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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2014.09
30
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07:01
Category : 未分類
 今回の御嶽山救助では、陸自のUH-60が救難に活躍した。3200mまでホバリングも可能である高高度性能により、高山の山頂で運用することができた。

 しかし、それ以外でUH-60の性能を活かせる状況があるかを考えると、採用は正しい選択だったのかは疑問である。

 日本には、チベットのような高原地帯はない。その意味では、中国軍のようにUH-60が必要な切実な理由はない。

 そして、今回のような状況を除けば、あとはUH-1で事足りる任務である。それであれば、陸の汎用ヘリはUH-1で揃えたほうが良かったのではないか。

 もちろん、UH-60はUH-1よりもエライ。最高速度や運動性、整備性、振動と言った点で高性能である。被弾時や、不時着時の安全性も高く、強力な武装を施せるため、戦闘には向いている。

 だが、UH-1にも利点はある。機体容積は、航空輸送のため小ぶりに作ったUH-60よりも大きい。実際には、重いものを運ぶよりも嵩張るものを運ぶことが多いので、本来の任務である輸送には向いている。そしてなにより、価格も安く数が揃えられる。

 数物と、輸送を優先する陸ヘリとしての用途を考慮すれば、むしろ後者で揃えるべきだったろう。高速性や振動はあまり問題とはならないし、戦時でも、輸送の重要性から考えれば、汎用ヘリをそれほど真面目に戦闘に使う気があるとも思えない。そもそも、武装ヘリとしての使用についても、陸自にはヘルファイヤのような、施すべき本格的な兵装はない。

 今からでも、陸は、UH-60の調達はやめて、汎用ヘリを、UH-1とその後継(ベル412かね)に統一したほうがいいのではないか。UH-60でなければできない役割は少ない。航続距離や高速性能なら、既存のCH-47を使えばよいし、まともに運用できるか怪しいが、今度買うオスプレイを使っても良い。今回のような高山での救難云々は、海空自の救難ヘリでも可能である。



※ 高級な汎用ヘリも絶対に必要というのなら、輸送能力で中途半端なUh-60ではなく、NH-90やEH-101にしたほうがよいのではないのかね。

※※ 富士山頂となると、UH-60でも着陸場所がないと駄目だが、AH-64はホバリング(IGEで5700mまで可能)も問題はない。アレの腹の下に、航空救難員と遭難者を収容できるキャビンをスリングで吊り下げれば、航空救難もできないことはないんじゃないかね。まあ、実際には、夏なら人出がいっぱいいるので、着陸可能な場所まで運べばいいだけの話だけど
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2014.09
29
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12:00
Category : 未分類
 グスタフ・フォスさんには何を非難するつもりもない。だが、カソリックの坊様が「宗教心の全くない家庭の子供を[宗教系の学校で]教育する自信は、私にはありません。」(フォス)といったことを引用して「崩壊する家庭は『宗教心』が土台にない」と足立勝美さんが主張するのは、都合の良い食言ではないか。

 「崩壊する家庭は『宗教心』が土台にない…父母が神を敬う姿を子々孫々まで」は、神信心が足りないから家庭が崩壊すると言っているようにしか読めない。その根拠がフォスさんの本からの引用なのだが、宗教に無関心な子どもには宗教教育ができないと宗教者が言っていることを持ってくるのは、こじつけだろう。

 そもそも、宗教心がある家庭は家庭崩壊しないかといえばそんなことはない。宗教心が強すぎて、新興宗教への神信心で家庭が崩壊する例もあるし、坊主の倅がアレなことをやって勘当の話もある。フォスさんには申し訳ないが、宗教心に富むはずのカソリック教会での孤児院での性的暴行の話もある。

 足立さんは、昔に戻したいだけではないのか。個人主義や自由主義の進展を見て不快なので、昔はよかった、昔の家族は円満だったと主張するようなものだ。だが、実際には昔の方が、家出人や駆け落ちの数は多かったと思うけどね。

 なんにせよ、教育関係者は自分の道徳感を価値付けるため、物事の因果関係をコジツケル。便所を素手で洗え、スマホで子どもは馬鹿になるとか、百一匹目の猿とかを言い出す。子供相手に絶対者として振る舞う商売なので、価値観を押し付けることに違和感を抱きにくいのだろう。

 世間知らずで、なんでも押し付けることができるという意味では、兵隊も同じだがね。似たようなことを言い出す幹部やCPOは結構いる。5S運動ぐらいなら問題もないが、教官課程で水の伝言板をやったアホ教官には呆れた。道徳を説くわりには、隊内飲酒や勤務時間での不動産や先物取引、恣意的な成績データ操作や、ズルして当直士官の忌避とかやっていた。もちろん、そいつと交代で次のクラスで己が課程主任となったときには、水の伝言板は全部抹消してけどね。



※ 足立勝美「崩壊する家庭は『宗教心』が土台にない…父母が神を敬う姿を子々孫々まで」『サンケイニュースウエスト』(産経新聞,2014.9.28)http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140928/wlf14092807000006-n1.htm
2014.09
29
CM:3
TB:0
11:59
Category : 未分類
 土井たか子さんが亡くなったという。社会党としては「山は動いた」の大躍進を果たした功績はあっただろう。だが、現実政策に転換ができなかったことで、政治にそれほどの影響力を及ぼすことはできず、その後の社会党の退潮を来すことになったのだろう。

 その点からすれば、村山富市さんは大政治家ではないか。社会党の党制不利を承知しながらも、戦後政治の衝突の原因であった自衛隊を合憲とし、日米安保条約を肯定した。それによって社会党は歴史的な役割を終えたが、戦後の大課題を整理できた。日本の国内政治について、前進を果たした。

 その意味で、土井さんの社会党運営は、威勢のいいことを言い、政権との対立を辞さなかったものの、前動続行であったように見える。やはり、山が動いたときに、現実政策に転じ政権を狙うべきだった。身内である社会党左派や、支持基盤を説得できる立場にあった。だが、憲法学者としての出自や支持者や党内の評価から、現実転換できなかったのだろう。
2014.09
28
CM:81
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00:01
Category : 未分類
 件の皆さんは装甲車なら火砕流に耐えられるといっている。火砕流に巻き込まれても短期的になら大丈夫と主張している。それならナパームにも耐えられる理屈だが、現実はそうではないことに気づいていない。

 いつものとおりJSFさんが、軍隊エラいで無理やり自衛隊を擁護している。そこで「自衛隊よりも、山に慣れた山岳救助隊のほうがよくね」という意見を、「装甲車なら火砕流に耐えられる」といった一部装備の話で無理やり否定し、自衛隊エラいと気味の悪い擁護を図っている。馬_火砕流
https://twitter.com/obiekt_JP/status/515820351675068416

 また、提灯持ちの、だよもんさんもそれに乗っかり、装甲車は火砕流に耐えられると述べている。「生存率は桁違い」だそうだ鹿_装甲車
https://twitter.com/V2ypPq9SqY/status/515833756708380672

 だが、火砕流に巻き込まれた段階でエンジンは止まる。そこから逃げられない状態になれば、そのうち蒸焼となる。車体が鋼製でもアルミ製でも大差はない。そのことに気づいていない。

 車両用のエンジンは、火砕流の家屋や流木が燃えるほどの温度では動作しない。エンジンの出力は、結局は吸気温度と排気温度の差で動いているようなものだ。吸気が高温となると、温度差がなくなり、出力は喪われる。そもそも、吸排気口が塞がれてもエンジンは止まる。エンジンの吸気系も燃料計も熱に弱い材質である。これらの問題を全部クリアしても、オーバーヒートで止まる。

 装甲車や戦車が、短期間なら火砕流に耐えられるなら、ナパーム弾に対しても同じことになるはずである。高温に短期間耐えられるなら、エンジンが止まることなく、短時間に影響範囲から抜け出し、車体に付着した膠化燃料が燃え尽きれば乗員は無事なことになるが、直撃を受けて耐えられた例は余り聞かない。

 ナパームの温度は火砕流よりも高いかもしれないが、それは火砕流の方が影響範囲が広いことで相殺される。ナパームは1500度以上で燃焼するが、燃料範囲は30m内外である。火砕流が500度であったとしても、その幅は100mを超える。

 自衛隊が装甲車を持ち込んだとしても、短期間なら火砕流に耐えられるからではない。火山弾に耐えられるかもしれない、あるいは、それこそ火災が略消えた状態で、余燼の中を通れるといった程度の理由である。そもそも、装甲車やら戦車やらが活躍できる地形でもない。

 結局は、人による救助になる。その意味では、山岳救助隊の類の方が優れているという判断は間違っているとは言えない。装甲車を持ち込んでも、道沿い以外では近くまで寄れない。そこで移動式の掩体代わりに使える程度である。
2014.09
27
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23:54
Category : 未分類
 だよもんさんのほうの話に追加。

 自分の商売で使う「段列」という用語を知らず、耳で聞いた「だんれつ」を「団列」としている。それを二回も繰り返しているのは、「段列」といった用字をしらないのだろう。

https://twitter.com/V2ypPq9SqY/status/508220630513094658

https://twitter.com/V2ypPq9SqY/status/508216941295579136

 コレ、百姓読みの親戚のようなものではないのかね。4科系統の仕事をやったことがないのだろう。

 このように、だよもんさんは輸送や兵站について無知が多い。

・ ロシアは凍った川や海を渡って北海道に攻めてくるとか
https://twitter.com/V2ypPq9SqY/status/27408470032
(詳しくは「結氷は輸送の高速道路にならない」を読めばわかるだろう)

・ 米軍のM1A2の燃料は400リットル、8時間走ると使い尽くす、一日辺り一台約1トンの燃料を必要とする。 
https://twitter.com/V2ypPq9SqY/status/27408470032
(詳しくは「概略を掴むのが士官の仕事だと思うのだけれども」)

