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最新の『季刊 民族学』をめくると、ダニエル・ロングさんによる小笠原方言の記事があり、現地で「モエモエ」とは女性器のことと書いている。ハワイ語(ポリネシア語の方言のようなものだ)で「寝る」「眠る」から意味がズレて、女性器を指す言葉となったという。ロングさん曰く「大阪弁で女性器名称が性交を指すようになったのと逆の意味拡張である」としている。
コレを知れば、繁華街メイド喫茶の従業員どもの発言を、ヨリ侮蔑できるようになるだろうよ。
ほかにも、別れの際の挨拶「マタミルヨ」はSee you agein.の直訳であるともしている。例の「Just the Wives だけで集まった」とか、台風で「Water が up to kneeだった」とひざ上浸水を示す用例が含まれている。「それはsound funnyだじゃ meらはそれ言わないよ」みたいなやつだ。
船便の影響から、一週間の週が、便になったれいとかね。
まずは不思議なところであるよ。
今号の民族学には、日本人イヌイットの記事もある。大島育夫さんの例だが、完全に現地の長老となり、その人の道具がないと海獣はとれないとまでなっているらしい。地球温暖化で困るのは何時も俺達のような少数民族だと述べているのも、アイデンティティの変化として面白いものだ。
昔の『季刊民族学』はさらに面白かったのだけどね。イプールの猫祭りでネコを塔から放り投げて殺す昔の習慣とか、闘鶏禁止に反対するフランスの好事家の記事とか。たぶん、文盲向けの盲経?も初出は民族学だったと思う。ひっくり返した「お釜」、「般若」、「お腹」、「目」、「田んぼ」、「神様」、「鏡」の絵を並べて「まか・はんにゃ・はら・み・た・しん・きょう」と読ませるやつ。
※ ロング,ダニエル「小笠原諸島の言葉と人々」『季刊 民族学』(千里文化財団,2014.1)pp.87-103.
コレを知れば、繁華街メイド喫茶の従業員どもの発言を、ヨリ侮蔑できるようになるだろうよ。
ほかにも、別れの際の挨拶「マタミルヨ」はSee you agein.の直訳であるともしている。例の「Just the Wives だけで集まった」とか、台風で「Water が up to kneeだった」とひざ上浸水を示す用例が含まれている。「それはsound funnyだじゃ meらはそれ言わないよ」みたいなやつだ。
船便の影響から、一週間の週が、便になったれいとかね。
まずは不思議なところであるよ。
今号の民族学には、日本人イヌイットの記事もある。大島育夫さんの例だが、完全に現地の長老となり、その人の道具がないと海獣はとれないとまでなっているらしい。地球温暖化で困るのは何時も俺達のような少数民族だと述べているのも、アイデンティティの変化として面白いものだ。
昔の『季刊民族学』はさらに面白かったのだけどね。イプールの猫祭りでネコを塔から放り投げて殺す昔の習慣とか、闘鶏禁止に反対するフランスの好事家の記事とか。たぶん、文盲向けの盲経?も初出は民族学だったと思う。ひっくり返した「お釜」、「般若」、「お腹」、「目」、「田んぼ」、「神様」、「鏡」の絵を並べて「まか・はんにゃ・はら・み・た・しん・きょう」と読ませるやつ。
※ ロング,ダニエル「小笠原諸島の言葉と人々」『季刊 民族学』(千里文化財団,2014.1)pp.87-103.
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