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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2012.07
07
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13:00
Category : ミリタリー
 対戦車ヘリ隊って、全国一律に、各方面1個づつ必要なのか。着上陸への危機はない。基本的に戦闘にしか使えない対戦車ヘリは必要性が大きく減っている。

 戦闘用ヘリ部隊は、5個も要らない。各方面隊に一律1個飛行隊は無駄に多い。戦闘用ヘリは、お金がかかる上、平時はまず使えない。高価で使い道も限られた対戦車ヘリ隊を、方面ごとに満遍なく配置するのは、予算の有効利用ではない。

 すくなくとも、本州にある3方面隊に必要な部隊ではない。着上陸も離島云々もない東方、中方(本土西部)、東北方に対戦車ヘリ隊を配属する必要はない。

 北海道にも絶対的に必要な部隊ではない。日本への着上陸は、ソ連時代から相当に困難であった。ソ連時代から大幅に弱体化したロシアには、日本に侵攻する能力はない。防備上、是非とも配置しなければならないということはない。

 九州方面には置いてもいいかもしれない。しかし、その目的は、主に離島防衛になる。使い方も対戦車ヘリとしてよりも、歩兵やソフトスキン、あるいは艦艇や橋頭堡、陣地攻撃に主眼を置くべきである。攻撃ヘリ化といってもよい。

 対戦車ヘリ隊は、2つもあれば充分に足りる。即時対応できる高練度部隊と、バックアップにあたる錬成中部隊にすれば、困ることもない。前者を西方(九州)に、後者を東方なり北方に置いておけば充分だろう。仮に、配置地域以外で使う話になっても、あまり困ることもない。ヘリは機動力が高いので、日本列島内でも自由に移動できる。整備器材・要員も、移動は困難でもない。陸自部隊は野戦部隊なので、移動が前提である。

 対戦車ヘリ隊を漫然と5個保持する必要はない。部隊数を減らし、課題となっている離島防衛や海外派遣への対応を進めたほうが良い。考えつくだけでも、海自が持つ輸送艦ほか、空自輸送機との連携、あるいは民間コンテナ船からの運用、海浜でのDFM/RRRマット等で応急的に設置したヘリパット運用といったものがある。今までどおり、山の中で掩体を作ってバラキューダ被せるよりも優先する任務はある。



 まあ、ゲリコマ対応にも対戦車ヘリはそれほどは要らない。もちろん、有効な戦力ではあるだろう。しかし、ゲリコマ見積数が余りにも過大である。ゲリコマは来ても少ない。捜索はともかく、攻撃に必要なヘリはそれほどの数でもない。

 陸自は過大なゲリコマ見積りをしている。しかし、その根拠は朝鮮戦争でのゲリラ浸透数である。そりゃ、同じ民族、同じ言語と習慣を持っている同士の内戦なら、ゲリコマもイッパイ来るだろう。でもねえ、日本に送り込むゲリコマとなると、周辺国は数を揃えられないよ。流暢な日本語話者であったとしても、非ネイティブは見破られやすい。しかも、日本は相互監視の厳しいムラ社会だから目立つ。

 まあ、ゲリコマ所要で攻撃ヘリが要るなら、各方面に2-4機の分遣隊形式おいとけば充分じゃないの。東方と中部は明野と霞ヶ浦にある分で足りるだろうし。特に東京が不安なら、木更津あたりに2-4機おいとけば済むんじゃないの。対戦車ヘリ隊の規模は要らないよ。
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