 背伸びして抽象的な兵書とか戦理の本を読むよりは、会社の「◯◯作業」とか「◯◯提要」の類を読んだほうがいいだろう。
2014.09
27
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01:10
Category : 未分類
 防衛装備について、東京新聞の後年度負担についての説明は、やや間違っている。「武器購入『10年払い』も 防衛省特措法案 まとめ買い拡大」※ だが、後年度負担は「個人の住宅や自動車ローンと似ている」(東京新聞)は正確な比喩とは言えない。

 後年度負担は住宅ローンや自動車ローンとは違う。ローンは先に完成品を引き渡して、その後に代価を何回かに分けて支払う。対して、後年度負担は、基本的には引き渡しの時に全額支払いをするものだ。

 国は、基本的には完成しないものに支払いはしない。そして予算は単年度が原則である。※ だから、1年で完成しないもの調達することは困る。そのため、後年度負担を使う。2年かけてできるものの支払いは、基本は来年に支払いを終えるというものだ。

 後年度負担には、艦艇継続費と国債、変わったものに繰越がある。いずれも、完成引き渡しと支払い完了は同じ年度である。実際には、契約に従い、引渡のすぐ後に支払は完了する。金も財務局と四半期で調整(示達)しているので、問題はない。

 このうち、艦艇継続費は、戦闘用艦艇に適用されるものである。通常は5年で、5年かけて軍艦を建造し、支払いも建造段階に応じて5年度に渡り、毎年で支払いをするものである。23年度潜水艦の場合、1年目に0.8億、2年目以降には52億、300億、81億、148億で支払いを行うことになっている。

 対して、国家債務負担行為は、支払いがほぼ最終年度にまとめられる。普通国債といわれ、航空機や非戦闘用艦艇、最近は戦車や大型車両もこれで作られる。何年度で作るかによって、2国、3国、4国、5国がある。ネットには出てこないので、記憶で書くが、だいたい、初年度は0-5パーセント、最終年度は90‐98%の支払いになる。

 他にも繰越がある。明許繰越と事故繰越の2つがあるが、航空機や軍艦はあまり関係しない。明許繰越は、性質上、最初から3月末に完成しないものについては、以降、1年以内の完成と支払い延期を認めるものだ。北海道の道路工事で雪解け以降でなければ完了しないものがその例で挙げられている。もう一つは事故繰越で、これは予見できない事態によって同様に1年の完成と支払い延期を認めるものである。これは国債と併用できる。己が詳しいのは、同じ事業で両方とも使ったこともあるためだ。その時は、3国を5年かけて執行した。

 その観点から記事をみると、P-1購入については、本来の目的としてはズレているようにも見える。7年で20機を買うなら、従来の5国を3年連続でしてもいいし、4国3回でもいい。防衛費をジャブジャブにしている政権のうちに契約先行するメリットはあるが、別に法律をつくるまでの労力を出す話でもない。防衛省としては他人の金である、別に高くても構わない。それなのに、法律を通す面倒くさい手間を使うのは不自然にも見える。

 本当の目的は、強襲揚陸艦かもしれない。従来なら4国、伸ばしても5国、建造費でも5年がいいところである。その上で、明許・事故はまず使えない。特借法案については、防衛省は「それで予算が節減できる」と財務と内閣に説明しているが、本意は従来の5年でできない大型艦艇、具体的には、大型本格的な強襲揚陸艦¶ を建造するためではないかとも疑うものである。



※  「武器購入『10年払い』も 防衛省特措法案 まとめ買い拡大」『東京ウェブ』(東京新聞,2014.9.26)http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014092602000129.html

※※ 逆に、不動産購入は、単年度で終わるので後年度負担はない。広大な面積の買収で一回に買えないものは、10パーセントづつ10年かけて購入する。船越の関東自動車跡地購入をやったことがあるが、そんな感じだった。相手方とはその約束をするが、議会と約束するものでないので、予算が成立しなければそれまでである。だから、国の財政がアレになるとか、所有者の経営が危うくなると、どこから買うか、売るかも問題になるだろう。袋地の後ろから入口を買うとかね。

¶  海自の願望とすれば、本格的な軽空母だね。基本は威信財だけど昔からその手の話はある。95年に建造した「おおすみ」については、10年くらい前にか部内で「国民の皆様に、アノ手の船型について眼を慣らすためにああした」という話を聞いたことがあるよ。そのころ、JSFさんや所沢さんの類が「海自には空母を建造する気はない」とか「海自は艦艇派と航空派で路線対立」書いていたのを見て鼻白んだことがある。アノ頃から連中、まあ見えていないなと思っていたし、魔女狩りみたいな振る舞いは嫌悪していたんだよねえ。
2014.09
26
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TB:0
12:33
Category : 未分類
 アレ宰相が国連改革だの国際貢献だの言っているが、常任理事国になれる見込はあるものなのだろうか。

 常任理事国は既得権のようなものだ。連合国での指導的立場にあった各戦勝国の立場を反映したもので、拒否権により他の国よりも高い地位にある。

 そこに、日本が出て行って「お前たちの駄加盟国よりもエラい立場にしろ、権利を寄越せ」といって上手くいくものでもない。「世界で2番目に国連負担金を支出」云々の話は、金で地位を寄越せというようなものだ。

 第三世界の支持も、アテになるものでもない。日本と各加盟国との話し合いでは、日本の歓心を買い、援助や投資を得るために「常任理事国入りを支持」するというだろう。だが、その本心はどうか分からない。

 実際、日本の常任理事国入りに反対する国にも、第三世界は同じように歓心を買うために「懸念を理解する」とか言われるだろう。中国は日本の常任理事国入りには反対する。日本の立場が向上して、国連外交で挑戦してくることは避けようとするだろう。ロシアも、日本を常任理事国にしてしまうと不利になる。日本に「常任理事国になるならオレのいうことを聞け」といった外交的立場を失うためだ。その両大国がいるので、第三世界は両天秤ではないか。

 なったとしても、工作に要したコストと実利は見合うものなのだろうか。

 日本は昔から常任理事国入りのために椀飯振舞している。特に、バブル期にはアフリカでの工作で、無駄に大量のODAをばらまいていた。

 それでいて常任理事国入りができる見込みもない。現今の情勢では、中国は阻止しようとするし、ロシアは問題の引き伸ばしで利益を得ようとする。特に、中国の影響力が増している現状では、総会で2/3の支持を確保できるかは怪しい。なんせ、台湾から新中国に変わった時のような大義名分がない。

 なれるとすれば、名前だけの常任理事国がいいところではないか。拒否権なしの常任理事国といったものだろうが、それは非常任理事国の継続に過ぎない。それは、バイトが正社員になれるのではなく、バイトと同じ条件で契約社員になれただけの話である。

 その地位のために、多額のコストを費消することは妥当ではない。

 結局は、「常任理事国になれる詐欺」ではないか。「常任理事国入り運動」は国益ではなく、関係者だけの利益ではないか。「なれる詐欺」で予算を分取り、執行で美味しいことができる外交関係部局の権益や、内政が行き詰まった時に、外交に目を逸らさせようとするその時その時の政権にとっての利益にしか見えない。

 まあ、ホニャララ外交の類は、それを実現するためのコストばかりがかかるということだ。まずは、支持を貰うための工作で時間と予算を食いつぶして終わる。外交は余計なことをしないのが一番ではないかね。日本人の保護や、投資や貿易といった権益保護だけしていればいいと思うよ。
2014.09
25
CM:1
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06:30
Category : 未分類
 アレな宰相が「集団的安全保障で米国を助けないと日本も助けてもらえない」と言っていたが。それなら、今回のISへの空爆も参加しないでいいのかねえ。

 そもそも、あの解釈改憲も、後で丁寧に説明すると言いながら何も説明していない。それでいて、今回のイスラム国絡みが緊張するまでは、いろんな国で「日本は安全保障分野で貢献する準備がある」と吹聴していたのだが、キナ臭くなってからは何も言わない。

 「同盟国が血を流しているのに、日本だけ安全な場所にいていいのか」みたいな、罪悪感を想起させる言い方をしていたのだから、言行一致で、派兵すべきではないのかね。もちろん、自衛隊を出す義理はないから、アレ宰相を賛美するネトウヨでも集めて送り出せばいいと思うよ。アメリカを助けISに抵抗するみたいな、援美抗哈義勇軍でもだせばいいのにね。



 もちろん、海外派兵もいずれは必要になる話である。

 日本国民も別に平和ボケはしていない。スエズやらホルムズが危なくなれば、その必要性から国民世論も納得して、派兵くらいはできる。

 だが、現実に差し迫った必要性もないのに、新憲法を憎むだけの理由で弄ったのは、浅はかなものだ。しかも審議を尽くさず、自分たちのお手盛りにできる解釈改憲でやった。
 アレ宰相をアノままにしておくと、いずれはどっかで火傷するだろうね。アレ宰相は国内政治ではバラマキの効果がつきて行き詰ってきて、外交に逃げている。そのうち、行かなくてもいい戦争とか、名分の立たない派兵とかも、適当なことをいって派兵するんじゃないの。
2014.09
24
CM:2
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07:01
Category : 未分類
 江田島で水泳の時、「はるかぜ」から飛び込めということがあった。無論、足から飛び込むのだが、両足揃えた形だったので水中抵抗はない。無慮3mは沈んでから浮き上がる。その間、微妙に「オレ浮かばなかったらどうなるのかねえ」という不安に陥った。

 いつの間にかその「はるかぜ」がグーグルマップ見るとでなくなっている。平成元年くらいに除籍したあとだから、水が入る前にスクラップにしたのだろうが、ないと残念なもの。今は立検のお稽古にでもつかうのか、特務艇81号型?が係留されている。それを使って飛び込むのだろう。

