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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2014.10
31
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19:22
Category : 未分類
隅田金属、当籤しました。3日目(火曜日)東 R-15b です

本誌は考え中です(調べ始めているけどね)
パンフは、カタパルト本と、ロケット式のRPV本…かね
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2014.10
30
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17:29
Category : 未分類
 JSFさんが、町山智浩さんに言いがかりをつけているのだが、その言いがかりがまずもって田舎の正義感なのには呆れる。郷原ハ徳之賊也というが、まったくもってそのものである。

 ことの次第は、件の百田尚樹のアレ発言にある。

 その愛国無罪を町山さんが次のように揶揄したところ
町山智浩‏@TomoMachi相手はどこでもいいから、百田が生きてるうちに戦争にならないかなー。誰よりも早く特攻してもらわなくちゃ。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』みたく。21:17 - 2014年10月28日
https://twitter.com/TomoMachi/status/527313245770485760

JSFさんが鬼の首をとったと勘違いしたのか、反論をしている。
JSF@₍₍(ง ˘ω˘ )ว⁾⁾‏@obiekt_JP戦争を望むような発言をする人は今後二度と反戦平和を唱える資格が無くなるんだけど、それでいいんですかね… RT @TomoMachi  相手はどこでもいいから、百田が生きてるうちに戦争にならないかなー。誰よりも早く特攻してもらわなくちゃ。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』みたく。3:15 - 2014年10月29日
https://twitter.com/obiekt_JP/status/527403227713515520
だが、揶揄の意味を理解せず、言葉尻だけに噛み付いたピント外れなものだ。

 要は、JSFさんの頭の中身が田舎儒者、あるいは田舎の学校の先生そのものだということだ。どこぞの文学部英文科あたりを出て、真面目に教職出た女教師ね。「戦争が起きればいい」とする発言だけで、他人を無条件に非難できる立場に立ったという思い込みなのだろう。

 もちろん、町山さんに一蹴されている。
町山智浩@TomoMachi まったくその通りですが、真剣に①私が戦争を望んでいると思われますか?②私の発言が戦争を煽ると思いますか?③「戦争になったら責められますよ」と書かれていましたが、もし戦争になったとして私の発言が責められるとお考えですか? @obiekt_JP 0:26 - 2014年10月30日
https://twitter.com/TomoMachi/status/527723309761196032


 しかし、文字面しか読めないJSFさんは、町山さんが「私が戦争を望んでおり」「戦争を煽る」発言をしたと信じている。だから、町山さんの発言が責められると信じているようである。
JSF@₍₍(ง ˘ω˘ )ว⁾⁾‏@obiekt_JP @TomoMachi 実際に戦争が起きて死傷者が出たら、責められるでしょうね。そして偶発的な衝突が起きる可能性は過去より遥かに高まっている。0:31 - 2014年10月30日
https://twitter.com/obiekt_JP/status/527724395330957312


 ツイッター警察のJSFさんは、誰かが「戦争が起きればいい、あの放送作家の言行不一致のザマを見てみたいものだよ」といえば「戦争を引き起こす罪」に問えると思っているのだろう。田舎の学校の学級会を主導する、頭の悪い教師そのものの倫理観であることだよ。文字面しか追えない彼の国語の偏差値は41~43くらいなんだろう。



 まあ、まずJSFさんは、世間のラティチュードを軍事以上に分かっていない。世の中は、JSFさんのように単純にはできていない。
 今回のように、JSFさんご自身の狭隘な価値観で、言葉の端々に噛み付き、論難を仕掛けて勝とうというあたりに、やはり新興宗教的な熱情を感じ気味が悪くなるものだ。
2014.10
30
CM:2
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12:00
Category : 未分類
 北村淳さんの主張は、結局は「危険が危ない」を囃し立てることだけが目的なのではないか?  北村さんの「米軍も取らざるを得ない『弱者の戦略』、早急に必要な中国のA2/AD戦略への対抗策」の中身を見ると、そのような疑問が生まれる。

 まず、中国の願望と事実を混同している。中国が持つだろうと推測する、A2/AD能力の見通しについて、中国には実現不能な範囲を北村さんはそのまま将来の事実として述べている。
(1)第1列島線までの海域は中国人民解放軍が完全にコントロールして、アメリカ海軍をはじめとする他国軍事力を侵入させないようにする。

(2)第1列島線と第2列島線で囲まれる海域での軍事的優勢を人民解放軍が手にして、アメリカ軍には自由な作戦行動をさせないようにする。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42075
とある。これは中国のA2/ADについての説明で必ず出てくるものだ。

 だが、中国には(1)と(2)は不可能である。特に(2)の地域に中国水上部隊や海軍航空部隊は容易には出られない。限定された数の潜水艦が展開しても、その潜水艦脅威ではできるものではない。(1)についても、日米潜水艦は容易に展開可能であり、(2)以上の潜水艦脅威を中国に与える。その他の海空戦力展開も、日本側沿岸ではどう考えても日米が優位に立つ。

 また、サラミ戦術により、A2/ADが推進するといった見方も、奇妙である。米側の安全保障関係者がサラミ戦術と呼ぶものは、南シナ海での岩礁や漁業権の取り合いでの中国の振る舞いを指すものである。米国を中国に寄せないというA2/ADとは異なる。南シナ海のどうでもいい岩礁の取り合いは、米国に対する中国のA2/AD能力に寄与しない。

 「危険が危ない」とはやや異なるが、米側による対中A2/ADにしても、焦点がずれている。それを主張する側の目的は、人民解放軍の行動を阻止するものではなく、中国の海洋使用も不可能とさせるものだ。戦争を千日手にすることで中国を諦めさせる効果はあるが、中国の、特に沿岸部でのA2/AD能力を喪わせるものではない。

 北村さんは「日米は危うい、安全保障大事」と言いたいだけではないのか。敵の能力を相当高めに見て、味方側能力を低めとすることで、安全保障の価値、なかでも、日米同盟や、米国の駐留軍の価値を重視させることだけが目的であるように見える。

 現実的に見れば、現状の日米海軍力は、中国に劣勢ではない。もちろん、対中アドバンテージを維持する必要はある。だが、安全保障の理由だけで日本が中国に対して積極的に敵対的な立場を取る必要はない。

 北村さんが結論とする
 対中国A2/AD戦略を実施するための具体的内容は、本コラムでこれから折に触れて紹介することとなるが、それらの具体的施策や戦術にとってアメリカと東アジア諸国による集団的自衛権の行使は不可欠となる
は、想像上の対中戦だけを重視する日米安全保障サイドの願望かもしれない。だが、日米とも、あるいは中国に、対外協調や経済交流重視する立場は多く、米国では主流である。北村さんの主張するような、安全保障サイドのいい振りだけを真に受けると、日本だけ損をする形になるだろう。



 まあ、何回も繰り返すけど、北村さんの主張は読む価値がある。その上で、読んで批評している。その点で、井上和彦さん桜林美佐さんの、読む価値すらない愛国商売や、産経新聞の国防ホニャララとか歴史戦wの類とは異なる。ここで褒めとかないと、北村さんに悪い気がするので何回も繰り返すものであるよ。


※ 北村淳「米軍も取らざるを得ない『弱者の戦略』、早急に必要な中国のA2/AD戦略への対抗策」『JBPress』(日本ビジネスプレス,2014.10.30)http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42075
2014.10
29
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12:33
Category : 未分類
 マヌケがデマを流しているのだが。
百田尚樹‏@hyakutanaoki
【拡散希望】世界がエボラを封じ込めようと必死で戦ってる中で、日本も感染症関連法案改正に取り組もうとしているが、民主党が審議をストップさせている!
こいつら、日本人を殺したいのか!
民主党、許さん!
19:05 - 2014年10月27日


 実態はこのなりである。
民主くん‏@minshu_kun
 誰かが、感染症予防関連法案を民主党が審議拒否していると煽っているせいで、メールやコメントが届いているんですが、まだ法案は厚労委員会に付託されていないので、審議拒否のしようがありませんし、する予定もありません。今日も参議院の各委員会は予定通り開催されています。
0:18 - 2014年10月28日
https://twitter.com/minshu_kun/status/526996332150415360


 放送作家の頭の中身は如斯。NHKの経営委員会他でも、根幹部分で頭が悪いから、「ライト イズ ライト」を信じて暴れられるのだろう。顔見てもそんな感じのマヌケさがあふれている。

 そもそも、感染症関連法案とやらがなければエボラ対策が出来ないわけではない。

 今回の法改正の骨子は、不同意の場合でも検体採取できるというところであり、大したものでない。

 実際には、今の「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」でも、知事はエボラ感染が疑われる患者に入院を勧告できるし、72時間であれば強制的に入院させられる。別段に困るものではない。

 それでもエボラが問題なら、そのエボラだけ切離して持ってくれば、どの政党も文句は言わない。政府案でも、同じ内容での超党派での議員の提案でも、出せば直ぐに通る。この状況なのに「労働者派遣法改正案」といった揉める法案を出している内閣の方が問題だろう。アレ宰相以下も、エボラは大した問題ではないと考えているということだ。

 なんにせよ、国会は国政問題を議論しろみたいな発言もあるけど、それなら、なんで政権党は会期延長をしないのかも責めるべきではないのかね。実際に、民主は会期延長を申し入れていたが一蹴されている。そもそも国会は野党が与党にイチャモンつけさせるためにある。国政問題を議論しろという意見は、一見は正論ぽいが、まずは政府案執行だけを目的としている話に過ぎない話だ。
2014.10
28
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12:00
Category : 未分類
 読者に迎合する必要があるのだろう。国会の議長同士の会談で、韓国側の現状維持をしてくれという要望を「譲歩を要求」としている。

 「韓国議長、歴史認識で譲歩を要求『日本政府は河野談話、村山談話を揺るぎなきものに…』」中では
[韓国の国会議長の]鄭氏は歴史認識問題に関し「日本政府は河野洋平官房長官談話や村山富市首相談話を揺るぎなきものにするよう努力してほしい」と述べ、日本側に譲歩を要求した
http://www.sankei.com/politics/news/141027/plt1410270045-n1.html
とある。これのどこが「日本側に譲歩を要求した」のかね。

 河野談話も村山談話も、日本は取り下げていない。現状で存在している前提を、維持してくれというものが、譲歩要求となるのだろうか?

