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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
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2019.04
30
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13:14
Category : 未分類
東奥日報にコメントが載りました

 「三沢沖墜落のF35A 日米、大掛かりな捜索も長期化」にコメントが載りました。
・ https://www.toonippo.co.jp/articles/-/184981
  WEB東奥日報です PCだと登録必要/スマホはそのままで読めます
・ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190428-00000001-webtoo-l02
  ヤフージャパンです
よかったら御覧ください。

■ 質問は一番の秘密と海流の影響

 これは「一番の秘密はなにか?」「海流の影響はどれくらいであるか?」について尋ねられたものです。

 前者は「ESMデータベースと脅威判定のロジックと重み付け、でも多分自動消去される」「だからやはりESM、レーダ、システム、ステルス技術」と答えて「ソフトウェアが最重要だけど多分消えてるからハード」と答えた中身です。

 後者は、ほぼ「海流は表層を」以下の部分です。同じことを言った海自関係者がいるとのことで間違いではなかったと安堵しています。

 あとは、従来に外海であった墜落機改修の事例を挙げました。
外海に墜落した飛行機の捜索では94年の浜松沖が陸岸から50km、95年の宿毛沖が島から20km、91年の三沢沖の米軍爆弾投棄捜索が天ヶ森から12kmです。他にも投入艦船や乗員は墜落飛行機の捜索が専門でもないので、これも捜索を難しくする原因だと思います

記事の「過去の自衛隊機を見ると、墜落地点が海岸から20~50キロ程度と比較的近かったため今回ほど[捜索]範囲も拡大しなかった。」は短くキレイに要約されたと思います。


■ 中露は回収しない、は書きませんでした

 あとは「実際には中露は回収に来ない」とも付け加えようかと思いましたが、記事趣旨からはズレるだろうなと考えてそれは書きませんでした。

 ヨーロッパ正面ならともかく極東ロシアではそれは無理です。

 中国は海底落下物の回収は日本EEZ内ではそもそもやりません。沖ノ鳥島とか東シナ海大陸棚のように領域主張はできません。さらにいえば中国政治はああ言われてはいますが一種の文治主義、徳治主義もある。*1 大義名分も立てられずに他国領域で事故機を奪うことはしません。もちろん自国領域に落ちれば回収して解析するでしょうけど。



*1 なんか甘い。というか学級会の正義みたいな建前論を持ち出して、それを押しとおすようなシンプルさがある。例えば中印紛争や中越紛争も勝ったあとで自分から後ろに下がっているからねえ。
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2019.04
29
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TB:0
22:39
Category : 未分類
 日本軍の将兵は中国での乱暴狼藉ではまず裁かれない。

 そもそも起訴されない。軍法会議は日本軍が日本軍人を裁く。日本軍内や日本軍人への犯罪は困るから一生懸命に裁く。でも、戦場となった中国で虐殺をしても強姦をしても強盗としても日本軍も日本人も困らない上、部隊や日本軍、日本の悪評になるから一切起訴しない。

 仕組からして軍隊に甘い。軍法会議は軍内の法務士官が検事役となる。起訴するしないは日本軍の都合で決まる。さらにいえば検事が検事総長の指揮監督をうけるように法務士官は軍司令官の指揮監督を受ける。法務士官が起訴すると決めても司令官がNGをだせばオーバーライドされる。

 裁判は不告不理である。検事が起訴しなければ裁判にはならない。またその犯罪で起訴しなければ裁判も対象としない。以上は軍法会議制度の常識だ。

 だから日本軍の非行記録に占領地の乱暴狼藉は載らない。ネトウヨは日本軍が軍機厳粛だった証拠だと言い出すのはこのあたり全く無知だからだ。

 そして、それは中国側にも指摘されている。彭程さんの『軍事歴史研究』の記事がそれである。*1

 これは「掃討」に従事した日本軍非行記録の紹介である。58師団が新四軍と戦った際の記録を提示したあとの最後の余論として次のように既述している
発現一个奇怪現象:日軍対其士兵常年在外(尤其是対当地居民)犯科的厳重罪行諸如焼殺搶掠等、進行記載並形成的報告極少[中略]日軍十分重視其対内的紀律建設、意在借此保持戦闘力、而極度忽視対外的紀律建設、甚至対他們来説、其士兵対中国人民犯罪、根本不是在”違反紀律”。
彭(2019)p.124



