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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
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2019.05
23
CM:8
TB:0
13:53
Category : 未分類
 5月ころには電離層反射以上が出やすい。普段は短波しか反射しないのに超短波も反射することがある。九州で韓国のTVがみられるといった現象すら起こりうる。

 それが先程発生。12時58分から13時06分にかけて87.5Mhzで中国語放送が聞こえた。車の「シガレットから電波とばすMP3」を外したところ雑音ではなく放送がはいっている。それも中国語。

 1分程度雑音混じりに安定して、1分程度聞こえなくなる程度、FMの特性上では限界ではそうなる。

 家に帰って周波数を調べると、珠海交通音乐广播が87.5と出る。まあ、あまりにも遠いので東北あたりの市广播あたりだろうとは思うけどね。ちなみにワッチ中に周波数をすこしづつずらして調べるとやはりピークは87.5Mhz、そして87.3MhzのCityFMさいたまと88.0Mhzの日本語放送局とは別だった。


■ マコーミックの刈り取り機械

 あと、Eスポだけではなんなので。

 岩波で予告がかかった映画、第一次世界大戦フランスの銃後で女だけで農家を切り盛りする話。

 昨年103歳で死んだ婆さんがまったくそれだった。母方の爺様は暦年で13年、年数計算で10年チョイ徴兵されたままで+シベリア2年だった。その間にそれなりの広さがある自作農の田んぼを婆さんはあんま働かない義理の両親と3人で切り回していた。

 だから戦争中のことはあんま覚えていなかったという。実際にあんまり話さなかった。硫黄島で死んだ弟(孫から見れば大叔父、多分、海軍の年少兵)の話も聞かず葬式で初めて聞いた。



 ちなみに上を再生して始まるカットで「マコーミックの刈り取り機械?」と思った。マコーミック製ではないだろうけど畜力式の刈り取り機械ではないかと思う。でも予告でトラクターも出てくるんだけどね。(今、再生して見返したら「マコーミック」って書いてあるね)
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2019.05
22
CM:6
TB:0
01:50
Category : 未分類
 男にはつらい映画だとわかっていても見なければならないことがあります。

 岩波ホールで『ニューヨーク公共図書館』を見てきました。ホント、3時間25分の恐怖でした。ノンフィクションとしての面白さがあり、寝たりすることもなくはしませんがやはり長いものです。



 ですが、あることに気づいてからはそれが吹っ飛びました。

 それは「いいこと映画ではない」ことです。「ほんわか」した「いいこと映画」ではなく、組織が生き残りを掛けて変化し、生き残っていく話であるということです。

 その点で宣伝ほかと映画の本質は完全に異なっています。この映画についての最大の発見はそれでした。


■ ニューヨーク図書館は偉い! の事前紹介

 事前の映画紹介は、ほんわかしたいい話です。宣伝等の紹介ではニューヨークの図書館が頑張ってる。偉い。就職援護やっている。偉い。新しいアメリカ人のためのコーナーとしてグリーンカードのとり方の本おいている。偉い。モバイルWIFIでインターネットの普及やら年寄りにパソコンやダンスを教えている。偉い。そんな内容です。

 でも、実際の内容は「ニューヨーク図書館がどう生き残るか」です。映画は現場と幹部職員の会議シーンを行ったり来たりします。そして、そこでのたしかに現場のシーンはほんわかしたいい話です。対してもう一つの幹部職員の会議のシーンは「如何に市から金をぶっこ抜くか」といった話に終始しています。

 幹部会議のシーンをみれば「市民のためのいいこと」も組織が生き残るための手段にみえます。市民を図書館の味方につける、マイノリティを図書館の支持者とする、将来の有権者の子供を図書館のファンにする。そうともとれるわけです。実際にそうなのでしょう。

 もちろん、やっていることはいいことです。世間の人の役に立つことをしています。その点で悪いことしているといいたいわけでも、奴らは銭ゲバといいたいわけでもありません。


■ 政府自治体の図書館じゃないからね

 なぜそうなるか?

