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イプシロン打ち上げを祝うのもマヌケなものだ。
本日、打ち上げに成功した件だ。仔細は「イプシロン3号機、打ち上げ成功 鹿児島・内之浦」で示すとおりである。
だが、そのイプシロンには全く将来性がない。打ち上げ重量あたりのコストは欧州のベガよりも高い。インド開発中のPSLVの4-6倍の価格。ペイロードあたりの単価が3-5万ドル/kgする。ちなみにベガは1.8万、PSLVは大型のアリアン5やH-2AB同様の6500~9500ドルだ。
それを言及せずおめでとうベースなのは迎合である。
■ 日本ロケットに未来はあると言い出す航空宇宙ホニャララ
さらにいえば、イプシロンや日本のロケット打ち上げに将来性があるといい出す航空宇宙ホニャララはもっと不思議だ。
例えば大貫さんの発言がそれ。 イプシロンは将来性があるという。開発費を付ければ勝てるという。
実際には競争で勝てる見込みもない。それに投資をしろと主張してするものだ。しかも人口オーナスであえぐ国の貴重な予算である。
金を焼き捨てるようなものだ。「みちびき」同然の役立たずに金を捨てる結果にしかならない。JAXA等の宇宙開発詐欺に騙されている構図である。
■ 9000億円使った「きぼう」には見合うリターンはなかった
しかも、それが成長セクターであると信じ込んでいる点で性質が悪い。
では、日本は「きぼう」で何か利益を得られたのだろうか?
日本はフロンティアへの投資として「きぼう」に9000億の金を突っ込んだがリターンはない。また今でも「こうのとり」とやらに毎年300億突っ込んでいるがそれも慈善事業に過ぎない。
そこにあるのは「日本の技術力が認められた」みたいな国威発揚だけだ。そして「頭の弱い子がそれを喜んでくれる」効果しかない。
■ H-3とイプシロンはすべて失敗したほうがよい
日本のことを考えれば、今後H-3とイプシロンは全部失敗してもらったほうがよいということだ。
それで以降の無駄な投資が控えられるからだ。その分を高等教育の無償化や社会保障につかったほうがよい。
成功しても意味はない。先行するファルコン9の再利用には敵わない。さらに日本の投資規模だとそれに追いつくことも難しい。だからロケット打ち上げは早々に損切りして撤退したほうがいい。
■ 国は損するけど航空宇宙セクターは儲かるよね
まあ、国家が損しても航空宇宙セクターは儲かる構造ってのがアレだけどね。日本としては無駄金で大損だけどJAXAやら三菱はそれで儲かる。あるいはヨイショ仕事が回ってくるジャーナリストも儲かるかもしれない。原子力PAやら利益相反も見抜けないHPVヨイショの理系カルトライターみたいな連中は宇宙開発にもいるだろう。
このあたりは人の金使って東京オリンピックをやるのと同じだ。オリンピックで日本国中は損をするけど、建設土木セクターと広告業界は潤う。それと同じ構図である。
だから、航空宇宙セクターはイプシロンだのH-3だの推す。商機とみた売文屋もヨイショする。また科学技術ライターもその扇動にのってヨイショする御仁が出てくる。連中は公式発表と技術的成功に弱い。宇宙作家クラブのたぐいはまったくその類だ。婉曲にいえば発想が素朴ゆえに利用されていることに気づかない。
まあ、詳しい人こそ諌めるもんだがね。邦家のためとはそういうことだ。『宇宙開発と政治』の鈴木一人さんみたいな人がでてこなければならないのだけれども、なぜか理系からはほとんど出ない。お理工さん系のライターはヨイショしかしないのは不思議なものだ。
本日、打ち上げに成功した件だ。仔細は「イプシロン3号機、打ち上げ成功 鹿児島・内之浦」で示すとおりである。
だが、そのイプシロンには全く将来性がない。打ち上げ重量あたりのコストは欧州のベガよりも高い。インド開発中のPSLVの4-6倍の価格。ペイロードあたりの単価が3-5万ドル/kgする。ちなみにベガは1.8万、PSLVは大型のアリアン5やH-2AB同様の6500~9500ドルだ。
それを言及せずおめでとうベースなのは迎合である。
