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分別ざかり四十郎五十郎が無根拠に政権をヨイショするさまは興味深いものだ。その政府与党の無謬性への信仰は、指導部の無謬性を疑うことが許されなかった昔の共産党そのものでしかない。
■ TPPは日本有利だからトランプが反対している(田中)
アレ右派は政府与党を無根拠にヨイショするのは不思議なものだ。特に、いい年をこいてそのような発言をするのは、分別にかけるものだ。
例えば、マンガ家の田中圭一さんの発言がそれだ。「ボクの大好きな政府与党が推すTPPは日本に不利なわけがない」と勝手に信じ込んでいる。

だが、自民党がTPPを日本有利・アメリカ不利とした証拠はどこにあるのだろうか?
TPPの交渉は秘密交渉であり、その内容は議会ですら公表されていない。
それでなぜ「自民党政権が引き継いで交渉に次ぐ交渉でなんとか日本に有利な状況にして、今やトランプが破棄したいと言いだすようなことになった」(田中圭一)と断ずるのだろうか?
そもそもトランプさんがTPPに反対する理由も誤っている。田中さんは「日本有利だからトランプさんは破棄したい」と言っているが、そのような発言はない。
結局は、信仰でしかない。政府与党の無謬性を信じるものだ。これはかつての共産党員と全く変わらないものだ。
■ 政府はトランプ勝利の準備をしていた(和田)
衛星政党ニッコロの和田政宗さんも同じだ。沈む船から与党に乗り換えたいこともあってか、政府与党の無謬性主張に余念がない。

では、なんで政府与党はTPPを通そうとしているのだろうか?
和田さんは「政府はトランプ勝利も見越し」(和田)ていたと述べている。それならば、TPPに出目はない。まだ可能性のあるクリントンさんが勝ってから進めればよかった話だ。それができなかったことは、「政府はトランプ勝利も見越し」(和田)ていなかった証拠でしかない。
これも政府与党の無謬性信仰に乗っかったものだ。
和田さんには自主性はない。転び公妨(ただし私人)といった珍妙行動のように和田さんは自由奔放に行動しているように見える。だが、基本的にはネトウヨのアレ支持者に乗っかるしかなく、その期待や許容の範囲でしか動けない。そうしないと自分の価値がなくなるためだ。
だから、頭のよわい支持者の期待から離れる行動はできない。それが政府与党の無謬信仰への迎合である。米国共和党議員の進化論や中絶拒否と同じようなものだ。
それが「政府はトランプ勝利も見越し」(和田)ていたという発言である。
■ いい歳こいて何も見えない
一番不思議なのは、四十郎五十郎がそのような口を利くことだ。
普通は分別ざかりの年頃だ。普通は田吾作な発言をすれば恥をかく。だからそのようなことは言わない。
だが、物事を批判的に観察できないネトウヨ空間に嵌っているとそうなるのだろう。田中さんの委託先をみると、アレな軍オタゴロや軍装系ゴロとの付き合いがある。和田さんはニッコロ系空間にどっぷり沈んでいる。
ご両名は戦争末期でも日本の勝利を疑わなかった連中に似ている。田舎の農民は敗北寸前まで日本の勝利を確信していたという。米戦略爆撃調査団報告を見ると批判的精神を持っていた都市民や知識階級はマリアナ陥落から東京初空襲時期には日本の敗北を確信していた。だが、批判的視点を持たず、翼賛態勢を諾々として受け入れていた連中は最後まで勝利を確信していた。
さらにいえば、それに賛同する連中も同じだ。田中発言、和田発言を嬉々としてリツイートする四十郎五十郎もまずはその程度の頭だということだ。
兵隊でそうしているやつの中身をみても、まあ野球とサッカーと車、SFと萌えミリを完全受動で消費するだけの階層である。やはりその程度なのだろう。それで幹部でございとか言われても困るものだがね。
■ TPPは日本有利だからトランプが反対している(田中)
アレ右派は政府与党を無根拠にヨイショするのは不思議なものだ。特に、いい年をこいてそのような発言をするのは、分別にかけるものだ。
例えば、マンガ家の田中圭一さんの発言がそれだ。「ボクの大好きな政府与党が推すTPPは日本に不利なわけがない」と勝手に信じ込んでいる。

はぁとふる売国奴 金曜日 東a26a@keiichisennsei
そもそもTPPって、民主党政権時に菅直人がアメリカから押しつけられて右往左往していたのを、自民党政権が引き継いで交渉に次ぐ交渉でなんとか日本に有利な状況にして、今やトランプが破棄したいと言いだすようなことになったのに、なぜ民進党は猛反対して採決を妨害しているのだ? 7:18 - 2016年11月8日
https://twitter.com/keiichisennsei/status/796008906262605825?lang=ja
だが、自民党がTPPを日本有利・アメリカ不利とした証拠はどこにあるのだろうか?
