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「経済成長できない」見通しへの反発はマヌケなものだ。アレな子が揃いも揃って「経済成長できなければ死ぬ」と言う。その面子を見るだけでも駄目論である。

■ 経済成長できる見通しがあるか
まず、日本経済が成長できると考えるのがオカシイ。
日本は人口オーナスに入っている。就労人口が減り、社会保障負担が増える状況にある。
この情勢で日本のGDPが増やせると考えるほうがどうかしている。仮に勤労者の一人あたり生産性を上昇しても、それ以上に勤労者そのものが減っている。一人あたりのGDPは非生産人口で薄まる。
そもそも人口そのものが小さくなるのでGDPそのものが小さくなる。つまりは、生産性を挙げても経済は縮小する。
■ 成長否定を縮小に直結する
また、経済成長できなければ経済縮小に結びつけるのも頭の悪さを示すものだ。
成長の反対は縮小であるという一点だけで、成長できなければ縮小と思い込んでいる。
実際には現状維持もある。日本のGDPは97年にピークを迎えるが、以降は現状維持ベースにある。成長はできていないが縮小もしていない。
それを理解できず「経済成長できなければ、経済は縮小する、みんな死ぬ」といいだす。それで徳としているのだがら思慮が足りない。
■ 非生産的な政策を支持する
そして最後が、「成長できなければ死んじゃう論」は有害な経済施策を肯定している点だ。
経済縮小幅を小さくするには工夫するしかない。新分野を開拓する、生産性を上げるといった努力が必要となる。経営者のアニマル・スピリッツを振作するしかない。
だが、今の政策はそれを押していない。円を切り下げる、政治主導でインフラを売りつけるといった重厚長大の大企業を生き残らせているだけだ。
それは本来の成長エンジンとなる中小企業に焦点を当てたものではない。
また政治主導であり、経営者のアニマル・スピリッツを刺激するものでもない。オリンピックの公共投資、経済性のない原発の再稼働・投資で経済成長につながるのだろうか?
やっていることは政権支持セクターへの税金横流しである。安倍小学校に土地を横流しするような施策で経済成長が見込めると考えているのなら、やはりその程度ということだ。

■ 経済成長できる見通しがあるか
まず、日本経済が成長できると考えるのがオカシイ。
日本は人口オーナスに入っている。就労人口が減り、社会保障負担が増える状況にある。
この情勢で日本のGDPが増やせると考えるほうがどうかしている。仮に勤労者の一人あたり生産性を上昇しても、それ以上に勤労者そのものが減っている。一人あたりのGDPは非生産人口で薄まる。
そもそも人口そのものが小さくなるのでGDPそのものが小さくなる。つまりは、生産性を挙げても経済は縮小する。
■ 成長否定を縮小に直結する
また、経済成長できなければ経済縮小に結びつけるのも頭の悪さを示すものだ。
成長の反対は縮小であるという一点だけで、成長できなければ縮小と思い込んでいる。
実際には現状維持もある。日本のGDPは97年にピークを迎えるが、以降は現状維持ベースにある。成長はできていないが縮小もしていない。
それを理解できず「経済成長できなければ、経済は縮小する、みんな死ぬ」といいだす。それで徳としているのだがら思慮が足りない。
■ 非生産的な政策を支持する
そして最後が、「成長できなければ死んじゃう論」は有害な経済施策を肯定している点だ。
経済縮小幅を小さくするには工夫するしかない。新分野を開拓する、生産性を上げるといった努力が必要となる。経営者のアニマル・スピリッツを振作するしかない。
だが、今の政策はそれを押していない。円を切り下げる、政治主導でインフラを売りつけるといった重厚長大の大企業を生き残らせているだけだ。
それは本来の成長エンジンとなる中小企業に焦点を当てたものではない。
また政治主導であり、経営者のアニマル・スピリッツを刺激するものでもない。オリンピックの公共投資、経済性のない原発の再稼働・投資で経済成長につながるのだろうか?
やっていることは政権支持セクターへの税金横流しである。安倍小学校に土地を横流しするような施策で経済成長が見込めると考えているのなら、やはりその程度ということだ。
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夕刊フジが売れて、日刊ゲンダイが売れない状況はあり得るだろうか? まずそのような未来は思いつかない。
フジはタブーが多すぎて勝負できない。現今の小学校事件でゲンダイは自在な報道を行っている。対して、フジは安倍政権ヨイショ編集なので扱えない。
駅売りでどちらが勝つかは自明だ。もともとゲンダイは強くフジは弱いが、しばらくはフジは全く太刀打ちできない。
■ フジは勝てない構造
これは構造的な問題でもある。
資本系列からフジは体制擁護をしなければならない縛りがある。だから、タブロイド夕刊紙のくせに悪口一つ言えず、ヨイショしかできない。
対して、ゲンダイは世論に乗り、あるいは読者層の好みのままになんでも存分に叩ける。
オヤジ・ジャーナルとしての勝負は決まったようなものだ。ゲンダイは凡下のもつ体制への不満、怒りの感情に乗れるからだ。これで勝負あったで終わる。
■ 怒りの文章化も長けている
さらに、その後工程でもゲンダイは秀でている。感情をロジックとして言語化できない凡夫に対し、居酒屋での怒り方を与えることで購買を迫ることができるからだ。世のオヤジはノドまで出かかった不満を明示、それを言語化できない。
これもゲンダイの価値がある。多少、アクロバティックであっても、オヤジどもの感情を肯定するロジックを提供できているからだ。その点でも、攻撃ロジックが弱いフジよりも優れている。
■ 体制ヨイショ
さらにいえば、ゲンダイはクソつまらない体制ヨイショをやらない点も優れる。
例えば、桜林美佐さんが中谷前防衛相をヨイショしているが、紙面を見るだけでもつまらないこと極まりない。退屈さが漂う紙面である。

ゲンダイはかつての小沢擁護でもそんなヘンテコはしない。小沢がなぜ必要かをロジックで示す。その人物個人を浪花節的にヨイショはしない。それをやると読者が離れることをしっているからだ。
■ フジはゲンダイに勝てない、永遠に
これらの点からすれば、フジはゲンダイに勝てない。おそらく永遠に勝てないだろう。
さらにいえば、経営・編集方針でのアニマル・スピリッツの差からエロでも負けているのではないかと推測するものだ。このあたりは国立マンガ図書館の新聞室でも確認したいものだ。
まー、産経本紙が全国4紙に勝てない上に、いずれは東京新聞にも負けるだろうといったあたりとも同じではないかね。ここ15年で一番部数を減らしているのは産経だからだ。
フジはタブーが多すぎて勝負できない。現今の小学校事件でゲンダイは自在な報道を行っている。対して、フジは安倍政権ヨイショ編集なので扱えない。
駅売りでどちらが勝つかは自明だ。もともとゲンダイは強くフジは弱いが、しばらくはフジは全く太刀打ちできない。
■ フジは勝てない構造
これは構造的な問題でもある。
資本系列からフジは体制擁護をしなければならない縛りがある。だから、タブロイド夕刊紙のくせに悪口一つ言えず、ヨイショしかできない。
対して、ゲンダイは世論に乗り、あるいは読者層の好みのままになんでも存分に叩ける。
オヤジ・ジャーナルとしての勝負は決まったようなものだ。ゲンダイは凡下のもつ体制への不満、怒りの感情に乗れるからだ。これで勝負あったで終わる。
■ 怒りの文章化も長けている
さらに、その後工程でもゲンダイは秀でている。感情をロジックとして言語化できない凡夫に対し、居酒屋での怒り方を与えることで購買を迫ることができるからだ。世のオヤジはノドまで出かかった不満を明示、それを言語化できない。
これもゲンダイの価値がある。多少、アクロバティックであっても、オヤジどもの感情を肯定するロジックを提供できているからだ。その点でも、攻撃ロジックが弱いフジよりも優れている。
■ 体制ヨイショ
さらにいえば、ゲンダイはクソつまらない体制ヨイショをやらない点も優れる。
例えば、桜林美佐さんが中谷前防衛相をヨイショしているが、紙面を見るだけでもつまらないこと極まりない。退屈さが漂う紙面である。

ゲンダイはかつての小沢擁護でもそんなヘンテコはしない。小沢がなぜ必要かをロジックで示す。その人物個人を浪花節的にヨイショはしない。それをやると読者が離れることをしっているからだ。
■ フジはゲンダイに勝てない、永遠に
これらの点からすれば、フジはゲンダイに勝てない。おそらく永遠に勝てないだろう。
さらにいえば、経営・編集方針でのアニマル・スピリッツの差からエロでも負けているのではないかと推測するものだ。このあたりは国立マンガ図書館の新聞室でも確認したいものだ。
まー、産経本紙が全国4紙に勝てない上に、いずれは東京新聞にも負けるだろうといったあたりとも同じではないかね。ここ15年で一番部数を減らしているのは産経だからだ。
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軍クラは批判的視点を持てない。だから公式発表を鵜呑みにする。国産武器だからとヨイショして「C-2輸送機の貨物室高さは、C-17よりも高い」とマヌケなことを言い出す。
これは世間の事件でも同じ。報道・リベラル嫌いが昂じた結果、ネトウヨ発言を鵜呑みにする。今回のooi@n_mさんの発言は全くそれである。
■ 神がかり右派の言うことを真に受ける
具体的には次のような発言だ。
これは、ゆうりんちぃさんの発言を丸呑みしたものだ。ちなみに、プロフィールには「♡反日韓国人は日本を去れ♡きまぐれでつぶやきます♡」(ゆうりんちぃ)とある。
その大元は、カルト幼稚園の擁護ブログである。 松山昭彦さんの「嫌がらせが続く塚本幼稚園の一日」l『さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」』。
つまりooi@n_mさんは資料批判ができていないということだ。カルト幼稚園擁護ブログがあり、それを引っ張ったネトウヨ発言を無批判に肯定するのはそういうことだ。
■ 「私は宇宙人に妊娠させられた」を信じるooi@n_mさん
そもそもの発言が、UFOの実在を確信するUFO信者が「私はMIBに監視されている」といいだすようなものでしかない。神がかり右翼のカルト幼稚園死守発言とはそういうものである。少なくとも暴言とやらの録音・映像証拠もないからには、そう疑うべきだからだ。
だが、ooi@n_mさんはそれを鵜呑みにている。その上、「UFO信者もアレだが、正義をみつけた、と思ってか、MIB活動が威圧的なのもどうなのかしら」と言い出している。
このあたり、軍クラの鵜呑みがよく現れている。自分に都合の良いことを全肯定して事実だと思い込み、吹聴するアレだ。
■ 「防衛費は社会資本の増大に資する」(ooi@n_m)
つまりは、自分に心地よい発言を吟味せずオウム返しするだけなのである。
これはooi@n_mご自身の発言でも同じだ。その主張が妥当性を持ち得るかの検討がない。やってることが誰かが言ったことをオウム返しにしているだけだから、それは当然のことだ。
それが大好きな防衛擁護となると、珍無類となる。基地対策費の内訳も知らずに「「防衛費は社会資本の増大に資する」(ooi@n_m)」といいだすのがそれだ。
実際のところ、周辺の生活環境改善は防衛費のうちの1%にも満たない。防衛費のうち基地対策費は10%程度(9%くらい)だが、その半分は思いやり予算である。さらにその残りのうち、3/4は米軍借地代、さらにその残りのなかから400億程度が充当されるに過ぎない。
金額で言えば400億円程度。防衛費約4.9兆円、うち基地対策費は4000億円、さらにそのうち思いやり予算は2000億。残りの2000億の過半も米軍基地借り上げ地代が1500億円程度あるからだ。
その400億円も効果的には使われていない。誰も使わない公民館の補助や、電気代がもったいないので使わない学校に取り付けるだけの空調設備、「国がタダで作ってくれるから」作っただけの共同漁網倉庫の類である。
全部が全部とはいわないが、昔、食管法で米穀手帳を刷って捨てていたというのと同じようなものだ。
それを見抜けないooi@n_mさんは「ボクたちはリアリズムの軍クラ、防衛費は社会資本増加に~」と徳と言い出す。まずは幸せなものだ。
これは世間の事件でも同じ。報道・リベラル嫌いが昂じた結果、ネトウヨ発言を鵜呑みにする。今回のooi@n_mさんの発言は全くそれである。
■ 神がかり右派の言うことを真に受ける
具体的には次のような発言だ。
ooi@n_m@JDSDE214 3時間3時間前
ooi@n_mさんがゆうりんちぃをリツイートしました
森友学園もアレだが、正義を見つけた、と思ってか、取材方法が威圧的なのもどうなのかしら、今時、記録はマスコミの専売特許じゃないんだから。