■ 家屋全焼くらいもみ消せばいいのにね

 まあ軍法会議制度を抜きに説明するとそうなるということだ。

 そして、その記事の中を見るとまあ大したことはない。一等兵が酔っ払って中隊長をぶん殴ったとかお金ちょろまかしたといった話。前者は当たり前だが軍法会議は回避されていて訓戒で済んでいる。まあ自衛隊でもよくあるどうしようもない話。

 厳しい話は自傷行為。映画の二百三高地で出てきた右手の指を飛ばすアレだ。あとは夜間交戦中にはぐれて彷徨ううちに部隊に帰る気力がなくなった兵隊。これらは軍法会議送り方である。読んでいて気の毒でしょうがない。

 ただ、面白い話はあるもの。それは失火の罪なんだが、一等兵三人が仲良くお酒を飲んでいた。アルコール濃度が高い白酒4合だから業務用ストロングゼロどころの比ではない。泥酔してぶっ潰れる。そして灯油ランプの火を消すのを忘れて、それが木造紙張りの現地接収の建屋に引火し、都合悪いことに水源まで1kmあるので、おそらく全焼したといった話。

 でも誰も死んでいない。このあたりで一種の笑い話だ。火災部署で在隊者は一味同心して物件を搬出。ガスマスク11ヶを除けば武器も無事、損害も300円程度でしかない。思想性もないし、喧嘩でもない、軍規への挑戦でもない。中国人民も死んでいないし、家屋接収はともかく非人道、非合法の行為の影響はうけていない。


 でも3人は営倉7日。よほどアレでクソ真面目な指揮官が罰を与えたのだろう。本来はもみ消すべき案件だからだ。*2

 そして、とばっちりは留守隊長の少尉さん。監督責任で営倉3日を貰っている。まあ責任といえば責任なんだが、耐燃性や防火用水が準備できないところでは搬出成功、人的被害なしでむしろ褒めてもよいはずである。

 あるいはこの少尉さんが上級部隊にホントのことを言ったせいでもあるかもしれない。「新四軍の襲撃と判断して飛び起きたところランプが転がって引火」とでもいっておけば新四軍のせいにできただろうし、新四軍も日本軍の営舎を焼く戦果を挙げたことにできてWin-Winだと思うけどね。


*1 彭程「1942年日軍第五十八師団在与新四軍作戦期間士兵内部違反報告」『軍事歴史研究』135(国防大学国家安全学院,南京,2019)pp.114-124

*2 あるいは軍法会議を回避するための便法かもしれないが
2019.04
29
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TB:0
04:19
Category : 未分類
 須賀原洋行さんの主張は不思議だ。明石順平さんの「実質賃金が低下した」への反論として「名目賃金が上昇した」と述べているからだ。

明石順平@junpeiakashi
アベノミクスの失敗は一つのグラフで簡単に説明できる。
つまり,
①増税と円安で物価(赤)が急に上がったが
②名目賃金(青)の伸びが物価の伸びを大きく下回ったので
③実質賃金(緑)が急落し
④消費(黄)が超冷えた
要するに,生活が苦しくなっただけです。
https://twitter.com/junpeiakashi/status/1122357569731694592


須賀原洋行@tebasakitoririをフォローします
ベアと賃上げを5年連続実現し、名目賃金、総雇用者所得が伸びたが、物価目標を設定したのと消費税増税で物価が上がったのと雇用者数激増によって定年後の再就職や若者の就職・主婦のパート職等(賃金は低め)が増え、消費者物価指数で割られる実質賃金が下がっただけで、生活は全体に良くなったと思う
https://twitter.com/tebasakitoriri/status/1122412100511338497



■ 論理をなしていない反論

 その反論は極めて難解である。須賀原さんが難しいことを言っているわけではない。まずは140字で一文であること。なにより、文内の文節同士のつながりが全く論理をなしていないことだ。

 その筋悪は次のように中略をいれて縮小すれば明快となる「[中略]名目賃金、総雇用者所得が伸びたが[中略]実質賃金が下がっただけで、生活は全体に良くなったと思う」(須賀原)


■ 実質賃金が下がればベアも賃上げもないもんだ

 その上で述べれば誇る点も不思議である。須賀原さんは「ベアと賃上げを5年連続実現し、名目賃金、総雇用者所得が伸びた」と低能宰相のアレ経済を褒めるかのような記述をしているからだ。。

 実質賃金が低下している状況下で名目賃金の上昇は成果となるだろうか?

