Category : ミリタリー
戦闘機の数はどうせ減るから、練習機を軽攻撃や簡易な防空に使えるようにすべきではないか?
戦闘機の数はいずれ減る。戦闘機は新しくなるたびに価格が上がる。F-104は1機5億であったが、F-4で30億、F-15で100億になった。その次のF-2では、実態はF-15の半額だったF-16であるのにやはり100億になった。F-35も条件をいろいろ誤魔化して同じ価格帯にしているが、いずれは高くなる。そして防衛費は増えず、財政悪化からむしろ減る方向にある。戦闘機の数はいずれ減ることになる。※
機体の数が減ると、副次的な任務には突っ込めない。戦闘機は空自が大好きな空対空戦闘や航空撃滅戦に回されて、対艦攻撃や対地攻撃に投入する数は減らされる。
副次的な対艦攻撃や対地攻撃の任務には、練習機を投入できるようにしておいたほうがいいのではないか。実際に、練習機を戦闘任務に投入できるようにしている例もある。英国のホークや、イタリアのM346、古いがアルファジェットもそのようにデザインされている。
中露海軍や、それに護衛される船団が相手であれば、対艦攻撃はそれほど危険性もない。P-3やP-1からミサイルで攻撃するのと変わらない。相手にエアカバーがあっても、それは戦闘機を同伴させればよい。
対地攻撃も、陸が危険性を強調しているゲリコマ程度なら大した問題もない。持ってきても携SAMである。フレアでも撒けばいいだろう。相手が本格的な防空火力をもつ陸戦部隊が相手となると厄介かもしれない。それでも危険性は、戦闘機を対地攻撃に使うのと大差もない。
ジェット練習機であれば、簡易な防空にも使える。主正面ではない、例えば関東、中京、関西の太平洋岸であれば、練習機で対処できないこともない。M2とサイドワインダーでも積んでおけば、ターボプロップ相手であれば領域警備程度はできる。
T-4の後継は、武装可能な練習機にしたほうがよい。機体の性能もシビアに作っておいて、ソフトウェアで味付けすれば済む。極端な話、プログラムで練習機モードと実用機モードを作っておいて、教育用としては安定性を重視した練習機モードで、戦闘時や、パイロットの飛行時間消化は実用機モードで行うようにすれば、練習機と実用機の両立も可能になる。
※ 実際には、周辺国の戦闘機も数が減るので大した問題はない。戦闘機が高くなり、数が揃えられないのは、日本だけの問題ではない。日本と軍拡のゲームをしている中国にしても、最新鋭機は全然数が揃わない。すでに脅威でもないロシアにしても同じである。
戦闘機の数はいずれ減る。戦闘機は新しくなるたびに価格が上がる。F-104は1機5億であったが、F-4で30億、F-15で100億になった。その次のF-2では、実態はF-15の半額だったF-16であるのにやはり100億になった。F-35も条件をいろいろ誤魔化して同じ価格帯にしているが、いずれは高くなる。そして防衛費は増えず、財政悪化からむしろ減る方向にある。戦闘機の数はいずれ減ることになる。※
機体の数が減ると、副次的な任務には突っ込めない。戦闘機は空自が大好きな空対空戦闘や航空撃滅戦に回されて、対艦攻撃や対地攻撃に投入する数は減らされる。
副次的な対艦攻撃や対地攻撃の任務には、練習機を投入できるようにしておいたほうがいいのではないか。実際に、練習機を戦闘任務に投入できるようにしている例もある。英国のホークや、イタリアのM346、古いがアルファジェットもそのようにデザインされている。
中露海軍や、それに護衛される船団が相手であれば、対艦攻撃はそれほど危険性もない。P-3やP-1からミサイルで攻撃するのと変わらない。相手にエアカバーがあっても、それは戦闘機を同伴させればよい。
対地攻撃も、陸が危険性を強調しているゲリコマ程度なら大した問題もない。持ってきても携SAMである。フレアでも撒けばいいだろう。相手が本格的な防空火力をもつ陸戦部隊が相手となると厄介かもしれない。それでも危険性は、戦闘機を対地攻撃に使うのと大差もない。
ジェット練習機であれば、簡易な防空にも使える。主正面ではない、例えば関東、中京、関西の太平洋岸であれば、練習機で対処できないこともない。M2とサイドワインダーでも積んでおけば、ターボプロップ相手であれば領域警備程度はできる。
T-4の後継は、武装可能な練習機にしたほうがよい。機体の性能もシビアに作っておいて、ソフトウェアで味付けすれば済む。極端な話、プログラムで練習機モードと実用機モードを作っておいて、教育用としては安定性を重視した練習機モードで、戦闘時や、パイロットの飛行時間消化は実用機モードで行うようにすれば、練習機と実用機の両立も可能になる。
※ 実際には、周辺国の戦闘機も数が減るので大した問題はない。戦闘機が高くなり、数が揃えられないのは、日本だけの問題ではない。日本と軍拡のゲームをしている中国にしても、最新鋭機は全然数が揃わない。すでに脅威でもないロシアにしても同じである。
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