 ニューヨーク図書館は政府施設ではないためです。あくまでも公共図書館のわけです。親方星条旗ではない。ほっておいてもお金はもらえないというわけです。

 変化し、努力しなければ生き残れない。それが新しいサービスを提供する動機となるわけです。市民を図書館の味方につけなかれば滅びる。あるいは衰微する。そのような危機感があるわけです。

 ですから、直接に日本の図書館と比較できるわけではない。ニューヨーク公共図書館を出して「アメリカの図書館は」「対して日本の図書館は」の出羽守は通用しないということです。


■ 「議会図書館あるじゃん」

 なお、他にも勘違いしやすい要素もあります。米国最大の、あるいは米国図書館の首席であるといった理解です。

 その規模や建築の格式、稀覯書から日本人観客はそう勘違いしやすいでしょう。ジェファーソンの草稿といったあたりです。

 でも、米国図書館の筆頭はあくまでも米議会図書館です。ニューヨーク公共図書館ではありません。ハーバード大学やカリフォルニア大学もあるわけです。該当するのは広尾の都立中央図書館あたりでしょう。


■ 黒人文化研究所ほか

 黒人問題のウエイトが大きいことも特徴でしょう。現場のシーンで黒人問題は歴史的な奴隷制度を含めて4回でてきます。セネガルの奴隷で大儲けする王族と奴隷防衛機に反対する宗教指導者、黒人文化研究所の資料が奴隷解放運動で裁判資料として使われた、カール・マルクスによる奴隷制度評価とリンカーンへの書簡、そして教科書問題です。

 一番最後の教科書問題は日本と同じです。かつて奴隷制度があったことを隠したい意図がそこにある。マグロウビルの教科書には「黒人はアフリカから労働のためにやってきた」とある。その記述は英国からの年季奉公人の扱いよりも軽い。そのような内容です。アメリカ版の扶桑社教科書みたいなものなのでしょう。

 ちなみにその教科書はテキサスで売れているとのこと。日本でもアレ系の市長やアレ系の議会やアレ系の文部副大臣が力を発揮できる地域でアレ系の教科書が押し付けられるのと同じでしょう。


■ 音楽におけるシミュラクラ効果で狼と香辛料になってしまう

 どうでもいい内容とすれば、木管楽器の演奏会ですかね。図書館の演奏会で演奏家4人が中世っぽい音楽をピーヒャラしているのですが、どっかで聞いた感じかと思ったら狼と香辛料のBGMそっくりという。それに気づくと以降は香辛料にしか聞こえないという。

 なんといいますかね。シミュラクラですか。毒蝮が出囃子に「WHIPPED CREAM 」を使われた結果、元の音楽の価値は完全に上書きされる「毒蝮三太夫のミュージックプレゼント」にしか聞こえなくなるアレですね。




 21日に見に行ったのですが午前午後が混んでいるとのことで夕方6時15分の回にしました。観客は30人位、1時間前にチケット買ったら5番でした。映画が終わるのは21時50分ね。あとは背広が多いのは図書館関係者が見に来ているとかTRCあたりがチケット大量購入したのではないかと見ています。
2019.05
18
CM:4
TB:0
22:14
Category : 未分類
 菊池誠さんが殊勝なご発言をしていらっしゃる

菊池さんの殊勝なご発言
kikumaco(5/31ベアーズ・レコ発)@kikumaco
反原発に有利だのだの原発推進に有利だの不利だのという理由で放射能デマ批判を控えたりする人間はニセ科学批判者としても信用できないのですよね
https://twitter.com/kikumaco/status/1129616738058825728

とのことである。


■ 早野龍五さんの論文批判を控えたりする菊池誠さん

 では、早野龍五さんの論文に対する態度はどのようなものだろうか? 

 岩波の『科学』に批判記事がでた論文の件だ。 放射線量を低く見積もる側により依頼され、データを提供された件を黙っていた利益相反不言及、不適切な個人情報の取扱、データの評価は全て放射線量を減らす側に解釈した件への反応である。*

 菊池さんは阪大理工の先生、科学の学者さんでいらっしゃる。そのようなご商売の方はニセ科学以上に研究倫理に厳しくなけらばならないはずだ。

 そこでツイッターの検索窓で「早野龍五 from:kikumaco since:2019-01-01 until:2019-05-31」で検索してみた。その結果は次のとおりだ。

早野龍五 from:kikumaco since:2019-01-01 until:2019-05-31の検索結果はありません
申し訳ありませんが、検索結果が見つかりませんでした。


 見事な言行不一致としかいいようはない。まず「反原発に有利だのだの原発推進に有利だの不利だのという理由で」(菊池) 早野論文「批判を控えたりする人間はニセ科学批判者としても信用できないのですよね」(菊池)といわれても仕方ないだろう。