 ならない。賃下げでしかないからだ。1000%のインフレ下に200%の賃上げがあっても、それは給料4/5のカットである。それを給料を2倍にしたと誇るのは、まずはお気の毒としかいえない。


■ 名目賃金すら「(賃金は低め)」なのに「生活は全体に良くなったと思う」(須賀原)

 さらにいえば、被雇用者数の増加で対抗できると考えているフシも見受けられる。「[被]雇用者数激増によって定年後の再就職や若者の就職・主婦のパート職等(賃金は低め)が増え」(須賀原)の部分だ。

 だが、それも「生活は全体に良くなったと思う」(須賀原)の主張を支持する理由とはならない。

 「定年後の再就職や若者の就職・主婦のパート職等(賃金は低め)が増え」(須賀原)は「定年後の老人や主婦がパートをしなければならなくなった」とも読める。

 なによりもいずれの雇用も「(賃金は低め)」(須賀原)と述べている。名目賃金ですら低賃金で働かされることは果たして「生活は全体に良くなったと思う」(須賀原)なのだろうか。


■ 「実質賃金が下がっても生活は苦しくなったとは言えない」(須賀原)

 須賀原さんの独特な実質賃金感は次のツイートでも見られる。

須賀原洋行@tebasakitoriri
明石さんが提示する数値は正しいし、読み取り方も間違っていないと思うが、生活が良くなったか苦しくなったかは実質賃金の数値では計れないと思う。一番大きいのは新卒が売り手市場になり就職に困らなくなった事じゃないかな。あと、定年後にも職がある事。前政権ではこれが困難で、好転したのは確か。
https://twitter.com/tebasakitoriri/status/1122418255212077056


 このうちの「生活が良くなったか苦しくなったかは実質賃金の数値では計れない」(須賀原)の部分である。

 つまり、実質賃金の低下は生活が苦しくなったことを示さないと述べているのである。

 もちろん、生活が良くなったか苦しくなったかには多面的な評価軸がある。その要素は経済や経済以外でもいくらでもありうる。

 だが、「実質賃金が下がった」ことは「生活が苦しくなる」一大要素である。また実質賃金が下がったことで生活がよくなることもない。


■ 団塊世代が労働市場から抜けたから新規就業者数が増えただけ

 ちなみに、須賀原さんはここでも就業者数増加を持ち出している。これも明石さんの「アベノミクスの失敗」に対する反論のつもりなのだろう。「前政権ではこれが困難で、好転したのは確か。」(須賀原)の部分からそれは汲み取れる。

 だが、それはアレ政権の功績ではない。新規就業者数増加やより細かく大学卒業時の内定率上昇は人口モデルで説明がつくからだ。夏の時期には気温があがるようなもので今の政権の成果ではない。
2019.04
27
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04:33
Category : 未分類
 原発汚染水の海洋投棄に対する批判に加藤AZUKIさんが次のように述べている。
25mプール満杯の水にペットボトル1本の醤油を流して、塩味を感じられたり血圧が上がったりする超感覚の人、なかなか減らないなー。
https://twitter.com/azukiglg/status/1121533565831827456


 では、水銀を含む工場排水を海洋投棄しても同じことを言うのだろうか?

 なお、発端と加藤AZUKIさんほかの反応は以下のとおりである。

80年型の教条的リアリスト

 
 そのメンツをみると不破雷蔵さん、moltoke◆Rumia1pさんとまずは加藤AZUKIさんの同等品である。「環境保護や平和運動といったサヨクっぽい連中を冷笑にする俺らってリアリストだよね」という教条的リアリストの方々だ。ちなみにその教条は80年代の保守論壇のままで何の進歩もない。その後の現実社会の変化を認識できていない。その点でお気の毒な自称リアリストの皆さんである。

 その反論の的外れぶりも奮っている。毒物、放射性廃棄物を投棄する無責任への批判に対して「薄まるから影響はない」的外れの反論をしている。加藤AZUKIさんは超感覚云々ともいっている。

 彼らはアマゾンの大河にアマルガム法由來の水銀を廃棄する行為にも、その行為に怒る原住民にも同じことをいうのだろう。「アマゾン川に10gの水銀を流して、水銀中毒になる超感覚の人、なかなか減らないなー」と。
2019.04
17
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07:39
Category : 未分類
 70歳以上の厚生年金の保険料支払い義務にみんなが怒っているのだけれども。

