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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2015.06
29
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09:30
Category : 未分類
 産経記者が夕刊フジでシンガポールは反日と言い出している。「【野口裕之の軍事情勢】中国の代弁者に堕ちたシンガポール」がそれだ。

 なんにしても、「敵」への形容過多が気にかかる。
 
5月末の安保会議に集まった各国国防相らは中国の傲岸無礼に加え、ヘビならぬ龍に睨まれたカエルを絵に描いたごとき気概なき宰相の見苦しい姿を目の当たりにしたはず。シンガポールのリー・シェンロン(李顯龍)首相(63)は国際秩序をかき乱す中国を露骨に弁護し、国際法を守る日本を罵ったのだ。
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150628/frn1506281540007-n2.htm

とある。「ヘビならぬ龍に睨まれたカエルを絵に描いたごとき気概なき」(野口)といった敵を罵倒する上での形容過多は独裁国の翼賛調を感じる。昔の北京放送や今の平壌放送くらいでしか思い当たるものではない。

 最初の「反日同盟」といった表現から興味を引かれるものだ。「中国は華人の血を引く『親戚筋』を反日同盟の正式メンバーに引き込み始めた。」(野口)とある。海の向こうには、死ね死ね団のような反日同盟があるとする認識なのだろう。ある意味で産経記者の世界観を反映したものだ。

 内容も大したものではない。シンガポールで南沙が中国の肩を持った程度の話である。シンガポールは南沙問題の関係国ではない。どこの国だろうど知ったことではない。そして中国は華客である。親中国の発言をすることは不思議でもない。

 それを「日本の立場に反対する、反日だ」と言い立てるほうが不思議な話だ。外国政府が日本の都合にあった発言をしてくれない、中国より発言をしただけで怒り出すのは、小児的な反応としか言いようがない。

 日本に都合のいい発言をしないだけで反日認定するのならば、いずれは今まで親日国と持ち上げたタイやパラオ、台湾も反日と言い出すだろう。これらの国は中国に近いので、その可能性はたかい。そして掌返しでシンガポールへの悪口を言ったように、その時にはタイの政治体制やパラオの援助漬け、台湾の密漁について悪しざまな悪口をいうのだろう。平壌放送のような形容過多で罵りながらね。

 産経の掌返しは珍しい話ではない。軍政期の韓国や冷戦末期の新中国への好意的言動と、冷戦後の侮蔑的な既述はご存知のとおりだ。台湾の中立化が進めば、いずれは台湾も侮蔑的に扱われるだろう。その時には今回起きた台湾の粉じん爆発について、チャイナボカンといって揶揄するのだろう。



  まあ、他にも興味ふかいのは国語力ね。「シェンロン氏は●(=鯖の魚が立)國神社を首相として参拝した小泉純一郎氏(73)に対し「日本が占領した国に悪い記憶を思い起こさせる/戦犯をあがめる対象にすべきではない」と、既に説教を垂れていた。」(野口)と書いている。そこで注視すべきは「●(=鯖の魚が立)國神社」としているところ。「靖国神社」ではなく、「靖國神社」だといいたいのだろうが、どちらも同じ字である。異体字にこだわって、しかもJIS1水準にある靖の字を必死に避ける理由がわからない。

 野口さんの奇妙な漢字表記は、前に「旧字体使う人に限って不徹底」で述べたとおりなんだけどね。一部の旧字異体字にこだわる割に、まったく徹底できていないあたりは不思議なものだ。
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2015.06
27
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09:24
Category : 未分類
 浜松に沈んでいるとか言った話だが、引き揚げられる深さなら金へん景気でとっくに回収・スクラップになっているのではないか。

 続報がまったくでてこないあたり。そのあたりからすると、回収されているか、あるいはヨリ深い場所まで沈んでいるか、そもそも全くの場所違いではないのかね。

 朝鮮戦争の時分は鉄クズが高く売れた。大量の高品位鋼なら、命の危険を犯しての回収可能性も高い。

■ 実現の見込みは薄い
 なんにせよ、この手の旧軍遺産回収や、その展示といった話は実現すると思えない。

 まずは、現実味がない。ゼロ戦を飛ばすとか、戦車を引き揚げて展示するとか、外地から駆逐艦を持って帰る話がある。だが、後ろになればなるほど金がかかって仕方がない話である。公共セクターやグーグルやアップルやマイクロソフトの創始者といったあたりが大旦那になるのでなければ、金の問題で行き詰まる。

