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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2015.04
06
CM:3
TB:0
23:38
Category : 未分類
TBSラジオ、セッション22「嘉手納・那覇のほうが重要」・「海兵隊と在沖米軍を切り分けろ」と投稿したら、載りましたです。
まあ、海兵隊の国外撤退しか無いんじゃないですかねえ
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2015.04
06
CM:10
TB:0
12:26
Category : 未分類
 辺野古移設問題で、バカの一つ覚えで代替案を出せという。アレな右派政治家やネトウヨ、宗教疑惑の連中だけではなく、政権までがそう言っている。

 だが、代替案は拒否されたほうが、第二策として出すものだ。中央政府側が「辺野古に作れないからホニャララさせてくれ」と言い出す性質のものだ。「作らせないよ」という沖縄県が出すものではない。

 安全保障の問題については、さらに噴飯モノの話だ。対中対峙に日米同盟は必要であることと、海兵隊駐留が必要であることは直結しない。対中対峙は海空軍力で行われている。海兵隊は何の役にも立っていない。

 結局は、海兵隊を追い出して、日本の海空自、あるいは米海空戦力を配備すれば終わる話だ。

 知事は、その点で中央政府と妥協する必要はない。代替案、安全保障の解決案提示を含めて、ただNoと言えばよい。そのうち、問題が泥沼化に困った中央政府が代替案や安全保障とのすり合わせ、海兵隊撤退を持ってくるだけの話である。


■ 役に立たない在沖海兵隊

 そもそも、日米双方にとって、海兵隊を沖縄におかなければならない理由もない。

 海兵隊は、かつての役割を果たせない。従来は、中国への上陸戦や、東南アジア介入、日本軍国主義のビンの蓋といった用途があった。

 だが、中国は強大になり、アジア諸国も強くなった。このため、対中上陸戦や東南アジアへの介入は不可能である。中国で攻め込めるのは南沙西沙がいいところである。東南アジアでも、中南米並みに介入できるのはフィリピンくらいなものだ。

 日本軍国主義のビンの蓋の役割も、海兵隊ごときには果たせない。東南アジアすら介入できない米国が本気で日本に介入する余地はない。

 韓国も台湾も、海兵隊の増援を必要としない。韓国は北朝鮮通常戦力を恐れていない。米国に望むのは、政治的な同盟関係の維持であり、米軍ではない。台湾も対中戦をするつもりはない。相当に大陸に融和的である。

 唯一、使い道があるとすれば、台湾への圧力だろう。台北政権が新中国に接近し、中立化するのは止められないが、中立から先に生かせない、台湾省を解放軍に使わせないための圧力だろう。ただ、それも日米の海空軍力で済む話である。


■ 嘉手納維持が最優先

 安全保障というなら、沖縄で最も重視すべきは、嘉手納の維持である。そのためには役立たずの海兵隊ごときで、県と揉めるべきではない。

 今回の会談で公表された部分でも、知事は嘉手納その他の問題に触れていない。辺野古だけの問題にとどめている。

 海兵隊-普天間-辺野古を諦める代わりに、嘉手納は手を付けないあたりが、妥協点ではないか。

 とりあえず、辺野古を事実上足踏み状態とし、普天間から小出しに海兵隊を追い出す。そうすれば、県と県民感情、そして中央政府の面子は立つだろう。

 もちろん、現段階で政権がそれを認めるとは思えない。全く教条的であり柔軟性がないため、それは飲めないだろう。

 だが、このまま辺野古が泥沼化すれば、工事続行はできないとする判断は増える。これは日本だけではなく、米国にも影響を与える。そして、政権は米国のいうことは聞く。

 知事は即座に辺野古放棄を中央政府に強要できないが、辺野古を泥沼化させることはできる。それで困るのは政権であり、代替案を示す立場になるのも中央政府である。

 つまりは、知事は最低限、Noと言い続ければ状況は好転する立場にある。今回、官房長官に対して、代替案提示や安全保障での問題視を含めてNoを言い続けたことは、正しい行動だったということだ。