厚生年金加入、70歳以上も 厚労省が納付義務を検討 受給額を上乗せ
2019/4/15 23:47日本経済新聞 電子版
保存 共有 その他
厚生労働省は会社員らが入る厚生年金について、一定額以上の収入などがある場合、70歳以上も加入して保険料の支払いを義務付ける検討に入る。現在は70歳未満としている保険料の納付期間が長くなるため、受給できる年金額は増える。健康寿命は延び続けており、将来に備えて長い期間働く高齢者が増える可能性がある。

厚労省は今年、公的年金制度の健全性を確認する5年に1度の検証作業を実施する。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43565480Q9A410C1MM8000/


 べつに金儲けしているやつに年金を負担させるのは悪くはない。従業員として一定以上の収入があるなら年金負担はあるべきである。また現に比較的額が大きい厚生年金と共済年金をもらっているヤツなら、とって当然だと思うけどね


■ 厚生年金と共済年金から奪うしかない

 問題となるのは国民年金である。あまりに額が小さく老人が困窮する原因だからだ。

 対して厚生年金と共済年金はそうではない。結構もらえる計算である。

 それを年金問題、老人困窮問題として一緒くたにするのは混同の誤りだ。上の記事への怒りはそれに見える。

 実際に問題解決すべきは国民年金である。社会を安定させるには金額は少ない。だが闇雲に増額するのも難しい。勤労世代の負担やら財政がきつすぎる。

 その点からすれば 厚遇されている厚生年金と共済年金から金を引き上げるべきではある。そうしないと国民年金が持たない。その点で受給者でも働いしている老人に厚生年金を負担させるのは悪くはない。


■ 課税して国民年金に回すのがいちばんよくないかね

 ただ、焼け石にみずでしかない。

 本来ならガッチンコが望ましい。

 でも国保と厚生年金と共済年金と軍恩の合体は難しい。貰っているヤツが大反対するからだ。

 それなら厚生年金と共済年金に90%の税金かければいいんじゃないかね。国保相当額、月6万6000円を超える分には9割課税、とった税金は国民年金、厚生、共済の受給者で頭割りして分配する。

 国保の無理は相当に緩和するはず。調べるのが面倒なので調べてないが戦後生まれが扶養者コミで国民年金、厚生、共済が2:4:1で、月あたり6万6000、15万円、20万円とすればだいたい国民年金で13万円超、厚生と共済で14万と15万くらいになるんじゃないかね。後二者は退職金がある。きちんと貯金しとけば極端には困らないでしょう。

 そうすれば最貧層は嵩上げされる。あとはBIと生活扶助でどうにかなる。また、一度均した上での補助なら現役勤労世代の負担も減る。たぶんそれが一番いい。
2019.04
16
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TB:0
03:38
Category : 未分類
 一時、帝国議会の上奏や建議を地引網していたことがある。

 古い帳面で探しものをしていたらその頃のメモを発見した。昭和14-15年の『帝国議会 衆議院 上奏・建議・決議・同義・質問 七十五帝国議会』で気になる項目を拾ったもの。

 その一つが四国帝国大学の件。徳島に作る話であったらしい。メモに「可決」とあるのは建議を可決した意味だろう。帝国議会が建議しても政府はそれを実施する義務はない。

 もう一つが「脊椎骨調整医師法規制定二関スル決議案」。提出者は福島の栗山博さん。カイロプラクティクスなんだが、はあま師は医師でないのに新参のカイロプラクティクスを医師相当とかどうかしている。10年前にもそう考えたことを思い出したよ。
2019.04
14
CM:6
TB:0
14:51
Category : 未分類
 ニセ科学バスターとやらはお理工さんの癇癪なのだろう。「科学的に正しいのにボクの主張が通らない」で怒っているのはそれだ。

 よく見れば主張が通らないのは別の理由がある。例えば単に御本尊の説得力が低い。主張が成立する余地もないのを見極められていない。影響力がない。はっきりとノーと言わない。そういったものだ。

 しかし、お理工さんはそれを放置して「科学的に誤っている」だけを言い立てる。それは彼の属する理系カルトの中では共感は得られるのだろう。

 ただ、もともと主張しても通らない人の話である。その意見に価値があるといった印象はうけない。せいぜいが「ああそうだね」で終わりだ。


■ 単なるマンション組合内での政治敗北でしょ

 謎水さんの磁気防錆批判はそれだ。
謎水@nazomizusouti
マンションに謎の水装置を導入されてしまった被害者です。
ニセ科学の注意喚起を拡散しています。
ウェブサイト移転しました。
https://nazomizu.com
https://twitter.com/nazomizusouti/status/1100367541271027712