■ 科学的に胡散臭い論文を書いても擁護する松浦晋也さん

 なお、同様にいつも小学校の道徳授業のようにそれっぽいことをおっしゃっている方でも検索してみた。

 もちろん松浦晋也さんである。

<早野龍五 from:ShinyaMatsuura since:2019-01-01 until:2019-05-31の検索結果はありません
申し訳ありませんが、検索結果が見つかりませんでした。


 もちろん松浦さんは早野さんを擁護する立場である。早野さん批判した惣田監督に言葉尻の反駁をなし早野さんを間接援護したこともある。
想田和弘@KazuhiroSoda
僕は放射線に関しては専門家じゃないし、早野龍五氏らが出してくるデータや計算については批判・検討する能力などない。しかし東電や政府を絶対に批判しようとせず、安全とは言い切れぬはずのことまで安全と断言する早野氏の言動には、高度な政治性と胡散臭いものを感じてきた。
https://twitter.com/KazuhiroSoda/status/1080143312412135424


松浦晋也@ShinyaMatsuura
「(自分に)批判・検討する能力などない。」と言いつつ、「安全とは言い切れぬはず」と検討し、「言い切れぬはずのことまで安全と断言する」と批判していた。自己矛盾。
https://twitter.com/ShinyaMatsuura/status/1081348780396429312


 党派性の前には科学的に胡散臭い論文を書いても一切批判しないのだろう。松浦さんが批判するニセ科学と同じなのに扱いが違うもんだよね。



* 筆者は『科学』2019年3月号で読んだが、そちらの方がわかりやすかった。
  黒川真一「被曝防護には空間線量そのものを使うことが妥当である -信頼性なく被曝線量を過小評価する宮崎早野第一論文」『科学』1039(東京、岩波書店、2019年)pp.270-286
2019.05
11
CM:7
TB:0
23:58
Category : 未分類
 もともと空は誰のものでもない。飛行機が登場して以降、誰の土地の上であっても自由に飛行でき、利用できる。それが本則である。これはさかのぼれば凧や気球の時代からそのようにされてきていた。

 その点でドローン規制法の改正案は従来の慣習を超えている。これまで確保されてきた自衛隊や米軍基地における上空利用の権利を奪う形である。


■ もへもへさんの的外れ反論

 だが、ネトウヨ層はそれに気づかずさらにピント外れの反論をしている。

 例えば、もへもへさんの反論がそれだ。

もへもへ@gerogeroR
軍事基地の上空をドローンがとぶことを規制するなってやったらテロにも使われるしスパイにも使われる。
後、軍用機がとぶところに「ドローンをとばす」ってのがどんだけ危ないか理解してないんですか?
簡単にいえば「空港の滑走路上空にドローンをとばすのに賛成ですか?って話。馬鹿すぎる。
蓮舫・立憲民主党(りっけん)@renho_sha
対案をまとめました。
小型無人機ドローンによる自衛隊や在日米軍基地上空の飛行禁止を盛り込んだドローン規制法改正案に対し、国民の知る権利、報道の自由を鑑み、報道目的の場合は原則、防衛関係施設上空の飛行を認める内容です。…
https://twitter.com/renho_sha/status/1126739568806350848

https://twitter.com/gerogeroR/status/1127084065801129985



■ 従来の上空利用の権利を踏まえていない反論

 まず、従来の上空利用の権利を理解できていない。誰でも凧や飛行機は他人の所有地の上を飛ばして差し支えない。そこから撮影しても差し支えはない。

 そして、その慣習的権利の存在や行使の実績も踏まずドローンについてのみ規制は当然という。「軍事基地の上空をドローンがとぶことを規制するなってやったらテロにも使われるしスパイにも使われる。」(もへもへ)とはそういうことだ。


■ 「基地=飛行場」といった誤り

 さらに基地と飛行場を混同している。「軍用機がとぶところに「ドローンをとばす」ってのがどんだけ危ないか理解してないんですか?」(もへもへ)とある。これは、もへもへさん「自衛隊基地や在日米軍基地はすべて飛行場である」といった誤った理解を示している。

