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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
→ 新刊・既刊等はこちら

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2015.07
23
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Category : 未分類
 昔から不思議な商慣習なんだが、軍事趣味誌では、古写真の権利は所有者にあると見なすルールがある。

 だが、写真の著作権は撮影者にあり、所有者ではない。その写真が著作権保護期間が切れていれば自由に使える。死後50年あるいは旧著作権法からの経過規定に従えば、その写真は自由に利用できる。

 保護期間切れの写真利用には、写真所有者の許可は要らない。別の本に載ったところから複写しても問題はない。写真について機械的に複写したもの、意図なく平板上に印刷したものには、その雑誌や編集者の権利は及ばないためだ。

 さらに、正当な引用であれば著作権保護期間内でも写真を利用できる。例えば、その写真について批評や議論をする場合に「その証拠である」と提示する限りは引用は問題ない。正当な引用でさえあれば許可は要らない。

 つまりいくら高価でも、他人が撮影したアルバムを落札したといっても、落札者にはその写真を物として支配する以外に何の権利もない。それを趣味誌に掲載したものが転載されても何も言えないのである。

 だが、たまに俺が所有する写真だと息巻く人がいる。まずは何もご存じないのだろう。趣味誌の世界だけで通用する仁義でしかない。写真を買ったら著作権がついてくるなんて、相当にロックな話だ。

 所有者先生、撮影者から「俺の写真を勝手に使うな」といわれたとき、その立場はもっと弱くなるのだがね。個人アルバムのたぐいは公表ではないから、旧著作権法の経過規定は使えないのだがねえ。

 趣味誌の旧軍兵器等関連の、「新発見された写真」の記事もどうかなと思う。新しい発見や解釈について、結局は模型製作参考レベルでしかない。軍艦大和と軍艦武蔵の窓の数が違うとか言われてもみたいなもんだ。それよりも読み物や、特に雑誌の雑を強化しないと今後は厳しいと思うのだけれどもねえ。

 あとは、ブログに載せるときに所有印を付けるのも変な慣習。著作権者がやるならわかるのだけれども。「あなた写真を所有しているだけでしょう」と思う。

 まあ、旧軍写真の類が、ヤフオクに掛かった時の商品説明、見本写真だったらゲラゲラなんだけどね。「ボクは写真史料を保有しているのです」と所有印入りJPGをみせるのだけれども、実はヤフオクの見本を集めただけだったとかねえ。ボンクラの軍クラれ連中のなかで、ネット上資料だけ集めて、「資料沼」とか抜かしているあたりがやりそうだなあと思うよ。

 もし軍艦写真について、ヤフオクの商品説明写真をダウンロードして、収蔵印をつけてアップしたとすれば、それはもうナチュラルボーンロックとしか言いようはない。まあ、14話でキチンと李衣菜がでてきたということで。
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