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なぜ、日本軍隊の武器の「里帰り」は人の金をアテにするのだろうか?
武器を見世物にする完全な私的商売である。そのランカイ屋商売の資本となる武器はランカイ屋が投資として買うべきである。
それにもかかわらず寄付を求めている。綺麗事をいってマニアあるいは世間に金を無心した。人の金で好奇を引く兵器を買う。それで里帰り云々である。
だが、実際は見世物としての金儲けの算段であった。これは飛行機の前例や売却話をみればそう判断できる。
■ 金もないのに戦車を買う話を真に受けるべきだろうか?
95式軽戦車でも同じ話が進められている。「『九五式軽戦車』を日本人の手に取り戻す」と題し「日本の技術遺産の歴史」云々と、また例によってクラウドファウンディングと言い出している。(https://readyfor.jp/projects/type95HA-GO)
だが、金もないのに戦車を買うような話を真に受けてよいものだろうか。「「九五式軽戦車」を日本人の手に取り戻す。修復、里帰り計画」の最初に掲示された文章には「金は無いけど戦車を買う話を進めているよ」とある。
「10年越しの準備を経て、あと必要なのは、買い取りの資金だけ。」とは不思議な表現だ。まずは、10年やっていて金の目処がついていないことを示している。また、金も準備できないでいて「あとの準備は整っている」という強心臓である。
■ もし、「公的博物館」ができなかったらどうするのかね
さらには実現性も相当に怪しい。
なぜなら計画に言い訳があるからだ。図版として示された将来計画の線表には「防衛技術博物館(御殿場市に公営として建設計画中)が完成すれば、ついに日本へ里帰り!」とある。

もし、「防衛技術博物館(御殿場市に公営として建設計画中)が完成」しなかったらどうなるのだろうか?
ボービントンのパレードとやらで走行お披露目して計画は終わりにも見える。展示場所がなく、輸入も難渋するだろうためだ。
特に公的機関が絡まなければ戦車の輸入は容易ではない。砲や機銃を外しても外為法上は武器である。そのため経産大臣の許可が必要だからだ。
その点で線表の「防衛技術博物館(御殿場市に公営として建設計画中)が完成すれば」は注目すべきである。現地で戦車が買えたからといって必ずしも日本に戻るわけではない。そのような言い訳にも見えるためだ。
■ 道楽は中東やロシアのお大尽に任せるのが筋
なによりも道楽である。旧日本軍隊の戦車を持ち帰り動かすというのは趣味でしかない。本来は模型マニア向けの道楽である。1/1のプラモが動きますよ程度の意味しかない。
本来はお大尽がやることだ。それなら問題はない。どんなに金を無駄遣いしても、わけのわからない取引をしても誰も口をはさむことはできない。
それを寄付で賄おうとするからおかしくなる。醵金を募るため、さも社会的に価値あるように言い立てるあたりで怪訝となる。
人の金で自分の道楽をやる浅ましさがそこにある。まずは不首尾に至ることを望むばかりである。
ま、自衛隊か靖国社に納めるならわからないこともないけどね。
ただ、自衛隊ももらってもあまり喜ばないし、いまの靖国は政治的にどうしようもないのはおいても、宗旨からして戦闘に参加した車両でもなければ由来も縁起もないタダの鉄屑だけどねえ。
あとは、無理に1億だすよりも例の少年戦車兵神社の保管を先に進めたほうがいいんじゃないかね。錆落としや戦車の外観を整頓し、密閉式の展示保管庫を奉納するにしても2000万もいらないでしょ。地元の神社にある戦車を大事にしないで海外の戦車によくわからない金額を突っ込むって話はどうよとは思うね。
武器を見世物にする完全な私的商売である。そのランカイ屋商売の資本となる武器はランカイ屋が投資として買うべきである。
それにもかかわらず寄付を求めている。綺麗事をいってマニアあるいは世間に金を無心した。人の金で好奇を引く兵器を買う。それで里帰り云々である。
だが、実際は見世物としての金儲けの算段であった。これは飛行機の前例や売却話をみればそう判断できる。
■ 金もないのに戦車を買う話を真に受けるべきだろうか?
