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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 軍事ライターの文谷です
 コミケでは隅田金属ででています。評論情報です。

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2013.04
04
CM:0
TB:0
13:00
Category : 未分類
 対中強硬策も、案外、日本だけ一人ぼっちになる可能性があるよね。インドもオーストラリアもアメリカも対中対立を望んでいない。

 インドは対中封じ込めには不賛成であるという。「中国の新指導部「歓迎」=包囲網には消極的-インド外相」中国封じ込めと称して、インドとの同盟云々を言う人たちがいるが、当のインドがそれほどの対中対立を望んでいない。

 アメリカも対中強硬策を望んでいない。アフガニスタン撤退には、関係最悪になったパキスタンの協力がほしい。パキスタンに影響力を持つ中国の力添えが欲しい。まず中国とは関係を悪くしたくない。

 オーストラリアも似たようなものだ。中国封じ込めに参加することで、対中関係を悪くすることを望んでいない。中国側ニュースだが「豪外相が中国けん制を拒否」とある。中国での発言であり、中国の歓心を意識しているのだろう。だが「カー外相は『4カ国同盟の結成は安倍首相の考えであり、われわれは支持しない』と述べた。」と報じられる程度の発言はした様子である。

 さて、対中強硬策、封じ込めに同調してくれるオトモダチ国家はいるものかね。各国の軍隊はともかくとして、各国政府は経済的なつながりもあり、中国との関係を悪くしたくない。

 確かに、各国軍隊が中国を仮想敵としている。しかし、国として中国に強硬姿勢をとるつもりもない。中国そのものを外交的に封じ込めようとする「安全保障のダイヤモンド」とやらも、対中関係を悪くするだけのアイデアにしか見えない。レーダ照射ごときで余計なことを言ったのそうだが、おそらくは日本国内向けの、支持層に対するアピールなのだろう。
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