 その後、沖合のブイを多分、時計回りに回ってスベリから揚がったと思う。入水する場所と揚がる場所が違うので、水泳訓練の時に履いたサンダルはどうにかしないといけないのだが覚えていない。

 ズック(官給品)でスベリまでサンダルを持って行って、スベリから「はるかぜ」までズックを取りに行ったか、あるいは中途裸足であるいたか。候補生の時に、裸足でそれなりの距離を歩いた記憶もあるので、そうしたのかもしれない。

 夏の酷暑の時期には、水泳前に昼寝を強制されたのを覚えている。延灯ばかりしていた奴が沈むのを防止する目的なのだろうが、試験前でも延灯しない己(あと二人いた)には、なかなか寝付けないものだった。

 あと、海に飛び込むお稽古は練習艦隊の時だけかね。カポックつけて海に飛び込むのだが、股をキツ目に締めたので稼動域が狭くなり、泳ぐのがナンで、しかもジャコップ(縄梯子)を登るのにも、最初の足を掛けるのに難渋した覚えがある。
2014.09
23
CM:4
TB:0
01:20
Category : 未分類
 JSFさんが水上艦は意図的にデタラメな数字を公表していると述べている。「いせ」の「格納庫の長さ」について「事実と大幅に異なる数字」を「事前に示し合わせ」て説明したと述べている。

格納庫長
https://twitter.com/obiekt_JP/status/514028067774148608

 だが、格納庫長さを秘匿してどうするのか。そこに考えが及ばない点が、JSFさんの浅はかな点だ。

 格納庫長さは、本質的に秘密にするものではない。そもそも、通信室やCICとは違い、格納庫は一般公開の対象区域である。その時に、格納庫末端から艦首までの距離を把握してもいいし、格納庫の中を歩測してもよい。その両端部にある艤装品を覚えておき、正横写真から推測してもよい。全長は公表されている。

 もちろん、自衛隊も、秘匿するものは秘匿している。

 例えば、ミサイルや魚雷の射程は秘匿しており、公表していない。しかし、それも空欄にして秘密ですというだけの話だ。デタラメの数字を示し合わせて、騙して説明する用なことはしない。

 あるいは、約をつける。人員数や装備数については、約をつけろということがある。その結果「約7人」とか「約5機」と言った間抜けなことになるが、それでも騙したりはしない。

 騙すに近い行為にしても、明らかな数字を捏造したりはしない。実際には、相手が間違った想像をするだろうように言うとか、重要ではないものを重要っぽく言って、本質を語らない程度である。

 そもそも「事実と大幅に異なる数字」を出すこともない。仮にそういうことをする必要があるとしても「どの軍隊でも」バレないように、もっと現実っぽくする。数字なら、軍艦大和の世界で一番大きな40センチ砲(実際に40センチ砲だったので嘘はついていない)がそれだ。あるいは動作機構を想像させない魚雷の第二空気や、米軍のVTヒューズもそれだ。

 JSFさんは、まずは「格納庫の長さを秘匿している」という自分の発想を検討したほうがいいだろう。それは「日米統合演習を現実の脅威の想定であり、シナリオだ」と信じたのと同じ誤りである。

 聞いた数字と実測の差についても、自衛隊の陰謀(JSF)よりも、合理的な仮説も幾らでも出てくるだろう。普通は「飛行場の滑走路長とオーバーランの関係のように、単純にエレベータ間だけを格納庫としているのでは?」とか「後部エレベータの後ろは別の名前で読んでいるのではないか?」と考えるものだ。



※ ある民国軍研究家がこの件を評して曰く「本と違うから乗組員が間違ってるということですかね。これでこのフネは間違っとると言い出したら見上げたものですが(^_^;)」だって。案外、その程度かもね。

※※ まあ、前も便宜的な日米共同演習の想定は現実の脅威であり、自衛隊が判断した侵攻正面だとか言い出すのが、JSFさんや、徒党を組んでいた、だよもんさんのクオリティだからね。
2014.09
22
CM:5
TB:0
23:19
Category : 未分類
 NDLで予算を眺めたあとに、185国会の質問主意書(紙版)を読んでいたら「床に投影した軍艦旗を踏ませるな」とか「防大で多民族多文化社会の講座はケシカラン」といった内容を発見。質問者は和田政宗さん。

 まあ、アレな人だ。

 まず、旗を床に投影したくらいで怒っている。質問第10号「豪州キャンベラ市のオーストラリア戦争記念館における旭日旗の床面への投影に関する質問主意書」で、軍艦旗を土足で踏ませるとは何事と述べている。
豪州キャンベラ市内に位置するオーストラリア戦争記念館では、一階の第二次世界大戦展示室の入口付近において、十六条旭日旗の意匠が照明器具によって床面に投影されており、来館者がその旭日旗の映像(以下「旭日旗映像」という。)の真上を土足で歩いているという状況が平成二十五年十月十五日まで存在した。本件に関し、以下質問する。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/185/syuh/s185010.htm
展示上でのデザインで、わざと踏ませる意図はない。それに噛み付いてどうするものか。そもそも、頭上から投影しているのだから、靴で踏むことはできない。甲に投影されるだけだ。ネトウヨはこの程度で怒る。※

 また、大学の授業にも怒り出す。質問第139号「防衛大学校における『アジアにおける域内安全保障協力の現状及び将来』講座に関する質問主意書」は多民族・多文化社会を主張する団体がアカ臭いからケシカランというものだ。防大の「アジアにおける域内安全保障協力の現状及び将来」講座について
本件講座を助成するワンアジア財団は、基本理念の中に、「「国家」や「国民」という概念に縛られることなく、多民族・多文化で構成される市民社会の中で生きることが求められ」ることをうたい、そのために「将来のアジア共同体の創成に寄与するという共通の目的を有する団体に対して、助成を行」うとしている団体である。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/186/syuh/s186139.htm
コレまたケツの穴の小さなことを示す憤りである。

 本人のブログを見ても、台湾の李登輝元総統にくっついて回ったりしている。ネトウヨのポップなので、和田さんも喜んで扈従したか、あるいは支持者の支持が得られると踏んでの打算か、その両方かだろう。投票した奴も、こんなやつだとは思ってもいなかったんじゃないかね。

 もちろん、他の人の質問主意書は至極まとも。山本太郎さんや糸数慶子さんもいっぱい質問しているが、その政治的立場について色々いいたい人はいるだろうが、内容的には国政に関することで、文章もしっかりしている。結構、面白いのが福島みずほ※※ さんや浜田和幸さんの主意書。特に福島さんの「リニア反対の質問主意書」(これは186国会)で「ペイしないんじゃないの」は、確かにその可能性あるよねと思った。己は逆に「ペイするためには、名古屋飛ばしをして時間短縮しなくちゃね」だけどね。



※  別の御仁だが、国旗を侮辱する意図もないのが明らかで、通路誘導の便宜のデザインでも怒っている人もいた。空港で、ANAが広告で床に貼ったシールに苦情を入れたとのこと。まあ、来月辺りにニュースになる方だけどね。

※※ 国会のとこの交差点で、どっかで見たオバちゃんだと思って挨拶したら、向こうもびっくりして挨拶しかえしてきた。あとで誰かと思ったら福島みずほさんだったよ。
   この人の人生相談(ゆうゆうワイドでやっていた)、結構ファンでね。「隣の庭で爺ィがしなびた陰茎見せつけながら立ちションしやがる、法的にどうにかできないか」という意見に対して「家は権利で守られた個人の城、その中でのやり方に文句つける権利はない我慢しろ」(もっと丁寧だけどね)と回答したのは、いい回答だと思った。その中では、政治的なことはひとことも言わず、弁護士として振舞っていた。
   まあ、政党としては歴史的役割を終えているけど、節に殉ずるつもりなのも嫌いじゃないよ。
2014.09
21
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TB:0
08:35
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 Dragonerさんは、人民解放軍が三軍並立であると発言したことを弥縫しようとしている。先に「スペックだけしか御存じない」で指摘したとおり、JSFさんもDragonerさんも、人民解放軍が陸軍そのものを指すことをご存じない。

 Dragonerさんは人民解放軍、PLAの下に陸軍として「PLAA」(ママ)があると納得している。つまり、解放軍には、海軍のPLANと空軍PLAAFと同格の陸軍があるという不見識である。詳しくは、以下のツイートをみれば理解できる。dのアレ

 その誤りをASK.fmで指摘された後で、言い繕うのは惨めなものだ。三軍並立であるという不見識を認めたくないので、「海空軍の地位は向上している、陸軍戦力は削減されている、だから、人民解放軍は陸軍そのものではない」と強弁しようとしている。
今から10年前に副参謀長に空海の2名が就任し、陸軍優位から陸海空の統合化へと舵を切っています。
http://ask.fm/dragonerJP/answer/117571960327
今や全軍に占める陸軍比は減少しており、インドよりも低いものになっています。
という、ピントのずれた主張がそれだ。

 だが、Dragonerさんの指摘は、意味を持たない。組織としての人民解放軍が陸軍組織そのものであり、そこに海空軍が隷属している構造は全く揺るがないためだ。

 前にも述べたが、J-3にあたる総参謀部は陸軍組織そのものであり、海軍と空軍の作戦組織はその一部門に置かれている。これは解放軍組織の中で、海空軍の従属性を示すものとして有名である。