 この問題は、両国の主張をぶつけたところで、両国民のナショナリズムを刺激するだけであり、何の利益も生まない。両国の強硬派とマスコミが互いに憎悪をぶつけ、それによって憎悪が増幅する状況は、政府関係者として問題視することは妥当である。だから、両国関係を安定化するには、互いに言いたいことを言わないように、政府としては現状維持しようという、妥当な提案に過ぎない。

 伊吹衆院議長も、反駁していない。両談話について、積極的に維持を言及することはできないまでも、その趣旨には賛同しているということだ。

 韓国の議長はそう言及し、日本の議長も黙示的ながら賛同している。

 それを「譲歩」要求と捉えた記事と新聞は、頭が悪いか、頭が悪い読者に迎合しているのだろう。読者の頭のなかでは、日本にとって両談話は無効になっているとか、両談話を無効にすることを宣言するという、確信がある、それへの迎合なのだろう。あるいは、記者もそう信じているのかもしれないが。

 頭が悪いから「例の朝日新聞の誤報で、従軍慰安婦問題は空中楼閣となった」と信じているのだろう。

 だが、吉田証言がなくとも、戦地で奴隷的拘束による管理買春をしていたことは変わらない。

 アレ宰相以下の政府は日本側はその旨、反論するというが「日本は、公序良俗に反する借金漬けによる管理売春を認め、慰安婦に売春を強制していましたが、吉田証言は嘘でした」といって、余計な反発をもらうのがせいぜいといったものだ。

 ある意味日本政府が「南京では3万人しか殺していない、大虐殺は嘘だ」みたいなものだ。日本側は30万はないだろうとは思っている。だが、値切り交渉はやっても得はない。日本や日本政府としては言うだけ損で、中国以外の反発を頂戴し、アレな国と思われた上、右派の一部は喝采以外に何の利益も生まないものだ。

 記者も読者も、そのあたりに頭が回らないので、河野談話村山談話は無効になったとか、日本政府は撤回すると信じているのだろう。まあ、他の記事でも「歴史戦」とかマヌケなことを行っていて、それに賛同する読者だから仕方がない。

 実際に、記事についたコメントhttps://twitter.com/search?q=http%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fpolitics%2Fnews%2F141027%2Fplt1410270045-n1.htmlを見てもそんなものだ。産経も先鋭的な読者に迎合する、観念的右派の業界紙となったのだろう。
2014.10
27
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12:00
Category : 未分類
 野口裕之さんは、「線路に中国軍が置き石をすると日本は米国支援をやめる」と主張している。

 産経「切れ目なきグレーゾーン対処という切れ目-野口裕之の軍事情勢」について、プロが書いた割に相当に分かり難い主張だが、整理すれば
日本領域を含む後方地域こそ、破壊活動で日本を威嚇し、米軍支援より手を引かせる特殊作戦部隊や工作員による騒擾(そうじょう)の舞台。[中略] 法制の欠陥を熟知する敵なら、防衛出動を下令させないよう策動する。各地の線路に石を置き列車を転覆させれば、わが国は大混乱に。事故かイタズラか不明。[中略]中国軍の高笑いが聞こえる。
http://www.sankei.com/premium/news/141027/prm1410270006-n3.html
とのこと。

 置き石しても、在来線で線路上を監視すれば終わる。仮に列車の1-2本が脱線しても、その程度では、日本は米国への支援をやめない。それをやめるとと思い込むのは現実的ではない。「置き石をすれば日本はそれで米国への支援をやめる」と中国は判断すると主張するあたり、野口さんは相当に日米中はナイーブな国だと信じているのだろう。

 そもそも、中国がそんなことするかも怪しい。

 仮に米中が熱戦となった時、日本が参戦せず後方支援だけなら、中国にとって悪い話ではない。中国は日本を非難しつつ、日本が参戦を留まるように努力するだろう。

 逆に、日本が参戦した場合には、そんな中途半端で迂遠なことをしない。ガッチリやるなら、日本に対しては、限定攻撃や重要施設の破壊をする。あるいは逆に動く。日本の参戦規模を限定させ、あるいは深入りを思いとどまるように、日本を刺激せずなにもしないかどちらかだろう。

 そもそも、直接の日中戦でも、日本国内で意味ない撹乱をするものかね。中国は各欄よりも、賛同者を集めるのが普通である。その邪魔になる撹乱はそれほどやりたがらない。

 中国の戦争のやり方は奥深い。敵の軍隊や国内に賛同者をつくる努力を重ねる。これは、日本を心底憎んでいても変わらない。抗日戦争でも、中国は常にそうした。朝鮮戦争やベトナム戦争での対日宣伝放送でも、「日本政府や日本軍隊と、日本人民は別」とする宣伝方針を堅持した。日本人の賛同者確保や、日本世論全体への影響を狙い「日本軍国主義の被害者である日本人民には無用の苦痛は与えない」とやるのが、いつものことだ。

 日本国内での後方撹乱なんかまずはしない。小規模にしかならず、効果も小さく、一過性に留まるためだ。やるとしても、日本の中にいるハネ上がり分子がやる程度のものだ。

 そもそも、いつもの「人民解放軍の『三戦』に注意しろ」との関係で言えば、「直接の破壊工作を警戒しろ」というのは、矛盾に近いがある。世論戦仕掛けるなら、破壊工作なんか避ける。

 だいたい、中国は日本人がアレになった時の面倒臭さは知っている。多少の攻撃をしても、怒った日本人がなにするかわからなくなるのは骨身に染みている。戦略爆撃をするにしても、焼き切らないから、ビラを散く程度じゃないの。民国による日本本土攻撃は、結局はそれだった。



 まあ、アレだ、置き石で国内大混乱とか、やることがショッカーレベルなんだよねえ。ダムに原虫撒いたり、幼稚園の送迎バスをジャックみたいな感じでね。本気で政治経済が麻痺するような大混乱を起こすなら、死ね死ね団みたいに、ニセ金をばら撒くとか、エンドニウム爆弾を設置したと脅すとか、生物兵器でいうことを聞くサイボーグ作るとか、東京都内で大規模蜂起するレベルでやらないと、そこまでの混乱にはならないよ。



※ 野口裕之「切れ目なきグレーゾーン対処という切れ目-野口裕之の軍事情勢」『産経ニュース』(産経新聞,10.27)http://www.sankei.com/premium/news/141027/prm1410270006-n1.html
2014.10
26
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11:15
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 80年代のソ連脅威の評価について、面白い記事を発見。まずは引用と孫引きなんで、現物見ないとなんとも言えないのだけれども。
 ・ ソ連の渡洋進行能力は1ヶ師団程度
 ・ 極東での対日空挺作戦は不可能
というもの。

 まあ、そんなものだろうね。

 来月分の記事にも似たようなこと書いたけど。84年版の「ソビエトミリタリーパワー」には、海上輸送能力を全部足すと1回で7ヶ師団と書いてあるが、それ、積込元と卸先に港湾を確保できる前提がオカシイ。その戦力、物資の移動集積も、シベリア鉄道・バム鉄道上ではある程度自由に運べるが、そこから先に運ぶ力はない。

 その指摘したのに、「7ヶ師団と隅田自身が書いている」と4年前に言った、だよもんさんは相当にアレだと思っていたけどね。

 実際には、まあ無理。ウラジオ、ナホトカ、ワニノでも、7ヶ師団と物資集結するのにはどんくらい時間掛かるよとか、集結すりゃバレるぞもある。まともな野戦能力持って、充足率の高い師団は極東には5ヶもなかったので、ヨーロッパから抜けばバレるよとね。

