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青山繁晴さんは大っ嫌いなものだ。自分を大きく見せることだけが目的であって、そこにまったく内実はなく、そこでは平気で嘘をつく。それが参院選に出たあたりで不快な気持ちしかしないものだ。
■ 虚言癖の御仁
まず虚言癖だけでのし上がってきた御仁。一番わかり易いのは「自衛隊は警衛で木製モデルガンを使っていた、俺、構えたことあるもん」(青山)* なんかそれ。
見た目で分からないほど精巧な木製小銃の存在を曝いたといった筋立てになっている。
でもねえ、当然の話だが、警衛は実際には昔から実銃を使っている。9.11以前から哨所の直長は実包が配布されている。
そもそも64式小銃そっくりな、木製の偽小銃は存在していない。64式小銃のモデルガンは相当跡にならないとできない。このエピソードは青山さんが共同通信に勤務されていた時期、つまり1979-97年とされている。だが、その時期には存在しない。
そもそも、持ちおもり以外は分からないような木製小銃は作りようがない。二脚や剣座をどう作るのかに興味が惹かれるほどだ。
■ 木銃すら見たことがない
明らかに、このエピソードは聞いただけで見たことのない木銃について、勝手に話を捏造したものだ。
警衛には警棒や乳切木と同じように木銃がある。銃剣道で使うアレがだ、当然だが外見は全く鉄砲には見えない。その使い方も単なる棒で、銃を使うまでもない事態で相手を抑制し捕縛し追い払うものだ。一時学校に配られた今様のトゲ無しサスマタと同じである。
だが、その話を聞いて「自衛隊はホンモノの小銃を使えないので、木銃=木製モデルガンを使っている」と考え、調べもしないで開陳したのが青山さんである。しかもそれを靖国神社でね。
■ 戦死者も自分の宣伝に使う
青山さんは同じ口演で、硫黄島の戦死者も宣伝に使っている。
たとえば「硫黄島の滑走路下に埋まっている遺骨収集を提議したのは自分」の功績とするもの。2006年12月に硫空基に行ったあとで問題提議し、その収集について菅首相を動かしたとしている。だが、滑走路下の遺骨回収は硫黄島返還からある話である。青山さんが最初に言い出したものではない。
さらに、硫黄島については「栗林さんがボクに訴えたくて心霊写真で出てきた」ともホラを吹いている。デジカメで写真を取って、パソコンで見たら陸軍正装の将校と小さな子どもが写っていたという条だ。
これはあまりにも無神経ではないか。心霊現象云々の与太はともかく。しかし、その写真は栗林さんではないかと判断した件、自分に訴えたいことがあるので出てきたと示唆するあたりは、趣味が悪すぎる。しかも靖国神社の口演でね。
だいたい栗林さんの奥さんはつい最近までご存命でらっしゃった。出てくるなら、まず奥さんやゆかりの方の写真に出てくる。自己宣伝のためにホラを振り回すような人のところにはでてくるものではない。
■ どうせまた事故る
まあ、なによりもアレなのはこんなのを公認したヤツだけどね。信者はいるから当籤するだろうが、メッキのハゲたメタンハイドレート詐欺をまた推して国損生むんじゃないかな。
選挙カー事故ったときに、死なない程度に怪我してくれればヨカッタと思ったよ。例えばクビから上だけがなくなる程度のお怪我とかね。流石に掃部さまみたいに逆ジオング最終状態になれば虚言癖と自己装飾を聞かされることもないからね。
ただ、機会は今回だけでもない。というのも、どうせまた事故おこすから。記事とか発言とかアレすぎるから掘り様はいくらでもある。その矛盾突けばいいと思うよ。民主党の時にTPPを罵倒してたけど政権が変わるとTPP擁護とか、立場でしか話さないあたりがわかり易すぎる。
特に自称コンサルでの調査工事の受注あたりか。国から発注を受けた経緯もある。そこは追いかけやすい。
そうなると堪えられないんじゃないかね。今までネトウヨ世界だけで言論が終わっていた。だから厳しく批評されたことない。だけど今後はそうでもない。
ちなみに、この記事は前に書いた「見ていない話を見たと言い切るので齟齬が出る」を改めたもの。
* 青山繁晴 口演、「日本の希望が目覚める」『平成22年度 靖國神社崇敬奉賛会 講演 シンポジウム 勉強会 記録集』(靖國神社崇敬奉賛会,2011)
■ 虚言癖の御仁
まず虚言癖だけでのし上がってきた御仁。一番わかり易いのは「自衛隊は警衛で木製モデルガンを使っていた、俺、構えたことあるもん」(青山)* なんかそれ。
