんて本土防空にはピッタリマッチしているのですけどね。
 さらに言えば、日本の防空に最高級機が必要というのも、戦略爆撃で大都市を一通り焼かれた記憶からの思い込みです。上陸戦と同じですけど、米国以外に日本に大規模な爆撃を実施できる国もないでしょう。

・ ロシアの件
 「(兵力・資材を)ヨーロッパ・ロシアから極東に集中すれば…」というのは安直な考えでしょう。それだけの数をウラジオ以東に展開させることが難しい。ウラジオやヨーロッパからの海上輸送に依存することになるけれども、最終的には日本沿海を通さなければならなくなる。非常に脆弱です。輸送力にしても余裕があるわけではない。サハリンにある程度集めるのが限界でしょう。


 おそらくね「何をバカな」といきり立っているのでしょう。でも、荒唐無稽でもない話はしている。大戦前とか40年前で頭が止まっているとか言っているけれども、ロシアの装備なんて30年前から止まっている。中国はいま一生懸命に近代化しているけれどもなかなか追いつかない。全体を見れば、昔とあまり変化はしていないわけです。昔の、原始的なやり方だと言っても、それが無効ではないのです。
 自衛隊のほうは、80年代からのバブルがズーッと続いています。お金も無くて困っているのに、そんなに進歩をさせてどうするの?今以上の進歩が必要なの?という時期に到達しているということです。お金を法外に費やす新装備は抑制しましょうということですし、実際にもそういうことになるでしょう。そうなると、実際に必要かねと疑問の残る新装備は、不要決定や後回しにされるのは当然だということです。


-------------------------------追記 22日午後13時30分-------------------------------

 なんだか東アジアが隙あれば攻められる血で血を洗う状況下にあると勘違いしている人もいるんじゃないかな。でもね、いまの東アジアに危殆はないでしょう。どこの国も、自国防衛に必要充分以上の戦力を維持している。そしてどこの国も、他国に侵攻し圧倒できるほどの戦力は保持していない。
 このことからすれば、非常に平穏な状況とも言えるでしょう。

-------------------------------追記 22日午後13時50分-------------------------------

コメント、直ぐに反映できるように設定できたので、どうぞご随意に。


-------------------------------追記 22日午後19時30分-------------------------------
面白いので追記。下のコメントなんだけれども

2010.08.22 16:55 名無しT35神信者さんから

> 「週刊オブイェクト」はこの5年で10倍もアクセスを増やし1日5万PVはザラの日本最強の軍事サイトです。
> これに歯向かったらどういうことになるかご存知ないのですか?

> しかもJSF氏はあなたの対応に大変ご立腹のご様子
> 今のうちに頭を下げとくのが身のためと思います。

名無しT35神信者さんは、ずいぶんと信心深いことです。

しかし、「これに歯向かったらどういうことになるかご存知ないのですか?」とは。
是非ともご教示していただきたいものです、ハイ。


-------------------------------追記 22日午後8時00分-------------------------------

 ロシアの装備更新を強調する人がいるけれども、数の減勢についてはどう考えるのだろう。今の極東軍管区って8万人いませんね。

 さらにロシアが一個師団を海上輸送できるハズだという人もいましたけれども。現状のLST4隻体制では、一個大隊運ぶのがせいぜいです。なのに師団規模をどうやって運ぶのかと。商船を直接、港に入れるというのは夢物語が過ぎますね。

-------------------------------追記 22日午後9時20分-------------------------------
下のコメントなんだが
↓情けなくね?

2010.08.22 21:08 名無しT35神信者

> JSF氏は、こと軍事と釣りに関しては、
> 自分と異なる見解をネットで流布されることを大変に嫌います。
> よって相手の社会的地位に関係なく、相手が自説を放棄して謝罪するか、ブログ・サイトの該当記事を
> 削除するまで徹底的に新規エントリを上げ続けて
> 相手の非を徹底的に糾弾するお方なのです。
> しかも今までのネット論戦では、キヨタニ氏や大石氏などの斯界の大物を一方的に倒してきた実績の
> 持ち主なのです。

氏の権威ってそんなものかね?
そんなさ、ヤクザ三下みたいな嫌がらせをする人を持ち上げて楽しいのかね?
別に私は言論で食っていないから、未来永劫、JSF氏から嫌がらせを受けても構わないよ。そんなのに頭を下げるなんお断りだね。
2010.08
22
CM:26
TB:2
00:51
Category : ミリタリー
 以下は『隅田金属ぼるじひ社の「戦車不要論」に反論する』(週刊オブイェクト)への反論になります。
 
