Category : ミリタリー
OH-1よりも、OH-6の方が使い勝手が良い。OH-6は明らかにOH-1より有用であり、OH-1によるOH-6更新は失策であった。OH-1は、わざわざ使いにくいヘリを大金はたいて開発し、配備したものと言える。OH-1は戦闘には有利かもしれないが、普段使いはOH-6に劣る。戦時であっても、ヘリに与えられる任務は戦闘だけではない。また、ヘリは平時にも多用される。それを考慮すれば、戦闘に焦点を絞ったOH-1は、OH-6後継としては失敗である。
確かに、空中性能はOH-1が優れている。速力、機動性、搭載力、生残性はOH-6よりも高い。やる気になればそれなりの武装もできる。OH-6武装型(MD500)よりも、強力な武器を搭載できる上、その能力も生かすことができる。
しかし、普段使いは不便になる。OH-6は軽輸送、連絡にも使える。だが、OH-1は戦闘だけにしか使えない。偵察能力も、OH-6よりも後退している部分がある。
OH-6は、軽輸送と連絡にも使える。OH-6は、後部にそのまま荷物が積み込める。ダンボールならダンボールのまま搭載できる。確かに、輸送能力は大きくない。頑張ってもせいぜい200-300kg程度となる。しかし、非常用の糧食、医薬品、小火器弾薬であれば、相当量にあたる。連絡にも向いている。助手席に1人、後ろに2人まで積める。車に便乗するのと大差はない。楽な姿勢ではないかもしれないが、救難者や怪我人、病人も積める。
OH-1は、軽輸送にも連絡にも使いにくい。まず荷物は積む場所がない。パイロン部に荷物入れをくっつけるのが関の山である。それでは大して積めない上、わざわざ荷姿を買えなければならない。連絡にも使い難い。タンデム配置で、コクピットは高い位置にある。基本的に搭乗員だけが乗りこむもので、便乗はできない。
本来任務である偵察にしても、OH-1が優れているわけではない。OH-1は、敵中での偵察に優れるかもしれないが、それだけである。OH-6は、必要に応じて他職種要員も乗せて偵察できた。偵察とは、敵を偵察するだけではない。地形や交通網、味方の状況把握も偵察に含まれる。こういった面では、便乗容易であるOH-6が優れている。また、視界が広い点、OH-1よりも偵察に向いている。電子光学的な偵察能力にも、OH-6は対応していた。陸のOH-6は暗視装置や画像転送装置まで搭載している。
手軽に使える点で、OH-6は絶対的な優位にある。基本的な部分はそもそも壊れない。機械的に単純で、壊れる部分がないため、ほとんど列線整備で済んでしまう。これは海自機の話であるが、陸自機でも変わるものではない。エンジンを触るにしても、卵の殻を外せばそこにエンジンがあり、立ったままで整備できる。燃料搭載にも手間はかからない。平時有事を問わず、一日での飛行数を稼ぐことができる。
OH-1は、OH-6後継としては失敗であった。何でも屋として使われるヘリとして、OH-1はOH-6に劣る。OH-1は、戦闘偵察ヘリとしてはそれなりに優れた機体かもしれない。しかし、汎用偵察ヘリとして活躍していたOH-6の役割を代替することはできない。OH-1によるOH-6更新は打ち切られたが、OH-1に更新されないで良かったと言える。
でもま、戦闘偵察ヘリとしてもOH-1開発は規模の面で疑問だよね。対戦車ヘリとペアを組む分だけなら、大した数でもない。対戦車ヘリに対して3:2で配備しても、40機程度と、今の30機程度+で済むわけだ。それくらいなら、わざわざ開発しないでも良かったんじゃないかな。開発当時なら、割高でも開発費がかからないコマンチ買うとかいうオプションもあったんじゃないか。
まあ、コマンチでなくとも、AH-1の偵察型作れば済んだ話かもね。AH-1との共同なら、対戦車ヘリを増勢して、武装取っ払って軽くした偵察型を使えばよかったんじゃないの。AH-1はUH-1と同じで、ローターに機体がぶら下がっているから機動力には難があるとか言うけどねえ。
確かに、空中性能はOH-1が優れている。速力、機動性、搭載力、生残性はOH-6よりも高い。やる気になればそれなりの武装もできる。OH-6武装型(MD500)よりも、強力な武器を搭載できる上、その能力も生かすことができる。
しかし、普段使いは不便になる。OH-6は軽輸送、連絡にも使える。だが、OH-1は戦闘だけにしか使えない。偵察能力も、OH-6よりも後退している部分がある。
OH-6は、軽輸送と連絡にも使える。OH-6は、後部にそのまま荷物が積み込める。ダンボールならダンボールのまま搭載できる。確かに、輸送能力は大きくない。頑張ってもせいぜい200-300kg程度となる。しかし、非常用の糧食、医薬品、小火器弾薬であれば、相当量にあたる。連絡にも向いている。助手席に1人、後ろに2人まで積める。車に便乗するのと大差はない。楽な姿勢ではないかもしれないが、救難者や怪我人、病人も積める。
OH-1は、軽輸送にも連絡にも使いにくい。まず荷物は積む場所がない。パイロン部に荷物入れをくっつけるのが関の山である。それでは大して積めない上、わざわざ荷姿を買えなければならない。連絡にも使い難い。タンデム配置で、コクピットは高い位置にある。基本的に搭乗員だけが乗りこむもので、便乗はできない。
本来任務である偵察にしても、OH-1が優れているわけではない。OH-1は、敵中での偵察に優れるかもしれないが、それだけである。OH-6は、必要に応じて他職種要員も乗せて偵察できた。偵察とは、敵を偵察するだけではない。地形や交通網、味方の状況把握も偵察に含まれる。こういった面では、便乗容易であるOH-6が優れている。また、視界が広い点、OH-1よりも偵察に向いている。電子光学的な偵察能力にも、OH-6は対応していた。陸のOH-6は暗視装置や画像転送装置まで搭載している。
手軽に使える点で、OH-6は絶対的な優位にある。基本的な部分はそもそも壊れない。機械的に単純で、壊れる部分がないため、ほとんど列線整備で済んでしまう。これは海自機の話であるが、陸自機でも変わるものではない。エンジンを触るにしても、卵の殻を外せばそこにエンジンがあり、立ったままで整備できる。燃料搭載にも手間はかからない。平時有事を問わず、一日での飛行数を稼ぐことができる。
OH-1は、OH-6後継としては失敗であった。何でも屋として使われるヘリとして、OH-1はOH-6に劣る。OH-1は、戦闘偵察ヘリとしてはそれなりに優れた機体かもしれない。しかし、汎用偵察ヘリとして活躍していたOH-6の役割を代替することはできない。OH-1によるOH-6更新は打ち切られたが、OH-1に更新されないで良かったと言える。
でもま、戦闘偵察ヘリとしてもOH-1開発は規模の面で疑問だよね。対戦車ヘリとペアを組む分だけなら、大した数でもない。対戦車ヘリに対して3:2で配備しても、40機程度と、今の30機程度+で済むわけだ。それくらいなら、わざわざ開発しないでも良かったんじゃないかな。開発当時なら、割高でも開発費がかからないコマンチ買うとかいうオプションもあったんじゃないか。
まあ、コマンチでなくとも、AH-1の偵察型作れば済んだ話かもね。AH-1との共同なら、対戦車ヘリを増勢して、武装取っ払って軽くした偵察型を使えばよかったんじゃないの。AH-1はUH-1と同じで、ローターに機体がぶら下がっているから機動力には難があるとか言うけどねえ。
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