『今、私[内局の局長]が許可しますから[警衛の]この銃を持ち上げてください』と言われたんです。この銃を何気なく僕が持ったら本物じゃなくて木だったんです[略]現在は本物の銃になりましたが、これは残念ながら私達や私達の国が目覚めたからではなくて、何と外圧で九.一一同時多発テロがあったからです
青山繁晴口演、「日本の希望が目覚める」『平成22年度 靖國神社崇敬奉賛会 講演 シンポジウム 勉強会 記録集』p.17
見た目で分からないほど精巧な木製小銃の存在を曝いたといった筋立てになっている。
でもねえ、当然の話だが、警衛は実際には昔から実銃を使っている。9.11以前から哨所の直長は実包が配布されている。
そもそも64式小銃そっくりな、木製の偽小銃は存在していない。64式小銃のモデルガンは相当跡にならないとできない。このエピソードは青山さんが共同通信に勤務されていた時期、つまり1979-97年とされている。だが、その時期には存在しない。
そもそも、持ちおもり以外は分からないような木製小銃は作りようがない。二脚や剣座をどう作るのかに興味が惹かれるほどだ。
■ 木銃すら見たことがない
明らかに、このエピソードは聞いただけで見たことのない木銃について、勝手に話を捏造したものだ。
警衛には警棒や乳切木と同じように木銃がある。銃剣道で使うアレがだ、当然だが外見は全く鉄砲には見えない。その使い方も単なる棒で、銃を使うまでもない事態で相手を抑制し捕縛し追い払うものだ。一時学校に配られた今様のトゲ無しサスマタと同じである。
だが、その話を聞いて「自衛隊はホンモノの小銃を使えないので、木銃=木製モデルガンを使っている」と考え、調べもしないで開陳したのが青山さんである。しかもそれを靖国神社でね。
■ 戦死者も自分の宣伝に使う
青山さんは同じ口演で、硫黄島の戦死者も宣伝に使っている。
たとえば「硫黄島の滑走路下に埋まっている遺骨収集を提議したのは自分」の功績とするもの。2006年12月に硫空基に行ったあとで問題提議し、その収集について菅首相を動かしたとしている。だが、滑走路下の遺骨回収は硫黄島返還からある話である。青山さんが最初に言い出したものではない。
さらに、硫黄島については「栗林さんがボクに訴えたくて心霊写真で出てきた」ともホラを吹いている。デジカメで写真を取って、パソコンで見たら陸軍正装の将校と小さな子どもが写っていたという条だ。
これはあまりにも無神経ではないか。心霊現象云々の与太はともかく。しかし、その写真は栗林さんではないかと判断した件、自分に訴えたいことがあるので出てきたと示唆するあたりは、趣味が悪すぎる。しかも靖国神社の口演でね。
だいたい栗林さんの奥さんはつい最近までご存命でらっしゃった。出てくるなら、まず奥さんやゆかりの方の写真に出てくる。自己宣伝のためにホラを振り回すような人のところにはでてくるものではない。
■ どうせまた事故る
まあ、なによりもアレなのはこんなのを公認したヤツだけどね。信者はいるから当籤するだろうが、メッキのハゲたメタンハイドレート詐欺をまた推して国損生むんじゃないかな。
選挙カー事故ったときに、死なない程度に怪我してくれればヨカッタと思ったよ。例えばクビから上だけがなくなる程度のお怪我とかね。流石に掃部さまみたいに逆ジオング最終状態になれば虚言癖と自己装飾を聞かされることもないからね。
ただ、機会は今回だけでもない。というのも、どうせまた事故おこすから。記事とか発言とかアレすぎるから掘り様はいくらでもある。その矛盾突けばいいと思うよ。民主党の時にTPPを罵倒してたけど政権が変わるとTPP擁護とか、立場でしか話さないあたりがわかり易すぎる。
特に自称コンサルでの調査工事の受注あたりか。国から発注を受けた経緯もある。そこは追いかけやすい。
そうなると堪えられないんじゃないかね。今までネトウヨ世界だけで言論が終わっていた。だから厳しく批評されたことない。だけど今後はそうでもない。
ちなみに、この記事は前に書いた「見ていない話を見たと言い切るので齟齬が出る」を改めたもの。
* 青山繁晴 口演、「日本の希望が目覚める」『平成22年度 靖國神社崇敬奉賛会 講演 シンポジウム 勉強会 記録集』(靖國神社崇敬奉賛会,2011)
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