 また、海軍トップは、解放軍の陸軍部局のトップと同格ではなく、各軍管区のトップと同格とされている。これも、海軍が陸軍に従属していることを示している。

 この現状の中では、DRAGONERさんの挙げる海空軍の地位向上や、陸上戦力整理は、結局は陸軍組織への従属の中での地位向上に過ぎない。

 「鄧小平から胡錦濤に至る中国軍事改革の流れ」により「人民解放軍は三軍並立で西側と変わらない軍隊」となったというような「妄言」を述べるDragonerさんは、「ちょっと信用ならん」ということだ。



 まあ、Dragonerさんは「潜水艦の構造材を軽くすれば、水中排水量を軽くできる」(「NS110に変えても水中排水量は変わらない」)と言い出すように、全体が見えないので、細部に振り回されることも仕方のない話である。
2014.09
20
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12:21
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 IDR読んでいたら、シンガポールのLMVが取り上げられていた。新しいDEをLCSモドキで作るというなら、この1200tのLMVををチョット大きくすればいいのではないかね。

 要は、LCS未満、ラドロワ以上の軍艦で、写真はココにある。

 LCSの高速力はまず必要はない。だから、エンジンはディーゼルだけでよく、極端に大出力でもないので、煙突がなくともどうにかなるため、舷側排気にしている。最高速度は27ktを確保できればいいと見ており、MTUの20V4000を2台で1.2万馬力で済ませている。

 武器も、ヘリが運用できればどうとでもなる。現用艦艇の主力兵器は艦載ヘリであり、対空戦を除けば、艦載ヘリにできない任務というものもない。対潜戦なんかは、基本は艦載ヘリに依存するようにもなっている。それに加えて、露天ではあるがラドロワ同様に小型艇2隻も運用できるようになっている。

 もちろん、波の穏やかな東南アジアで使う前提なので、日本近海では使いづらい。どうみても波切が悪いように見える。LMVはが、そのあたりは船体の大型化と、甲板高さの上昇、場合によればリアンダーみたいな不格好な船首楼でもつければいい。露天になっている舟艇搭載部も、風雨を被ると使いにくいし、色々壊れるだろうから、ラドロワ式に天井と壁で覆ってやる必要もある。

 ただ、そんなもので充分な話だ。中途半端に高性能のレーダーとかソナーをつけると、システムも高くなるし、水上艦側も静粛性向上に更に金を払わなければならなくなる。2線級と割り切るなら、ヘリ搭載と居住性、省力化、運用経費低減に努力を集中したほうが良い。DEを作る上で、LMVを質的に高級化する必要があるとしても、艦載ヘリ運用能力とガスタービン化位でいい。
2014.09
19
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06:21
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 その1-2週間あとか、隊長が己と准尉と先任を呼ぶ。ご本尊は既に隊長室にいる。なにかと思うと、外出できるようにしてやれとのこと。隊長いわく「こいつが借金の返済について業者と相談するから外に出たいと言っている。身分証と営外証と私有車の鍵(これは先任がうまいこと言って取り上げた)を渡してやれ」という。

 准尉が班長どう思うのかというから、己は「そりゃないでしょう」と言った。また出勤できないと言われるのは勘弁だというと、先任も准尉も同意する顔。今、隊先任のS’’さんも呼べば人数的に押しきれるかなと思ったが、隊長は「オレがこいつと約束した、男同士の約束で二言はない、だからオレの判断で出す、外出できるようにしろ」とのこと。ついいつもの悪い癖で「約束を守れるなら滞納なんかしないと思いますがねえ」と、余計な一言を言ってしまったよ。

 で、案の定、翌日に帰ってこない。己が電話しても出ないし、先任も准尉も駄目。隊長が掛けると「十和田湖にいる」といっていたとのこと、隊長発案の捜索隊を出すが全然見つからない。翌日には「今、東京」とかいいだす。それを信じる隊長に、「田舎で嫌なことあって北に逃げてきたのだから、北海道じゃないですか」というと「あいつはオレには正直に話す」とまだ信じているような口ぶりに気が滅入った。

 もうこの段階で大事。それいぜんから副長と司令には話してあったので、副長が来た時に「なんで外出させたの」というから、隊長不在もあってその辺りをいろいろ隠して頑張っていると、先任がペラペラ一式話してしまった。お陰で非常にスッキリして、ありがとうといった感覚を覚えている。

 二週間目くらいか、副長含めた会議をしたときに、何かプランはないかというから「金を断てばいいのではないか」と言った。「どうせ逃げている身、まともなバイトもできないし、真面目に働けるとも思えない。酒でも飲む毎日で、自転車操業で借りているサラ金からの貸出を一切止めれば干上がるでしょう」というようなことを言った。どうやって止めるのかというから、奥さんに「この人、返せないので貸さないでください」と一筆入れればとまるでしょというと、隊長は「金がないと自殺するかも」というが、副長は己に同意した。現金なもので、隊長は「じゃあオマエやれ」と命令。

 戸籍上の奥さんとご一緒に、無人君のたぐいのレシートで割り出したサラ金、十軒くらいを回ると、全部の業者が「もう貸しません」とのこと。そりゃ、回収できないのに貸す奴はいない。さらに、分隊士の業務ですし奥さんも同意といって、引き落とし場所の履歴もらう。隊に戻ってエクセルでリストに足すと、やっぱり完全な自転車操業が判明。家に帰らなくなった時期あたりから、金返すために金を借りていた。

 それから、一週間も立たないうちに電話。サラ金から「うちのATMに来たので、扉を閉鎖して閉じ込めてます」とのこと。やっぱり北海道。早速、札幌地連(だったはず、同マークの海曹が複数いた)に依頼して本人を確保。警務隊とご一緒に帰ってきて、逃げないように監視つき営内居住にして、事情聴取。その時、勝手に席に座ったので「己、『座っていい』と言ってないよ」といって、立たせてから着席を許したことがある。まあ、曹士にそんなキツイことをいったのは、その時だけなんで覚えている。その三日後くらいか、司令が懲戒免職処分をしてケリとなった。

 ま、25%くらいは隊長が悪い話だった。そもそも、海曹士と対立する構造にあったときに、先任側につかず自分の下に媚びてきたからと重用して、序列スッ飛ばしの昇任やボーナスでのB判定とかくれていたのも甘やかした話。さらにどうみても「逃げるでしょ」というやつの詐術に引っかかって外出させたのも隊長のせい。あのまま借金返すプランを、場合によれば今の愛人と前の奥さん、義母同席の上で承知させて、2回位もキチンと返済させ、その後に家庭問題も処理できれば、硫黄島送りでもして完全返済できたと思うがね。

 この隊長は、他にも赤表紙なくしたりしていた。己が人事書類保管場所をチェックして、「K海曹の赤表紙がない」と真っ青になっていると、探せという。二週間探して、人事にも駄目なときの処理を聞いて、もうこりゃ駄目かと思っていたら、隊長の机の引き出しから出てきた。夜、酒飲みながら仕事をしているのだが、そのツマミに赤表紙を見ていたらしい。もちろん、その後は官舎まで車を運転して帰る。酒にはすごくだらしない。

 酒癖の悪さとその後の運転については、転出後にも話を聞いた。先任によれば、転出なのに、海曹士は誰も祝わない。だから、100kmくらい先の艦艇基地の同期と酒を飲みにいったらしい。(己はその時に陸自の学校) その帰りに雪道で車ぶつけたみたいで、翌日の私有車のドアがベコベコになっていたねえと笑っていた。

 今から思えば、あの部隊では己は隊長と海曹士の板挟みになっていた。互いにアッチが間違っているという話を、聞いたふりをして聞かないようにしていたよ。

 馘首にした日に、本人が処分してくれといった、使わない私物放り込んだダンボールだかの中を見たら、代行運転の給与封筒がいくつかあった。バイトもしていたとことだけど、懲戒免職のあとだからどうでもいい話。シュレッダー掛けて処理したよ。
2014.09
19
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06:19
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 「寮から泳いで脱出、2か月半欠勤の曹長を懲戒免」で思い出したが、初級幹部の時に2曹が逃げて最終的に馘首にしたことがある。奴さんは火宅の人で、借金こさえて、行き詰まって逃げた話。

 己が学生期間中を終えて部隊に戻ってきたら、その2曹の義母から官舎に電話が来た。何のことだかわからずに話を聞いていると「娘の亭主が家に帰らない、金も入れないからどうにかしろ」という話。

 実際、私生活はなんとかできるものでもないが、当時は班長で分隊士なので、心情把握しなければいけない。だから本人に話を聞こうとすると、逸そうとする。

 もともと、ふてぶてしい海曹で、一躍3海尉(当時は二尉だけどね)になった己のことなど聞こうとしない面をしていた。もともと九州の出で、地元に居づらくなって北に逃げてきた奴で、周囲ともやや合わない。同じように海曹士と合わない、特に先任と准尉と対立していた隊長に媚を売って、現場ではなく事務所(こっちのほうがキツイけどね)にいたやつ。隊長の庇護があるからオマエのいうことなんか聞かないという顔だった。

 ただし、そういう態度ということは、奴さんの義母の言うことが正しい証拠。事実上の住所は把握する必要があるし、家族環境も確認しなければならない。だから、除雪指揮所にS先任(同じように義母からの電話を受けていた)とS'准尉と事務所の先任を呼んで、圧迫して本人に話させた。先任が一言「俺にいっているのに班長に言えないってことはないだろ」というと、あとは質問にその通りと答えた。己も、どうするかは自由だけど、住所と家族構成が変わったら教えてねというと、仕方なく頷く。

 その後、本人あてに「友人からの電話」が増える。「こりゃ、滞納して、氷菓子がキチンと働いているのかのチェックだな」と思い、例によって先任と准尉つきで本人に尋ねると借金はないの一点張り。嘘つけと思っていたが「借金で首がまわらないなら、任意整理とかあるし、自己破産もあるよ、考えてね」といって放免したら…翌日、出勤しない。無断欠勤。