 極東での対日空挺作戦も、できないと判断してよい。まずは制空権があるし、輸送機の数、整備能力、一回の往復所要(荷物搭載から、出撃、投下、帰投、整備、燃料補給、再搭載)考えれば、初日に3往復できるかどうか、以降は1日2往復がいいところだろうし、天気悪けりゃ駄目だしね。

 ちなみに、これ、米議会のコリンズレポートが元らしい。ただ、現物探しているけど、30年前のものなのでなかなか見つからない。国会か、大学か、防衛省の本省、場合によれば頼んで幹部学校の図書館で調べてもらおうと思っているけどね。

 他にも、国防省や駐留米軍の判断も同じと記事では評している。「対日侵攻や、ましてや空挺部隊投入はないと判断している」としている。

 まあ、「ROROで対日戦」「空挺軍ガー」「装甲車が降りてくる」とか言ってたマヌケたち、 例えば、だよもんさんはそのマヌケだし、その尻馬に乗ったJSFさん、消印所沢さんは、やっぱマヌケだったということだ。
・ 「だよもん氏のツッコミ解説『極東ロシアの軍事輸送能力』」
・ 「何故か山桜37演習の想定に拒否反応を示す隅田金属ぼるじひ社」
このあたりだね。

 あとは、「陸自OBが空中機動旅団の脅威を説いているが、現物は極東にない」という部分も面白かったよ。
2014.10
24
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06:37
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 北村淳さんが、米議会内の対中政策グループが出す報告書について言及している。だが、「2020年には中国海軍が米海軍を圧倒する、戦力比342対243」の部分を鵜呑みにするのは、数字に対する精査が欠けているのではないか。

 北村さんは、中国海軍の艦艇数について、次のように「ピックアップ」している。
現在の米中両国の建艦(それに退役)スピードから算定すると、少なくとも2020年までには、アメリカ海軍の戦闘用軍艦(潜水艦とミサイル発射能力を持った水上戦闘艦)は243隻となるが、中国海軍のそれらは342隻となる。つまり中国海軍の戦闘艦艇戦力はアメリカ海軍の1.5倍ということになる。
北村淳「連邦議会に提出される強烈な対中警戒論レポート」http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42016?page=2


 しかし「潜水艦とミサイル発射能力を持った水上戦闘艦」では、現実にはロメオ級改修方の明級や、爆音潜水艦と呼ばれている漢級、それに新旧各種ミサイル艇、旧式フリゲートや駆逐艦、新型だがOPV程度の能力しかないコルベットも343隻に含んでいる。これらは、外洋で戦闘に従事できる戦力ではない。

 ざっと勘定するだけで、これらの明瞭に使えない軍艦は200隻程度になる。まず、現数で外洋での戦闘に使えない軍艦として140隻が含まれている。現数で明と漢で合計20隻、新旧ミサイル艇でざっと80隻、旧式フリゲートと駆逐艦が20隻、コルベットは20隻である。今後、建造される現行ミサイル艇、コルベットは、40+20隻を含んでいるとすれば、200である。

 343から、200を抜くと、約150隻になる。だが、2020年に外洋で戦闘できる軍艦が150も揃うかというと、それも不思議である。既存で実用に足るフリゲート以上の水上戦闘艦が現数で50隻、宋以降の潜水艦も原潜と在来潜を足して50隻。あと50隻は今の何を指しているのか、それとも今から6年間でそれだけ建造されると見越しているのかは分からない。肩掛け式の携SAMを撃つ可能性のある補給艦の類を含んでいるのかもしれない。

 実際は、2020年までに、外洋で戦闘に従事できる中国の軍艦は、多めにみて120隻といったところだろう。これは、ざっと150隻に上る米海軍の主用戦闘艦艇を圧倒するほどの数でもない。

 しかも、戦力の内実をみると、米海軍の1/3にも対抗できない。20年ころの米海軍の戦力は空母10、イージス80、攻撃原潜60(改オハイオ含む)である。さらに、20年でも空母艦載機以外にも、哨戒機200、艦載ヘリ160が支援に使われるとすれば、その1/3に対しても中国海軍は勝つことはできないし、相打ちしても米艦隊はなお2/3は残るのである。

 北村さんの立場は、「中国ヤバイ、中国超ヤバイ」だが、それを主張するのはともかく、根拠の精査をしなければ、アジテーションにしかならない。

 もちろん、北村さんの主張は読む価値はある。井上和彦さんのように、紫電改のタカから50年も立って「知られざる343空」(去年くらいの正論にあった)とか、桜林美佐さんのように「防衛産業スゴイ、装甲車が国産されてなければ御嶽山での救助は不可能」という、愛国ビジネスとは異なり、読むべき主張ではある。

 だが、中国との対抗だけのために、怪しい数字を持ってくるのは、主張をむしろ弱める残念な結果となってしまうだろう。



 …まあ、ホントに中国が米国よりも強くなるなら、中国に対抗できなくなる勢いなら、それなら日米は外交変更しかないんじゃないと思うけとね。米国も中国との対峙をやめるだろうし、日本も同盟を組み替えるしかない。
 実際には、中国に対抗できると思っているから、日米は中国との対峙を選んでいるわけだけれども。
 だから「中国ヤバイ論、超ヤバイ、だから軍事力増やせ論」の根拠として「中国に強ええ、日米敵わねえ」は相性は悪いと思うよ。実際には、淡々と中国との軍事力積み上げゲームやっていればいいわけなんだから。




※   北村淳「連邦議会に提出される強烈な対中警戒論レポート -『年次報告書2014年版』が警告する人民解放軍の脅威」『JBPress』(日本ビジネスプレス,2014.10.23)http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42016
2014.10
22
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19:15
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 役所が内向けに「事件」を「事案」と言い直すことは日常だが、外に向けて「事案」はないのではないかね。

 陸自隊員の事件について、陸幕広報がそう言っている。事件そのものは、極端に珍しい事件ではない。練馬の隊員がカラオケ店での準強姦で逮捕されたというもの。だが、外に向けて中での言い換え表現である「事案」をつかうのはどんなものか。

 ニュースでは、ここ。こればかりは産経だから云々とは言わない。というのも、丁度、床屋で頭切っている時に、FM埼玉でも「陸幕広報室によると」で「事案」と報道していたから。

 おそらくは、口がすべったのだろう。部内の論理で動き、エラくなった連のうち、ダメな連中はそういう口の効き方をすることが多い。特に指揮官とか3室系の幕僚とかやると、自分自身を自衛隊と同化させて、何やっても「自衛隊は悪くない」と信じるようになる奴が出てくる。それはたいてい顔に出るし、言葉にもでる。

 だが、発表について、紙の通りに読んでそうなら、病理は深いだろう。中での用語用字と、娑婆の言葉の整合性を広報室が取れないようじゃね。ガルパンみたいな、自分たちをヨイショする連中向けの、優しくしてくれる人向けの広報ではだめだろう。

 まあ、己はいつも部内で「事件」と言っていたので、上のクラスあたりからいつも言い換え表現に矯正されてたよ。もちろん、言うことなんか聞かない。「現実に不始末の『事件』だからしょうがないだろ」といって更に怒らせるのが面白かったからだけど。ちなみに、上司にそう言われたことは殆どない。同じように考えるタイプも多かったし、そうでない上司でも、コイツに言っても無駄と知っているので何も言わない。

 もちろん、現実に不始末系の件で利益を代表して行く時(横須賀とか、連絡官の時に何回か)にも、絶対「事案」とは言わない。反発買うのがわかっている言葉は使うものではない。だけれども、「事件」とも言わないようにしていた。第三者なら「今回の件で、ご心配をおかけしまして」だし、直接に迷惑かけた先なら「今回はとんだご迷惑を」で済ませていた。

 その時、上に行く議事録や報告書の類も「ホニャララと説明し理解を得た」程度にしか書いていない。「コレでは『◯◯に、防衛に都合のいいように、いうことを聞かせた』という成果にならない」と文句言われて、書き換えリクエストもあったけどね。
2014.10
21
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12:00
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 だいたい、夫婦で兵隊をやっていると、おっ母さんの方が先に昇任するケースが高い。

 下総にいた時に、隣科に旦那が空挺のWAVE海曹がいた。昔、カラーガードで広報に行った時に知り合ったとのこと。子どもの世話があるので定時に帰れるようにいつもテキパキと仕事をしていたが、それでも差し出しの弾庫24時間警備等にも出ていた。その時は、陸空挺の亭主が子どもを迎えに行くという。

 官舎は下総。己の官舎の向かいにいたので、たまに官舎地区でも会った。確かそこでの世間話だったが、官舎の手配も管理も海のほうがいいので、海に来たといっていた。奥さん、職域で官舎をチョイチョイできる立場でもあったしね。※

 亭主の話だと、入隊は早いが、現階級は同じで、当時の階級への昇任も同じ。おそらく、次は奥さんに抜かれるだろうというようなことを言っていた。戦闘部隊の海曹よりも、調達業務やってるほうがどうみても早い。手当もあるけど、ボーナスの加給率で奥さんに負けているともね。なんか、髪結の亭主みたいでアレだといった内容を言っていた。