 また、いずれもコストに引きあった利益が出る話ではない。大枚はたいて展示して、維持費に見合った収益はでない。一番最初に見世物的な利益はでるだろうが、半年も経つと維持費を賄う利益もでないだろう。以降は持ちだしである。事業として健全ではない。

 マイクロ・ファウンディングとやらも、いずれ揉める。勧進元はマニア系であるため自分の持ち物といった感覚が生まれる。だが、その金は広く出資者に依ったものである。人の金で自分のコレクションを集めるような話であり、うまくいくはずもない。

 だいたい、開かれたものではない。この手の話で、寄付者だけに重要史料をみせるようなやり方があった。これは一般に開かれたものではない。最終的に作りたいとしている図書館、資料館、博物館のあり方と正反対である。その意味であべこべなものだ。

 その当事者能力も怪しい。問い合わせを受けたことがあるが、その内容が要領を得ていない。また公開情報でのプロフィールをみても、書くべきことでないことを書いている。まずは実務能力を疑う。

■ ごっこ遊び
 結局は、大人のごっご遊びなのだろう。社会的に意義のあるようなことをいって、NPOを作って、世間にチヤホヤされたいごっこ遊びではないのか。まずは他人のお金を当て込んだヒマつぶしてあって、現実的な利益はない。

 金だけ使った無意味行為になるのではないかね。その金があればカンボジアやラオスに学用品を送るほうがマシだし、ごっこ遊びなら全中連のように冷やし中華を賞揚する活動の方が金を他人に無心することもなく気が利いているものだ。

 四式なら、ビルマに探しに行ったほうがいい。一説には公式に存在しないはずの八八mmタイプが活躍した話がある。あるいはそれをみた英兵が、「日本人に作れるはずはない」といった思い込みで、漢字を付けたタイガー戦車をみたとか、操縦していたのはナチ親衛隊と言い出す例もある。真珠湾攻撃での目撃証言「操縦していたのはドイツ人」と同じ構造なのだろう。まあどっか探せば埋めた四式が見つかるのではないのかね。
2015.06
25
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11:54
Category : 未分類
 葛城奈海さんは、北朝鮮人民軍にいる閲兵式用のお人形が欲しいのだろう。予備自収拾訓練の服装の乱れ程度にカリカリ言っている。

 2005年春、初めて参加した予備自衛官訓練では、目を疑うような光景が多々繰り広げられていた。

 作業帽を阿弥陀に(=後下がりで)かぶる、胸元をはだけるなど、予備自衛官補時代には「決してやってはいけない」と厳しく注意されていた「不十分な着こなし」が見られた。時間に遅れて列に加わったり、学科が始まった途端にいびきをかいて眠り出したりするかと思えば、体育科目になると「健康診断でドクターストップがかかったので」と列外に出る古参の予備自衛官が続出する始末だ。

 これで本当に、イザというときに国のために役立てるのかと心底心配になった。

 当然ながら、訓練所見では思うところを率直に述べさせてもらった

国民意識を変えさせた自衛隊の献身性 災害時の活躍で感謝と尊敬のまなざし
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150624/dms1506241140006-n1.htm


 「水木しげるは戦争を知らない」とネトウヨが言い出すのと全く同じ構図だ。退職後に予備役やっている連中は、葛城さんの256倍は仕事ができる。本番でも手抜くところでダラダラ手を抜いて疲労を抑えるものだ。そこに兵隊ぐらしをしたことのない葛城さんが文句をつけるのは、ギャグでしかない。

 逆に、実作業用の作業服ごときにアイロンを当てて、正規に作業帽を被って、暑いのに上のボタンまで締めて、予備役での無駄な教務を背筋を立てて聞いていれば高評価するのだろう。実務は何もできないのにね。

 葛城さんが「私の理想の自衛隊じゃない」といって怒り出すのは、滑稽なものだ。普通科も高等科もでていないマークなしの右派的思想だけのオバサンが、実務やっていたオトツァンに能力で勝てるわけもないのだがね。雑務にしたって、新兵20人もらって作業を差配できるかどうかも怪しいものだ。