 ただ携帯に連絡はとれるので、先任が話して、当日は有給処理。翌日は己も話して有給処理「飼っていたウサギが死んてペットロス(当時はこの言い方はない)」とか抜かす。

 しかし3日目はありえないので、ペットロスに共感したふりをして、なだめて、あるいはキツイことをいって、とりあえずその日の夕刻に出てこさせる。そしてその場で身分証明書と営外証を没収。居住区を手配して、同室には注意しろと厳命。営内居住の手続きしているから「それまで飯をたべさせてやってください」給養班長にも、記憶が定かではないが、手続き的にはヤミ給食の手配をお願いした。

 借金はホニャララ万円で、返せない額ではない。エクセルで返済プランを立てて、毎月10万づつで5年?、あるいは15万づつ3年?のプランを作ると、先任と准尉は感心して「大学でそういうことやるのですか」と言われたよ。もちろん、人生で一度もない。

 数学は測量士の准尉のほうができるのだが、「金利の複式計算とか私はできませんよ」といって「班長やりましょうよ」と逃げられた。押し付ける理由も、断れる理由もない。なんせ准尉はエライ、昔の軍隊の階級で言うと少佐くらいにはエライから、中尉相当の二尉には命令のようなもの。イルカに聞きながら計算すると結構簡単に出来たけどね。

 そして例によって先任と准尉(どちらも、己への援護だけではなく、責任上常に同席した)同席で、ご本尊を呼び「こんなプラン立ててみたけど、10万づつ返すか、それとも15万づつ返す?」と聞くと、月五万程度しか返せないと甘ったれたことをいう。海曹なら、月の総支給額は年齢と同じか、-2万程度になる。四〇男が四〇面下げてそういうことを言えるものかと思ったが、それじゃあ退職までに返せないねというと、硫黄島に行かせろと返してきた。先任が、あそこに行かせる借金持ちは、心正しいヤツが行くところで、オマエにその資格はないよと言うとうなだれて何も言わない。
2014.09
18
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12:37
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 福島第一原発でまた凍土壁を作るという。読売が「凍土壁建設、山側本格化へ…規制委が追加認可」でそのように報じている。だが、前回も凍る凍らないで揉めているし、今回もその繰り返しになるだろう。

 国は、影響下にある企業には金のかかることばかり要求し、実行させる。自分たちが事業で実施すれば会計検査で国損扱いとされることまでやらせる。

 今回の、凍土壁は経産のリクエストといわれるが、まともな要求ではない。普通の企業であれば、大規模な半永久凍土壁と言った馬鹿なものは採用しない。遮水壁としては通常は鋼製矢板を使う。深いというなら、堀で地盤を下げてから打てばいい。振動で配管というなら、離隔距離を多めにとり、場合によれば敷地内側に振動抑制でスリットをいれれば良い。あるいは、アースオーガで杭穴を掘り、それを横につなげていって、コンクリートの類でも流し込めば良い。ソイルセメントでは水を通すなら、アスコンにすればいい。ロックフィルダムもその手の方法で止水している。

 しかし、東電は国の影響力下にあるので唯々諾々となる。通常なら拒否する凍土壁についても、国の規制の下で成立している東電は言うことを聞いてしまう。代案すら提案しないどうしようもなさである。

 これは、理研も同じである。STAP細胞の検証実験がそれで、論文撤回があったので、本来不要なものをまだ行っている。岩波の『科学』では、それは下村博文文科大臣による、検証実験は必要、そこでは小保方さんの協力も必要とする意向が影響しているとしている。

 これも、理研は国の金で食っている企業だから、唯々諾々とする話だ。普通なら、盗人に追い銭はしない。主管官庁のエライヤツが、山師兼詐欺師を押してきても、「『日本の世界最先端』が大好きなだけのオカルト野郎」と内面馬鹿にして無視するが。だが、理研にはそれができない。

 いずれにせよ、使われるのは国民や国の金である。凍土壁であれば、電気代で国民に払わせる。STAP検証であれば、直接支出ではないが、国の金である。間接的には別の事業にツケ回しされる。言うことを聞けば、旨味のある発注、あるいは契約変更があるし、言うことを聞かなけねれば、発注や契約変更で旨味が減らされる。

 国も、官需企業もこんなものだということだ。東電は利用者を見ずに国を見る。理研も国の顔色だけを伺う。国はその種企業にはなんでも言えるし、その長は自分の趣味趣向を押し付けることもできる。

 仮に宰相がアレなら、例えば経営委員に同じアレ同志を2-3人放り込めば、公平不偏をモットーとするNHKでも東電や理研のようにコントロールできるかもね。さらに、総務大臣もアレ同志を据え、内閣もアレ同志を集めておけば、誰も文句は言えないのではないかね。



※  「凍土壁建設、山側本格化へ…規制委が追加認可」『読売オンライン』(読売新聞,2014.9.18)http://www.yomiuri.co.jp/national/20140918-OYT1T50056.html?from=ycont_top_txt
   まあ、規制委は効果には関与しないで、安全か否かの判断で許可出すだけだからねえ

※※ 牧野淳一郎「3.11以降の科学リテラシー」『科学』(岩波書店,2014.9)p.0914
2014.09
17
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12:05
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 世界は旧植民地帝国の最後の分裂の時期にある。

 近世帝国の名残である英国、ロシアでもその課程は進行中である。英国はスコットランド独立運動の最中にあり、かつての英領であったカナダでもケベック独立運動は熾火のように残っている。ロシアのウクライナに対する一種の宗主権も喪失した。

 新中国も、多民族、他国家の入会地状態であった旧新疆省では民族運動と支配への抵抗が進行中である。

 シリア、イラクにまたがる地域での、イスラム国運動や、いつもの通りの各宗派、民族運動の衝突も、第一次世界大戦後に植民地帝国の理論で適当に作った国境線の再編とも言えるだろう。

 日本でも、沖縄を抱えている。

 今のままの政策であれば、沖縄の独立運動は今後、活発になる。沖縄では、安全保障での押し付けにより、沖縄の意思は無視されているいう疎外感や反発がある。

 政府は、沖縄での安全保障では現地意見の無視と押し付けばかりをやり、沖縄の人を意思決定から遠ざけ、その神経を逆撫でし、感情を害している。

 最近でも「海兵隊の沖縄駐留『日本が要望』元駐日米大使」でニュースとなったが、日本政府は米国に対して、問題となった時期の海兵隊基地については「日本本土には持ってくるな、沖縄に置け」といった。

 さらに、辺野古移転もトップダウンで決めている。現地反発にに対しても、首長の同意だけで済ませている。その同意も、産業振興という名目の札束で頬を叩くようなものであった。

 オスプレイも、現地の反対を完全に無視して強硬配備している。オスプレイ自体は安全ではあると言っているが、問題の本質はそこではない。現地が反対しているのに、スケジュール通りに配備し、地元の意見を聞かないことが問題であった。自衛隊機なら、1年、あるいは半年でも配備を延長して、地元に説明を尽くした形を取る。地元の面子を潰さないようにするものだが、それもしていない。

 辺野古での調査工事も強権的に過ぎる。基地門前にロードシェイカーを置き、海面への侵入そのものを禁止し、拘束させるやり方は、他の工事ではない。警察力も中立的な運用ではなく、工事への抗議を抑制させる運用である。これも、かつての銃剣とブルドーザといった歴史的記憶を呼び起こす契機となりかねないものである。

 民族主義の復興の萌芽がある沖縄で、このような強硬策を行うことは、独立運動への刺戟でしかない。

 沖縄では、言語や伝統芸能といった、価値観の復興傾向にある。言語についても、島言葉という沖縄方言とは違った表現もされており、しかも出版語や放送言語でも使われる傾向がある。かりゆしウェアの公式着用や、伝統芸能の復活も始まっている。これらは、民族主義運動の初期段階である。

 その状況にある沖縄に対して、安全保障での押し付けを行うことは、独立運動の涵養にほかならない。

 沖縄の独立運動は、活発化する。いまでこそ居酒屋独立論という扱いになっているが、民族主義の勃興と、安全保障での押し付けの相乗効果により、運動は活発化する。経済的に独立できないといったような主張は、意味を持たない。独立運動は熱情であるため、経済的不利は殆ど問題となるものではない。



※  「海兵隊の沖縄駐留『日本が要望』元駐日米大使」『沖縄タイムス プラス』(沖縄タイムス,2014.9.13)http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=83067

※※ 日本にできることは、刺戟を減らすことしかない。一番いいのは、海兵隊を国外に追い出すことである。別に沖縄に陸戦兵力を置いても、中国への駒ともなり得ない。安全保障で重要となる嘉手納を維持する事も含めて、最善策はそれである。
2014.09
16
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06:44
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 米国人を狙い撃ちにする生物化学兵器の開発のため、中国人がアメリカの病院にハッキングした。産経の編集委員、田村秀夫さんは「狙われる日本の最先端技術 研究機関の対中連携見直せ」でそう主張している。
[CHSへのハッキングについて]知り合いの米情報筋に聞くと、「最も懸念したのは米国市民の遺伝子情報の流出だった」という。特定の遺伝子だけを狙い撃ちにする生物化学兵器が開発されると、その遺伝子を持つ人種すべてが標的にされる危険性が高まる
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140915/dms1409151139001-n1.htm


 だが、人種の坩堝の米国人だけを狙える生物化学兵器が作れると考えるのは、相当にアレではないか。特定遺伝子を狙い撃ちにするというが、生物学的な特徴を持つ「米国民族」は存在していない。そもそも、遺伝子は結局は酵素を作り出すだけの存在であり、特定の塩基欠損等があっても、それを狙い撃ちにできるような生物化学兵器というのも、よくわからない。その国民が特定の病気に弱ければ、その病気の病原体でも撒けばいいだろう。米国なら肥満か。

