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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
→ 新刊・既刊等はこちら

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2018.10
31
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04:00
Category : 未分類
 下関は「捕鯨は神聖な権利」なんだろうね。まあアレを選ぶ選挙区で市も「鯨類科学調査船団入出港の支援」 というくらいだからさもありなんといった話ではあるのだけれども。

 下関海洋科学アカデミー鯨類研究室長さんの記事もその雰囲気に満ちている。これは『みんぱく』11月号に掲載の石川創「鯨類と動物福祉」pp.4-5がそれだ。下関海洋科学アカデミー捕鯨研究室長さんなのだが、反捕鯨国による人道的なクジラ絶命措置にはついていけないといった部分ほかで反捕鯨への反感がにじみ出る文章になっている。

 このご時世に「反捕鯨国の主張はヒステリックだ」といった主張をしてどうなるものなのかね。世界では通用しないし日本でもほぼ通用しなくなっている。日本も「可愛そう」だけではない。だいたい無理押しして捕鯨するほうが損であることも理解されている。「科学アカデミー」を名乗りながらも、ナショナリズムにも近いいまさらの場違いな雰囲気を感じたものだ。

 下関なら通用するのかもしれないけど。新潟3区はロッキード事件以降も角栄を落とさないアレと同じ。しかもさらに平成の御代にもなって揉め事で火炎瓶という。さらに言えば今の市長さんはアレの秘書だったときているという。



 まあ、科学アカデミーという名前もちょっちね。

 まずは政治との離隔距離を完全に取れなかったソビエト科学アカデミーの印象は強い。ナウカだか大月だかのソ連科学アカデミー版の技術史読むとたまにMEによるととかでてくるのが驚いた。中身はロルトの工作機械の歴史と同じくらい面白いしエンゲルスの軍事論文集も面白いけどさ。

 さらには「疲労がポンと取れた」といわれたオフィス・アカデミーの印象もあるのでどうもねえ。過重な労働環境に陥っていた安彦さん(もちろん罪なし)にウェスト・ケープ・コーポレーションの社長さんが突然に勝手に有無を言わせず施術したといったアレの話。たしかに他所の自衛用武器がトカレフの時代にM203付きのM16で武装してたからスゴイとは思うけどね。
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2018.10
29
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05:45
Category : 未分類
 9月から溜まりっぱなしの雑誌記事を読んでいる。家では逃げる理由が立つので読めない。だから他出する。木曜、土曜にファミレスで3時間半づつ、日曜は午前はコメダ、午後はロイホ、深夜はデニーズでだいたい合計10時間程度長っ尻をした。関東労務層だからファミレスメシは少ない。夜飯くらいは最適のチャーシュ力でブッチャー辛味噌でもガッツリ食おうかと考えてたのに終わらないので食いでのない食事になった。それでも未読はまた3割くらい残っている。

 これは去年のGW以来の一括処理。余子道先生の抗日戦記事50本くらいとほかにも解放戦争での上海経済封鎖、蒋幇の大陸反攻関連記事で丸々一週間が潰れた件以来。解放戦争も蒋幇も記事にそう書いてあるからそのまま使う。一般的には国共内戦とか国府、台北あるいは蒋介石一味か。

 その中で『抗日戦争研究』(2018年2期)に民国の武器制定記事を発見した。高翔「1928-1935 国軍陸軍制式武器的選定」がそれ。

 最初はフランス系を多用するつもりだった。機関銃は重軽対空全部ホチキス、迫撃砲はストークスと仏式。独式は小銃と8ミリ弾くらい。モーゼル小銃は普及していたし8ミリ弾は日軍の6.5ミリよりも偉いからそれだけ残った。あと平射砲は聞いたことないオーストリアのベーラー44ミリ砲、BohlerだけどググるとOにウムラウトが付いてるからベーラーでいいと思う。

 それが後に変わる。まずコルト、ビッカーズ、ボフォースや仏式でもスナイダーが入る。そして後にはドイツ軍事顧問の影響がでる。

 だが、軽機関銃はチェコ機銃ZB26を選んだ。

 別の記事なんかではコピー生産の結果とされる。各地で勝手に模倣していたやつだが評判が良くて採用したようなことが書いてある。

 この記事にはその後も示されている。「正規に5000丁を輸入したら生産指導がついてきた。公差の提示、無条件生産を認めてくれた」とのことだ。相当に太っ腹なことだ。

 そして民国はZB26で軽機では日本を圧倒できた。それからすれば、この正規ルートの輸入は民国の戦況を多少なりとも救った救国契約なのだろう。なんせZB26は現地日本軍が欲しがるほどの武器であった。



