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内政に行き詰まったアレ宰相が外交に逃げて、自分の実績のために金をバラマキにいっている。
「『積極的平和主義』の旗を高く掲げ、これまで以上に世界の平和と繁栄のために貢献していく決意だ」[(安倍)]と述べ、国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指す考えを示しました。」(NHK)と言っている。
海外派兵はそんなに安いものなのか?
ペルシア湾掃海のように、万已むを得ず、コンセンサスを形成してから派兵するなら分かる。
だが、外国と外務省の「常任理事国になれる」詐欺に引っかかって、陸兵を送るものではないものだ。それで死人出して「努力したけどなれない」で終わりだ。
だいたい1万人2万人死んだところで常任理事国になれるわけでもない。それでなれるなら国連で傭兵ビジネスしているフィジーはとっくに常任理事国だろう。
そもそも、常任理事国になっても何もよいこともない。
安全保障理事会で拒否権もらったところで、海外領土や植民地同然の国もないので使いみちもない。
それ以外の議題には拒否権もない。あったところでも「歴史戦で負けるな」とかいって「慰安婦決議に拒否権」位なもので、ロクなものではない。
仮になったらなったで、国には金もないのに「常任理事国」と持上げられて金をバラまくことになるだけの話だ。そうなったらそうなったで、どうせ世襲政治家三代目あたりの盆暗宰相が、国連に顔出した時に自分の人気取りで「難民支援1000億」みたいなバラマキやりだすのがいいとこだろう
安倍総理大臣は、訪問先のニューヨークで記者会見し、ヨーロッパに中東からの難民や移民が押し寄せている問題の解決に積極的に取り組む方針を示したうえで、「『積極的平和主義』の旗を高く掲げ、これまで以上に世界の平和と繁栄のために貢献していく決意だ」と述べ、国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指す考えを示しました。
「安倍首相 国連安保理の常任理事国入り目指す」(NHK NEWSWEB)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150930/k10010252881000.html
「『積極的平和主義』の旗を高く掲げ、これまで以上に世界の平和と繁栄のために貢献していく決意だ」[(安倍)]と述べ、国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指す考えを示しました。」(NHK)と言っている。
海外派兵はそんなに安いものなのか?
ペルシア湾掃海のように、万已むを得ず、コンセンサスを形成してから派兵するなら分かる。
だが、外国と外務省の「常任理事国になれる」詐欺に引っかかって、陸兵を送るものではないものだ。それで死人出して「努力したけどなれない」で終わりだ。
だいたい1万人2万人死んだところで常任理事国になれるわけでもない。それでなれるなら国連で傭兵ビジネスしているフィジーはとっくに常任理事国だろう。
そもそも、常任理事国になっても何もよいこともない。
安全保障理事会で拒否権もらったところで、海外領土や植民地同然の国もないので使いみちもない。
それ以外の議題には拒否権もない。あったところでも「歴史戦で負けるな」とかいって「慰安婦決議に拒否権」位なもので、ロクなものではない。
仮になったらなったで、国には金もないのに「常任理事国」と持上げられて金をバラまくことになるだけの話だ。そうなったらそうなったで、どうせ世襲政治家三代目あたりの盆暗宰相が、国連に顔出した時に自分の人気取りで「難民支援1000億」みたいなバラマキやりだすのがいいとこだろう
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北村淳さんの「日本よ腹をくくれ! 尖閣開発プロジェクトを発動せよ」だが。幾つか不思議な主張があるが、中でも尖閣開発を中国が妨害しないという想定は不可思議なものだ。
北村さんは、中国が妨害するので、中間線東側に日本が対抗リグを建てられないと主張している。
だが、その直後で「尖閣諸島開発」を実施すべきと主張している。
そこでオイルリグのように
「軍艦や軍用機を繰り出して威嚇するという強硬手段を用いてでも建設妨害をするであろう。」(北村)
と言い出さず
「中国政府の面子がますます低下することは必至である。またこのプロジェクトはアメリカや台湾も巻き込むため、中国の対応は複雑かつ微妙なものにならざるを得ない。」(北村)
と、尖閣では中国は実力行使しないといった見通しはお汁粉なみに甘いものだ。
北村さんの主張では、中国は尖閣の領土問題は譲れるが、海底ガス田は譲れないといったものになる。
普通は逆であると思うものだが、それは媒体の事情だろう。
産経は、尖閣開発を否定的に書けない。なぜなら尖閣周辺での漁業や上陸開発をたくらむネトウヨ集団がいて、国益も理解できない購読者層が彼らを支持しているためだ。産経もその読者の機嫌を損ねず迎合しなければならない。これは実際に「環境保護のために尖閣に上陸させろ」といったヨイショ記事をしばしば出していることでそう判断できる。
だがら「『オイルリグ建設はできない』は書いてもらっていいが『尖閣開発はできる』と書いてくれ」と奇妙な主張をさせたのだろう。
この記事には他にもレーダやソナーについて技術的に変な部分や、台湾が日本と強調するとか、アメリカが日本の尖閣実効支配に文句をいわないといったようなヘンテコが結構ある。
だが、何より面白いのは「中国はオイルリグは実力妨害するが、尖閣開発を実力妨害しない」といった判断なので、そこだけを指摘するものだ。
ま、それよりも、永六輔の最後の「土曜ワイドラジオ東京」に耳を貸すべきだと思っているので、今日は午後までそうしようといったところです。ハイ
北村さんは、中国が妨害するので、中間線東側に日本が対抗リグを建てられないと主張している。
「日本も日中中間線の日本側海域に数基のオイルリグを建設して中国に対抗すればよい」という意見もあるようだ。たしかに、日中中間線を挟んで中国と日本がオイルリグを建設してにらみ合いとなれば、日中中間線の存在を目に見える形で示すことにはなるであろう。
[中略]
コスト度外視で建設する選択肢もあろうが、日中中間線を認めていない中国は、そのような建設作業に対しては猛烈に反発し、場合によっては軍艦や軍用機を繰り出して威嚇するという強硬手段を用いてでも建設妨害をするであろう。
http://www.sankei.com/politics/news/150921/plt1509210011-n12.html
だが、その直後で「尖閣諸島開発」を実施すべきと主張している。
尖閣諸島開発プロジェクトを発動せよ
日本側が、このような「目に見える形のシンボル」としうるのは尖閣諸島である。日本政府が主導して尖閣諸島に何らかの施設を建設するプロジェクトを立ち上げて、日本が実効支配していること、そして日中中間線の主張を目に見える形で国際社会にアピールするのである。
たとえば、魚釣島に海洋気象測候所を建設し、久場島、北小島や南小島、それに大正島にも測候所付属観測設備を置く計画が考えられる。この計画には、久場島と大正島を射爆場として管理権を保持しているアメリカを当事者の地位に引きずり込むことができるという大きな利点を伴っている。
http://www.sankei.com/politics/news/150921/plt1509210011-n13.html
当然、日本の尖閣諸島開発プロジェクトに対して、中国は猛反発をするであろう。しかしながら、かつての日系企業焼き討ちのような暴挙が中国国内で繰り返されたならば、南シナ海問題以上に国際社会での反発が高まり、中国政府の面子がますます低下することは必至である。またこのプロジェクトはアメリカや台湾も巻き込むため、中国の対応は複雑かつ微妙なものにならざるを得ない。
http://www.sankei.com/politics/news/150921/plt1509210011-n15.html
そこでオイルリグのように
「軍艦や軍用機を繰り出して威嚇するという強硬手段を用いてでも建設妨害をするであろう。」(北村)
と言い出さず
「中国政府の面子がますます低下することは必至である。またこのプロジェクトはアメリカや台湾も巻き込むため、中国の対応は複雑かつ微妙なものにならざるを得ない。」(北村)
と、尖閣では中国は実力行使しないといった見通しはお汁粉なみに甘いものだ。
北村さんの主張では、中国は尖閣の領土問題は譲れるが、海底ガス田は譲れないといったものになる。
普通は逆であると思うものだが、それは媒体の事情だろう。
産経は、尖閣開発を否定的に書けない。なぜなら尖閣周辺での漁業や上陸開発をたくらむネトウヨ集団がいて、国益も理解できない購読者層が彼らを支持しているためだ。産経もその読者の機嫌を損ねず迎合しなければならない。これは実際に「環境保護のために尖閣に上陸させろ」といったヨイショ記事をしばしば出していることでそう判断できる。
だがら「『オイルリグ建設はできない』は書いてもらっていいが『尖閣開発はできる』と書いてくれ」と奇妙な主張をさせたのだろう。
この記事には他にもレーダやソナーについて技術的に変な部分や、台湾が日本と強調するとか、アメリカが日本の尖閣実効支配に文句をいわないといったようなヘンテコが結構ある。
だが、何より面白いのは「中国はオイルリグは実力妨害するが、尖閣開発を実力妨害しない」といった判断なので、そこだけを指摘するものだ。
ま、それよりも、永六輔の最後の「土曜ワイドラジオ東京」に耳を貸すべきだと思っているので、今日は午後までそうしようといったところです。ハイ
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WEDGEに吉富望さんが「『北の海』に進出した中国海軍艦艇 その意図は? 日本の備えは?」を発表している。
だが、中国がベーリング海で何ができるというのだろうか? 何の利益があるのだろうか?