 理想は北朝鮮人民軍ではないのかね。服と節度と見た目と、公的発言のなぞるロボットみたいな兵隊が理想なのだろう。この辺りを全く見抜けない葛城さんは、朝鮮人民軍の連中に自衛隊の制服を着せれば褒めちぎるだろう。逆に、イスラエル軍みたいな、実務の服装を適当な軍隊は面罵するのだろうね。「アレで戦争に勝てるわけはない」とか言い出して。

 葛城さんの自衛隊ヨイショも、結局は勝手に自己の理想を投影して持ち上げているだけということだ。機能や中身を理解しようとしているわけでもない。男性的で規律的なことを求めているだけだから仕方がない。

 この辺りは右派的自衛隊応援団の女性に共通しているけどね。

 実際、彼女たちには共通項も多い。何よりも枯れたあとに出てくるあたりだ。外貌衰え世間がチヤホヤしてくれなくなったあたりで、右派団体や自衛隊ヨイショ団体で活動しているのは、女性がいないので礼儀上チヤホヤされることを本気にしているのだろう。

 他の女流防衛ジャーナリストとやらも同じようなものだ。単行本を立ち読みしたが、写真がすべて卒塔婆小町であるのには驚いた。兵隊の着物でカメラに向かってモデルのようにしなを作っているのだが、四〇超えてやるのは醜悪なものでしかないものだ。水気が抜けていることに気づかす、自ら水分があると信じている。周囲に諌める人もいない様子なのでヨコハマメリーさんのように延々とやるのだろうね。
2015.06
23
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11:55
Category : 未分類
 ooi@n_m@JDSDE214さんが「自衛隊の教範を売った」で怒ったフリをしているが、それは学級会裁判の正義に似ている。

 ooiさんはその発言から、自衛隊の権威に乗っかったマニアであることは判然としている。公的発表や部内紙の報道をそのまま信じ、真実であると言い出すあたりがそうだ。

 そのooiさんが、隊内のどうでもいい規則で他所様を糾弾している。
ooi@n_m?@JDSDE214
@MIBkai @fussoo_moe @moltoke_Rumia1p 部内限りの教範売った?…あのパンダ、何をトチ狂ってそんな事…
2015年6月22日https://twitter.com/JDSDE214/status/612989414294224896


 ooiさんの理屈なら、教範を用済後に焼却していないすべての隊員を責めるべきだろう。陸自教範にはそのように書いてあるからだ。

 だが、実際にそんなことをする隊員はいない。陸の教範は個人で買わされる。個人の財産である。焼けというやつもいないし、はいそうですかと焼くヤツはいない。

 さて、個人の財産を売って何か問題があるのか? 本来は外に出てまずいものを個人に有償で引渡す陸自の態勢が悪い。本当に外に出したくないのなら管理すべきだが全くしていない。これは海自と比べると歴然としている。海自には売り切りの教範はないし、少しでも数字が書いてあるものは番号付きでアトで全部回収する。高度なものは金庫管理や、その配布先も制限するし版面に全面通し番号が付けられたりする。*

 あるいは、陸自は外に出ても別段困らないと陸自は思っているのだろうよ。

 このあたり、字面しか追えず、本気で問題視できると思っているのがooiさんの欠点だ。使用後焼却なんて、ソニーのラジオに「弊社純正電池」を使えと書いてあるようなものだ。それを本気にとって「他社製電池を使った?…あの◯◯◯、何をトチ狂ってそんな事…」(ooi)と怒っているようなものだ、傍から見ていてマヌケな発言にしか見えないものだよ。

 ooiさんは、学級会の正義漢に似ている。軍クラとやらの身内での、昔のビックネームマニアとしての立場から誰もいない野原での立ちションやら、制限速度40km/hとかにも怒ったフリをして、その立場を守り自己満足に浸っているわけだ。



* 将来的には米軍式に檻のある部屋での閲覧管理になるだろうよ
2015.06
21
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23:50
Category : 未分類
 「ジャンプを読んだことあるか」とジャンプの折込はがきで尋ねる間抜けさがある。

 佐藤正久さんが、自分のツイッターで戦争法案のアンケートをとっている
佐藤正久@SatoMasahisa
佐藤正久事務所では「平和安全法制整備」に関して意識調査をしています。 外部にJUMPします→ https://jp.surveymonkey.com/s/Y3KKSXQ
質問は9問、回答は3択方式で、時間は1~2分、スマホでもサクサクと投票できます。 個人情報は収集されません。ご協力をお願いいたします。2015年6月20日
https://twitter.com/SatoMasahisa/status/612476331893223424

支持者のネトウヨ層にネトウヨ質問すればネトウヨ回答が帰ってくるのに決まっているものだ。ジャンプのとじ込みはがきアンケートで「ジャンプを読んだことがありますか」と書いているのとどう違うのかね。

 その結果は「『日本の平和安全法制整備に関するアンケート』投票結果」で発表しているのだが、これも何なのかね?

