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軍隊の配備に不安を抱いている石垣島の人々に「配備されるのは戦車じゃありません。対艦ミサイルだから安心してください」というのはどうかしている。
これは大貫さんの発言である。そういえば基地への不安がなくなると考えるあたり斬新な発想だ。
■ 朝ごはんを食べた?を理解できないコミュニケーション不全
石垣の反対派は軍隊が来ることに反対している。そして、陸上戦力の表象として戦車の語を使っている。
それに対して「戦車は配置しないから安心しろ」といってどうなるのだろうか?
主張の内容はご飯論法でしかない。「[反対派は]『どうして戦車が配備されないと言い切れるのか」と聞くのだが、『戦車を配備する意味がないから』と答えると怪訝な顔をされる。本州でさえ削減している戦車を、あんな小さな離島に配備するなど意味が解らないレベルだが、そういう順でものを考えたことがない。」(大貫)はそういうことだ。
陸上戦力が来るニュアンスで「戦車がくる」といた意見に「あいつら頭悪い、配備するのは対艦ミサイルだ」(大貫)と返す発想はそういうことだ。朝ごはん食べた?の質問に対し、に対し、食べてない(「食ったのパンだし」)といったコミュニケーション不全そのものである。
■ 対艦ミサイルで制海権は確保できないのは「ミリタリーがわかる人なら説明するまでもない。」(大貫)だよね
さらにいえば「対艦ミサイルで制海権」というあたりもロックだ。「尖閣諸島・与那国島・宮古島周辺を射程に入れるSSMで制海権を確保する」「まあ、ミリタリーがわかる人なら説明するまでもない。機甲戦はしないw」(大貫)と、奴らはミリタリーがわかってないよねとwの字をつけている。
だが、SSMで制海権は確保できない。
まず、そもそも制海権の理解が間違えている。先島周辺での制海権確保とは中国は海面を使えず、日本は自由につかえる状況を意味する。そこでSSMで中国水上艦隊の行動を制約できたとしても、それで日本が海を自由につかえる状態とはならない。中国海空戦力は先島付近まで行動可能である。日本が対艦ミサイルで中国水上活動を制約できるように中国も対艦ミサイルで日本水上活動を制約できるからだ。
さらにいえば、SSMをおいても象徴的な価値しか持ちえない。潜水艦には通用しないし、本気で押し通るなら先島の上空制圧をしてしまえばいいからだ。上空を抑え続けられればミサイルは発射位置に展開できないし、発射できても直後に落とされる。そもそも日本側が中国艦隊を探知できなければ意味はない。
■ 30発50発のTOTで中国海軍の出入り口を本当にふさげると信じているのかね
そのあたりで中国海軍の出入り口を本当にふさげると考えるあたりもどうかしている。先島列島線はダーダネルスや津軽海峡のような狭水道ではない。そのようなところに配置した沿岸砲兵は艦隊行動を成約しえない。地積極小の島に配置した小規模部隊でたかだか30発50発のTOTをしたところで効果は期待できない。戦闘機防空圏で相当に減衰されるし、うまくすり抜けてもその数なら中華神盾で迎撃されるだけのはなしだ。
まーこのあたり、何かの付け所がフシアナ東京なんだろう。ホリエモンロケットが事業化できないことも見抜けずヨイショするあたりでもそう思うものだ。
これは大貫さんの発言である。そういえば基地への不安がなくなると考えるあたり斬新な発想だ。
大貫剛@ohnuki_tsuyoshi
石垣島には知人が何人かいて、中には左派の方々もいるのだが、彼らは「戦車が配備される」と真顔で言う。そんなことはあり得ないと説明するのだが、「元自衛官」などが石垣島で講演会を開いてそういう説明をするのだそうだ。反対するにしても、デタラメな情報ではなく客観的に反対してほしいと思う。
https://twitter.com/ohnuki_tsuyoshi/status/1019501345684971522
大貫剛@ohnuki_tsuyoshi
石垣島に陸自を配備する理由を順を追って考えるなら、尖閣諸島・与那国島・宮古島周辺を射程に入れるSSMで制海権を確保する、いわばスナイパーとしての役割だろう。そしてSSMを守るためのSAMと地上部隊。まあ、ミリタリーがわかる人なら説明するまでもない。機甲戦はしないw
https://twitter.com/ohnuki_tsuyoshi/status/1019506184359849985
大貫剛@ohnuki_tsuyoshi
戦車の話も、彼らは真顔で「どうして戦車が配備されないと言い切れるのか」と聞くのだが、「戦車を配備する意味がないから」と答えると怪訝な顔をされる。本州でさえ削減している戦車を、あんな小さな離島に配備するなど意味が解らないレベルだが、そういう順でものを考えたことがない。
https://twitter.com/ohnuki_tsuyoshi/status/1019505358300041218
■ 朝ごはんを食べた?を理解できないコミュニケーション不全
石垣の反対派は軍隊が来ることに反対している。そして、陸上戦力の表象として戦車の語を使っている。
それに対して「戦車は配置しないから安心しろ」といってどうなるのだろうか?