 マンション組合での話である。イカサマ磁気防錆の導入を非科学的だと主張したのだが受け入れられなかった内容だ。

 その中身をみれば説得力や行動力での敗北だ。マンション組合での多数派形勢に失敗した。あるいは提出案件の拒否に失敗した。その程度である。さらに言えば公的機関への救済を求めるばかりで自力での抵抗も不徹底であるようにみえる。
https://nazomizu.com/html/comic/main/images/page_0010.jpg
https://nazomizu.com/html/comic/main/images/page_0056.jpg

 結論は「そんなに嫌なら区分所有なんか住むな」で終わる。1戸あたりで5万10万の負担だから払って忘れる。積立からの支出なのでその支払拒否ができなった。それを悔やむなら区分所有はやめるだけの話である。


■ それって「科学で折伏できない」のフラストレーションだよね

 だが、謎水さんはその後にニセ科学であると昂ぶっっておられる。

 内容はあまり意味はない。イカサマ磁気防錆はイカサマであると述べているだけ。そんなの周知なので買わなければいい。あるいは鰯頭で信じているのだからほっておけばよい。別に人体には害はない。

 そして、そこにあるのは癇癪である。本来は「買うな」で終わるはずだ。なのに「科学的に正しくないものが否定されないことは許されない」で一貫している。「科学的に正しいのにボクの主張が通らない」のフラストレーションの表出に尽きている。*

 まずは特異な世界認識を感じざるを得ない。この地球は科学的正しさだけで回っているわけではないし、社会は科学的正しさだけで動いているわけではない。そこに原理的科学主義の教義で世間が動かないことを訴えている。まずは世界認識の差異を感じるものだ。




 お理工さんのニセ科学批判・啓蒙ってアレ気な宗教の勧誘に似てるんだよねえ。「宇宙大稲荷大明神さまの奇跡の数々を説明しているのに教団に興味を持ってもらえない」とか「死後のお稲荷世界の素晴らしさを聞いても入信してくれない」みたいな。相手が神秘話を聞いてくれないことへのフラストレーションの表出とか、神秘理論を理解しないのは日本人の神秘リテラシーが低いからですみたいな合理化とかね。
2019.04
10
CM:11
TB:0
12:53
Category : 未分類
 自動車レースとオリンピックは似ている。熱狂するのは途上国だけだ。

 自動車レースはモータリゼーションが進行中の国で人気がでる。途上国の国民は自動車とナショナリズムの高揚を欲しがる。かつての貧乏人は車を欲しがる。かつての貧乏国は他国の自動車チームに勝つことでナショナリズムを満足させるからだ。

 成熟した国ではさほどの人気もない。飽きられてしまい一部の好事家が好むだけとなる。60年代日本のように子供までが熱狂することはない。今の日米欧はその程度である。


■ エアレースはそれ以下

 エアレースはそれ以下である。常人には飛行機を所有したがる感情はない。その点で自分で買って運転できる自動車ほどの興味は惹かない。ナショナリズムを刺激する効果しかない。

 だから短期で飽きられる。目新しさがなくなれば終わりだ。

 レッドブルの曲芸大会はまったくそれだ。実際に興行は焼畑農業的である。固定した都市を巡回する形ではない。ジプシーのように各国を巡回する形である。同じところではすぐに飽きられる構造にあるのだ。

 そもそも世界大会もおこがましい。自社で10人の運転手を集めて団体を作っただけ。インディのプロレス団体と変わらない。それで世界大会を名乗り決勝云々は間抜けでしかない。

 当初は目新しさでナショナリズムを刺激できる。自民族の運転手が一等賞とれるかどうかが話題になる。

 だが、やっていることはタダの曲芸飛行であり、実態はインディのプロレス団体の世界大会である。

 だから人気は落ちていくのである。


■ 欧米では人気は凋落している

 これはファン層の偏りで明らかである。大貫剛さんによれば、曲芸運転手の発言に反応するのは日本人だけとのことだ。つまり日本以外の人気は凋落しているのだ。

レッドブル人気なくなる
大貫剛@ohnuki_tsuyoshi
ションカ選手のTweetに反応してるのが全員日本語アカウントってのが、レッドブルエアレースの日本での人気が特別だってことを物語っているよな…
https://twitter.com/ohnuki_tsuyoshi/status/1115629661596176384


