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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2013.03
05
CM:9
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13:00
Category : ミリタリー
 真鍮薬莢を再利用したほうが財布にも地球にも優しいのではないか?

 自衛隊の薬莢は再利用しない。ブルーシート敷いてまで回収をやかましく言うが、数を数えて終わりである。射撃で発生するウチガラは発生材として競売される。真鍮だから非鉄で、それなりに高く売れるのだろう。

 しかし、せっかく作った薬莢を鋳潰すのはもったいなくないか。小銃弾はライフルや機関銃で使われる。その小銃弾で一番高いのは薬莢である。薬莢は自動化されたとはいえ、作るのが面倒なので高い。板からコイン状に撃ちぬいて、コインを缶の状態までプレスと焼鈍を繰り返し、最後にネックを形成する。小銃弾で一番高いパーツとなっている。

 たが、薬莢は再利用できる。真鍮製で造られた薬莢は、選別と洗浄、リサイズで再利用が可能になる。回数には上限があるが、底面に打刻でもすれば管理も可能である。実際に、民間での競技でも狩猟でも、センターファイアではリユースが常識※ である。

 自衛隊で使う薬莢も、再利用してコスト下げたほうがいいのではないか。もちろん、本番では使い捨てだが、訓練等でチマチマ薬莢を確認するのであれば、その薬莢を活用したほうがいい。小銃弾のコストは半分かそれ以下になるだろう。

 小銃弾生産ラインの維持との両立なら、別にラインの維持保管契約を結べばいいだろう。有事に小銃弾生産ラインがないと困ることは確かである。しかし、そのラインで無理に高い弾を多量に造らせる必要もない。ラインを保管し、稼働することを確認するための最低限の生産だけを行う契約をすればいい。

 極端な話、ラインを確保しておけば、弾は安価な輸入弾※※ でよい。フィリピン、タイ、インド、中国製だろうが、互換性と品質が確保されれば問題はない。



※ 弾頭もリサイクルできる。標的の後ろから弾頭を回収して(今ならバレット・トラップなので容易なのかな)、鉛だけ溶かしてリーあたりで作っている鋳型で弾頭を作るというもの。ただ、フルメタル・ジャケットとするのは相当に面倒とのこと。

※※ 使い捨てるなら逆に、ロシアや中国、東欧で使っている鉄製薬莢でもいいんじゃないかね。張り付きの問題も、パーカライジングや油を塗れば解決する。今のポリマー素材でもあたりでうまくいきそうなものだともうけどね。
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