 コレで言えるのって、「ボクの支持者は、頭がアレなんで、みんな解釈改憲に賛成しているのです」以外の何物でもないわけだ。ツイッターで言及している連中の発言見ても、国難発想にドライブされた新興宗教的なアレさしか見えないもんだ。

 アンケートの中身とやらも、いつものアレ。「●問6 韓国には3万人以上の邦人がいます。避難のため邦人を輸送中の米艦を、自衛隊が防護することを可能とする法律を整備すべきと思いますか?」(佐藤) 

 なんで米軍艦で運ぶとか、それをわざわざ北朝鮮が攻撃するとか、蓋然性のない話が入っている。いきなり戦争が始まって、避難外国人を低速の軍艦で迎えにいって、それを韓国との戦争そっちのけで北朝鮮が襲うというのもなあと。
2015.06
18
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01:33
Category : 未分類
 産経「世界初メタノールエンジン 大型船舶用、三井造船が公開」だが、ディーゼルがメタノールで動いて何が目新しいのだろうか? 日本SUGEE風のバイアスを感じるものだよ。

 ディーゼルとガスタービンは大抵の燃料で回せる。かつては粉炭を使うという話もあったくらいである。セタン価が高いほうが望ましいが、あまり考えなくてもよい。メタノールだろうがエタノールだろうが、ガソリンだろうが軽油だろうが重油だろうが、エマルジョンだろうが構わないし、極端な話でいえば菜種油でもマーガリンでも動く。ガスでも問題はない。ガスはガスタービンと相性が良いし、ディーゼルでも圧入が上手く行けばそれで動く。

 それを知っていれば、メタノール云々に報道の価値があるかは怪訝である。従来ディーゼルでも燃料の噴射量を大きくすれば終わる。エンジンそのものの最適化もない。配管の腐食対策と潤滑周りを増やすくらいか。

 まあ、石炭で動くエンジンでも作らなければ報道の価値もない。実用できる粉炭ディーゼルができればそれこそイノベーションなのだけれどもね。ちなみにガスタービンでは1950年代だかにユニオン・パシフィック鉄道が粉炭ガスタービン機関車を作っている。すぐに腐食でダメになったし、熱効率は相当に悪そうだけれども。

 もちろん、石炭からの乾留ガスや一酸化炭素でディーゼルは動くだろう。だが、船舶用として考えれば、乾留設備のムダや、乾留後のコークスを窒素等で効果的に冷やす方法がない。無駄に燃焼損がでるので効率は悪いので意味はない。
2015.06
16
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06:15
Category : 未分類
 JSFさんは超音速対艦ミサイルの弾頭重量と、戦艦の主砲弾の炸薬量を比較してどうするのだろうか?

 まず、JSFさんは区別を理解できているか怪しい。
徹甲弾
JSF‏@obiekt_JP 超音速対艦ミサイルの弾頭重量が小さいから問題だという論には、先ずは戦艦の徹甲弾の炸薬量を調べてみることをお勧めするん。
2015年6月15日 https://twitter.com/obiekt_JP/status/610453741561483265

「弾頭重量が小さいから問題だという論には、先ずは戦艦の徹甲弾の炸薬量を調べて」どうなるというのだろうか?