 「レッドブルエアレースの日本での人気が特別」(大貫)とは、日本以外では人気がないということだ。従来の巡業国は焼畑しきったのである。


■ 日本でもそろそろ飽きられる

 もちろん、日本での人気もそろそろ終わる。飽きがくるからだ。

 実際に観客動員数は着実に減っている。15年には12万人を動員した。それが3年後の18年には7万人に減っている。今後は採算がとれなくなるだろう。

 その点で日本での焼畑農業もそろそろおわる。そのうち日本から撤退し中国や東南アジア、中央アジアや湾岸地域、将来的にはアフリカや南米に引っ越すのだろう。

 もちろん、それ以前にも人が死ねば終わる。運転手がしくじる。他人を巻きこむの他にも
熱中症で何人か死ぬでも終わるだろう。金とって海岸に押し込む。直射日光に晒す。そして飲み物を安価に提供しない。何人か死んでも不思議はない話である。


■ 逆に言えば、人が死ぬスリルもないからねえ

 まー、でもホントのスペクタクルって人が死ぬことだよねえ。エアレースも10回に1回ほど人が死ぬような危険があれば人気は出ると思うよ。安全なTVの前に座ってコーラを飲みながら現実で人が死ぬかどうかのスリルを提供できればすごいことになるだろうね。それなら己もケシカランとか言いながら見る。悪趣味と目を両手で覆いながら指の間から見る。

 でも、何もおきないからね。その点でもレッドブルはすぐに飽きられる内容でしかない。

 まあ、最下位あるいは優勝者を○して神に捧げるようなアステカ方式ならね。それならあの退屈な曲芸飛行でもサッカーや野球でも見る。

 オリンピックもそうすればいい。「メダル競争で優勝できなければ元JOC会長の卑属を族滅する」なら喜んで見るし、どのゲームでも対戦国を応援するね。
2019.04
05
CM:12
TB:0
19:28
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 なぜ、日本軍隊の武器の「里帰り」は人の金をアテにするのだろうか?

 武器を見世物にする完全な私的商売である。そのランカイ屋商売の資本となる武器はランカイ屋が投資として買うべきである。

 それにもかかわらず寄付を求めている。綺麗事をいってマニアあるいは世間に金を無心した。人の金で好奇を引く兵器を買う。それで里帰り云々である。

 だが、実際は見世物としての金儲けの算段であった。これは飛行機の前例や売却話をみればそう判断できる。


■ 金もないのに戦車を買う話を真に受けるべきだろうか?

 95式軽戦車でも同じ話が進められている。「『九五式軽戦車』を日本人の手に取り戻す」と題し「日本の技術遺産の歴史」云々と、また例によってクラウドファウンディングと言い出している。(https://readyfor.jp/projects/type95HA-GO

 だが、金もないのに戦車を買うような話を真に受けてよいものだろうか。「「九五式軽戦車」を日本人の手に取り戻す。修復、里帰り計画」の最初に掲示された文章には「金は無いけど戦車を買う話を進めているよ」とある。

しかし本来、日本の遺産は日本で保存すべきです。決して、日本人にその"能力"がないわけではないのです。
先達の失敗に学び、私たちは今度こそ、成功事例を作りたい。
10年越しの準備を経て、あと必要なのは、買い取りの資金だけ。
残された時間はあとわずか。
今回、支援が集まらなければ、私たちの買い取り権利は失われ、車両はロシアのマニアか中東石油王の手に。そして日本の防衛技術遺産保存は、また10年、遅れをとることになるでしょう。
https://readyfor.jp/projects/type95HA-GO


 「10年越しの準備を経て、あと必要なのは、買い取りの資金だけ。」とは不思議な表現だ。まずは、10年やっていて金の目処がついていないことを示している。また、金も準備できないでいて「あとの準備は整っている」という強心臓である。


■ もし、「公的博物館」ができなかったらどうするのかね

 さらには実現性も相当に怪しい。

 なぜなら計画に言い訳があるからだ。図版として示された将来計画の線表には「防衛技術博物館(御殿場市に公営として建設計画中)が完成すれば、ついに日本へ里帰り!」とある。

計画線表

 もし、「防衛技術博物館(御殿場市に公営として建設計画中)が完成」しなかったらどうなるのだろうか?