https://twitter.com/JDSDE214/status/835304997424267266
これは、ゆうりんちぃさんの発言を丸呑みしたものだ。ちなみに、プロフィールには「♡反日韓国人は日本を去れ♡きまぐれでつぶやきます♡」(ゆうりんちぃ)とある。
ゆうりんちぃ@maripeee324
塚本幼稚園の職員に対し「お前らわかってんのか?」自分で近づいておきながら
「傷害罪で訴えるぞ!」と詰め寄るTBSの長髪(挑発)カメラマン。TBSの報道番組はこうして作られるのかぁ。#森友学園
http://blogs.yahoo.co.jp/bonbori098/34612444.html …
https://twitter.com/maripeee324/status/835286590800814080
その大元は、カルト幼稚園の擁護ブログである。 松山昭彦さんの「嫌がらせが続く塚本幼稚園の一日」l『さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」』。
森友学園を標的にした国会質疑はじめマスコミ報道の多い中、塚本幼稚園へもいろんな嫌がらせが絶え間なく起きている。その一端を書かせて頂きます。
http://blogs.yahoo.co.jp/bonbori098/34612444.html
つまりooi@n_mさんは資料批判ができていないということだ。カルト幼稚園擁護ブログがあり、それを引っ張ったネトウヨ発言を無批判に肯定するのはそういうことだ。
■ 「私は宇宙人に妊娠させられた」を信じるooi@n_mさん
そもそもの発言が、UFOの実在を確信するUFO信者が「私はMIBに監視されている」といいだすようなものでしかない。神がかり右翼のカルト幼稚園死守発言とはそういうものである。少なくとも暴言とやらの録音・映像証拠もないからには、そう疑うべきだからだ。
だが、ooi@n_mさんはそれを鵜呑みにている。その上、「UFO信者もアレだが、正義をみつけた、と思ってか、MIB活動が威圧的なのもどうなのかしら」と言い出している。
このあたり、軍クラの鵜呑みがよく現れている。自分に都合の良いことを全肯定して事実だと思い込み、吹聴するアレだ。
■ 「防衛費は社会資本の増大に資する」(ooi@n_m)
つまりは、自分に心地よい発言を吟味せずオウム返しするだけなのである。
これはooi@n_mご自身の発言でも同じだ。その主張が妥当性を持ち得るかの検討がない。やってることが誰かが言ったことをオウム返しにしているだけだから、それは当然のことだ。
それが大好きな防衛擁護となると、珍無類となる。基地対策費の内訳も知らずに「「防衛費は社会資本の増大に資する」(ooi@n_m)」といいだすのがそれだ。
ooi@n_m@JDSDE214
防衛、安全保障費はGDPの伸びに対してマイナスに働くのでは、と言う説、単純化しないと議論が進まんので、前提として防衛費は社会資本等の増大に資するものでは無いとしていたが、結構な割合で施設周辺の生活環境改善に投じられてんだよな…
https://twitter.com/JDSDE214/status/835100604645060609
実際のところ、周辺の生活環境改善は防衛費のうちの1%にも満たない。防衛費のうち基地対策費は10%程度(9%くらい)だが、その半分は思いやり予算である。さらにその残りのうち、3/4は米軍借地代、さらにその残りのなかから400億程度が充当されるに過ぎない。
金額で言えば400億円程度。防衛費約4.9兆円、うち基地対策費は4000億円、さらにそのうち思いやり予算は2000億。残りの2000億の過半も米軍基地借り上げ地代が1500億円程度あるからだ。
その400億円も効果的には使われていない。誰も使わない公民館の補助や、電気代がもったいないので使わない学校に取り付けるだけの空調設備、「国がタダで作ってくれるから」作っただけの共同漁網倉庫の類である。
全部が全部とはいわないが、昔、食管法で米穀手帳を刷って捨てていたというのと同じようなものだ。
それを見抜けないooi@n_mさんは「ボクたちはリアリズムの軍クラ、防衛費は社会資本増加に~」と徳と言い出す。まずは幸せなものだ。
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須賀原さんはカルト小学校疑惑について、カルト幼稚園とカルト政権を擁護している。「財務省は不良な土地をうまいこと売りさばいただけ」(須賀原洋行)と述べている。無理筋な擁護に努めているあたり、カルトから貰っているのか、あるいは政府から貰っているのか、その双方なのかと疑われるものだ。

■ 「財務省の売却は正当」(須賀原)
カルトと政権の癒着と、その結果としての国有地の横流しについて見たくないのだろう。
須賀原さんは現実を否認しようとしている。例えば「財務省佐川理財局長の答弁は論理的で具体的で法令に則った手続きをやってたことがわかる。」(須賀原洋行)、「財務省は不良な土地をうまいこと売りさばいただけ」(須賀原洋行)の下りはそうだ。
須賀原さんにとて、カルトと政権の失策は認めたいくない。だから、その事実を存在しないものとして扱いたいわけだ。介護施設で脱糞した年寄りが「誰かがワシのおむつにウンコを入れた」と怒るようなものでしかない。
■ 才能の涸渇
なぜ、須賀原さんはそのようなことをするのか? 最近の須賀原さんのネトウヨ化、カルト化はなぜ起きたのか?
おそらく、自己肯定できる数少ない分野だからだろう。
須賀原さんの才能は20年前に涸渇している。これはNDL-OPACで単行本の刊行間隔を見れば明瞭だ。2000年ころに『モーニング』の『きわめてエノキダ』、『アフタヌーン』に掲載してた『よしえサン』が終わってから鳴かず飛ばずである。2005年から2010年はほぼ空白である。そして13年ころから、どうでもいい酒マンガを書いている。
つまり、本人にとっての社会的肯定感が失われている。「漫画家でございます」といって、「漫画家さんですか」と評価してくれることはなくなっている。昔の漫画家さんですよねで終わる時節となっている。
その肯定感を埋め合わせるのが、ネトウヨ分野でのネトウヨ発言によるネトウヨからの肯定なのだろう。有象無象のネトウヨの中では「もと一世風靡」は通用する。すぎやまこういちがヨイショされているのと同じものだ。
ツイッターで1万人が見ていてくれることで、寂しさを紛らわせている。そういうわけだ。
だが、その空間にどっぷり浸かれば染まる。支持者であるネトウヨにあわせ、関心を買う発言をしているうちに、ネトウヨ感覚に脳髄を支配される。その結果がカルト政権擁護である。
■ そのうち青林堂に連載する(大預言)
これはチバレイと全く同じ構造だ。
かつてチヤホヤされたチバレイは、そのチヤホヤを忘れられない。老化により容貌でのチヤホヤがなくなっても、チヤホヤを求めて彷徨い続ける。そしてネトウヨ世界に行き着きネトウヨに媚を売る卒塔婆小町である。
同じように、須賀原さんもチヤホヤを求めてネトウヨ世界に入り込み、ネトウヨからチヤホヤを集めようと躍起になっている。
本人は切実かもしれないが、その内実はゲラゲラでしかない。鵜飼と同じと、やがて悲しいと同情するものもあるかもしれない。
だが、結果において自由な行為である。「財務省は不良な土地をうまいこと売りさばいただけ」(須賀原洋行)とは、その精華として存分に見下せばよい発言である。

■ 「財務省の売却は正当」(須賀原)
カルトと政権の癒着と、その結果としての国有地の横流しについて見たくないのだろう。
須賀原さんは現実を否認しようとしている。例えば「財務省佐川理財局長の答弁は論理的で具体的で法令に則った手続きをやってたことがわかる。」(須賀原洋行)、「財務省は不良な土地をうまいこと売りさばいただけ」(須賀原洋行)の下りはそうだ。
須賀原洋行@tebasakitoriri
国会中継。財務省佐川理財局長の答弁は論理的で具体的で法令に則った手続きをやってたことがわかる。
それに対して民進党の福島伸亮議員「なんか怪しい」
自民党席から野次が飛ぶと大声で「あやしいじゃないか!」
https://twitter.com/tebasakitoriri/status/834932716764180481
須賀原洋行@tebasakitoriri
国会。共産党も同じ質問してるけど、埋設物をろくに撤去せずに小学校を建てようとしている森友学園を国会に呼んで追及する事案じゃないかな。財務省は不良な土地をうまいこと売りさばいただけで、ここを攻めても「あとは先方のやる事」以外の答弁は出ないだろう。
https://twitter.com/tebasakitoriri/status/834954517326155776
須賀原さんにとて、カルトと政権の失策は認めたいくない。だから、その事実を存在しないものとして扱いたいわけだ。介護施設で脱糞した年寄りが「誰かがワシのおむつにウンコを入れた」と怒るようなものでしかない。
■ 才能の涸渇
なぜ、須賀原さんはそのようなことをするのか? 最近の須賀原さんのネトウヨ化、カルト化はなぜ起きたのか?
おそらく、自己肯定できる数少ない分野だからだろう。
須賀原さんの才能は20年前に涸渇している。これはNDL-OPACで単行本の刊行間隔を見れば明瞭だ。2000年ころに『モーニング』の『きわめてエノキダ』、『アフタヌーン』に掲載してた『よしえサン』が終わってから鳴かず飛ばずである。2005年から2010年はほぼ空白である。そして13年ころから、どうでもいい酒マンガを書いている。
つまり、本人にとっての社会的肯定感が失われている。「漫画家でございます」といって、「漫画家さんですか」と評価してくれることはなくなっている。昔の漫画家さんですよねで終わる時節となっている。
その肯定感を埋め合わせるのが、ネトウヨ分野でのネトウヨ発言によるネトウヨからの肯定なのだろう。有象無象のネトウヨの中では「もと一世風靡」は通用する。すぎやまこういちがヨイショされているのと同じものだ。
ツイッターで1万人が見ていてくれることで、寂しさを紛らわせている。そういうわけだ。
だが、その空間にどっぷり浸かれば染まる。支持者であるネトウヨにあわせ、関心を買う発言をしているうちに、ネトウヨ感覚に脳髄を支配される。その結果がカルト政権擁護である。
■ そのうち青林堂に連載する(大預言)
これはチバレイと全く同じ構造だ。
かつてチヤホヤされたチバレイは、そのチヤホヤを忘れられない。老化により容貌でのチヤホヤがなくなっても、チヤホヤを求めて彷徨い続ける。そしてネトウヨ世界に行き着きネトウヨに媚を売る卒塔婆小町である。
同じように、須賀原さんもチヤホヤを求めてネトウヨ世界に入り込み、ネトウヨからチヤホヤを集めようと躍起になっている。
本人は切実かもしれないが、その内実はゲラゲラでしかない。鵜飼と同じと、やがて悲しいと同情するものもあるかもしれない。
だが、結果において自由な行為である。「財務省は不良な土地をうまいこと売りさばいただけ」(須賀原洋行)とは、その精華として存分に見下せばよい発言である。
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前回(「太陽光はペイしない」ように逆計算する加藤AZUKIさん)の続き
太陽光発電の加藤ADUKIさんが釈明に転じているのだが、その主張がまた資料と異なっている。
■ 「産総研の調査だと1/3が壊れる」(加藤ADUKI)
加藤AZUKIさんは太陽光否定のために逆算した結果、10年にインバータを1ー2回交換しなければならないと主張した。
どうみてもその計算はオカシイといった反論に次の用意説明している。
■ 産総研いわく「5年目で8%で、その後はバスタブの底で故障率低下」
だが、その産総研の資料は「実装から5年目までの故障率が30%近くに上った」(加藤AZUKI)などとは述べていない。
これは11年前の「NEDO:『太陽光発電システム共通基盤技術研究開発』(事後評価)分科会」資料、http://www.nedo.go.jp/content/100092887.pdfの8p/10pを見てみればわかる。
初期5年間のインバータ故障について、1-3-2-1-1%で合計8%としか書いていないからだ。
その点で「[産総研の資料では]実装から5年目までの故障率が30%近くに上った」(加藤AZUKI)も全く事実ではないということだ。
しかもこれは11年前の話である。インバータの改良、工法の改良、施工法周知が進んだ今日ではそこまではいかない。
■ 弥縫策的な釈明
その後の説明もオカシイ。パネルが壊れないことを知ると主張がズレるせいで鳥の糞がと言い出したからだ。
果たして「カラスの糞[略]パネル表面に化学的腐食をもたらす」(加藤AZUKI)のだろうか?