 まあ、読んでいるといくつかのタネは見つかる。海軍工程学院学報の記事で示唆を得たのでチョット調べて、誰も言っていなければ急いで記事化して雑誌に載っけてくれと頼むことにする。多分、その骨格を作るのにウンウン3-4日悩むのだけれども。
2018.10
25
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12:57
Category : 未分類
 ホリエモンロケットは寄付も限界点にある。

 昨日、12時位にはじめてのテコ入れがあった。
堀江貴文(Takafumi Horie)@takapon_jp
観測ロケットMOMO3のクラウドファンディングもうすぐ終わります!「伝え方が9割」の佐々木圭一さんに書いてもらったコピーで動画つくりました。「ロケットには乗れなくても夢には乗れる」
https://camp-fire.jp/projects/view/90132 … https://www.facebook.com/takafumi.horie/videos/2486593494700553/ …
https://twitter.com/takapon_jp/status/1054974269661290497


 それにより期せずしてその効果を測れる形となった。記事で寄付人数と金額を控えておいたそれで24時間の差分が取れた形となった。

 その当初24時間の効果は、ざっと約35人で35万円である。昨日12時の段階、13,112,555円、寄付者691人だった、それが本日のお昼、12時半の段階で13,454,896円/724人である。

 あとは逓減する。24時間ごとに半減するとすれば、ブーストアップの効果は総計で70人で70万円である。多少のロングテールになっても新規寄付者の発掘効果は100人程度で100万程度だろう。2回目、3回目を繰り返しても新規寄付者の発掘効果は減る。


■ 今後は寄付も増えない

 そして、今後も寄付が増える見込みはない。

 失敗については昨日に述べたとおりだ。失敗すれば人心は離れる。これは昨日に述べた。失敗を恐れて慎重に進めれば興味は低下する。興味の持続を重視して短期間に打ち上げをしようとすると失敗の可能性が増えるジレンマにある。これも昨日述べた。

 その上、今のシリーズは成功してもおそらく長期的に寄付は減る。1回成功すればやはり興味は減るからだ。1回目の成功はニュースになるが2回目はニュースにならない。また1回目は挑戦だが2回目は惰性である。

 その上のマイクロサット投入ロケットまで、寄付者や潜在的寄付者の興味の持続が続けられるかは怪しい。難度は今以上となり、準備期間も今以上となる。なにせ今のロケットでも梃子摺っている。最初の一回の寄付でお金を集まるかもしれないがそれで終わる。

 逆にいえば、寄付でそこそこにお金を集める仕組みは「毎回1発成功」が連続しなければ成り立たなかったのだろう。それはある意味の自転車操業である。





■ (おまけ)大檀那が金を出し続けるか

 もちろん、大檀那のドナーで成り立っているので寄付は資金の主力ではない。

 ただ、それでいえばマイクロサット投入の段階まで大檀那が出資を続けれるかも検討する必要もあるけどね。

 各国が先行しており、価格や発射場の条件からすれば今のインシュリンテクノロジーは競争力はない。成功しても儲かるか分からない。

 その上、成功するかどうかも怪しい。所詮は夏のロケット団だからねえ。

 今は投資家ホリエモンの広告塔効果でやっている。だが、マイクロサット投入タイプのコストが広告塔効果で得られる利益をこえれば、話はなくなる。

 あるいは継続中として開店閉業にするかだね。一時期の、2005年位?の東芝の燃料電池ノートパソコンのアレ。やるやるといってやらない。あるいは東芝のようにアリバイ的に燃料電池だけを限定販売するようなやり方をするかだ。それで世間が忘れるまで広告塔効果の持続を狙うのが一番ではないかね。
2018.10
24
CM:7
TB:0
13:00
Category : 未分類
 ホリエモンロケットの寄付金集めが上手くいっていない。

 「続ける。宇宙への挑戦。みんなの力でMOMO3号機を飛ばそう!」は目標未達に終わる様子である。24日正午において残期限6日間でありながら達成率48%、13,112,555円、寄付者691人である。

 なによりも全二回から後退している。第1回目は22,710,333円/734人、第2回目は28,426,500円/924人であった。

 明らかに勢いは低下している。ホリエモンは嫌いでもない。だが、ロケットをヨイショする(自称)航空宇宙クラスターは農奴にして地球所払いの上、火星で芋ほりさせればよい。そう考えている筆者にとっては嬉しい限りである。


