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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2015.03
20
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Category : 未分類
 佐藤正久さんがチュニジアに防衛駐在官を配置しろと主張している。ツイッターによれば
佐藤正久@SatoMasahisa
【チュニジアにも防衛駐在武官は配置なし】
中東の春は、チュニジアでのジャスミン革命から始まった。[中略]ISILがエジプトやリビア等の地中海に面したアフリカ諸国に勢力を拡大している中、[北アフリカへの]駐在武官の増強は喫緊の課題だ
https://twitter.com/SatoMasahisa/status/578343220746186752


 しかし、武官を配置してどうなるというのだろうか? 今回のチュニジアでのテロと、日本人被害について、防衛駐在官を配置しても変わるものではない。

 武官とテロ被害防止には、ほとんど関係はない。武官は配置国の軍部と交際し、配置国や周辺国の軍事関連情報を収集するのが仕事である。配置国の治安維持状況を把握することが仕事ではない。また、在留日本人や観光客をコントロールする権限もない。北アフリカ各国に、マグレブからエジプトまでに武官を配置して、ISILのテロから日本人を安全にできるわけではない。

 佐藤さんの目的は、自衛隊のポスト増設でしかない。結局は出身業界への利益誘導にすぎないものだ。チュニジアの事件にしろ、ISILにしろ、そのように利用し、消費するだけだ。

 そもそも、日本にとって北アフリカの軍事情報にはさしたる意味もないし、チュニジアまで武官を置く必要もない。置いたところで電気機関車の釜炊きのようなものだ。何の役に立つわけでもない。そこに自衛官を配置することは無駄でしかない。



 少年犯罪の類が起きると、「だから道徳教育」云々するはなしみたいなものだね。海外でテロに日本人が巻き込まれると、どうでもいい国まで「万遍なく防衛駐在官を配置しろ」というのは、便乗以外の何者でもない。
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