95式軽戦車でも同じ話が進められている。「『九五式軽戦車』を日本人の手に取り戻す」と題し「日本の技術遺産の歴史」云々と、また例によってクラウドファウンディングと言い出している。(https://readyfor.jp/projects/type95HA-GO)
だが、金もないのに戦車を買うような話を真に受けてよいものだろうか。「「九五式軽戦車」を日本人の手に取り戻す。修復、里帰り計画」の最初に掲示された文章には「金は無いけど戦車を買う話を進めているよ」とある。
しかし本来、日本の遺産は日本で保存すべきです。決して、日本人にその"能力"がないわけではないのです。
先達の失敗に学び、私たちは今度こそ、成功事例を作りたい。
10年越しの準備を経て、あと必要なのは、買い取りの資金だけ。
残された時間はあとわずか。
今回、支援が集まらなければ、私たちの買い取り権利は失われ、車両はロシアのマニアか中東石油王の手に。そして日本の防衛技術遺産保存は、また10年、遅れをとることになるでしょう。
https://readyfor.jp/projects/type95HA-GO
「10年越しの準備を経て、あと必要なのは、買い取りの資金だけ。」とは不思議な表現だ。まずは、10年やっていて金の目処がついていないことを示している。また、金も準備できないでいて「あとの準備は整っている」という強心臓である。
■ もし、「公的博物館」ができなかったらどうするのかね
さらには実現性も相当に怪しい。
なぜなら計画に言い訳があるからだ。図版として示された将来計画の線表には「防衛技術博物館(御殿場市に公営として建設計画中)が完成すれば、ついに日本へ里帰り!」とある。

もし、「防衛技術博物館(御殿場市に公営として建設計画中)が完成」しなかったらどうなるのだろうか?
ボービントンのパレードとやらで走行お披露目して計画は終わりにも見える。展示場所がなく、輸入も難渋するだろうためだ。
特に公的機関が絡まなければ戦車の輸入は容易ではない。砲や機銃を外しても外為法上は武器である。そのため経産大臣の許可が必要だからだ。
その点で線表の「防衛技術博物館(御殿場市に公営として建設計画中)が完成すれば」は注目すべきである。現地で戦車が買えたからといって必ずしも日本に戻るわけではない。そのような言い訳にも見えるためだ。
■ 道楽は中東やロシアのお大尽に任せるのが筋
なによりも道楽である。旧日本軍隊の戦車を持ち帰り動かすというのは趣味でしかない。本来は模型マニア向けの道楽である。1/1のプラモが動きますよ程度の意味しかない。
本来はお大尽がやることだ。それなら問題はない。どんなに金を無駄遣いしても、わけのわからない取引をしても誰も口をはさむことはできない。
それを寄付で賄おうとするからおかしくなる。醵金を募るため、さも社会的に価値あるように言い立てるあたりで怪訝となる。
人の金で自分の道楽をやる浅ましさがそこにある。まずは不首尾に至ることを望むばかりである。
ま、自衛隊か靖国社に納めるならわからないこともないけどね。
ただ、自衛隊ももらってもあまり喜ばないし、いまの靖国は政治的にどうしようもないのはおいても、宗旨からして戦闘に参加した車両でもなければ由来も縁起もないタダの鉄屑だけどねえ。
あとは、無理に1億だすよりも例の少年戦車兵神社の保管を先に進めたほうがいいんじゃないかね。錆落としや戦車の外観を整頓し、密閉式の展示保管庫を奉納するにしても2000万もいらないでしょ。地元の神社にある戦車を大事にしないで海外の戦車によくわからない金額を突っ込むって話はどうよとは思うね。
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