 比較対象は揃えなければならない。弾頭重量と比較するのは砲弾重量であり、炸薬量と比較するのは炸薬量でなければならない。

 JSFさんはここでも混同している。比較についてご存じないか、話をごまかそうとしているかである。おそらく両者だろう。

 超音速対艦ミサイルは、中型でも弾頭重量は200-300kg程度しかない。それに対して、比較すべき戦艦の徹甲弾は重量で700-1200kgである。さて、これで何が言えるか。

 そもそも、貫通力と破壊力は異なる。超音速ミサイルやその弾頭は装甲貫通力を期待したものではなく、爆風と破片による破壊力を期待したものである。対して戦艦の徹甲弾はまず貫通力に特化しており、破壊力はその次でしかない。この点で言えば炸薬量での比較も意味はない。

 さらに、亜音速対艦ミサイルの炸薬量に言及しない点はJSFさんが逃げている。サンバーンの炸薬量は150kgあり、16インチ級徹甲弾の炸薬量20kg程度(一般的に1.5%程度)よりも相当に大きく見える。だが、ハープーンの炸薬量100kgと比較してそれほど大きいものではない。

 実際に、破壊力を比較した場合には超音速ミサイルの威力は低い。本体500kgのハープーンが220kgの弾頭と100kgの炸薬を持っているが、本体4トンのサンバーンが320kgの弾頭に150kgの炸薬しか持たない。これは効率が悪いというのが雑誌記事の主張である

 それを戦艦の主砲塔1400t、徹甲弾1.2t(16in Mk6)よりもマシだとして「先ずは戦艦の徹甲弾の炸薬量を調べてみることをお勧めするん。」(JSF)と言い出すのならば、JSFさんには戦艦の徹甲弾と亜音速対艦ミサイルと比較することをお勧めするとしか言いようがない。

 まあJSFさんとその一派は技術に眼が眩んでロクにものが見えていない。高度技術に見える超音速対艦ミサイルに夢を見すぎているのだけどね。
JSF‏@obiekt_JP 敵大型艦を少ないチャンスで撃破するために、一撃で撃破できる弾頭を対艦ミサイルに用意しようとしている。通常のミサイルで無力化した後に通常爆弾で再攻撃して仕留めるというのは、余裕がある時にしか出来ない相談なので。
2015年6月15日 https://twitter.com/obiekt_JP/status/610446121320644609


 サイズの問題から数が揃わない超音速ミサイルと徹甲弾頭で「敵大型艦を[中略]一撃で撃破できる」(JSF)ならば、汎用性のある軽量小型安価で数が揃う亜音速ミサイルで集中攻撃しても敵大型艦を一撃で撃破できる。

 準備にしても、TOTにしても、亜音速使ったほうが実現容易で確実なのだが。JSFさんとその一派は「高度技術は偉い、国産新技術は偉い」で思考停止しているから理解できないのだろう。
2015.06
14
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21:20
Category : 未分類
 ooi@n_m@JDSDE214さんは、国語力不足を勝ち誇ってどうするのだろう?

 まず、読解力が相当に残念である。雑誌記事で「対艦ミサイルは亜音速でも貫通力に不足しない」といった例で、入手できる数字としてコルモランを挙げた。ooi@n_mさんはそれに対して「コルモラン最強とか言われても困る」(ooi@n_m)と述べている。

コルモラン

ooi@n_m ‏@JDSDE214 つうかなー、対艦戦闘で見通し線内の戦闘が今後主流になるちう明確な見通しがないのにコルモラン最強とか言われても困る。
2015年6月14日 https://twitter.com/JDSDE214/status/610035248227745793

ぺ~ぶ☆すぱぃく٩( 'ω' )و‏@PaveSpike @JDSDE214 コルモランってMk2も含めて退役してたような…?
2015年6月14日 https://twitter.com/PaveSpike/status/610035594027102208

ooi@n_m‏@JDSDE214 @PaveSpike 某軍研の記事な。
2015年6月14日 https://twitter.com/JDSDE214/status/610036419004772352


 亜音速対艦ミサイル貫通力の例でコルモランを挙げただけで、なぜ「コルモラン最強」(ooi@n_m)と理解するのか不思議である。ooi@n_mさんは、国語力に不自由されているのではないかとしか思えないものだ。

 また、類推力の水準にも疑問を抱かざるを得ない。亜音速ミサイル貫通力での例でコルモラン貫通力を挙げたのに「コルモランってMk2も含めて退役してたような…?」(ぺ~ぶ☆すぱぃく٩( 'ω' )و‏)や「某軍研の記事な」(ooi@n_m)と進むあたりがそれだ。スーパーカーと大衆車を比較する場合に、大衆車側の能力を示すときにサニーの性能を持ちだした時に「サニーは製造中止なのに」というようなものだ。類推という概念があるかどうかも怪しいものである。なんにせよ、亜音速ミサイルのコルモランで装甲板を貫通できることから、エグゾゼやハープーンでも貫通可能だと類推できないのだろう。大した防衛技術ウォッチャーであることだよ。

