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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2014.03
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Category : 未分類
 安倍外交とやらも、八方塞がりではないのか?

 『外交』最新号に、アレ宰相のTRIM外交が特集されている。鈴木勝美さんの「安倍流『遠交近攻』外交の罠」※ と、TRIM各国との関係を論じる記事4つ。合計5ヶほとの面白い記事が掲載されている。ちなみに、TRIMとはトルコ、ロシア、インド、モンゴルを繋げたものであり、アレ宰相が重点視した国である。

 このTRIM外交は、まずは成功していない状況にある。トルコ、ロシアは話の相手にならず、インドは両端首鼠であり、モンゴルには自主性がないためである。

 このうち、トルコは現政権が死に体になっている。記事でも指摘しているが、安倍政権で、アレ宰相がいの一番にいった国だが、トルコのエルドワン政権は国内政治で指導力を失っている。現トルコ政権と仲良くしてもすでに良いことはない。成果とされる原発輸出も、エルドワンとの属人的な繋がりであれば、あまりあてにならないだろう。

 ロシアはアメリカと対立を始めている。この点、記事ではウクライナ問題を指摘している。実際に、クリミア半島併合でロシアは米国だけでなく、先進各国と対立する状況になっている。この状況で、ロシアとはあまり仲良くし難い状況である。そもそも、靖国参拝で一気に悪化した米国との間で、関係改善を図ることが優先される。対露関係発展は、アレ政権の間はムリだろう。

 インドについては、『外交』の記事は重要な点を明示している。インドは中国のADIZ設定を非難せず、中立の立場にある。これは鈴木さんの記事でもそうだが、各論にあたる堀本武功さんの「したたかなインドが意向の長期的な戦略思考」※※ でも「1月訪印した小野寺防衛相が問題提起できなかった点」までも指摘している。

 さらに、双方とも中印経済関係深化も指摘しており、後者ではさらに
中国が東アジアに忙殺されていれば、南アジア、特に印中国境線では平穏が保たれる(堀本,38p)
と述べている。実際にそのとおりであり、アレ宰相が無駄に反中国スタンスを表明し、日中関係が燃え上がれば燃え上がるほど、インドの利益である。アレ宰相やその大臣がくれば、飛行機買うよ程度の歓待もするだろう。

 モンゴルについては、記事では「第三極としての日本」程度の表現に留まっている。だが、プレイヤーとしてのモンゴルは、中国に対立し得ない点は明らかである。中露双方からの板挟みになった時のために、日本と友好以上に仲良くしているだけであって、中国へのカウンターは期待できないだろう。

 TRIM外交は八方ふさがりであるということだ。

 さらに、鈴木さんは「TRIM外交は、ドーナツ外交ではないか」とも指摘している。中国と韓国とは一切関わろうとせず、外環部とだけ外交をしている点を比喩したものだ。アレ宰相は、これを遠交近攻と考えているのかもしれないが、政治的な課題となり、痛みを伴う中韓との外交を避けているだけとも言えるだろう。逆に、遠い国は大した利害関係もないので、首脳同士でキャフフすれば終わる。§ 問題を直視する必要も、解決で身を切られる心配もない。

 アレ宰相は、外交でも逃避する傾向にあるということだ。アレの第一期の政権でもそうであったように、結局は問題に正対せず、ただ逃避する傾向にある。今回の消費増税でも財政削減には全く手を出さず、支援業界や支持層へのバラマキ政策をやっている。外交も同じだろう。



※  鈴木勝美「安倍流『遠交近攻』外交の罠」『外交』2014.3(時事通信,2014.3)pp.16-20.

※※ 堀本武功「したたかなインドが意向の長期的な戦略思考」『外交』2014.3(時事通信,2014.3)pp.34-39.

§  韓国大統領に韓国語で挨拶したのも、その伝ではないのか。対立関係にある相手に、真剣に立ち向かわず逃げる姿勢であるとも言える。
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2014.03
30
CM:0
TB:0
10:04
Category : 未分類
 「フランシーヌの場合」も探すとあるものだなと。



 普段から、「3月30日」とか「おばかさん」とか「場合」という言葉が出ると、「フランシーヌの場合は」とか「あまりにもおバカさん」とか、節が口を出てくるものだね。「まあ、この」とか「あー」とか言う時に、角栄とか大平首相の口真似で「まこのー」とか「あー、うー」というようなものか。

 でもねえ、日本の反戦歌ってあんまりね。むしろ反戦的なメッセージとして一番強烈なのは、ニュース映画で出てくる「海ゆかば」とか、学徒出陣の「抜刀隊」とかのほうがねえ。勘弁してくれという気持ちが想起されるんじゃないのかな。



 コレ見て思うのが「屋根がないとオリンピックができない」って甘えだね。神宮外苑でそんなことを言い出すのは非常識ではないか。ほとんどの競技で学徒選手の戦死者だしてるんだから、「雨降ったらできない」なんて言うものではないと思うがね。

 あとは、最近に大学が休講にしないことか。最近の早大だと、早慶戦で休みにしないんだけど、もともと戦後の早慶戦って、要は追善供養みたいなものだから、後世にわたって休講にすべきなんだがね。学部生だった平成初期なんか、学徒出陣した連中が先生やってたからまずは休講だった。あの世代も90超えて、今は背も海老みたいに曲がった死に損ないしか残っていないが、『最後の早慶戦』の類をみせると「アレはオレだ」だから。その気持は後世に伝えたほうがいいんじゃないかと思うよ。

 フランシーヌから相当離れた話になったけどね