加藤AZUKIさんは腐食すると主張している。太陽光パネルの表面はガラスになっているが、ガラスが糞の尿素なりで化学的腐食を起こすと言っている。
それなら和風建築の屋根瓦も腐食する。今の和風瓦は釉薬が掛かっており、表面はガラス質だ。加藤AZUKI理論なら、そこにカラスが糞をすると腐食するはずだ。
さらにいえば、加藤AZUKI理論ならガリバニは穴が開くだろう。アルミのドブ漬けで不動態を作るとはいえ、内容的には腐食代でしかない。ガラスを腐食させるような化学物質なら直ぐにアルミを溶かして中の鉄板も貫通する。
このあたりも、読者・フォロワーを相当に甘く見ていることが伺える。化学的腐食といえば信じる程度のオツムだと思っているのだろう。まずは偏差値55以下のネトウヨだけを相手にする主張としかいいようもない。
■ 車についた鳥の糞を専門業者に取ってもらう加藤AZUKIさん
さらに、鳥の糞が放水で流れないとまで言い出すのはゲラゲラだ。車のウインドウに鳥の糞がつくが、普通に雨水で流れてしまう。その程度が放水洗浄でながれないと主張する。専門のメンテ業者を呼ぶという。
加藤AZUKIさんは、車のウインドウについたカラスの糞を専門業者に頼んで除去してもらっているのだろう。自家用車に「カラスの糞」がついて、ガラスの「表面に化学的腐食をもたらす」けど「洗浄かけようにも大抵干からびてカピカピになってるから放水くらいじゃ落ちなくて、専門のメンテ業者に依頼」したから「費用が嵩んで(ry」(加藤AZUKI)しかたがないと。
太陽光発電の加藤ADUKIさんが釈明に転じているのだが、その主張がまた資料と異なっている。
■ 「産総研の調査だと1/3が壊れる」(加藤ADUKI)
加藤AZUKIさんは太陽光否定のために逆算した結果、10年にインバータを1ー2回交換しなければならないと主張した。
どうみてもその計算はオカシイといった反論に次の用意説明している。
加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧@azukiglg
「パネルは20年、パワコンは10年保ちます。メンテフリーです」という一般的な太陽光発電セールストークに比して、実際には故障率は30%あるらしい。産総研では実際に複数のメーカー製品を試して、実装から5年目までの故障率が30%近くに上った、という。
https://twitter.com/azukiglg/status/834633405220298754
加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧@azukiglg
パワコンの製品寿命10年というのは、「何事もなく最後まで機能した場合」だけど、1/3の割合で5年目までに故障、或いは交換が必要になるという感じらしい。また、家庭用太陽光発電で売電価格に下駄が履かせて貰えるのは10年目までだったかと思う。
https://twitter.com/azukiglg/status/834635732601876480
■ 産総研いわく「5年目で8%で、その後はバスタブの底で故障率低下」
だが、その産総研の資料は「実装から5年目までの故障率が30%近くに上った」(加藤AZUKI)などとは述べていない。
これは11年前の「NEDO:『太陽光発電システム共通基盤技術研究開発』(事後評価)分科会」資料、http://www.nedo.go.jp/content/100092887.pdfの8p/10pを見てみればわかる。
初期5年間のインバータ故障について、1-3-2-1-1%で合計8%としか書いていないからだ。
その点で「[産総研の資料では]実装から5年目までの故障率が30%近くに上った」(加藤AZUKI)も全く事実ではないということだ。
しかもこれは11年前の話である。インバータの改良、工法の改良、施工法周知が進んだ今日ではそこまではいかない。
■ 弥縫策的な釈明
その後の説明もオカシイ。パネルが壊れないことを知ると主張がズレるせいで鳥の糞がと言い出したからだ。
加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧@azukiglg
しかしカラスによる鳥害は、投石意外に糞も問題らしい。まあ、カラスの糞、デカイし多いし色が黄色いしw、パネル表面に化学的腐食をもたらすとか、気が付いて洗浄かけようにも大抵干からびてカピカピになってるから放水くらいじゃ落ちなくて、専門のメンテ業者に依頼すると費用が嵩んで(ry
https://twitter.com/azukiglg/status/834638554173054976
果たして「カラスの糞[略]パネル表面に化学的腐食をもたらす」(加藤AZUKI)のだろうか?
加藤AZUKIさんは腐食すると主張している。太陽光パネルの表面はガラスになっているが、ガラスが糞の尿素なりで化学的腐食を起こすと言っている。
それなら和風建築の屋根瓦も腐食する。今の和風瓦は釉薬が掛かっており、表面はガラス質だ。加藤AZUKI理論なら、そこにカラスが糞をすると腐食するはずだ。
さらにいえば、加藤AZUKI理論ならガリバニは穴が開くだろう。アルミのドブ漬けで不動態を作るとはいえ、内容的には腐食代でしかない。ガラスを腐食させるような化学物質なら直ぐにアルミを溶かして中の鉄板も貫通する。
このあたりも、読者・フォロワーを相当に甘く見ていることが伺える。化学的腐食といえば信じる程度のオツムだと思っているのだろう。まずは偏差値55以下のネトウヨだけを相手にする主張としかいいようもない。
■ 車についた鳥の糞を専門業者に取ってもらう加藤AZUKIさん
さらに、鳥の糞が放水で流れないとまで言い出すのはゲラゲラだ。車のウインドウに鳥の糞がつくが、普通に雨水で流れてしまう。その程度が放水洗浄でながれないと主張する。専門のメンテ業者を呼ぶという。
加藤AZUKIさんは、車のウインドウについたカラスの糞を専門業者に頼んで除去してもらっているのだろう。自家用車に「カラスの糞」がついて、ガラスの「表面に化学的腐食をもたらす」けど「洗浄かけようにも大抵干からびてカピカピになってるから放水くらいじゃ落ちなくて、専門のメンテ業者に依頼」したから「費用が嵩んで(ry」(加藤AZUKI)しかたがないと。
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サイリスタやパワートランジスタが3年で壊れるだろうか?
そのような話、電力関係では聞いたこともない。
だが、加藤AZUKIさんはそのように主張している。
■ 「太陽光は10年目でパネル交換」(加藤AZUKI)
具体的には太陽光はペイしないとする主張がそれだ。
加藤AZUKIさんは太陽光関連の半導体は10年を経ずに壊れるとしている。寿命から5年以内にコンバータ交換、10年目でパネル全替といったものだ。
■ ペイしないように逆算
これは「太陽光発電はペイしない」というマヤカシのために逆算したものだ。 実際に「太陽光パネルの寿命が10~15年だけど、コンバータの寿命が3~5年」(加藤AZUKI)ということはない。
これは体感的に理解できる。世上にはそのような評価は見かけない。自宅や友人、近所でそのような話は聞かない。太陽光発電は普及から既に10年を経過している。だが、太陽光パネルの寿命が切れたという話は聞かない。DC/ADコンバータの交換が頻繁で10年に2回もといった話も聞かない。
根拠となる数字もある。メーカー保証期間からみれば誤りであることは明瞭である。京セラは無償保証の範囲としてコンバータも10年、パネルについてはその出力を20年保証している。さらに、少額を払い込むことでコンバータ15年も保証している。95%はそれくらい持つ、あるいはそれ以上も持つということだ。
この点から、加藤AZUKI式寿命計算はオカシイ。
これは「200万投資しても10年間で寿命が来る。だからペイしない」と主張するため、ひっくり返して計算した寿命を示したものだ。「200万を回収させない」ために「パネル10年、パワーコンディショナ5年」(加藤AZUKI)といい出したものだ。
■ 電力用半導体が3年で壊れるか?
そもそも、半導体が3-5年で壊れるというのが大概な主張だ。パワーコンディショナーの中身は電力用半導体、サイリスタやパワートランジスタの類だ。低周波数帯で定格を守って使えばまず壊れるものでもない。
家庭用で使う分には寿命は尽きない。パワーコンディショナーは10kw以下といった規模でつかわる。しかもその周波数は60hz未満である。全く過酷ではない。さらに、実際には定格から相当に余裕を持って使われている。
充分に放熱される環境であれば、まずは壊れない。寿命を縮める唯一の要素は温度上昇だが、それさえ防げれば問題はない。直射日光が当たる南側に設置するとか、しかも空気が滞留して放熱できないような環境でもない限り、半導体としての保証寿命は問題とはならない。
それが壊れると主張するなら、他の家電も壊れる。例えばインバータエアコンも3-5年で壊れることになる。空調用のモータの制御機構は全くそれだからだ。
■ 太陽光が憎い
なぜ、加藤AZUKIさんはそのような主張をするのか?
太陽光発電が憎いからだ。要は反・サヨクとしての反・反原発スタンスの吐露だ。反サヨクが昂じた結果、原子力ヨイショに廻った。だが、今日、原子力発電の地位は特に太陽光に脅かされている。そして彼からみた「サヨク」が再生エネルギーの優位と将来を主張する上での道具としている。だから、それを否定するため「太陽光はペイしない」と主張する。
かつて加藤AZUKIさんが反捕鯨運動が憎いためにそのような主張をしたことと同じだ。捕鯨についてのご都合主義の主張は「科学憲兵はこういうのを取り締まらない」のとおり。
どちらも辻褄の合わない粗雑な理屈だが、それでもかまわない。彼のフォロワーは頭が悪いからだ。自分に都合の良い内容なら頭からそれを信じる。ネトウヨが土地価格9億、廃棄物撤去8億のロジックを問題ないと信じこもうとするように。そう踏んだのだろう。
実際にフォロワーはメーカ保証期間も調べずRTしている。だから、この点についてだけは加藤AZUKIさんの見通しは正しいということだ。さぞチョロいと思っていらっしゃるのだろうよ。
そのような話、電力関係では聞いたこともない。
だが、加藤AZUKIさんはそのように主張している。
■ 「太陽光は10年目でパネル交換」(加藤AZUKI)
具体的には太陽光はペイしないとする主張がそれだ。
加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧@azukiglg
太陽光パネルの寿命が10~15年だけど、コンバータの寿命が3~5年程度で、一般家庭が自宅消費分差し引いて初期投資を回収できるのは、だいたい10年目くらいなんだけど、その頃にはパネル交換(そこまでで既に2~3回のコンバータ交換)があって、
https://twitter.com/azukiglg/status/834344409235742720
加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧@azukiglg
それを踏まえると、家庭用ソーラーは「電気代を前倒しして支払うようなもの」或いは「電気代がローンに置き変わるようなもの」かつ、「ローンの支払いを終えた頃には施設寿命が来るもの」っていうような話を聞いて、ちょっとホロっと、
https://twitter.com/azukiglg/status/834344719035424769
加藤AZUKI@「超」怖い話怪顧@azukiglg
家庭用ソーラーの場合、初期投資は200万前後から(パネルやコンバータやその他諸々込み)らしいんだけど、一カ月の電気代を仮に18000円くらいとして、年間で21万くらい。10年で210万円とすると、結局「10年分を先払いするようなもの」っていうのは言い得て妙。
https://twitter.com/azukiglg/status/834345329843544064
加藤AZUKIさんは太陽光関連の半導体は10年を経ずに壊れるとしている。寿命から5年以内にコンバータ交換、10年目でパネル全替といったものだ。
■ ペイしないように逆算
これは「太陽光発電はペイしない」というマヤカシのために逆算したものだ。 実際に「太陽光パネルの寿命が10~15年だけど、コンバータの寿命が3~5年」(加藤AZUKI)ということはない。
これは体感的に理解できる。世上にはそのような評価は見かけない。自宅や友人、近所でそのような話は聞かない。太陽光発電は普及から既に10年を経過している。だが、太陽光パネルの寿命が切れたという話は聞かない。DC/ADコンバータの交換が頻繁で10年に2回もといった話も聞かない。
根拠となる数字もある。メーカー保証期間からみれば誤りであることは明瞭である。京セラは無償保証の範囲としてコンバータも10年、パネルについてはその出力を20年保証している。さらに、少額を払い込むことでコンバータ15年も保証している。95%はそれくらい持つ、あるいはそれ以上も持つということだ。
この点から、加藤AZUKI式寿命計算はオカシイ。
これは「200万投資しても10年間で寿命が来る。だからペイしない」と主張するため、ひっくり返して計算した寿命を示したものだ。「200万を回収させない」ために「パネル10年、パワーコンディショナ5年」(加藤AZUKI)といい出したものだ。
■ 電力用半導体が3年で壊れるか?