■ 人心ははなれつつある

 まずは人心が離れたということだ。

 そもそも事業としてまず不健全である。見返りなしの寄付金を受けてロケットを打ち上げようとしている。利益確保の見込みはないし、その際の利益配分もない。ただし、それは趣旨ではない。だから置いておく。

 ただ、寄付金を溶かしておいて神妙な顔しないのは敵対だ。寄付金を貰って打ち上げに失敗しておいて「『失敗した』ことが分かったことが成功」と言い張るアレだ。まずそれで寄付者は離れる。金を呉れてやる相手ではないと考える。

 さらに言えば「彼らのロケットに成功の見込みはない」とも判断された部分もある。2回やって駄目、しかも1回目よりも初期段階で失敗した。その点では後退にも見えるものだ。もちろん、どの段階で失敗するかは相当に分散している。だが、事業としての不健全性も見抜けずに夢で寄付するような寄付者である。そのあたりの理解や納得は薄い。


■ 将来はヨリ困難となる

 では、今後はどうなるか?

 ホリエモンロケットの前途は暗い。100km到達を成功させても次の段階の試練がある。マイクロロケットによるマイクロサット投入までには相当数の段階がある。それを超えられるか。さらにそれを解決するための試射数を確保できるか。まずは無理だ。

 さらにいえば事業化も厳しい。他国の事業は経済的見通しの元で進められている。そしてマイクロサットの投入段階に至っている。ホリエモンロケットは出遅れており、しかも経済性での有意もない。完成しても市場シェアをとれない。その点でも見通しは暗くなる。

 寄付金集めも同じように暗い。どーやっても次の段階に進まない。進んでもまた停滞する。そのような計画には爽快さはない。寄付による達成感も得難い。檀那面の自慢(ちなみに檀那は印欧語期限でドナーと同源同意義だ、)もできないような寄付集めには参加したがらない。だから今よりも減る。

 寄付だけに関してはジレンマっぽい部分もある。打ち上げ間隔を広げれば成功率は上がるが寄付は減る。打ち上げ間隔を狭めれば寄付は増えるが失敗のおそれが増える。そして失敗すれば人心も離れる。


■ 実際は大檀那もうまくいかないとみているかもしれない

 会社存続にとってホントの致命的な影響は大檀那の心算だけどね。大檀那が離れれば事業は終わるからだ。

 実際にはすでに見放しているのではないかとみている。インターテラテラテクノロジーだかインステラーテラテクノロジーについて「技術的見込み」なしとみているのではないかと疑っている。

 ただ、ホリエモンはそれを認められない立場にある。まずホリエモン唯一の目玉事業である。また失敗により投資家としての事業選球眼の傷を負う立場にある。だから失敗しても未来はあると強がりをいわなければならない。

 だから「うまくいっている」と振る舞っている。そのように見えるものだ。


■ MOMO3号が失敗したら新世界菜館だよね

 そのあたりもインスリンテクノロジーに期待している寄付者の類、(自称)航空宇宙クラスターとやらは見ようとしていないなとね。

 そしてMOMO3号さんとやらが失敗しないかと乞い願う原因でもある。ホリエモンさんは嫌いでもないが、(自称)航空宇宙クラスターは嫌いなので彼らが落胆する姿を見たい。表面上だけ「貴重なデータが」と強がってもその内心に打撃を受ける姿、信仰が揺らぐ姿を見たいからだ。

 その時はいいことあったねと新世界菜館に行くことにする。普段は上が咸亨酒店か揚子江菜館でぼっち飯だが、MOMO3号が首尾よく失敗したら新世界菜館で3皿くらい頼もうかとね。

 あそこは敷居が高くてボッチには入りにくいものだ。そのため勇気がある。MOMO3号さんが失敗してくれたらボクも新世界菜館でぼっち飯の勇気を出す。だから打ち上げに失敗して欲しいものだ。
2018.10
17
CM:2
TB:0
04:23
Category : 未分類
 この一週間、ズーッとイージス・アショアが(おそらく)しくじる根本理由はなにかを考えていたのだけれども

 国会図書館から神保町に歩いている間に概要を思いついた。なんつーか六匹の猿が尻尾を繋いで輪っかになる夢の用な感じ。

 その上で神保町で石川好先生をお見かけした。同じ本屋に居合わせること二軒で、二軒目の会計でヒョッコリ頭を下げた。日中友好系の寄り合いの際にたまたま隣に座られたので背格好は覚えていた。

