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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2014.02
06
CM:2
TB:0
20:25
Category : ミリタリー
 話の筋には影響しないのだけれども。

 次に出る記事中にバーク級がダブル・エンダーといった書き方をした記憶がある。「米海軍は艦砲射撃の火力を重視しているため、駆逐艦はアーレイ・バーク級まで5インチ砲をダブルエンダーで2門搭載している」と書いたような気がする。

 しかし、実際には、シングル・エンダー(1門)だった。きりさめの写真見てて、その誤りに気づいたのだけど。ダブルエンダーは巡洋艦だけどタイコンデロガまでだわ。米駆逐艦のスタイルだと、バーク級にも、なんとなく後甲板の低い位置にもう1門あるような印象なんだよねえ。

バーク級WEB

 スプルーアンス級、カルフォルニア級、バージニア級、キッド級、タイコンデローガ級がそうだったから、バーク級もそんなイメージでね。完全な思い込みだわ。

 ただ、米海軍が艦砲射撃を重視しているというのは変わらないから、主張に変わることはない。だから、ここでゴメンナサイしておきます。
2014.02
05
CM:6
TB:0
13:21
Category : 未分類
 用田和仁さんの「陸上自衛隊を弱体化させて日本を守れるのか!」だが、「一言でいうと何か?」がない。申し訳ないが繰言に終始しているのは残念である。

 その内容を拝見すると、陸自規模の削減に対しての否定的な感情を発露しているようにしか見えないためだ。

 用田和仁さんは、陸将まで昇り、西方総監で退職された方とされている。その経歴からか西方総監という立場からは「中国からの脅威」を意識されている様子である。中国と直接戦争になるかどうかはともかく、安全保障といった観点から見れば、事実上、焦点は軍事力積み上げを競う中国とのゲームにある。その点は明確に見通されているように見える。

 しかし、中国とのゲームに徹しきれない点は、やはり出身官衙を保護といった、陸自益にとらわれており、国益との行き違いがある。

 果たして、今の陸自は中国とのゲームに役立つだろうか?

 用田さんは、地対艦ミサイルは強力な兵器であると主張している。
また、陸自の展開は、海空優勢獲得の土俵作りでもある。戦う土俵作りとは真っ先にやることだ。島嶼に対して展開する優先は、対艦ミサイルである。今や島嶼防衛の定石だ。幸いなことに陸自の対艦ミサイルは移動型であり残存性は高い。空自の対艦ミサイルや一部海自の対艦ミサイル艇と組み合わせることでより強力な「壁」ができあがる。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39664?page=2


 しかし、他に陸自として役立つものを挙げられていない。実際に、南西方面で中国との熱戦を考えても、他の陸上装備はまず役に立たない。離島で野砲、戦車、ヘリは役に立たないし、堅固に要塞化された地下陣地を作っても、そこに篭っているだけでは雪隠詰めされて終わりである。

 また、地対艦ミサイルもあまり役立つとも考えられない。沿岸砲兵と同じで、対上陸戦やチョークポイントの通過を邪魔するには役立つが、外洋の敵艦隊に対しては大して役立たない。基本的に、離隔して迂回されれば終わりである。特に対艦ミサイル連隊程度の斉射数では、最大射程では、相手に対応の暇がある

 また、北海道や東北にいる陸自部隊は中国とのゲームで全く役立っていない。北海道に陸自は3万を置いているが、これは中国に対して何の脅威も与えられていない。

 これほど中国とのゲームに貢献できない陸自が、海空自と同じ予算を費消している点も問題である。

 この点について、用田さんが言及していない点は残念である。

 これらの無駄を放置して、防衛予算を2倍とせよと主張する点にはどうしても賛同できない。
 ④ではより一層の効率化、合理化を徹底すると言っているが、結局予算を無理やり削減し動けない自衛隊を作っている。少なくとも現状の2倍の戦力がないと日本の防衛はできないだろう。

[中略]

 国家財政は大切だ。しかし、たとえ財政は破綻しても日本人はまた復活できるだろう。国が滅んだり、チベットやウイグルのようになったら何の希望があろうか。防災では疑念を抱かないのに、なぜ、防衛では真剣にならないのだろうか。2代にわたって「戦争に備えよ」「中華の夢は強軍であり、海洋権益の確保は中国の発展である」という指導者がいるのに、これを脅威と感じないのだろうか。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39664?page=7
財政破綻よりも、防衛力増強という主張は、不景気や国家財政といった差し当たっての問題よりも、当座の問題でもない過剰な防衛力を求めるという主張である。

