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なんか、同じ穴のムジナという感がしてならないのです。
古森義久さんは「靖国参拝の安倍首相を援護した米国の若手ホープ議員」※で「安倍首相を評価するアメリカの議員がいる」と述べています。
ですが、相手のルビオ議員は「ティーパーティの王子様」※※と言われる程度の政治家です。基本的に、教条的な保守主義とか、宗教とかコントロールされる側というあたりでは、安倍首相と変わるところがないわけです。古森さんの記事では、その辺りを全部スッとばしているのは、会談した相手の価値が下がるからでしょう。その程度の人が、安倍首相を責めなかったといっても「だからアメリカは安倍首相を評価している」とは到底言えません。
だいたい、古森さん自身の説明でも、ルビオさんは別に安倍首相を援護もしていません。発言中で安倍首相を責めていないだけで、靖国社参拝を別に肯定もしていません。例えば、古森さんが挙げる韓国でのスピーチですが
価値観が似たようなものなので、話も合うのでしょう。古森さんによると、安倍首相と会談したそうです。
しかし、そこでも「靖国参拝の安倍首相を援護」(古森)したわけでもない。「ルビオ議員は安倍首相との会談では、靖国参拝に一言も触れなかった。」(古森)点を「批判めいた言葉は皆無だった。」(古森)と評価していますが、実際には肯定する言葉も皆無だったわけです。
そもそも、結局は野党議員で、しかも若手であって、注目株ではあっても影響力も大したものではないといったあたりでしょう。
この記事が基づく事実関係って、クリントン大統領が助平スキャンダルの時に、親子丼の山崎拓さんが渡米会談して「エロは人間として仕方のないこと」とか適当なことをいったようなものではないですかね。外国のトップの助平を責めてもしょうがないし、価値観的には不倫大好きで似たような立場なので、相身互いだから、触れないであげた程度じゃないですか。それを「不倫は文化、山タフ、クリントンの助平を擁護」として記事にしたようなものかと。まあ政権ヨイショが過ぎるのではないかと思いますよ、ハイ。
※ 古森義久「靖国参拝の安倍首相を援護した米国の若手ホープ議員-日米両国間の同盟の絆はまだまだ健在」『JBpress』(日本ビジネスプレス,2014.2.5)http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39861
※※ "Midterms 2010: Tea Party 'Crown Prince’ Marco Rubio wins""THE TELEGRAPH"(Telegraph Media Group,2010.11.3)http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/us-politics/8106646/Midterms-2010-Tea-Party-Crown-Prince-Marco-Rubio-wins.html
古森義久さんは「靖国参拝の安倍首相を援護した米国の若手ホープ議員」※で「安倍首相を評価するアメリカの議員がいる」と述べています。
ですが、相手のルビオ議員は「ティーパーティの王子様」※※と言われる程度の政治家です。基本的に、教条的な保守主義とか、宗教とかコントロールされる側というあたりでは、安倍首相と変わるところがないわけです。古森さんの記事では、その辺りを全部スッとばしているのは、会談した相手の価値が下がるからでしょう。その程度の人が、安倍首相を責めなかったといっても「だからアメリカは安倍首相を評価している」とは到底言えません。
だいたい、古森さん自身の説明でも、ルビオさんは別に安倍首相を援護もしていません。発言中で安倍首相を責めていないだけで、靖国社参拝を別に肯定もしていません。例えば、古森さんが挙げる韓国でのスピーチですが
「(安倍首相の靖国参拝、慰安婦問題、日本の教科書問題などへの韓国側の反発に関連して)韓国と日本はともに米国の同盟国同士である。その相互の関係を脅かしかねないような、深くて苦痛にまみれた、かつセンシティブな苦情については両国で解決に努めてほしい。だが、米国はその種の案件に関与すべきではない」日本にも韓国にも無難な話をしただけの話でしょう。これで「靖国参拝の安倍首相を援護」(古森)とは到底言えないわけです。
「靖国参拝の安倍首相を援護した米国の若手ホープ議員」http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39861
価値観が似たようなものなので、話も合うのでしょう。古森さんによると、安倍首相と会談したそうです。
しかし、そこでも「靖国参拝の安倍首相を援護」(古森)したわけでもない。「ルビオ議員は安倍首相との会談では、靖国参拝に一言も触れなかった。」(古森)点を「批判めいた言葉は皆無だった。」(古森)と評価していますが、実際には肯定する言葉も皆無だったわけです。
そもそも、結局は野党議員で、しかも若手であって、注目株ではあっても影響力も大したものではないといったあたりでしょう。
この記事が基づく事実関係って、クリントン大統領が助平スキャンダルの時に、親子丼の山崎拓さんが渡米会談して「エロは人間として仕方のないこと」とか適当なことをいったようなものではないですかね。外国のトップの助平を責めてもしょうがないし、価値観的には不倫大好きで似たような立場なので、相身互いだから、触れないであげた程度じゃないですか。それを「不倫は文化、山タフ、クリントンの助平を擁護」として記事にしたようなものかと。まあ政権ヨイショが過ぎるのではないかと思いますよ、ハイ。
※ 古森義久「靖国参拝の安倍首相を援護した米国の若手ホープ議員-日米両国間の同盟の絆はまだまだ健在」『JBpress』(日本ビジネスプレス,2014.2.5)http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39861
※※ "Midterms 2010: Tea Party 'Crown Prince’ Marco Rubio wins""THE TELEGRAPH"(Telegraph Media Group,2010.11.3)http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/us-politics/8106646/Midterms-2010-Tea-Party-Crown-Prince-Marco-Rubio-wins.html
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