 当然だが、自衛隊基地も在日米軍基地は飛行場ではない。飛行場ではない基地も多数存在している。その点で、もへもへさんの反論は的はずれである。

 その上、飛行場周辺での飛行の問題は従来法ですでに解決済である。平成27年航空法改正により飛行機の運行と人家密集地帯の上空に関しては既に法的に規制されている。

 つまりこの点でも反論は的はずれである。「軍用機がとぶところに「ドローンをとばす」ってのがどんだけ危ないか理解してないんですか?」(もへもへ)は「軍用機が発着する場所に関してはドローン他の飛行物体は規制されている」ことを知らない発言だからだ。


■ 基地上空飛行を禁止なんて旧共産圏の話だよね

 なお、もへもへさんの的外れの反論はその後も続く。

 例えば、次の的外れである。
もへもへ@gerogeroR
そもそも軍事基地上空に報道機関なら自由に飛行できる国なんて存在するんかいな。知らんけど。普通絶対させないぞ。
あと「報道機関のみ」って「報道機関をどこが選別」するの?国?それこそ平等に反しない?個人がジャーナリストなのったらどうするの?
https://twitter.com/gerogeroR/status/1127084826920570881


 西側では冷戦時代でも軍事基地に上空飛行禁止をかけていない。当時の海外報道でも普通に上空から撮影されていた。それをご存じないのだろうか

 その点で、もへもへさんの発想は当時の共産圏あるいは軍事独裁国家の反応でしかない。「 軍事基地上空に報道機関なら自由に飛行できる国なんて存在するんかいな。知らんけど。普通絶対させないぞ。」(もへもへ)といいだすのはそういうことだ。


■ 法的に齟齬もないのに「整合性がとれない」(もへもへ)だって

 また、次の発言も現行の法的体制を承知しない的外れを示すものだ。
もへもへ@gerogeroR
これを認めるなら関空や成田や那覇空港の上空にドローンをとばすのも容認しないと整合性とれないぞ。
https://twitter.com/gerogeroR/status/1127085087600701442


 もへもへさんは従来の2つの法律をご存じない。既述のように航空法改正により飛行場の上空は既に規制されていることを知らない。そしてドローン規制法の対象に基地は含まれていないこともしらない。

 なによりもそこに整合性の齟齬が生じない。それを承知していない。やはり相当に粗雑な発言である。


■ 蓮舫さんの方が頭がいいよね(オマケ)

 まあ、少なくとも言えるのは「蓮舫さんの方が頭いいよね」ということだ。

 その発言は妥当だ。「従来、上空の利用は自由である」「飛行機でOKなことがなんでドローンは駄目なのか」といった従来慣習やドローン利用の妥当性、さらにはこれまでの法的規制、すべてを踏まえているのは蓮舫さんの方だからだ。

 対して蓮舫さんを小馬鹿にしている、もへもへさんほかはそのあたりを全くご存じない。

 もちろん、もへもへさんの頭がいいか悪いかは知らない。

 だが、間違いなく蓮舫さんのほうが頭がよい。それは確かである。このカシオミニをかけてもいい。
2019.05
05
CM:5
TB:0
13:00
Category : 未分類
「中国新型駆逐艦脅威にあらず」がアップされてました。

・ ジャパンインデプス(https://japan-indepth.jp/?p=45641
・ ヤホオヂャパン(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190504-00010001-jindepth-int

です。良ければ御覧ください。借題は「日米にとってむしろ好都合な中国新型駆逐艦『南昌艦』」出だしましたが確かに長いので、、まずは「中国新型駆逐艦脅威にあらず」くらいでしょうねえ。

 で、1箇所「ソノブイ」が「ソナブイ」となっていました。勝手に直されたのかなと思ったら、自分の元原稿でもそうなってました。なんでそう打ったのか自分でもわかりません。推敲で「使い捨てソナー」とか書いた記憶もあるので、そのあたりでなんかうち間違えたのかとも思います
2019.05
03
CM:6
TB:0
22:44
Category : 未分類
 場違い感というものがある。本来出てくるべきものが出てこない。代わりにパチモノ臭あふれるマテリアルが出てくる状態である。『ドラえもん』について論じる記事の図版に、うまい棒のアレがでてくる状況である。

 Calciさんの政治経済主張も同じだ。物価を提示する上でIMFや世界銀行統計ではなく「マーサー世界生活費調査」とやらが出てくるためだ。

 次の発言にぶら下がる形で提示された統計がそれだ。
Calci@Calcijp
日本の国力が低下したから日本の物価が安くなったとか大嘘だよね。実際には東京が世界第3位の物価が高い都市。日本の悪口を言いたい奴はどんな嘘でもつく。
https://twitter.com/Calcijp/status/1124144144773816321