 用田さんの主張は、不景気といった風邪をこじらせた上、消耗して国家財政といった体力も弱りきった病人である日本に、無理やり体を鍛えろと寒中水泳を強要させるようなものだ。増税し、あるいは社会保障を削って防衛費を2倍にし、空前の不景気となり、今に倍する失業者を生んでもいい。だから防衛費を増加せよという意見にはどうしても賛同はできない。

 不景気や財政の問題よりも、安全保障での問題は優先順位は低い。

 また、安全保障の問題の多くは、陸自予算や人員を削減し、海空に回せば解決する。

 この状況で、無駄に大きな陸上戦力に手を付けず、防衛予算を2倍にするのが問題の解決策であると主張するのは、陸自益ではあっても国家にとっての利益ではない。



※ 用田和仁「陸上自衛隊を弱体化させて日本を守れるのか!」『JB PRESS』(日本ビジネスプレス,2014.2.4)http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39664
2014.02
04
CM:9
TB:0
12:51
Category : 未分類
 仮に、あまりにもアレな左派政権ができて、ガチ左派の経営委員を政治任用して同じことやっても、菅さんは同じように「[NHK経営委員が]個人の候補者を応援することは放送法に違反するものではない。」「『個人的に行ったことだ』」というのだろうねえ。

 「百田氏、放送法に反せず=菅官房長官」http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014020400381なのだが、官房長官の 菅義偉さんは
NHK経営委員の百田尚樹氏が東京都知事選候補者の応援のため街頭演説したことについて、「個人の候補者を応援することは放送法に違反するものではない。百田氏が個人的に行ったことだ」と述べ、問題はないとの認識を示した。
「百田氏、放送法に反せず=菅官房長官」http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014020400381
との由である。

 ならば、将来、アレ左派政権ができて、強引に佐高信さんあたり(佐高さんに失礼な話だけどね)を経営委員にして、いつもの通りにアレ気味な政治発言やら選挙演説やっても文句言えないってことじゃないの?

 もちろん、佐高さんもアレだけど、百田さんほどの厚顔無恥に非常識な振る舞いはしないと思うけどね。「百田尚樹さんほど立場をわきまえないわけではない」と怒られたら、ほんとにゴメンナサイだけど。

 今の閣僚も、大きく言って自民党も、アレ左派政権ができて、NHK経営委員やら中央教育審議会を『週刊金曜日』とか『オルタ』、『中帰連』あたりでまとめても文句は言えないと思うよ。百田尚樹さん、櫻井よしこさん、八木秀次さんを据えているのだもの。実際には左派は報道の自由や放送の中立性は重視するだろうから、そんなことはしないだろうし、しても政治発言はしないから、今よりはマシだろうけど。



※ 「百田氏、放送法に反せず=菅官房長官」『時事ドットコム』(時事通信,2014.2.4)http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014020400381

※※ 下書き消したつもりで、間違いで本文消しちゃったので再アップしました。

※※※  ま、今回のアレ政権は前例になるから、左派政権ができた時に、NHKの会長も、左派から誰据えても問題ないってことだよねえ。
 「NHK会長は、経済界出身でなければ経営手腕云々」の文句も付けられないでしょ。経営手腕なら、今の会長の籾井勝人さんもNGだもの。結局は物産のトップになれなかった人で、元系列のお情けで、日本ユニシスの会長しかなれなかったわけだ。基本は米国ユニシスの植民地だもの、何の権限もないよ。暇で仕方ないから、バトミントン協会の会長位は掛け持ちしたんだろうね。
2014.02
04
CM:1
TB:0
12:50
Category : 未分類
 自衛隊周辺の土地取得について、わざわざ国会で調査すると答弁するのもバカバカしい。どうせ、アレな愛国だけ議員が騒いだ話と、それへの対応でネトウヨ系支持者に向けたアレ宰相のアピールだろ。だいたいあんなものは、登記簿と公図みれば済む話だ。

