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10式戦車なんだが、なんでわざわざ「ヒトマル-シキ」と読めと強要するのかね。一般向けの記事読んでもわざわざ「ヒトマル」と読めとあるが、あれはシャバの読み方ではない。そもそも、国語の正規表現的に「ヒトマル」を10と書くことはない。普通に「ジッシキ」、「ジュウ-シキ」と読めばいい。己はいつもジッシキと読んでいる。
「自衛隊でそう読むから正しい読みだ、シャバでもそう読め」というのも無理な話だ。その理屈で言えば、「医者はコウクウとよむから、『口腔外科』の正しい読みはコウクウ外科だ」ということになるだろう。「いや、医者は慣習の読みであり、自衛隊には内部文書がある」といっても、何もかわらない。内部文書は外部には影響力を及ばさない。
年式名の読みとしても慣習となるほど権威のある読みではない。
制式年の数字を通信読みするのは、昭和3年後半、88式騎槍以降の話にすぎない。それ以前は数字を普通に読んでいた。旧軍の11年式軽機は「ジュウイチ年式」だった。実際には「エムジー」とすら呼ばれた、つまりMGで終わりだ。
さらに、10の0をマルと呼ぶ慣習は、さらに昭和30年からの話である。九〇式練習機は「キュウ-ゼロ」あるいは「キュウ-レイ」であり、一〇〇式重爆は「ヒャク式」、零式艦戦は「レイ式」あるいは「ゼロ式」である。
もっとおかしいのか、07式アスロックの類である。「ナナ式」と読めばいいのに、なんでわざわざ「マルナナ」と「マル」をつけるのかね。5+3は、マルゴ+マルサンか。なんにせよ、命名基準もおかしければ、読み方もおかしい。
そもそも、自衛隊で数字は全部、通信よみすると思ったら大間違いである。航空機を固有識別するときは、機体番号でP-3C、5302機というように書くが、この時は「五千・三百・二・機」と読む。そもそも固有名詞である、それを「ゴーサンマルフタ」と読むのなら、山本五十六は「山本ゴーロク」か、塚原二四三は「塚原フタサンヨン」かということになる。
他にも、八を「ハチ」以外に読むこともある。おそらく海自だけなのだが、結構「ヤ」と読む。0800iは「マルヤマルマル(・インディア)」だし、66式測距儀で測距時をするときには、880mは、「8 . 80」、つまり「ヤー点ヤーマル」と読む。0は結構ゼロとも読む。通信よみが常に正しいと思うと大間違いだということだ。
「自衛隊でそう読むから正しい読みだ、シャバでもそう読め」というのも無理な話だ。その理屈で言えば、「医者はコウクウとよむから、『口腔外科』の正しい読みはコウクウ外科だ」ということになるだろう。「いや、医者は慣習の読みであり、自衛隊には内部文書がある」といっても、何もかわらない。内部文書は外部には影響力を及ばさない。
年式名の読みとしても慣習となるほど権威のある読みではない。
制式年の数字を通信読みするのは、昭和3年後半、88式騎槍以降の話にすぎない。それ以前は数字を普通に読んでいた。旧軍の11年式軽機は「ジュウイチ年式」だった。実際には「エムジー」とすら呼ばれた、つまりMGで終わりだ。
さらに、10の0をマルと呼ぶ慣習は、さらに昭和30年からの話である。九〇式練習機は「キュウ-ゼロ」あるいは「キュウ-レイ」であり、一〇〇式重爆は「ヒャク式」、零式艦戦は「レイ式」あるいは「ゼロ式」である。
もっとおかしいのか、07式アスロックの類である。「ナナ式」と読めばいいのに、なんでわざわざ「マルナナ」と「マル」をつけるのかね。5+3は、マルゴ+マルサンか。なんにせよ、命名基準もおかしければ、読み方もおかしい。
そもそも、自衛隊で数字は全部、通信よみすると思ったら大間違いである。航空機を固有識別するときは、機体番号でP-3C、5302機というように書くが、この時は「五千・三百・二・機」と読む。そもそも固有名詞である、それを「ゴーサンマルフタ」と読むのなら、山本五十六は「山本ゴーロク」か、塚原二四三は「塚原フタサンヨン」かということになる。
他にも、八を「ハチ」以外に読むこともある。おそらく海自だけなのだが、結構「ヤ」と読む。0800iは「マルヤマルマル(・インディア)」だし、66式測距儀で測距時をするときには、880mは、「8 . 80」、つまり「ヤー点ヤーマル」と読む。0は結構ゼロとも読む。通信よみが常に正しいと思うと大間違いだということだ。
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