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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2017.03
09
CM:6
TB:0
20:04
Category : 未分類
 青髭さんには、外国人はみなスパイに見えるのだろう。

 千葉で県が河川敷での強制代執行を行った。その原因は国有地での工作物設置だ。よくある話で、国有地を勝手に耕す程度の話だ。

 そして青髭さんはそれを「中国の侵略の代表的手法」(青髭)と述べている

青髭_耕作は中国人の侵略
青髭‏ @laboratorymembe
10年以上にわたって、中国人らが国有地を農地として不法占拠 立ち退き応じず強制撤去http://5.tvasahi.jp/000095883?a=news&b=nss …
国有地払い下げのごくごく一部を懸命に野党が叩く一方で、一円も払わない不法占拠は無数に行われているその一例。そして中国の侵略の代表的手法でもある
https://twitter.com/laboratorymembe/status/839492753788547074

青髭‏ @laboratorymembe
・まず、国境などの境界を越えて占拠する(もちろん国家の場合は漁民や農民に偽装した軍人を)そこに建物を建てて実効支配する
・そして時間が経つのを待ち、道を作りそこで生活した実態を作り続ける
・10年20年が経過後「我々はずっと前からここにいた」と領有を宣言する
https://twitter.com/laboratorymembe/status/839494134507266048


 だが、これも以前の青髭さんのデマと同じだ。「韓国は石油精製技術と貨幣信用がないからガソリンが高い」といいだしたものと同じ伝だ。


■ 「中国人」との発表はない

 そもそも、中国人による耕作とはウワサに過ぎない。それに触れているのはテレビ朝日のニュースだけであり、しかも「近所の住民によりますと、中国人などのグループが農作業をしていた」(テレビ朝日)と伝聞である。

 そもそも「中国人など」の「など」は何を指すのか?

 ちなみに、以前には産経も「中国人がやっている」とし、題名にもつけた。だが、取材相手によっては日本人であることを示唆するものもある。

 今回の代執行では、毎日新聞は「何人」とは述べていない。もともと今回の件は作ったヤツが特定できないから個別に請求できず、行政代執行に及んだものだ。合計何人いて中国人はそのうち何%と言えるものでもないし、勝手に作った耕作地を勝手に継承する例もある。本来はなんともいえない。


■ 疑獄による価値観動揺の結果

 青髭さんほかは、結局は「中国人の侵略」と言いたいだけの話だ。

 これを他国にズラしたらどのように発言するか考えてみればよい。海外駐留の日本人が空き地に花の種を巻いて世話をした。道路の安全地帯に菊でも作った。それをもって侵略に当たると文句を言ったらどうするか?

 日本に住む日本人からすれば馬鹿な人間が馬鹿なことを言っているとなる。青髭さんの発言はその程度でしかない。

 その背景には、安倍小学校・アッキード事件で押されていることへの苛立ちもある。
国有地払い下げのごくごく一部を懸命に野党が叩く一方で、一円も払わない不法占拠は無数に行われているその一例。そして中国の侵略の代表的手法」(青髭)とはその感情の発露である。

 彼らが依拠するライト・イズ・ライトが崩れているということだ。信念がひっくり返る疑獄がある。その価値観、無根拠に信じている「安倍政権は正しい」や「マスコミは正しくない」「与党追求は誤っている」が動揺している。

 だが、それを直視できない。だから自ら目を逸らし、相対化によりもっと悪い事件がある。「不法占拠は[略]中国の侵略」(青髭)と稚拙なロジックで自分たちを騙そうとしているということだ。


■ オマケ : 与えられた正解としてのライト・イズ・ライト

 まー、ライト・イズ・ライトが先にある連中はその程度だろうけどね。自分で考えて右派になったのではない。周りの雰囲気で正解探しをしてそうなる。そこで与えられた正解をそのまま信じる。なんでそれが正しいのかが理解できない。

 こないだのCHINさんなんか全くそれ。「浦和レッズ、ヒコーキ、ミリ、モータースポーツ(主にラリー)、バイクにアニメ漫画系」(CHIN)にドハマリし、そこでの無思慮な日本スゲー系の価値観に溺れる。遡ればわかるようにかの『GATE』なんか褒めるようになる。

 その好例が無批判な国産兵器ヨイショだ。「C-17にも備わっていない民航機と同じ速度で飛行可能というXC-2最大のセールスポイントはガン無視w」(CHIN)とかいいだす。与えられた正解としてそういう記述を知っているだけだ。本当にメリットとなるかを自分で判断していない。したらそのようなマヌケ発言はできない。

 CHINさんもライト・イズ・ライトでそのまま歳取ったのだろう。兵隊のときに与えられた価値観そのままで昇任した、痛い若手下士官のようなものだ。分別のつかない20代ならともかく、30代以降ではそれはないといったものだ。
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