記事の基調は、ベーリング海に中国艦艇が現れたことを脅威視するものだ。
・ 中国は何もできない
だが、ベーリング海でできる行動を考えても、大したものではない。中国は周辺に根拠地を持たず、最短経路では対馬・津軽軽油でありそれでも片道5000kmある。そこで米国に対抗できるわけはない。
また、北極海で中国が米国と張り合って確保できる権益はない。エネルギー資源があるかもしれない。だが採掘コストが高く、ロシア領域であれば普通にシベリア産石油やガスを買った方や安い。米国は海外に売る気はないし、だいたい、その場合であれば米国とは協調を取らざるを得ない。
・ 北極海航路に利益はない
北極海航路の支配については、米中ともに何の利益もない。
そもそも北極海航路に日米は依存しないし、する気もない、これは中国も同じだ。例えば日本からヨーロッパに物を送る場合でも、今は中国経由でのコンテナ輸送であり、中国を経由しないと空荷となるので華南経由での南回り以外の選択肢はない。広州から欧州は距離的に南回りが近いためだ。これは中国も同じで、上海を含めて華南によっての南回り航路となる。米国も西海岸から送る場合にしてもパナマ経由でも距離が変わらずピックアップも多いため南回りである。いずれの国も北極海航路は見向きもしない。
その上、使い勝手は悪すぎる。耐氷グレードの商船が必要であること、気象次第では遅れること、航路支援がろくにないためだ。同じ距離でも南回りのほうが安全で早くて確実である。日本も一度づつ試験的にコラ半島からLNGと石油を輸入したが、それで終わりである。結局は、ロシアが極致開発をするとき以外には必要のない航路だということだ。(このあたりは前に「北極海航路はあんま見込みもない」で書いたとおり)
・ 自衛隊が展開する理由がない
さらに言えば、ベーリング海方面に日本の利益はない。そこに自衛隊を派遣すべきとする主張も不思議である。
そもそもレッドフラッグは空軍の演習で、気兼ねなく訓練できるだけの話である。米海軍も出て行かない海面に海自が参加しても仕方もないし、訓練海面としても不適すぎる。両軍とも良港もない海に大湊とハワイからまで言って帰ってくるだけでも面倒な話だ。
なによりも、「なお、北極海航路のチョークポイントであるベーリング海峡は機雷等で封鎖された場合の影響が甚大であることから、同海峡の安全確保について米国、ロシア等の関係国と協議し、訓練を行うことも検討に値する。」(吉富)とは何をいいたいのかわからない。どのような「影響が甚大」であるのかは全く検討もつかない。
そもそも、水深はともかく幅が狭い海峡を中国がどう封鎖するのかと言った点も不可思議なものだ。
時流にあわせて中国の危険が危ないと主張したいのだろう。だが、海運や海軍作戦への不見識からトンチンカンな中身になっている。吉富さんの経歴を拝見すると兵隊あがりとのこと。その点をみると、いつもの組織の意見に合わせた、「正解」にそった主張であるようにしか見えないものだ。
※ 吉富望「『北の海』に進出した中国海軍艦艇 その意図は? 日本の備えは?」『WEDGE Infinity』(ウェッジ社,2015.9.22)http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5397?page=1
だが、中国がベーリング海で何ができるというのだろうか? 何の利益があるのだろうか?
記事の基調は、ベーリング海に中国艦艇が現れたことを脅威視するものだ。
一方、中国の意図が北極海への軍事的関与の序曲である場合、日本(日米)の備えはより具体的なものとなる。もちろん、中国の軍事的関与が北極海の安全保障に資するものであれば歓迎できる。しかし、東シナ海や南シナ海での高圧的で一方的な中国の海洋活動を見れば、その北極海での軍事的関与を楽観視はできない。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5397?page=3
・ 中国は何もできない
だが、ベーリング海でできる行動を考えても、大したものではない。中国は周辺に根拠地を持たず、最短経路では対馬・津軽軽油でありそれでも片道5000kmある。そこで米国に対抗できるわけはない。
また、北極海で中国が米国と張り合って確保できる権益はない。エネルギー資源があるかもしれない。だが採掘コストが高く、ロシア領域であれば普通にシベリア産石油やガスを買った方や安い。米国は海外に売る気はないし、だいたい、その場合であれば米国とは協調を取らざるを得ない。
・ 北極海航路に利益はない
北極海航路の支配については、米中ともに何の利益もない。
そもそも北極海航路に日米は依存しないし、する気もない、これは中国も同じだ。例えば日本からヨーロッパに物を送る場合でも、今は中国経由でのコンテナ輸送であり、中国を経由しないと空荷となるので華南経由での南回り以外の選択肢はない。広州から欧州は距離的に南回りが近いためだ。これは中国も同じで、上海を含めて華南によっての南回り航路となる。米国も西海岸から送る場合にしてもパナマ経由でも距離が変わらずピックアップも多いため南回りである。いずれの国も北極海航路は見向きもしない。
その上、使い勝手は悪すぎる。耐氷グレードの商船が必要であること、気象次第では遅れること、航路支援がろくにないためだ。同じ距離でも南回りのほうが安全で早くて確実である。日本も一度づつ試験的にコラ半島からLNGと石油を輸入したが、それで終わりである。結局は、ロシアが極致開発をするとき以外には必要のない航路だということだ。(このあたりは前に「北極海航路はあんま見込みもない」で書いたとおり)
・ 自衛隊が展開する理由がない
さらに言えば、ベーリング海方面に日本の利益はない。そこに自衛隊を派遣すべきとする主張も不思議である。
また、自衛隊がこの地域でプレゼンスを示し、作戦能力を高めることも重要となる。航空自衛隊はアラスカで毎年実施される米軍主催のレッドフラッグ演習に継続的に参加しており、2015年8月の同演習では航空自衛隊に加えて陸上自衛隊(第1空挺団)も初めて参加した。海上自衛隊にも当該海域で米軍との共同訓練等を行うことを期待したい。なお、北極海航路のチョークポイントであるベーリング海峡は機雷等で封鎖された場合の影響が甚大であることから、同海峡の安全確保について米国、ロシア等の関係国と協議し、訓練を行うことも検討に値する。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5397?page=3
そもそもレッドフラッグは空軍の演習で、気兼ねなく訓練できるだけの話である。米海軍も出て行かない海面に海自が参加しても仕方もないし、訓練海面としても不適すぎる。両軍とも良港もない海に大湊とハワイからまで言って帰ってくるだけでも面倒な話だ。
なによりも、「なお、北極海航路のチョークポイントであるベーリング海峡は機雷等で封鎖された場合の影響が甚大であることから、同海峡の安全確保について米国、ロシア等の関係国と協議し、訓練を行うことも検討に値する。」(吉富)とは何をいいたいのかわからない。どのような「影響が甚大」であるのかは全く検討もつかない。
そもそも、水深はともかく幅が狭い海峡を中国がどう封鎖するのかと言った点も不可思議なものだ。
時流にあわせて中国の危険が危ないと主張したいのだろう。だが、海運や海軍作戦への不見識からトンチンカンな中身になっている。吉富さんの経歴を拝見すると兵隊あがりとのこと。その点をみると、いつもの組織の意見に合わせた、「正解」にそった主張であるようにしか見えないものだ。
※ 吉富望「『北の海』に進出した中国海軍艦艇 その意図は? 日本の備えは?」『WEDGE Infinity』(ウェッジ社,2015.9.22)http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5397?page=1
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ゆうゆうワイドで鳥越俊太郎さんが面白いことを言っている。「産経新聞は緊急世論調査をしていない」というものだ。読売を含めて他社がやっているのに産経だけがやっていないのは不思議、都合の悪い結果に触れたくないのだろうというもの。

(ビューワーで公表中の1面のレイアウトを示すため、本文部分は読めない程度に縮小して引用した。)
たしかに、ビューワーで見てみるとそうなっている。ラグビーを一番上にしてお茶をにごしている。普段天下国家論じているくせに、ボール遊びで「日本歴史変えた」だそうだ、今載せる価値があるのかね?