コミケ医者は何の統計であるかを見ない

 そもそも日本の地位・国力低下を指摘することを「日本の悪口」(Calci)と扱うあたりでグンニョリと来る。

 日本経済の地位は低下は事実である。1990年は世界GDP合算で日本GDPは13.7%を占めていた。それが今では6.2%でしかない。一人あたりGDPも相対的に低下している。世界経済が成長する状況で日本経済は成長できていない。つまり相対的地位は低落している。

 それを認めないのはご自由だろう。ブラジルの勝ち組のように日本経済は連戦連勝であると勝手に信じればいいだろう。

 だが、事実の指摘を虚偽と言い出すあたりで不快感がある。「日本の悪口を言いたい奴はどんな嘘でもつく。」(Calci)と嘘つき扱いする。まずもってネトウヨの所業である。


■ パチモノ臭い「マーサー世界生活費調査」でご満悦

 そして出てくる統計がパチモノ臭い。「マーサー世界生活費調査」とやらを出している。IMFでも世界銀行でも日本の公的機関でもない調査を出して「実際には東京が世界第3位の物価が高い都市。」エッヘンと自慢げである。

 そのハズレぶりには反論したくなるものだ。アレ主張のアレにアテられる不快感がある。その不快感から快復するためにはコントルリポストの一つもしたくなるものである。

 果たして日本の物価は今なお高いのか?

 そうではない。OECDの消費者物価(物価指数)をみると「実際には東京が世界第3位の物価が高い都市。」(Calci)こそが疑わしい数字である。そしてCalciさんが反駁していた「日本の国力が低下したから日本の物価が安くなった」(Calci)が正しいことが窺えるものだ。
物価指数
G7とオーストラリアと中国の消費指数を提示した。ちなみにスイス、ノルウェー、アイスランドは豪よりも高いし、デンマーク、スウェーデン、フィンランドは日本よりも高い
https://data.oecd.org/price/price-level-indices.htm#indicator-chart

 ちなみに「マーサー世界生活費調査」はこの際に提示する数字としては不適である。駐在員の生活を維持する上での物価水準だからだ。これは「世界でも東京の物価は高いというのは本当か?」https://ent.smt.docomo.ne.jp/article/1256130で指摘されている。

 もちろん、それは常識ではない。

 だが、少し考えればその疑いに至る。だいたい当今の東京の物価がニューヨークやチューリヒよりも高いといった調査はオカシイと築くのが当然だからだ。物価を時給で割った数字といったものではないかといった疑問が湧く。あとはググれば駐在員限定の物価指数だよといった検索結果は出てくるものだ。


■ トンチンカンであることへの嫌悪感がね

 ホリエモンは別段に嫌いではない。ナニサマのつもりかとは思うし、商売人としても碌なものでもないとは思う。だが、別段に嫌悪感はない。たぶん、性格が悪いだけであって頭が悪いわけではないからだ。

 だがCalciさんには嫌悪感しかない。医者としてどうかしらない。だが発言を見ているとロジックや根拠の外れっぷりにアテられる。これは世間一般についての発言だけではない。オタク趣味の受容でも表層的にすぎる。そのハズレぶりは嫌悪感を伴う。積極的にその誤りを指摘したくなるものだ。

 おそらくは岸信介と安倍晋三の差に近い。爺様には嫌悪感はないが孫には嫌悪感しかないことに近い。少なくとも岸信介は馬鹿ではなかった。また妖怪だったが女房を政治に容喙させなかった。
2019.05
02
CM:6
TB:0
17:11
Category : 未分類
 無線は飛んだり飛ばなかったりする。電波状況次第でいくらでも変わる。これは聞くだけでもわかるし、使えばさらにわかる。

 それをヘッドセットをつけて飛行機乗った写真を使う御仁が「絶対に聞こえない」という。極めて興味深い事態である。

無線は飛ぶのに
和泉守兼定@netsensor1
有料記事のため最後まで読めなかったが、完全に嘘の話がてんこ盛り。大体無線の通信が入ったままで「海軍のバカヤロー」が聞こえたって、当時の最新の無線3式空1号無線(通達距離最大約185Km)では作戦海域の声は絶対に聞こえない。モールス信号の信号音だけが頼り。毎度毎度毎日新聞いい加減にしろ。
https://twitter.com/netsensor1/status/1123177254626836480



