fc2ブログ

RSS
Admin
Archives

隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 軍事ライターの文谷です
 コミケでは隅田金属ででています。評論情報です。

連絡先:montagne.suutyoo@gmail.com (新)
旧  :q_montagne@pop02.odn.ne.jp (旧)

メールアドレスは、新旧で切り替え中です


→ サークルMS「隅田金属」

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 軍事ライターの文谷です
 コミケでは隅田金属ででています。評論情報です。

連絡先:montagne.suutyoo@gmail.com (新)
旧  :q_montagne@pop02.odn.ne.jp (旧)

メールアドレスは、新旧で切り替え中です


→ サークルMS「隅田金属」

Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2014.08
24
CM:6
TB:0
01:31
Category : 未分類
 数多久遠さんが水中グライダーについて書いている。「米海軍が注目した自衛隊無人潜水艦の正体」だが、その技術を丁寧に解説した良記事である。

 だが、その技術が国産であり、米海軍が日本の発明に注目しているとする点は、残念ながら誤りである。4年ほど前に述べた(水中グライダーで大西洋横断)が、水中グライダーによる無燃料長距離移動については、すでに80年代には構想されており、2010年には実用機による大西洋横断が成功している。日本はその後追いをしているに過ぎない。

 さらに水中グライダーについて簡単に調べると、WIKIPEDIAだが1960年ころには特許とそのアイデアの利用が考えられていたとある。その項目では、実用化の着手は88年のDARPAというニュアンスがあるが、己の記憶によると、80年代の前期には無燃料タンカーとしてつ買えるような話があった。

 だから、技本独特のアイデアということはなく、いつもの後追いである。さらに、例によって諸外国の先行例についてはあまり口外することなく、日本独自の新技術であるような発表をしたものである。

 かつてのCCVがその実例だが、技本は日本独自のチャレンジであるような発表をし、さらにそのような記事を民間報道機関がしても、放置することが多い。実際には、CCV概念研究は、少なくとも60年代西ドイツではF-104を使って研究がされている。その応用も、70年代末に米国のFBW機で実現されている。

 技本はあまり誠実でない印象がある。やっていることは、諸外国の技術の後追い、あるいは輸入品代替化レベルの話である。しかも実用化すると、外国製よりも高くつく。研究についての新規性や革新性の検証や、研究開発費の費用対効果について、まともな検討をやったという話は聞いたこともない。防衛費を無駄に使っている機関の一つである。
スポンサーサイト