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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2015.01
14
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22:39
Category : 未分類
 米海軍がC-2の代替としてV-22に替えるらしい。WHITTLE「Navy Decides to Buy V-22 Ospreys for Carrier Delivery」によると、2018年から少数機を導入するとのこと。実際には、C-2も寿命一杯、米国のことだから製造から40年以上は飛ばすのだろう。

 C-2の能力であれば、V-22で代替できる。人員輸送と航空機の修理部品輸送で、艦載機にはそんな大物はない。ヘリのローターブレードは積めるかどうかだろうが、V-22で積めなければC-2でも積めないだろう。速力も航続距離も同じようなものだ。

 そのあたり、米国も米軍も問題無いというだろう。

 だが、厚木等での運用はどうなるものかね。

 今の厚木なら、騒音レベルと飛行回数でF-18に紛れるので問題はない。

 ただ、厚木から艦載機は岩国に引っ越すことになっているが、おそらくCODは横須賀から空母への輸送所要で厚木に残る。

 F-18がいなくなり、ある程度静粛化したP-1運用の中では、V-22は目立つのではないか。特に大型ヘリと同じで、大馬力を長大ブレードで吸収する形になるので、低周波振動が起きる。振動レベルの低周波は、従来の高周波音主体の防音対策では防ぎ難い。

 深刻なものではないにせよ、今までの反対運動の経緯もあって、ヒトモメするのではないかね。原子力でのトラブルを防ぐため、日本展開は最後まで通常動力を展開するようにしたみたいに、厚木は最後までC-2にするのがいいような気もする。米海軍側としても、C-2が置ければ、別にV-22を早期に厚木に置く必要もないだろう。





 C-2は見た目が不思議なもので、たまに横田周辺や、埼玉でも見るのだが、とにかく低速なので、同じ方向に車で走っていると、しばらくたっても同じ相対位置にいる。ああいう飛行機も当節はなかなかない。桶川の辺りで飛んでいる軽飛行機くらいなものか
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