■ 日本ロケットに未来はあると言い出す航空宇宙ホニャララ
さらにいえば、イプシロンや日本のロケット打ち上げに将来性があるといい出す航空宇宙ホニャララはもっと不思議だ。
例えば大貫さんの発言がそれ。 イプシロンは将来性があるという。開発費を付ければ勝てるという。
大貫剛@ohnuki_tsuyoshi
とはいえ、PSLVやヴェガがちゃんと飛んでるんだから「打ち上げ数確保の目途が立たない」ってのもおかしな話。需要がないんじゃなくて、充分な開発費をつけてないだけ。イプシロンは初号機がVer0、2号機以降がVer0.9みたいな感じなので、Ver1.0を作らないといけない。
https://twitter.com/ohnuki_tsuyoshi/status/952828311473864704
実際には競争で勝てる見込みもない。それに投資をしろと主張してするものだ。しかも人口オーナスであえぐ国の貴重な予算である。
金を焼き捨てるようなものだ。「みちびき」同然の役立たずに金を捨てる結果にしかならない。JAXA等の宇宙開発詐欺に騙されている構図である。
■ 9000億円使った「きぼう」には見合うリターンはなかった
しかも、それが成長セクターであると信じ込んでいる点で性質が悪い。
大貫剛 @ohnuki_tsuyoshi
つまるところ、日本人が宇宙開発の意義を理解できない根源的な原因は、大企業病と同じだと思う。現在の枠組みが恒久的なものと思い込んで、いま自分が食べてるシノギをしっかり維持することが最善だと考えてる。新しい産業を創業して次の柱にしないといけないことをそもそも認識してない。
https://twitter.com/ohnuki_tsuyoshi/status/953451501468377088
では、日本は「きぼう」で何か利益を得られたのだろうか?
日本はフロンティアへの投資として「きぼう」に9000億の金を突っ込んだがリターンはない。また今でも「こうのとり」とやらに毎年300億突っ込んでいるがそれも慈善事業に過ぎない。
そこにあるのは「日本の技術力が認められた」みたいな国威発揚だけだ。そして「頭の弱い子がそれを喜んでくれる」効果しかない。
■ H-3とイプシロンはすべて失敗したほうがよい
日本のことを考えれば、今後H-3とイプシロンは全部失敗してもらったほうがよいということだ。
それで以降の無駄な投資が控えられるからだ。その分を高等教育の無償化や社会保障につかったほうがよい。
成功しても意味はない。先行するファルコン9の再利用には敵わない。さらに日本の投資規模だとそれに追いつくことも難しい。だからロケット打ち上げは早々に損切りして撤退したほうがいい。
■ 国は損するけど航空宇宙セクターは儲かるよね
まあ、国家が損しても航空宇宙セクターは儲かる構造ってのがアレだけどね。日本としては無駄金で大損だけどJAXAやら三菱はそれで儲かる。あるいはヨイショ仕事が回ってくるジャーナリストも儲かるかもしれない。原子力PAやら利益相反も見抜けないHPVヨイショの理系カルトライターみたいな連中は宇宙開発にもいるだろう。
このあたりは人の金使って東京オリンピックをやるのと同じだ。オリンピックで日本国中は損をするけど、建設土木セクターと広告業界は潤う。それと同じ構図である。
だから、航空宇宙セクターはイプシロンだのH-3だの推す。商機とみた売文屋もヨイショする。また科学技術ライターもその扇動にのってヨイショする御仁が出てくる。連中は公式発表と技術的成功に弱い。宇宙作家クラブのたぐいはまったくその類だ。婉曲にいえば発想が素朴ゆえに利用されていることに気づかない。
まあ、詳しい人こそ諌めるもんだがね。邦家のためとはそういうことだ。『宇宙開発と政治』の鈴木一人さんみたいな人がでてこなければならないのだけれども、なぜか理系からはほとんど出ない。お理工さん系のライターはヨイショしかしないのは不思議なものだ。
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