そもそも、半導体が3-5年で壊れるというのが大概な主張だ。パワーコンディショナーの中身は電力用半導体、サイリスタやパワートランジスタの類だ。低周波数帯で定格を守って使えばまず壊れるものでもない。
家庭用で使う分には寿命は尽きない。パワーコンディショナーは10kw以下といった規模でつかわる。しかもその周波数は60hz未満である。全く過酷ではない。さらに、実際には定格から相当に余裕を持って使われている。
充分に放熱される環境であれば、まずは壊れない。寿命を縮める唯一の要素は温度上昇だが、それさえ防げれば問題はない。直射日光が当たる南側に設置するとか、しかも空気が滞留して放熱できないような環境でもない限り、半導体としての保証寿命は問題とはならない。
それが壊れると主張するなら、他の家電も壊れる。例えばインバータエアコンも3-5年で壊れることになる。空調用のモータの制御機構は全くそれだからだ。
■ 太陽光が憎い
なぜ、加藤AZUKIさんはそのような主張をするのか?
太陽光発電が憎いからだ。要は反・サヨクとしての反・反原発スタンスの吐露だ。反サヨクが昂じた結果、原子力ヨイショに廻った。だが、今日、原子力発電の地位は特に太陽光に脅かされている。そして彼からみた「サヨク」が再生エネルギーの優位と将来を主張する上での道具としている。だから、それを否定するため「太陽光はペイしない」と主張する。
かつて加藤AZUKIさんが反捕鯨運動が憎いためにそのような主張をしたことと同じだ。捕鯨についてのご都合主義の主張は「科学憲兵はこういうのを取り締まらない」のとおり。
どちらも辻褄の合わない粗雑な理屈だが、それでもかまわない。彼のフォロワーは頭が悪いからだ。自分に都合の良い内容なら頭からそれを信じる。ネトウヨが土地価格9億、廃棄物撤去8億のロジックを問題ないと信じこもうとするように。そう踏んだのだろう。
実際にフォロワーはメーカ保証期間も調べずRTしている。だから、この点についてだけは加藤AZUKIさんの見通しは正しいということだ。さぞチョロいと思っていらっしゃるのだろうよ。
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CHINさんが筆者記事にご不満らしい。

■ いまさら国内輸送といいだす
いまさらC-2が「国内輸送に向いている」といいだしてどうするのかね?
自衛隊に求められる役割は変化している。冷戦終結以降、国内防衛での所要はさほどのものではない。それに対し、日本の海外権益保護や国際協調といった役割が求められている。
輸送機はその最たるものだ。存在価値は国際貢献が目的であり、国内輸送の所要はほとんどない。硫黄島と沖縄をのぞけば、平時国内輸送はどうでもよい。その例外の硫黄島と沖縄もC-130で足りている。
この状況でC-2が国内輸送に向いていると力説されても困惑するしかない。C-2は20年前にさらに20年前の輸送需要を参考に性能を決めたものだ。この時代遅れの要求性能と同じようなものでしかない。
まずは、今後の航空輸送がどうなるか見えていない。00年代までは小規模PKOへの連絡程度で良かった。だが、00年以降のイラク派遣、輸送ヘリや土木重機を運ぶ必要がある大規模HA/DRにも対応しなければならない。その点でC-2は既に能力不足に陥っている。
■ 軍用機は脇に避ければいいよ
そして、そのうえ国内輸送でしか役立たないメリットを強調している。「民航機と同じ速度で飛行可能というXC-2最大のセールスポイントはガン無視w」(CHIN)といったものだ。
だが、軍用輸送機が民航機と同じ速度で飛ぶ必要があるのだろうか?
海外までの航空展開で50kt、100ktの差は大差はない。シンガポールまで8時間かかるか、10時間かかるかの差でしかない。
国内輸送も同じだ。別に軍用機が航空路を飛ぶ必要はない。民用機の邪魔にならないように遠回りすればいいだけの話だ。
ちなみに、これもC-2へのヨイショで出て来るテンプレだ。おそらくご本人が考え出したものではない。だが、そういえばボクの大事なC-2が肯定されると考えていたのだろう。
くりかえすが、そもそも国内輸送ならC-130で事足りる。今でも空気を運んでいるようなものだ。今のHをJにすればよい。そこに大型輸送機を入れる必要はない。
■ C-17を避けた結果
本来は、C-17を買えばよかった話だ。2000年ころまで趣味誌、業界誌には広告がでていたように、その頭はあった。
だが、防衛産業を儲けさせるために国産にした。そのためには競合機のC-17とC-130Jと競合しない性能、ほぼ中間に設定された。
それがC-2の中途半端な点だ。
C-17は現用戦略輸送輸送機の下限にある。それ以下のC-2は到底それに耐えない。これは本格的な戦略輸送で他国のC-17と比較されたときに気づくだろう。
本番で輸送力は足りず、しかも海外でエンコした時に米国製ではないので米軍から部品も貸して貰えない。C-2はそのような気の毒な飛行機になるということだ。
まー、答えを考えるんじゃなくて、出来合いの答えを探すとこんなもんだろうね。ご趣味も「浦和レッズ、ヒコーキ、ミリ、モータースポーツ(主にラリー)、バイクにアニメ漫画系」と受動的なものがお好みのようだ。おそらくミリ知識も防衛省オフィシャルのコレクションでご満足なさっているのだろう。

chin@chin_1stLT
輸送機といえば、とある雑誌でとあるライターがXC-2を「国内での仕様が優先で大きさも中途半端」とdisっていたのだが、もともと空自の需要は国内がメインターゲットだしC-1やC-130と比べたら海外への運行も比較的柔軟に運用できるんだけどなぁ
https://twitter.com/chin_1stLT/status/833685461457448961
chin@chin_1stLT
@chin_1stLT なにより記事でイチ押ししていたC-17にも備わっていない民航機と同じ速度で飛行可能というXC-2最大のセールスポイントはガン無視w
https://twitter.com/chin_1stLT/status/833685672460365825
■ いまさら国内輸送といいだす
いまさらC-2が「国内輸送に向いている」といいだしてどうするのかね?
自衛隊に求められる役割は変化している。冷戦終結以降、国内防衛での所要はさほどのものではない。それに対し、日本の海外権益保護や国際協調といった役割が求められている。
輸送機はその最たるものだ。存在価値は国際貢献が目的であり、国内輸送の所要はほとんどない。硫黄島と沖縄をのぞけば、平時国内輸送はどうでもよい。その例外の硫黄島と沖縄もC-130で足りている。
この状況でC-2が国内輸送に向いていると力説されても困惑するしかない。C-2は20年前にさらに20年前の輸送需要を参考に性能を決めたものだ。この時代遅れの要求性能と同じようなものでしかない。
まずは、今後の航空輸送がどうなるか見えていない。00年代までは小規模PKOへの連絡程度で良かった。だが、00年以降のイラク派遣、輸送ヘリや土木重機を運ぶ必要がある大規模HA/DRにも対応しなければならない。その点でC-2は既に能力不足に陥っている。
■ 軍用機は脇に避ければいいよ
そして、そのうえ国内輸送でしか役立たないメリットを強調している。「民航機と同じ速度で飛行可能というXC-2最大のセールスポイントはガン無視w」(CHIN)といったものだ。
だが、軍用輸送機が民航機と同じ速度で飛ぶ必要があるのだろうか?
海外までの航空展開で50kt、100ktの差は大差はない。シンガポールまで8時間かかるか、10時間かかるかの差でしかない。
国内輸送も同じだ。別に軍用機が航空路を飛ぶ必要はない。民用機の邪魔にならないように遠回りすればいいだけの話だ。
ちなみに、これもC-2へのヨイショで出て来るテンプレだ。おそらくご本人が考え出したものではない。だが、そういえばボクの大事なC-2が肯定されると考えていたのだろう。
くりかえすが、そもそも国内輸送ならC-130で事足りる。今でも空気を運んでいるようなものだ。今のHをJにすればよい。そこに大型輸送機を入れる必要はない。
■ C-17を避けた結果
本来は、C-17を買えばよかった話だ。2000年ころまで趣味誌、業界誌には広告がでていたように、その頭はあった。
だが、防衛産業を儲けさせるために国産にした。そのためには競合機のC-17とC-130Jと競合しない性能、ほぼ中間に設定された。
それがC-2の中途半端な点だ。
C-17は現用戦略輸送輸送機の下限にある。それ以下のC-2は到底それに耐えない。これは本格的な戦略輸送で他国のC-17と比較されたときに気づくだろう。
本番で輸送力は足りず、しかも海外でエンコした時に米国製ではないので米軍から部品も貸して貰えない。C-2はそのような気の毒な飛行機になるということだ。
まー、答えを考えるんじゃなくて、出来合いの答えを探すとこんなもんだろうね。ご趣味も「浦和レッズ、ヒコーキ、ミリ、モータースポーツ(主にラリー)、バイクにアニメ漫画系」と受動的なものがお好みのようだ。おそらくミリ知識も防衛省オフィシャルのコレクションでご満足なさっているのだろう。
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野口裕之さんが中身も示さずに、数字だけだしてシミュレーションだと言っている。
まずは常識はずれなものだ。普通は簡単な形でも記事中でモデルを示す。さらに細部を付表か注か別記事で示すものだからだ。
■ モデルも示さずにシュミレーション
だが、野口さんにはそれがない。
野口裕之「米中戦争の確率は「70%以上」 そのとき日本はどうすべきか」がそれ。
そこには結果しかない。どの状態ような態勢でどれくらいの戦力が来るかは一切書いていない。
■ 三正面同時熱戦:野口式国家戦略は最初から破綻
そもそも、前提条件が相当にオカしい。
まず、対中国全面戦争と北朝鮮・ロシアとの全面戦争をやる想定である。「以上は、人民解放軍のみとの戦闘に伴う防衛予算増で、北朝鮮やロシアへの備えも担保すれば、4~6倍の20~30兆円に膨らむ。」(野口)とある。野口式国家戦略は三国と徹底敵対し、同時三正面の戦争を行うつもりなのだろう。
だが、そのような事態に陥るのは、アレすぎる野口式の外交戦略でもしなければ起きることではない。太平洋戦争でも米中ソ三正面作戦などやっていない。
■ 中国軍上陸まで来援しない
また、隠されたモデルも相当ヘンテコである。なんで対中熱戦で米軍来援までを凌ぐのに「陸上自衛隊の2~3倍」(野口)が必要なのか?
制空権を掌握され、制海権を失い、上陸されるまで米国は放置するといった見通しを立てているのだろう。それでなければ陸上戦力なぞ使いみちもない。
だが、実際にそのような事がありえるのだろうか?
米国は制空・制海権喪失まで待ち、わざわざそれを回復して来援してくるような手間をかけるだろうか?
