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ドイツの連邦公文書館の収蔵写真って、利用自由ではないんだよね。
ブンデスアーヒーフ(Bundesarchiv)というものがある。発音は「ぢぬんをぐろぐろ」かもしれないけど、なんせ独語は20年前に学部でやったきりだから勘弁して欲しい。
だが、収蔵の写真の利用許可は面倒で、webで見られるサンプル写真についても著作権上の複製権は放棄されていない。だからそこで見つけても、商業利用はなかなかできるものではない。もちろん、これはコミケの同人誌での利用も同じだ。
で、ある萌えミリイラスト集の予告には、そこのwebページで見つけた覚えがある白黒写真が使われている。あの面倒くさい連邦公文書館との交渉をよくぞやったものだと感心する次第だ。フランスの武官や国防省もそうだったが、英語で送ると後回しにされる。企画の責任者は、ドイツ語が達者なのだろう。
だがね、写真に出展が提示されていない。通常、公文書館等の利用許可には、写真で出処を提示するようにと示されるものだ。それがないというのはどんなものか。巻末に一連を提示するにしても、写真にアスタリスクや米印をつけておかないのは不思議なものだ。
また、写真のサイズも不思議である。利用許可が出ればリサイズされたデータではなく、オリジナルのデータにアクセスできる。35ミリフィルムをスキャンしたものなら、最低でも3000×2000にはなるはずだ。それなら350dpiでも8×6センチ近くまでイケる。だが、見本の写真はどうみても3×5センチ程度でしかない。もしかしたら、通信回線がISDNかなにかで巨大なオリジナルをダウンロードできないから、サンプルデータをそのまま焼いたのかもね。
もちろん、著作権はクリアしているはずだから、邪推はしないよ。ただ、昔の戦車雑誌なんかだと勝手に使った例もある。もちろんいまどきない話である。また、世間には旧軍写真等について、ヤフオクにかかった奴のサンプル画像を拾って、それに収蔵印をつけてネットで提示する例があるという。実際に無断利用したらそれに近いか、それ以上に悪質ではないかね。まあ、商売人ならばそんなことをするはずもないけどね。
まー、DDRをソ連の重圧から市民を守る存在というのもね。『ドイツ民主共和国領土内におけるソヴィエト軍の暫定的駐留に関連する諸問題に関するソヴィエト社会主義共和国連邦政府およびドイツ民主共和国の協定』を見る限り、連中はソ連と交渉できる立場ではないし、実際にはほっとくと崩れる人工国家を維持することに汲々としている。ポーランドの政府、軍隊、党、教会、連帯と勘違いしているのではないかなあと思うよ。もしかしたら日本外務省欧亜局の翻訳や解釈が間違えているのかもしれないけどね。
なによりも、西独をかつての同胞だなんて考えていない。冷戦期でも同じドイツで、同じドイツ人と考えていたはずなんだがね。その辺り自信を持って言い切る根拠があるんだろう。まあ「ぢぬんをぐろぐろ」レベルの己にはわからないことだ。
ブンデスアーヒーフ(Bundesarchiv)というものがある。発音は「ぢぬんをぐろぐろ」かもしれないけど、なんせ独語は20年前に学部でやったきりだから勘弁して欲しい。
だが、収蔵の写真の利用許可は面倒で、webで見られるサンプル写真についても著作権上の複製権は放棄されていない。だからそこで見つけても、商業利用はなかなかできるものではない。もちろん、これはコミケの同人誌での利用も同じだ。
で、ある萌えミリイラスト集の予告には、そこのwebページで見つけた覚えがある白黒写真が使われている。あの面倒くさい連邦公文書館との交渉をよくぞやったものだと感心する次第だ。フランスの武官や国防省もそうだったが、英語で送ると後回しにされる。企画の責任者は、ドイツ語が達者なのだろう。
だがね、写真に出展が提示されていない。通常、公文書館等の利用許可には、写真で出処を提示するようにと示されるものだ。それがないというのはどんなものか。巻末に一連を提示するにしても、写真にアスタリスクや米印をつけておかないのは不思議なものだ。
また、写真のサイズも不思議である。利用許可が出ればリサイズされたデータではなく、オリジナルのデータにアクセスできる。35ミリフィルムをスキャンしたものなら、最低でも3000×2000にはなるはずだ。それなら350dpiでも8×6センチ近くまでイケる。だが、見本の写真はどうみても3×5センチ程度でしかない。もしかしたら、通信回線がISDNかなにかで巨大なオリジナルをダウンロードできないから、サンプルデータをそのまま焼いたのかもね。
もちろん、著作権はクリアしているはずだから、邪推はしないよ。ただ、昔の戦車雑誌なんかだと勝手に使った例もある。もちろんいまどきない話である。また、世間には旧軍写真等について、ヤフオクにかかった奴のサンプル画像を拾って、それに収蔵印をつけてネットで提示する例があるという。実際に無断利用したらそれに近いか、それ以上に悪質ではないかね。まあ、商売人ならばそんなことをするはずもないけどね。
まー、DDRをソ連の重圧から市民を守る存在というのもね。『ドイツ民主共和国領土内におけるソヴィエト軍の暫定的駐留に関連する諸問題に関するソヴィエト社会主義共和国連邦政府およびドイツ民主共和国の協定』を見る限り、連中はソ連と交渉できる立場ではないし、実際にはほっとくと崩れる人工国家を維持することに汲々としている。ポーランドの政府、軍隊、党、教会、連帯と勘違いしているのではないかなあと思うよ。もしかしたら日本外務省欧亜局の翻訳や解釈が間違えているのかもしれないけどね。
なによりも、西独をかつての同胞だなんて考えていない。冷戦期でも同じドイツで、同じドイツ人と考えていたはずなんだがね。その辺り自信を持って言い切る根拠があるんだろう。まあ「ぢぬんをぐろぐろ」レベルの己にはわからないことだ。
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