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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2017.05
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Category : 未分類
 官房長官は統幕長をお咎めなしとした。政治的関与を禁じられる立場にありながら憲法改正に言及した件を個人見解として追認したものだ。

 政権は政権が望む発言ならば問題視しないといったものだ。自党に都合よい発言なら兵隊が法令や慣習に背いてもかまわない、罰しないとするのは軍隊を甘やかすものでしかない。

 逆に、政権が容認してくれるだろうから発言する方も都合が良すぎる。リアルに陰腹の一つも切って出るならともかく。自分の任期も終わりになって多少あっても逃げ切れる態勢で言い出すあたりはまずは汚いものだ。


■ 「一自衛官の話」なんか聞かない

 「一自衛官として申し上げる」というのもみっともない話だ。統幕長として呼ばれ、統幕長の発言として取り扱われる場所でそれはない。

 統幕長の立場を利用しながら責任から逃れるものである。統幕長でございといったお膳立てのあとで一自衛官と逃げている。その場でなければタダのオッサンの言うことで誰も耳をかさない。

 本当にそう言いたいなら私服で新宿駅前でそう言えばよい。皆が見ているのは制服と階級章だけだ。統幕長の中身なんか誰も興味ない。誰も相手にしやしない。

 だが、それでは相手にされないから姑息な手を使った。「統幕長です」といって出て「一自衛官として申し上げる」といったふざけた振る舞いをした。「どうせ退職金は出るだろう」のみっともない発想の上で。


■ 党の軍隊がほしい

 それを喜ぶ政権もどうかしている。自分たちに擦り寄ってきたことから、味方認識で保護したのはそれだ。

 彼らは自分たちの価値基準に従順な自衛隊を優先している。法を守る自衛隊ではなく、自民党の理念に従い票田となる番犬がほしいということだ。

 その憲法改正で国防軍にすると言うが、それは嘘だ。本当にほしいのは党の軍隊なのだろう。

 だが、軍隊のわがままを一度許せば前例となる。以降もわがままを繰り返し国家を転覆する。

 これは戦前のとおりだ。政党政治は軍隊や右派を利用するつもりが軍隊や右派に操られた。


■ 独裁偏差値の低下

 さらに言えば戦前よりもなお悪い。

 戦前は政党も軍隊もエリートで頭が良かった。政党政治家は帝大卒、陸海軍は士官学校兵学校をでていた。

 だが、今日の内閣枢要は帝大も出ていないし、自衛隊も指揮官は防衛大しか出ていない。首相の偏差値でジッチャンよりも20-25は低いし、内閣書記官長と官房長官の偏差値も同じ程度の差がある。自衛隊の方も旧日本軍隊に比較して10-15は低い。

 同じ独裁をやらせるとしても、ヨリ頭の悪いことをしてくれるだろうよ。
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