fc2ブログ

RSS
Admin
Archives

隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
→ 新刊・既刊等はこちら

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2015.01
06
CM:7
TB:0
00:01
Category : 未分類
 JSFさんの発言には時々不思議なものがある。

 今回は、飛んでくる飛行機の音が聞こえず、正横変わってから音が聞こえているというのに
音速突破と紹介されてるけど、音が静かだし突破してないかも・・・ベイパーコーンは音速出てなくても発生するしなぁ。
https://twitter.com/obiekt_JP/status/551865781927956480
と述べている点である。

音速


 録画時の音響レベルなんて適当なものなのに、その音響レベルを信じていることはさておこう。

 艦載機の飛行を見慣れている乗員が集まって見物しており、わざわざデジカメの録画モード?までしようとしているほどの見世物なのだろうという状況について、JSFさんが把握できないことも、おいておこう。

 なにより、近づいてくる飛行機の音が聞こえないことを不思議に思わないのは、かつて他人を叩くときに自称していた国立理系院卒の経歴からしておかしいのではないか。だいたい、ジェット機が飛んでいるのを見たことがあれば、前から見てF-18の轟音が聞こえないあたりは怪訝である。

 映像をみても、速力は推測でき、相当に高速であることが伺える。F-18は丁度18.0秒で左舷の艦尾鋭角部を代わり、19.0秒丁度で前方向アングルドデッキ鋭角部を抜けている。空母の図面から測ると170mで、アイランドから60mズレている。空母からさらに60m左をフライパスしたとすれば、秒速340m程度だからだいたい音速となる。(海面高度とか温度とかの検討はしてないけど、そんなものだ)
見た目の角度


 なんにせよ、音の大きさだけで、しかも録音レベルを考慮せずに音速以上以下を判断するのは、不思議なものだ。映像上で聞こえる音が小さいと「音速を超えていない」と判断するのが、JSFさんの理論なのかもしれない。

スポンサーサイト