 そもそも、ooi@n_mさんには国語力全体の困難も窺えるものだ。「対艦戦闘で見通し線内の戦闘が今後主流になるちう」(ooi@n_m)とも述べている。だが、筆者は対艦戦闘で水平線内側での戦闘が必須になると主張していない。この辺りでもooi@n_mさんの読解力が相当に不足しているのではないかと伺われる。もちろん、見通し可能距離を「見通し線内の戦闘」(ooi@n_m)といっているあたりで、軍事用語での理解も怪しいし、「という」を「ちう」(ooi@n_m)と書いているあたりでも口語と文章語の区別が怪しいことも窺えるのである。有り体に言えば、国語力が不足してらっしゃるのだろう。

 だいたい、ooi@n_mさんは語彙も怪しい。
ooi@n_m‏@JDSDE214 @obiekt_JP 旧来技術で数揃えて銀の弾丸を押し切ろうと言うのは手段として間違いでもないんですが、それには見通しがないと話にならんのですよね。その見通しが見えないからなあ。
2015年6月14日 https://twitter.com/JDSDE214/status/610037552012095489

「数揃えて銀の弾丸を押し切ろう」(ooi@n_m)とは何を言いたいのだろうか?まずは原義のシルバー・バレットの意味を全く理解していないことが伺われる。

 大学で理工系のお勉強に頑張ったのだろうか、国語力はお利口ではない様子だ。ooi@n_mさんも、まずは最新兵器の情報のアップデートやらよりも国語力を強化すべきではないのか?

 そのあともスペック暗記よりも、なぜそうなるかの理解を重視すべきだろう。ooi@n_mさんは潜水艦の原理や、その水中排水量と水上排水量の違いも理解していない。このあたり、昔、軍事掲示板でのビックネームファンであった(だけ)で自信過剰となって、自分の理解程度が怪しいことに気づいていないのは気の毒なものだ。
2015.06
13
CM:62
TB:0
20:15
Category : 未分類
 1980年の朝日新聞記事を読んでいて見つけたのだが。79年のC-1調達単価は47億、対してC-130の輸入では31-45億しか掛からないとする防衛庁筋の記事を発見した。能力的に勝る機体が安く手に入るというもの。

 結局、C-2もそうなるのではないかね。開発費の頭割りを抜いてもC-2はC-17よりも高くなるのではないか。防衛省で少数購入するマイナー輸送機と、ある程度に大量生産した大口顧客向け輸送機ではそれくらいの差はでる。

 低能力の機体を高値で掴まされるのわけで、部隊も国民も碌なものではない。結局は、防衛産業と開発サイドが衣食するための輸送機ということだ。

 そのあたりの問題意識も持たずに、国産機であることだけをありがたがるのもナンだ。「滑走路の強度が」とか「航空輸送の所要が」という。だが、米軍のC-17が降りられないような飛行場や、海外派遣所要が今後増大することを見抜けないあたりで、眼が曇っているようにしか見えないものだ。

 まずは、結局はC-1と同じ不良債権となるのではないか。で、また懲りずにC-3とか言い出すのではないかね。防衛産業を食わせるだけのために。 
2015.06
10
CM:26
TB:0
06:17
Category : 未分類
 自衛隊には正解がある。ライト・イズ・ライトで、右っぽいことを言っておけば安牌というものだ。まずは事なかれ主義のようなものだ。

 だが、それが世間に通用すると思い込むアレ隊員も出てくる。SAPIOやボイスで読んだ「正解」を、相手を見ず誰彼なく話すアレ下士官やアレ幹部がそれだ。

 直前の講話で本田由紀の「やりがい搾取」の話をした己にもするくらいだから、まずは何も見えてはいない。全ての隊員は「正解」をいうと喜ぶと思っているのだろう。大概はアレな宗教に染まった隊員と同じで、やる気はあるが周りが見えないから出世は足踏み状態で外に出さないから問題はない。

 しかし、中にはそれでも出世する奴が出てくる。元空幕長ほかいろいろ居るものだが、特に世間と焦点が合致していないのが森清勇さんである。

 「戦後70年、中韓が建設急ぐ『虚の楼閣』」は、まずは自衛隊の中の正解を外に持ちだしたいい例である。
 [従軍慰安婦は]前述のように、朝鮮人女衒に連れ出されたのであり、また少なくない慰安婦が将校や下士官・兵どころか軍司令官よりも経済的には恵まれ、かなりの自由もあったとされる。