 最初に書くのは私のスタンス。戦車はあったほうがいいでしょう。ただ、対ゲリラとか市街戦なら74式で充分。新戦車は不要というのが私の意見です。でもまあ、それがいつの間にか「戦車無用論」を標榜しているということになっている。

 おそらく、戦車無用論が存在することを怖れている。前に神学部だと言いましたけれども、神学をやっている方が無神論について否定しなければ、自分の立ち位置をなくしてしまうように、戦車無用論を否定することに躍起になっているのでしょう。戦車無用論そのものではないのに、戦車無用論に繋がる可能性があるという理由で、新戦車への懐疑を否定しなければならない心持ちなのではないかというところでしょう。

 あとは、「結局、日本にどれくらいの数の敵が上がってくるのか?」を聞きたかったのですが、明示はありませんでした。おそらく、具体的な数を示すと既存の装備でどうにかなってしまうことが明らかになってしまうからネグったのでしょう。

 以下は、区々とした反論ですね

> 10式戦車が「軽い」以外に「火力」「装甲」「機動力」の全てにおいて90式戦車を上回っている事を知らないのかなぁ・・・

 90式を上回っているでしょうけど、世代を画するほどのこともないでしょう。おそらくは微妙な向上なのでしょう。


> カナダ軍は…アフガニスタンへ派兵する際に…

 日本は戦車を必要とするようなところには行かないはずでは?
 さらに、そうしようもなくなってそういうところに行かなければならないとする。それならば90式があるでしょう。重い?だからといって、海外ゲリコマ用に新しい戦車を開発するのは無駄の極みでしょう。そこは工夫ではないですか。



> ですがロシアはフランスからミストラル級強襲揚陸艦を取得する… 中国も大型ドック揚陸艦「崑崙山」の2番艦の建造に着手しました。韓国にもドクト級強襲揚陸艦があります

 それくらいでは、揚陸能力は全然改善しません。ロシアがミストラルを数隻購入したところで、一回に運べる量が1ヶ大隊から2~3ヶ大隊に増えるだけでしょう。中国の崑崙山は、一隻でも2個中隊がいいところ。しかも、海没もあるでしょう、海岸で作業する部隊や予備の弾薬を運ぶ所要もある、日本に上陸するには到底足りない。



> 徴用した民間輸送船も投入するものです

 商船や漁船では上陸戦は難しいでしょう。デリックからLCMをおろして、ギャングウェイや網で移乗するのでしょうか?上がるのにいつまでかかることやらですね。港湾を取らないと商船は役に立ちません。


> 各国の海兵隊/陸戦隊/海軍歩兵の戦車はそれぞれの国が有する最新鋭の装備が廻されています。

 こっちのデータを『ミリタリーバランス2010』に揃えただけの話。
 そのはずなのですが、ソ連海軍歩兵の場合、1980年代にはT-72やT-80が装備されていたにも関わらず、実際の揚陸で出てくるのはT-55でした。ソ連海軍歩兵は沿岸防備もするわけですから、新鋭戦車はそっち用なのでしょう。中国海軍の水陸両用戦車ですけど、まあ強力なのでしょうけど、防御力は水陸両用戦車でしょう。
 いずれにせよ、どれぐらいの数が上がってくるのかを考慮すればよいでしょう。各国ともせいぜい1~3ヶ大隊ですよ。しかも主力は歩兵となる。増強程度に強力な戦車を伴ってきても、できることは限られる。



> 似たような事を朝鮮戦争の前にアメリカ軍事顧問団は考えてましたよね、「山と川と水田の多い朝鮮半島では戦車は使えない」と。

 でも、湛水した水田や川を自由自在に通行できるわけではない。やはり阻害される。その状態で機動戦になるかね?朝鮮戦争もベトナム戦争も戦車は陣地を潰すのに使ったわけでしょう。


> 台湾はM1戦車を欲しがってるのですが、アパッチ攻撃ヘリコプターに予算が取られ過ぎて後回しにされています。

 優先順位を考えれば、戦車は後回しでOKという証左でしょう。これは。


> この部分に付いては既に述べた「ドイツやイギリスは山岳地帯に重い戦車を持ち込めなかった」という事例を見れば10式戦車が適している事が分かります。

 仮に日本が戦車を出すとして、それが山岳地帯であると決まっているわけでもないですね。


> 10式戦車が中途半端? いいえ、そんな事はありません。

 90式を大きく超えるものでもないでしょう。中途半端なものを作ったものです。



追記(22日午前2時)


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コメントする人もね、来週あたりにしてね。
私は9月になってもズーッと夏休みの、毎日サンデーの暇人だからね。感情的じゃないコメにはレスするからさ。