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もう原油価格が80ドル100ドルということは起きないのではないか?
もちろん、今のドルの価値での話である。瞬間最大風速で80ドルがあっても、その寸前がが天井だろう。
というのも、今のドルの価値と技術では60ドルが近づくと、採算がとれるようになった非油田由来の石油が一気に出てきて価格上昇が抑えられる。出てくるのはシェールオイルだけではない。重質油改質や、バイオ燃料、XTLによる合成で作られた液体燃料が市場にでてくる。
将来的には、原油価格の天井はさらに下がる。技術革新で非油田由来の採算ラインはさらに下がる。ほかにも、いずれ世界規模で風力や太陽光といった電力があまり出す。それと、製鉄等由来の排出二酸化炭素を処理するための燃料合成も出るだろう。
この状況では、エネルギー資源だよりのロシア経済は溺れ死ぬ。なんせロシアには資源以外に売るものはない。その資源にしても、採掘現場は気象や交通の限界条件である。エネルギーにしても、それ以外の資源にしても、他産地よりも悪条件なのでロシアは最初に死ぬ。そして、航空宇宙技術やソフトウェアではロシア全体は食えない。
そのロシアの中で最初に死ぬのは、軍隊だろう。ここ10年程度の間、一次産品の価格上昇で待遇改善と装備改善を行うと言われ、一部でそれは行われていたが、実現する前に金が尽きて終わる。
原油価格には上がる見込みはない以上、ロシア軍は溺れ死ぬだろう。原油価格はさらに低下する見込みである。そうなると、ロシアは通常戦力の改善は全くできなくなる。別に戦争する相手もいないのでそれは問題はないと判断するためだ。あとは、大国といった自己欺瞞を続けるために、頑張って旧式化した核戦力を更新する程度に留まるだろう。
ま、日本にとって極東ロシアや軍は無視して良い相手に過ぎない。陸軍力は日本には全く関係しない。海空軍力も日本に対して劣位にある。実際、太平洋艦隊の海軍力も質量共に台湾海軍と大差もなく脅威ではないから、ロシアがどーなろうと、どーでもいい話だけどね。
もちろん、今のドルの価値での話である。瞬間最大風速で80ドルがあっても、その寸前がが天井だろう。
というのも、今のドルの価値と技術では60ドルが近づくと、採算がとれるようになった非油田由来の石油が一気に出てきて価格上昇が抑えられる。出てくるのはシェールオイルだけではない。重質油改質や、バイオ燃料、XTLによる合成で作られた液体燃料が市場にでてくる。
将来的には、原油価格の天井はさらに下がる。技術革新で非油田由来の採算ラインはさらに下がる。ほかにも、いずれ世界規模で風力や太陽光といった電力があまり出す。それと、製鉄等由来の排出二酸化炭素を処理するための燃料合成も出るだろう。
この状況では、エネルギー資源だよりのロシア経済は溺れ死ぬ。なんせロシアには資源以外に売るものはない。その資源にしても、採掘現場は気象や交通の限界条件である。エネルギーにしても、それ以外の資源にしても、他産地よりも悪条件なのでロシアは最初に死ぬ。そして、航空宇宙技術やソフトウェアではロシア全体は食えない。
そのロシアの中で最初に死ぬのは、軍隊だろう。ここ10年程度の間、一次産品の価格上昇で待遇改善と装備改善を行うと言われ、一部でそれは行われていたが、実現する前に金が尽きて終わる。
原油価格には上がる見込みはない以上、ロシア軍は溺れ死ぬだろう。原油価格はさらに低下する見込みである。そうなると、ロシアは通常戦力の改善は全くできなくなる。別に戦争する相手もいないのでそれは問題はないと判断するためだ。あとは、大国といった自己欺瞞を続けるために、頑張って旧式化した核戦力を更新する程度に留まるだろう。
ま、日本にとって極東ロシアや軍は無視して良い相手に過ぎない。陸軍力は日本には全く関係しない。海空軍力も日本に対して劣位にある。実際、太平洋艦隊の海軍力も質量共に台湾海軍と大差もなく脅威ではないから、ロシアがどーなろうと、どーでもいい話だけどね。
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「台湾でも『抗日戦勝70周年』行事開催へ『抗日戦の“真相”』明らかに」なのだが。産経からすれば「抗日戦の主役は共産党ではなく国民党」といいたいのだろう。
だが、当時はどっちも国民政府で、八路軍も新四軍も中華民国軍の一部なんだけどね。
抗日戦争全体を見ても、国民党系の軍隊と共産党に極端な差はない。
確かにたまに前線ができて、そこでの戦闘では国民党系が出てくるが、大陸ではいつも前線があったわけではない。なんとなく睨み合い、たまに日中いずれかがそこから出ようとした時に発生するようなものだ。上海戦や南京戦の時期を除けばそんなものだ。
その間に、共産党系は日本軍の背後で抵抗している。派手さはないが、抵抗したことは国民党系と変わらない。そもそも国民全体の抵抗(傀儡政権は除く)だから、そこで優劣つけても仕方もない。
なんというかねえ、相手を拘束して消耗させようとしているNVAと、同じように消耗させようとしているベトコンみたいなものであり、どっちが優れていてどっちがやる気がないとまでも言えない。
そもそも、今の中国でも、抗日戦での国民党軍の戦いも評価されている。この状況から言えば言えば「抗日戦の主役は共産党ではなく国民党」といった色を出そうとしても、いまさら大陸よりも台湾とか言い出してもどうなるもんでもないけどね。産経が歴史戦と言い出して一人相撲をとっているようにしか見えないものだよ。
だが、当時はどっちも国民政府で、八路軍も新四軍も中華民国軍の一部なんだけどね。
抗日戦争全体を見ても、国民党系の軍隊と共産党に極端な差はない。
確かにたまに前線ができて、そこでの戦闘では国民党系が出てくるが、大陸ではいつも前線があったわけではない。なんとなく睨み合い、たまに日中いずれかがそこから出ようとした時に発生するようなものだ。上海戦や南京戦の時期を除けばそんなものだ。
その間に、共産党系は日本軍の背後で抵抗している。派手さはないが、抵抗したことは国民党系と変わらない。そもそも国民全体の抵抗(傀儡政権は除く)だから、そこで優劣つけても仕方もない。
なんというかねえ、相手を拘束して消耗させようとしているNVAと、同じように消耗させようとしているベトコンみたいなものであり、どっちが優れていてどっちがやる気がないとまでも言えない。
そもそも、今の中国でも、抗日戦での国民党軍の戦いも評価されている。この状況から言えば言えば「抗日戦の主役は共産党ではなく国民党」といった色を出そうとしても、いまさら大陸よりも台湾とか言い出してもどうなるもんでもないけどね。産経が歴史戦と言い出して一人相撲をとっているようにしか見えないものだよ。