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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2015.04
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Category : 未分類
 「日本の新捕鯨計画「不十分」=IWC専門家会合が指摘」なのだが、調査捕鯨をして何の利益があるのか?

 日本はオーストラリアと関係を親密化したいと考えている。「安全保障のダイヤモンド」とやらで主張するような対中同盟は非現実的だが、豪州としても日本との協力関係は悪くないとおもっている。安全保障では一つ潜水艦でも買ってやろうとも考えているし、経済でも中国ベッタリも気持ち悪いから、落ち目だが日本との関係も確実にしておきたい気持ちはある。

 だが、調査捕鯨を強行すれば、豪州との関係は悪くなる。豪州とニュージーランドの国民感情を逆撫でする行為であるからだ。かれらからすれば、南氷洋は地先のショバである。日本が来て、大事にしているクジラを取ったら怒る。

 日本で例えれば、小笠原EEZのすぐそばで中国に調査捕鯨されるようなものだ。小笠原回遊群を捕りまくれば、日本人は怒るだろう。EEZの外だから我慢するようなことはない。自分たちの漁業は棚に上げて、資源保護を考えていないとか、適当な理由を作るだろう。

 南氷洋での調査捕鯨は、それと同じことだ。

 まずは、捕鯨から得られる利益もない。当節、牛でも豚でも羊でも、美味しいお肉はいくらでもある。捕ってきたクジラなんか誰も食わない。実際に調査捕鯨でも、持ち出し超過で赤字である。クジラが売れない状態では、商業捕鯨の再開は無理だし、意味もない。

 それでいて、世界中から敵視される不利益がある。自国沿岸で小規模に捕っていれば大したことはない。だが、人の家の庭先で大規模にやろうとすれば、何をやっているのかとも言われる。

 結局は、水産庁だけの利益ではないのかね。調査捕鯨を一回出せば、関係団体が儲かる。水産業界が喝采するといったためだけにやっているのではないか。

 そもそも。水産庁の政策は我利我利なものがおおい。ウナギやマグロの主張もそうだった。マグロは韓国のせいにし、メキシコを圧迫したが、実際に未成魚をとっているのは日本だった。捕鯨についても、鯨類が魚を捕るから、漁業が打撃を受けているといった屁理屈をつけようとしていた。今から見れば単なる取り過ぎを捕鯨に理屈付けようとするものだろう。

 そのうち水産庁は国を滅ぼすのではないかね。
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