TPPの交渉は秘密交渉であり、その内容は議会ですら公表されていない。
それでなぜ「自民党政権が引き継いで交渉に次ぐ交渉でなんとか日本に有利な状況にして、今やトランプが破棄したいと言いだすようなことになった」(田中圭一)と断ずるのだろうか?
そもそもトランプさんがTPPに反対する理由も誤っている。田中さんは「日本有利だからトランプさんは破棄したい」と言っているが、そのような発言はない。
結局は、信仰でしかない。政府与党の無謬性を信じるものだ。これはかつての共産党員と全く変わらないものだ。
■ 政府はトランプ勝利の準備をしていた(和田)
衛星政党ニッコロの和田政宗さんも同じだ。沈む船から与党に乗り換えたいこともあってか、政府与党の無謬性主張に余念がない。

和田政宗@wadamasamune
トランプ氏勝利にあたり毎日新聞は「政府与党はトランプ氏との人脈もほとんど無い」と書いているが、しっかり取材したのか?9月にある省の幹部と話をしたが政府はトランプ勝利も見越し人脈構築の手を打っていた。素直にトランプ勝利を受け止めるべき 21:43 - 2016年11月9日
https://twitter.com/wadamasamune/status/796589166775664640
では、なんで政府与党はTPPを通そうとしているのだろうか?
和田さんは「政府はトランプ勝利も見越し」(和田)ていたと述べている。それならば、TPPに出目はない。まだ可能性のあるクリントンさんが勝ってから進めればよかった話だ。それができなかったことは、「政府はトランプ勝利も見越し」(和田)ていなかった証拠でしかない。
これも政府与党の無謬性信仰に乗っかったものだ。
和田さんには自主性はない。転び公妨(ただし私人)といった珍妙行動のように和田さんは自由奔放に行動しているように見える。だが、基本的にはネトウヨのアレ支持者に乗っかるしかなく、その期待や許容の範囲でしか動けない。そうしないと自分の価値がなくなるためだ。
だから、頭のよわい支持者の期待から離れる行動はできない。それが政府与党の無謬信仰への迎合である。米国共和党議員の進化論や中絶拒否と同じようなものだ。
それが「政府はトランプ勝利も見越し」(和田)ていたという発言である。
■ いい歳こいて何も見えない
一番不思議なのは、四十郎五十郎がそのような口を利くことだ。
普通は分別ざかりの年頃だ。普通は田吾作な発言をすれば恥をかく。だからそのようなことは言わない。
だが、物事を批判的に観察できないネトウヨ空間に嵌っているとそうなるのだろう。田中さんの委託先をみると、アレな軍オタゴロや軍装系ゴロとの付き合いがある。和田さんはニッコロ系空間にどっぷり沈んでいる。
ご両名は戦争末期でも日本の勝利を疑わなかった連中に似ている。田舎の農民は敗北寸前まで日本の勝利を確信していたという。米戦略爆撃調査団報告を見ると批判的精神を持っていた都市民や知識階級はマリアナ陥落から東京初空襲時期には日本の敗北を確信していた。だが、批判的視点を持たず、翼賛態勢を諾々として受け入れていた連中は最後まで勝利を確信していた。
さらにいえば、それに賛同する連中も同じだ。田中発言、和田発言を嬉々としてリツイートする四十郎五十郎もまずはその程度の頭だということだ。
兵隊でそうしているやつの中身をみても、まあ野球とサッカーと車、SFと萌えミリを完全受動で消費するだけの階層である。やはりその程度なのだろう。それで幹部でございとか言われても困るものだがね。
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産経がマイク・ホンダ議員が落選したと喜んでいる。
「自民・山田宏参院議員「朗報だ!」 米下院選でマイク・ホンダ氏落選 慰安婦問題で日本非難決議を主導」
「マイク・ホンダ議員が落選 米下院選 慰安婦問題で日本非難決議を主導」
かれらが自称している歴史戦やらの勝利だと思い込んでいるのだろう。ホンダ議員は慰安婦問題で日本を非難していたからだ。
■ 歴史敗戦は変わらない
だが、それで何か状況が変わるのだろうか?