 そのWAVEの上司、隣科の先任一曹も、奥さんは厚木の司令部勤務で曹長だった。

 航空施設隊司令のSさんは、奥さんが空自で先に1空佐になっていた。後に職域課長になった、立川談志似のSさんが、1佐配置の2佐司令での話。車も奥さんは普通車で旦那は軽自動車とか言っていたよ。

 横浜施設局の設備課長は、奥さんがWAVE1期、定年配置で横潜基の総務科長だった。奥さんの定年行事があるという話を聞いたので、横監に来た時に「配偶者だし階級も下なんだから、退職者見送りで花束もって車の前で待っていろ」と課長(20年来の知己だったらしい)以下で半分本気で勧めたら、普段は冗談一つ言わないクソ真面目な人が「この禿頭でそれはないだろう」といっていたよ。実際、延命冠者みたいな趣だったからねえ。

 5級(3佐相当)だから、定年2佐のおかみさんのほうが、まあエライし、なにより影響力がね。一応、行ったあとに、「やっぱ、アッチのほうが偉いわ」といっていた。見送りに300人位並んだんじゃないの。

 下総に戻るが一番変わっていたのが、下総の写真にいた夫婦。奥さんが基地隊管制隊の写真班にサンダル転勤したあとで、後釜が写真班から来た旦那。教育三部は地上救難と警備を除けば海曹と幹部の壁のない職域ばかりだったから、旦那の前で、部長(1佐)以下、「これがホントの夫婦スワッピング」と平気で失礼なことを言っていた。本人は、基地隊司令や部長の「しょうがねえなあ」(調達関係の2年転勤なので、別に怒ってない)というOKもあっての転勤で、本人は感謝する立場なので「エヘヘ」とね。

 この夫婦、職場でもオッ母さんが亭主にガミガミ言っていた。同じ基地にある同じ職域は普段から調整がある。そんときに夫婦同席。普通は他人面するが、この夫婦は亭主に帰り買い物してこいみたいな話をする。でも、安全関係の講話で「天ぷら発火でパニックになったけど消してくれたので亭主惚れなおした」とか、マヌケなことをいっていた。夫婦仲はいいのだろう。

 ちなみに、聴衆は、夫婦とも、そのお面でそれはないだろうという顔をしていた。いや、夫婦ともに十人並みのお面だし、仕事はできるし真面目なんだけど。なんつーか、痩せているけど漫才師的な風采の奥さんと、ヒョロリとして頭髪滅亡寸前で、おっとりした能の蛙みたいな、水死体系の気弱亭主だったからねえ。教育の時はベテランの顔をしていてビシバシだったけど、世間話でお茶飲んでる時にはそんな感じ。

 これも、おそらく亭主は出世で抜かれるなあという夫婦だった。

 まあ、職域にも、同階級の高級幹部がいて、前のあとに奥さんが収まった例もあったけどね。識別は◯◯パパと◯◯ママで、海曹連も普段からそう行っていたし、幹部となると、下のクラスでも本人の面前でそう行っていた。これは奥さんのほうが入隊期は一つ先だけど、昇任では亭主が一馬身リードしていた。

 ママが海幕で、入間だかの官舎(空の余り土地にでも作ったのだろう)に入っていた。旦那は下総の隊長だったので、朝4時に家を出て、16号飛ばして早朝出勤、仕事はいつも見事に早仕舞して終わらせて、あまり残業せずに帰っていたという。

 己も、官舎が決まるまで、川越の家まで日帰りとかしていたが、あれは相当にキツかった。朝はいいが、帰りがね。大島田呼塚のあと、あまり流れない車線で、どこまでいっても野田市が続くのがねえ。



※ 官舎の水準は同じなのだが、海は確かに手入れをしている。宿舎用の予算に余裕があると居住中官舎でも風呂釜や更新するし、担当海曹の合言葉も「困ったときの畳返し」で、簡単にできるサッシ交換や畳交換、フローリング改修の類で予算を完全消化していた。対して陸は、余り手入れしていない様子だった。仙台の官舎に入ったのだが、昭和40年代官舎でも、設備更新はほとんどやっていない。勝手に床補強をするため、畳をひっくり返すと、周恩来が日本にパンダをくれるよみたいな記事があった。ロクロク畳の更新もしていないのだろう。
2014.10
21
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10:06
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 アレ宰相がアレであるのは、出身大学から名誉博士号貰えないことで明らかなもんだ。

 普通は、宰相にもなると名誉博士号がもらえる。

 でも、それを与えないのは、成蹊大学の見識なんだろ。法学部出ててあの憲法観だと、与えると大学の恥になるし。

 まあ、製造物責任をしっかり取る、キチンとした大学言えるし、憲法で単位くれたことはチョンボとも言える。

 細かくは前にも書いたけどね。http://schmidametallborsig.blog130.fc2.com/blog-date-20140529.htmlコメントで顔ばかり文句言うなというから、頭の中身に文句つけてみたよ。

 でもま、いずれは日本国外の大学からもらえるんじゃないの。失敗したTRIM外交の相手国、インドとかロシアとかモンゴルとかトルコとかなら、くれる大学もあるんじゃないのかね。学のない日本人は必死になって名誉博士号を集めていることはみんな知っている。ただ、国内だと、八王子与党系大学でもダメだろ
2014.10
20
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18:35
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 もともと、内閣改造はパワー低下を補うために行うものだが、その直後に小渕さんと松島さんが辞めた。アレ宰相のアレ政権もダメージを受けてザマーミロといったところか。

 小渕さんは宗教的には肩入れのない小渕と、思想的な背景はまだ弱い松島さんよりも、スゲーことで辞めそうなのが、宗教右派の山谷さんと高市さんかな。

 前にも「安倍首相がビルマを靡かせたわけではない」で書いたが、このババア二人の言っていることは、右派教条主義で、まったく女の浅知恵としか言い様がない。そのツケはいつか払うことになるだろう。壮大な自爆が楽しみでならない。

 あと怪しいのは、文科大臣ね。アレ敬神家だった小磯国昭なみに、アレなことをして辞任しそうなもんだ。

 まあ、政権も消費税10%の決定で混乱して、造反も出で倒れるんじゃないかな。

 消費税10%は仕方がない部分もある。計算もラクになるし、社会保障に当てるなら仕方がない。また、それでも年金が減るのも仕方がない。

 だが、訳の分からないバラマキ政策に使うのは、アレ宰相の咎だろう。社会保障対策にするはずの金を、逆に社会保障を切り詰めて、財政再建にも使わず、一般予算をジャブジャブにした。企業減税や高額所得者の累進課税を低くしようともしている。

 アレ宰相は咎がある。石をなげるのはいけないが、パイとか萩の月を投げつけてもいいと思うよ。敏腕スナイパー雇って、遠くからアレ宰相のお気に入りオカルト水素水に下剤入りの弾丸を、合法的に銀玉鉄砲か何かで打ち込むとかも誰かやらないものか。



※ まあ、アレ宰相の面としゃべり方が気に食わないんだよねえ。公家の兵六面に、何言っているのかわからない口調で、殴ると泣きそう。アレなら麻生の方が相当マシだと思うよ。殴っても殴り返してきそうだしねえ。まあ、政権とれても支持しないけどね。
2014.10
19
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08:30
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 佐藤正久さんが主張している諸手当増額をみると、やはり支持母体の陸自の代理人であることが窺える。佐藤さん本人が投稿した「防衛省・自衛隊における諸手当等に関する要望申し入れ」での項目を見ると、そうにしかみえない。

 諸手当増額には、合理性が必要であるが、佐藤さんの主張にはそれがない。

 まず、妥当性で合理的ではない。諸手当は危険や苦痛の補償としての妥当性が必要である。例えば、パイロットは危険性や、体調管理での拘束への手当として初号俸ベースでの積み増しがある。艦艇乗員や潜水艦乗員、小笠原、硫黄島勤務者は、航海中や赴任中は家に帰れない日常があるため、現号俸に乗算する乗組員手当や僻地手当がでる。

 しかし、陸自要員には、それまでの危険や苦痛はない。陸自の一般隊員は、日常的に帰宅可能であり、航空要員のような飛行前日に酒を飲めないような制限はない。大規模な演習も、年に1-2回であり、艦艇乗員や小笠原硫黄島勤務者のような日常ではない。

 その程度の苦痛に対して、佐藤さんの主張する手当は過剰である。特戦群6割、西方3割3分は、パイロット等の初号俸の6割よりも高額である。潜水艦の4割5分や、艦艇乗員の3割3分と比較して平衡を欠く。

 また、政策的な合理性も欠ける。給与や待遇面での厚遇は、不人気で人の集まらないが、重要な職域や部隊に人を集めるためという政策的な要素もある。人の余っている陸自にそれをする必要はなく、海自の中でも不人気な艦艇・潜水艦要員に必要なものである。

 艦艇潜水艦部隊への待遇は、10年ほど前に下げたっきりになっている。お陰で高練度な海士や、初中級海曹が艦艇勤務いやさに退職している。それを上げずに、使いもせず、人が充分に集まる特殊部隊の待遇を増やしても仕方もない。