血圧を取りたがらない爺ィのようなものだ。「高い数字が出ると怖いから」と見なければ不人気にも気づかないでいいし、酒も塩辛もやめないでいい。
逆に、支持率が高い時だけ発表すれば「無敵アレ政権」と言えるから時期を待っているのではないかね。ウコン飲んでから血液検査するようなもので、マスク材でマスクしているだけなのにオレは健康と言いはるようなものだ。
世論調査での反発を隠そうと、「日本勝った、日本勝った」とヌカ喜びするのもどんなものかね。いつものスポーツのまぐれ勝ちで前の女野球と女サッカーなんかのそれと同じ。ボールの奪い合いで勝ったところでなんにもならん。それを理由に、ラグビー世界大会での感動云々で森元に金取られるだけだ。
まあ、世論調査をせずに逃げまわっているので産経も直に滅びるだろう。朝日の影響力が減ったといっているが、実際には産経の方が凋落著しい。90年代位はまだ読めたが、世紀を超えてから完全にだめになった。今は神がかり右派そのままの紙面になっている。質は御存知の通り、編集委員が訴訟をうけるのはともかく、事実関係で負け続けるあたりはもうダメだ。
すでにタブロイドでは勝負がついている。産経の夕刊フジは、日刊ゲンダイに圧倒されている。それは実際の紙面をみれば明白。ヨイショでパワーに欠ける夕刊フジはオヤジどもは買わない。
それは今回もそうで、アレ政権への反発については夕刊フジも全く触れない。紙面ビューワがないのでZAKZAKをひろったが一番の記事は「歴史戦」だそうだ。

それだとゲンダイに負ける。土曜日の紙面をキャプチャーだが、全然力が違う。

※ 「大沢悠里のゆうゆうワイド」(TBSラジオ,2015.9.21)9時5分頃

(ビューワーで公表中の1面のレイアウトを示すため、本文部分は読めない程度に縮小して引用した。)
たしかに、ビューワーで見てみるとそうなっている。ラグビーを一番上にしてお茶をにごしている。普段天下国家論じているくせに、ボール遊びで「日本歴史変えた」だそうだ、今載せる価値があるのかね?
血圧を取りたがらない爺ィのようなものだ。「高い数字が出ると怖いから」と見なければ不人気にも気づかないでいいし、酒も塩辛もやめないでいい。
逆に、支持率が高い時だけ発表すれば「無敵アレ政権」と言えるから時期を待っているのではないかね。ウコン飲んでから血液検査するようなもので、マスク材でマスクしているだけなのにオレは健康と言いはるようなものだ。
世論調査での反発を隠そうと、「日本勝った、日本勝った」とヌカ喜びするのもどんなものかね。いつものスポーツのまぐれ勝ちで前の女野球と女サッカーなんかのそれと同じ。ボールの奪い合いで勝ったところでなんにもならん。それを理由に、ラグビー世界大会での感動云々で森元に金取られるだけだ。
まあ、世論調査をせずに逃げまわっているので産経も直に滅びるだろう。朝日の影響力が減ったといっているが、実際には産経の方が凋落著しい。90年代位はまだ読めたが、世紀を超えてから完全にだめになった。今は神がかり右派そのままの紙面になっている。質は御存知の通り、編集委員が訴訟をうけるのはともかく、事実関係で負け続けるあたりはもうダメだ。
すでにタブロイドでは勝負がついている。産経の夕刊フジは、日刊ゲンダイに圧倒されている。それは実際の紙面をみれば明白。ヨイショでパワーに欠ける夕刊フジはオヤジどもは買わない。
それは今回もそうで、アレ政権への反発については夕刊フジも全く触れない。紙面ビューワがないのでZAKZAKをひろったが一番の記事は「歴史戦」だそうだ。

それだとゲンダイに負ける。土曜日の紙面をキャプチャーだが、全然力が違う。

※ 「大沢悠里のゆうゆうワイド」(TBSラジオ,2015.9.21)9時5分頃
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中国では共産党以外の政党もあり、その活動も許されている。国共内戦の中でも大陸に国民党は存在が許されていた。中国にはそれ以外にも七つの政党が存在している。また、北朝鮮にも労働党以外に二つの政党がある。
だが、存在していても何の価値もない。一党独裁をサポートする衛星政党にすぎないからだ。テキ屋とサクラのサクラのようなものだ。「与党に意見を言える、民主主義と言論の自由がある」、「野党も今の政権に賛成している」といったナリをつくるためだけの役割しかない。
次世代の党、日本を元気にする会、新党改革もその伝でしかない。「3野党、政権へ『助け舟』 次世代・元気・改革、安保法案賛成」をみれば、まずはこれらネトウヨ政党がネトウヨ内閣の衛星政党でしかないことを示している。
この調子なら、与党と衛星政党は授権法でも認めるのではないかね。内閣の憲法解釈で「違憲性がなくなった」として法律を作り権限を与えるのは、授権法で内閣や法律は憲法をオーバーライドできるといっていることと変わらない。最高法規を解釈と法律で変えるのでは「法の支配」もあったものではない。
それを支持する保守(自称)やリアリスト(自称)も相当に頭が悪い。
野党の抵抗やデモの抗議を憎んでいるので、ルールを重視しろと批判している。「規則に従い審議に応じろ」「民主主義は投票できまる、デモは民主主義の否定」と規則通りに動けといっている。
だが、自分たちが支持している連中が「法の支配」に反していることは理解しようとしない。大きなルール違反に気づかず、瑣末な規則を守れと声高である。頭が悪いから見えるものしか見えないのだろう。
まあ、世間の雰囲気ともズレているよねと。今回の野党の抵抗と市民団体のデモについては、世論は好意的に支持している。コンセンサス形成を無視したやり方への反発があり、看過できないためだ。
それなのにバカの一つ覚えで「抵抗とデモは国民の支持を得られない」と冷笑しているあたりも、「保守(自称)と、現実主義者(自称)はこう振る舞うものだ」といった思考を放棄した機械的な反応だよねと。
だが、存在していても何の価値もない。一党独裁をサポートする衛星政党にすぎないからだ。テキ屋とサクラのサクラのようなものだ。「与党に意見を言える、民主主義と言論の自由がある」、「野党も今の政権に賛成している」といったナリをつくるためだけの役割しかない。
次世代の党、日本を元気にする会、新党改革もその伝でしかない。「3野党、政権へ『助け舟』 次世代・元気・改革、安保法案賛成」をみれば、まずはこれらネトウヨ政党がネトウヨ内閣の衛星政党でしかないことを示している。
この調子なら、与党と衛星政党は授権法でも認めるのではないかね。内閣の憲法解釈で「違憲性がなくなった」として法律を作り権限を与えるのは、授権法で内閣や法律は憲法をオーバーライドできるといっていることと変わらない。最高法規を解釈と法律で変えるのでは「法の支配」もあったものではない。
それを支持する保守(自称)やリアリスト(自称)も相当に頭が悪い。
野党の抵抗やデモの抗議を憎んでいるので、ルールを重視しろと批判している。「規則に従い審議に応じろ」「民主主義は投票できまる、デモは民主主義の否定」と規則通りに動けといっている。
だが、自分たちが支持している連中が「法の支配」に反していることは理解しようとしない。大きなルール違反に気づかず、瑣末な規則を守れと声高である。頭が悪いから見えるものしか見えないのだろう。
まあ、世間の雰囲気ともズレているよねと。今回の野党の抵抗と市民団体のデモについては、世論は好意的に支持している。コンセンサス形成を無視したやり方への反発があり、看過できないためだ。
