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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
→ 新刊・既刊等はこちら

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2013.12
23
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13:13
Category : 未分類
 40までの幹部は、海自英検とやらでTOEICの団体受験をやらされる。まあ、若い頃からやる気もないし、年度末なので忙しくてやってられない。そもそも英語できてもいいことは何もない。出来なくても英語がらみの面倒な仕事、感謝状作成(Letter of Appreciation)なんかやらされていたのに、それ以上もやりたくもない。

 英語もよくわからないが、ヒアリングはまじめに聞いても下らない話ばかりで眠くて仕方ない。なんというか、株式市況や気象通報聞いているようなもので、興味もないことを単調に言われると寝るタイプなので、ヒアリングの時間に読み書きやってた。あっちのほうは自分のペースでできるから寝ない。

 読み書き終わってからリスニングを適当にやっていた。全部Aとか、ABCDDCBAとかマーク。状況説明の後で、内容を確認する奴は、同じシチュでグルーピングできるヤツを選んでマーク。たとえば、選択肢「郵便局、切手、コイン、封筒」でストーリできると思ったらそれをやる。靴屋だったら、買うもの(切手)がない。車を買うなら、支払い手段に小切手やトランスファー、ローンがないのがオカシイ。そんな感じ。

 で、だいたい読み書き400点程度の、聞き取り100点未満だった。まあ、英語できてもいいことないので、毎年そんな感じで、最初に退出組。

 35位のときかな。外に成績出す必要があって、公式スコアが必要とかで自腹で4回位で受けた。自腹で点数要求があると、仕事中に隠れて勉強して、まじめに受ける。家では勉強しないけどね。

 そして、初めてまじめに受けると、リスニングは本統にどうでもいいことを聞かせているのに気づいた。話に抽象性とかまったくない。アレ、内容は小学生の子供向け並みに易しい。もちろん、聞き返せないので確答できないことも多い。成績をみると200点代、偶然を伴ってどうにか聞き取りはどうにか300頭しかいかない。その状況に、「何やっているのだろう、己?」という違和感があった。

 とにかくねえ、何でこんな下らない内容に苦労しなきゃいかんのか?という腹立たしさだったのだけどね。

 2回目か3回目に、帰りの汽車で気付いたのよ。TOEICって、英米の植民地現地スタッフ採用試験を受けて、惨敗する屈辱感なんだろうな、と。母国語の試験なら、高等文官試験の予備試験くらいならなんとかなりそうな大人が、児戯に等しい試験を突破できない屈辱なんだろうと。

 具体的に言えば、インド高等文官試験も翻訳すればどうにか回答できるのに、資格不要現地採用の小遣いさん採用の読み書き算盤の口頭試験が、会話が早すぎるせいで惨敗する感じだよね。

 もちろん、キチンと英語ができるやつはTOEICでもいい点数をとっているわけで、TOEICに英語の検定力は充分あるのは承知している。じゃあ、TOFELでもいいよと言われても困るのだけれども。
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