 ボービントンのパレードとやらで走行お披露目して計画は終わりにも見える。展示場所がなく、輸入も難渋するだろうためだ。

 特に公的機関が絡まなければ戦車の輸入は容易ではない。砲や機銃を外しても外為法上は武器である。そのため経産大臣の許可が必要だからだ。

 その点で線表の「防衛技術博物館(御殿場市に公営として建設計画中)が完成すれば」は注目すべきである。現地で戦車が買えたからといって必ずしも日本に戻るわけではない。そのような言い訳にも見えるためだ。


■ 道楽は中東やロシアのお大尽に任せるのが筋

 なによりも道楽である。旧日本軍隊の戦車を持ち帰り動かすというのは趣味でしかない。本来は模型マニア向けの道楽である。1/1のプラモが動きますよ程度の意味しかない。

 本来はお大尽がやることだ。それなら問題はない。どんなに金を無駄遣いしても、わけのわからない取引をしても誰も口をはさむことはできない。

 それを寄付で賄おうとするからおかしくなる。醵金を募るため、さも社会的に価値あるように言い立てるあたりで怪訝となる。

 人の金で自分の道楽をやる浅ましさがそこにある。まずは不首尾に至ることを望むばかりである。





 ま、自衛隊か靖国社に納めるならわからないこともないけどね。
 ただ、自衛隊ももらってもあまり喜ばないし、いまの靖国は政治的にどうしようもないのはおいても、宗旨からして戦闘に参加した車両でもなければ由来も縁起もないタダの鉄屑だけどねえ。
 あとは、無理に1億だすよりも例の少年戦車兵神社の保管を先に進めたほうがいいんじゃないかね。錆落としや戦車の外観を整頓し、密閉式の展示保管庫を奉納するにしても2000万もいらないでしょ。地元の神社にある戦車を大事にしないで海外の戦車によくわからない金額を突っ込むって話はどうよとは思うね。
2019.04
02
CM:12
TB:0
10:39
Category : 未分類
 新元号が令和に決まった。 今上天皇の 御退位により 皇太子殿下が5月1日に 御即位される。その際に平成が令和に改元されることとなる。

 だが、令和の年数は平成の治を超えない。新憲法下において 御退位の先例が生まれ慣例となるためだ。天皇制は定年制となる。結果、 皇太子殿下が百歳を超える 御長寿を全うされても相当以前に 御退位される。つまり令和の治世は定年制により終わる。70歳定年なら最短12年、85歳定年なら最長27年となる。

 これは何を意味するだろうか?

 元号は今後、実用性を喪失する。定年制により次の次の元号、ポスト令和はさらに短く、おそらく5年で終わる。つまり令和とポスト令和の2代の 御治世は合計して最短16年、最長31年となる。頻繁な改元対応を避けるため元号利用は儀礼場面を除けば使われ難くなる。そう予想できる。

小さく_生前御退位の定年年齢と元号の期間

 
■ 令和は最長27年

 「令和は何年続くだろうか?」

 従前であれば不敬の発言である。明治憲法により 天皇は終身現役が定められた。定年や予備役は存在しなかった。そのため元号期間の予測は 崩御の予想となるため口にはできない問題であった。

 だが、今回の 今上御退位により状況は変化した。次の元号についての議論や予想は禁忌ではなくなった。当然、その期限を予想することもタブーではない。

 その前提に立って予想すれば、令和は最短12年から最長27年である。 皇太子殿下もおそらく定年制度の前例は踏まれる。その定年年齢を70歳とすれば令和は12年、85歳とすれば27年となる。

 令和の 御治世は平成の 御治世を超えない。そう予測できるのである。

 
■ 定年年齢の引き下げは必至

 その上でポスト令和を予測すると5年となる。まずは 文仁親王殿下は 皇太子殿下の5歳年下でいらっしゃる。そして同一年齢での 御定年となればポスト令和は5年だ。また宮廷は前例主義で動くため一番ありうる年数である。

 この計算では令和とポスト令和は32年となる。85歳定年制を前提とすればそうなる。

 ただし、定年年齢の引き下げにより短縮される可能性は高い。

  御定年年齢の引下議論は必至だ。85歳定年はあまりに過酷だ。 御退位後を楽しんでいただくためには80歳定年とすべきだ。あるいは75歳、70歳とすべきといった話は必ず出てくる。

  今上の85歳定年を維持する必要もない。なにより 悠仁親王殿下がいらっしゃる。無理に 治世を長引かせる必要もない。その点で 御退位は差し支えない。

  また制度上のハードルも低い。宮廷は前例主義で動くとは述べた。だが、 御歴代の事例を拝見すればより若年での 御退位例も多い。また他国王室の例も宮廷でいう勘例となりうる。

