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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
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2014.02
02
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22:38
Category : 未分類
 陸自関係の公開手書き資料を読んでいたら、全く関係ないフリゲートの諸元が乗っていたよ。初期の海自に供与されたPFのデータなのだが、弾薬の搭載数まで載っていた。

 護衛艦のたぐいについて、細かな弾薬搭載数まで載っていることはない。ごく一部の公刊資料に主砲の弾薬搭載数が載っている程度。しかし、この資料にはPF(細部はhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8F%E3%81%99%E5%9E%8B%E8%AD%B7%E8%A1%9B%E8%89%A6で)の3インチ以下の全火器の弾薬数が載っていた。
・ 3インチ 976発
・ 40mm 6592発
・ 20mm 28800発
・ 爆雷 96発
・ ヘッジホッグ 140発
・ 搭載小火器 25丁

 他にも清水搭載量ほかも載っている。合計100t、うち飲水36tとのこと。のこりの74tはボイラ用の水だろう。そして真水使用量は、1日10tとされていた。この資料だと乗員は160名、上に上げたWIKIPEDIAだと170名、まあ1日50リットルなら、艦艇乗員の水の使い方なら、そんなものかといった数字。風呂にしても風呂桶は海水で、上がる時だけ真水使う。シャワーならもっと使わない。

 なお、清水が「3.6日分しかない」というのは早とちりで、造水機があり、航海中は真水を作るので問題はない。

 ちなみに蒸気艦だと、水はどうとでもなるという話だ。細かいことは知らないが、復水器(コンデンサー)のあたりで潜熱を回収すれば、いくらでも造水できるということだろう。
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