 家帰って、それからウンウン唸ってもっと抽象化して、それを使って導入部というか全体構造が深夜4時ころに書けて、それで嬉しくなって「そいや石川先生をお見かけしたわ」と思い出して今に書いている。
2018.10
14
CM:7
TB:0
22:10
Category : 未分類
 ミリタリー関連の記事は「誰が言った」がやたら多い。役所がそういった。会社Aはそういった。会社Bはそういった。会社Cはそういった。そのたぐいに満ちている。

 そして、筆者の主張や結論がない。「これからも目が話せない」のたぐいだ。そもそも問題意識の提示もない。ちなみにこれらは「白紙の主張」と呼ばれる。まずは電信記事とよばれる類、短報と呼ばれるニュースの集積にしかならない。

 その主張、結論のない立場から批判されるのは不思議なものだ。

 ならば「将来の戦闘機数は何機になるか?」を提示すべきである。「何年ころには戦闘機数は何機となる」と、概数や推測でもよいので見通しを示す。

 その上で「軽戦闘機の導入はない」と主張すべきである。


■ パイロット飢饉はない

 さらにいえば論理も飛躍している。「人口減からパイロットの数維持できない。だから戦闘機は減る」は相当に乱暴な説明だ。

 確かに2050年にかけて人口は減少する。自衛隊員に適する生産年齢人口は7500万から5000万に減る。その点で隊員募集は厳しくなる。

 だが、そのままの数字をパイロット要員数に割り当てるのは不適当だ。

 まず自衛隊員は優先順位から海空に傾斜配分される。空自の4万5000人がそのまま3万人になるわけではない。そもそも志願でも空自は一番人気だ。

 また、その中でもパイロット要員は比較的容易に充当できる。パイロット希望者そのものは多い。航空身体検査や素養を緩和しエリミネートも減らせば現状のパイロット要員数は満たせる。

 ホントに困ればパイロットを事務に配置しない方法もある。パイロットの上級司令部や本省勤務を減らす。今以上に高年齢でもよいので飛行部隊と飛行直にとどめておく。そうすれば要員数のでショートもない。

 いずれにせよ「パイロットが足りないから戦闘機は減らす」事態は実際には出来しがたい。必要がある配置はどうやっても配員する。潜水艦乗りは足りないが潜水艦は増やしている。当然ながら、戦闘機他のパイロットは不人気な潜水艦以上に配員は容易となる。





 まー「LCCが自社養成を始めた」も転職市場からパイロットが払底しただけの話で、人口減でパイロット希望者がいなくなったわけでもないよね。だって自社養成にあてるような「空を飛びたい」奴はいる、あるいは集める見込みを立てているわけだから。それこそ薄給でもアニメーターは揃うアレとパイロットは同じ構造だし、アニメーターどころじゃない給料だせばね。
2018.10
14
CM:4
TB:0
20:03
Category : 未分類
 「『ラジオのソニー』は終わる」がアップされました。前々から書きたかった中身で、ようやく書いて「不断と違う中身だから掲載しないでもいい。時節モノじゃないからいつでもいいです」とお願いしていた中身です。

 よければ御覧ください。

 納戸のどっかにICF-5800(小四のときの貰い物)とICF-SW1もあるはずなんですけどね。写真を撮る段になって見つからなくて小学校六年製の時に新品で買ったICF-7600Dが最古のラジオになってます。ゼネガバとかは話が面倒になるので抜きました。

 ここ一週間ほど農業労働者をしてたので腰がどーも。知り合いの百姓(農業経済のPh.Dもち)の家のお爺さん(この人も、もともと経済学の教授)が膝を痛めて手術入院で、人手がないので米の収穫を手伝ってました。

 基本は輸送要員ですけどね。Ph.Dが朝から7条刈り?で刈って2台の軽トラに交互に米を積んでいく。昼前に己が手伝い行って軽トラを倉庫まで運んで3トントラックにホニャララ?トン積む。Ph.Dが昼飯食ってる間にカントリーエレベータまで行って納品して戻る。午後にもっかい3トン積んで往復したり場合によれば倉庫内パレットの巨大袋に籾を入れる。一部は籾摺りまでやって夕方前に終わりですね。

