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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2016.11
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Category : 未分類
 歴史戦とやらの自滅の戦いをやっている。産経「国連日本人委員長を『即時解任せよ』慰安婦問題『不当見解』『国民運動』が外相宛に署名提出」がそれだ。

 要は、国連女子差別撤廃委員会の委員長(林陽子)さんについて「日本政府のプロキシとしての自覚を持たないのはケシカラン」と怒っている。そういったものだ。


■ 傀儡じゃなきゃ駄目だって

 彼らの価値観は「日本人国連職員は日本政府のいいなりにならなけらばならない」のだろう。

 さらにはそれを日本国内の論理で断罪できると考えているのが不思議なものだ。
[自称「慰安婦の真実国民運動」は]林氏について、次のように厳しく批判した。
 《日本の国体や伝統・文化に敬意を払うことなく、いたずらに皇室を貶める》《国連委員会の分を超えた暴挙であり、断じて許されない》
 《林委員長を国連に推薦した外務省に対し、林氏の即時リコールを強く求める》《国会に対しては事実の経過と責任を明らかにするため、林氏を喚問するよう要求する》
 日本の国柄や歴史・伝統を無視した同委員会への激しい怒りといえる。
http://www.sankei.com/politics/news/161128/plt1611280006-n2.html


 国連機構での判断や業務処理について「国会に対しては事実の経過と責任を明らかにするため、林氏を喚問するよう要求する」(国民運動)と述べている。国連職員としての勤務について、日本の国政調査権がオーバーライドしているとでも思っているのだろう。

 もしそんなことをすれば、国連の事務方と衝突するだけなんだがね。


■ 自滅の戦い

 歴史戦の主張は大概コレ、やればやるほど損の歴史自滅戦にすぎない。

 今までは保守も知恵があった。余計なことを言わなければ古傷を抉られることもない。実際にいいことをしていた訳ではない後ろめたさもあった。

 だがそのような配慮もなく、国内向けのウケだけを狙った連中が出てきて話が変わった。彼らは日本国内で、保守層の中でイニシアティヴが取れればよいとだけ考えており、そのためには国外での利益は何も考えていない。

 それが歴史戦だということだ。

 その上さらに、日本人なら日本政府のプロキシとなれといった珍理論を振り回している。それを得として主張する御仁もアレだし、それを掲載する新聞もアレ。その読者もアレということだ。
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