 それを、「知り合いの米情報筋」に聞いたから鵜呑みにしたよというのも、怪訝である。そもそも、田村さんがなんで米情報筋との関連を持っているのか、しかも米国民固有の遺伝子を狙う生物化学兵器と言い出す連中の言うことを信じるのかは、不思議なものだ。そもそも、情報筋とはなにか。情報当局でもなければ、情報機関でもない。

 いずれにせよ、田村さんにはセンスがない。エリア51あたりの記事を連発するような、アメリカ版東スポの類を情報源と珍重し、信用したとすれば、田村さんは眼力がない。米国民族遺伝子を攻撃する中国の生物化学兵器を田村さんが自分で思いついたとすれば、米国民の出自や、遺伝子や生物化学兵器のことが全くわかっていないことを自ら証明するだけだ。

 記事では、その後にも
 米情報筋は、「中国科学院は10年以上前から遺伝子攻撃兵器の開発に取り組んでいる。亡くなられた理研発生・再生科学総合研究センター副センター長の笹井芳樹さんのゲノム分析手法に中国側は着目していたはずだ」とみている。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140915/dms1409151139001-n2.htm
と、その米情報筋の「遺伝子攻撃兵器」の話を続けている。

 そして、田村さんは普通の投資・商取引である中国ファンドの病院買収にも、その影を見つけている。シミュラクラに似たものだが、田村さんは日本人を滅ぼすため(死ね死ね団みたいだな)の秘密兵器開発の一環に見えて仕方ないのだろう。
中国系投資ファンドが日本の代理人を通じて医科大学系を含む首都圏の大型病院を買収する動きも耳に入る。利益動機によるものには違いないが背後の気配は不気味だ。


 だが、民族間の遺伝情報には思ったほどの差もない。日本人の遺伝子を持つ人間を攻撃できる生物化学兵器なら、どうみても中国人も引っかかりそうなものだ。それを中国が作ると考え、「不気味」と評するのは、どうかしている。

 記事の結論もナンである。中国は成果の軍事転用を絶対するから、中国科学院とは共同研究するなと述べている。しかし、学術分野の共同研究の相手として、中国科学院と中国社会科学院を抜いたら何も残らない。

 中国は民生研究でもその成果を軍事転用するといっているが、それは日本も同じことだ。電池の共同研究の成果が出れば、日本も潜水艦や通信機にも応用する。それを考えればお互い様だと思うのだが、田村さんはそれは中国しかしないし、研究成果も常に日本から中国に渡ると考えているのだろう。ある意味で、戦後日本は平和で戦争アレルギーであることを信じきっているとも言える話である。



※ 田村秀夫「狙われる日本の最先端技術 研究機関の対中連携見直せ」『ZAKZAK』(産経新聞,2014.9.15)http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140915/dms1409151139001-n1.htm
2014.09
15
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15:02
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 またぞろ南極海での調査捕鯨を再開するというのだか。損ばかりで得はない。

 南極海での調査捕鯨にはメリットはない。捕鯨をすると世界は日本を野蛮だと思い、そう言われる。EEZの目先で取られるオーストラリアやニュージーランドは自国資源が奪われたような感覚になる。※※ そこまでしてとった鯨肉は、食肉としては不人気で剰って冷凍倉庫に積み上げられるだけである。

 捕鯨は、日本の国益とは一致しない。それをやること、あるいはIWCでやると言い出すことには何の利益もない。あるのは、水産庁の省益と、調査捕鯨の勧進元の日本鯨類研究所の利益、あとは、ナショナリズムを刺激することで利益を得られる政党位なものだ。

 捕鯨は、やらないに越したことはない。今は鳥でも豚でも牛でも、羊でも何でも輸入でき、食べられる時代である。別に鯨肉がなければカロリーベースやタンパク質が確保できない時代ではない。それを、世界に恨まれて実施しても、水産庁の省益以下を満足させる効果しかない。

 日本の伝統だの何だのでやるとしても、日本の地先だけの沿岸捕鯨に限定したほうが良い。伝統捕鯨は南氷洋で炸薬付きの捕鯨なんかやっていない。鯨を重要な食品に位置づけているのも、伝統捕鯨を行っていた場所の周辺だけの話だ。


※ 「日本、IWC総会で南極海『調査捕鯨再開』説明へ」『TBS News i』(TBS,2014.9.15)http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2298812.html

※※ 公海だとか、正規の権利だと言っても、自国の庭先でやられれば怒り出す。オーストラリアやニュージーラントは南極海を自国の庭だと思っている。そこに、ゆかりもない日本が来て、大事にしている鯨をとると怒る。津軽海峡沖で中国漁船がマグロを大量に獲ったら日本人が怒るのと同じだ。実際に東シナ海の協同漁業区での中国漁船の正規の活動に、九州の漁師は「根こそぎ持っていく」といって怒っている。
2014.09
15
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15:01
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 ボルトアクションは全く手入れの必要がない。銃の手入れをしていても、銃身をソルベントで拭う以外には何もやったこともない。ボルトの分解なんか、まずはやらないが、別に何も起きない。もともと、ガスピストンその他の汚れる部分もないので、それで終わりだ。

 兵隊に持たせる小銃も、ボルトアクションで良い配置ならば、ボルトアクションでもいいのではないか。

 海自の警備なんか、ライフルはボルトアクションで困る理由が考えつかない。実警備での射撃を考えても、ある程度距離があって、正確に狙うなら64式でも38式(の類)でも大差はない。至近距離でパカパカ撃つにしても、64式でもアテにならない。64式のフルオート(己は連射したことはない)は見ていてもアテにならないし、セミオートで乱射するにしても、依託でもしなければ、シロウトでは振り回される。同じあわてて撃つにしても、38式で1発1発装填して、そこで狙って撃ったほうが当たるだろう。そもそも短距離での戦闘があるのなら、その時は短機関銃か散弾銃を持たせるか、あるいは2人に一人みたいに混用させたほうがよい。

 それでいて、64式は整備が面倒くさい。まずは整備に時間が掛かり過ぎる。小銃の分解結合があると、海曹士はほぼ午前中が潰れる。部品は多いはピンはなくなるわの問題もある。それでいて、安定動作しない。

 それなら、小銃はボルトアクションでいいのではないか。安い銃を選べば安いし、整備は容易で動作不良はない。民生用に丈夫な着剣装置だけつければ充分に軍用に足りる。海外から出来合いを買ってもいいし、国内でもミロクあたりで数物も作っている。薬室だけを交換できるようにしておけば、不良在庫の30-06と308Winの両方が使えるようにもなる。

 至近距離云々については、別個に短機関銃と散弾銃でも装備すれば良い。どちらも軍隊の自隊警備用なら安くて単純なやつで十分である。トミーガンやグリースガンなら整備は容易であり、動作不良もない。さすがに今では調達できないというのなら、ウージーでも買えば良い。アレも単純だから、兵隊に持たせるには向いている。
2014.09
14
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23:24
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 朝日新聞「メタンハイドレート『実用化がカギ』」によると、宮城県の女川町町長が、町議会でメタンハイドレートを推したとの由。原発は当座必要で、その後はメタンハイドレートという話である。

 実際には原発は動かせないだろうという話はさておき、原発の後はメタンハイドレートというのも、あまり素性が見通しでもないだろう。なぜなら、メタンハイドレートはまずはペイしないためである。

 日本近海の海底には、メタンハイドレートが埋まっているが、経済的には取り出せる見込はない。

 メタンハイドレート開発については、全く成功していない。山師のやっている詐欺っぽい方と、国がやっている学術っぽいほうの二種類がある。前者はやはり口先だけで全然駄目で、後者もやってみたけど連続採掘はできない状況にある。

 仮に、成功していても、今の天然ガス輸入や、米国でのシェールガスのように低廉に生産できる見込もない。採掘コストが市場価格の10倍であれば、エネルギーとしてはないのと同じである。

 メタンハイドレートには、将来はない。そこに資源があることはわかっていても、市場価格よりも安く開発できる見込が立たない。そのうち、太陽光や風力、地熱、BTLや油生産藻といった再生可能エネルギーがそれなりの価格で生産できるようになれば、永遠に太刀打ちできない。

 将来的にも、メタンハイドレートに頼る必要もなくなる。

 まず、エネルギー需要そのものも減る。人口減や産業構造変化により、従来のように毎年のエネルギー需要増という時代ではない。経済も停滞しているし、そこから脱却してもかつてのような高度成長もない。

 また、エネルギー供給を見ても、メタンハイドレートに頼る必要もない。

 長期的には、太陽光発電はこれからも急成長を続けるし、風力や地熱もある程度は伸びる。液体燃料も、BTLや藻の類も入ってくる。これら再生可能エネルギーで需要が賄えれば、高いメタンハイドレートが入り込む隙はなくなる。

 短期的な供給や、不足分についても、格安な北米シェールガスやシベリア天然ガスがあり、いずれは入ってくる。いずれもメタンハイドレートに頼る必要はない。

 メタンハイドレート詐欺に引っかかるのは止めたほうがよい。町長さんも、脱原発に配慮しながらも、党やアレな総裁の方針からでた「平成30年度を目途に、[メタンハイドレートの]商業化の実現に向けた技術の整備を行う。」(p.15)を信用したのかもしれないが、メタンハイドレートの性質は悪すぎる。同じように夢を観るのなら、陸側からアクセスできる石炭直接ガス化の方がまだいいだろう。
2014.09
13
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15:26
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 「日本が危ない」ビジネスなのだろう。佐藤正久と井上和彦の「ホンネトークライブ」だが、ポスターそのものが醜悪である。