 Ph.Dのおかみさんはその間に軽トラ輸送の手配や直販米の配達と農協販売所に出すブルベリーの処理。だいたい3トンやらフォークは女性は慣れないからねえ。

 11月には別の手伝いもしないといけない。大豆と落花生の収穫、ドイツ農場のポーランド人のアスパラガス処理ユニットみたいな仕事ですね。実際はレーキで集めて豆だけバイーンって取るやつに突っ込むだけだと思うけど。

 まあ、以前はコピー誌作るの手伝ってもらってたからお互い様で。また対価に米100kgとか貰っても処理に困る。呑助なら、どぶろくにして飲むもあるけど己は下戸だから。
2018.10
12
CM:0
TB:0
21:28
Category : 未分類
 世間には商道徳というものがある。出入業者は出入り先で喧嘩口論はしない。下請は元請の製品に文句は言わない。そんなものだ。

 もちろん法律でも何でもない。職業倫理にすぎない。だから自分も住んでいる村に大砲打ち込むのも自由といえば自由だ。また奴には仕事が来ないと侮りたいなら侮ればいいだろう。

 まあ、請元の認識が違う可能性も大だけどね。

 己は納品したあとで金をもらえる相手を商売相手と考えている。あとは知らない。

 ただ、その上に大元請がいると考えているのかもしれない。そこに忠節を示している。ならば殿の一大事と存分に忠義を尽くせばいいだろう。

 けれども己はそこから金は貰えない。やはりどうでもいい話だ。
2018.10
05
CM:8
TB:0
04:29
Category : 未分類
 ようやく納品終わって時間ができたので少々。

 東電サポーターの松浦晋也さんが「朝日は東電の敵、福島民友は事実を伝える新聞」と言い出した。

名称未設定 1
松浦晋也‏ @ShinyaMatsuura
この件に関しては、福島民友は大変良い仕事をしたと思う。朝日は東電を攻撃したいという気持ちが事実の報道よりも先行していることがバレた。東電は、広報体制にまだまだ甘さがあり、しかも巨大組織故の面倒さを相変わらず抱えていることが見えた、というところか。
https://twitter.com/ShinyaMatsuura/status/1046029367288070144


 これは「三重水素以外は全部抜いた処理水です」のウソがバレた件についての松浦さんの反応だ。

 時系列で並べると次の通り。「また東電が嘘こきやがった」と朝日が正しく指摘した。その後に東電が言い訳をした。その言い訳を福島民友新聞が無批判で「これが真相だ」と報道した。その後に松浦さんが上の発言をした。そのような順番である。


■ 東電の広告宣伝費の影響を想像できない不思議

 だが、そこには想起すべき疑問がある。

 なぜ福島民友が無批判となったのか? 朝日が批判できて福島民友が批判しなかった理由は何か? だ。

 答えは簡単である。福島民友の経営は東電広告費に依存しているからだ。だから東電や原発への批判は鈍る。

 だが、松浦さんは疑問も浮かずその構造に気づいてもいない。世間ではすでに指摘されている広告費コントロールといった仕組みをご存じない。

 だから、朝日と福島民友の態度差を善悪でしか理解できない。「朝日は東電を攻撃したいという気持ちが事実の報道よりも先行していることがバレた。」(松浦)はそれを示している。


■ 「東電は、広報体制にまだまだ甘さがあり」(松浦)と言い出す

  その上で、さらに広報体制の不足を指摘している。 「東電は、広報体制にまだまだ甘さがあり、しかも巨大組織故の面倒さを相変わらず抱えていることが見えた、というところか。」(松浦)がそれだ。

 「東電は、広報体制にまだまだ甘さがあり」(松浦)とは何をイメージしているのだろうか? 

 電力会社をサポートしたい立場から「公明正大な広報が足りない」と主張したいのだろう。

 だが、電力会社の広報体制はダーティである。繰り返すがこれは従前からいわれている。やっていることは地方紙を広告費で支配する。首長、県会、市会を金銭・非金銭でコントロールするといった「広報体制」である。

 それからすれば普通は「もっとダーティになれ、朝日を広告費で買収しろと言い出すのか」といわれる主張でしかない。

 そこには世間との乖離がある。自己認識と世間の認識が合致していない。理系ダイスキお理工さんの皆様は非理系的な世界への興味や理解は高くはない。それを伺わせる主張である。


■ 本当に空間線量を問題視するならALPSをもう一段つくるだろ

 そもそも、言い遁れ感満載の東電公式発表を鵜呑みにするのも不思議である。

松浦晋也‏ @ShinyaMatsuura
つまり、ALPSによる汚染水処理は、敷地境界の空間放射線量が年間1mSvとの条件を早急に満たすため稼働率を優先で運用。結果処理水には取り切れない放射性物質が残っていたということ。そのことはWebにどわっと出ている資料で明記されていた。
https://twitter.com/ShinyaMatsuura/status/1046025250591236096


 東電の言い訳「敷地境界の空間放射線量が年間1mSvとの条件を早急に満たすため稼働率を優先で運用」(松浦)は信じるに足りるだろうか? 