 さらに、統合訓練時にお客さんで乗る陸空自衛艦に、乗組員手当や、航海加俸を与えろというのも、おかしな話である。海自の場合、お客さんで乗る海上自衛官にも防火防水の義務が課せられるが、加俸はない。3直性の航海直(昼3直、深夜3直でまともに寝られない)に入るわけでもないのに、それは過剰な手当てである。

 佐藤さんは、結局は、陸しか見ていないし、陸のことしかしない。もともと陸の政治指向は、海主陸従論への警戒から票田となり、議員を送り込むことに終始している。陸海空全体の調和を見ずに、陸の権益を確保する要員だから仕方のないはなしである。


※ 佐藤正久「防衛省・自衛隊における諸手当等に関する要望申し入れ」『BLOGOS』(2014.10.17)http://blogos.com/article/96692/
2014.10
17
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06:53
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前の記事にオマケ。便乗記事を発見したのだが
http://dragoner-jp.blogspot.jp/2014/10/blog-post_16.html

なんでスコンクワークスがエンジンをやるのか、不思議に思わないあたりが不思議。
あるいはPVで利益得られるみたいだから、迎合しているのかもね。
2014.10
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06:35
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 LMが、核融合を実現するというニュースがあった。トラック1台分のサイズで100MWという。だが、人類は既にSTAP細胞と常温超電導で騙され、常温核融合でがっかりした経験がある。まあ、現物ができるまでは眉唾が宜しいのではないか。

 人は時にスゲー嘘をつく。毎回掘るたびに旧石器時代の石器を発見する神様に至っては、いつも火事の第一発見者並にアレだが、追い詰められると、後にバレる嘘でも出てくるのだろう。まずは景気は上向きであるとか、三本の矢とかいっている嘘つきも相当追い詰められれているのではないかね。

 ただ、核融合が実用化できれば、イイコトは一杯ある。

 おそらく、石油が相当に安くなる。

 まずは発電用の石炭やLNGが余るので、それをCTLもGTLでもやれば、液体燃料は好きなだけ作れる。

 さらに、核融合でロハ当然で高熱や、それが無理でも電力がつくれれば、水と二酸化炭素だけでも燃料が合成できる。不効率ではあるが、熱や電気代がタダなら別にそれでも問題はない。

 エネルギー効率からバカバカしいことも平気にできるようになる。よほど困らないとやらない、海水からの真水の造水も、設備の面倒なROや減圧蒸留なんかしなくとも、単純蒸留や原始的な多重効用釜でできる。極端にマヌケな事を言えば、その水を川の上流に流して、ついでにやすい電力で酸素吹き込みやら撹拌でもすれば、都市河川や水質改善もできるかもしれない。あの外堀の夏の臭さのたぐいも解決できるかもねえ

 ただまあ、インパクトの割に朝日読売毎日日経が何も報じないあたりは、暫くは様子見程度のニュースで、飛びついて報道するとアレな危険性があると思う程度の確度なんだろうね。
2014.10
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00:01
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 日経「空自の緊急発進、最多の533回 14年度上半期」※だが、基本的にスクランブルは日本の事情で上げる。件数(確か、2機2ホップで1カウントだったと思う)を増やしたければ、幾らでも増やせる。いわば、火事場に消防車を何台送るかに似ている。スクランブル件数は、必ずしも、そのまま周辺国の脅威に直結するものではない。

 防空識別圏は広めにとってある。このため、日本に向かって飛んでこない飛行も相当数拾ってスクランブルをかけることになる。

 ロシアの場合、沿海地方やハバロフスク地方から樺太やカムチャッカまでの飛行も拾ってしまう。彼らが東シナ海やそこから太平洋に出るときには、特に対馬海峡を通らざるを得ない。(※※ 領空侵犯の多くは対馬海峡での、おそらく航法ミスの親戚)それをもって脅威とは言いがたい。

 中国にしても似たようなものだ。領土問題で揉めている尖閣付近をうろつくのはともかく。太平洋に出ること、それ自体は文句を言えない。中国海軍の航空戦力伸張という意味では脅威かも知れないが、その飛行自体は日本に危険でもない。

 そんなに深刻になるものではないということだ。空自や発表した統幕にしても、それは承知しており、変に発表すると突っ込まれるので、事実関係しか言わない。

 もちろん、報道機関がロシアの脅威が増えたとか、中国の脅威は切迫しているというのを期待はしている。そうすれば、防衛省の省益となるからだ。省益という言葉が悪ければ、彼らが理想とする防衛態勢に寄与することが期待できるからといってよい。

 スクランブル件数については、その程度のものだと承知して見ておいたほうが良い。OBあたりがホニャララの脅威がと言い出す時の論証にするだろうが、それもポジショントークというやつだ。もちろん、本気でそう言い出すのは居るが、あんまり頭は良くはない。特に空自戦闘機パイロット上がりは独善的な奴も多いので、眉に唾つけて7割掛け位に聞いたほうが良い。

 そのうち、中国のスクランブルへのスクランブルといった間抜けな自体も増えてくるだろう。中国は、最近、日本と衝突する形で防空識別圏を設定している。日米はその範囲どころか、中間線の向こうには始終飛んでいる立場である。ぞのうち、日米機に対する中国軍のスクランブルがヨリ遠距離に出てくるだろうが、それにも日本側はスクランブルを掛けるのだろう。

 役所は決まったことしか出来ないので、それはそれで仕方がない。不経済も極まりないが、それが領域警備というものであり、領土は神聖なので国はそこで手は抜けない。国家とは不経済なものなのだということだ。

 だが、それで跳ね上がったスクランブル件数だけを見て、「彼らはホニャララを狙っている」というのは、相当に頭の悪い発言だ。



※  「空自の緊急発進、最多の533回 14年度上半期」『日本経済新聞』(日本経済新聞,2014.10.15)http://www.nikkei.com/article/DGXLASDE15H0A_V11C14A0PP8000/?n_cid=TPRN0005

※※ 前に海図上に落としたことがある。「領空侵犯といってもカスっているだけだからね」http://schmidametallborsig.blog130.fc2.com/blog-entry-767.html
2014.10
15
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06:09
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 へぼ担当さんが、いつものとおり、お店以外の電力は駄目といっている。

 災害時に、艦船から陸上に送電するのは経費とか燃料費が高いので絵空事という。
へぼ担当@育児中‏@hebotanto 「船舶を利用した防災スマートグリッド」と防災面を強調するのであれば、それに必要な設備的対応を軽視してはならない。更に、需要逼迫時においてのコストメリットを触れるのであれば、最大受電電力基本料削減効果とともに、それに必要な燃料費他を正確に見積もるべきだろう。3:35 - 2014年10月12日
https://twitter.com/hebotanto/status/521247791104790528


 だが、災害時の電力で経費とか燃料費というのはどんなものか。船舶は最初から発電機をつけており、常用している。普段は使わない非常用発電機と比べれば経費は安い。燃料代も、船舶用だろうが非発だろうが大差はない。どっちもエンジン部は同じ船舶用である。

 さらに、その電力代の計算もオカシイ。船舶用の発電機に課税軽油を使って、電力会社よりも高いとか言っている。
へぼ担当@育児中‏@hebotanto 大凡の計算だが、船舶用エンジンを用いた発電機を運用していた経験を持つが、その時の燃料費のみを考えた発電原価は25円/kWhを超えていた。なお、当時2001年前後だが軽油価格が1L 80円前後。現在は145円前後。単純計算で45円/kWhと太陽光より高価だが。3:42 - 2014年10月12日
https://twitter.com/hebotanto/status/521249524849729537
実際には、船舶が軽油を使うときには免税となるし、最初から非課税の灯油でもよい。普通は安いA重油を使うし、もっと安い粗油でもC重油でも動くものもある。当時の灯油価格で計算すれば、店頭で40円/立なので、12.5円/kw、値段が安くカロリー高めの重油を使えば、10円程度にはなる。

 だいたい、2001年前後は、いろんな事業所に常用発電機のセールスが来ていた。その手の商売をしていれば、そのあたりはご承知だろう。横監にもOB帯同で来たことがあって、断る理由を探せと言われて、人件費と設置する土地の件で不適当と答えた。その時の先方の見積だと、やはり、確か燃料代は10円内外だったはず。消耗品とか入れると、これよりも結構高くなったけどね。

 まあ、へぼ担当さんとは相互主義だから言えるけどね。技術者かも知れないが、自分の関連している分野以外はご存じないのだろう。電力会社で、発電云々と自称しているけど、まずは、バルブの開け閉め係といったとこじゃないか。

 へぼ担当さんのアレな話は、こんな感じ。エリートでございと自分を大きく見せようと努力しているけど、その発言の内実を見ると…といったところか。
・ いつものように「機微情報」と自己装飾しているhttp://schmidametallborsig.blog130.fc2.com/blog-entry-734.html
・ 「CIF」の意味を承知せずに「風説の流布」とは、地金が出てますねhttp://schmidametallborsig.blog130.fc2.com/blog-entry-516.html
・ 米軍もJet-Aを使うってさhttp://schmidametallborsig.blog130.fc2.com/blog-entry-685.html
2014.10
13
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09:00
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 TBSラジオで、電力会社の矛盾が突かれている。森本毅郎のスタンバイだが、電力会社やその取り巻きが「電力が足りない」とか「LNGの輸入で国富が」と言っているクセに、「太陽光発電の送電はできない」というのは矛盾ではないかというもの。