 総じて性奴隷などではなかったのであり、年齢も募集広告では17歳や18歳以上などと明記されている。


 騙されて「女衒に連れ出され」(森)た娘を、借金証文を片に転廃業を許さず売春させたことのどこに「自由もあった」(森)のだろうか? 性的な奴隷労働そのものである。それを「総じて性奴隷などではなかった」(森)と言えると主張している。

 さらに「経済的には恵まれ」(森)ていたので問題はないとか、「募集広告では17歳や18歳以上などと明記」(森)されていたので未成年がいても問題がないと主張している。このあたり森さんは、管理買春制度そのものが奴隷的待遇であり、問題であることを認識していない。内容的にも、右派誌でネトウヨ系ライターがそう主張していることを言えば「正解」と認識しているのだろう。ライト・イズ・ライトの惰性でしかない。


 だが、森さんは騙されて連れて来られたフィリピン人にも同じことが言えるのだろうか? 前借金を支払えないなら働けと言われ売春を強要された事件があったが、「募集広告では17歳や18歳以上などと明記」(森)してあり、日常生活で「かなりの自由」(森)があって、「経済的には恵まれ」(森)ていれば問題がないということになる。

 特に森さんには、この手の主張のように知的未成熟な記事が目立つ。やはり兵隊生活の偏頗な環境で、兵書と技術だけの偏頗な学問だけをやってきた結果なのだろう。
2015.06
07
CM:4
TB:0
12:15
Category : 未分類
 子供の時分から運動会や学校の試験で負けても大した感慨はない。子供の頃から競争心を煽っているなとしかみえないものだし、ウカと乗せられるかと真剣にもやらなかった。試験でも要は入試で勝てばいいんだろといった頭だった。

 それは就職しても変わるものでもない。総短艇やら登山走やらの競技会も勝ったところで給料が増えるでもなし。手は抜かないものの、いい歳こいてまじめにやるもんだと周りを見ていたものだ。

 指定作業もそれだった。練習艦隊での抜き打ちのテストで、練習艦と随伴艦の実習幹部を競わせるもの。信号拳銃射撃や消防・防水用のガソリンポンプ起動がたまにあった。

 ただし、同期は集団心理でオカしくなっている。指定作業でガソリンポンプ起動が令されたときに、本当に走ってガソリンポンプに取り付いて甲板に出して起動しようとしている。

 だがねえ、作業指示は「ガソリンポンプ起動:アプリケータによる噴霧」だったのよ。実習班の俺以外は誰もそれに気づいていない。(アプリケータはコレ、「アプリケーター」じゃないとヒットしなかった)

 で、壁についたアプリケータを外そうとしていると皆が口々に「余計なことするな、手伝え」と言う。「アプリケータでの噴霧だって」というが、耳に入らず怒号と「サッサとコッチコイ」みたいなことしか言わない

 とはいえ、無駄作業やってもしょうがないのでアプリケータを力任せに剥ぎとった。多少ひん曲がってアトでなにか言われるかと思ったが、やってしまったことはしょうがない。その時は「怒られたあとで、火で炙って、休養から牛脂もらって、サンドレッドから砂でも取り出して、管に詰めてトントン屋やればいいだろ」と思っていた。それで直るかどうか知らないけどね。

 その頃には起動してストレート放水している。それで艦橋の司令部に必死になって「よろしい」を届けているのだが、アプリケータがついていないので合格とはならない。

 そこにノホホンと己が到着、ホースの口を貸せと言ったが「余計なことするな」としか言わない。ああ、このまま負ければいいかなとも思ったが、そうするとアトでまた余計なこと言われるので無理やり前に出て、付けたことにないアプリケータをモタモタ付けたよ。

 そこで放水すると、下士官の応急員長からヨシッと言う言葉が漏れて、普段温厚さとはうってかわった口調で己等に「さっさと届けんか」と怒鳴った。それで誰かが「よろしい」を届けると合格。随伴艦には勝った。

 本来なら己に感謝するもんだが、感謝しないて逆ギレする奴がいた。たしかいつもテンパっていた某だと思うが、己に「なんでアプリケータ」と言わなかったかと怒りだしたものだ。さっきまでは余計なことするなと言ってた癖にねえ。