 
■ 令和と、ポスト令和は16~31年

 それからすれば令和と、ポスト令和は極めて短くなる。 今上天皇の 御定年が85歳、 皇太子殿下の 御定年を80歳と仮定すれば令和は22年だ。そして、 文仁親王殿下の 御定年も80歳ならポスト令和は5年となる。その場合の合計期間は暦年で26年である。

 この年数予想26年は 悠仁親王殿下の 御即位年齢との相性もよい。令和とポスト令和が22年であれば 悠仁親王殿下は39歳で 御即位される。 明治大帝は14歳、 昭和帝は25歳と比べて若年ということはなく、 今上の55歳 皇太子殿下の59歳よりもお若く公務が 御負担となるお年でもない。

 実際には合計はさらに短くなる。定年年齢はさらに下る可能性は高い。オランダの ベアトリクス女王の例に倣えば75歳定年である。その際には合計22年となる。70歳定年もありえない話ではない。その場合は合計16年だが 悠仁親王殿下の 登極は29歳であり違和感はない 御年齢だ。

 
■ 元号利用は儀礼に限定されるようになる

 いずれにせよ今後20年から30年の間に改元は2回ある。令和とポスト令和の合計は最短16年最長でも31年が限りとなるからだ。

 その結果、どうなるか。世間では元号をなるべく使わない選択がなされる。国民の 皇室へ敬慕や天皇制の支持にかかわらずそうなる。

 実際に兆しは見えている。今回の改元により表示はともかくシステム内部での元号利用は完全になくなった。また書類も西暦ベースが進んでいる。公的な免許証ほかも西暦が付され始めている。今後はそれがさらに進む。

 なによりも元号は年数計算がしづらい。元年は0年ではなく数えで1年、しかも1月1日始まりでもない。さらに複数年号をまたぐ必要性も増える。当然ながらそれは避けられる。

 また、改元や新元号が予想不可能な点も要因となる。今回は改元1ヶ月前まで次期元号は公表されなかった。本来なら昨年中に発表しても差し支えもない内容だ。だが、意図してそうされたのだ。

 その点からすれば保守派の振る舞いは元号殺しであった。次元号の秘匿が「天皇制の威厳を保つために必要」と時代遅れの主張があった。そしてその影響により将来の元号利用が低調となったのだ。しかも 今上は 御退位の理由として皇位継承に伴う国民生活の混乱回避を挙げられていた。その 大御心にも背く主張である。この点も保守派による次元号秘匿は没理非漢の振る舞いであった。

 

 * なお、本記事は従来は不敬であった元号期間の予測を行うものである。もちろん今回の 生前 御退位により予測は不敬ではなくなっている。だが、従前感覚から 皇室への敬意を欠くものと誤解される虞れがある。その疑いを避けるため意図して闕字として一文字を下げた。
2019.04
01
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23:27
Category : 未分類
 コミケ医者で有名なCalci@Calcijpさんが退位批判をしている。

コミケ医者譲位
Calci@Calcijp
これだけ批判されても「譲位」と言わないで「退位」と言い続けるNHKなんざ天皇制廃止の最右翼でしょう。
https://twitter.com/Calcijp/status/1112708812023033856

和田政宗や産経あたりが言っている退位は敬意が足りない、譲位と言えの口真似なのだろう。

 だが、肝心の正式名称が退位なんだよねえ。今回の御退位は「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」に基づいている。これは内閣提出法律案が成立したものだ。また宮内省の発表をみても退位になっている。例えば「天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典準備委員会(第2回)」に宮内庁が作成,提出した資料」 だ。

 そこで「『譲位』と言わないで『退位』と言い続けるNHKなんざ天皇制廃止の最右翼」(Calci)は滑稽でしかない。それなら内閣や国会、宮内庁に代表される日本政府も「天皇制廃止の最右翼」(Calci)なのだろう。

 まあ、医者は結構ね。本人連は体の一部は良いと考えている。けど、結構その部位はあまりそうではない方も多い。Calciさんもそれではないのかな。

 そして保守の言っていることは正しいと思っている。地元名士やオタクコミュニティーなんかそうなんだが、ライト・イズ・ライトの発想にある。

 だから参詣あたりのオウム返しをする。本人はそれが正解だと信じ切っている。医者家系で医者になることに特化した丸暗記の受験競争に還暦になってもハマったまま。だから自分で考えられない。正解探しをして、正解を口にするのが正しい態度だと考えている。「退位は敬意が足りない、譲位と言え」の口真似は全くそれである。