Category : ミリタリー
自衛隊イメージモデルと称する腕時計がある。でも、アレを付けているヤツ、隊内で見たことがない。まず、自腹で会社の名前の入った時計を買わないね。値段的にも、威信財としては安すぎる。壊していいものにしては高すぎる。
そもそも官給品ではない。今、自衛隊に官給品腕時計はない。昔は航空要員用にクロノグラフを支給していた。その廃用品(まあ完動品だね)を身内に配っているのが、会計検査院にバレたという話がある。検査院がお茶出し海士の時計を褒めたら、不用品を貰ったと正直に話したらしい。普通、そういうヤツは検査当日は表に出さないのだけれどもね。まあ、それで官給腕時計も無くなったのだろう。実際に、航空要員にクロノグラフが必要かどうかも怪しい。パイロット連中は、地上じゃオメガやベアトリングつけているが、飛行作業があるときにはGショックに付け替えると言っていた。「ぶつけて壊れたら泣くしかないよ」とのこと。
陸海空自衛隊で認められたオフィシャル品でもない。あくまでも防衛省共済組合とのタイアップにすぎない。共済組合は、防衛省組織ではなく、別人格である。物品販売でのタネにしたいのだろうが、隊員は共済販売品は高いことを知っているので誰も買わない。
なんにしても「自衛隊をイメージしました」程度のイメージ・モデルなわけだ。自衛隊と無関係の時計に、陸海空それぞれのマークがつけているだけ。USMCとプリントされているだけの薄手のTシャツと変わるところはない。
だいたい、会社のマークが入った腕時計は自腹で買わないし、嬉々としてつけるものでもない。恩賜金時計、銀時計とは違う。誰でも買うことができる。そもそも隊員でなくても買える。値段が高いわけでもない。威信財にもならない。ぶっちゃけ、その時計をつけていて自慢できるわけでもないし、モテるわけでもない。
値段がバカ安ければ、隊員価格1980円なら買うかもしれない。ぶつけたり、なくしたりするような所でつけるならいい。しかし、使い捨ててもいい時計に、1万円は少々高い。壊したりなくしたりするかもしれないのなら、カシオやアルバの低価格品を買うものだ。
あとは、盤面が見やすくないのも問題ではないかな。盤面を制服の色に合わせ、陸は緑、海は白、空は青にしている。そのうち、海モデルは白い盤面に、白文字になっている。まあ実用上に困ることもないのだけれども、趣旨からすれば視認性を高くしなければならない。その点も不徹底なものだ。
特にクロノグラフ・モデルも、隊員は買わないだろう。腕時計にこだわりあってクロノを買う奴は、舶来かセイコーの高級品を買う。それ以外の人間は、クロノなんか買わない。みんな「針が多くて見にくい」といっている。仕事でストップウオッチ機能が必要なときには、ストップウオッチが準備されている。計算尺なんか、音速や風力計算しか使わないし、使うところには、それも用意されている。
腕時計と自衛隊員って切り口ならば、4種に分かれる。「クロノ&舶来」、「ソーラー&電波」、「適当に安いやつ」、「携帯があれば不要」。まあ、己は携帯も持たず、腕時計も不要派だったかな。隊内は至る所に時計がある。一部は親時計とシンクロしているので、狂いもない。朝昼夕にはマイクが入る。近場にいる誰かしらは時計を持っている。一人きりでも、太陽の高度や方位、人の動きを見れば、時間は大概わかるもんだ。
そもそも官給品ではない。今、自衛隊に官給品腕時計はない。昔は航空要員用にクロノグラフを支給していた。その廃用品(まあ完動品だね)を身内に配っているのが、会計検査院にバレたという話がある。検査院がお茶出し海士の時計を褒めたら、不用品を貰ったと正直に話したらしい。普通、そういうヤツは検査当日は表に出さないのだけれどもね。まあ、それで官給腕時計も無くなったのだろう。実際に、航空要員にクロノグラフが必要かどうかも怪しい。パイロット連中は、地上じゃオメガやベアトリングつけているが、飛行作業があるときにはGショックに付け替えると言っていた。「ぶつけて壊れたら泣くしかないよ」とのこと。
陸海空自衛隊で認められたオフィシャル品でもない。あくまでも防衛省共済組合とのタイアップにすぎない。共済組合は、防衛省組織ではなく、別人格である。物品販売でのタネにしたいのだろうが、隊員は共済販売品は高いことを知っているので誰も買わない。
なんにしても「自衛隊をイメージしました」程度のイメージ・モデルなわけだ。自衛隊と無関係の時計に、陸海空それぞれのマークがつけているだけ。USMCとプリントされているだけの薄手のTシャツと変わるところはない。
だいたい、会社のマークが入った腕時計は自腹で買わないし、嬉々としてつけるものでもない。恩賜金時計、銀時計とは違う。誰でも買うことができる。そもそも隊員でなくても買える。値段が高いわけでもない。威信財にもならない。ぶっちゃけ、その時計をつけていて自慢できるわけでもないし、モテるわけでもない。
値段がバカ安ければ、隊員価格1980円なら買うかもしれない。ぶつけたり、なくしたりするような所でつけるならいい。しかし、使い捨ててもいい時計に、1万円は少々高い。壊したりなくしたりするかもしれないのなら、カシオやアルバの低価格品を買うものだ。
あとは、盤面が見やすくないのも問題ではないかな。盤面を制服の色に合わせ、陸は緑、海は白、空は青にしている。そのうち、海モデルは白い盤面に、白文字になっている。まあ実用上に困ることもないのだけれども、趣旨からすれば視認性を高くしなければならない。その点も不徹底なものだ。
特にクロノグラフ・モデルも、隊員は買わないだろう。腕時計にこだわりあってクロノを買う奴は、舶来かセイコーの高級品を買う。それ以外の人間は、クロノなんか買わない。みんな「針が多くて見にくい」といっている。仕事でストップウオッチ機能が必要なときには、ストップウオッチが準備されている。計算尺なんか、音速や風力計算しか使わないし、使うところには、それも用意されている。
腕時計と自衛隊員って切り口ならば、4種に分かれる。「クロノ&舶来」、「ソーラー&電波」、「適当に安いやつ」、「携帯があれば不要」。まあ、己は携帯も持たず、腕時計も不要派だったかな。隊内は至る所に時計がある。一部は親時計とシンクロしているので、狂いもない。朝昼夕にはマイクが入る。近場にいる誰かしらは時計を持っている。一人きりでも、太陽の高度や方位、人の動きを見れば、時間は大概わかるもんだ。
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