それなら、最初から足の早い海空戦力を増援して中国に制空・制海権を確立させない。そちらのほうが簡単であり人死も少ない。
逆に、中国が即時に制海・制空権を打ち立て、まったく在日米軍の行動も許さない状況を作り出せるほど強力なら何をやってもダメだ。一旦喪失した制海・制空権を日本近海でそれを回復できない。競合状態は作り出せても、A2ADで海上輸送による増援は無理だからだ。
さらにいえばそこまで中国が強く米国が弱いなら、日米安保なんか捨てて中国と安保条約結んだほうがマシだということになる。
■ アルバニア式国防論
野口さんの発想は、結局は宗教的な国難思想でしかないということだ。
そこには恐怖心があり、それを煽るだけでリアルはなにもない。そもそも、中露鮮の三カ国全てに熱戦対応する発想や、三カ国が同時に日本と戦争するだろう発想が全く神仏基のカルト国難思想そのものに近い。
その主張はアルバニア式国防論でしかない。日本は強力な敵に囲まれている。だから国民生活や経済安定を無視して国防に備えろという。それで周辺国との経済交流も利敵行為とし、喧嘩腰の対応しかしない。
その理想を実現すれば、無駄なトーチカを抱えた経済破綻国家が生まれるだろう。
まず、日本の本土決戦論者とは大概こんなものだけどね。
■ オマケ:野口式精神が膾炙しないのは素晴らしいものだよ
つーか、米国がアテにならないなら中国、北朝鮮と関係改善すればいいんじゃないかね。
どっちもどうとでもなると思うんだよね。ホント、アメリカがアテにならなくなっても、それなりのやりようはある。
尖閣問題はやらずぶったくりのロシア式交渉で引き伸ばせばどうとでもなる。
北朝鮮も在日米軍がいなくなれば、弾道ミサイルで特に狙うべき目標は日本になくなる。韓国を売る最悪の事態だけど「南北朝鮮問題には関与しない、両者よく話し合え、そのあと北にも戦時賠償する」とでも口約束しときゃどうとでもなる。もし弾道ミサイル打ち込んだら、中立の日本が敵になるからねえ。
虎の威もなくなったのに、なんでその後も突っ張らなきゃならないかが不思議。滅びるまで戦う美学に酔ってるようにしかみえないものだ。
まずは常識はずれなものだ。普通は簡単な形でも記事中でモデルを示す。さらに細部を付表か注か別記事で示すものだからだ。
■ モデルも示さずにシュミレーション
だが、野口さんにはそれがない。
野口裕之「米中戦争の確率は「70%以上」 そのとき日本はどうすべきか」がそれ。
小欄は過日、駐留米軍撤退に伴うわが国の防衛予算の在り方について、安全保障関係者と共にシミュレーションを試みた。後述するが、予想通り、結果は「激増」であった。
http://www.sankei.com/premium/news/170220/prm1702200006-n1.html
議論の一助として、現行の年間防衛予算5兆円が米軍撤退後、どう変わるのか…小欄らのシミュレーション結果を一部掲載しておく。
《防衛予算は3~4倍の15~20兆円に。内訳は、陸上自衛隊の2~3倍/海上自衛隊と航空自衛隊は3~4倍にせざるを得ない》
防衛予算は、米軍が本土&ハワイ&グアムより来援するまで、侵略目的で押し寄せる現時点での中国人民解放軍戦力を迎え撃つために必要な兵器の種類や戦闘員数を基にはじき出した。米軍来援には、軍種・作戦にもよるが、準備と移動で数週間~半年以上かかる。
以上は、人民解放軍のみとの戦闘に伴う防衛予算増で、北朝鮮やロシアへの備えも担保すれば、4~6倍の20~30兆円に膨らむ。
http://www.sankei.com/premium/news/170220/prm1702200006-n3.html
そこには結果しかない。どの状態ような態勢でどれくらいの戦力が来るかは一切書いていない。
■ 三正面同時熱戦:野口式国家戦略は最初から破綻
そもそも、前提条件が相当にオカしい。
まず、対中国全面戦争と北朝鮮・ロシアとの全面戦争をやる想定である。「以上は、人民解放軍のみとの戦闘に伴う防衛予算増で、北朝鮮やロシアへの備えも担保すれば、4~6倍の20~30兆円に膨らむ。」(野口)とある。野口式国家戦略は三国と徹底敵対し、同時三正面の戦争を行うつもりなのだろう。
だが、そのような事態に陥るのは、アレすぎる野口式の外交戦略でもしなければ起きることではない。太平洋戦争でも米中ソ三正面作戦などやっていない。
■ 中国軍上陸まで来援しない
また、隠されたモデルも相当ヘンテコである。なんで対中熱戦で米軍来援までを凌ぐのに「陸上自衛隊の2~3倍」(野口)が必要なのか?
制空権を掌握され、制海権を失い、上陸されるまで米国は放置するといった見通しを立てているのだろう。それでなければ陸上戦力なぞ使いみちもない。
だが、実際にそのような事がありえるのだろうか?
米国は制空・制海権喪失まで待ち、わざわざそれを回復して来援してくるような手間をかけるだろうか?
それなら、最初から足の早い海空戦力を増援して中国に制空・制海権を確立させない。そちらのほうが簡単であり人死も少ない。
逆に、中国が即時に制海・制空権を打ち立て、まったく在日米軍の行動も許さない状況を作り出せるほど強力なら何をやってもダメだ。一旦喪失した制海・制空権を日本近海でそれを回復できない。競合状態は作り出せても、A2ADで海上輸送による増援は無理だからだ。
さらにいえばそこまで中国が強く米国が弱いなら、日米安保なんか捨てて中国と安保条約結んだほうがマシだということになる。
■ アルバニア式国防論
野口さんの発想は、結局は宗教的な国難思想でしかないということだ。
そこには恐怖心があり、それを煽るだけでリアルはなにもない。そもそも、中露鮮の三カ国全てに熱戦対応する発想や、三カ国が同時に日本と戦争するだろう発想が全く神仏基のカルト国難思想そのものに近い。
その主張はアルバニア式国防論でしかない。日本は強力な敵に囲まれている。だから国民生活や経済安定を無視して国防に備えろという。それで周辺国との経済交流も利敵行為とし、喧嘩腰の対応しかしない。
その理想を実現すれば、無駄なトーチカを抱えた経済破綻国家が生まれるだろう。
まず、日本の本土決戦論者とは大概こんなものだけどね。
■ オマケ:野口式精神が膾炙しないのは素晴らしいものだよ
つーか、米国がアテにならないなら中国、北朝鮮と関係改善すればいいんじゃないかね。
ただ、駐留米軍撤退の有無にかかわらず、中国が尖閣諸島(沖縄県石垣市)の占領を狙い、北朝鮮が核開発を進め、弾道ミサイルを乱射する…わが国を取り巻く危機的環境を直視すれば、自衛隊が使えるヒト・モノ・カネの数量は圧倒的に不足している。当然、日本の国会は、軍事膨張路線をひた走る敵性国家に対する「備え」を議論しなければならない。
http://www.sankei.com/premium/news/170220/prm1702200006-n1.html
どっちもどうとでもなると思うんだよね。ホント、アメリカがアテにならなくなっても、それなりのやりようはある。
尖閣問題はやらずぶったくりのロシア式交渉で引き伸ばせばどうとでもなる。
北朝鮮も在日米軍がいなくなれば、弾道ミサイルで特に狙うべき目標は日本になくなる。韓国を売る最悪の事態だけど「南北朝鮮問題には関与しない、両者よく話し合え、そのあと北にも戦時賠償する」とでも口約束しときゃどうとでもなる。もし弾道ミサイル打ち込んだら、中立の日本が敵になるからねえ。
虎の威もなくなったのに、なんでその後も突っ張らなきゃならないかが不思議。滅びるまで戦う美学に酔ってるようにしかみえないものだ。
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金曜日午前に仕事あけて、そっから丸一日寝ていたのだが。土曜朝に「これ以上寝られない」と、珍しくカタギの時間に起き出して、汽車乗って開場時間合わせで国立マンガ図書館にいった。
「どんな話だったか」と『らんぽう』でも読もうと思ったが、2週間行けなかった分の調べ物で忙しくてマンガは読めず。
で、昼前に横浜に移動して分隊の寄り合いに行った。97幹候の3分隊の20年ぶりの寄り合い。まあ、若い頃にハゲが進行しているかといった御仁はさほど進んでいない。白髪組はそれなりにゴマ塩だがねえ。
ただ、艦長やったやつ曰く「老眼が始まって文書決済がねえ」とか言い出す。若い頃に文書起案して合議とって決済もらう時、「勿体つけて眼鏡なんか掛けやがって」と思ったが、ありゃ仕方がないものだと言っていたよ。
あとはバルブが閉まらなくなる話。蛇口のコマが肥大してキレが悪いとまあ、そのような話。
冷水だけの屋上シャワーとか、教務班を組む相手の4分隊はホント細かかったとか、某は婚活とやらで来やがらねえとか、奴さんは3回艦長やった羨ましいとか、そういった話。
大概の結論というものでもないが、「あとからすればあの一年はラクだったねえ」といったもの。あとは艦長やったやつと不在の3回艦長やったやつと己が、延灯申請しないで9時45分に寝ていたとかそういった話。
まあ、他所分隊の自殺とか脳腫瘍とか事故とか色々あった話もでたけどね。20年経つとそういうことも起きるのだろうよ。
13時に初めて2ヶ所めまで行ったが、それでも4時半に終わった。そこから神保町いって一式ながめて、池袋まで歩って東上線で帰った。2週間ほどほとんど多出せずに7km歩いたので足がガクガクになったよ。
「どんな話だったか」と『らんぽう』でも読もうと思ったが、2週間行けなかった分の調べ物で忙しくてマンガは読めず。
で、昼前に横浜に移動して分隊の寄り合いに行った。97幹候の3分隊の20年ぶりの寄り合い。まあ、若い頃にハゲが進行しているかといった御仁はさほど進んでいない。白髪組はそれなりにゴマ塩だがねえ。
ただ、艦長やったやつ曰く「老眼が始まって文書決済がねえ」とか言い出す。若い頃に文書起案して合議とって決済もらう時、「勿体つけて眼鏡なんか掛けやがって」と思ったが、ありゃ仕方がないものだと言っていたよ。
あとはバルブが閉まらなくなる話。蛇口のコマが肥大してキレが悪いとまあ、そのような話。
冷水だけの屋上シャワーとか、教務班を組む相手の4分隊はホント細かかったとか、某は婚活とやらで来やがらねえとか、奴さんは3回艦長やった羨ましいとか、そういった話。
大概の結論というものでもないが、「あとからすればあの一年はラクだったねえ」といったもの。あとは艦長やったやつと不在の3回艦長やったやつと己が、延灯申請しないで9時45分に寝ていたとかそういった話。
まあ、他所分隊の自殺とか脳腫瘍とか事故とか色々あった話もでたけどね。20年経つとそういうことも起きるのだろうよ。
13時に初めて2ヶ所めまで行ったが、それでも4時半に終わった。そこから神保町いって一式ながめて、池袋まで歩って東上線で帰った。2週間ほどほとんど多出せずに7km歩いたので足がガクガクになったよ。
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今月の軍事研究で「C-2は中途半端じゃね?」記事を書いたのだけれども。
読んでいて思い出したが、最初は「C-2やめたあとについては、C-17、アントノフに加えて中国のY-20輸送機もアリじゃね」と書いて提出したのですよ。でも、編集部から「額面性能と実性能が差があるみたいだし、そのあたりを書くと助長で話が散漫になるんじゃないかな」といった意見を頂戴したので整理しました。
まあ、悪くないと思うのですけどね。アンダーパワーや燃料消費率はポッドごとエンジン入れ替えればどーにかなるだろうし。
もちろん、日本だから兵隊のくせに運転手が乗り心持に文句言うだろう。けど、そんなの「しょせんはトラックだから我慢しろ」でいいんじゃないかな。細かい操縦感覚やら、空中での些細な機動性の類はねえ「会社のトラックが日野だろうが日産ディーゼルだろうが文句いうな」で黙らせていいと思うんだよね。
まー、C-2は乗り心地はいいけど、お店の現状にあってないから。国内輸送の所要はないし、それはC-130で済む。海外輸送だと能力不足、なんせ床面積はC-130のストレッチ型と同じだからねえ。
ちなみにこの床面積の話、影響力を持っていてC-2に批判的な人に話したことがある。「エッそうなの?」とガッテンいただけたものだったよ。