それなのにバカの一つ覚えで「抵抗とデモは国民の支持を得られない」と冷笑しているあたりも、「保守(自称)と、現実主義者(自称)はこう振る舞うものだ」といった思考を放棄した機械的な反応だよねと。
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山田吉彦さんの講演要旨が産経WESTに掲載されている。中国の海洋進出にあわせて南シナ海が危険であると主張するものであるが、南シナ海の範囲を混同し、機雷戦の脅威を煽っているようにしか見えない。
山田さんは、ASEAN各国向けの輸出は迂回できないと述べている。
だが、南シナ海の範囲を意図的に混同させた話ではないか。中国海洋進出の正面は南シナ海北部であり南部ではない。
また、日本からシンガポールとのアクセスはジャワ海経由で南側からの迂回で確保できる。東南アジアでの生産物はたいていはコンテナでやり取りされシンガポールに集積される。だからそれで十分である。
そもそも中国が海洋利用の自由を踏みにじり、南シナ海だけで日本とシンガポール、マレーシア、タイと海上輸送を阻止するような海上封鎖をする話はあまり現実味はない。
さらに経済的なインパクトもおかしい。
山田さんは東南アジアと日本の貿易「輸入が約900億ドル、輸出が約1000億ドル」がなければ日本経済が成り立たないという。つまり、海上封鎖のような日中対立がおきている状況を指している。
だが、それで経済が成り立たないなら、日中貿易ができない状況は日中双方ににとって致命的である。日本の対中輸出と輸入、中国の対日輸入と輸出は1600億ドルと1800億ドルである。それがなくなれば、東南アジア貿易どころではない。
最後に機雷の話を出しているが、これも首を傾げる内容である。
水深を見ればわかるが、南シナ海は機雷戦に適していない。中国の進出正面である南シナ海北部は海盆状であり、水深4000mに達する海で機雷敷設に適していない。しかも、オイルルートにせよシンガポール向け航路にせよ機雷戦に適した航路収束部もない。バシー海峡は大水深である上に広い。そこを機雷封鎖できるなら太平洋戦争で対潜機雷堰を作っている。南シナ海北部で水深や航路収束部として機雷戦向くのは、自国の広州・香港の前面くらいである。
結局は「大阪『正論』懇話会」向けの話だ。常に日本は存亡危機と思い込んでいる連中を満足させるため、南シナ海への中国海洋進出は危険が危ないといっているだけなのだろう。それに毎年個人4万、法人5万円の会費を払ってくれるのだからチョロいものだ。
まー「日米の懸念と、南シナ海周辺国の懸念は違う。日米としては公海使用と上空通過の自由を確保できればいい。南シナ海のどーでもいい岩礁がどこの国のものになろうと、日米は公海と上空の自由が確保されれば知ったこっちゃない」位はいえばいいものなのにね。
ちなみに、『軍事研究』の今月号、文谷数重「恐るに足りぬ脆弱な中国の人工島」でそのあたりを書いているので、よければ御覧の上お買い上げください。イイ雑誌ですよ。
山田さんは、ASEAN各国向けの輸出は迂回できないと述べている。
最も危険なのは南シナ海だ。迂回(うかい)航路があるとの主張も聞くが、全く海を知らない論理だ。ベトナム、マレーシア、シンガポールなど南シナ海を通らなければ、他国と貿易できない国が多くある。
日本とそれらの国との貿易総額は、輸入が約900億ドル、輸出が約1000億ドル。これなくして日本経済は成り立たない。となれば南シナ海の安全を守らなければいけない。しかも重要なオイルルートであり、日本人の使うエネルギーの80%がマラッカ海峡を通り南シナ海を通過して日本に送られている。この海の安全を守るのは日本の義務だ。
http://www.sankei.com/west/news/150901/wst1509010073-n1.html
だが、南シナ海の範囲を意図的に混同させた話ではないか。中国海洋進出の正面は南シナ海北部であり南部ではない。
また、日本からシンガポールとのアクセスはジャワ海経由で南側からの迂回で確保できる。東南アジアでの生産物はたいていはコンテナでやり取りされシンガポールに集積される。だからそれで十分である。
そもそも中国が海洋利用の自由を踏みにじり、南シナ海だけで日本とシンガポール、マレーシア、タイと海上輸送を阻止するような海上封鎖をする話はあまり現実味はない。
さらに経済的なインパクトもおかしい。
山田さんは東南アジアと日本の貿易「輸入が約900億ドル、輸出が約1000億ドル」がなければ日本経済が成り立たないという。つまり、海上封鎖のような日中対立がおきている状況を指している。
だが、それで経済が成り立たないなら、日中貿易ができない状況は日中双方ににとって致命的である。日本の対中輸出と輸入、中国の対日輸入と輸出は1600億ドルと1800億ドルである。それがなくなれば、東南アジア貿易どころではない。
最後に機雷の話を出しているが、これも首を傾げる内容である。
中国は台湾海峡の封鎖用に持っていた5万個の機雷を南シナ海方面を管轄する艦隊に移し、「人工島周辺で米国やフィリピンが強引に動けば機雷を敷設する」という動きを見せた。処理能力があるのは海上自衛隊だけ。
http://www.sankei.com/west/news/150901/wst1509010073-n3.html
水深を見ればわかるが、南シナ海は機雷戦に適していない。中国の進出正面である南シナ海北部は海盆状であり、水深4000mに達する海で機雷敷設に適していない。しかも、オイルルートにせよシンガポール向け航路にせよ機雷戦に適した航路収束部もない。バシー海峡は大水深である上に広い。そこを機雷封鎖できるなら太平洋戦争で対潜機雷堰を作っている。南シナ海北部で水深や航路収束部として機雷戦向くのは、自国の広州・香港の前面くらいである。
結局は「大阪『正論』懇話会」向けの話だ。常に日本は存亡危機と思い込んでいる連中を満足させるため、南シナ海への中国海洋進出は危険が危ないといっているだけなのだろう。それに毎年個人4万、法人5万円の会費を払ってくれるのだからチョロいものだ。
まー「日米の懸念と、南シナ海周辺国の懸念は違う。日米としては公海使用と上空通過の自由を確保できればいい。南シナ海のどーでもいい岩礁がどこの国のものになろうと、日米は公海と上空の自由が確保されれば知ったこっちゃない」位はいえばいいものなのにね。
ちなみに、『軍事研究』の今月号、文谷数重「恐るに足りぬ脆弱な中国の人工島」でそのあたりを書いているので、よければ御覧の上お買い上げください。イイ雑誌ですよ。
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「歴史戦」とやらで、宗教系・産経系右派が育鵬社の教科書をゴリ押ししているのだが。正反対の左派系「学び舎」の教科書出現と採択にショックを受けているらしい。教科書についての産経の反応「これは一体どこの国の教科書なのか…新参入『学び舎』歴史教科書」 をみるとわかりやすい。狼狽しているのは敗北を察したためだろう。
育鵬社の教科書を政治主導で採択させているのは承知の通り。あまりにもアレなので、教員に自由に選ばせると忌避される。だから、保守系首長とその息の掛かった教育長が教員の意見を排除する形を作って採択する。例の石垣-竹富島教科書採択がそれだった。
だが、そこに左派系の「学び舎」の教科書が出現し、今年は頭のいい国立・私立中学校を中心に採択されはじめた。