 昔、横須賀の総監部にいた時、関東自動車工場用地の購入に関わったことがある。そのとき横須賀から船越までを地続きにするイメージで、登記簿を取りまくったことがある。
 国の作業だから無料なんだが、一回に大量にリクエストするので登記所が直ぐに出せない、少し待ってくれと言われた。

 公図と登記簿にらめっこして、都市計画図に土地を落とし込んだよ。当時はイラストレータが使えなかったので、フォトショップで境界線とその白抜き、塗り分け用に半透明のレイヤを掛けてどうにかした。

 でもねえ、登記簿は現実を正確に反映しているとは言えない。利用価値が少ない田舎の自衛隊基地の近くだと、持ち主が死んでそのままはザラ。土地の値段が高い横須賀あたりの住宅地なら、まずは権利を反映している。だが、持っている人と住んでいる人はあんま関係ない。

 土地の地籍調査のときは、ほぼ放し飼いで働いていた。だいたい、外出るときは(身分がバレないように)カジュアルな私服だったし、残業時は毎日私服だった。だからサボりがてらで結構、現地を見に行った。いまから思えば、敵性外国人がそこに住んでいてもわからない感じだった。

 実際のところ、この手の話は周辺対策関係に投げたほうが早い。情報マークとかに投げると時間がかかってしょうがない。3日で結果を報告できるのに、それを2週間引き伸ばす感じだ。急ぐので先にこっちで結論を出すと「秘匿が」とか訳の分からないことを言って怒ってくる。(別の部署で2回は文句言われたよ) でも、情報のやっていることは大したことではない。もったいぶっているが、調査隊がアクセスできる情報源には、己達も普通にアクセスできた。相手が公安系でも革新系でも、表から「内緒で教えてよ」といえば大概は教えれくれるものだがね。※※

 まあ、今回も普通に持ち主に聞けばいいんじゃないの。まどろっこしい調査するよりも、自衛隊の近場に土地持っている外国人に「なんで買ったのさ」で。

 だいたい、本気で自衛隊基地の中を覗くのに、わざわざ土地を買う必要もないし、仮に金で拠点作ったとしても、それを登記簿に反映させる必要もない。

 司令部の類を外から覗いたところで、細かい内実はわからない。朝、国旗掲揚があって、昼休み明けに体操をやって、夕方に走る奴が走って、夜残業で帰れないのがわかるくらい。電磁波漏洩その他にしても、今のパソコン関係はみんな高周波だから、窓際で無線LAN使わない限り何も取得できない。逆に陸空自が無線LAN使う程度のセキュリティーなら、周辺の土地調査よりもそこを強化したほうがマシだろう。



※ 「陸自96施設の周辺追加調査 外国人の土地取得」『MSN産経ニュース』(産経新聞,2014.2.4)http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140204/plc14020409070006-n1.htm

※※ 仮にさ、地方議会の動向について調べるなら、こんなやり方があるんじゃないの。地方議会の議席と、分かる範囲で保革問わず支持団体の人数と、ここ20年の得票数とか調べる。保守なら神社関係の寄り合いや時局ホニャララ会の参加者数や発言、寺社にある寄付者の額から有力者の推測とかね。革新なら新聞でデモの回数と規模、労組の旗から企業別労組の組織率の推測(別に労組なら聞けば教えてくれそう)。時間があるなら各新聞社の支局や販売所に、朝日毎日読売日経と、産経、聖教新聞の部数を聞けばさらに面白いんじゃない。あとは地方紙や全国紙支局の記者さん何人かに話を聞くとかね。
 たぶん、調査隊は図星だから怒るだろうけど、このうち、何をやっているのか、それともやっていないのかは全く分からない。情報マークは鍵の掛かる場所で作業をやっているし、結論しか教えないので、己は本当に知らないw

※※※ 一番情報が漏洩するのは、飲み屋じゃないのかね。外国人パブとか、好きな奴は毎日行く。面白いことに中で真面目くさっている奴が行きまくる。中級学生の時は成績が上の、それこそ普段は保全ガーと小煩い連中が、徒党して島で一箇所しかない中国人パブに入り浸っていたよ。まあ、そんなものだ。
2014.02
03
CM:2
TB:0
17:40
Category : ナショナリズム
 南氷洋での調査捕鯨は、百害あって一利もないのではないか。