読んでいて思い出したが、最初は「C-2やめたあとについては、C-17、アントノフに加えて中国のY-20輸送機もアリじゃね」と書いて提出したのですよ。でも、編集部から「額面性能と実性能が差があるみたいだし、そのあたりを書くと助長で話が散漫になるんじゃないかな」といった意見を頂戴したので整理しました。
まあ、悪くないと思うのですけどね。アンダーパワーや燃料消費率はポッドごとエンジン入れ替えればどーにかなるだろうし。
もちろん、日本だから兵隊のくせに運転手が乗り心持に文句言うだろう。けど、そんなの「しょせんはトラックだから我慢しろ」でいいんじゃないかな。細かい操縦感覚やら、空中での些細な機動性の類はねえ「会社のトラックが日野だろうが日産ディーゼルだろうが文句いうな」で黙らせていいと思うんだよね。
まー、C-2は乗り心地はいいけど、お店の現状にあってないから。国内輸送の所要はないし、それはC-130で済む。海外輸送だと能力不足、なんせ床面積はC-130のストレッチ型と同じだからねえ。
ちなみにこの床面積の話、影響力を持っていてC-2に批判的な人に話したことがある。「エッそうなの?」とガッテンいただけたものだったよ。
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なんでそこまで積極的になれるかは疑問なものだ。アレ宰相がヨイショ外交にいそしんでいる。先のプーチン会談同様に無理してファーストネームで呼んでいるのだろう。まずは卑屈なものだ。
もちろん米国に追従することは仕方がない。日本には張り合う力はない。安全保障面での中国との対立も抱えている。米国新政権と日本が衝突する選択肢はない。
だが、追従は消極的で十分である。米新政権やその施策をヨイショする必要はない。そもそも、先も見えないのに余計なことをするものではない。トランプは選挙に勝ったが、今後もその支配が順調に続くかどうかはわからない。一年オーダーで見ても勝ち馬かどうかは疑問なものだ。
■ 「大統領が変わってもヨイショすればいいや」
それがアレ宰相に見えているか疑問なものだ。もしひっくり返ったらどうするかの見通しもないのだろう。対米関係、外交といった日本の利益がどう変化するか、さらには自分自身の政治的指導力といった国内での影響はあまり考えていない。
その時は新米政権にヨイショすればよいと考えているのだろう。まずは幇間外交としか言いようもない。バナナ・リパブリックの独裁者のように、米国の後楯があれば国内は何やっても安泰だといった頭だということだ。
■ おじいちゃんのように生きたい
まあ「ジッチャンの名にかけて」が座右の銘だからね。「ボクは[CIAからお小遣いを貰っていた]おじいちゃんのようになるんだ」だから、ブレないといえばブレない。
何を合意しても隠せるとも思っているだろう。「おじいちゃんの公文書は30年たっても公開されなかった、何を合意してもいいだろう」もあるだろう。
そのジッチャンの最後をたどればいいのではないかね。右派にまで「岸を倒せ、岸を○せ」とまでいわれた御仁だ。いずれ飼い犬と思っていた右派に「安倍を倒せ、安倍を○せ」とかいわれんじゃないの。
もちろん米国に追従することは仕方がない。日本には張り合う力はない。安全保障面での中国との対立も抱えている。米国新政権と日本が衝突する選択肢はない。
だが、追従は消極的で十分である。米新政権やその施策をヨイショする必要はない。そもそも、先も見えないのに余計なことをするものではない。トランプは選挙に勝ったが、今後もその支配が順調に続くかどうかはわからない。一年オーダーで見ても勝ち馬かどうかは疑問なものだ。
■ 「大統領が変わってもヨイショすればいいや」
それがアレ宰相に見えているか疑問なものだ。もしひっくり返ったらどうするかの見通しもないのだろう。対米関係、外交といった日本の利益がどう変化するか、さらには自分自身の政治的指導力といった国内での影響はあまり考えていない。
その時は新米政権にヨイショすればよいと考えているのだろう。まずは幇間外交としか言いようもない。バナナ・リパブリックの独裁者のように、米国の後楯があれば国内は何やっても安泰だといった頭だということだ。
■ おじいちゃんのように生きたい
まあ「ジッチャンの名にかけて」が座右の銘だからね。「ボクは[CIAからお小遣いを貰っていた]おじいちゃんのようになるんだ」だから、ブレないといえばブレない。
何を合意しても隠せるとも思っているだろう。「おじいちゃんの公文書は30年たっても公開されなかった、何を合意してもいいだろう」もあるだろう。
そのジッチャンの最後をたどればいいのではないかね。右派にまで「岸を倒せ、岸を○せ」とまでいわれた御仁だ。いずれ飼い犬と思っていた右派に「安倍を倒せ、安倍を○せ」とかいわれんじゃないの。
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「尖閣は安保条約の対象範囲」を信じているのはピュアにすぎるものだ。
なぜなら、米国にその気はないからだ。その仔細は「『尖閣安保適用』は米のリップサービス」で述べたとおり。数日前にJapan in-depthに送った記事なのだが、今日公開となっている。
その点、日本の政治的得点だと言い出すのはおめでたい。チョイチョイ調べてみると「すげえこれ引き出したのか日本政府」みたいな発言がある。
まずは何も調べようといないのだろう。ここ10年で何回ほど同じ発言があったのか、日中の尖閣衝突で米国の取ったスタンス、米国が中国にどのような発言をしているか。そのあたりを雑にでも調べれば「暢気なことだ」としか言いようはない。
■ 中身を理解しようとしない
表層部分だけを鵜呑みにしてその内実を見ないということだ。
なんというのかね。アレ系の軍事マニアが旧東側世界の理解でロシア人のくびきだけを見て、その中にあった各国の温度差を全然見抜けないアレに近いものがある。
昔で言うなら「コメコンの会議で東側の団結を謳ったから、東側は団結している」といった見方に近いものがある。
実際には見巧者はそれを見抜いている。昭和30年代には新聞記事レベルでも「アイツらスタンスの差がある」「『率直的な発言』って喧嘩したってことだろ」とかあったのだけどね。
だが軍クラの盆クラ連はそれができない。「ボクはWTOといえばワルシャワ条約機構なのですよ」と言ってるあたりは、まずは表面しか見ず、その背後は探らない。そういうものだ。
なぜなら、米国にその気はないからだ。その仔細は「『尖閣安保適用』は米のリップサービス」で述べたとおり。数日前にJapan in-depthに送った記事なのだが、今日公開となっている。
その点、日本の政治的得点だと言い出すのはおめでたい。チョイチョイ調べてみると「すげえこれ引き出したのか日本政府」みたいな発言がある。
まずは何も調べようといないのだろう。ここ10年で何回ほど同じ発言があったのか、日中の尖閣衝突で米国の取ったスタンス、米国が中国にどのような発言をしているか。そのあたりを雑にでも調べれば「暢気なことだ」としか言いようはない。
■ 中身を理解しようとしない
表層部分だけを鵜呑みにしてその内実を見ないということだ。
なんというのかね。アレ系の軍事マニアが旧東側世界の理解でロシア人のくびきだけを見て、その中にあった各国の温度差を全然見抜けないアレに近いものがある。
昔で言うなら「コメコンの会議で東側の団結を謳ったから、東側は団結している」といった見方に近いものがある。
実際には見巧者はそれを見抜いている。昭和30年代には新聞記事レベルでも「アイツらスタンスの差がある」「『率直的な発言』って喧嘩したってことだろ」とかあったのだけどね。
だが軍クラの盆クラ連はそれができない。「ボクはWTOといえばワルシャワ条約機構なのですよ」と言ってるあたりは、まずは表面しか見ず、その背後は探らない。そういうものだ。
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もう少しごまかしようがあるのではないか。南スーダンPKOの日誌隠匿問題で稲田防衛相の答弁のことだ。「法的意味での戦闘行為ではない」とは何事だろうか?
NHK NEWSWEBによれば次のとおりだ。「日誌に戦闘と書いてあるだろう」といった質問への答弁として 「『一般的用語として『戦闘』という言葉が使われていることは書かれているとおりだが、法的意味の戦闘行為ではない』」(稲田)と述べたという。
(「南スーダン 防衛相『法的意味での戦闘行為なし』」『NHK NEWSWEB』(日本放送協会、2,017.2.8)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170208/k10010868691000.html)
■ 重慶爆撃も「法的意味での戦争ではない」(稲田)
それなら「日華事変は戦争ではないか」と聞けば面白いことになるだろう。当時の政府が法的に戦争ではないとして事変としたものなのでそのように答えるからだ。
その先で尋ねればよい。「『かつての南京攻略も重慶爆撃も、援蒋ルート切断のための海上封鎖や華南攻略、仏印進駐も全て法的意味での戦争行為ではない。つまり今の憲法とは矛盾しない』と解釈するのですね」と聞けば、愉快な答弁が返ってくるだろう。
稲田理論なら「重慶を無差別に戦略爆撃しても憲法に違反しない」となるからだ。主張そのものはできないこともないだろうが、訴訟で負けるだろう。防衛相は弁護士で、靖国訴訟や名誉毀損といった法廷で争いごとを多くするという。一度、その勝敗の星取表を見てみたいものだ。
■ その答弁でヨシとする大臣もタイガイ
もちろん、政府答弁で役人は鉄面皮な原稿を書く。それはそう書く立場にあるからだから仕方がない。パチンコ屋が「景品は換金できない」、女郎屋は「風呂場で自由恋愛」と主張するのと同じだ。それでメシを食っているのだからそう書く。
だが、それをそのまま大臣に答えさせるヤツはどうかしている。普通なら、もう少し工夫させる。役人として一番いいのは言語明瞭、意味不明瞭にすること。あるいは、鉄面皮に徹するにしても、別の用語として例えば「銃撃戦を書き誤ったもの」と事実誤認をするものだ。それならミスで済む。だが、「法的意味の戦闘行為ではない」と解釈の誤りを出すと、あとで逃れられない。
さらに、それでGoサインを出す大臣も、内閣もどうかしている。稲田防衛相がそれが通ると思っているなら盆暗もいいところである。特に防衛大臣は戦争を所管する。その気分で稲田式戦争指導をされれば次の戦争も負けるだろう。稲田式訴訟で靖国裁判や名誉毀損で負けたように。
NHK NEWSWEBによれば次のとおりだ。「日誌に戦闘と書いてあるだろう」といった質問への答弁として 「『一般的用語として『戦闘』という言葉が使われていることは書かれているとおりだが、法的意味の戦闘行為ではない』」(稲田)と述べたという。
(「南スーダン 防衛相『法的意味での戦闘行為なし』」『NHK NEWSWEB』(日本放送協会、2,017.2.8)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170208/k10010868691000.html)
■ 重慶爆撃も「法的意味での戦争ではない」(稲田)
それなら「日華事変は戦争ではないか」と聞けば面白いことになるだろう。当時の政府が法的に戦争ではないとして事変としたものなのでそのように答えるからだ。
その先で尋ねればよい。「『かつての南京攻略も重慶爆撃も、援蒋ルート切断のための海上封鎖や華南攻略、仏印進駐も全て法的意味での戦争行為ではない。つまり今の憲法とは矛盾しない』と解釈するのですね」と聞けば、愉快な答弁が返ってくるだろう。
稲田理論なら「重慶を無差別に戦略爆撃しても憲法に違反しない」となるからだ。主張そのものはできないこともないだろうが、訴訟で負けるだろう。防衛相は弁護士で、靖国訴訟や名誉毀損といった法廷で争いごとを多くするという。一度、その勝敗の星取表を見てみたいものだ。
■ その答弁でヨシとする大臣もタイガイ
もちろん、政府答弁で役人は鉄面皮な原稿を書く。それはそう書く立場にあるからだから仕方がない。パチンコ屋が「景品は換金できない」、女郎屋は「風呂場で自由恋愛」と主張するのと同じだ。それでメシを食っているのだからそう書く。
