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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2013.10
30
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12:00
Category : 映画
 岩波ホールでハンナ・アーレントが上映中だが、矢鱈と人が多い。いつもなら並ぶこともないのだが、今回は入場待ちができている。28日月曜日、夜回(午後7時)で見たのだが、開場待ちが7階まで伸びている。「火曜日夜回に行こうとしたが、満員で入れない」という話があった。



 普段とは客層が違う。後ろに映画学校かなにかの学生さん並んでいる。普段は、ヴァイパー師匠が「死に損ない」というようなババァがメインなので、これは新鮮。

 ただねえ、まあ盛り上がる話ではない。最近の映画なら、カミュの自叙伝を映画化した「最初の人間」に近い感じ。これも岩波ホールだが、欧州モノでよくある中途キツくなる感じの映画だった。

 要は、ハンナがアイヒマン裁判傍聴記で一悶着といったもの。で「あいつは所詮小物、もちろん絞首刑は妥当だけど」や「ユダヤ人指導者も協力者じゃね」と評して、ユダヤ人社会やイスラエルが沸騰し、ハンナにキツく当たるといった内容。割と平板な話なので、どっちかというと、中途、話し相手によって英語とドイツ語が入れ替わるのを聞いている感じになった。

 そういう映画ではないことは承知して言うが。クライマックスでオリジナル要素入れないと持たない感じがする。亭主の病気を厳しくするとか、ハイデガーとの浮気の話を大げさにするとか、大学なり自宅を焼き討ちされるような絵を入れないと、2時間は持たない。

 どちらかというと、次回予告編の『少女は自転車に乗って』に相当やられましたね。あれは予告編だけでも、相当のもんだとわかりますよ。アフガニスタンで小学校に通いたいという女の子映画『子供の情景』(己、見終わったあとに500円寄付したよ)なみでしょう。



 価値観外交だとか積極的自由といっているが、実はヨリ酷いサウジ体制に何も言わず、むしろスリ寄っているのは言行不一致じゃないのかねと、予告編見ただけで思ったよ。もちろん、原油は大事なので、サウジ現体制に目をつぶって仲良くするのは仕方もない話ではある。ただ、サウジ現体制のヤバさを知った上で表面づらだけで付き合うのと、親米陣営だから仲間だろうと思考停止して本気で友好関係を考える間には、差はある。

 何も考えずに、サウジ現体制にズブズブになるのは、道義的というか気分的に良くないし、将来ズッコケたときのことを考えても避けた方がいいんじゃないのかね。
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