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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 軍事ライターの文谷です
 コミケでは隅田金属ででています。評論情報です。

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2015.05
29
CM:21
TB:0
06:10
Category : 未分類
 スクランブルで先制攻撃できないことに文句をつけてどうするのだろうか?

 お名前を出すのは本意ではないので、ここで明記はしない。(最後にリンクだけ貼っておく)だが、このようなご意見と、それへの賛同的な反響をみていると、どうかしているとしか思えない。
例えばスクランブルで緊急発進する空自のパイロット。相手が撃ってこなければ反撃出来ない。つまり一機落とされてはじめて反撃開始だ。したがって二機で上がる。
今でもトンでもないリスク抱えてますが、何か?
そういったクソみたいな法整備下で死ぬ気でやってんだよ。
(リンク元ココ


 要は、「領海外で相手が撃ってこないのに、射撃していいように法制を改めろ」と主張しているようにしか見えない。

 そもそも、スクランブル発進と領空侵犯は同義ではない。日本領空が侵犯されないための予防的措置である。予防措置で領空外で攻撃していいというような法制を作るのは、公海使用の自由、国際法態勢への挑戦でしかない。

 また、領空侵犯したからといって撃っていいわけでもない。国内的にも、国外敵も必要な段階を踏む必要がある。この手の意見には、国境を超えたから問答無用で攻撃して良い、撃ち落としてよいとする頭がある。だが、平時に緊張状態でもないのにそんなことはしない。そもそも、今までの領空侵犯例を見ても、落とさなければならないほどの必要性はない。

 だいたい、日本のスクランブルで、相手に撃ち落とされるような危険性があるのだろうか? 対象はたいていは大型機であって、まず戦闘機を落とす力はない。しかも、翼下に兵装を吊っていない戦闘を意図していない状態での飛行がほとんどである。

 このての危険感覚ははスクランブルよりも、海自固定翼や回転翼の方が厳しい。これは冷戦期でも大概はそう。冷戦期ソ連艦への近接や、今の中国艦への近接、あるいは日本哨戒機による中間線向こうの飛行の方がよほど危険である。

 だが、空自パイロットOB連はこの手の放言をし、海自パイロットは言わない。空自Pの独善性もあるだろうが、どちらかと言えば国際法秩序や、「まあお互い様だし」といった国際社会の常識主義への感覚差なのだろう。



 まー、その空自PのOBあたりの放言を真に受けるのは、やめておいたほうが良いとおもうよ。読むだけで幸せになれちゃう愛国言動がネトウヨ誌の魅力かも知れないが、言っていることは相当に常識から乖離しているわけでね。

 なんせ、警備で先制攻撃とは相当にロックである。「スクランブルで攻撃を受けないのに攻撃できないのはオカシイ」といった主張そのものが「平時に領海外で相手が撃ってこないのに先に射撃をできるようにしろ」と言っていることに気づかないあたりで、あんまクールじゃないよねと
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