 この某、防火部署訓練だかの指揮官の時もそんな感じだった。前日にネコナデ声で面倒な仕事を己に振って「失敗してもいいからやってくれ」といったくせに、当日、言われたとおりにやって失敗したら偉い剣幕で己に食って掛かってきたもんだった。もちろんまじめに取り合わないでおいたけどね。

 まあ、序列上位でもないのに成績ばかり気にしてどうするもんかと思っていたよ。
2015.06
05
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23:37
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 フィリピンは安保で肩入れして大丈夫な相手なのだろうか?

 「敵の敵だから味方」と、フィリピンとの安保関係強化を進める様子がある。
・「中国を念頭…比大統領が日米との連携強化訴え」(読売)
・「日比首脳、中国にらみ安保協力強化で一致」(産経)

 だが、フィリピンに対して防衛装備品に関する移転協定をしていいものだろうか? 今は落ついているものの南部でイスラム系住民との内戦を抱えている。北部でも土豪支配的な構造であり、それぞれが軍閥も抱えている形でもある。武器弾薬を渡すようなことをして大丈夫だろうか。そのあたりはオーストラリアとは全然異なっている。

 また、対中対峙でもアテになるかはわからない。フィリピンの政治をみると何時もフラフラしている。中南米諸国のような米国の影響下にある国家の通例だが、国家の利益よりも自己勢力の利益を図る傾向も見える。この辺りで、対中対峙でも中折れになる可能性もある。

 もちろん敵の敵は味方かもしれない。

 だが、味方にすると面倒を背負い込まされることもある。実際に、フィリピンは自助努力しないで援助を求める体質がある。古い鉄道車両をくれてやるような話であればよいが、安全保障での緊結な関係は避けたほうがよい。実際に米国がスービックに見切りを付けた理由は、利益供与についてのリクエストが多すぎることである。

 フィリピンはリップサービスにとどめておいたほうがよい。対中対峙で身の丈を考えず、中国との衝突も辞さずのような鉄砲玉行動をたまにするので、安全保障が大好きな保守層は喜ぶかもしれない。だが、広げた風呂敷について、自力で事態をコントロールし、収拾できる力はない。安全保障の関係改善も考えておくよくらいにとどめておいたほうが良いだろう。
2015.06
03
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23:59
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 米国政府関係者としては、当座は日本政府の面子を立てる必要がある。このため、「辺野古を支持する」としか言えない。特に、日本の防衛サイドと密接な米国の安全保障サイドはそういう。

 その伝からすれば「翁長知事 米上院議員と会談も平行線」(NHK)でマケイン委員長が「日米両政府が決めた現在の計画を支持する考えを示」すことには不思議はない。

 だが、知事がアメリカまで来て辺野古反対を訴えたことにより、沖縄現地の反発が従来以上に強硬であることも印象づけられてもいる。県と市が反対していることと、圧倒的な指示を得た首長が行動していることは無視できるものでもない。

 その意味は全く無駄ではない。辺野古の進捗が泥沼化したときに「もう辺野古に作れないだろう」と米側判断が一気に転換する一助とはなっただろう。

 なによりも注視すべきは「翁長知事は『日米安保体制は十二分に理解している』と述べた」点と、対象があくまでも普天間-辺野古であることではないか。

 要は「海兵隊だけをどうにかしてくれ」と知事は言っているわけだ。地元知事は米空軍と嘉手納については言及していないといった点は、米国へのシグナルとなっただろう。

 もともと、米国にも今どき海兵隊は必要かといった話はある。海兵隊が大規模化したあとで常々言われていることだが、軍事支出を縮小している今日でもまたぞろ出てきている。廃止までは賛同を得ないだろうが、当座は用もないこともあり、縮小の話は妥当性を持って受け入れられる。

 その役に立たない海兵隊で、基地のある沖縄現地の感情を害するのは得策ではないといった意見も、いずれは出てくる話である。

※ 「翁長知事 米上院議員と会談も平行線」『NHK NEWSWEB』(日本放送協会,2015.6.3)http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150603/k10010101391000.html
2015.06
01
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11:16
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イランによる『ホルムズ完全封鎖』は非現実的 掃海部隊を中東に派遣する前提に誤り」です

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