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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 軍事ライターの文谷です
 コミケでは隅田金属ででています。評論情報です。

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2012.06
18
CM:0
TB:1
13:00
Category : 有職故実
 右舷・左舷はミギゲン・ヒダリゲンと読むことは広く知られている。もともとは、海軍での位相語であったかもしれない。だが、世間に知られるようになり、一般でもミギ・ヒダリが正しいとなりつつある。

 しかし、正式名称がウゲン・サゲンとされているものもある。航空関係機関にいた時、当直士官をさんざんやらされたのだが。ある日、航空用部品について故障速報があった。その部品は、たしかYS-11客室にくっ付ける過給器※か、SH-60系ボムラック※※のどっちかだった。翌日、日例会報で当直士官報告したとき、部品名「右舷◯◯」を「ミギゲン◯◯」と読んだ。会報での一番最後に指揮官等発言がある。そこで「あの部品名は『ウゲン◯◯』と読む」とのこと。

 これは、カタカナで定められた部品名称がウゲン・サゲンであるため。補給上、部品には統一名称が付けられる。電算処理上、半角カタカナで名称が振られているが、そこにウゲン・サゲンと明記されている。だからウゲン・サゲンと読むとのこと。

 おそらく陸海空共通名称にした結果だろう。防衛省横断で部品請求番号と名称を付した時、その読みを正書法的にウゲン・サゲンと振った。湯桶読みはあくまで海軍での位相語なので、防衛省的に正規名称にはならない。その名残が部品名なのだろう。



※ 断面形状から通称は「瓢箪」
※※ Bomb Rackだが、ボムラックではなくボンブラックと読む。紙屋さんがWrapを「ワップ」と読むようなもの。最初にボンブラックと聞いて、塗料の色、理由はないがケシズミ色かと思った。普段は、ミギ・ヒダリではなく、レフト・ハンド、ライト・ハンドと呼ぶ
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