だが、それをそのまま大臣に答えさせるヤツはどうかしている。普通なら、もう少し工夫させる。役人として一番いいのは言語明瞭、意味不明瞭にすること。あるいは、鉄面皮に徹するにしても、別の用語として例えば「銃撃戦を書き誤ったもの」と事実誤認をするものだ。それならミスで済む。だが、「法的意味の戦闘行為ではない」と解釈の誤りを出すと、あとで逃れられない。
さらに、それでGoサインを出す大臣も、内閣もどうかしている。稲田防衛相がそれが通ると思っているなら盆暗もいいところである。特に防衛大臣は戦争を所管する。その気分で稲田式戦争指導をされれば次の戦争も負けるだろう。稲田式訴訟で靖国裁判や名誉毀損で負けたように。
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産経ニュースのWEB編集チームが言いたいことは、「ウイグル会議代表は桜井誠のお仲間」ということなのだろう。記事「殺気立った沿道で、ウイグル人の男性は語った『こんなに素晴らしい国でこんなくだらないデモが…』」を読むとそうとしか読めないものだ。
つまり、世界ウイグル会議日本全権代表は桜井誠のお仲間であるということだ。
■ ウイグル弾圧があっても、アパ思想は正当化されない
ちなみに、ムハメットさんの言うこともよくわからない。
確かに「ウイグル人は弾圧されている」は事実かもしれない。本来は民族自治で国を作れたかもしれない立場にあった民族であり、さらに今の新中国の体制から独立する自由はないからだ。
だが、それだからといってアパホテルが正しいことにはならない。仮に、ウイグル人が過酷な弾圧下にあるとしても、南京大虐殺はなかったことにはならないし、日本軍国主義の中国侵略は正当化されない。アパ思想は肯定されないからだ。
ちなみに、世界ウイグル会議は言うことがあまりアテにならない。もちろんウイグルに反体制運動があり、漢族支配への反感もある。だが、独立運動への支持はあつまっていない。さらに会議はその代表とも言いがたい。ウイグル民族独立運動はバラバラでまとまっていないからだ。そして、功を焦ってか会議は都合の良いことばかり吹きまくる。その点でチベット亡命政権(亡命政権なのでこれも言うことは結構アレ)よりもさらにアテにならない。
■ なんで桜井とペアに報道したのか分からない
さらになによりもわからないのは、なんで二つを一緒に報道したのかだ。
産経精神で「中国憎し、アレは中国が援助した官製デモ」とポスト真実をするなら、世界ウイグル会議だけを抜き出して書くべきだからだ。ご本尊の発言の中身は矛盾したものだが、そう書けば少なくともキレイにそれっぽくまとまる。右派を容易に騙せる訴求力のあるポスト真実の記事となる。
だが、桜井誠を出してガッチンコするのが怪訝だ。それだけで下品となり、胡散臭さの自乗となる。桜井誠からマイクを渡されたと書くだけで「コイツも仲間だろ」と感づかれてしまう。
このあたりは普通は気付く。ポスト真実の立場なら、バカ正直に書かず、全く別個の事態であるように二つに分割するだろう。
その点「このWEB編集チームとやらは桜井誠の別働隊なのかね?」と疑うものだ。桜井を出しても人気は出ると勘違いしている崇拝者、青林堂のジャパニズムそのものではないか。ちなみに、産経や夕刊フジは(PR)なしに宗教に記事として紙面を渡している。ソレくらいはやっても不思議はない。
■ オマケ:抵制APAはガツンとくる
デモはアパ一味と日本人全体をわけて考えている。アパやその支持者はクズだが、それ以外の日本人・日本社会とは調和しようと訴えかけるものだ。極めて穏当であり、主張としても首肯できるものだ。
そのあたり、まず官製デモじゃないだろう。大使館やら華僑はなんらかの援助したかもしれない。だが、中国政府が指導したデモとも見えない。それなら日本の歴史認識そのものに苦言を呈するだろうからだ。
なかでも「抵制APA」はスゲー横断幕だと感心したものだ。APAが内外人問わずに忌避され、アパ利用者が馬鹿にされるようになれば素晴らしいことであるよ。
ちなみに、産経やらアパ思想の大好きな台湾のしかもグリーン系の自由時報もデモに好意的(あたりまえだ)に書いている。「在日中國人新宿遊行 抗議APA酒店」がそれ。逆に言えば、味方は例のウイグル会議だけということだ。
[アパホテル抗議デモに対し]「行動する保守運動」を中心とした右派系グループら百数十人が陣取っていた。
「20万人しかいなかった南京市で30万人の虐殺? ふざけたことを言うな」
行動する保守運動代表の桜井誠氏(44)が声を張り上げる
桜井氏が1人の外国人男性にマイクを渡した。男性は中国・新疆ウイグル自治区出身[中略]トゥール・ムハメットさん。世界ウイグル会議日本全権代表
つまり、世界ウイグル会議日本全権代表は桜井誠のお仲間であるということだ。
■ ウイグル弾圧があっても、アパ思想は正当化されない
ちなみに、ムハメットさんの言うこともよくわからない。
確かに「ウイグル人は弾圧されている」は事実かもしれない。本来は民族自治で国を作れたかもしれない立場にあった民族であり、さらに今の新中国の体制から独立する自由はないからだ。
だが、それだからといってアパホテルが正しいことにはならない。仮に、ウイグル人が過酷な弾圧下にあるとしても、南京大虐殺はなかったことにはならないし、日本軍国主義の中国侵略は正当化されない。アパ思想は肯定されないからだ。
ちなみに、世界ウイグル会議は言うことがあまりアテにならない。もちろんウイグルに反体制運動があり、漢族支配への反感もある。だが、独立運動への支持はあつまっていない。さらに会議はその代表とも言いがたい。ウイグル民族独立運動はバラバラでまとまっていないからだ。そして、功を焦ってか会議は都合の良いことばかり吹きまくる。その点でチベット亡命政権(亡命政権なのでこれも言うことは結構アレ)よりもさらにアテにならない。
■ なんで桜井とペアに報道したのか分からない
さらになによりもわからないのは、なんで二つを一緒に報道したのかだ。
産経精神で「中国憎し、アレは中国が援助した官製デモ」とポスト真実をするなら、世界ウイグル会議だけを抜き出して書くべきだからだ。ご本尊の発言の中身は矛盾したものだが、そう書けば少なくともキレイにそれっぽくまとまる。右派を容易に騙せる訴求力のあるポスト真実の記事となる。
だが、桜井誠を出してガッチンコするのが怪訝だ。それだけで下品となり、胡散臭さの自乗となる。桜井誠からマイクを渡されたと書くだけで「コイツも仲間だろ」と感づかれてしまう。
このあたりは普通は気付く。ポスト真実の立場なら、バカ正直に書かず、全く別個の事態であるように二つに分割するだろう。
その点「このWEB編集チームとやらは桜井誠の別働隊なのかね?」と疑うものだ。桜井を出しても人気は出ると勘違いしている崇拝者、青林堂のジャパニズムそのものではないか。ちなみに、産経や夕刊フジは(PR)なしに宗教に記事として紙面を渡している。ソレくらいはやっても不思議はない。
■ オマケ:抵制APAはガツンとくる
デモはアパ一味と日本人全体をわけて考えている。アパやその支持者はクズだが、それ以外の日本人・日本社会とは調和しようと訴えかけるものだ。極めて穏当であり、主張としても首肯できるものだ。
そのあたり、まず官製デモじゃないだろう。大使館やら華僑はなんらかの援助したかもしれない。だが、中国政府が指導したデモとも見えない。それなら日本の歴史認識そのものに苦言を呈するだろうからだ。
なかでも「抵制APA」はスゲー横断幕だと感心したものだ。APAが内外人問わずに忌避され、アパ利用者が馬鹿にされるようになれば素晴らしいことであるよ。
ちなみに、産経やらアパ思想の大好きな台湾のしかもグリーン系の自由時報もデモに好意的(あたりまえだ)に書いている。「在日中國人新宿遊行 抗議APA酒店」がそれ。逆に言えば、味方は例のウイグル会議だけということだ。
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芸として『太平記』を読み解きしているうちに、大楠公がのりうつって叛乱を起こす例がある。『太平記読みの可能性』で指摘された由比正雪がそれだ。
これは軍事趣味分野も同じ。読み解きしている連中が自分を軍隊機構と同一視する。自分が想像した指揮官あたりの立場に忖度する。
最近だと『GATE』が顕著だ。作者層も読者層もとっておきに頭が悪い。作者と読者の視点は国家指導層であり、そこで「ボクはうまく満州事変ができる」といった夢見心地に浸っている。
軍隊機構への同一視も酷い。自衛隊と自己を同一視した上でさらに戦後は軍事軽視といったアレ右派の主張もそのまま取り込んでいる。なんというか、自衛隊に従順な兵隊上がり下士官上がりが自衛隊内の正解を世間で振り回すようなものだ。
■ 「『貴人に話しかけてはいけない』のは常識」
例えば『Gate』のコミカライズをした御仁もそれだ。もともとアレだったからコミカライズしたか、コミカライズしたので病が重くなったのかはともかく、興味深い発言をしている。

これは産経記事を受けたものだ。「『一言お願いします』と記者たちはマティス国防長官に突進していったが…マッチョなSPがブチ切れて」への反応である。
[SP(セキュリティーポリス)はママ、和製英語であり米側が連れてきたのだからSS(国防総省の雇ね)かSGだろう]
竿尾さんによると「不遜な態度で立ち振る舞った日本の記者ら、一国の大臣がどのような存在か思い知った」(竿尾)そうだ。
新聞は公人にコメントを求める権利がある。これは日本でも慣習として認められている。だから、記者は国防長官訪問した首相官邸への立ち入り、その帰りを待つことがゆるされている。
それを求めた記者を米SPが跳ね除けた。それは日本において正当ではない行為だ。日本でのSPは阻止はするが、叩きつけることは不要と考えられているからだ。
それを「一国の大臣がどのような存在か思い知った」(竿尾)という。まずは「『貴人に話しかけてはいけない』のは常識」といったもので江戸時代の発想だ。
自己を軍隊機構と同一化しており、国防長官はエライから記者風情は接近するなといったものだからだ。
■ 「中の正解」を「世間の正解」と勘違いする下士官上がり
まずは太平記読みが大楠公に取り込まれたようなものだ。自分が国防政策担当者にでもなった錯覚なのだろう。そのような発言は他にもいくらでもある。
いずれも80年代右派の左派批判、あるいは90年以降にそれを俗化リピートさせた『正論』のような主張だ。
ちなみに当の防衛担当者は、あまりそんなことはいわない。90年代以降の現状はそうでないことをしっていること。さらにそれを言うと身内からも馬鹿だと思われること。さらに、モノが見えていない一部も、そう信じていても外で言えば面倒くさいことになるのは承知している。
ちなみに、この種発言を外でするのはアレな連中だけ。自衛隊の中でしか通用しない甘やかされた「正解」を信じ切り、世間の差を知らない御仁だけだ。まずは20代の兵隊か若年下士官である。あるいはその種の下士官上がりの幹部だ。たまに後者には30代後半以降にそのようなことを言うのがいる。いい歳こいてどうしようもないものだ。
■ 理解も怪しい
さらに、自分が得手と信じている軍事関係での理解も怪しい。自己同一視するほど軍隊機構を愛しているゆえに、その発表や主張を批判的に読めないためだろう。かつての太平記読みが太平記の内容を批判的に読めなかったように。
これは竿尾さんにも、容易に看取ることができる。
だが、これは当時から陸自の予算取りのための演習といわれていたものだ。「平地に単線陣地を作って17分で突破された。」「だから戦車と対戦車戦能力に予算をくれ」といった出来レース。ディテールばかりをみてそれを批判的に見られないあたりは、やはり理解も怪しいものなのだろう。
実際に写真他をみても、模型とモデルガンや無可動が上がっている。まあ、航空写真はないものの、写真と模型と軍装の軍事マニアは表層しか見ず、批判的な読み解きができないことの証拠ともなるだろう。
これは軍事趣味分野も同じ。読み解きしている連中が自分を軍隊機構と同一視する。自分が想像した指揮官あたりの立場に忖度する。