 実際には、儲からないからだろう。

 電力会社は高い電力を作れば作るほど儲かる。防衛省の随契と同じで、経費に利益率を掛けているから、経費を上げれば上げるほど儲かる。

 だが、よそから仕入れた電力では儲けられない。顧客から電気代としてKW約22円と賦課金1円を取るが、それはそのまま発電元に渡す金であり、収益にはならない。そもそも、電力会社以外が電力を作ると、電力会社の発電量のシェアも減る。

 つまり、自己の収益最大化で再生可能エネルギーは邪魔なので、妨害する。別に受け入れても問題もないものだが、技術的な問題を理由に抵抗しようとする。

 その尻馬に乗るのが取り巻き連である。取り巻きには、献金やら寄付の類をもらえるいった極小数の類と、一円にもならない、反反原発がいる。後者は、反左派でもある。反原発やエコにはサヨクの臭いがするから嫌いといったものだろう。※

 この連中は「電気は必須、『たかが電力』とは何ごと」とか「経済発展には電力が必要」という。酷いのになると「貿易立国なのに外貨の流出が」と、貿易立国と重商主義の区別がついていない。

 だが、増える電力が大陽光だと気に入らないらしい。減価償却が終わればタダの安い電力で、国富も流出しないのに、必死になって悪い電気だと主張して、よい電気の原子力の復活を主張している。彼らからすれば、太陽光だとピュア・オーディオに雑音が混じったり、雲の陰りで電圧がかわるので、炊飯器もでもご飯に雑味が交じるのだろう。

 いずれにせよ、無駄な抵抗である。太陽光の伸びは止められない。新築の3軒に2軒は積んでいる。工場や空き地まで太陽光のパネルを敷いている。固定価格買い取りの経済的なインセンティブはあるのだろうが、好条件ならなくても10数年でパリティになる。電力代はロハになるだけでも相当の利点である。

 さらに、太陽光関連の単価はさらに下がる。さらに値段があがる原子力や、市況次第で上げ下げするLNGや石炭とは違う。固定買い取りがなくとも、5年で償却して30年使えるようになれば、電力会社と契約する奴はいなくなる。

 電力会社も、斜陽産業になるのではないか。一度、太陽光を導入した顧客は、電力会社から電気は買わない。夜や悪天候に買うかもしれないが、差し引きすれば顧客ではなくなる。

 さらに電池の類が安くなれば、契約しないヤツが出てくる可能性も高い。水質に問題のない井戸と浄化槽があるのに、水道と下水道を引く奴はいないということだ。内風呂が増えたら銭湯に行かなくなるようなものだ。


※ まあ、櫻井よしこさんあたりのように、その両方もいるだろう。サヨクやエコを憎んで、それをマネタイズしているからね。そのうえ財団への献金や寄付、講演でも相当に金がもらってるんだろう。羨ましい限りであるよ
2014.10
12
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06:19
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 イスラム国対策で米国とイランは協調路線にあるのだが。さらに一歩進めてイランと和解すれば米国にとっての中東問題は半分は片付くのではないか。

 そもそも、米国とイランは仲悪くする必要はない。米国はパーレビー王朝を倒され、権益を失い、大使館を占拠された結果、イランを憎むに至った。だが、今となっては傀儡政権と権益を復活する見込もないので、張り合うだけの実利はない。

 米国から見ても、イランも昔ほど突っ張ってはいないだろう。そもそも、八十年代に危惧されたイランの革命輸出の影響はそれほどではなかった。核開発の件を有耶無耶にして、損切りして敵対関係のレベルを下げれば、湾岸での外交も楽になるし、軍隊の派遣・駐留からも相当に足抜けして良い。コストやリスクは相当に減らせる。

 イランにとっても、米国と喧嘩しなければならない理由はない。米国も、今のイランを叩く余裕はない。それであれば、真剣に軍事力で張り合う必要はない。

 もちろん、宗教サイドとしては、昔、悪魔だと言った手前、面子で睨み合わなければならない。

 だが、イランも相当に世俗化している。今の政府としては、米国との和解ができれば、軍隊や革命防衛隊は小さくできるし、外交関係の刺であり、金食い虫の核開発も止められるくらいのことは考えられる。

 米国とイランの和解には、イスラム国討伐という外圧と大義名分があるので、ちょうどいいチャンスではないかね。刺となるのは核開発だけだが、そこは双方とも有耶無耶にできるんじゃないのかね。米国も今までの核兵器開発云々は言わず、平和利用ならみとめる、イランも核兵器開発はやめて、従来の主張通り平和利用をして面子を保った上で、査察を受け入れればそれでいいんじゃないの。

 まあ、米国にとって、なによりもイランとの和解が妙手となるのは、フリーハンドとなったイランは、イスラエルとサウジアラビアといった米同盟国の適当な脅威となることだろう。勝手なことばかりするイスラエルや、原理主義に金を注ぐサウジを掣肘するちょうどいい材料ではないかね。
2014.10
11
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10:32
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 中国がインド洋に小規模の水上艦を維持したからと言って、何か実害があるのだろうか? 結局は、60-70年代のソ連がインド洋に派遣した水上艦と同じで、できることは相当に限られているのではないか?

 北村淳さんが「中国海軍艦艇がイランに初寄港、インド洋沿岸に着々と戦略拠点を確保 ‐米海軍はもはや対処できず」で、中国海軍の伸張により米海軍は何も対抗できないとしている
中国海軍の水上戦闘艦艇がインド洋に送り込まれるようになり、原子力潜水艦や通常動力潜水艦までもが海賊対処艦隊に対する支援という名目でインド洋を遊弋(ゆうよく)し始めた。
 これに対してアメリカ海軍は、オバマ政権による大幅な国防予算削減ならびに強制財政削減の影響により、インド洋に展開する海軍戦力を強化させることはとてもできない状況である。
 しかしながら、インド洋におけるアメリカ側の海軍力を何らかの形で強化しないと、日に日にこの海域でも戦力が充実しつつある中国海軍を牽制することができない。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41842?page=4


 しかし、中国海軍はインド洋で米海軍に対決できるのだろうか? 中国がインド洋に送り込んでいる戦闘艦の数は、5を超えない。対して、米海軍は容易に10でも20でもインド洋に集結できる。

 さらに、インド洋で中国艦隊が何をできるかも、疑問である。

 もちろん、政治的プレゼンスではある。中国は、インド周辺国とは協力する関係にある。中国周辺国が中国に辟易する用に、インド周辺国は、何かにつけ、インドの圧力に辟易している。中国やインド周辺国が、インドに軽い嫌がらせや、なにか政治的に対立した時に中国が付いていると言った程度には役に立つだろう。

 だが、米海軍に対して何かできるわけでもない。現実的に米海軍と戦争することはできないし、通商破壊のような行動もできるわけではない。そんなことをする理由もないし、すれば中国向けの海上輸送を留められてしまう。

 結局は、60-70年代にインド洋に進出したソ連とかわるものではない。規模も、できることも大差もない。それに対する過剰反応としての、インド洋に脅威が云々といったあたりも、北村さんの主張と変わるものではない。



※ 北村淳「中国海軍艦艇がイランに初寄港、インド洋沿岸に着々と戦略拠点を確保 ‐米海軍はもはや対処できず」『JBPESS』(日本ビジネスプレス,2014.10.2)http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41842

※※ 北村さんの主張で不思議なのは、優先順位を割り振らない点である。中国とのゲームでの優先順位からすれば、優先すべきは米海軍と米空軍である。だが、対中対峙で米海兵隊ばかりに焦点を当てた記事を書くのが、どうも奇妙に見える。
2014.10
10
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12:00
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 本日売りの『軍事研究』11月号で「長江鉄道橋を落とせば中国を屈服させられるカモね」を書きました。宜しければお買い上げください。

 難しいのは、図版のサイズですね。自分で組版できればいいのですけど、編集部でやってもらうので、出力時のサイズがわからない。そうすると、図版中の文字の大きさをどうしたらいいものやらとなります。

 あと、記事名は編集部にお任せしています。まあ、各自に書かせると整合性もなくなるし「中国を屈服させられるカモね」は駄目でしょうし。前々回の中華イージスの話なんか、己に題名書かせれば「中華イージスたいがい」になるでしょうねえ。10式戦車批判書いても「この不要なもの新戦車」みたいな感じじゃ、編集部も駄目というでしょう。