変わらない。この問題での日本の立場は悪いままで終わる。米国でも、ホンダさんの選挙区でもそうだ。ホンダさんの選挙区で新しい当選した新人議員も従軍慰安婦問題へのスタンスは変わらない。敗戦前日本が正しいとは言わない。
つまり、歴史戦ファイターは馬鹿にされる状況はそのままだということだ。産経や山田議員の「従軍慰安婦問題は中韓の陰謀」は通用しない。そもそも、管理売春や人身売買といった悪いことをしたことには違いない。
■ ルーズベルトが死んでも戦争は負けた
ホンダ議員落選での狂喜乱舞はぬか喜びにすぎない。
まずは、戦争中のルーズベルト死去(45年4月)と同じだ。ホンダ議員が落選したといって喜ぶさまは、ルーズベルトが死んだと喜ぶことと同じだ。
どちらもその先にある敗戦は変わらない。
むしろ、努力することで敗北をより深刻にする。圧倒的劣勢の状態で神頼みだけで戦いを続けるのは傷口を広げる行為でしかない。
■ ネトウヨの尻馬ライダー
まともな保守なら歴史戦ファイターに引導を渡すべきだ。
だが、日本の右派はネトウヨ系価値観に支配されている。無知蒙昧な連中が保守を支持しており、数的劣勢ゆえにまともな保守は対抗できない。これが産経やら山田議員やらのマヌケ発言跋扈
の要因ということだ。
そのうち他の尻馬ライダーも同じことを言い出す。具体的には和田政宗議員やら佐藤正久議員も歴史戦の勝利であるように言い出すだろう。
「自民・山田宏参院議員「朗報だ!」 米下院選でマイク・ホンダ氏落選 慰安婦問題で日本非難決議を主導」
「マイク・ホンダ議員が落選 米下院選 慰安婦問題で日本非難決議を主導」
かれらが自称している歴史戦やらの勝利だと思い込んでいるのだろう。ホンダ議員は慰安婦問題で日本を非難していたからだ。
■ 歴史敗戦は変わらない
だが、それで何か状況が変わるのだろうか?
変わらない。この問題での日本の立場は悪いままで終わる。米国でも、ホンダさんの選挙区でもそうだ。ホンダさんの選挙区で新しい当選した新人議員も従軍慰安婦問題へのスタンスは変わらない。敗戦前日本が正しいとは言わない。
つまり、歴史戦ファイターは馬鹿にされる状況はそのままだということだ。産経や山田議員の「従軍慰安婦問題は中韓の陰謀」は通用しない。そもそも、管理売春や人身売買といった悪いことをしたことには違いない。
■ ルーズベルトが死んでも戦争は負けた
ホンダ議員落選での狂喜乱舞はぬか喜びにすぎない。
まずは、戦争中のルーズベルト死去(45年4月)と同じだ。ホンダ議員が落選したといって喜ぶさまは、ルーズベルトが死んだと喜ぶことと同じだ。
どちらもその先にある敗戦は変わらない。
むしろ、努力することで敗北をより深刻にする。圧倒的劣勢の状態で神頼みだけで戦いを続けるのは傷口を広げる行為でしかない。
■ ネトウヨの尻馬ライダー
まともな保守なら歴史戦ファイターに引導を渡すべきだ。
だが、日本の右派はネトウヨ系価値観に支配されている。無知蒙昧な連中が保守を支持しており、数的劣勢ゆえにまともな保守は対抗できない。これが産経やら山田議員やらのマヌケ発言跋扈
山田氏は「朗報だ。本当に良かった。万歳した。乾杯した。日本にとっては本当にいい方向にいくのではないか」と述べた。
http://www.sankei.com/politics/news/161110/plt1611100029-n1.html
の要因ということだ。
そのうち他の尻馬ライダーも同じことを言い出す。具体的には和田政宗議員やら佐藤正久議員も歴史戦の勝利であるように言い出すだろう。