主張の内容はご飯論法でしかない。「[反対派は]『どうして戦車が配備されないと言い切れるのか」と聞くのだが、『戦車を配備する意味がないから』と答えると怪訝な顔をされる。本州でさえ削減している戦車を、あんな小さな離島に配備するなど意味が解らないレベルだが、そういう順でものを考えたことがない。」(大貫)はそういうことだ。
陸上戦力が来るニュアンスで「戦車がくる」といた意見に「あいつら頭悪い、配備するのは対艦ミサイルだ」(大貫)と返す発想はそういうことだ。朝ごはん食べた?の質問に対し、に対し、食べてない(「食ったのパンだし」)といったコミュニケーション不全そのものである。
■ 対艦ミサイルで制海権は確保できないのは「ミリタリーがわかる人なら説明するまでもない。」(大貫)だよね
さらにいえば「対艦ミサイルで制海権」というあたりもロックだ。「尖閣諸島・与那国島・宮古島周辺を射程に入れるSSMで制海権を確保する」「まあ、ミリタリーがわかる人なら説明するまでもない。機甲戦はしないw」(大貫)と、奴らはミリタリーがわかってないよねとwの字をつけている。
だが、SSMで制海権は確保できない。
まず、そもそも制海権の理解が間違えている。先島周辺での制海権確保とは中国は海面を使えず、日本は自由につかえる状況を意味する。そこでSSMで中国水上艦隊の行動を制約できたとしても、それで日本が海を自由につかえる状態とはならない。中国海空戦力は先島付近まで行動可能である。日本が対艦ミサイルで中国水上活動を制約できるように中国も対艦ミサイルで日本水上活動を制約できるからだ。
さらにいえば、SSMをおいても象徴的な価値しか持ちえない。潜水艦には通用しないし、本気で押し通るなら先島の上空制圧をしてしまえばいいからだ。上空を抑え続けられればミサイルは発射位置に展開できないし、発射できても直後に落とされる。そもそも日本側が中国艦隊を探知できなければ意味はない。
■ 30発50発のTOTで中国海軍の出入り口を本当にふさげると信じているのかね
そのあたりで中国海軍の出入り口を本当にふさげると考えるあたりもどうかしている。先島列島線はダーダネルスや津軽海峡のような狭水道ではない。そのようなところに配置した沿岸砲兵は艦隊行動を成約しえない。地積極小の島に配置した小規模部隊でたかだか30発50発のTOTをしたところで効果は期待できない。戦闘機防空圏で相当に減衰されるし、うまくすり抜けてもその数なら中華神盾で迎撃されるだけのはなしだ。
まーこのあたり、何かの付け所がフシアナ東京なんだろう。ホリエモンロケットが事業化できないことも見抜けずヨイショするあたりでもそう思うものだ。
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