Category : 未分類
香港の犯罪者引き渡し条例とデモの件について。 「条例案は審議時間切れ」で手打ちにすべきではないか?
それが三者にとってほぼ唯一の選択肢だからだ
香港人は条例を作らせたくない。他に選択肢はない。
北京は引っ込められない。引っ込めると「香港支配が揺らぐ」「デモに負けた」と見られてしまう。面子から選択肢はない。
香港政庁と議会、なかでも肝心の香港議会は可決も否決もしたくない。否決できない。北京の面子に泥を塗る自体となる。また可決もしたくはない。香港人の感情が爆発して暴動・鎮圧が置きかねない。
■ 時間切れが一番良い
つまり可決否決どちらもし難い状態である。
それなら、可決否決でもない選択肢を取るしか無い。それが「時間切れ」だ。それによる自然消滅あるいは次回議会への繰越である。
現段階で三者はそれぞれ建前を言っている。だが、本音はみんなとりあえず「時間切れ」で先送りだと思っているはずだ。
■ ヤルゼルスキとワレサが必要
ただ、それが言えない。
さらに決められない。行政長官の林さんは自分の政治的自由度を作ろうとしていない。今回はチャンスだがそれをしようとしていない。以前からそうなのでやる気がないのだろう。なにより市民運動側にまだリーダーがいない。
必要なのは統一労働者党のヤルゼルスキと連帯のワレサだ。連帯や教会を口実にソ連と渡りあうヤルゼルスキと体制とゲームができるワレサがいれば問題はスムースに進む。
だが香港にはそれがいない。だからどうなるかは全くわからない。
背景としては香港の地盤沈下もあるのだろう。昔は新中国へのゲートウェイであったため存在感も経済力もあった。だが、いまでは港澳は華南経済圏に埋没する印象すらある。北京に遠慮させる、あるいは跳ね返す力は相当に弱まっているはずだ。
それが三者にとってほぼ唯一の選択肢だからだ
香港人は条例を作らせたくない。他に選択肢はない。
北京は引っ込められない。引っ込めると「香港支配が揺らぐ」「デモに負けた」と見られてしまう。面子から選択肢はない。
香港政庁と議会、なかでも肝心の香港議会は可決も否決もしたくない。否決できない。北京の面子に泥を塗る自体となる。また可決もしたくはない。香港人の感情が爆発して暴動・鎮圧が置きかねない。
■ 時間切れが一番良い
つまり可決否決どちらもし難い状態である。
それなら、可決否決でもない選択肢を取るしか無い。それが「時間切れ」だ。それによる自然消滅あるいは次回議会への繰越である。
現段階で三者はそれぞれ建前を言っている。だが、本音はみんなとりあえず「時間切れ」で先送りだと思っているはずだ。
■ ヤルゼルスキとワレサが必要
ただ、それが言えない。
さらに決められない。行政長官の林さんは自分の政治的自由度を作ろうとしていない。今回はチャンスだがそれをしようとしていない。以前からそうなのでやる気がないのだろう。なにより市民運動側にまだリーダーがいない。
必要なのは統一労働者党のヤルゼルスキと連帯のワレサだ。連帯や教会を口実にソ連と渡りあうヤルゼルスキと体制とゲームができるワレサがいれば問題はスムースに進む。
だが香港にはそれがいない。だからどうなるかは全くわからない。
背景としては香港の地盤沈下もあるのだろう。昔は新中国へのゲートウェイであったため存在感も経済力もあった。だが、いまでは港澳は華南経済圏に埋没する印象すらある。北京に遠慮させる、あるいは跳ね返す力は相当に弱まっているはずだ。
スポンサーサイト