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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2017.02
26
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13:49
Category : 未分類
 「経済成長できない」見通しへの反発はマヌケなものだ。アレな子が揃いも揃って「経済成長できなければ死ぬ」と言う。その面子を見るだけでも駄目論である。
経済成長否定


■ 経済成長できる見通しがあるか

 まず、日本経済が成長できると考えるのがオカシイ。

 日本は人口オーナスに入っている。就労人口が減り、社会保障負担が増える状況にある。

 この情勢で日本のGDPが増やせると考えるほうがどうかしている。仮に勤労者の一人あたり生産性を上昇しても、それ以上に勤労者そのものが減っている。一人あたりのGDPは非生産人口で薄まる。

 そもそも人口そのものが小さくなるのでGDPそのものが小さくなる。つまりは、生産性を挙げても経済は縮小する。


■ 成長否定を縮小に直結する

 また、経済成長できなければ経済縮小に結びつけるのも頭の悪さを示すものだ。

 成長の反対は縮小であるという一点だけで、成長できなければ縮小と思い込んでいる。

 実際には現状維持もある。日本のGDPは97年にピークを迎えるが、以降は現状維持ベースにある。成長はできていないが縮小もしていない。

 それを理解できず「経済成長できなければ、経済は縮小する、みんな死ぬ」といいだす。それで徳としているのだがら思慮が足りない。


■ 非生産的な政策を支持する

 そして最後が、「成長できなければ死んじゃう論」は有害な経済施策を肯定している点だ。

 経済縮小幅を小さくするには工夫するしかない。新分野を開拓する、生産性を上げるといった努力が必要となる。経営者のアニマル・スピリッツを振作するしかない。

 だが、今の政策はそれを押していない。円を切り下げる、政治主導でインフラを売りつけるといった重厚長大の大企業を生き残らせているだけだ。

 それは本来の成長エンジンとなる中小企業に焦点を当てたものではない。

 また政治主導であり、経営者のアニマル・スピリッツを刺激するものでもない。オリンピックの公共投資、経済性のない原発の再稼働・投資で経済成長につながるのだろうか?

 やっていることは政権支持セクターへの税金横流しである。安倍小学校に土地を横流しするような施策で経済成長が見込めると考えているのなら、やはりその程度ということだ。
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2017.02
26
CM:2
TB:0
01:50
Category : 未分類
 夕刊フジが売れて、日刊ゲンダイが売れない状況はあり得るだろうか? まずそのような未来は思いつかない。

 フジはタブーが多すぎて勝負できない。現今の小学校事件でゲンダイは自在な報道を行っている。対して、フジは安倍政権ヨイショ編集なので扱えない。

 駅売りでどちらが勝つかは自明だ。もともとゲンダイは強くフジは弱いが、しばらくはフジは全く太刀打ちできない。


■ フジは勝てない構造

 これは構造的な問題でもある。

 資本系列からフジは体制擁護をしなければならない縛りがある。だから、タブロイド夕刊紙のくせに悪口一つ言えず、ヨイショしかできない。

 対して、ゲンダイは世論に乗り、あるいは読者層の好みのままになんでも存分に叩ける。

 オヤジ・ジャーナルとしての勝負は決まったようなものだ。ゲンダイは凡下のもつ体制への不満、怒りの感情に乗れるからだ。これで勝負あったで終わる。


■ 怒りの文章化も長けている

 さらに、その後工程でもゲンダイは秀でている。感情をロジックとして言語化できない凡夫に対し、居酒屋での怒り方を与えることで購買を迫ることができるからだ。世のオヤジはノドまで出かかった不満を明示、それを言語化できない。

 これもゲンダイの価値がある。多少、アクロバティックであっても、オヤジどもの感情を肯定するロジックを提供できているからだ。その点でも、攻撃ロジックが弱いフジよりも優れている。


■ 体制ヨイショ

 さらにいえば、ゲンダイはクソつまらない体制ヨイショをやらない点も優れる。

 例えば、桜林美佐さんが中谷前防衛相をヨイショしているが、紙面を見るだけでもつまらないこと極まりない。退屈さが漂う紙面である。
桜林_中谷インタビュー

 ゲンダイはかつての小沢擁護でもそんなヘンテコはしない。小沢がなぜ必要かをロジックで示す。その人物個人を浪花節的にヨイショはしない。それをやると読者が離れることをしっているからだ。


■ フジはゲンダイに勝てない、永遠に

 これらの点からすれば、フジはゲンダイに勝てない。おそらく永遠に勝てないだろう。

 さらにいえば、経営・編集方針でのアニマル・スピリッツの差からエロでも負けているのではないかと推測するものだ。このあたりは国立マンガ図書館の新聞室でも確認したいものだ。



 まー、産経本紙が全国4紙に勝てない上に、いずれは東京新聞にも負けるだろうといったあたりとも同じではないかね。ここ15年で一番部数を減らしているのは産経だからだ。