そうなると育鵬社教科書は困る。教育成果の上がらない学校が主体であるからだ。まず教育に首長が介入できる程度の学校なので、教育成果ではまず勝てない。政治に流されて育鵬社教科書を使う学校でも、教育もラクに流れるためだ。
今後は「学び舎の教科書を使うと偏差値が上がる」「育鵬社の教科書だと成績が上がらない」といった数的根拠で押されるのだろうね。実際は入る時の頭が違うということもあるが、育鵬社を採用した学校は、実際に頭の悪い教科書を使っているので申し開きも難しい。
学び舎の教科書は左傾というかもしれないが、育鵬社よりは遥かにマシだ。育鵬社が歴史にそのままの神話をブチ込んだり、公民が天賦人権を教えないことにくらべれば、学び舎が日華事変や太平洋戦争で実際に日本がやらかしたことが書いてあることは、なんせ史実だから仕方がない。確かに無理に教える必要はなくとも、そういうことがあったことは消せない事実であるから文句は言えない。
これから10年位で頭のいい子の学校は「学び舎」、あまりよろしくない子の学校は「育鵬社」といった構図になる。直に、育鵬社はイケてない教科書といった認識が子どもや親に浸透する。そうすれば、それを押した首長も才覚を疑われるわけだ。
ま、中学校の歴史教科書なんてモット無味乾燥で、年号と重要事項を列挙しといて「頭から覚えろ」でいいと思うけどね。年号と項目と人名を覚えこませてからでなければ、因果関係や歴史の流れはつかみにくいものだ。フランス革命と植民地ナショナリズムとシモン・ボリバルの中南米切り取り放題の関係を最初に教えるよりは、項目を先に叩き込んでから高校あたりで影響や因果関係、地理との連携をを説明したほうがいいと思うよ。
育鵬社の教科書を政治主導で採択させているのは承知の通り。あまりにもアレなので、教員に自由に選ばせると忌避される。だから、保守系首長とその息の掛かった教育長が教員の意見を排除する形を作って採択する。例の石垣-竹富島教科書採択がそれだった。
だが、そこに左派系の「学び舎」の教科書が出現し、今年は頭のいい国立・私立中学校を中心に採択されはじめた。
そうなると育鵬社教科書は困る。教育成果の上がらない学校が主体であるからだ。まず教育に首長が介入できる程度の学校なので、教育成果ではまず勝てない。政治に流されて育鵬社教科書を使う学校でも、教育もラクに流れるためだ。
今後は「学び舎の教科書を使うと偏差値が上がる」「育鵬社の教科書だと成績が上がらない」といった数的根拠で押されるのだろうね。実際は入る時の頭が違うということもあるが、育鵬社を採用した学校は、実際に頭の悪い教科書を使っているので申し開きも難しい。
学び舎の教科書は左傾というかもしれないが、育鵬社よりは遥かにマシだ。育鵬社が歴史にそのままの神話をブチ込んだり、公民が天賦人権を教えないことにくらべれば、学び舎が日華事変や太平洋戦争で実際に日本がやらかしたことが書いてあることは、なんせ史実だから仕方がない。確かに無理に教える必要はなくとも、そういうことがあったことは消せない事実であるから文句は言えない。
これから10年位で頭のいい子の学校は「学び舎」、あまりよろしくない子の学校は「育鵬社」といった構図になる。直に、育鵬社はイケてない教科書といった認識が子どもや親に浸透する。そうすれば、それを押した首長も才覚を疑われるわけだ。
ま、中学校の歴史教科書なんてモット無味乾燥で、年号と重要事項を列挙しといて「頭から覚えろ」でいいと思うけどね。年号と項目と人名を覚えこませてからでなければ、因果関係や歴史の流れはつかみにくいものだ。フランス革命と植民地ナショナリズムとシモン・ボリバルの中南米切り取り放題の関係を最初に教えるよりは、項目を先に叩き込んでから高校あたりで影響や因果関係、地理との連携をを説明したほうがいいと思うよ。
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TBSラジオ聞いていて、アレニュース。「高知の私立高校が『自衛隊コース』新設へ」 というもの。まあ理事長あたりの暴走なんじゃないかね。
コース自体はともかく、何をやらせるかといえば銃剣道とOB講話という。そのあたり、何の役にも立たないことを物語っている。
銃剣道は自衛隊でも無くす、減らす方向にある。銃剣「道」としているあたりから分かるように結局は競技であり、しかも競技団体がウザすぎるといった問題がある。海はなるべく減らすように、フェードアウトできるように持って行っている。陸は教育隊や若手への鍛錬的に行っているが、規模は小さくなる傾向にあるという。空も同じようなものだろう。
そもそも、幕末にオランダ由来の銃剣戦闘術を「道」にしたもので由緒はない。この点は江戸後期にできた竹筒と防具を使う剣道や、明治期にできた柔道等も同じようなものだ。だが、そもそもが海外由来であり、しかも日華事変以来に実用とかけ離れていることが明らかになっている。
OB講話は更に役に立たない。だいたい呼んでもロクなことは話さない。日本会議系のウォーギルドインフォメーションやら中国と韓国が憎い程度の話で終わる。それを覚えて講話で話してもどうなるものではない。
それならば、草刈りとか掃除、結索、アイロンを教えたほうがよい。兵隊ぐらしにもマゴつかないし、やめてシャバに出ても、あるいは兵隊にならなくとも役に立つ。ぶっちゃけ、部隊では銃剣道名人やネトウヨ講話名人よりも重宝される。草刈り機を直したり、切れたロープの編みこみつなぎやアイ入れができるほうが役に立つしスゲーと評価される。
まあ、幹部でもチェーンソーの目立てやらロップで引っ張った狭隘地での伐採、南京締、巻玉、足場結びができるとアレだ。部隊に一人はいる粋がる海曹士の面目を潰せて丁度いいよ。そんなの外注いらない、機械も不要といっときゃね。逆に一番スゲーと思ったのは、パイプを掴んだだけで呼び径が分かる水道技官だったけどねえ。アレなら外でも通用するぞと。
コース自体はともかく、何をやらせるかといえば銃剣道とOB講話という。そのあたり、何の役にも立たないことを物語っている。
銃剣道は自衛隊でも無くす、減らす方向にある。銃剣「道」としているあたりから分かるように結局は競技であり、しかも競技団体がウザすぎるといった問題がある。海はなるべく減らすように、フェードアウトできるように持って行っている。陸は教育隊や若手への鍛錬的に行っているが、規模は小さくなる傾向にあるという。空も同じようなものだろう。
そもそも、幕末にオランダ由来の銃剣戦闘術を「道」にしたもので由緒はない。この点は江戸後期にできた竹筒と防具を使う剣道や、明治期にできた柔道等も同じようなものだ。だが、そもそもが海外由来であり、しかも日華事変以来に実用とかけ離れていることが明らかになっている。
OB講話は更に役に立たない。だいたい呼んでもロクなことは話さない。日本会議系のウォーギルドインフォメーションやら中国と韓国が憎い程度の話で終わる。それを覚えて講話で話してもどうなるものではない。
それならば、草刈りとか掃除、結索、アイロンを教えたほうがよい。兵隊ぐらしにもマゴつかないし、やめてシャバに出ても、あるいは兵隊にならなくとも役に立つ。ぶっちゃけ、部隊では銃剣道名人やネトウヨ講話名人よりも重宝される。草刈り機を直したり、切れたロープの編みこみつなぎやアイ入れができるほうが役に立つしスゲーと評価される。
まあ、幹部でもチェーンソーの目立てやらロップで引っ張った狭隘地での伐採、南京締、巻玉、足場結びができるとアレだ。部隊に一人はいる粋がる海曹士の面目を潰せて丁度いいよ。そんなの外注いらない、機械も不要といっときゃね。逆に一番スゲーと思ったのは、パイプを掴んだだけで呼び径が分かる水道技官だったけどねえ。アレなら外でも通用するぞと。