最近だと『GATE』が顕著だ。作者層も読者層もとっておきに頭が悪い。作者と読者の視点は国家指導層であり、そこで「ボクはうまく満州事変ができる」といった夢見心地に浸っている。
軍隊機構への同一視も酷い。自衛隊と自己を同一視した上でさらに戦後は軍事軽視といったアレ右派の主張もそのまま取り込んでいる。なんというか、自衛隊に従順な兵隊上がり下士官上がりが自衛隊内の正解を世間で振り回すようなものだ。
■ 「『貴人に話しかけてはいけない』のは常識」
例えば『Gate』のコミカライズをした御仁もそれだ。もともとアレだったからコミカライズしたか、コミカライズしたので病が重くなったのかはともかく、興味深い発言をしている。

竿尾 さを@niffysix
マティス国防長官に、いつものように不遜な態度で立ち振る舞った日本の記者らは、一国の大臣がどのような存在か思い知ったようで。記事で海外の記者が話してたけど、この国の記者はSPが銃持ってるの知らないようで。
https://twitter.com/niffysix/status/827887782882205696
これは産経記事を受けたものだ。「『一言お願いします』と記者たちはマティス国防長官に突進していったが…マッチョなSPがブチ切れて」への反応である。
首相との会談を終えたマティス米国防長官が官邸を立ち去る際、数十人の記者がコメントを求めて殺到し、マッチョなSP(セキュリティーポリス)に哀れにもはね飛ばされてしまった
http://www.sankei.com/premium/news/170204/prm1702040036-n1.html
[SP(セキュリティーポリス)はママ、和製英語であり米側が連れてきたのだからSS(国防総省の雇ね)かSGだろう]
竿尾さんによると「不遜な態度で立ち振る舞った日本の記者ら、一国の大臣がどのような存在か思い知った」(竿尾)そうだ。
新聞は公人にコメントを求める権利がある。これは日本でも慣習として認められている。だから、記者は国防長官訪問した首相官邸への立ち入り、その帰りを待つことがゆるされている。
それを求めた記者を米SPが跳ね除けた。それは日本において正当ではない行為だ。日本でのSPは阻止はするが、叩きつけることは不要と考えられているからだ。
それを「一国の大臣がどのような存在か思い知った」(竿尾)という。まずは「『貴人に話しかけてはいけない』のは常識」といったもので江戸時代の発想だ。
自己を軍隊機構と同一化しており、国防長官はエライから記者風情は接近するなといったものだからだ。
■ 「中の正解」を「世間の正解」と勘違いする下士官上がり
まずは太平記読みが大楠公に取り込まれたようなものだ。自分が国防政策担当者にでもなった錯覚なのだろう。そのような発言は他にもいくらでもある。
竿尾 さを@niffysix
オスプレイ騒動の時の如く、F-35飛びだしたら役所の屋上や「市民」による対空監視が始まるか?オスプレイみたいにすぐわかる特徴ないから、機種識別できなくて誤報告だらけになるだろな。
https://twitter.com/niffysix/status/827552866248241153
竿尾 さを@niffysix
防衛力がなければ、進攻目標にならないと思ってるのがいることが驚き。想像力の欠如。いつものことだけど。
https://twitter.com/niffysix/status/826358823392681984
いずれも80年代右派の左派批判、あるいは90年以降にそれを俗化リピートさせた『正論』のような主張だ。
ちなみに当の防衛担当者は、あまりそんなことはいわない。90年代以降の現状はそうでないことをしっていること。さらにそれを言うと身内からも馬鹿だと思われること。さらに、モノが見えていない一部も、そう信じていても外で言えば面倒くさいことになるのは承知している。
ちなみに、この種発言を外でするのはアレな連中だけ。自衛隊の中でしか通用しない甘やかされた「正解」を信じ切り、世間の差を知らない御仁だけだ。まずは20代の兵隊か若年下士官である。あるいはその種の下士官上がりの幹部だ。たまに後者には30代後半以降にそのようなことを言うのがいる。いい歳こいてどうしようもないものだ。
■ 理解も怪しい
さらに、自分が得手と信じている軍事関係での理解も怪しい。自己同一視するほど軍隊機構を愛しているゆえに、その発表や主張を批判的に読めないためだろう。かつての太平記読みが太平記の内容を批判的に読めなかったように。
これは竿尾さんにも、容易に看取ることができる。
竿尾 さを@niffysix
84年10月に北海道で実施された陸自初の対機甲戦闘演習。1時間は持ちこたえられるという想定が17分で赤軍に突破されたそうで…
https://twitter.com/niffysix/status/825873648342822919
竿尾 さを @niffysix
@niffysix 73式改造BMPや74式改造シルカとか凝ってるw演習参加部隊の編成はこんな感じ。防御側には75式の支援あり。赤軍戦車半数撃破するも、まぁあっと言う間に突破されるわなぁ。
https://twitter.com/niffysix/status/825875339632971778
だが、これは当時から陸自の予算取りのための演習といわれていたものだ。「平地に単線陣地を作って17分で突破された。」「だから戦車と対戦車戦能力に予算をくれ」といった出来レース。ディテールばかりをみてそれを批判的に見られないあたりは、やはり理解も怪しいものなのだろう。
実際に写真他をみても、模型とモデルガンや無可動が上がっている。まあ、航空写真はないものの、写真と模型と軍装の軍事マニアは表層しか見ず、批判的な読み解きができないことの証拠ともなるだろう。
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■ 紙が足りないのはMDやってない陸自だけ
桜林美佐さんは「自衛隊でトイレットペーパーがない理由はミサイル・ディフェンスをやっているから」と説明している。
不思議な話だ。その当のMDをやっている海空自にはトイレットペーパーは満ち溢れている。足りないのはMDをやらない陸自だけだ。
隊員の不自由は、陸自が庁費や雑運営費、営舎維持費をケチっているだけだ。MDとは何の関係もない。
だが、桜林さんは防衛省・自衛隊ヨイショで食っている。
だから、自衛隊内部のヘンテコな金の使いみちは絶対批判しない。それをお涙ギブミーとして「防衛予算が足りない」に持っていくだけ。
■ 福利厚生よりも制服制帽国産のほうが大事
桜林さんの主張そのものも矛盾に満ちている。そこで本当に予算の有効活用やそれによる隊員の福利厚生を主張するなら、ご本人が以前やっていた防衛産業ヨイショとも衝突する。
実際には隊員の福利厚生なんか全然考えていない御仁だ。割高な「なんでも兵器国産化」をやめればいいのだけどね。国産制帽やら国産の木製弾薬梱包まで褒めていたほどアレなオバちゃんである。そんなもの輸入にすれば陸がケツ拭く紙くらい幾らでも買える。
防衛産業の擁護で衣食している方だからしかたがない。そのようなオバちゃんにフォローしているネトウヨもそうとうにアレだなあと思うけどねえ。
■ オマケ
なんでこのオバちゃんが嫌いかというと何でもかんでもおんぶにだっこだから
自分の出す本の中身も自分でチェックできない、自分の責任で出せないで役所に任せてんだよねえ。
桜林美佐さんは「自衛隊でトイレットペーパーがない理由はミサイル・ディフェンスをやっているから」と説明している。
ミサイルディフェンス等に莫大な費用ががかり、トイレットペーパーに象徴されるように細かいものには行き届いていないんです。 https://t.co/Vy5xWKaV59
— 桜林美佐 (@misakura2666) 2017年1月10日
不思議な話だ。その当のMDをやっている海空自にはトイレットペーパーは満ち溢れている。足りないのはMDをやらない陸自だけだ。
隊員の不自由は、陸自が庁費や雑運営費、営舎維持費をケチっているだけだ。MDとは何の関係もない。
だが、桜林さんは防衛省・自衛隊ヨイショで食っている。
だから、自衛隊内部のヘンテコな金の使いみちは絶対批判しない。それをお涙ギブミーとして「防衛予算が足りない」に持っていくだけ。
■ 福利厚生よりも制服制帽国産のほうが大事
桜林さんの主張そのものも矛盾に満ちている。そこで本当に予算の有効活用やそれによる隊員の福利厚生を主張するなら、ご本人が以前やっていた防衛産業ヨイショとも衝突する。
実際には隊員の福利厚生なんか全然考えていない御仁だ。割高な「なんでも兵器国産化」をやめればいいのだけどね。国産制帽やら国産の木製弾薬梱包まで褒めていたほどアレなオバちゃんである。そんなもの輸入にすれば陸がケツ拭く紙くらい幾らでも買える。
防衛産業の擁護で衣食している方だからしかたがない。そのようなオバちゃんにフォローしているネトウヨもそうとうにアレだなあと思うけどねえ。
■ オマケ
なんでこのオバちゃんが嫌いかというと何でもかんでもおんぶにだっこだから
私が陸・海・空の広報の皆さんに、写真のキャプションの確認などをしなければいけないのですが、ぜんぜんできていないからでありまーす!
http://ameblo.jp/misakura2670/entry-11873179896.html
自分の出す本の中身も自分でチェックできない、自分の責任で出せないで役所に任せてんだよねえ。
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岩波ホールだから仕方がない。それは覚悟して金と時間を払うものだ。
今、上演している『皆さま、ごきげんよう』がそれ。ようやく暇ができて見てきたのだがそうだった。『汽車はふたたび故郷へ』のオタール・イオセリアーニ監督とのことで、それほどヘンテコではないかなと思っていたが、果たしてヘンテコだった。
話の筋がないのが困る。最初にフランス革命と断頭台のシーンがある。そしてそれはほぼ回収されない。グルジアでの紛争と略奪もあるが、これも回収されない。さらに家の立ち退きの話もあるが、さらにこれも回収されない。
爺ィ二人と国家憲兵だかパリ市警だかのオッサンが対立する話に整理すれば分かり易い。パリのテロ対策徹底を契機といった話にすればそうなるのだろうが。
だが、それはされていない。とにかく散漫で困る。最近五年だと『風にそよぐ草』よりも散漫としている。まあ、酷いことをするやつはいるものだが、悪い目にあっても明るく生きようよがテーマと言えばテーマなんだがね。
■ 次の次はアタりっぽい
ただ次の次、パキスタン映画『娘よ』はあたりっぽい。部族間トラブル解決で10歳の娘を相手の酋長に嫁がせる話で、15の時に嫁がされたおっ母さんが娘は勘弁してくれと逃げ出す話。
https://www.iwanami-hall.com/movie/%E5%A8%98%E3%82%88
今、上演している『皆さま、ごきげんよう』がそれ。ようやく暇ができて見てきたのだがそうだった。『汽車はふたたび故郷へ』のオタール・イオセリアーニ監督とのことで、それほどヘンテコではないかなと思っていたが、果たしてヘンテコだった。
話の筋がないのが困る。最初にフランス革命と断頭台のシーンがある。そしてそれはほぼ回収されない。グルジアでの紛争と略奪もあるが、これも回収されない。さらに家の立ち退きの話もあるが、さらにこれも回収されない。
爺ィ二人と国家憲兵だかパリ市警だかのオッサンが対立する話に整理すれば分かり易い。パリのテロ対策徹底を契機といった話にすればそうなるのだろうが。
だが、それはされていない。とにかく散漫で困る。最近五年だと『風にそよぐ草』よりも散漫としている。まあ、酷いことをするやつはいるものだが、悪い目にあっても明るく生きようよがテーマと言えばテーマなんだがね。
■ 次の次はアタりっぽい
ただ次の次、パキスタン映画『娘よ』はあたりっぽい。部族間トラブル解決で10歳の娘を相手の酋長に嫁がせる話で、15の時に嫁がされたおっ母さんが娘は勘弁してくれと逃げ出す話。
https://www.iwanami-hall.com/movie/%E5%A8%98%E3%82%88