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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2014.05
23
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Category : 未分類
 先々週くらいか、『ゆうゆうワイド』にゲストで出てきた主演者が『ルーズベルトゲーム』のあらましを語ってくれたので知ったが、野球の話とは存じなかったよ。

 漠然と、なんか戦争に関係する話だと思っていたのだけどね。知らないで想像するなら日本軍の特殊部隊が原爆工場を破壊にいく話とか、ワシントンに潜入する話かと思っていたのだが。

 前者ならまあ、東機関や、加瀬情報から「ルーズベルトの秘宝」「サントリー実験」と言われる秘密を探りに行く特殊部隊で、メキシコから潜入した遊撃隊が7月15日に最終回はロスアラモスに突入する話かね。黒田兵曹長をやった佐藤允も死んじゃったけど。

 あるいは、全滅予定部隊に入れられた帰国二世指揮官の落下傘部隊が、ルーズベルト暗殺を命ぜられてワシントン攻めるとか、そういった話かとね。

 おそらくは、シンガポールでの虐殺を止めようと憲兵に銃を突きつけた空挺部隊ご一行が、ニューギニアに送られているのだが、源田実あたりが胡散臭い奉勅命令でかき集めるんじゃないの。彼らを空輸する2式大艇の乗員も、フィリピン戦で捕虜になったあと帰ってきた陸攻の連中だとか。誇り高いネイティブ・アメリカンの独立闘争派とか、胡散臭い米軍脱走兵が転じたアメリカ解放軍将校(自称)でアメリカに行くんじゃない。

 何が舞い降りたかは知らないけど、多分ワシントンにある水車小屋で子供を救うのではないかと思うよ。最後のシーンでは、侵入者に気づいたルーズベルトが別荘の炉端からスックと立ち上がり、正対して胸を指しココをねらえというのだが、その日は昭和18年11月25日だったとすれば、座った写真しかないことと矛盾はしない。

 まあ、野球の話なら野球の話で、沢村栄治とベイブルースがマッカーサー元帥の前で戦う話にでもしてくれと。フィリピンで双葉山と沢村がついに松笠元帥を襲う。最後に残った手榴弾を宿舎に投げ込もうとすると、沢村勝負しろと叫ぶ、慰問に来たベイブルースが小銃の台尻で叩き返す構えを見せる。元帥が男と男の勝負、手出しするなと言うくらいのどうしようもない話がいいんじゃないの。沢村が投げた手榴弾については、巨人の星のアレにすり替えて「ホンモノの手榴弾なら負けたのはオレだ」とかね。
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