 自分たちの地先で外国漁船が乱獲をすれば、その国民は怒る。その漁船が合法的に操業していても同じである。

 実際に日本人は、中国漁船の乱獲に怒っている。産経の「東シナ海食い尽くす『虎』 中国、日本狙い横取り『泣き寝入りしかない』」はその好例である。中国漁船による操業も、漁獲法も合法である。しかし、日本人は自分たちの地先で勝手をやられていると義憤に駆られている。

 南氷洋での調査捕鯨も同じではないか。オーストラリアやニュージーランドは、自分たちの地先にある南氷洋はショバだと思っている。そこで日本人が、よりによって自分たちが大事に思っているクジラを捕ったら、当然激怒するだろう。

 その激怒に「日本は合法的に捕鯨をしている」とか「科学的にクジラは余っている」というのは、妥当ではない。火に油を注ぐようなものだ。

 シー・シェパードは、オーストラリアとニュージランド国民からすれば、正義の味方である。そのシー・シェパードと殊更に対立を煽るのも、日本にとっては必ずしも得にはならない。

 アレ政権は、結局は内向きである。自国民受けしか考えていないので「シー・シェパードの妨害 菅長官『断じて許されるべきではない』」と大見得を切っている。しかし、これは価値観外交やら自由主義諸国との同盟といった、政権の看板方針と矛盾する。アレ政権は対中包囲網を企画した「安全保障のダイヤモンド」とやらでは、オーストラリアとの同盟強化を謳っている。

 しかし、シー・シェパードへの非難や、その背後にある調査捕鯨の推進は、そのオーストラリアを刺激するものである。なるほど、シー・シェパードが行う妨害活動は、海洋法の精神に合致しない。しかし、オーストラリア・ニュージーランド国民からみれば、立派な抵抗活動である。その親方に虚言癖があろうが、顕示欲の塊だろうが、そんなことはオーストラリア、ニュージーランド国民からすれば大した問題ではない。

 さて、調査捕鯨の継続と、オーストラリア国民との対立と、どちらか大事だろうか。

 調査捕鯨は、なんの役にも立っていない。損得で考えれば、損しかない。日本が調査捕鯨をしている理由は、西欧的価値観による捕鯨中止圧力への反発だけで行っているものだ。※※※ しかし、本格捕鯨につながる見込みは少なく、捕鯨そのものが経済的にも成り立つ見込みもない。鯨肉は全く売れていないのである。

 対して、オーストラリアとの関係深化は日本にとって重要である。オーストラリアは、重要な食料や鉱物資源の供給地である。オーストラリアほど安価な穀物や石炭を買える国はない。安全保障でも重視すべき相手である。日本が行っている中国とのゲームでも、空気を読まずに中国に敵対してくれるような都合の良い国はオーストラリアしかない。アジアで外交オンチのオーストラリアは、日本にとって都合の良い重要な同盟国である。

 仮に調査捕鯨を続けるにしても、やるなら日本近海、太平洋側に限定すべきである。日本沿岸部や小笠原で捕鯨をする分には、オーストラシアやニュージーランドもそれほどカッカしない。

 日本近海であれば、シー・シェパードを苛めることも容易である。シー・シェパードの嫌がらせに対して、日本はそれに倍する嫌がらせを行える。海保や水産庁、税関や港湾当局、海自、入管といった組織を活用して、嫌がらせを行えば、日本人の溜飲も下がる。別に民間有志で漁船を仕立てて、進路上で操業してやるといった方法もあるだろう。



※ 「東シナ海食い尽くす『虎』 中国、日本狙い横取り『泣き寝入りしかない』」『Sankei.biz』(産経新聞社,2013.8.12)http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130812/mca1308120801001-n1.htm

※※ 「シー・シェパードの妨害 菅長官『断じて許されるべきではない』」『産経ニュース』(産経新聞,2014.2.3)http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140203/plc14020312490011-n1.htm
 まあ、アレ総理の秘書長である官房長官だから、ネトウヨ受けする発言をするのは仕方ないことかね。あるいはこれが本人の本心なら、菅義偉さんもその程度なんだろうけど。なんつーか、菅義偉さんと下村博文さんは宰相並みに飛び抜けていると思うよ。