 あと、別の媒体でも注文受けています。それに年末に向けて締切が早仕舞いになる時期ですので、このブログの方は遅れたり飛ばしたりがあると思いますが、ご寛恕ください。これも、どうにかしてマネタイズできればいいんだけどねえ。
2014.10
10
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10:53
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 毒蝮を聞いていたのだが、ワタミの介護施設でやっていたよ。まあ、やや少し前から提供にワタミの介護が入っていたのだからそういうこともあるのだろうが、あのオーナーが出てきたり、それをヨイショするあたりは、まあ不愉快になるものであった。

 商業放送だから仕方もないといえば、仕方もないものだけどね。
2014.10
09
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12:00
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 NHK「五輪専任相設置法案 早期提出へ」なのだが、
「サイバーテロへの対応だけでも、数百人規模の体制が必要だということが具体的に分かり始めてきた。専任の大臣を置いて、オリンピック・パラリンピックを成功させることが政府の役割だ」と[官房長官が]述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141008/k10015246081000.html
とある。

 そもそも、オリンピックのサイバーテロ対策に数百人態勢が必要なのだろうか。

 オリンピックは、駆けっこの順番決めるだけの話に過ぎない。システムがダウンするなり、乗っ取られたりしても、別に問題も無い。順番に、こいつ1等賞、2等賞、3等賞ときめて、表彰台に送り込めば、見ている奴はそれで分かる。同着で写真判定のたぐいも、どうせテレビが放送している。テレビ局に聞けば分かるだろう。

 そうなると、何のためにサイバーテロ対策するのか、それに人件費をブチ込もうとするのか不思議なものだ。金融業でもないオリンピック関連組織が、セキュリティ大事とかいって、公的な予算から、セキュリティ企業に、3万人工の発注を掛けること自体が怪訝だけどねえ。

 まあ、もっともらしいことを言う割に、一部の企業を儲けさせる話はある。オリンピックの組織(まあ、碌なものでもないだろうが)にセキュリティ屋を入れれば、セキュリティ業界の権益となるのも同じ伝だろう。

 円高にして輸出企業だけを儲けさせるとか、年金の金突っ込んで株高にして株のセクターだけを儲けさせるとか、国民はだれも頼んでいないのにカジノ法案に熱心なのも同じか。



※ 「五輪専任相設置法案 早期提出へ」『NHK NEWSWEB』(日本放送協会,2014.10.8)http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141008/k10015246081000.html
2014.10
07
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05:09
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 下村博文さんが、教員は政府の自粛規制に逆らうな、それは法令に違反するようなものだと言っている。教職員組合の組合員は敵で、その敵が憎い北朝鮮に行ったことについてイチャモンをつけたいのだろう。

 9月30日の文科省の大臣記者会見※ から、該当する部分を抜き出すと次のとおりである。質問した記者は、動画(12分30秒ころ)によると「産経新聞のカワセ」さんであり、産経は当日「大分県教職員の訪朝『極めて不適切』 文科相、服務規律徹底要求へ」 ※※で記事にしているが、まずはプロレスもいいところである。
記者)
 大分県の公立小中学校の教員41人が、平成24年度に大分県教組の主導で、当時渡航自粛要請が出されていた北朝鮮などを訪問していたことが明らかになりました。この件について、大臣はどのように思われるでしょうか。

大臣)
 大分県の公立学校教職員計41名が、平成22年と24年の2回にわたり、大分県教職員組合が主催する海外研修に参加し、北朝鮮と中国を訪問したということは承知しております。特に北朝鮮については、政府が渡航自粛を要請していたことから、極めて不適切であり、大変遺憾に思います。
 大分県教育委員会は、平成22年の教職員の訪朝以降、政府の渡航自粛要請に鑑みて、大分県教職員組合に対し訪朝を自粛するよう要請してきたと聞いております。県教委の要請を受け、県教組は今年の訪朝を中止したと聞いております。
 公教育を担う教職員は、児童生徒の模範とならなければならず、法令に違反する行為はもとより、国民の信頼を損なうことがないよう、一人一人が自らの行動を律する必要があります。
 教職員一人一人が子供たちに重大な影響を与える立場にあることをしっかり自覚し、学校教育活動外であっても、保護者や地域住民の教育に対する信頼を損なうことがないよう、教職員の服務規律の確保を徹底するよう、大分県教育委員会に対して強く求めてまいりたいと思います。


 この人は、無理な言いがかりをよく付けるものだ。

 「北朝鮮に行くな」は、あくまでも自粛であって、渡航の禁止ではない。禁止ではないものを、教員が行ったからといって文句をつけるいわれはない。さらに、行ったのは地方自治体の職員であって、国の職員でも、文科省の職員でもない。

 そして、宰相がいいように騙された結果、北朝鮮への自粛措置は今年の7月に解除されている。今となってはさかのぼってヤイノヤイノ言っても意味はない。

 まずは、竹富島の教科書採択に文句をつけたのと同じ伝であることだよ。あの時は「国費で教科書を上げることができるよ」という、罰則もない教科書無償措置法の字句を使ってイチャモンをつけた。

 自分の、あるいは自分の属する勢力の気に喰わないことは、どうしても排撃しなければならないとおもっているのだろう。

 まあ、案外、足許の支持者層が北朝鮮に行ってそうだけどね。評判の悪い新興宗教には、教祖の生家を拝むためか北朝鮮に行く御宗旨がある。彼の支持者はその類だし、親方のアレな宰相も御宗旨と親密だから怪しいもんだ。



※  「下村博文文部科学大臣記者会見録(平成26年9月30日)」(文科省,2014.9.30)http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/1352237.htm

※※ 「大分県教職員の訪朝『極めて不適切』 文科相、服務規律徹底要求へ」『産経ニュース』(産経新聞,2014.9.30)http://www.sankei.com/affairs/news/140930/afr1409300015-n1.html

¶  海自でも、信者の3佐が無許可渡航して処分された話があったよ。
2014.10
06
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07:20
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 産経新聞「野口裕之の軍事情勢 『空の腹切り』『肉攻』に学ぶ対露戦略」だが、内容もアレだが、文体がオカシイ。何がオカシイかといえば、有職を気取って旧字体を使うにもかかわらず新字体が混じっているためだ。

 野口さんは、「ソ聯」「滿洲」「大日本帝國」「關東軍」と使っている。だか、同時に文頭から「戦」車、諸「国」、「条」約、「併」合、「欧」米、『「対」話』…と新字体を連発している。両者を混合する意図は不明瞭である。

 あるいは、固有名詞を当時の表記のとおりに書いたというなら、それも不徹底である。固有名詞である「陸軍石頭『予』備士官『学』校」を放置したのは何故か。「ソ聯軍『将』校の問いに帝國陸軍『将』校」といったあたりも同じようなものだ。

 確かに旧字には、独自の有り難みがある。役者でも本家は澤村と名乗り、分家は沢村と書いたりする。中国でも、高級料理の印象をつけるために、繁体字を使う例もあるという。

 だが、文章の中での混用には、頭の悪さしか見えない。書くなら書くで全部旧字にすればいいし、結局は同じ字なのだから新字にしてもいい。

 ちなみに、当時は手書きの時代なので、だれも旧字はそのまま書いてはいない。繁体の台湾人が、自国のことを繁体で「臺灣」とは書かないようなものだ。滿州はほとんど「満洲」と書いているし、帝國も結構「帝国」と書いている。手書きで画数の多い關東軍と書くのは、よほど丁寧に書くときだけの話である。

 たいていは、旧字を使う人は「この字が正しい」ようなことを言うが、弁護士弁理士弁財天弁当の区別がつかなかったり、抛を放の旧字だと思っていたりする。野口さんもその伝だろう。

 まあ、記事で礼賛している中身はもっと酷いけどね。ロシア人の前でハラキリすればロシア人は怖気づいて日本に攻めてこないとかねえ。『ライフ・オブ・ブライアン』の、パレスチナ・スーサイド・コマンドそのものではないのかね。



※ 「野口裕之の軍事情勢 『空の腹切り』『肉攻』に学ぶ対露戦略」『産経ニュース』(産経新聞,2014.10.6)http://www.sankei.com/politics/news/141006/plt1410060004-n1.html
2014.10
05
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 11月のAPECに、中国は台湾に招待状を送っている。「中国が11月APECの招待状を台湾に正式送付、台湾は「特使が直接手渡せ」と形式重視―海外メディア」中国が上手くやれば、馬英九さんが北京に行くことになる。そうすれば、習さんと馬さんは握手する。おそらくは、両岸の軍事的対立の終結も宣言するだろう。

 中台の両岸関係が安定したら、中国憎しの親台湾派の人たちはどうするのかね。もちろん、中国は台湾正面から完全に兵を引くわけではないし、台湾も独自の防衛力は確保し続ける。ただし、彼らの言う「台湾侵略を目論む中国」という図式はなくなる。

 中国にしても、別に台湾回収を急ぐ必要はない。台湾が一つの中国の原則にとどまる限りは、今更のどうこうしなければならない話ではない。経済力では既に台湾を圧倒している。あと100年の間には同じ国に戻るだろう。中国は香港で150年待ったわけだから、台湾でも待つことも出来る。