■ ボクの大好きな特攻隊員が恨み節を言うわけがない(和泉守)

 「特攻隊員が海軍を怨嗟した通信をした」への反論である。

 和泉守さんからすれば「特攻隊員は日本軍隊を怨嗟した」は気に食わない発言なのだろう。

 だから「特攻隊員はそんなことを言っていない」と強弁している。それが「無線の通信距離は100マイルだから通信できない」だ。

 だが、無線のスペック上の到達距離が足りなかったところで「特攻隊員は怨嗟していた」は否定されない。「日本軍隊、日本の体制に恨みを持っていなかった」は成り立たないからだ。

 なによりもその発言は和泉守さんの真の主張を補強しない。「特攻隊員は純真純朴」の主張はその反論で成り立つわけではないからだ。


■ 実際の無線到達距離をご存知ない和泉守さん

 さらにいえば「当時の最新の無線3式空1号無線(通達距離最大約185Km)では作戦海域の声は絶対に聞こえない。」(和泉守)も不思議な主張だ。

 これはホントに無線機を、それもAM系変調ほかを聞いた、使った立場からすればそんな事は言わない内容だからだ。

 だいたい3式空1号とやらは長距離を飛びかねない無線機だ。終末段で15w、周波数帯4Mhzである。まずは相当に飛ぶ。しかも「旧軍無線機は使い物にならない」はどっちかといえば受信側の話であり、しかも飛行機側の問題である。電波状況が良好でしかも陸上ワッチなら下手すれば1000kmは飛ぶ。

 それを「絶対に聞こえない。」(和泉守)とおっしゃっている。それはやはり不思議である。ヘッドセットつけて飛行機乗っているような写真を使う御仁であれば無線や電波がどのようなものかは承知しているはずだからだ。


■ 不都合な発言をすると「あのジジィはタダの下士官」の神立さん(クヒオ将校)

 ちなみに大本の発言は保阪正康さんによる。それを毎日新聞が記事化したものだ。

 そして、その発言にはゼロ戦警察(自営)の神立さんも文句を言っていた。

神立尚紀@koudachinaoki
同じ相手からインタビューしていながら、ご自分の都合のいいよう纏めてしまう。この人、いったい何を取材してきたんだろう。この人は信用できんと、何人かの然るべき元隊員も言っていた。
特攻70年:「特攻は日本の恥部、美化は怖い」保阪正康さんインタビュー - 毎日新聞
https://twitter.com/koudachinaoki/status/1123284441273495552
 

 その反論の様式が従来どおりである点は興味深い。

 神立さんは旧軍軍人の発言について「ご自分の都合のいい」発言だけを評価し、それに反する主張は「この人は信用できん」と切り捨ててきた。日本軍隊を賛美し体制擁護の発言だけを評価し、そうでない人は否定してきた。

 例えば「戦争はろくなもんじゃないといったパイロット」を「あのジジィは昔と言ってることが違う」(https://twitter.com/koudachinaoki/status/1096802826167021568)と切り捨てている。また「あいつは機関科だから作戦に参加していない」(https://twitter.com/koudachinaoki/status/1000057279352258561)や「下士官・兵風情に戦略を聞くな」(https://twitter.com/koudachinaoki/status/1023373920416587776)と曰わっている。自分は戦争どころか軍隊にも入ったこともないのにたいした将校(クヒオ)きどりなものだ。


■ 神立式世界観はブラック企業の「200時間残業は自発的意思、強要してない」と同じだよね

 今回はそれを「特攻隊員は純真純朴」にも適用している。「特攻隊員は自発的、高潔」は旧日本軍隊の賛美や体制擁護、反「反戦」スタンスと同じ価値をもつのだろう。

 まずは気持ち悪いものだけれどもね。「特攻隊員はなんの組織・社会的圧力もない状況で自発的意思で特攻を志願した」 いい歳こいてそんな神話を信じている。その価値観がねえ。「会社は圧力をかけていない。責任感から自発的に残業して誰も恨まずに過労死した」世界観だよねと。



 まあ、神立さんはゼロ戦パイロットお下がりの中古スポーツカーで自損事故おこしてくれないかなあとは希うものだよ。そしたらオレお赤飯焚いて「神様ありがとう」って近所の神社に500円玉の賽銭を投げてくるね。