 そんな殊勝な心がけが東電にあるならALPSあるいは類似設備の処理段数を増やす。能力が足りないなら2セットにすればいい。時間もある。フクシマの事故からすでに7年が経過している

 東電がそれをしなかったのは「世論工作で希釈放出を認めさせればどうとでもなる」と多寡をくくったものだ。原子力セクターは「トリチウム水は水で薄めれば無害」の方向に持っていこうとした。それを前提にすれば、不十分処理水も「どうせ水で薄める。希釈後に法令基準値を満たせればいい」と考える。外部負経済下ではそれが合理的な発想となるからだ。


■ ロケットや飛行機や原子力は富と繁栄をもたらすと信じ込む科学技術版のカーゴ・カルト

 だが、松浦さんを首魁とする航空宇宙クラスター(自称)は、そのあたりを読み解けない。航空宇宙産業や原子力のような巨大科学技術には一切批判をしない。担当官庁や企業のいうことをそのまま信じる。

 科学技術に対しカーゴ・カルトに似た信仰をもっている。ロケットや飛行機や原子力といった富と繁栄をもたらすと信じ込んでいる。その中心の世代もロケットや原子力が時代の華であった60年代生まれのラララ科学の子である。だから将来性が疑問のマイクロ・ロケットの打ち上げに熱狂し、どうみても安全性に余裕がない宮崎アニメを模した自作飛行機、ガッチャマンの科学忍法火の鳥となれば周辺民家に迷惑を掛けかねない飛行機を称揚する。航空宇宙の裾野が広がれば日本も月ロケットの類を作り大儲けできる、科学技術の世界一等国になる。そう信じている。

 スタンスが信仰なので企業や担当官庁の科学技術投資の目論見や公式発表は神託のように疑わず信じる。構造が信仰と同じなので全て真に受ける。東電の発表を批判的に読み解けず全肯定するのも当然である。

 信仰ゆえに反する情報は全て遮断する。見て見ぬふりをする。国産ロケットや国産航空機について実現可能性や経済性の劣位の指摘について連中は絶対に触れない。それで明らかだ。実現可能性や経済性の議論の土俵に乗らない。自分たちのなかで神託を振り回して「嘘だ」と唱和するだけだ。

 松浦さんは原発報道で広告宣伝費の影響に気づかない。これは最初に述べたとおりだ。

 それもこの自発的情報遮断の結果である。東電の神託は常に正しい。科学技術への社会的信頼を揺るがす意見は全てデマであると信じ込んでいる。それが原発であれば放射能デマと非難する。「善男善女は耳を貸すべきではない」として邪教処理するのである。



■ オマケ

 まー、お理工さんたちによる「デマ」って評価って結局は「不信心者奴!」だよね。「事実や理屈で正しくない」ではない。「素晴らしい原子力発電への批判は許さない」といった科学技術信仰の敵って意味なんでしょう。神仏基のいずれのご宗旨でもいいけど、「死後の世界はない」「死後復活しない」に集会で寺社教会に集まった原理主義の皆様が「デマだ」といってるのと同じ構図。
2018.10
02
CM:20
TB:0
11:51
Category : 未分類
 JAPAN IN DEPTHで「海自潜水艦は海南島中国戦略原潜を狙う 」https://japan-indepth.jp/?p=42290が公開されました。

 要は海南島アプローチです。こないだの海自潜水艦の南シナ海行動について、「航行の自由は欺瞞だよ」といった内容です。今月の『軍事研究』で書いた中国戦略原潜を狙ってるんだよといったものです。

 まー、米国のやってる航行の自由作戦にしても裏では何やってるかわかんないけどね。航行の自由、もともとは通商の自由の確保で人工島12マイル以内を通過する裏で、米潜水艦は海南島12マイル以内とか入ったりSDV使って水中センサー盗んだりしているとは思うよ。

 そのあたりで米国あるいは日米は国際法をとか言っているのを見てると、まあお人好しだよねと。前に南シナ海の仲裁審判で中国は負けから正当性を失うみたいな発言と同じでピュアだよねと