 要は、日本が危ないと思っている宗教右派とネトウヨを金で釣るものだ。釣られた本人からすれば、会費1万円で夢見心地になるあたりで、宗教セミナーと同類である。

 二人の本音とやらも、佐藤正久は自衛隊益を最大化することだし、井上和彦はナショナリズム刺戟で儲けるといっただけの話だ。聴衆にしても、二人のアタマの悪い日本スゴイと日本危ないだけで、超正常刺激を得て興奮するのだから簡単なものだ。

 この二人の普段の発言をみても、その程度のものだ。結局は宗教と軍隊と保守の道具に成り下がっている。

 実際に、二人は軍隊の代理人以外の何物でもない。防衛費を増やせとだけいい、そこにある無駄使いは全く眼をつぶっている。陸を減らせば海空を強化できるのだが、それは一言も言えず、むしろ陸も増やせという。政治に訴えないと潰されると言う陸自の政治指向の結晶が佐藤正久であるし、その連中の支持で食っているのが井上和彦だから仕方もない。

 彼らの愛国主義連呼にしても、かつての愛国運動、ナショナリズムとは相当に違う。例えば、勃興期のナショナリズムが取り上げた、国家を横断的するような国民の連帯には、彼らは非常に冷たい。実際に、海外には威勢がいいが、国内の問題は何も見ない。例えば、拉致日本人を救えとは言うが、国内にある貧困を救えとはひとことも言わない。※

 結局は、外に敵を見つけて自分たちの権益を伸ばすための算盤づく愛国主義にしか見えない。

 その醜悪な話を、一万円払って聞いて、涙流したりするんだから、宗教セミナーと大差もない。実際に、日本会議を構成するような、アレ新興宗教の門徒も相当集まるのだろう。

※ まあ、昔の面影もなくなり、消費税を上げて法人税を下げるような、経団連の代理人に成り下がった政党の一味と、その御用聞きだから仕方がないものだけどね。
2014.09
12
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12:31
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 池萬元さん「韓国陸軍元大佐『反日で中国に擦り寄る朴槿恵大統領は愚か』」(元記事はSAPIO)は、結局は軍隊の繰り言でしかない。

 中身については
朴大統領は、中国と歩調を合わせることが韓国の安全保障を脅かすことをまったく理解しておらず、政治家としての能力とバランス感覚があまりに欠如していると言わざるを得ない。
池萬元 http://www.news-postseven.com/archives/20140911_274936.html
に要約される。

 韓国の今の立場として、経済的利益や、地域環境から中国と協同歩調となることは当然だ。朴大統領の能力は置いておく。だが、力をつけた中国に接近することは韓国の利益となる。韓国が経済状況を改善し、国民生活を向上させるためには、中国との交易や、中国からの投資、中国への投資が必要になる。国際政治の環境としても、プレイヤーとして力を持たない韓国が、力を持つ中国に対立するのではなく、協調路線を持つことは不思議な選択でもない。

 そして、安全保障でも、別に韓国は中国と戦う必要はない。かつてのように北朝鮮との戦いに必死になる必要はないし、その北朝鮮から中国軍が撤退してから半世紀が経つ。米国が中国と対峙しているからといって、韓国は中国と対峙しなければならない義理もない。領土領域での対立も、岩礁とその近所の海の取り扱いだけである。

 中国を主敵として対峙しろとする池さんの主張は、何の利益も産まない話だということだ。池さんは「安全保障問題では韓国と中国は対立関係にあるはずだからだ」(池)という宿命論を述べ、米韓同盟や、米国を通じての日韓関係を強調している。だが、そこに利益は何もない。従来の構造に拘泥されているだけの話である。経済的な利益は無視しており、安全保障での韓国に何の利益も生まない。

 安全保障の枠組みで、しかも軍隊に話させるとこういうことが起きる。出てくるのは安全保障だけの理屈であり、経済や外交状況の変化なんか見てもいない。安全保障上の理屈も「昔はそうだったね」というものだ。

 韓国が、中国と仲良くしても安全保障でも問題はない。結局は、米国から最新の武器が売ってもらえないとか、情報とか最新の訓練システムが手に入らないと困るという、軍隊だけが困るというものと、米国との同盟構造で出世した高級軍人が、方針変換で困るといったものに留まるだろう。

 なんにせよ、経済的な利益と外交環境の変化から、台湾と韓国は中立化する。両国は、結局はプレイヤーとなる力はないため、中国が強くなり、米国が弱くなると自然とそうなる。いくら日本は中国に対峙する立場だといっても、それに難癖をつけてもどういしようもないし、それを朴政権固有の問題とみて、叩いても仕方はない。



※  「韓国陸軍元大佐『反日で中国に擦り寄る朴槿恵大統領は愚か』」『Newsポストセブン』(小学館,2014.9.11)http://www.news-postseven.com/archives/20140911_274936.html

※※  右派や自衛隊あがりのいう「韓国軍の上層部は必ずしも反日ではない」言説もなんなのだろうね。すでに韓国軍は軍政の時代ではない。韓国軍の上層部が軍隊が日本との関係改善を望んでいるとしても、韓国社会への影響力はまったくない。国民世論に敏感な議会や大統領はそれはできない話なんだがね。
2014.09
11
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18:16
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 自衛隊の上陸戦で、AAV-7で不足することはあるのだろうか?

 北村淳さんは「自衛隊の『AAV-7』大量調達は世紀の無駄遣いだ」(JBPress)で、AAV-7の調達を批判している。

 確かに、いきなり52両も調達する点は問題もあるだろう。例えば、載せる揚陸艦もないとか、52両を使い切れる編制が出来るのか、それが妥当なのかといった問題があるためだ。

 だが北村さんの「旧式である」とする理由で、役に立たないという主張は怪訝である。北村さんは、米海兵隊が望む最新装備ではないことを理由にAAV-7を批判している。EFVでなければ役に立たないとか、ACVですらないといったものだ。しかし、別に旧式装備でも問題なく使えることは多いし、最新装備としても解決しない問題も多い。水陸両用戦闘車としてみれば、EFVもAAV-7も、ビーチ近辺では能力に大差はない。

 EFVは、海上を高速移動できるだけの話である。EFVは沿岸域からの対艦攻撃を避けるため、水平線の向こうから上陸部隊を発進させようとするものだ。

 だが、堅固な海岸防御に対して、水平線以遠からの上陸戦は、米国以外にはできない。結局は米式の圧倒的な対地攻撃能力があるから可能な戦闘である。固定翼機やヘリ、巡航ミサイル等の超長距離火力で海岸が叩けるから成り立つ。

 日本では航空戦力や長距離火力からそのようなことはできない。近接しての艦砲射撃がなければ火力は不足するし、それでも充分準備された海岸陣地を粉砕することは難しい。できるのは、日本の支援火力でどうにかなる程度の、防備の甘い、あるいは無防備な海岸への上陸戦である。それなら、揚陸艦で沿岸に近づくことも可能であるし、AAV-7でも十分である。

 日本には、旧式のAAV-7で不可能で、新式のEFVならば可能になるような上陸戦はない。そこで、AAV-7を指して旧式であるので上陸戦はできないという北村さんの指摘は、焦点を外すものである。

 実際に、英蘭の水陸両用戦部隊は、AAV-7すら持っていない。ヘリと上陸用舟艇で揚陸戦を行う発想である。多少なりとも装甲化されているのは、LCVPに天井をつけるとか、BV-206程度であり、いずれも迫や手榴弾の破片や、流れ弾であれば跳ね返せる程度のものである。伝統ある両国は、準備された陣地に向かって、敵前上陸でもするのでなければそれで充分と見ている。

 北村さんは、米海兵隊と同じものを作らなければ駄目という発想なのだろう。もちろん、米海兵隊は世界最高水準かもしれないが、それと同じ装備を買っても、揚陸艦の規模や、航空戦力・火力で不足する自衛隊では同じ行動は実現できるものではない。そのような問題点からすれば、水陸両用戦闘車の問題はミクロの問題に過ぎない。

 日本が実現可能な範囲での上陸戦を考慮すると、AAV-7でも問題はない。そもそも、水陸両用戦闘車すら必須ではない。そこで、EFVではないことを指して旧式であり使い物にはならないという北村さんの主張は、全般を見ないで細部を取り上げるものだろう。



※ 北村淳北村淳さんは「自衛隊の『AAV-7』大量調達は世紀の無駄遣いだ」『JB Press』(2014.9.11)http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41690

※※ もちろん、北村さんへの批判は、プロキシの上、何も確認しないといった、志のない桜林美佐さんへの批判とは違うものである。
2014.09
10
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12:00
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 海底囲い込みに成功したというニュース「沖ノ鳥島沖など大陸棚延長…資源探査へ政令決定」(読売)だが、商業的に採掘する方法もないから、あまり意味もない話である。

 小笠原諸島の沖合について、深海底の資源に対する主権が認められたというが、本土度からやたら遠い上、大陸棚ではない深さがある。海底に多少の資源があっても、アクセスできないか、商業的にペイしない。

 昔から深海底にはマンガン塊があるので、価値があると言われていた。ただし、学術調査では採掘できるが、商業ベースには全く乗らない。EEZの分にしても手付かずである。海底の泥を吸い上げればレアアースにしても、市場価格からすれば、やはりペイしない。

 つまり、太平洋の深海海底での主権が広がったところで、実利は殆どない。西之島新島が大きくなったと同じで、ナショナリズムをささやかに満たす程度のものであって、将来50年後に、もしかしたら役に立つかどうかである。