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軍艦アニメ、第二期に加えて劇場版もやると言っている。でも、内容は投資家対策でしかないだろう。
だが、一期を超える二期はないので討死必至である。TVマンガについては、あのどうしようもない第一期をさらに下回るものとなる。劇場版も変わらない。先行するTV版を超えるものはない。
結局は投資家対策に過ぎない。角川は経営がうまく行っていないという。実際に、公式ストアを見ても、金儲けできそうなものはない。マンガ・アニメ・ゲームについては、ある程度の知名度と集客効果を持つ軍艦ゲームに頼るしかない。事業がうまくいいっているように見せるために「第二期やります」、「劇場版やります」といってるようにしかみえない。
■ 「鬼灯さん家のアネキ」の前例
最近の実写映画と同じものだ。株主投資家だけを納得させるために「若者に人気のマンガを映画にします」とやる経営である。その結果、誕生するのが山崎貴あたりのやっつけ映画、寄生獣やらルパン三世やら銀の匙の実写版といったものだ。
さらにやるのが「天と地と」の角川ときている。これまでのラインナップをみても興行へのアニマルスピリッツはあるが、映画の質で勝負しようという志はない。マンガ原作でも最近でも「鬼灯さん家のアネキ」が実写映画化したことになっている。だが、その話は全く聞かない。そもそもアレはアニメになるという発表もあったのだが、そんなものだ。
だから、第二期も劇場版も無駄に終わる。第一期すらロクなものではない。夏コミで友人は「軍艦アニメの同人誌はそれなりに出た。だが、第一期のテレビマンガの内容を反映したものはない」と話した。いみじくも中身を如実に表わしている。それ以下の内容となる。
どうせ誰も見ないのだから、いっそ鬼灯方式で実写映画化し、本社内のスクリーン一面のみの公開規模としたほうが傷は浅い。投資家対策なら、別にフラッシュアニメでWEB公開でもいい。どうせ連中は実物なんか見やしない。
まあ、それでも艦これ憲兵は忠義を尽くすだろうけどね。「軍艦ゲームのビックネームゲーマー」といった立場、プライドしか持たないからそうするしかない。だから、クズアニメであることを直視せず、「公開が楽しみです」とか「見てないけど周囲の評判は上々」と第一期のようにヨイショする。人は自ら進んで奴隷となることもあるということだ。
■ 計画倒産とまでは言わないけれども
だが、もっと面白そうなのは別のアレアニメの第二期である。まあ、大角川は突然倒産することもなかろうが、そちらは後がない会社の企画だ。その中身を見ると、ローソクの最後の輝きといった比喩を思いつく。
潰れる会社は、寸前に資金を集めるためにデカイことをいう。新事業や大型設備導入といったものだ。10年前の鷹山のIP携帯と通話料無料を思い出すと良いだろう。オタク関係業界だと、映画化するとか、ゲームを出すとか、アニメ化するといったものだ。だが、スケジュールを見ると「四半期ごとにリリース」と、まず無理だろうといった中身になっている。
取引先や下請けはそれを知っているので、マトモに協力しない。これまでのつきあいから手伝うものの、被害局限も図る。だから当の会社の起死回生の計画はうまくいかない。
金を集めて放映してから潰れるのか、金を集めたけど放映する前に潰れるのか、企画で金と広告効果だけ集めあとは知らないとうまく撤退するのか。まあ楽しみであるよ。
だが、一期を超える二期はないので討死必至である。TVマンガについては、あのどうしようもない第一期をさらに下回るものとなる。劇場版も変わらない。先行するTV版を超えるものはない。
結局は投資家対策に過ぎない。角川は経営がうまく行っていないという。実際に、公式ストアを見ても、金儲けできそうなものはない。マンガ・アニメ・ゲームについては、ある程度の知名度と集客効果を持つ軍艦ゲームに頼るしかない。事業がうまくいいっているように見せるために「第二期やります」、「劇場版やります」といってるようにしかみえない。
■ 「鬼灯さん家のアネキ」の前例
最近の実写映画と同じものだ。株主投資家だけを納得させるために「若者に人気のマンガを映画にします」とやる経営である。その結果、誕生するのが山崎貴あたりのやっつけ映画、寄生獣やらルパン三世やら銀の匙の実写版といったものだ。
さらにやるのが「天と地と」の角川ときている。これまでのラインナップをみても興行へのアニマルスピリッツはあるが、映画の質で勝負しようという志はない。マンガ原作でも最近でも「鬼灯さん家のアネキ」が実写映画化したことになっている。だが、その話は全く聞かない。そもそもアレはアニメになるという発表もあったのだが、そんなものだ。
だから、第二期も劇場版も無駄に終わる。第一期すらロクなものではない。夏コミで友人は「軍艦アニメの同人誌はそれなりに出た。だが、第一期のテレビマンガの内容を反映したものはない」と話した。いみじくも中身を如実に表わしている。それ以下の内容となる。
どうせ誰も見ないのだから、いっそ鬼灯方式で実写映画化し、本社内のスクリーン一面のみの公開規模としたほうが傷は浅い。投資家対策なら、別にフラッシュアニメでWEB公開でもいい。どうせ連中は実物なんか見やしない。
まあ、それでも艦これ憲兵は忠義を尽くすだろうけどね。「軍艦ゲームのビックネームゲーマー」といった立場、プライドしか持たないからそうするしかない。だから、クズアニメであることを直視せず、「公開が楽しみです」とか「見てないけど周囲の評判は上々」と第一期のようにヨイショする。人は自ら進んで奴隷となることもあるということだ。
■ 計画倒産とまでは言わないけれども
だが、もっと面白そうなのは別のアレアニメの第二期である。まあ、大角川は突然倒産することもなかろうが、そちらは後がない会社の企画だ。その中身を見ると、ローソクの最後の輝きといった比喩を思いつく。
潰れる会社は、寸前に資金を集めるためにデカイことをいう。新事業や大型設備導入といったものだ。10年前の鷹山のIP携帯と通話料無料を思い出すと良いだろう。オタク関係業界だと、映画化するとか、ゲームを出すとか、アニメ化するといったものだ。だが、スケジュールを見ると「四半期ごとにリリース」と、まず無理だろうといった中身になっている。
取引先や下請けはそれを知っているので、マトモに協力しない。これまでのつきあいから手伝うものの、被害局限も図る。だから当の会社の起死回生の計画はうまくいかない。
金を集めて放映してから潰れるのか、金を集めたけど放映する前に潰れるのか、企画で金と広告効果だけ集めあとは知らないとうまく撤退するのか。まあ楽しみであるよ。
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「アレ宰相の字と習近平の字を比較した、国家主席の字、下手すぎ」といった香港発大陸disの転載ツイートがある。

(名前を出すことは趣旨ではないので、ここでリンクで示す)
以降のツイートはネトウヨホイホイになっている。なお、念のため言っておけば最初にツイートされたご本人をネトウヨと断じているわけではない。曰く「アレ宰相は達筆」、「習近平は下手」、「『踏襲=ふしゅう』の麻生はもっと上手」、「福島みずほも下手」と、政治的立場・党派に褒めてけなす話になっている。
だが、これって揮毫(アレ)とサイン(習)を較べただけの話。「揮毫の方が、サインよりも字を丁寧に書いている」というのはマヌケなものではないか?