※※※ 水産庁も、庁益のためにナショナリズムに乗っかっている部分が大きいと思うねえ。捕鯨やらマグロやらの国際会議で、強硬発言して対立してことばっかやっている。でも、マグロなんかそうだけど、業界団体の利益があるだけで、肝心の資源管理そのものには相当無頓着に見える。捕鯨推進するパワーがあればニホンウナギの禁漁やら漁獲制限に突っこめと思うがね。
2014.02
02
CM:0
TB:0
22:38
Category : 未分類
 陸自関係の公開手書き資料を読んでいたら、全く関係ないフリゲートの諸元が乗っていたよ。初期の海自に供与されたPFのデータなのだが、弾薬の搭載数まで載っていた。

 護衛艦のたぐいについて、細かな弾薬搭載数まで載っていることはない。ごく一部の公刊資料に主砲の弾薬搭載数が載っている程度。しかし、この資料にはPF(細部はhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8F%E3%81%99%E5%9E%8B%E8%AD%B7%E8%A1%9B%E8%89%A6で)の3インチ以下の全火器の弾薬数が載っていた。
・ 3インチ 976発
・ 40mm 6592発
・ 20mm 28800発
・ 爆雷 96発
・ ヘッジホッグ 140発
・ 搭載小火器 25丁

 他にも清水搭載量ほかも載っている。合計100t、うち飲水36tとのこと。のこりの74tはボイラ用の水だろう。そして真水使用量は、1日10tとされていた。この資料だと乗員は160名、上に上げたWIKIPEDIAだと170名、まあ1日50リットルなら、艦艇乗員の水の使い方なら、そんなものかといった数字。風呂にしても風呂桶は海水で、上がる時だけ真水使う。シャワーならもっと使わない。

 なお、清水が「3.6日分しかない」というのは早とちりで、造水機があり、航海中は真水を作るので問題はない。

 ちなみに蒸気艦だと、水はどうとでもなるという話だ。細かいことは知らないが、復水器(コンデンサー)のあたりで潜熱を回収すれば、いくらでも造水できるということだろう。
2014.02
01
CM:5
TB:0
23:21
Category : 未分類
 江戸の橋には橋番がいた。篠田鉱造の聞きがたりによると、木戸番とは違い、何かをするわけでもない。ただ、橋を通過する葬列の数だけを勘定するマヌケ仕事である。だれでもできるので生きた親爺の捨て所と言われていたらしい。

 その橋番には、副業があった。うなぎ放生がそれで、橋の上から放生する、そのうなぎを売る副業である。メソっ子といわれる小さいうなぎで八文、大きなうなぎで十文と説明されていたと思う。ただし、なんでも小さい方は弱いので水に撲たれると死んでしまう云々とあった。

 この、うなぎの放生だが、今でもやるべきじゃないのかね。

 うなぎ資源の枯渇が問題になっている。金に欲目が眩んだせいで、シラスウナギが乱獲され、日本産うなぎは絶滅寸前であるという。完全養殖の話もあるが、直ぐに実現しそうな話でもない。

 だが、うなぎを放流すれば、資源は回復するのではないか。放流したうなぎは、いずれは海底で産卵して、シラスウナギとなって日本に戻ってくるのではないか。

 すでに性成熟させる技術はある。出荷状態になった養殖ニホンウナギのうち、1割でも性成熟させて海に放流すれば、その根拠はないが5%程度は産卵につながるのではないか。

 軽くググった数字では、養殖数が5000万匹、メス一匹の産卵数が300万とある。5000万匹の1割として500万匹、250万つがいを放流し、5%が産卵すれば、卵の数は1500億となる。その0.1%がシラスウナギとなって帰ってくれば、1.5億匹になる。今の漁獲量0.5億匹の3倍程度にはなるだろう。

 もちろん、素人考えなのでできるかどうかはわからない。しかし、何もせずにニホンウナギを絶滅させ、アジア・アフリカ(懐かしい言い方だね)の現地うなぎを絶滅させる前にはやることもあるだろうと思う。

 日本には完全養殖技術があるから将来的には大丈夫という、日本技術マンセーな言い方をする人もいる。だが、いつになるかわからない完全養殖よりも、うなぎ放生会をやったほうが早いだろう。うなぎやシラスウナギへの禁漁よりも簡単にできると思うが、如何か。