 まあ、50年たっても、海底に転がっているものが限界で、そこで穴掘る方法もないだろう。

 盛り上がらない程度のニュースであるし、それでいいとおもうけどね。



※ 「沖ノ鳥島沖など大陸棚延長…資源探査へ政令決定」『ヨミウリ・オンライン』(2014.9.9)http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140909-OYT1T50121.html
2014.09
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05:54
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  『軍事研究』10月号に「外交の武器 海自掃海部隊」を書かせてもらいました。今度の掃海艦よりもデッカイ、海外どこでもいけるような掃海艦とか、航空移動できる掃海部隊を作ったほうがいいんじゃないの?というものです。よろしければ、お買い上げください。
2014.09
09
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 サンマのサイズが小さくなっているというのだが、これも乱獲のせいじゃないのか。

 農林水産省『Aff あふ』2014年8月号に「『水産日本の復活』に向けた出口戦略」がある。水産の復権はイイコトなのだろうが、方策の中には資源保護の文字はどこにもない。結局は、また何か高い魚種を取り尽くすのだろう。

 その9ページに、ジャミサンマの加工が取り上げられている。
北海道釧路港では年々サンマの漁獲量が減少。しかしその一方で「ジャミサンマ」と呼ばれる100g以下の小ぶりのサンマの漁獲量は増加している
とある。そのジャミサンマを乾物にして大儲け、という紹介である。

 でもこれ、漁獲量が少ないから、従来は対象にしなかった小型のサンマも取り始めた結果に見える。おそらくは「大きいのも多少は混じっているだろ」とか「養殖用の飼料で売れるだろ」といったあたりではないのか。

 サンマは一年で成熟するから、餌の量が変わらなければ、よほど乱獲しなければ翌年も同じ量は期待できると考えても良い。実際に、資源状態は良好とされている。

 だが、減り始めてもそういうのが水産関係だから、まずは疑ってみたほうが良い。だいたい、サバだってよほど乱獲しなければ翌年も同じ量が期待できるのだが、国産サバがああなっていることからすれば、サンマも同じ轍ではないのかな。



※ 「『水産日本の復活』に向けた出口戦略」『Aff あふ』(農林水産省,2014.8)pp.6-11

※※ ネットでも公開されている。http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1409/spe1_04.html
2014.09
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11:59
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 1969年の新聞を読んでいたら「夏の夜の安眠に…アトラキシン」という広告があった。第一製薬の睡眠薬なのだが、エアコンがない時分で、安価な睡眠薬の売薬で凌ごうという頭なのだろう。

 当時は扇風機もソコソコの値段(一万円近くか、それ以上)がする、というか、今よりも普通に高く、逆に賃金も少なく、可処分所得も全然ないので、睡眠薬を使う発想もあったのだろう。

 当節、ドリエルが6錠で1000円、謎ブランドの扇風機が1480円(ホームセンターだとそんなもの)だと割に合わない。ドリエル飲んだヤツの話を聞いても効かないという。おそらく、昔のクスリは、中身も乱暴で、体に厳しい代わりに安くてガツンと効くのだろう。その反動が覚せい剤で、両方代わりばんこにしていたのが当時作家連のヤク中だが、今の裁判でも音楽家がその話をしていた。

 ちなみに、その10年位前、1950年代だと、金がなくて酒が買えないと睡眠薬を大量摂取して酩酊感を味わった結果の新聞記事が結構載っている。10年位前か、南極観測船宗谷の件を調べていて出てきた記憶がある。時代的には、服装でマンボ・スタイルが流行った時分で、これも、犯人はマンボスタイルの二人連れみたいな記事を覚えている。



※ 第一製薬「夏の夜の安眠に…アトラキシン」(朝日新聞,1969.7.4)p.5
2014.09
08
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12:00
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 自動車運転免許の更新行ってきたのだが。毎回のことながら時間の無駄で、例の交通安全協会のビデオで時間を奪われるのだが、結局は窓口の婆ァを食わせるための工夫なんだろう。

 交通安全協会は早晩に滅びる。完全滅亡しないまでも、9割方の人員は不要になる。なぜなら、自動車交通そのものが安全となったこと、運転者人口が減少すること、新技術で運転免許制度も変化を強いられるためである。

1 まず、交通そのものが安全になった。このため、安全協会の必要性は大きく減じている。

 自動車産業の努力により、車はぶつかっても人死がでないようになった。クラッシャブルボディーもそうだし、タンクの樹脂化で燃料漏れが相当減ったのか、まず燃えなくなった。

 また、道路行政の成果により、事故が起きにくい道になった。線形改良によって、スピードを出しすぎたくらいでは曲がれないカーブはなくなった。歩道によって歩行者保護が進み、巻き込まれが減った。

 救急体制の整備も同じである。事故が起きても、人は死ななくなったし、医療技術の向上で後遺症も少なくなった。

2 運転手そのものも減る。そのため、交通安全協会の維持も難しくなる。

 人口減があるため、運転手が減るといった問題もある。特に、今の年寄りが免許更新を諦めれば、自動車免許数は減り、安全協会による事務手続き補助の必要性もなくなる。

 安全協会が肥大化した理由は、警察が事務手続きを投げるためである。免許保持者数が減り、しかも更新間隔も5年になれば、事務手続きの必要性は相当に減じる。

 その経費に当てていた、協会加入者も大きく減っている。昔から義務ではないが、最近は義務を装うことや、雰囲気での圧迫も難しくなっている。資金源がなくなれば、協会は縮小せざるを得ない。

3 新技術の登場で、安全協会が滅びる可能性がある。

 自動運転や、自動ブレーキといった新技術で、今のような何の役にも立たない交通安全教育の必要性が事実上無くなる可能性は高い。

 技術変化の結果、法令が改正され、自家用車レベルでの運転免許が必要なくなれば、今のような免許更新に寄生する安全協会は滅びる。安全教育の削減や免許更新のコレ以上の延伸があれば、同じことである。

 1、2、3の理由から、交通安全協会は早晩そのその存在価値を完全に失い、滅びるだろう。

 ただし、組織を温存するために、なにをやるかわからない。今でも、大本の警察が実績を作るためだけに一時停止とかで張っている。癒着というよりも一体化している交通安全協会を守るために、嫌らしいことをやるだろう。

 例えば、交通違反の新得点の類や新安全装備がつくられるかもしれない。車の運転席に超スゴイ精度のGPSとカメラをつけて、40km/hの道を40.00001kmで走ったら撮影して1点とかね。

 あるいは、自動車用消火器義務化で、その消火器につけるマークを売る商売とかがそれ。消防でもやっているし、警察も交通信号でそれをやっている。

 LED信号がそうだった。性能上問題ないけど、作っているのが天下り企業じゃないし、電球交換で儲からないから採用できないと言っていた時期があった。「法令で電球と書いてあるからLEDは駄目」という理屈だが、天下りを受け入れて、要らない整備も天下り企業に出すかたちで許可したのは、平成も10年近くになっての話である。
2014.09
07
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15:54
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 自衛隊のファンの言う「自衛隊の中身や事務機材が旧式で貧弱、可哀想」も、どっかで金を抜いているだけの話ではないのか。

 「自衛隊の建物は老朽していて汚い、事務機材も旧式でコピーが有料、冷暖房もケチ」という話は、実際には、陸自だけの話である。

 海空自衛隊にはそのようなことはまずない。老朽していても、改修工事を入れていて綺麗だし、コピーはタダ、冷暖房もガンガン使っている。

 なぜ「陸自だけ貧弱なのか」は、予算をキチンと請求せず、使っていない為だろう。

 建物については、陸自は建物を作りすぎ、綿密な管理できていない。作る時には海空並に新設するが、改修予算や維持費、備品の類はケチる。おそらく、予算の大枠の中で、戦車やら大砲やらといった正面装備に金を突っ込んで、それ以外をケチった結果だろう。

 実際に予算を見ると、必要な営舎備品費は相当にケチっている。陸自は無駄な建物も多いので、建築面積に比例して出てくる営舎維持費は海空の4-6倍あるが、営舎備品費は海空の2倍もない。

 備品費は、簡単にいえば、隊舎でのテレビとか冷蔵庫の類の購入予算である。その上、陸は現地調達ではなく、中央か地方で調達するので、むしろ高いし、不要な物も多いと効率が悪い。だから、陸だけ建物や中身が古くなる。

 事務機材も、陸自でも、予算上はコピー機がないとか、コピー代有料となるはずがない。予算中の庁費をみると、陸は人数に応じて海の3.5倍、空の2.5倍を取っている。それでいて、事務機材が貧弱なのは、どこかで抜かれているからだろう。おそらく、本来はシステム側で予算要求するような部分を、面倒なので庁費からとっているとか、高級部隊が引き上げて贅沢につかっているかといったところだ。

 海自から学生で陸自に行ったときに、コピーがないということで、員数外の旧式小型コピーを持って行ったことがある。そうすると、陸自の別課程が使わせてくれという。「タダでいいよ、紙も幾らでも補給できる」と好きに使わせてやった。最後にコレ、員数外だからやるといったら、涙流して受け取ってたよ。空自も旧式品もってきて陸に残していった。

 このあたり、陸自は明らかにおかしい。本来は、通信装備で調達するはずの、通信関連機材とかリースを庁費でやっているのではないか。それを止めれば、各中隊事務室に無料でコピーを提供できる。昔、付幹部をやってもらった高射幹部(陸)曰く「ペトリは空自で良かった、陸でやるとケチって宿泊車を落として天幕で暮らさせる。そんなんじゃ疲労で戦力維持ができない」といっていた。そういう悪い癖があるのだろう。

 冷暖房も、結局は予算の話だ。光熱水料をみると、建物の床面積は海空の4-6倍はあるのに、電気代は海空の1.8‐1.2倍しかない。単に、陸自が光熱費をケチっているだけの話である。それを、防衛予算が不足していると、国民や議会の問題として主張するのはというのは、何も見えていないのだろう。