実際に、習近平の揮毫は「习近平 书法」で画像検索すればわかるように、相当に練達している。

また、アレ宰相の崩し方も、微妙なものだ。「至」をそこまで崩すなら、「誠」のごんべん、「言」もそれなりに崩すものだ。つくりの「成」の字は単純に早く書く形をなぞっているだけ。普通はそうは崩さない。御家流なら、縦線を協調した「東」の字っぽく崩すのがセオリー。(念の為に児玉幸多の『くずし字用例事典』で確認したよ) ま、アレ宰相の字も間違いでもないけど、明治-大正期あたりの自己流くずし字に近い。
ネトウヨ層は「伝統文化云々」をしているわりに、そのあたりは見ようともしないし、見ることもできない。まあ彼らが伝統だと信じる現今の習字・書道も、明治期と戦後も国語教育に引っ張られている。かつての伝統とは結構遠いからね。「分」の書き順とか、昭和初期まで変形を続けた「円」の扱いとか、かなの種類整理とかそういう経緯がある。
日本のくずし字を中国の簡体字だと言い出し、あいつらは中国の手羽先と言い出すネトウヨもいた。だが、日本でも昔は「無」なんて書くのが面倒だから、殆どの場合は「无」と崩していた。今でも卒塔婆なんかの「南無」を崩して「南无」と書くご宗旨もある。ちなみにこの辺りは前に書いたが『宋元以来俗字譜』と『くずし字用例事典』を比較すれば理解は容易い。

(名前を出すことは趣旨ではないので、ここでリンクで示す)
以降のツイートはネトウヨホイホイになっている。なお、念のため言っておけば最初にツイートされたご本人をネトウヨと断じているわけではない。曰く「アレ宰相は達筆」、「習近平は下手」、「『踏襲=ふしゅう』の麻生はもっと上手」、「福島みずほも下手」と、政治的立場・党派に褒めてけなす話になっている。
だが、これって揮毫(アレ)とサイン(習)を較べただけの話。「揮毫の方が、サインよりも字を丁寧に書いている」というのはマヌケなものではないか?
実際に、習近平の揮毫は「习近平 书法」で画像検索すればわかるように、相当に練達している。

また、アレ宰相の崩し方も、微妙なものだ。「至」をそこまで崩すなら、「誠」のごんべん、「言」もそれなりに崩すものだ。つくりの「成」の字は単純に早く書く形をなぞっているだけ。普通はそうは崩さない。御家流なら、縦線を協調した「東」の字っぽく崩すのがセオリー。(念の為に児玉幸多の『くずし字用例事典』で確認したよ) ま、アレ宰相の字も間違いでもないけど、明治-大正期あたりの自己流くずし字に近い。
ネトウヨ層は「伝統文化云々」をしているわりに、そのあたりは見ようともしないし、見ることもできない。まあ彼らが伝統だと信じる現今の習字・書道も、明治期と戦後も国語教育に引っ張られている。かつての伝統とは結構遠いからね。「分」の書き順とか、昭和初期まで変形を続けた「円」の扱いとか、かなの種類整理とかそういう経緯がある。
日本のくずし字を中国の簡体字だと言い出し、あいつらは中国の手羽先と言い出すネトウヨもいた。だが、日本でも昔は「無」なんて書くのが面倒だから、殆どの場合は「无」と崩していた。今でも卒塔婆なんかの「南無」を崩して「南无」と書くご宗旨もある。ちなみにこの辺りは前に書いたが『宋元以来俗字譜』と『くずし字用例事典』を比較すれば理解は容易い。
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水泳選手に行政は務まるものだろうか? 大丈夫「金をだせ」と言うだけなので馬鹿でもできる。
スポーツ庁の長官に鈴木大地を置くというニュースが出た。だが、どの報道をみてもその能力を肯定する内容はない。所詮は「スポーツに金出せ」しか言わない仕事だ。だから誰でもいいということを承知しているためだ。
だいたい、連中は何もできない。子供の頃から駆けっこ球アソビだけしかしていない。勉強なんかしてもいない。そして10代20代の栄光だけで残りの人生を生きている連中だ。まずは何もできない役立たずと見て良い。
別にそれで構わない。スポーツ庁自体がどうでもいい官庁であるからだ。オリンピックを理由に国家予算をスポーツ団体に横流しするだけの仕事に過ぎない。それで効果がどうこうということもない。
スポーツ庁は結果について責任を追わない。他所の役所であれば、事業の失敗や不効率は会計検査院に国損と責められる。不当な支出であればそこから金を返還させる。だが、スポーツ庁はそれをしない。負けた選手から訓練費を返還させ、負けた団体から援助費用を回収するといった話はない。これほど甘い行政もないものだ。
逆にそこでカッチリできれば鈴木さんは大人物だがね。「死ぬ気の無いやつに国費を支出しない自費でやれ」とでも言って『私は訓練費を支給されるうえで、メダルを取れなければ片玉潰しても異論ありません』位の念書を書かせる。負けたヤツは明治神宮前で片玉なり片乳首なりを公開切取りするくらいのことをすれば、己は名長官だと褒めるものだ。
ま、鈴木地面さんが一番最初にやるべきはアレだ。森元を川べりに連れて行って、水に引き釣りこんで尻子玉を抜くべきじゃないのかね。命までも取れとは言わないが、舌を抜く位すれば国民は喝采するのではないか。あるいは下村に「水の伝言は聞こえたかね」といって溺死寸前まで水を飲ませること50回繰り返すかどちらかだ。
「スポーツ庁初代長官、鈴木大地氏で調整 五輪競泳で金」『朝日新聞』(朝日新聞,2015.9.4)http://www.asahi.com/articles/ASH936FV4H93UTQP02X.html
スポーツ庁の長官に鈴木大地を置くというニュースが出た。だが、どの報道をみてもその能力を肯定する内容はない。所詮は「スポーツに金出せ」しか言わない仕事だ。だから誰でもいいということを承知しているためだ。
だいたい、連中は何もできない。子供の頃から駆けっこ球アソビだけしかしていない。勉強なんかしてもいない。そして10代20代の栄光だけで残りの人生を生きている連中だ。まずは何もできない役立たずと見て良い。
別にそれで構わない。スポーツ庁自体がどうでもいい官庁であるからだ。オリンピックを理由に国家予算をスポーツ団体に横流しするだけの仕事に過ぎない。それで効果がどうこうということもない。
スポーツ庁は結果について責任を追わない。他所の役所であれば、事業の失敗や不効率は会計検査院に国損と責められる。不当な支出であればそこから金を返還させる。だが、スポーツ庁はそれをしない。負けた選手から訓練費を返還させ、負けた団体から援助費用を回収するといった話はない。これほど甘い行政もないものだ。
逆にそこでカッチリできれば鈴木さんは大人物だがね。「死ぬ気の無いやつに国費を支出しない自費でやれ」とでも言って『私は訓練費を支給されるうえで、メダルを取れなければ片玉潰しても異論ありません』位の念書を書かせる。負けたヤツは明治神宮前で片玉なり片乳首なりを公開切取りするくらいのことをすれば、己は名長官だと褒めるものだ。
ま、鈴木地面さんが一番最初にやるべきはアレだ。森元を川べりに連れて行って、水に引き釣りこんで尻子玉を抜くべきじゃないのかね。命までも取れとは言わないが、舌を抜く位すれば国民は喝采するのではないか。あるいは下村に「水の伝言は聞こえたかね」といって溺死寸前まで水を飲ませること50回繰り返すかどちらかだ。
「スポーツ庁初代長官、鈴木大地氏で調整 五輪競泳で金」『朝日新聞』(朝日新聞,2015.9.4)http://www.asahi.com/articles/ASH936FV4H93UTQP02X.html
