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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2014.06
29
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15:52
Category : 未分類
 ご宗旨はいろいろあるだろうけど、数値目標で信者を増やせというのは、どんなものかね。

 「世界最大の教会学校創設者、日本のクリスチャンに本気の決断迫る ビル・ウィルソン東京大会2014」には
ウィルソン氏は[中略]集まった参加者らに対し、「(日本のクリスチャン人口が)たった1パーセントしかいないこの状況は、あなたが今までと違うことをしなければ変わらない」と行動を呼びかけた。
とあるのだが「キリスト者が1%しかいないのは、オマエラの布教が足りない証拠」みたいな言い方は、キリスト教に帰依しない理由とか一切を考えないで、御宗旨を押し付けるみたいで気持ちのいいものではない。

 そもそも、東南アジアや東欧、アフリカのような後進地帯で、全く不足している福祉事業を教会が肩代わりするやり方で、日本の信者を増やせるとするのは、ある意味、日本社会を後進的なものとして見ているようにしか見えない。
ウィルソン氏は、「私がやったようなことは、ここにいるみなさんなら誰でもできる」と語り、「あとは、どれくらいあなたがそれをしたいのか。どれだけ本気で変化を生み出したいのかが重要」と強調した。
と述べている。だがねえ、なんというか、非キリスト教世界の日本に後進性を見つける、エスノセントリズムにも見える。

 もちろん、立派な人なのだろうが、読む限りでは、教化の数字や業績主義の風を感じるものであるよ。本来なら、福音の伝道が目的であり、数が少なくとも質の高い伝道でもいいはずなんだがねえ。一種、業績主義の臭いを感じるものであるよ。



※ 「世界最大の教会学校創設者、日本のクリスチャンに本気の決断迫る ビル・ウィルソン東京大会2014」『クリスチャントゥデイ』(クリスチャントゥデイ,2014年5月20日)http://www.christiantoday.co.jp/articles/13360/20140520/kouen-bill-wilson.htm
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