 台湾としても、中国を嫌う必要はない。今となっては重要な商売相手である。今でも観光客は引きを切らない。平和的に併存できればそれで良い。事実上は独立国家でもあるわけで、独立さえ言わなければよいだけの話だ。どの政党が政権をとっても、現実主義から台湾独立は言い出すことはない。

 日米としても「それはいいことですね」としか言えない。本心では台湾と中国は対立していて欲しいが、平和的な話し合いでは文句も言えない。台湾の中立化は止めることは出来ない。

 日米としては、中国側につくことを防ぐことだけだろう。将来的に、例えば20年後に台湾が中立から中国への傾斜をしたら、経済封鎖するよとか、軍事基地貸したらこっちから攻撃するからね、みたいな雰囲気を伝えることかね。

 あとは、尖閣で台湾も積極的になるかもね。今までは日本の機嫌を取る立場であったので、極端に厳しいことはしていない。だが、中国との関係の進展によって、領土問題で日本と対立しても構わなくなるだろう。特に、台湾の政権が、国内政治が上手くいかない時に、眼を逸らすために尖閣をヒートアップさせる可能性はあるものだよ。

 まあ、日中台のいずれにしても、本質的には何の価値もない、どうでもいい島だけどね。



※ 「中国が11月APECの招待状を台湾に正式送付、台湾は『特使が直接手渡せ』と形式重視―海外メディア」『レコードチャイナ』(Record China,2014.9.4)http://www.recordchina.co.jp/a93698.html
2014.10
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03:57
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 腹痛で丸二日ぶっ倒れていて、やや恢復したのだが、そこでなぜか巨人の星はどうなったのかが気にかかった。インド版でクリケットやるアレね

 で、ググると四話まで0.1%、そこから0.2%という。

 それって低いだろという話に、勧進元は低くないと強弁している
第1~3話までの視聴率は0.1%、4話から0.2%に上昇しました。
――0.2%……ですか。
低いとお思いかもしれませんが、違うんです。
インドは全土に700チャンネルもあります。ドゥールダルシャン(DD)という地上波が1チャンネルあって、ほかは全部ケーブルテレビと衛星放送。このうち、全日レーティングが0.1%に達しているのは24局しかありません。
http://toyokeizai.net/articles/-/13031?page=4
だが、これも失敗したことを糊塗しているだけではないのか。

 巨人の星のインド版については、国産のアレ映画に近い動機があるようにしか見えない。クールジャパンだから儲かるという一点張りで作った姿は、大人気マンガが原作だから儲かるといったデビルマンやルパン三世の実写映画に近いものがある。これは絶対面白いから作るという話ではなく、投資に丁度いいから作るといったものなのだろう。コケて当然ではないかね。



※ 絵も、九〇年位にインドに発注したスレイヤーズのアレのような低品質だしねえ。フラッシュアニメのような登場人物と、歪んだパースの背景や車両、正確なのはポリゴンで作った、出資者であるANAの飛行機とかスズキの車、ダイキンの看板だけなのもね。
アニメ製作も漢字文化圏の方が得意なんじゃないかね。もちろん、文化的な浸透力でもそうだろうから、売るならベトナムではないのかね
2014.10
03
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23:21
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  「官房長官 カジノ法案成立に強い期待」なのだが、なんで官房長官までが強く期待するのかね。

 カジノはあってもなくても構わない。だが、議員立法をしてまでカジノを推す連中には、何のメリットがあるのかわからない。金をどれ位掴まされているものやらという話だ。

 日本国内でも、三競オートが閑古鳥で、パチンコも縮小している。それで大きな利益もでないだろうよ。海外に行っていたバカラモンが国内で金をおとすだけではないのかね。

 中国人も、マカオがあるのに日本まで来ないだろうよ。マカオにはそれしかないから、日本よりもテラ銭を減らして還元率アップするだろうしねえ。



※ 「官房長官 カジノ法案成立に強い期待」『NHK NEWSWEB』(日本放送協会,2014.10.3)http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141003/k10015102861000.html
2014.10
02
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12:00
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 フィンランドは親日だ、東郷元帥は英雄でビールがあるという話については、当節は否定されている。だが、井上和彦さんはそれを言い出しているのは、確認をしないからだろう。

 「北欧の親日国フィンランド 日露戦争の勝利が独立の精神的支柱に」※ で、井上さんは
 日本海海戦で、ロシアのバルチック艦隊を撃ち破った東郷平八郎提督はフィンランドで英雄としてたたえられ、「東郷ビール」が生まれたのだ。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20141001/dms1410011140007-n1.htm
と述べている。

 だが「『東郷ビール』という伝説」で明らかにされているように、東郷さんの顔のついたビールは、ビール会社が作った提督シリーズの一種類に過ぎない。その中には、マカロフやロジェストヴェンスキー提督も含まれていたという。日本海海戦の勝利や、フィンランドでの英雄としての取り扱いとは関係はない。

 そもそも「日本の勝利が独立の精神的支柱に」なったという段階で、正しくはない。井上さんは
フィンランドの対日感情はすこぶるいい。1917年までロシア帝国の統治下にあった同国にとって、日露戦争(1904-05年)での日本の大勝利は、国民を熱狂させ、独立への精神的支柱となり、日本に畏敬の念を抱かせたのだ。
と述べているが、フィンランドは武力闘争で独立したのではなく、ロシア革命でロシア皇帝の統治から離れただけにすぎない。

 井上さんが参考にしたのは展転社http://tendensha.co.jp/の本である。別に展転社出版物から引用するのは正しくないとは言わないが、自分の主張を補強する材料としては、吟味してから使うべきだろう。

 他にも、砲の説明書の訳文でも井上さんは怪しくみえる。
スオメンリンナ島(要塞群)には日本製の120ミリ砲が保存されている。[中略]説明書にはこう記されている。
 《この大砲は後のソ連との『冬戦争』最中の1939年12月6日に162発を撃ってソ連軍の攻撃を撃退した。そして、その後も活躍し、1940年2月19日の戦闘で砲身にクラック(ひび)が入ったが、それでもなお照準器なしで撃ち続けて敵を粉砕した。射撃弾数は648発に達した》

この説明書は、誰が訳したものなのだろうか。井上さんが訳したにしては「砲身にクラック(ひび)が入った」の件は不自然である。誰かが訳した文章に、井上さんが「(ひび)」と入れた可能性が疑われる。そうであれば、翻訳文の無断転載だろう。※※



※  井上和彦「北欧の親日国フィンランド 日露戦争の勝利が独立の精神的支柱に」『ZAKZAK』(産経新聞)2014.10.1,http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20141001/dms1410011140007-n1.htm

※※ 梅本さんの『雪中の奇跡』あたりを読み返す価値があるかもしれない。

¶  まあ、人は読みたいものを読むという。井上さんに記事や、桜林美佐さんの記事は、ZAKZAKの読者のレベルに合わせたといえばそれまでの話である。
2014.10
01
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18:48
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 サッカーで安重根の幕を掲げた云々だが、所詮は球蹴りなんだから、放置してもいいのではないか。

 サッカーも、いつの間にかナショナリズムを発露する場になっている。アンダーソンも言っているが、昔はユニオンジャックを掲げたUKも、いつの間にかイングランド、スコットランド、ウェールズの旗を揚げるという。日本が、なぜか旭日旗をあげるのも同じようなものだろう。その伝なら、日本との試合には安重根が出てきても、不思議もない。

 それを禁じる、禁じないとするのも面倒な話だ。どこまでを禁じて、どこからを禁じないのかはどうしても釈然としない。

 それならば、いっそ、鉄火場にすればいいのではないかね。いまでもTOTOはある。それを進めて、1試合限りの勝球投票権でも売りだせばいい。試合全体、前半、あるいは後半の勝ち負けだけを予想する単式とか、何点対何点に賭ける複式、点を入れたやつの名前を当てる三連単でもやって、熱い真剣勝負となれば、政治主張は交代するだろう。

 そこで煽っても良い。「日本ばかりに貼っちゃバランスが悪い、誰か韓国に貼る勇気のある奴はいないか」とか、「男なら逆張り」とかね。そうすれば、◯◯金返せ、ヘタクソ、球蹴りなんか辞めちまえの類で、サッカーでの政治問題はかき消されるだろうよ。

 うまくすれば、日本が勝ちそうになってお前らウルサイんだヨと、旭日旗を引き釣りおろす日本人とか、全財産を日本逆張りにした結果、怒り心頭で安重根の写真を破る韓国人とか出てきてゲラゲラだろう。

 サッカーも、所詮はその程度のものだ。そこで政治性を見つけて喧嘩しても仕方もない。

 なんにしても、あんなものを真面目に取り上げても仕方もない。いい年こいた大人が、揃いの運動着を着て運動場に行き、球蹴っているのを騒いで見ている姿は、何国人であっても、◯◯に見えて仕方がないもんだ。

 まあ、負けたあとに、そのチームの全員の心臓を神様に捧げるとか、世界大会で負けたら、次の国内試合は、お雇い外国人監督の首でやるよという残酷物語なら、己も「けしからん」と言いながら、ワクワクしながら見るけどね。