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本当は「反捕鯨の罪」だろう。
「『ザ・コーヴ』出演の米作家、旅券不携帯で逮捕」は別件逮捕以外の何物でもない。現行犯逮捕とある。だが、パスポート無しでも当座の本人確認はできるし、別に宿舎でパスポートを確認できれば済む。不携帯で逮捕するなら、土俵の上で大相撲の力士を改めるがよい。
卑怯姑息なやり方に過ぎる。「9月1日にイルカの追い込み漁が解禁される」ことから、一種の予防拘禁の効果を狙ったものだろう。だが、イルカを採る権利があるように、イルカ漁に反対を表明する自由もある。警察が片っぽの片棒を担ぐべきではない。
イルカ追い込み漁には怪訝な点がある。世界動物園水族館協会から指摘されたように、追い込み漁の真の目的が子イルカを見世物として高額で売っぱらう覚兵衛獅子商法にある疑いもある。
イルカを捕る伝統的な権利云々も、実際には伝統食としての利用ではない様子だ。追い込み漁の金額ベースでは食肉ではなく、水族館に売っぱらうための見世物イルカを得ることがメインであるという。その点で、伝統継承はカネ目当ての便法に使われている。
果たして、金目当てで見世物の子イルカを奪うことは正しいか? 「それはならじ」と子供を守る親イルカを、その子供の目の前で撲殺することは妥当とも思えない。銭金ではなく伝統を守るためならわからなくもない。だが、伝統を隠れ蓑にした金儲けであれば、法は許しても軽蔑すべき行為である。
抗議を受けるいわれは十分にあるということだ。クジラ・イルカを問わず捕鯨界隈は胡散臭い。なによりも、それを国や県が警察を使い微罪で逮捕してでも保護しようとするあたりは不可思議なものだ。
捕鯨は日本の伝統文化かも知れないが、卑怯な真似をしてまで守るものではない。そんなものは国益保護ではない。後ろ暗い気持ちがないのならば批判的取材や、抗議を排除せず満天下に正々堂々やればよい。
「『ザ・コーヴ』出演の米作家、旅券不携帯で逮捕」は別件逮捕以外の何物でもない。現行犯逮捕とある。だが、パスポート無しでも当座の本人確認はできるし、別に宿舎でパスポートを確認できれば済む。不携帯で逮捕するなら、土俵の上で大相撲の力士を改めるがよい。
卑怯姑息なやり方に過ぎる。「9月1日にイルカの追い込み漁が解禁される」ことから、一種の予防拘禁の効果を狙ったものだろう。だが、イルカを採る権利があるように、イルカ漁に反対を表明する自由もある。警察が片っぽの片棒を担ぐべきではない。
イルカ追い込み漁には怪訝な点がある。世界動物園水族館協会から指摘されたように、追い込み漁の真の目的が子イルカを見世物として高額で売っぱらう覚兵衛獅子商法にある疑いもある。
イルカを捕る伝統的な権利云々も、実際には伝統食としての利用ではない様子だ。追い込み漁の金額ベースでは食肉ではなく、水族館に売っぱらうための見世物イルカを得ることがメインであるという。その点で、伝統継承はカネ目当ての便法に使われている。
果たして、金目当てで見世物の子イルカを奪うことは正しいか? 「それはならじ」と子供を守る親イルカを、その子供の目の前で撲殺することは妥当とも思えない。銭金ではなく伝統を守るためならわからなくもない。だが、伝統を隠れ蓑にした金儲けであれば、法は許しても軽蔑すべき行為である。
抗議を受けるいわれは十分にあるということだ。クジラ・イルカを問わず捕鯨界隈は胡散臭い。なによりも、それを国や県が警察を使い微罪で逮捕してでも保護しようとするあたりは不可思議なものだ。
捕鯨は日本の伝統文化かも知れないが、卑怯な真似をしてまで守るものではない。そんなものは国益保護ではない。後ろ暗い気持ちがないのならば批判的取材や、抗議を排除せず満天下に正々堂々やればよい。
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産経新聞がデモの人数推測をしている。(記事) 斜めに撮った写真だからパースや圧縮を考慮してマス目を書くべきだが、推測なのでそれはそれは置く。推測32400の2400も丸めたほうがいいと思うが、それも置く。
だがね、これやったところで大規模なデモが起きたことは否定できない。実行委員会の12万を否定したところで、3.5万は認めなければならない。実際にはピーク時との差や、T字路の横棒左右もあるからもっと多いだろうがね。
結局は、南京大虐殺の数を値切るのと同じことだ。数を値切れば、勝った気がする。それを求めた精神的自慰行為にすぎない。
さらに主催団体を危険団体ししようとしているが、それもできていない。(記事) 肝心の公安関係者が「『メンバーは基本的に無党派。安保法案廃案や政権を追い込む意図で[共産党と]一致し、互いに利用したい思惑が働いているのでは』」と述べている。民主党、社民党、共産党が横並びでデモの支援を行っている段階でそれは無理な見立である。
そもそも、ノンポリ層の参加を得られたので12万、あるいは3.5万の参加が得られている。その主張をいわゆる9条教と馬鹿にしようとしている。だが、少なくない人々は解釈改憲で法律を通そうとするやり方に文句をつけている。ルールに厳格な日本人は、緊急性もない案件でそのようなやり方をすれば怒る。そういうことだ。
まあ、一番のゲラゲラは「[デモの中に]『日の丸』がひとつも無いのが凄い。」(名前を示すのは趣旨ではないので元のツイート)というネトウヨの批難。
アレは旗日に上げるもので、普段から持ち歩くのは君たちだけだろと。 以下のツイートの応報をみても「奴らは在日」みたいな、どうしようもない意見ばかり。日曜深夜のLIFEではないけど、ネトウヨだけで集まってブロック化した世間で話しているとそういうことを言い出すのだろう。
だがね、これやったところで大規模なデモが起きたことは否定できない。実行委員会の12万を否定したところで、3.5万は認めなければならない。実際にはピーク時との差や、T字路の横棒左右もあるからもっと多いだろうがね。
結局は、南京大虐殺の数を値切るのと同じことだ。数を値切れば、勝った気がする。それを求めた精神的自慰行為にすぎない。
さらに主催団体を危険団体ししようとしているが、それもできていない。(記事) 肝心の公安関係者が「『メンバーは基本的に無党派。安保法案廃案や政権を追い込む意図で[共産党と]一致し、互いに利用したい思惑が働いているのでは』」と述べている。民主党、社民党、共産党が横並びでデモの支援を行っている段階でそれは無理な見立である。
そもそも、ノンポリ層の参加を得られたので12万、あるいは3.5万の参加が得られている。その主張をいわゆる9条教と馬鹿にしようとしている。だが、少なくない人々は解釈改憲で法律を通そうとするやり方に文句をつけている。ルールに厳格な日本人は、緊急性もない案件でそのようなやり方をすれば怒る。そういうことだ。
まあ、一番のゲラゲラは「[デモの中に]『日の丸』がひとつも無いのが凄い。」(名前を示すのは趣旨ではないので元のツイート)というネトウヨの批難。
アレは旗日に上げるもので、普段から持ち歩くのは君たちだけだろと。 以下のツイートの応報をみても「奴らは在日」みたいな、どうしようもない意見ばかり。日曜深夜のLIFEではないけど、ネトウヨだけで集まってブロック化した世間で話しているとそういうことを言い出すのだろう。